トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「アメリカはビザ危機を始め、終わらせた」エルドアン大統領

2017年12月30日 | 国際
12月31日 エルドアン大統領は、12月30日、トルコはアメリカとのビザ危機を望んでいないと、北部カスタモヌー県でのスピーチで言いました。

 Hurriyet

「アメリカはビザ危機を自分から始め,自分から止めた。結構だ」とエルドアン大統領は言いました。「わが国はアメリカとのビザ危機を望んでいない。いま、危機は終わった。いずれにしろ、終わるべきだ」

ユルドゥルム首相も、12月30日、「アメリカとの関係は正常化へ一歩進んだ」と、両国のビザ・サービス制限中止後に言いました。「ビザ発給問題は結局、解決した」と、ユルドゥルム首相は、北西部エディルネ県の公正発展党(AKP)の第6回通常会議で言いました。


「緊急事態令について私は意見を言いつづける」ギュル前大統領

12月30日、ギュル前大統領は問題の緊急事態令についての論議に関し、公正発展党(AKP)内の批判に応えて、「私は自分の意見を表明しつづける」と言いました。

Hurriyet

「わが党の原則に基づいて、思想と表現の自由を信じる者として、私は、必要と思われる状況においては、自分の意見を表明しつづける」と、ギュル前大統領はAKPの批判に対してツイッターに書きました。前大統領はまた、696条の法令に関する、最近の自身とAKPの論争以来、自分はターゲットにされていると言いました。

「私の最近の法令に関するコメント以来、ある国会議員たちによる、私に対する非倫理的で、無礼な攻撃に、私は注目を集めたいと思う」とギュル前大統領はツイッターに書いています。エルドアン大統領は、AKPの共同創設者であるギュル前大統領のコメントについて、12月30日のカスタモヌーのスピーチで、辛辣な反応をほのめかしました。

ギュル前大統領は、12月29日、問題の緊急事態令に関する彼の意見に反対する、公正発展党内からの批判に応えて、重要な事案にコメントするのは自分の義務だと言いました。「私は政府と社会に全生命を捧げててきた大統領です。重要な事案について、私のビジョンと考えを語るのは、当然のことながら、私の義務です」と、ギュル前大統領は金曜礼拝後、記者団に語りました。


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トルコ製潜水艦がトルコ海軍に配備された

2017年12月30日 | 国内
12月30日 イスタンブルの造船所で造られた救助潜水艦TCG AKIN(A-584)が、12月29日、イスタンブルで進水式とともに、トルコ海軍に引き渡されました。防衛産業次官がツイッターで発表し「わが海軍はさらに強力になっていく」と書きました。

 Hurriyet

イスタンブル造船所での進水式には、トルコ海軍司令官アドナン・オズバル中将、イスタンブル造船所委員会エルタン・シェネル議長、アフメト・セルチュク・セルト運輸相副長官、トルコ海運連盟エルカン・デレリ会長、トルコ船舶委員会会議所メティン・カルカヴァン会頭、トルコ造船者協会委員会ムラト・クラン議長ほか、海運関係の多くの著名人が列席しました。

この新しい船舶は、75年間働いたTCG AKINと交替し、国連海軍の救助潜水艦として働きます。


「わが国には市民の声明と財産の安全もない」CHP議長

この国の市民には生命と財産の安全もないと、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長が、12月30日、南部アダナ県でのスピーチで言いました。

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クルチュダルオール議長は公正発展党(AKP),とくに2019年の未遂クーデター後に出された緊急事態令を批判して、トルコにはもはや民主主義はないと言いました。

「議員が収監されている国は民主主義はない。ジャーナリストが収監されている国には民主主義はない。市民のリーダーが収監されている国には民主主義はない」と、クルチュダルオール議長は同党のアダナ県会議でスピーチしました。

「政治的権威が犯罪に関して命令を下す国には、市民の安全はない。裁判官でなく、政治家が法的決定を下す国には、声明と財産の安全はない」と、CHP議長はつづけました。


プーチン大統領からエルドアン大統領へ2018年の挨拶

ロシアとトルコは、シリア紛争に決着をつけるための状況をつくったと、ロシアのプーチン大統領が、12月30日、言いました。

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クレムリンの声明によると、「両国は緊密に協力することによって、テロリストの脅威が中東にさらに拡大するのを防ぐことができた」と、プーチン大統領は、トルコのエルドアン大統領への新年のメッセージで言いました。

「この1年、ロシアとトルコは両国の関係を軌道にもどすことに成功したのみならず、多くの分野で両国の協力を強化することで実質的な進歩を達成した。プーチン大統領はまた、両国の、中東の、また国際的な議題すべてに関して、建設的な対話の継続と、先を見越した契約に関心を持っていることを確認した」と、声明は付言しています。


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新年の祝賀を前に、警察がIS容疑者120人拘束

2017年12月29日 | 国内
12月28日 警察は28日、トルコ12県で作戦を行い、イスラム国(ISIL)関与容疑で、シリア人とイラク人を含む120人を拘束したと、アナドル通信が報じました。

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対テロ警察は、イスタンブル県、西部サカリヤ県、マニサ県、ブルサ県、南部アダナ県、南東部ガジアンテップ県、キリス県、マルディン県、ディヤルバクル県、東部エラズ-県、ヴァン県、ビンギョル県で、同時手入れを行いました。治安部隊は手入れ中、武器、金、組織の書類を押収しました。

イスタンブルでは、バシャクシェヒル地区、ウムラニエ地区、ギュンギョレン地区で、6人の外国人の住居が手入れを受けました。その他、手入れを行われた各地で、容疑者が拘束され、武器弾薬や金、書類が押収されました。

近年、多くの外国人戦闘員がISに参加するために、トルコを通ってシリアやイラクに入りました。1年前、39人がなくなった、イスタンブルのナイトクラブのテロも、ISが犯行声明を出しています。


2017年、トルコは44年ぶりの干ばつを体験

2017年、トルコは降雨量の減少によって、44年ぶりの干ばつを体験したと、12月28日、水事・森林省のヴェイセル・エルオール博士が、同省の年間報告で語りました。

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「トルコは降雨量の少ない地域にあります。トルコは水に恵まれていません。降雨量は実質的に減少しています。2017年は44年ぶりの干ばつでした」とエルオール博士は言い、2017年、当局が水を提供できたのは、ダムのおかげだと付言しました。

「水が最も必要な夏の2,3か月、雨が降りません。そのため、冬と春に水をためておく必要があるのです。夏、人々は多くの水を使います。だから、われわれはダムを造り、水をためる必要があるのです」

水事・森林省は、この15年間で1580億リラ{420億ドル}を投資し、513の水力発電所など、7200件の新しい施設を建設しました。同省は2017年だけで、ダム111、人工池38、灌漑施設184、飲料水施設28、洪水防止施設147、造林エリア14、気象学施設2を建設したと、博士は言いました。

イスタンブル県の水の供給には、水事・森林省が関与しています。メレン・ダムのおかげで、イスタンブルの水の需要は2071年までまかなえると、エルオール博士は言いました。「これから2年間、干ばつがつづいても、イスタンブルで水不足は起こりません」


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今年、トルコ軍は2000人のPKK戦闘員を殺傷・捕獲した

2017年12月28日 | 国内
12月27日 内務省の発表によると、トルコの治安部隊は、今年、2195人のクルド労働者党(PKK)の戦闘員を“無効にした”ということです。トルコ当局は、問題の戦闘員を死亡・負傷させたり、捕虜にすることを表わすのに“無効にする”ということばを使っています。

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トルコ陸・空軍と憲兵隊を含む治安部隊は、今年1月1日から12月25日までに、5万682回の作戦を行いました。アナドル通信のデータによると、1190人の戦闘員が死亡、521人が捕獲され、464人が治安部隊に投降しました。

これら“無効にされた”戦闘員の中の62人は、内務省の“指名手配テロリスト”のリストに入っていました。リストに入っていなかった他の62人は、トルコ政府がテロ関連集団と見なしている組織に属していました。

トルコの治安部隊は、1万9759人のPKK容疑者、4522人のイスラム国(ISIL)容疑者、6万2402人のフェトフラー・テロリスト組織(FETO)容疑者、1307人の極左組織メンバーを逮捕しました。逮捕された人々の中の2万5922人は再拘留されています。

12月26日にも、PKK戦闘員1人が、トルコ東部での治安部隊との戦闘で死んだと、トルコ軍が発表しました。また、12月27日の軍の発表によると、トルコ空軍ジェット機が北イラクでPKK戦闘員17人を殺害したそうです。12月26日、イラクのガラとメティナ地方をターゲットにした空爆が行われたと、トルコ参謀本部が発表しています。


「テロリストのアサドとは一緒にやっていけない」エルドアン大統領

シリアのバシャル・アルアサドはテロリストだから、シリアの平和推進を彼といっしょにやっていくことはできないと、エルドアン大統領が12月27日、言いました。

 Hurriyet
チュニジアのエセブシ大統領(右)とエルドアン大統領


「国家的テロを行ってきたアルアサドは、まちがいなくテロリストである」と、エルドアン大統領は、チュニジアの首都チュニスで、チュニジアのベジ・カイド・エセブシ大統領との共同記者会見で言いました。「アルアサドといっしょにやっていくことは不可能だ。百万人の市民を殺したシリア大統領と、未来を共有できるだろうか」

エルドアン大統領はエセブシ大統領との密室会談後の会見で、この発言をしました。「シリアの国民は、こんな人間をリーダーに持ちたいだろうか? アルアサドは国家的テロにかかわった、ほんもののテロリストであると、私は公然と明言する」とエルドアン大統領は付言しました。

アサドを大統領とするシリアには、平和は来ないと、エルドアン大統領は断言しました。大統領はまた、エルサレムをイスラエルの首都と認めるというアメリカの決定についても話しました。「エルサレムはわれわれの首都です。われわれはエルサレムを支持し、イスラム世界もエルサレムを支持しています」と大統領は言いました。

最近の国連総会は圧倒的多数をもって、エルサレムに関する決議を採択し、アメリカにエルサレムをイスラエルの首都と認めたことを撤回するよう要請しました。128か国が国連の決議に賛成票を投じ、9か国が反対票を入れ、35か国が棄権しました。21か国は投票しませんでした。


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「エルサレムの現状を変えるな」とギリシャ正教総主教

2017年12月26日 | 国際
12月26日 イスタンブルのフェネル・ギリシャ正教座総主教バルトロメウ1世が、エルサレムの現状維持を強く支持すると明言しました。

 Hurriyet

バルトロメウ総主教は12月24日、クリスマス・イブを祝うためにイスタンブルのギリシャ人学校を訪れ、「最近、エルサレムの総主教テオフィロス3世がフェネルを訪ねられたが、私は、聖都エルサレムの現状は絶対に維持されるべきだという私の意見を話しました」と言いました。

「エルサレムのすべてのキリスト教徒は、正教徒だけでなく、カトリック教徒も、アルメニア教徒も、同じ意見です」と総主教は言いました。「すでに苦痛を抱えている人々が、なぜまた新たな苦痛に合わなければならないのか」

パレスチナ大統領への手紙 
バルトロメウ総主教は、パレスチナのマフムド・アッバス大統領から、クリスマスと新年を祝う公式メッセージを受け取ったと言いました。「私は返信に、2018年パレスチナの人々の平和を願うと書きました。パレスチナの人々は困難を抱え、不正に直面し、死者まで出しています」と総主教は言いました。


ベシクタシュで予定されていた新年の祝典は治安上の配慮で中止

イスタンブルのベシクタシュで予定されていた新年の祝典が、治安上の配慮で中止になりました。

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ベシクタシュ区は、12月25日、「わが国の事情を考慮し、ベシクタシュのバルバロス広場で予定されていた新年のイベントは、治安上の配慮から不許可にする」と発表しました。「イスタンブルの交通のハブであるベシクタシュで祝典が行われたら、大混雑が生じるだろう」

1年前の元旦早朝、ナイトクラブ「レイナ」で血なまぐさいテロ事件があったことも考慮され、市の中心タクシム広場を含むイスタンブル・ベイオール地区の治安対策は2倍に強化されます。12月20日、ベイオール警察のイスマイル・クルチュ署長は「新年を迎える治安対策は最高レベルになる」と、に言いました。

今年はタクシム広場の新年祝賀集会も不許可、ベイオール地区の人気の溜まり場はすべて警戒が厳しくなります。「人々が平和に新年を迎えられるように、祝典は行われません」とクルチュ署長は言っています。2017年1月1日の早朝、オルタキョイのナイトクラブ「レイナ」で、34歳のウズベク人アブドゥルカディル・マシャリポフが、クラブの客たちに発砲し、警官を含む39人が殺され、79人が負傷しました。

ナイトクラブの死者39人の中の27人は、レバノン、サウジアラビア、イスラエル、イラク、モロッコなどの外国人でした。「レイナのテロリストは最初、タクシム広場でテロを行う予定でしたが、警戒の厳しさを知って場所を変えました。今年の警備対策は2倍に強化します」とクルチュ署長は言っています。


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エルドアン大統領が「クリスマス、おめでとう」

2017年12月24日 | 国内
12月25日 23日、エルドアン大統領が、トルコと全世界のキリスト教徒にクリスマスの祝辞を贈りました。

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エルドアン大統領は「キリスト教徒の市民の皆さんにクリスマスの祝辞を贈ります」というメッセージを発表しました。「トルコの寛容の文化は、信仰と伝統をひろく受け入れ、人々が平和に共棲することを可能にしました。アナトリアの大地はつねに、紛争や迫害や抑圧から逃れてくるすべての人々の安全な港でした」

トルコはつねに多様性を“価値ある資産”とみなしてきたと、エルドアン大統領は語りつづけました。「われわれは思想と信仰と基本的人権への敬意を基盤に、昔からの伝統を守って、異なる宗教や文化の存在を価値ある資産と考えてきました。わが国の平和と安全、統一と団結の基本となっているこの考えかたこそ、わが国の最大の力であり、それが将来にも平和的共存を可能にするでしょう」とエルドアン大統領は言いました。「さまざまな宗派、伝統、教会に属する、わが国のキリスト教徒たちが祝うクリスマスが、わが国の団結の機運を高めることを願います。キリスト教徒市民と全世界のキリスト教徒たちに、メリー・クリスマスと言います」

キリスト教徒にとって、クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う日です。


イズミットのカラブルチュ城が修復される

ローマ時代、ビザンティン時代、オスマン時代の痕跡をとどめる、コジャエリ県イズミット市のカラブルチュ城と城壁の修復が始まります。

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イズミット市の声明によると、文化観光省がこの歴史的建物と城壁の修復のために、500万リラの財政支援を提供するそうです。3つの文明の痕跡をとどめる珍しい建物であるカラブルチュ城は、ユネスコの保護下に置かれるべきだと、声明は言っています。建物の内壁は12世紀、外壁は13世紀前半のもので、この城は、今日イズミット呼ばれる昔のニコメディアのアクロポリスでした。

ネヴザト・ドーアン市長は、「“歴史的地帯”と呼ばれるプロジェクトのおかげで、この地方の歴史的建物の多くが救われました。カラブルチュ城の修復作業はまもなく始まるでしょう」と言いました。「わが市は市内の71の歴史的建物の修復のために、3000万リラ以上を費やしています。ローマ、ビザンティン、オスマン、共和国時代の歴史が、市内によみがえりました。われわれの次の目標は、ネクレポリ、テュミュリュスレル、パシャスーの歴史的建物を復活させることdす」


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エ大統領が米国に、エルサレム問題の誤りを正すよう要請

2017年12月24日 | 国際
12月24日 エルドアン大統領が、23日、エルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカに、その誤りを正すよう呼びかけました。

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「私はアメリカ政府に、国連総会の決定に従って、エルサレムに関する誤りを、ただちに正すよう要請する。誤りに固執して、緊張をより高めることは、だれのトクにもならない」とエルドアン大統領は、シュルナク県で開かれた公正発展党(AKP)の会議で語りました。

「アメリカとイスラエル政府の挑発的なスタンスは、中東の狂信的なテロリスト組織を喜ばせるだけだ」と、エルドアン大統領は言いました。国連総会のまえに、エルドアン大統領は、トランプ大統領の脅しを批判し、金や脅迫で成果を上げるのはむずかしいだろうと言いました。トランプ大統領は、国連総会でアメリカに反対する票を入れた国々には支援を止めると警告しています。

「彼らは何百万ドル、何十億ドルを受け取りながら。アメリカに反対する票を入れた。よろしい、われわれは見守っていよう。反米票を入れればよろしい。わが国は金を払わないですむ」と、トランプ大統領は、12月21日、ホワイトハウスで記者団に語りました。


「ギリシャが占領している18の島を取り戻す」CHP党首

最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、12月23日、エーゲ海の島々に関するギリシャの防衛相の発言に反撃し、2019年には“ギリシャに占領されている”18の島を取り戻すと言いました。

 Hurriyet

「ギリシャの防衛相は“取りに来い”と言った。ギリシャはキプロス島について、“取りに来い”と言ったのだから、私は18の島々を取り戻しに行く」と、クルチュダルオール党首はコジャエリの集会で語りました。

エルドアン大統領は12月11日、ギリシャを訪れましたが、“占領されている”18の島については問題を提起できませんでした。CHPのクルチュダルオール党首がこれを批判したため、エーゲ海の島々に関する議論に火がつきました。

「占領されている18の島の問題を、大統領はなぜ話題にしなかったのか? ギリシャはローザンヌ条約の第12条と第18条を明らかに侵害している。これらの島々には、1万3000のギリシャ軍部隊と5000の分隊がおかれている」とクルチュダルオールは言いました。


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エルドアンがプーチンにエルサレム決議での賛成票に感謝

2017年12月22日 | 国際
12月23日 エルドアン大統領は、12月22日、ロシアのプーチン大統領に電話で、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と決定したことに反対する国連の決議に、ロシアも賛成票を投じたことに、感謝の意を伝えました。

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アメリカの決定は、アラブ世界、ムスリム世界の非難を呼んでいます。12月21日、国連総会では、トランプ大統領の決定に過半数が反対票を投じました。128か国が国連決議に賛成票を投じ、9か国が反対票、35か国が棄権しました。

プーチン大統領とエルドアン大統領は電話会談で、アメリカの決議を非合法とする国連の決議を歓迎しました。両大統領はまた、近い将来、より緊密な関係を構築するべく努めることで合意しました。また、シリア内戦を終わらせるためのアスタナ平和会議と、エネルギーと防衛産業分野での協力についても語り合いました。

アメリカの決定に反対した国々の中には、ロシア、中国のほか、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャ、日本など、多くのアメリカの同盟国も入っています。


トルコの子供が首相の助力で、イラクのISから救出された

イスラム国の戦闘員の父親によってイラクに連れられていったトルコの子供が、ユルドゥルム首相と国家情報局(MIT)の努力によって、トルコに連れもどされました。

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3年前、父親によって、北西部デュズジェ県からバグダードに連れられていった7歳のアルパルスラン君がトルコに帰り、3年ぶりに母親と対面したと、12月22日、アナドル通信が報じました。アルパルスラン君の母親メフタプ・ヌル・カザンジュさんは、息子と会えなくなった後、デュズジェ選出の公正発展党(AKP)の議員アイシェ・ケシルさんに手紙を書き、助けを求めました。

ケシル議員はこの問題をユルドゥルム首相に話し、首相は、子供の居場所を突き止め、故国に帰らせるための方策を講じるよう関係機関に命じました。ユルドゥルム首相はまた、イラクのハイデル・アルアバディ首相がトルコを訪れたとき、この問題を話し、子供を帰国させるための両国の努力が始まりました。

両国首相間での電話による話合いが再度行われ、ユルドゥルム首相の采配と、イラク政府の助力、トルコ外務省の努力によって、アルパルスラン君救出作戦が始まりました。アルパルスラン君の父のIS戦闘員はすでに戦闘で死んでいることが、調査によってわかりました。彼がバグダードで結婚していた女もわかりましたが、彼女もまた、戦闘で死亡していました。

その後、MITは、少年は“ユスフ”と名を変えられ、ISから逃れてきた人々が収容されているキャンプにいることを突き止めました。両国の話し合いの後、イラク政府はアルパルスラン君をキャンプから出し、バグダードの孤児院に入れました。

作戦開始から4か月後、アルパルスラン君はイラク大使館と赤新月社職員に保護されて、アンカラに到着しました。母のカザンジュさんはエセンボーア空港で、3年ぶりに息子に会いました。少年は母親を認識できませんでしたが、カザンジュさんは、心理学者とともに、自分がほんとうの母親だと説得に努めました。

その後、母親と息子は、ケシル議員とともに、首相公邸にユルドゥルム首相を訪ねました。


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「米国は人々の意志を金で買うことはできない」エ大統領

2017年12月22日 | 国際
12月22日 国連総会は21日、緊急総会で、アメリカに方針の撤回を求める決議案を、賛成多数で採択しました。エルドアン大統領は、21日、トランプ大統領が、アメリカに反対票を入れる国には財政援助を停止すると脅したことに応えて、総会を前に、「アメリカはドルで人々の意志を買うことはできない」と言いました。

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国連では、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに、非難の声が上がっていました。「アメリカは民主主義の揺籃と言われている。その民主主義の揺籃が、一国の意志をドルで買おうとしている」と、エルドアン大統領は言いました。「私は全世界に“わずかなドルのために、民主主義を売り渡すな”と呼びかけている」

「私は、アメリカは期待する結果を得られないと思う。世界はアメリカによいレッスンを与えるだろう」とエルドアン大統領は投票前に言いましたが、結果はその通りでした。


トルコはエルサレムに関する国連の決定を歓迎

トルコ当局は、国連総会が、12月21日、エルサレムに関するアメリカの決定を明快に拒否したことを歓迎しました。

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国連の決定を喜んで拍手するトルコのチャヴシュオール外相(中央)


「わが国は国連総会が圧倒的多数で、エルサレムに関する歴史的決定を行ったことを、大きな喜びをもって歓迎する」と、エルドアン大統領はツイッターに書きました。「われわれはトランプ政権が、この遺憾な決定を速やかに撤回することを期待する。この決定の不法性は国連総会によって明らかになった」

「トルコ国民を代表して、私はパレスチナとエルサレムを支持した皆さんに感謝申し上げる」と、大統領は付言しています。アメリカに反対する国々には支援をカットするというトランプ大統領の脅しにもかかわらず、国連は12月21日、エルサレムに関する決定を圧倒的多数で採択し、エルサレムをイスラエルの首都とする認定を撤回するようアメリカに求めました。

「今日、国連総会は、エルサレムに関するアメリカの決定を明快に拒否した。パレスチナとエルサレムに関する国連総会の見解は統一された」と、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、投票後、記者団に語りました。「トルコは、パレスチナ国家が1967年の国境を維持し、東エルサレムが首都として容認されるために、一層の努力をする」

「アメリカの非倫理的な圧力と脅しにもかかわらず、国際社会はエルサレムに関する国連の決定と国際法に従うことを表明した。この結果は、アメリカ政府の遺憾な決定が明らかに不法であることを示している」と、チャヴシュオール外相は、投票後すぐに出した声明で言いました。


憲法裁判所はHDPデミルタシュ共同議長の釈放請求を拒否

憲法裁判所は、12月21日、逮捕は憲法違反だという人民民主党(HDP)セラハッティン・デミルタシュ共同議長の訴えを拒否する答申を出しました。

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高等裁判所は、デミルタシュ共同議長の自由と安全の権利、表現の自由、政治活動で選出されて働く権利が侵害されているかどうかを査定しました。デミルタシュ共同党首は、2016年11月4日、ディヤルバクル県の主任検事オフィスが始めた調査の一環として、逮捕されました。その後、アンカラ第19犯罪裁判所がこのケースを引き継ぎ、12月7日、彼の最初の審問の日を決めました。

デミルタシュ共同党首は、ビデオ会議SEGBISシステムによる、アンカラでの審問を受けることを拒否し、SEGBISによる審問は、本人出席の裁判を受ける権利を侵害するとして、本人自身が審問に出席することを主張しました。

デミルタシュ共同議長は2016年11月4日以来、北西部エディルネ県の刑務所に収監され、非合法組織クルド労働者党(PKK)との関係その他の容疑で、何百年もの禁固刑に直面しています。フィゲン・ユクセクダーHDP共同議長ほか、8人のHDP議員も、現在、逮捕されています。11月16日、裁判所は、収監されているHDPのギュルセル・ユルドゥルム議員の釈放請求に反対の判決を出しました。


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イズミルでPKK関連容疑者50余人拘束

2017年12月20日 | 国内
12月21日 トルコの治安部隊が、12月19日、非合法組織クルド労働者党(PKK)関連の容疑者51人を拘束したと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

警察は国家情報機構(MIT)と協力して、西部イズミル県の5地区で手入れを行いました。この作戦で、書類や電子機器のほか、ショットガンが押収されました。拘束された者の中には、山岳部にいる幹部と結束している者もいました。この作戦で、イズミルで起こったかもしれないテロを食い止めることができたと,警察は言っています。

イズミル主任検事オフィスから65通の拘留令状が出され、作戦はまだ進行中です。また、12月19日、東部ビンギョル県では、軍事作戦中にPKKの戦闘員5人が死亡しています。


「トルコの観光収入は今年、260億ドルになるだろう」観光相

今年は3140万人のツーリストがトルコを訪れ、観光収入は260億ドルに達するだろうと、12月19日、ヌマン・クルトゥルムシュ観光相が言いました。

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2018年には3500万人以上がトルコを訪れるだろうと、観光相は語りました。一連のテロ事件や、未遂クーデター、ロシアとの外交危機などで、トルコを訪れる外国人ツーリスト数は、2016年、前年の3620万人から2530万人に急落しました。2014年には3680万人の外国人がトルコを訪れていました。

2016年のトルコの観光収入は、2015年の314億6000万ドルから、221億1000万ドルまで減少しました。「2017年は、ツーリスト数が3140万人になり、観光収入は260億ドルになることを期待しています」と、クルトゥルムシュ観光相は言っています。

「われわれの目標は、わが国の観光市場を多様化することにあります。中国人、インド人、インドネシア人、その他、多くの国々の人々が、わが国で休暇を楽しんでいただきたい」と観光相は付言しました。ロシアとの関係が正常化して、ロシア人の訪土が大きく復活しました。今年の1月から10月、450万人以上のロシア人がトルコを訪れました。これは前年の496%増です。これがトルコの観光収入を盛りあげた大きな要因になっています。

トルコの観光収入は、今年第3期に大きな復活を見せたと、トルコ統計局(TUIK)のデータも言っています。



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