トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イード休暇中、トルコ人たちはギリシアの島々に押し寄せた

2024年04月18日 | 観光
4月18日 ギリシアがトルコ人に対して到着ビザ制を始めたため、イード・アルフィトルの9日間の連休に、約20,000人のトルコ人がエーゲ海の島々を訪れました。

 Hurriyet

ギリシアの島々を訪れたトルコ人の数は、昨年同期に比して20%も増加しました。連休の初日には、3800人のトルコ人がギリシアのレスボス島を訪れましたが、昨年はたった390人でした。

キオス島を訪れたトルコ人数は、2716人から4993人に増加しました。イード休暇中、ロードス島を訪れたトルコ人は6000人でしたが、昨年は2320人でした。サモス島は2851人、コス島は3300人のトルコ人ツーリストを迎えました。昨年4月初め、これらギリシアの5島を訪れたトルコ人は5969人でした。

トルコ人ツーリストのギリシアの島々への興味は、夏はもちろん、4月23日の子供の日も、イード・アルアドハもつづくだろうと、トルコ旅行社協会のエンギン・ジェイラン氏は言いました。ジェイラン氏によると、トルコ国内旅行はインフレのため高価になっていますが、ギリシアの島での休暇はトルコ人にとってよりお手頃といえます。

トルコ人ツーリストは、チャーター便で島へ来るツーリストたちの2倍消費してくれると、北エーゲ海地方のギリシアのコスタス・ムートズーリス知事は言いました。


CHPの指導者が中東の緊張緩和を支援すると誓った

最大野党・共和人民党(CHP)の指導者オズギュル・オゼル氏が、諸国間の緊張が高まる中で、中東の紛争の緩和を目的とした活動への確固たる支持を誓いました。

 Hurriyet

「われわれはつねに平和を唱え、人権と抑圧された人々を擁護している」と、オゼル氏は、4月17日、フランスのストラスブールで開かれた「欧州評議会の社会党・民主党・緑の党の議員総会」で明言しました。

オゼル氏は4月15日、ラマッラ(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸に位置する都市)訪問を予定していましたが、両国間の緊張の高まりで空域が閉鎖されたため、ラマッラ行きは延期されました。

4月13日、イランがイスラエルに直接攻撃を開始し、多くのミサイルとドローンを発射したため、緊張が高まりました。イランは、4月1日にイスラエルがダマスカスのイラン大使館を攻撃したことへの報復として攻撃しました。イスラエルのイラン大使館攻撃によって、2人の将軍を含む革命防衛隊の7人が死亡しました。

「ガザでは人道的悲劇がつづいています。われわれはイスラエルとイラン間の緊張の激化を懸念し、見守ってきました」とオゼル氏は言いました。「中東の緊張が高まっているいま、わが党のなすべきことは、緊張を緩和するためのあらゆる活動の先駆者になることです」

オゼル氏はこの現状を終息させるために、ヨーロッパの社会民主主義諸党と協力する用意があると言い、近代トルコとCHPの創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの信条「国内に平和、世界に平和」を実践していくと力説しました。


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サフランボルが国際的ネットワーク「チッタスロー」に入った

2024年03月17日 | 観光
3月17日 歴史的家並みで知られる、北部カラビュユク県のサフランボル地区が、「穏やかな都市」のネットワーク「チッタスロー(スローシティ)」に加入しました。サフランボルは1994年にユネスコの世界遺産にも入っています。

 Hurriyet

サフランボルの世界的認知度を高めるため、前向きの努力を重ねた結果、この地区は正式に「チッタスロー」ネットワークに入ることができたと、サフランボルのエリフ・キョセ区長が発表しました。その結果、サフランボルはいま、ユネスコとチッタスロー双方のネットワークに入り、都市規模で保護される唯一の存在となりました。

キョセ区長はイフタル(ラマザン中の日没後の食事)のイベントで記者団に対し、サフランボルがチッタスローに加入したことを誇りに思うと語り、最近のサフランボルの現状について説明しました。

「サフランボルはチッタスローに入れました。このネットワークはイタリアで生まれ、“穏やかな都市”を意味します。私たちは加入のために1年間、がんばりました」と彼女は言いました。

キョセ区長は、この協会に入るためには厳しい基準に合致しなければならないと強調しました。「特別の都市でなければなりません」と、彼女は言い、サフランボルは、実際、その通りの町だと力説しました。

「都市はチッタスローの基準をベースに評価されます。チッタスローの哲学に従っているかが審査されます。都市にはそれ自身のアイデンティティがなければなりません。サフランボルは多くの基準を満たしたため、委員会から得たポイントによって、このネットワークに入ることができました」とキョセ区長は付言しました。


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黒海地方を新しい観光列車がプロモ―ション走行

2024年03月13日 | 観光
3月13日 新しい観光列車「カラエルマス急行」が、首都アンカラから北部のゾングルダク県までプロモーション・ツアーを行いました。

 Hurriyet

4月12日から正式に運行される「カラエルマス急行」が、プロ―モ―ションのための「西部黒海観光列車ツアー」を行いました。2日間の観光ツアーには、ナディル・アルパスラン文化観光相も参加しました。

観光列車には200人乗れますが、需要が多ければ、車両数を増やすそうです。旅行社は黒海ツアーのパッケージを売り出すでしょう。ツアーの乗車券代は、運輸省がこれから決めます。「カラエルマス急行」はアンカラから近隣諸都市へ1000万人のツーリストを運ぶことをめざしています。

プロモーション・ツアーに参加した人々は、黒海地方の豊かな自然と歴史、文化遺産を堪能しました。アンカラを発った観光列車は、チャンクル、カラビュク、ゾングルダクをめぐりました。乗客たちはまず、ブドウ園と古城のあるアンカラのカレジク地区を訪れ、次は塩の洞窟と博物館のあるチャンクル地区、歴史的な邸宅のあるチェルケシュ地区を訪れました。

プロモーション・ツアーの参加者たちはまた、カラビュクのサフランボル地区では、小石の敷かれた小道を散策するチャンスもありました。ユネスコの世界遺産に登録されているサフランボルには、オスマン時代の都市建築の最も美しいサンプルと言われる家並みが残っています。 

黒海岸の豊かな自然や名所旧跡に触れてみたい方は、来月12日から運行されるこの観光列車について、旅行社に聞いてみるとよいでしょう。


トルコとイラクが対テロ安全保障サミットを行う

トルコとイラク間で、北イラクのテロリストPKKを一掃するための共同の取組みが進んでいる中、3月14日、両国はバグダードで、両国の防衛相、外相、情報局長が参加して、もう一度、ハイレベルの安全保障会談を開催することになりました。

 urriyet

トルコのハカン・フィダン外相、ヤシャル・ギュレル防衛相、イブラヒム・カルン国家情報機構(MIT)長官は安全保障サミットのため、イラクへ向かうだろうと、3月13日、トルコの外務省が発表しました。「議題はテロとの戦いと、戦いを終わらせるための共同の対策になるだろう」と、外務相のオンジュ・ケチェリ報道官が言いました。

トルコとイラクはこれまでも、北イラクのPKKに対して、対テロ作戦の強化を話し合ってきました。2023年の12月には、トルコとイラクは、アンカラで最初の安全保障サミットを開催し、イラクのフアド・フッセイン外相と、タベト・ムハムマド・アルアッバシ防衛相もこれに参加しました。

12月の会談後の共同声明は、PKKを両国の脅威と言っています。トルコはこの共同声明を、イラクのPKK抹殺への意欲が強くなってきたことの現われと見ています。12月以来、フィダン外相、ギュレル防衛相、カルム情報局長官はイラクを訪れ、イラクの高官らと話し合っています。

トルコの究極の目標はテロリストPKKと、北イラクの彼らの施設を抹消することにあります。PKKは北イラクから国境を越えてトルコ領内に潜入し、トルコ軍や市民に脅威を与えています。PKKは最近の攻撃でトルコ軍兵士21人を殺害しています。

エルドアン大統領は、北イラクのPKKが引き起こすテロ問題は、この夏までに解決すると誓いました。ギュレル防衛相もトルコとイラクの協力の重要性を力説し、共同の作戦センターの設立をイラクに提案したと言っています。


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今年、4400万余の外国人ツーリストがトルコを訪れた

2023年11月26日 | 観光
11月27日 今年1月~10月、トルコを訪れた外国人ツーリスト数が、昨年同期より11.6%増加したと、文化観光省が発表しました。

 Hurriyet

外国に住んでいるトルコ人も含めると、1月~10月、トルコを訪れた人の数は5020万人に達しました。外国人ツーリストで、最も多いのはロシア人です。1月~10月、580万人のロシア人がトルコを訪れました。これは全外国人ツーリストの13.2%になります。2022年の同時期には、460万人のロシア人がトルコで休暇を過ごしました。

次に多かったのはドイツ人で570万人。昨年同期に比べて、8%の増加です。3位が英国人で360万人です。昨年同期は320万人でした。

ブルガリア人も240万人も訪れていますが、隣国ブルガリアから来る人々の場合は、国境を接するエディルネで買物をするのが目的です。戦争中のウクライナ人も、27.8%も増加しています。

ツーリストに最も人気があるのはイスタンブルで、1480万人の外国人ツーリストが訪れています。これは全ツーリストの33.4%になります。2位は地中海岸のアンタリヤで、1410万人のツーリストが訪れました。次が400万人のエディルネです。


家族省は、女性の労働生活のバランスを保つために頑張っている


マヒヌル・オズデミル・ギョクタシュ家族・社会サービス相は、女性の労働生活のバランスを保つために、リモート就労や近隣型幼稚園によって、柔軟な働き方をつくりだす努力をしていると発表しました。

 Hurriyet

ギョクタシュ家族相は、アンタリヤで開かれたトルコ議会会議の議長会議で、「男女機会均等と女性の権利確保計画」についてスピーチしました。「国家の最強の砦は家族であり、砦の最強の兵士は女性です」と彼女は言いました。

ギョクタシュ家族相は、女性が家庭か仕事か選ばなくてもよいように、同省は、きちんとした労働モデルと、近隣型幼稚園の設立に取り組んでいると付言しました。「私たちが取り組んでいる仕事は、女性の労働生活のバランスを保つための先駆的な対策といえるでしょう」

「女性の就業と労働市場への参加を増強することは、わが国の基本的な政策であり、わが省も優先事項としてめざしてきました。就業している女性は、2005年には470万人でしたが、いまは2倍の1100万人になっています」と彼女は付言しました。


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「東部観光エクスプレス」が12月11日から運行開始

2023年11月04日 | 観光
11月5日 首都アンカラから,雪に蔽われた東部まで約30時間で走る人気の観光鉄道「東部エクスプレス」が、12月11日、運行を始めると、アブドゥルカディリ・ウラルオール運輸インフラ相が発表しました。

 Hurriyet

「経済的で、快適、安全な運輸サービスによって、アナトリアの歴史と自然の驚異的な旅ができます。近年、東部エクスプレスは、一般旅行者の他、目先の変わった休日を求めるアート愛好家たちの間でも人気になっています。東部観光エクスプレスは、今年は12月11日から運行します。乗車券は11月1日から販売しています」と、ウラルオール運輸相は声明で言いました。

「東部観光エクスプレスは12月11日から3月8日まで、月曜、水曜、金曜にアンカラを発ち、12月13日から3月10日まで、水曜、金曜、日曜に、カルスを発ちます」と運輸相は付言しました。

アンカラ=カルス間を走るこの列車は、世界のトップ4ルートのひとつに認定され、国内外の老若の乗客に、楽しく、ユニークで、快適、経済的な旅の経験を提供していると、ウラルオール運輸相は力説しました。運輸相はまた、乗客たちは東部エクスプレスで、東部カルス県のアニの遺跡から、チュルドゥル湖まで、多くの歴史的見どころに行くことができると指摘しました。

乗車券に関して、運輸相によると、シーズンによって変わります。室料は1室6,000リラ(212ドル)ですが、ハイシーズンは1室12,500リラになります。1室に2人泊まれ、ゼロ歳から6歳までの子供は2人まで無料です。


「ネタニヤフはもう話ができる相手ではない」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、イスラエルのガザでの行為からかんがみて、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相とは、もう接触を止めると言いました。


ネタニヤフははもはや、われわれが話のできる相手ではない。われわれはもう彼を相手にしない」と大統領は言いました。エルドアン大統領のこの発言は、イスラエルがトルコとの関係を再評価すると言ったことに応えたものです。イスラエルはすでに、安全のため、トルコその他の中東諸国から全外交官を引き揚げています。

イスラエル軍は、10月7日のハマスの襲撃に対する報復として、ガザの最大都市を包囲し、ハマスを壊滅させようとしています。当局者によると、イスラエルは主として市民である1400人が殺され、240人が人質に取られていると言っています。

ハマスが支配しているガザの保健省は、イスラエルの爆撃と激化する地上戦で、主として女性と子供であるガザの人々9400人が殺されていると言っています。

エルドアン大統領は、トルコはイスラエルとの外交関係を断絶してはいないと言いました。「とくに国際外交において、関係を完全に断ち切ること不不可能だ」と大統領は言いました。「トルコの情報長官イブラヒム・カルンが、戦争を終わらせ、調整するための取り組みの先頭に立っている」

「ネタニヤフには暴力に対して、基本的な責任がある。彼は自国の市民の支持も失っている」と大統領は言いました。「彼がするべきことは一歩もどって、止まることだ」


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今年6月までに、20万人のイラン人が東部ヴァンを訪れた

2023年09月03日 | 観光
9月4日 2023年の上半期、約20万人のイラン人ツーリストが東部ヴァン県を訪れ、地元商人たちに大きな収益をもたらしました。

 Hurriyet

去年は100万人のツーリストがヴァンを訪れましたが、今年はまたイラン人ツーリストが増えたと、地元メディアは報道しています。ほとんどのホテルは満杯です。イラン人ツーリストたちは、昼間は市内を散策して過ごし、夜は娯楽場で楽しんでいます。

ヴァンの街、とくにショッピングモールや商店に群がって、買物を楽しむ大グループのイラン人たちのおかげで、街の商人たちは活気づいています。ツーリストたちはまた、滞在中に史跡や観光名所も訪れ、市の振興にも貢献していると、地元メディアは報じています。

観光のプロたちは、イラン人たちはヴァンの町にも興味があるようだと言っています。「ツーリストの多くは9月末までに帰国するでしょうが、この観光景気が1年中つづくよう願っています」


ブルガリアの火事で消防隊がエディルネ国境に配備された

トルコ=ブルガリア国境近くで森林火災が起こり、トルコへひろがってきたため、トルコ当局は消防車と消防隊をエディルネ国境に配置しました。

 Hurriyet

9月2日、ブルガリア東部で起こった森林火災は、強風にあおられてエディルネ国境に向かってきました。エディルネの森林局と市は、事前対策として消防隊を国境に送りました。

ブルガリアの消防隊は1日中、消火活動をつづけ、ブルガリアの4つの村は用心のため、避難しました。数時間の両国の協力で、ブルガリア当局は、9月3日、火災はほぼ鎮火され、今日中に完全に収まるだろうと発表しました。

また、9月2日、トルコのブルサ県ムダンヤ地区で起こった火災は、17時間の消火活動で、おさまりました。火事は25ヘクタールの森林を焼き、数匹の動物が負傷しました。


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黒海地方がツーリストの人気スポットになってきた

2023年08月18日 | 観光
8月19日 黒海地方が、トルコで休日を過ごすツーリストたちの人気スポットになり、とくに中東諸国からのツーリストを惹きつけています。

 Hurriyet

黒海の諸都市の中で、トラブゾンの人気は抜きん出ています。昨年、トラブゾンは515,000人以上のツーリストを迎えましたが、その中の222,000人は外国人観光客でした。今年の1月から7月の間に、737,000人のツーリストがトラブゾンを訪れています。

高原と長い海岸の自然によって、黒海地方は観光の中心として注目されてきたと、アブデュルカディル・ウラルオール運輸相は言いました。「これは地元経済へのチャンスでもあります」

トラブゾンの空港は、国内便数では7位、国際線では10位にランクされるが、6月30日には145便を記録したと、ウラルオール運輸相は言いました。この夏は、ドイツ、アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦、バーレーン、イラク、カタール、イスラエル、クエート、サウジュアラビア、オマーン、ヨルダンから約4000便がトラブゾン空港に着陸しました。

黒海地方はコロナ後、ツーリストを惹きつけ始めたと、「トルコ旅行社協会」の黒海地方代表のヴォルカン・カンタルジュ氏言いました。「この地方がこんなに注目を集めたのは初めてです」

カンタルジュ氏によると、今年の3,4か月、トラブゾン周辺はツーリストでにぎわっています。ツーリストが増えるにつれ、レストランやホテル、土産物店などは需要に応えて、ビジネスを拡大していると、カンタルジュ氏は言いました。「ツーリストの流入が地元経済を潤しています」


メリチ川の水位が下がって、橋の基礎が現われた

メリチ川(エヴロス川)の水量が1時間に48立方メートルずつ減って、川に架かっていた歴史的な橋の基礎が現われてきました。

 Hurriyet

水位の低下は、トルコ全土の季節の標準を超えた焼けつく暑さのためでもあります。メリチ川はエディルネ県の農地に水を送る生命線と言えますが、住民も、訪れる人たちも、先例のないほど水量が減り、橋の基礎が現われたのを見て驚いています。

「これは嬉しい眺めではありませんね。トルコ中がこんな状態なのでしょう。水の使い方の問題もありますが、私たちはどうやって環境を守ったらよいのかわかりません」と、川岸で商売をしているセチキン・セビルさんは気落ちした様子で言いました。

「メリチ川がこんな状態になったのは見たことがありません。以前はみな泳いで渡っていたのですが、いまは歩いて渡っています」と、近くのレストランのオーナーのケマル・クルチさんも、厳しい干ばつを嘆きました。「残念ながら、世界中の天候状態と高温と干ばつが水位を下げたのでしょう。私たちはほんとうに悲しんでいます。改めて、水と生命の貴重さを感じています」


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オリガルガルヒの船がボドゥルムに錨を下ろしている

2023年05月02日 | 観光
5月2日 ロシアのオリガルヒ(新興財閥)たちは、今年、ムーラ県ボドゥルムに船を置いたままなので、観光業者たちは、今夏の観光シーズンは快調だろうと予想しています。

 Hurriyet

観光のプロたちは、ロシア・ウクライナ戦のため、今夏、ロシア人たちがトルコに来るかどうか心配していましたが、ロシアの多くの船がトルコのマリーナに停泊しているのを見て、この夏に希望を持っています。

ヒルトン・グループの豪華リゾート「スソナ・ボドゥルム」のジェネラルマネジャー、ケマル・バユク氏は、今夏もロシアのオリガルヒに保証されたと語りました。「昨年6月は、ロシア人とウクライナ人が来なくなって、ボドゥルムは空っぽでしたが、7月後、ロシア人もウクライナ人も来るようになって、観光業は盛り上がりました。ロシア人たちは冬の間も船を置いていました」

有名なロシアのオリガルヒ、ロマン・アラモウヴィッチ氏の船も、いまもボドゥルムに停泊していると、バユク氏は言いました。「ロシアだけでなく他の国々からのお客様も期待しています。今年は希望を持って夏に向かいます。4月にオープンしたホテルの占有率も好調です」

「豪華ホテルにはもうお客様が入りはじめています。今年はインド人の結婚式を初め、大きなツアーが訪れるでしょう」とバユク氏は言いました。


海外在住のトルコ人50万人が投票した

最高選挙委員会(YSK)の公正発展党(AKP)の代表によると、海外に暮らす50万人以上のトルコ市民が、トルコ国内では5月14日に行われる選挙の投票をしました。

 Hurriyet

大統領選と国会議員選に投票権を持つ海外在住のトルコ人は、340万人います。その中の277,000人は初めての投票者です。

トルコ市民は、5月9日までは、指定された投票所で、予約なしで投票できます。5月14日までは、73か国の156ヵ所の国境ゲートで投票できると、YSKは言っています。

終日と週末の午前9時から午後9時までは、海外代表事務所で、領事館のある都市では領事館で、午前9時から午後6時まで投票できます。大統領選が再度行われる場合は、5月20日から24日まで、指定された場所で投票できます。YSKは46の国境ゲートに4671の投票所を設けます。決選投票になった場合は、5月28日の午後5時まで、税関で投票が行われます。

トルコ人の最も多いドイツは、有権者も最も多く、投票権のある人は150万人になると、YSKは言っています。ドイツに住むトルコ人は、26か所の代表事務所で投票します。

ドイツに次いで在住トルコ人が多いのは、フランスとオランダで、フランスには397,086人、オランダには286,753人のトルコ人が暮らしています。


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700万のロシア人がトルコを訪れると予想される

2023年04月09日 | 観光
4月10日 今年はロシア・トルコ間のフライトも増えるため、約700万のロシア人がトルコを訪れるだろうと期待されています。2022年は、トルコを訪れたロシア人は550万人でした。

 Hurriyet

ekonomim.com の報告によると、この夏は、ロシアからトルコへ、毎日、171便が飛ぶ予定です。Coral, Anwx, Pegas, Fun & Sun, Intourist, TezTour, Bibli Globus などの旅行社が、サウスウインド、ノースウインド、アズル、ペガサス、アエロフロート、コレンドンなどの航空会社と組んで、これらのフライトをアレンジしています。

「これらのフライトのうち、ロシアの航空会社各社が毎週、1150から1200便を扱い、トルコの航空会社が400便を扱うことになるだろう」と、ロシア旅行業連合のドミトリー・ゴリン副会長が言いました。

昨夏は、750~850便が、ロシア=トルコ間を飛びました。トルコ観光文化省のデータによると、2023年1月2月だけで、500,000人のロシア人がトルコを訪れ、その数は、トルコを訪れる全外国人の13%に達しました。

昨年の1月2月には、246,000人のロシア人がトルコで休暇を過ごしました。彼らの主たる目的地はアンタリヤです。


ペンディクの中心地域が地震に最も危険と思われる

イスタンブル周辺では都市改造事業がつづいていますが、地震に対して最も危険なのはペンディクの中心部で、1999年に出された耐震規制に従って建てられた建物の数は6%に過ぎないと、ペンディクのアフメト・ジン区長が発表しました。

 Hurriyet

「この地区の建物の半数は、1999年のマルマラ地震の前に建てられています。ペンディクの名はローマ帝国時代のパンティキオンに由来します」とジン区長は語りました。区長によると、ペンディクの中心のエルトゥールルガジ界隈は230万平米あり、スラムが密集する最も危険なエリアと考えられます。

「約18,000人の人々が4,500戸のスラムに住んでいます。都市改造と建設作業が終わったら、70,000人の人々がこのエリアに住むでしょう」とジン区長は言いました。「旧ペンディクと呼ばれる中央部には、685戸の家がありますが、93%は老朽建物で、地震が来たら崩壊する建物は642戸あります」

住民たちは都市改造に多くの金を出したがらないので、ブロック・ベースの都市改造を提案していると、区長は言いました。

ペンディクの捜索救助チームは40人の職員と3頭の救助犬を持っていると,ジン区長は強調しました。チームには4000人の訓練された人々がいますが、これを10,000人にする計画だそうです。区長はまた、ペンディクには258の緊急集合エリアが258か所あり、現在、そのインフラに取り組んでいると付言しました。


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イスタンブルが世界の人気旅行先の3位になった

2022年11月30日 | 観光
11月30日 アメリカン・エクスプレスによると、イスタンブルが2023年の人気旅行先のトップ10に入りました。

 Hurriyet

アメリカン・エクスプレスは、来年、最も行きたい旅先10を特集し、2023年の人気旅行先のリストを発表しました。イスタンブルはコペンハーゲンとフロリダ・キイズに次いで、第3位にランクされました。

イスタンブルは今年1月から10月までに、1340万人のツーリストを迎えました。これは2020年同期より92%の増です。2019年の1月から10月にイスタンブルを訪れた外国人旅行者は420万人でした。

2021年には、2020年の500万人を大きく超えた900万人のツーリストが訪れました。今年は10月だけで、外国人ツーリストの数は、2021年同月に比して37.5%増えています。

外国人旅行者数のトップはロシア人で、次がドイツ人とイラン人でした。イスタンブル文化観光局のデータによると、先月、185,000人のロシア人がイスタンブルに到着しましたが、これは全外国人ツーリストのほぼ12%になります。10月、イスタンブルを訪れたドイツ人は116,000人、イラン人は95,000人でした。

先月、イスタンブルを訪れたアメリカのツーリストは4.6%(72,000人)、イギリス人は40%(63,000人)でした。フランス人は55,000人、イスラエル人が40,000人でした。


北欧2国のNATO加盟問題で、トルコと北欧2国が会談した

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相とスエーデンのトビアソ・ビルストロム外相とフィンランドのペッカ・ハアヴィスト外相が、11月29日、ルーマニアの首都ブカレストで行われた連合国会議で会談し、北欧2国のNATO加盟に関するトルコの懸念に応じるための対策について話し合いました。

Hurriyet

チャウシュオール外相は「両国は3国覚書に沿って取られた措置を再検討し、トルコの期待を強調した」とツイートしました。6月、トルコとスエーデンとフィンランドは、トルコへのテロリストの引渡しや情報の共有などの条件を含む協定を締結しています。

スエーデンとフィンランドはトルコの懸念に応えて、それなりの処置をとりましたが、トルコは国会の承認を得るためには、より具体的な行動がとられることが必要だと言っています。

この会談の前に、チャウシュオール外相は、プロセスは前向きに進んではいるが、まだじゅうぶんではないと言いました。「両国はテロリストの引渡しと法的規制に関して、具体的な期待に応えていない」と外相は記者会見で言いました。「とくにスエーデンはトルコの条件にもっと応じる必要がある」

NATOの全加盟国の中で、トルコとハンガリーが両国の加盟申請にゴーサインを出していません。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、先週、国会は来年、フィンランドとスエーデンの加盟を認めるだろうと言いました。


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