角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

歴史のおべんきょ。

2009年02月23日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
金色の縁取りがきらびやかな和柄プリントをベースに、合わせは金色の菊花プリントです。「金色草履」の材料として仕入れたひとつが、こちらのベース生地でした。圧倒するような風格の草履には、久しぶりにタイトルをつけましょ。太閤秀吉の側室、「淀殿」なんてどうですかね。平生地はこちらになります。




角館は言わずと知れた歴史と文化の町です。観光で訪れる方々の中にも、特に角館の歴史に興味をお持ちの方がいますね。私も知る限りお答えするのですが、深く掘り下げられるともう無理です。たいした知識でないのが自分でも良く分ります。

だいぶ前のことですが、「角館歴史案内人」の研修を二日間ほど受けたことがありました。受講後に実際の活動を勧められたのですが、そのときはそこまでの目標は持っていなく丁重にお断りしたんです。
結局二日間の研修でなにほど詳しくなるものではなく、「勉強」とまでは言えない「おべんきょ」で終わりました。

好きだったNHK大河ドラマも、04年の「新撰組!」を最後に縁遠くなっていました。観たくないのではなく、娘たちとのチャンネル争いに負けたからなんです。
それが昨年の大晦日、『来年の大河、面白れそうでねぇが?歴史の勉強にもなるどっ』と娘たちに言うと、『う~ん、妻夫木クンが出るがら観てみるがっ!』。動機はどうであれ、わが家のテレビに大河ドラマが戻ってくることになりました。

それがしばらくは家族全員で観ていたのですが、二月に入って郷土芸能の手踊り稽古が日曜の19時~20時30分に変更となってしまったんです。稽古が終わって帰宅する頃は、残り5分とありません。
結局娘たちも、「おべんきょ」で終わることになりそうです。

コメント
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