トルコのトピックス

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ユニークなローマ皇帝像がデニズリで出土した

2019年03月31日 | 文化
3月31日 西部デニズリ県の古代都市ラオディキアで、偉大なローマ皇帝の1人、トラヤヌス帝の堂々たる彫像が発掘されました。像はAD113年のものと思われます。

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この像はその大きさと精密さで、ローマ皇帝の最もユニークな像のひとつと言えるでしょう。高さ3メートルの像は356個の破片になって出土しました。同じパティオには、もうひとつの、小ぶりの像が立っていましたが、これは敵兵らしく、後ろ手に縛られています。

古代都市の発掘はジェマル・シムシェク教授の下で、行われてきました。シムシェク教授は、この彫像はこの15年間に出土した、最も重要な美術品のひとつだと言いました。古代の最も重要かつ長文の碑文"水法"も、像といっしょに発掘されました。

「トラヤヌス帝が117年に死んだとすれば、この像は117年につくられたと考えられます。これまでハドリアヌス帝の彫像は多く出土していますが、トラヤヌス帝のこの彫像は美術品として精巧にできています。これは皇帝を直接見た彫刻家がつくったものに違いありません。皇帝の顔の活き活きとした表情が、リアルに、詳細に描かれています。トラヤヌス帝は自ら戦う皇帝であり、ローマ帝国を拡大し、帝国を非常に豊かにしました」と教授は付言しました。

トラヤヌス帝の彫像は短いキトン(古代ギリシャ・ローマの、肌にじかに切るガウン)を着て、左肩にかけた布を持っています。「鎧の上部には天界の雷神ジュピターの雷が見えます。胸の中央にはメドゥーサが描かれています。

2匹のグリフォン(体と尾と後足がライオンに似た伝説上の生物)も描かれています。これはアポロン神の象徴ですが、アポロンは美術を守る神と考えられます。これによって、皇帝が当時、美術を保護していたことがわかります」と教授は言いました。

「中央に水の容器があり、グリフォンは水の容器のほうへ前足をのばしています。これを"水法"と考えれば、トラヤヌス帝が、石灰華で造られたアーチとパイプによって、ラオディキアに水をもたらせた皇帝であることを示しています。

皇帝は3万デナリウスを与えました。現在の金にすると、およそ30万リラです。その後、ラオディキアは非常に豊かになったので、人々は皇帝の彫像をつくり、泉に立てたのでしょう。おそらく世界中から人々が来て、この彫像を見たでしょう。私たちはこのプロポーションと顔貌を持った彫像が発見されたことをとても喜んでいます」と彼は付言しました。

自身によって、彫像は356片に砕け、現在この彫像が立っている泉の下に埋まっていました。この発見は世界でもユニークで、空前のものです。彫像は確かに9906年昔のものと思われます。



トルコ・キプロス会議は問題解決の新しい道を模索



来週、トルコ・キプロスで会議が行われ、分断された島の長期にわたる論争を解決するために、新しいモデルを探求することになりました。多くの国と研究分野の学者と専門家50人以上が集まって、東地中海の炭化水素資源がキプロス問題に影響しかねない現状について討議します。

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白地に赤い新月と星がトルコ・キプロスの国旗です。


4月1日~3日、トルコ・キプロスの首都レフコシャの東地中海大学で行われる会議では、キプロス問題解決のためのモデルが討議されることになっています。会議のタイトルは"キプロス問題;キプロスの過去・現在・未来"です。また、交渉プロセス、TRNC(トルコ・キプロス)の政治的・社会的問題、国際舞台でのトルコ・キプロスの立場などが話し合われます。会議に提出される書類は、あとで回収され、本にまとめられ、「シュプリンガー」から刊行されます。

会議では、キプロスの変化する状況を討議し、解決のための新しいアイディアを査定すると、TRNCの近東大学土木工学部のヒュセイン・ギョクチェクシュ学部長がアナドル通信に語りました。「会議では"ひとつの島、ふたつの国家"のような新しい解決のモデルが中心になるだろうと、彼は付言しました。

トルコの学者ハルク・カバアリオール氏は、「キプロスは連合国または2国家として解決されるべきだ。どんな連合国モデルになっても、トルコ・キプロスの承認は必要だ」と言いました。「両サイドが互いに確実に信頼し合うか、トルコがEUの正会員になれば、連合国から連邦に変わることもあり得る」と彼は言いました。

キプロス島は、近年、散発的に平和プロセスが行なわれていますが、2017年、トルコ、ギリシャ、イギリスの保障国の援助の下に、スイスで行われた会議は成果なく終わりました。


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CHPが「アヤソフィアを票集めに使っている」とエルドアン大統領を非難

2019年03月30日 | 国内
3月30日 最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、アヤソフィアをモスクに変えると言ったエルドアン大統領を非難し、大統領はこの微妙な問題を、数日後に迫った地方選挙のために、保守的有権者の票集めの戦略として使っていると言いました。(3月28日の頁参照 )

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「アヤソフィアを博物館として機能させながら、モスクのレッテルを貼ることに、どんな意味があるのだろう。エルドアン大統領の目的は、これで票を集めることにある」と、クルチュダルオール党首は、3月29日、FOXテレビのインタビューで言いました。

「アヤソフィアが博物館なら、それとして残るだろうし、モスクならモスクとして残るだろう。ことを起こしても、なんの意味もない。エルドアン大統領がアヤソフィアを選挙のための道具として使うなら、彼の支配は終わりに近づいているということだ」と、クルチュダルオール党首は付言しました。

エルドアン大統領は、先週、テレビ・インタビューで、アヤソフィアは博物館として使われてきたが、大聖堂アヤソフィアのステータスをモスクに変えると示唆しました。


「選挙後、トルコはシリア問題を解決する」エルドアン大統領

エルドアン大統領が、3月30日、「地方選挙後、政府はシリア問題を戦場で確実に解決する」と言いました。

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「われわれは選挙後の最初の仕事として、シリア問題を、卓上ではなく戦場で、確実に解決する」と、エルドアン大統領が、イスタンブルの選挙集会で言いました。

トルコは、シリアとの国境沿いにテロリスト地帯をつくることを許さないと、何度も力説し、ユーフラテスの東にいるYPGに対する作戦を約束しました。YPGは不法集団PKKのシリア分派であり、PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト組織と認定しています。

2016年以来、トルコはシリアで2つの作戦「ユーフラテスの盾作戦」と「オリーブの枝作戦」を展開してきましたが、これに続いて新たな作戦が行なわれるでしょう。


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イエメン首相がトルコの支援に謝意を表明

2019年03月29日 | 国際
3月29日 イエメン首相が、2014年以来の内戦によって荒廃したイエメンに対するトルコの支援に謝意を表明しました。

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イエメンのサバ・ニュースによると、マイーン・アブドゥルマリク・サイード首相は、3月27日、ファルク・ボズギョズ在イエメン・トルコ大使を、アデン市の大統領宮殿に招待しました。イエメン首相は、イエメンの正当な政府に対するトルコの支援を讃え、人道的・教育的活動に歓迎の意を表明しました。

ボズギョズ大使は、トルコはアブドゥラッボ・マンスール・ハディ大統領の下の正当な政府を支援しつづけ、両国の絆を強める対策をとっていくと言いました。大使はまた、トルコ政府は、イエメンの人々に、人道的・教育的支援をつづけると強調しました。トルコは、「人道的救援基金」や「「トルコ赤新月社」のような多くの人道的機関を通じて、内戦の初期からイエメンの人々に援助を提供してきました。

イエメンでは、2014年以来、反逆集団フーシが各地にはびこり、混沌状態にあります。サウジが率いる連合軍が、フーシを撃退するために空爆を開始した2015年、危機はエスカレーとしました。それ以来、多くの市民を含む何千人の人々が殺されたと思われます。国連は、140万人のイエメン人が飢餓の危機にあると、繰り返し警告してきました。



今年1月~2月、320万人の外国人がトルコを訪れた


今年の1月~2月、320万人以上の外国人が、トルコを訪れたと、文化観光省が、3月29日、発表しました。トルコを訪れた外国人の数は、昨年に比して7.4%増加しました。

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トルコを訪れた全外国人のほぼ59% ー 98万4689人が、トルコの最大都市イスタンブルを訪れました。2番目に外国人が訪れたのは、ブルガリアとギリシャと国境を接するエディルネ県で、1月~2月に20万3498人の外国人が訪れました。次が地中海岸のリゾート地アンタリヤで、13万5000人の外国人が訪れました。

トルコを訪れた外国人で最も多かったのはブルガリア人で、外国人訪問者の8.5%を占めました。次がドイツ人で7.34%、ジョージア人7.25%。

トルコを訪れる外国人は空路が最も多く、230万人が空路でトルコに到着しています。陸路で入った人は85万人でした。昨年は約3950万人の外国人がトルコを訪れました。2017年は3240万人でした。


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「ゴラン高原に対するアメリカの動きは非合法」トルコ外相

2019年03月28日 | 国際
3月28日 シリアのゴラン高原のイスラエルの主権を認めるというアメリカの非合法な決定を、トルコは認めないと、メヴリュト・チャヴシュオール外相が、3月27日、言いました。

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チャヴシュオール外相はテキルダー県で、アメリカの動きは国際法に違反し、"無効であり、法的効力はない"と言いました。{わが国はアメリカの決定に反対し、認めない」

3月25日、アメリカのトランプ大統領は、ゴラン高原をイスラエルの領土として正式に認めるという大統領宣言に調印しました。トランプ大統領の発表に反して、国連は、ゴラン高原はまだ、国際法下で"占領されている領土"と考えています。

イスラエルは、1967年のアラブ=イスラエル紛争の結果として、事実上、ゴラン高原のほぼ3分の2を占領しています。1981年、イスラエルはこの領土を正式に併合しようとしました。国連安全保障理事会は、この動きを満場一致で拒否しました。



「アヤソフィアのステータスをモスクに変える」エルドアン大統領


イスタンブルのアヤソフィア博物館はモスクに戻されるだろうと、エルドアン大統領が、3月27日、言いました。

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「アヤソフィアはもう博物館とは呼ばれない。アヤソフィアのステータスは変わる。私たちはアヤソフィアをモスクと呼ぶことになる」と、エルドアン大統領はテレビの生番組で語りました。エルドアン大統領は、エルサレムのアルアクサ・モスクへのテロ攻撃についてなにも言わない外国政府当局者を批判しました。

「アルアクサ・モスクが攻撃され、踏みにじられ、窓ガラスを割られたとき、黙っていた人々は、アヤソフィアのステータスがどう変わっても口を出すことはできない」と大統領は言いました。歴史家が「世界8番目の不思議」と名づけたアヤソフィアは、美術史的・建築史的興味から、世界で最も多くの人が訪れる建造物のひとつです。

アヤソフィアは916年間、教会として使われてきましたが、オスマン人がイスタンブルを征服したとき、征服者スルタン・メフメットによってモスクに改装されました。オスマン時代に修復され、建築家ミマル・シナンによってミナレットを付加されたアヤソフィアは、世界の建築物の最も重要なモニュメントのひとつになりました。


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「米国にはイスラエルにゴラン高原を与える権利はない」エ大統領

2019年03月27日 | 国内
3月27日 アメリカはイスラエルにゴラン高原を与える権限も権利もないと、エルドアン大統領が3月36日、言いました。

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イスタンブルの選挙集会で、エルドアン大統領は、イスラエルの有権者たちは4月9日、投票に行くだろうと言いました。エルドアン大統領は「アメリカのトランプ大統領は、イスラエルの選挙のために、ゴラン高原に関する宣言書に調印したが、トランプ大統領の動きは選挙でのネタニヤフ支持を確実にしたことを意味する」と言いました。「国連の決議では、ゴラン高原は完全にシリアに属するとしているが、アメリカはこの領土をイスラエルに与えようとしている。アメリカには、そんな権限も権利もない」

ゴラン高原に対するアメリカの動きは、EUも、イスラム協力機構(OIC)も、ロシアも、中国も認めないと、エルドアン大統領は言いました。「勇気をもって、事実を話すことが、われわれの義務だ」

3月25日、トランプ大統領は、ゴラン高原を公式にイスラエルの領土と認めるという大統領宣言書に調印しました。トランプ大統領の宣言にもかかわらず、国連は、ゴラン高原はいまも国際法の下で、“占領された領土”と考えられていると言いました。

イスラエルは、アラブ=イスラエル戦争中、ゴラン高原を占領しました。1981年、イスラエルは正式にこの領土を併合しましたが、国連の安全保障協議会は満場一致で拒否しました。


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国防相がシリア国境のトルコ軍を視察した

2019年03月24日 | 国内
3月25日 フルシ・アカル国防相が、シリア国境沿いに配置されている軍の視察を行なったと、3月23日、国防省が発表しました。

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ヤシャル・ギュレル参謀総長とウミット・デュンダル・トルコ陸軍司令官が、国防相に同行したと、国防省は声明で言いました。彼らは国境に駐在する軍の司令官に会いました。

トルコはシリアとの国境沿いにテロリスト地帯をつくることを許さないと力説し、シリアのユーフラテス川の東にいる、不法集団PKKのシリア分派であるYPGに対して作戦を行なうと誓っています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト集団と認定しています。

これからの作戦は、トルコ軍が2016年以来行った2つの作戦「ユーフラテスの盾作戦」と「オリーブの枝作戦」につづくものになるでしょう。


トルコはシリアでISILの戦闘員3000人を“無効にした”




トルコの国家防衛軍は3000人以上のISIL戦闘員を“無効にし”、ISILの目標2万1000か所を破壊しました。

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「ISILと白兵戦を戦った唯一の軍であるトルコ軍は、2016年8月に始まった「ユーフラテスの盾作戦」によって、ISILの過激テロリスト3000人余を“無効にし”、32万人のシリア人を故郷に帰らせることができた」と、3月23日、トルコ国防省が声明文で言いました。トルコ軍はしばしば、戦闘員を降伏、殺害、捕虜にするという意味で、“無効にする”ということばを使っています。

国境の治安を維持し、シリア難民を帰国させ、ISILのテロを阻止するために、トルコ軍は2016年8月4日、「ユーフラテスの東作戦」を開始しました。「2017年2月14日、アルバブの居住地の支配権を得て、ユーフラテスの東作戦はゴールに達した」と声明文は言いました。

「わが国がシリア国境で行ったこれらの作戦によって、32万人以上のシリア人が故郷に帰ることができた」と声明文は言っています。


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在ドイツ・トルコ人が人種差別反対の行動を呼びかけた

2019年03月22日 | 国際
3月23日 ドイツのトルコ人コミュニティが拡大する人種差別と戦うために、早急に行動を起こそうと呼びかけました。

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「私たちはいま、日常生活で、ことばの攻撃と身体的攻撃を受け、苦しい状態にある」と、トルコ移民組織TBBが、「人種差別撤廃のための国際デー」にあたって声明を出しました。TBBは、極右政治家たちが、この国で、移民、難民、ムスリム、ユダヤ人に対する憎悪を拡大させていると非難し、政府と民主的政党に、人種差別と“外国人嫌い”を抑制する対策をとるよう要求しました。

「私たちは法によって、人種差別から守られる必要がある」と声明は言っています。最近のドイツ政府のデータによると、2018年、ドイツ警察は、1万9105件の極右による犯罪を記録しています。


アメリカとトルコの軍のトップがシリアに関して電話で話し合った

アメリカの統合参謀本部のジョセフ・ダンフォード議長とトルコ参謀本部長のヤシャル・ギュレル将軍が、シリア・マンビジのロードマップと、ISIL完全打破のための対策を電話で話し合ったと、3月22日、アメリカ国防省が言いました。

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写真は9月30日、ポーランドのワルシャワで会談したときのトルコのギュレル将軍(左)とアメリカのダンフォード将軍


国防省の報道官パトリック・S・ライダー大佐によると、ダンフォード将軍とギュレル将軍は3月21日に話し合ったそうです。2人はシリアの現在の治安状況について話し合い、ダンフォード将軍は、アメリカはNATOの重要なメンバーであるトルコとの軍対軍の強力な関係を喜んでいると強調しました。

アメリカのトランプ大統領は、12月、アメリカはシリアから全軍を撤退させると言いましたが、その後、それを撤回し、シリアの安定を維持するために、少数の軍を駐在させておくと言いました。「2人は、ISILを撲滅するために、アメリカとトルコが協力をつづけていくことの重要性を話し合った」と、ライダー報道官は声明で言いました。

トルコとアメリカは、マンビジ・ロードマップに従って、シリアのマンビジに政軍協議会をつくるために、共同調査を行なっています。トルコ・アメリカ間のマンビジ協定は、市内を安定させるために、マンビジからYPG/PKKを撤退させることが中心になっています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト集団と認定しています。


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トルコの野党もニュージーランド訪問

2019年03月21日 | 国際
3月22日 トルコの最大野党・共和人民党(CHP)の代表団がニュージーランドを訪問していると、党当局が3月20日、言いました。

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クライストチャーチの病院でテロの負傷者を見舞うCHPの議員たち


CHPの議員3人が、2つのモスクがテロリストに攻撃されたクライストチャーチに着いたと、同党のウナル・チェヴィキョズ副議長が言いました。「われわれは2つのモスクを襲撃したテロリストを強く非難し、ニュージーランドのすべての人々にお悔やみを申し上げる」と、チェヴィキョズ副議長は言いました。「われわれは世界がこのテロ攻撃から学習して、二度とこのような大量虐殺が起こらないことを願う」

議員たちは入院中の負傷者たちを見舞い、2つのモスクに花輪を捧げました。オーストラリアとニュージーランドの委員会が彼らに同行しました。3月15日、金曜礼拝中に、テロリストが礼拝者たちを銃撃し、少なくとも50人が死亡しました。多くの人々が負傷し、数人はまだ重態です。

国会の人権委員会もニュージーランド訪問
また、国会人権委員会も、3月15日のテロ攻撃の犠牲者たちとの連帯を示すために、ニュージーランドを訪問すると、ハカン・チャヴシュオール委員長が、3月19日、言いました。「われわれは非人間的な大量虐殺の犠牲者たちとニュージーランド政府と連帯を示すために、ニュージーランドへ調査訪問を行なう」

トルコはイスラム憎悪と戦いつづけ、オーストリアからオーストラリアまでのムスリムとの団結を強化すると、チャヴシュオール委員長は言いました。委員長はまた、子供や女性を含む50人の人々の虐殺に触れ、攻撃を非難し、負傷者の快癒を願いました。
チャヴシュオール委員長は、「反イスラム行為は、反セミティズム(反ユダヤ主義)同様、人道に対する犯罪と断定するよう勧告しました。


トルコは西洋に“イスラム嫌い”の無視に対して警告した

トルコは、3月20日、西洋が“イスラム嫌い”の拡大を無視していることに対して警告し、それがさらなるテロをあおるかもしれないと言いました。

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“イスラム嫌い”の拡大を無視していることが、このようなテロの根底にあるのかもしれないと、トルコ国家安全保障委員会は声明で言い、テロリストのマニフェストにあった反トルコのメッセージに言及して、このテロはトルコに対する敵意を示していると付言しました。

委員会はまた、定例会議で、クライストチャーチの2つのモスクで起こったテロ攻撃と、無辜の人々の殺害を厳しく非難しました。オーストラリア生まれのブレントン・タラント(28)はクライストチャーチの2つのモスクに押し入り、中にいた人々を銃撃しました。犠牲者の中には18歳以下の子供も4人いました。

トルコは確固たる決意をもって、すべてのテロリスト・グループと戦いつづけ、トルコの南部国境沿いにテロリストが居すわるのを決して許さないと、委員会は言いました。委員会はまた、「シリアからの移民の流入は、シリア・マンビジとユーフラテスの東からテロ・グループを一掃し、この地域を安定させなければ止められない」と付言しました。

トルコはYPGに対する作戦を開始すると明言しています。YPGは、シリアのユーフラテスの東に巣食う不法組織PKKのシリア分派です。PKKはトルコも、アメリカも、EUもテロリスト組織と認定しています。


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ニュージーランドのモスク襲撃犯はトルコで史跡を訪れた

2019年03月20日 | 国際
3月21日 ニュージーランド・クライストチャーチで2つのモスクを襲撃し、少なくとも50人を殺害したオーストラリア人の男は、旅をつづけていました。彼はトルコも2度訪れ、歴史的な場所を訪ね歩いていました。

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クライストチャーチの裁判所でブレントン・タラントと認定された犯人は、2016年、トルコで45日以上を過ごしたと、トルコのメディアが報じました。

白人至上主義者の男は、2016年9月13日~10月25日と3月17日~20日、トルコを旅していました。イスタンブル警察はトルコ情報局(MIT)とともに、さらに調査をつづけ、2016年のタラントの記録を追い、イスタンブルの空港を去る彼のビデオ映像を見つけました。

調査によって、タラントは、首都アンカラのほか、北部トカト県、東部アール県、南部メルシン県、エーゲ海沿いのイズミル県、中央アナトリアのコンヤ県とシワス県を訪れていることがわかりました。トルコ訪問中、タラントは、歴史的なトカト城を訪れていますが、ワラキアのドラキュラとして知られる“串刺し公”ヴラド3世は、15世紀初頭、この城に囚われていたと言われています。

トカト県治安部は、タラントがトカトに来た動機と滞在中の行動を調査中です。彼は2016年9月,4星ホテルの403号室に1泊し、19日、チェックアウトしています。

タラントはまた、2016年、トルコの後、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア―ヘルツェゴヴィナ、ブルガリアを訪れています。彼はまた、2018年11月9日~15日、ブルガリアに滞在し、オスマン帝国がキリスト教徒軍と戦った戦場を訪れています。

タラントはバルカン諸国を訪れた後、バルカンの極右グループと関係を持っていたかどうかを、当局は調べています。トルコ当局は、タラントの旅の詳細をさらに調べるために、バルカン諸国の治安機関と共同委員会を設けることを提案したそうです。


トルコとイランがテロリスト・グループに対し共同作戦開始

トルコとイランが両国の国境沿いで、テロ・グループとドラッグ密輸人に対する共同同時軍事作戦を開始したと、イラン内相が、3月20日、声明で言いました。

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イランのホッセイン・ゾルファカリ副内相は、トルコとイランのテロリスト・グループに対する共同作戦の実現に満足の意を表明しました。ゾファカリ副内相は、トルコのムフテレム・インジェ内務次官と、3月18日、電話で話しました。2人は電話で、両国間の治安作戦の状況を歓迎し、これは両国の平和と幸福を確保するために重要なステップだと力説したと、トルコ内務省は、同日、声明で言いました。

トルコのアリフ・チェティン憲兵隊司令官とイランのガセム・レザエイ国境部隊司令官も、3月20日、電話で話しあい、非合法テロ・グループに対し、しばらく共同作戦をつづけることで合意したと、トルコ内務省が言いました。

「会談中、2人は、イラン・イスラム共和国とトルコは、テロ組織PKK/PJAKに対する戦いを断固としてつづける」と語ったと、トルコ内務省は言いました。「われわれは午前8時、東部国境のPKKに対し、イランとの共同作戦を開始した。作戦の成果は追って発表する」と、トルコのスレイマン・ソイル内相は、3月18日、アンタリヤで語りました。


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“挑発的なことば”の使用を止めるようトルコが世界に勧告

2019年03月19日 | 国際
3月20日 3月15日、ニュージーランドで起こったモスクのテロ攻撃を受けて、トルコのフアト・オクタイ副大統領が、“挑発的なことば”を使わないよう世界に要請しました。

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「ある種の挑発的なことばの使用を助長するようなことは、世界中で止めなければならない」と、オクタイ副大統領はメヴリュト・チャヴシュオール外相とともに記者団に語りました。オクタイ副大統領とチャヴシュオール外相は、クライストチャーチを訪れ、イスラム嫌いと外国人嫌いに対するトルコの決意を伝え、このテロに際してトルコはニュージーランドと連帯するという意向を力説しました。

オクタイ副大統領は、テロとテロリストには、宗教も、民族も、地域もないと言いました。チャヴシュオール外相は、ニュージーランドのテロ攻撃に関して、「イスラム協力機構外相会議」の緊急総会が、3月22日、召集されると言いました。

「会議では、われわれは決議に従って委員会を結成する。われわれはこの問題を、国連を含むすべての組織に提起する」と外相は言いました。チャヴシュオール外相はまた、「ムスリムは、ニュージーランドでも、世界でも、拡大するイスラム嫌いと人種差別によって“きわめて不快な思い”をしている」と付言しました。

オクタイ副大統領とチャヴシュオール外相は、3人のトルコ人を含む入院中の負傷者を見舞いました。


太陽光発電の墓石が祈りのことばを朗誦する

コンヤ県に住むドゥルムシュ・アリ・チナルさんが、奇想天外な太陽光発電墓石を発明しました。彼が亡くなったお姉さんのために建てたお墓は、ボタンを押すと、祈りのことばや、故人をしのぶ詩文を朗誦してくれます。

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「姉の墓を大理石で造ったとき、なにか独特なお墓にしたかったのです。そこで、私は、ボタンで操作できる太陽光発電墓石を考えたのです。この墓石はコーランの“al-Fatiha”と“Ikhlas”の詩文や、故人をしのぶ詩文を朗誦します」と、電子墓石の発明者チナルさんはデミルオレン・ニュースに語りました。

「私たちは故人の親族が望めば、なんでも墓石にアップロードできます。墓石が6時間、日光に当たれば、システムは24時間機能します」と彼は付言しました。チナルさんはこの発明の特許を申請しました。

「私たちがこの墓石を造ってまだ1週間ですが、多くの人が興味を持ったようです。この墓石はいまや注目の的です」と彼は言っています。「故人の親族の方々はもう、イマームにたのんで、墓前で祈りのことばを朗誦してもらう必要がなくなりました」

「夜おそく墓場に行った人がシステムに触れて、墓石から音声が流れたら、びっくりするでしょうが、昼間は大丈夫でしょう」とチナルさんは言っています。

・・・ボタンを押すと、お経が流れるお墓、楽しくてよいと思います。


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