トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「ギュル大統領とは小さな問題はあったが仲よくやれた」と首相

2014年08月05日 | 国内
8月6日 エルドアン首相は8月4日、民放「カナル24」に、任期を終えるアブドゥラ・ギュル大統領について、「私たちは争わなかった。“小さな問題を除けば”、仲よく働くことができた」と語りました。

 Hurriyet
 
8月4日、ギュル大統領がエルドアン首相を訪ねました。


「アブドゥラ(ギュル)氏とは、前のような(前大統領アフメット・ネジュデット・セゼル氏の時のような)問題はなかった。なにか決める必要があるときは、私たちは討論して決めた」とエルドアン首相は言いました。

首相はまた「今月の選挙で私が大統領に選ばれたら、公正発展党(AKP)のリーダーと首相は同一人物になるだろう」とも言いました。「大統領に選ばれた後も、私たちはクルド問題の平和プロセスのために、決意を持って働きつづけるでしょう」
8月10日の投票日まで、首相はあと7都市を遊説に訪れる予定です。


200万年昔のマンモスの化石

 北部サムスン県ラディク地区の古い炭鉱で偶然見つかった化石は、200万年昔のマンモスのものだとわかりました。サムスン文化観光局のユクセル・ウナル局長は、化石は炭鉱から出たと言いました。

 Hurriyet

この炭鉱は以前、ある会社が経営していましたが、10年前から操業していません。化石を見つけた炭鉱会社は鉱物調査研究所の自然史博物館に連絡したそうです。
「科学者たちはひと目見て、化石は地中海地方のマンモスのものだとわかりました。彼らは右顎骨の奥歯にマンモスの特徴を見つけたのです。研究所が詳細に検査したいということで、1年間、検査に預けてありました」とウナル局長。

自然史博物館の古生物学部のエルブ・アルバイラク部長が調査し、化石はマンモスのもので、1本のマンモスの歯と複数の馬の歯が判明しました。「ラディクの気候と植物相が200万年昔のマンモスと馬の化石を保存したのでしょう。化石はサムスンの博物館に展示されます」とアルバイラク部長は言いました。


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トルコが初の衛星センターをオープンする

2014年08月05日 | 国内
8月5日 トルコ初の衛星センターが、今月、アンカラのアクンジュ空軍基地内にオープンし、衛星の製造とテストができるようになります。衛星の製造・テストができる世界12か国の仲間入りをするのです。トルコはいま、コミュニケーション、情報、観測衛星で大躍進を遂げようとしています。

 Sabah

今月オープンする「衛星会議・調整テスト・センター」(UMET)で、トルコの新しい衛星TURKSAT5Aが製造テストされます。
トルコ初の衛星センターは大式典とともにオープンし、ここでTURKSAT5A,5B,5C衛星が、国内資源のみを使用して製造されます。

センターの運営権は「国営トルコ宇宙産業」(TAI)に与えられ、地上観測とコミュニケーション衛星のテストが終わった後、衛星が打ち上げられます。UMETの資金は防衛産業書記局が調達しました。
TURKSAT5A,5B,5CはUMETとTAIが製造し、2015年に打ち上げられる計画です。


「洪水は気象変化のせいだ」とトプバシュ市長

週末の集中豪雨の後、イスタンブル市の中心は洪水状態になりましたが、カディル・トプバシュ市長は市のインフラにはなんの問題もない、洪水は気象変化のせいだと弁明しました。
「ロンドンの地下が水浸しになり、世界の多くの都市が大洪水になっているのですから、これは世界がある“サイン”を示されているということでしょう。“サイン”は地球温暖化と関係あるでしょうね」

 Hurriyet
 
政府はイスタンブル大運河計画を推進していますが、「イスティクラル通りが運河になったんだから、もうイスタンブルに運河をつくる必要なくなったね」なんてジョークを言う人も。


8月2日、イスタンブルの中心のあちこちに小さな人口湖ができ、市の娯楽センター、イスティクラル通りは完全に洪水状態になりました。しかし、トプバシュ市長は、このエリアのインフラに問題があるという苦情を否定し、大通りの下の水路は、必要なことはすべて完全に修復されていると主張しました。

「ベイオールで子供時代を過ごした私ですが、こんなことは見たこともありません」と市長は言いました。「15分間に2.5センチの雨が降ったのです。バケツで水をぶちまけたようなものです」
2009年に豪雨がイスタンブルを襲い、9人が死亡したときも、トプバシュ市長は気象の変化のせいだと言いました。そのとき、市長は“環境に対する神の啓示”だと言い、世界を汚染しているアメリカとヨーロッパを非難しました。

しかし、いま、市北部の森林伐採は、環境保護団体の批判の声も無視して、第3ボスフォラス橋と空港などの大建設プロジェクトの空き地をつくるためにつづいています。


トプバシュ市長は公共交通システムを改善すると約束した
トプバシュ市長はまた、7月27日のバス火災など公共バスの最近の事件に触れ、公共交通システムを改善すると誓いました。「われわれはいま、なにが足りないか討議中です」

8月1日、カバタシュのフェリー・ドックにバスが突っ込み、18人が負傷し、重傷者もいるとか。また、アジア側の事故でも、11人が負傷しています。

・・・トプバシュ市長の「異常気象はアポカリプス(神の啓示)だ」に、私も同感です。


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