角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

東京旅日記。

2009年02月07日 | 製作日記


今日の草履は、彩シリーズ22cm土踏まず付き〔四阡円〕
淡い紫基調の花柄プリントをベースに、エンジを合わせた配色Ⅱパターンです。先日、紫は好き嫌いが分かれるというお話を書きましたが、こうした淡い色調ですと優しさが感じられると思います。少し小さめの22cm、小柄で優しいお母さんにいかがでしょう。

少し久しぶりの投稿となりました。二月に入ってはじめてですかっ、ちょっとサボり過ぎましたねぇ。
実演やブログをお休みしていると言っても、遊んでいるわけではありません。今月3日と4日、およそ七年ぶりの東京へ行ってきました。

まずひとつの目的は、1月13日のブログに綴っている通り、加盟する角館あきんど塾の事業で「東京インターナショナルギフトショー」を訪ねてきました。七年ぶりのギフトショーは、相変わらずの盛況です。一コマ数十万円の費用を負担し出展する企業は2000社以上、コマ数で4000以上と云います。
世の中不況の嵐が吹きまくっていますが、そういう時代だからこそ出展商社は新規顧客を求め、また全国の業者も新製品を求めて集まるんでしょうね。

過去のギフトショーと若干変わったと思ったのは、即売する商社さんが結構いましたね。かつては「有償サンプル」に限られていたと思うのですが、特に装身具の「石」を扱う商社さんの店頭は、さながら「バーゲンセール」の様相です。サンプルとして買っているのか、はたまたどなたかへのお土産なのか。いずれかつてはなかった光景と思います。

二日目4日は、念願の日暮里繊維街へと繰り出しました。いつも日暮里で生地探しをしてくれている東京の仕入れ部長にご案内役をお願いし、二時間以上ビッシリと生地探しに明け暮れました。いやぁ、噂以上ですね、日暮里繊維街。最後はキリがないのでやめたっていう感じですかね。
最新の布地は、あさって月曜日からの実演が使い初めです。早速月曜日の「今日の草履」からご紹介しますので、ぜひお楽しみにっ!

実は久しぶりの東京で一番強く感じたのは、わが身の体力不足です。ギフトショーは、会場のビッグサイト全館を使っています。これを歩き通すだけでも普段にはない運動量のうえに、翌日は日暮里仕入れのあと浅草へ行ってみました。過去に東京は幾度となく行っているのですが、当然ながらいつも仕事です。浅草寺界隈をゆっくり見て回ることがなかったんですね。
二日目は自由行動、ひとり旅の良さはこんなところにもあるわけです。

東京旅日記の締めくくりは、『疲れだぁ』ですかね。

コメント (4)
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