トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

オリガルガルヒの船がボドゥルムに錨を下ろしている

2023年05月02日 | 観光
5月2日 ロシアのオリガルヒ(新興財閥)たちは、今年、ムーラ県ボドゥルムに船を置いたままなので、観光業者たちは、今夏の観光シーズンは快調だろうと予想しています。

 Hurriyet

観光のプロたちは、ロシア・ウクライナ戦のため、今夏、ロシア人たちがトルコに来るかどうか心配していましたが、ロシアの多くの船がトルコのマリーナに停泊しているのを見て、この夏に希望を持っています。

ヒルトン・グループの豪華リゾート「スソナ・ボドゥルム」のジェネラルマネジャー、ケマル・バユク氏は、今夏もロシアのオリガルヒに保証されたと語りました。「昨年6月は、ロシア人とウクライナ人が来なくなって、ボドゥルムは空っぽでしたが、7月後、ロシア人もウクライナ人も来るようになって、観光業は盛り上がりました。ロシア人たちは冬の間も船を置いていました」

有名なロシアのオリガルヒ、ロマン・アラモウヴィッチ氏の船も、いまもボドゥルムに停泊していると、バユク氏は言いました。「ロシアだけでなく他の国々からのお客様も期待しています。今年は希望を持って夏に向かいます。4月にオープンしたホテルの占有率も好調です」

「豪華ホテルにはもうお客様が入りはじめています。今年はインド人の結婚式を初め、大きなツアーが訪れるでしょう」とバユク氏は言いました。


海外在住のトルコ人50万人が投票した

最高選挙委員会(YSK)の公正発展党(AKP)の代表によると、海外に暮らす50万人以上のトルコ市民が、トルコ国内では5月14日に行われる選挙の投票をしました。

 Hurriyet

大統領選と国会議員選に投票権を持つ海外在住のトルコ人は、340万人います。その中の277,000人は初めての投票者です。

トルコ市民は、5月9日までは、指定された投票所で、予約なしで投票できます。5月14日までは、73か国の156ヵ所の国境ゲートで投票できると、YSKは言っています。

終日と週末の午前9時から午後9時までは、海外代表事務所で、領事館のある都市では領事館で、午前9時から午後6時まで投票できます。大統領選が再度行われる場合は、5月20日から24日まで、指定された場所で投票できます。YSKは46の国境ゲートに4671の投票所を設けます。決選投票になった場合は、5月28日の午後5時まで、税関で投票が行われます。

トルコ人の最も多いドイツは、有権者も最も多く、投票権のある人は150万人になると、YSKは言っています。ドイツに住むトルコ人は、26か所の代表事務所で投票します。

ドイツに次いで在住トルコ人が多いのは、フランスとオランダで、フランスには397,086人、オランダには286,753人のトルコ人が暮らしています。


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700万のロシア人がトルコを訪れると予想される

2023年04月09日 | 観光
4月10日 今年はロシア・トルコ間のフライトも増えるため、約700万のロシア人がトルコを訪れるだろうと期待されています。2022年は、トルコを訪れたロシア人は550万人でした。

 Hurriyet

ekonomim.com の報告によると、この夏は、ロシアからトルコへ、毎日、171便が飛ぶ予定です。Coral, Anwx, Pegas, Fun & Sun, Intourist, TezTour, Bibli Globus などの旅行社が、サウスウインド、ノースウインド、アズル、ペガサス、アエロフロート、コレンドンなどの航空会社と組んで、これらのフライトをアレンジしています。

「これらのフライトのうち、ロシアの航空会社各社が毎週、1150から1200便を扱い、トルコの航空会社が400便を扱うことになるだろう」と、ロシア旅行業連合のドミトリー・ゴリン副会長が言いました。

昨夏は、750~850便が、ロシア=トルコ間を飛びました。トルコ観光文化省のデータによると、2023年1月2月だけで、500,000人のロシア人がトルコを訪れ、その数は、トルコを訪れる全外国人の13%に達しました。

昨年の1月2月には、246,000人のロシア人がトルコで休暇を過ごしました。彼らの主たる目的地はアンタリヤです。


ペンディクの中心地域が地震に最も危険と思われる

イスタンブル周辺では都市改造事業がつづいていますが、地震に対して最も危険なのはペンディクの中心部で、1999年に出された耐震規制に従って建てられた建物の数は6%に過ぎないと、ペンディクのアフメト・ジン区長が発表しました。

 Hurriyet

「この地区の建物の半数は、1999年のマルマラ地震の前に建てられています。ペンディクの名はローマ帝国時代のパンティキオンに由来します」とジン区長は語りました。区長によると、ペンディクの中心のエルトゥールルガジ界隈は230万平米あり、スラムが密集する最も危険なエリアと考えられます。

「約18,000人の人々が4,500戸のスラムに住んでいます。都市改造と建設作業が終わったら、70,000人の人々がこのエリアに住むでしょう」とジン区長は言いました。「旧ペンディクと呼ばれる中央部には、685戸の家がありますが、93%は老朽建物で、地震が来たら崩壊する建物は642戸あります」

住民たちは都市改造に多くの金を出したがらないので、ブロック・ベースの都市改造を提案していると、区長は言いました。

ペンディクの捜索救助チームは40人の職員と3頭の救助犬を持っていると,ジン区長は強調しました。チームには4000人の訓練された人々がいますが、これを10,000人にする計画だそうです。区長はまた、ペンディクには258の緊急集合エリアが258か所あり、現在、そのインフラに取り組んでいると付言しました。


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イスタンブルが世界の人気旅行先の3位になった

2022年11月30日 | 観光
11月30日 アメリカン・エクスプレスによると、イスタンブルが2023年の人気旅行先のトップ10に入りました。

 Hurriyet

アメリカン・エクスプレスは、来年、最も行きたい旅先10を特集し、2023年の人気旅行先のリストを発表しました。イスタンブルはコペンハーゲンとフロリダ・キイズに次いで、第3位にランクされました。

イスタンブルは今年1月から10月までに、1340万人のツーリストを迎えました。これは2020年同期より92%の増です。2019年の1月から10月にイスタンブルを訪れた外国人旅行者は420万人でした。

2021年には、2020年の500万人を大きく超えた900万人のツーリストが訪れました。今年は10月だけで、外国人ツーリストの数は、2021年同月に比して37.5%増えています。

外国人旅行者数のトップはロシア人で、次がドイツ人とイラン人でした。イスタンブル文化観光局のデータによると、先月、185,000人のロシア人がイスタンブルに到着しましたが、これは全外国人ツーリストのほぼ12%になります。10月、イスタンブルを訪れたドイツ人は116,000人、イラン人は95,000人でした。

先月、イスタンブルを訪れたアメリカのツーリストは4.6%(72,000人)、イギリス人は40%(63,000人)でした。フランス人は55,000人、イスラエル人が40,000人でした。


北欧2国のNATO加盟問題で、トルコと北欧2国が会談した

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相とスエーデンのトビアソ・ビルストロム外相とフィンランドのペッカ・ハアヴィスト外相が、11月29日、ルーマニアの首都ブカレストで行われた連合国会議で会談し、北欧2国のNATO加盟に関するトルコの懸念に応じるための対策について話し合いました。

Hurriyet

チャウシュオール外相は「両国は3国覚書に沿って取られた措置を再検討し、トルコの期待を強調した」とツイートしました。6月、トルコとスエーデンとフィンランドは、トルコへのテロリストの引渡しや情報の共有などの条件を含む協定を締結しています。

スエーデンとフィンランドはトルコの懸念に応えて、それなりの処置をとりましたが、トルコは国会の承認を得るためには、より具体的な行動がとられることが必要だと言っています。

この会談の前に、チャウシュオール外相は、プロセスは前向きに進んではいるが、まだじゅうぶんではないと言いました。「両国はテロリストの引渡しと法的規制に関して、具体的な期待に応えていない」と外相は記者会見で言いました。「とくにスエーデンはトルコの条件にもっと応じる必要がある」

NATOの全加盟国の中で、トルコとハンガリーが両国の加盟申請にゴーサインを出していません。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、先週、国会は来年、フィンランドとスエーデンの加盟を認めるだろうと言いました。


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トルコ出身の女性心臓外科医が「フォーブス」の表紙になる

2022年10月23日 | 観光
10月24日 ヨーロッパで初めて人工心臓を移植した女性心臓外科医ディレキ・ギュルソイさんが、世界的に知られる雑誌「フォーブス」のドイツ版、11月3日発売号の表紙になります。

 Hurriyet

「私は12年間、人工心臓分野の研究をしてきました。世界的に有名な雑誌「フォーブス」の表紙になるのは名誉なことと思います」とギュルソイさんは言いました。彼女は同誌に、ドイツのチームとともに設立する心臓病院に関する情報を発表したと言いました。

「心不全はきわめて重要な問題です。臓器提供者は多くありません。ですから、人工心臓の研究は重要視されるべきで、 予算ももっと当てられるべきです」とギュルソイさんは言いました。「私は人間と動物で多くの経験を積んできました。人工心臓は、とくに女性にとって、重要なものです」

ギュルソイさんは若いとき、父親を失い、40年間働きつづけて子供たちを育てた母親を尊敬しており、自身も家族を大切にしていると言いました。「私は家族と過ごす時間が大好きで、母と多くの時間を過ごしています。今日も母の話を聞いてきたので、とても快調です」

ギュルソイさんは、黒海岸のオルドゥ出身で、ドイツに移住した労働者の娘として、ドイツのノイスで生まれ、2003年、大学を卒業しました。2019年、ギュルソイさんは、ドイツで最も名誉あるヴィクトレス賞とドイツ医学賞を受賞し、「今年の医師」にも選ばれました。

ヨーロッパでも有名な医師の1人ギュルソイさんは、ドイツ・デュッセルドルフのクリニック・ベル・エタージュの医師長として研究をつづけています。


フィンランドのNATO加盟について協議が始まる

フィンランドの高官らが、10月25日、アンカラを訪れ、同国のNATO加盟について話し合いが行われると、ミリエット紙が報じました。

Hurriyet

フィンランドの法務省の代表が、トルコ外務省の外交関係のトップ、カスム・チチェキ氏と会談するでしょう。

フィンランドと隣国スエーデンは、ロシアのウクライナ侵攻によって、長年の軍事的中立を放棄し、NATO加盟を申請しました。NATOに加盟するには、トルコを含む全加盟国の承認が必要です。

エルドアン大統領は10月20日、スエーデンのウルフ・クリステルソン新首相とアンカラで会うことに合意したと言いました。「スエーデンの新首相が面会を求めてきた。私は予定を入れるよう指示した・・・わが国で、NATO加盟問題について話し合うことになるだろう」と、大統領はNTVテレビで語りました。

「トルコ政府の立場は変わらない。トルコはスエーデンとフィンランドに、トルコ当局が求めるテロリストを引き渡すことを要請している」とエルドアン大統領は言いました。スエーデンのトビアス・ビルストロム新外相は、スエーデン政府は「NATO加盟を最優先とする」と言っています。

トルコはスエーデンとフィンランドに、NATO加盟を望むなら、トルコのテロとの戦いを具体的に支持するよう勧告してきました。

トルコとスエーデンとフィンランドは、6月29日、NATOサミットで、両国のNATO加盟のための覚書に署名しています。3国の協定では、スエーデンとフィンランドは、あらゆるテロ組織に対して、トルコに協力することを条件としています。


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カッパドキアの気球の墜落でスペイン人ツーリスト2人が死亡

2022年10月18日 | 観光
10月19日 カッパドキアで、ツーリストたちが乗っていた熱気球が強風で墜落し、2人のスペイン人ツーリストが死亡、3人が負傷したと、知事室が発表しました。

 Hurriyet

「民間企業が所有する熱気球が、午前7時25分、アヴァノス地区のゼルヴェ遺跡を飛びたったが、予想外に風速が増し、8時50分、カワク町キリクに落下したと、ネヴシェヒル県知事室が、声明で発表しました。「熱気球には28人の乗客と2人の乗組員が乗っていたが、スペイン人2人が死亡し、他のスペイン人3人が負傷した」

当局によると、3人の負傷者は病院で治療を受けていますが、危険な状態ではないそうです。知事室は事件に関する司法上・行政上の調査を始めました。

ユネスコの世界遺産になっているカッパドキアは、中央アナトリア6県にひろがる史跡です。300万年から900万年昔の火山の爆発で生まれた熔結凝灰岩の堆積で形成された「妖精の煙突」で知られています。毎年,約250万人のツーリストがカッパドキアを訪れ、気球のフライトをトライする人も少なくありません。

2017年4月にも、カッパドキアの気球の事故で、フランスの駐イスタンブル副領事が死亡しました。生存者たちの話によると、事故は1人の乗客とパイロットとの喧嘩が原因で起こったそうです。


政府は爆発犠牲者の家族に財政的支援を提供する

エルドアン大統領は、10月14日のバルトゥン県の爆発事故で亡くなった作業員の家族に、150万リラの支援金と、毎月支給の年金を提供する法的手続きを命じたと、ミリエット紙が報じました。

 Hurriyet

エルドアン大統領が主宰した公正発展党(AKP)の中央議決・執行委員会の会合では、41人が死亡し、数十人が負傷したアマスラの炭坑事故が主要な議題になりました。この会合で、大統領は、爆発の犠牲者の家族のために、財政的支援を用意することを、できるだけ早く国会で議題にするよう指示しました。

ミリエット紙によると、150万リラ以上の支援金が家族に提供され、勤続年数に関係なく、犠牲者の配偶者か子供に支払われるそうです。また、事故で亡くなった作業員の親族を援助するためのチームが結成されました。爆発は、10月14日、日没の直前、アマスラの炭坑で起こりました。


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ネムルート山の石の頭部を保護するため、大手術が行われる

2022年10月06日 | 観光
10月9日 南東部アドヤマン県のネムルート山の大きな石の頭部上に、小さな亀裂が入っているため、人間のボトックス手術と同様なやりかたで、特殊なしっくいを流し込むことになりました。

 Hurriyet

2000年昔の頭部は、特殊な布で蔽われます。報告書によると、石の頭部の亀裂は、人間のボトックス手術に似た綿密な作業によって、しっくいでふさがれます。

ネムルート山の観光シーズンは、11月に終わって、雨と雪のシーズンになり、4月に再スタートします。ある関係者は、「小さな亀裂は、雨や雪がしみこむと、どんどん大きくなりますが、ボトックス手術のような処置で水分の浸透を防げば、石の頭部を守れるでしょう」と、地元メディアに語りました。

べつの専門家によると、11月までに、ひとつの頭部にこの“手術”を施し、成功したら、5年がかりで他の頭部にも同様の処置を行うそうです。石の頭部はまた、どんな悪天候や地震にも耐えるように,基石にのせられます。また、用心のために、石の頭部は特殊な防水布で蔽われます。「布地は時速120キロの風にも、鋭い衝撃にも耐えるものが使われます」

ネムルート山は標高2134メートル、後期ヘレニズム時代のコムマゲネ朝の王アンティオコス1世(BC69~34)が、自らの記念碑として建てたもので、ヒエロセシオン(墓と神々の家)として知られています。

直径145メートル、高さ50メートルの石の塚は、東と西と北の三方をテラスで囲まれています。重さ6トンの巨大な頭部は高さ10メートル、毎日、すばらしい日の出と日没が眺められるテラスに立っています。この遺跡は1987年に、ユネスコの世界遺産に登録されました。


イスタンブルの8地区で、外国人の居住許可を制限する

イスタンブルの8地区では、外国人はもう居住許可を申請できなくなったと、スレイマン・ソイル内相が発表しました。

 Hurriyet

県移民局で行われた「移住」に関する記者会見で、ソイル内相は、キュチュクチェクメジェ、バシャクシェヒル、バージュラル、アヴジュラル、バフチェリエヴレル、スルタンガジ、エセンレール、ゼイティンブルヌの8地区では、外国人の新たな居住許可の申請を受け付けないことになったと言いました。

トルコのシリア人の数は3,646,278人、保護下にあるシリア人は321,052人だと、内相は言いました。総計551,829人のシリア人移民が、イスタンブルに住んでいます。また、南東部ガジアンテプ県は466,000人、シャンルウルファ県は384,000人のシリア人を受け入れています。

トルコは、新しい生活を求めてヨーロッパに渡ろうとする移民たちにとって、重要な中継地点になっています。内務省によると、17,000人の不法移民が、現在、全国の留置センターに暮らし、自国に送り返されるのを待っています。今年だけで、総計84,993人の不法移民が、トルコから送り返されたと、大統領府移民管理局は言っています。


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ヨーロッパ人たちが冬のためにトルコのホテルやアパートを予約している

2022年09月11日 | 観光
9月12日 エネルギー危機のため、今年は厳しい冬になるだろうと懸念するヨーロッパ人たちが、寒い冬をトルコで過ごすために、トルコのホテルやアパートを予約しています。

 Hurriyet

ロシアのウクライナ侵攻のために、冬に向かって状況は悪化するだろうと予想するヨーロッパ人たちが、トルコで冬を過ごすことを考えているのです。「ロシアがヨーロッパへのガスの供給を止めてから、人々はすでにトルコのホテルに予約を入れはじめました」と、アナトリア観光管理者協会(ATID)のフェルマン・アデムハンさんは言いました。

「この冬はホテル経営者にとって、よいシーズンになると思われます。ヨーロッパやイギリスの人々は、3か月間、家を借りています。彼らは、電気やガスに払わなければならないお金で、トルコで快適に長期滞在できるのです」と、アデムハンさんは言いました。「この冬は観光産業にとって大きなチャンスになるでしょう」

トルコのホテル経営者と観光会社は、ヨーロッパからの客たち、とくに年金生活者を見込んで、対策を練っています。観光業者たちは、トルコにとって、最も忙しい冬になるかもしれないと希望を持っています。

ドイツ、イギリス、オランダ、ベルギー、スカンジナビア諸国が、観光業の大きな市場になるだろうと、業者たちは語り、早くから予約が入るのが、その証拠と言っています。


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「乙女の塔」が3月、博物館として一般公開される

2022年09月10日 | 観光
9月11日 「乙女の塔」の修復作業は2021年9月からつづいていますが、文化観光相は来年3月までにオープンする予定だと、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相が言いました。
 Hrriyet

「私たちはこの建物をタワー・ミュージアムにします。イスタンブルの人々が遠くから眺めていたこの建物が、内部からイスタンブルを見る建物になります」とエルソイ文化観光相は言いました。

文化観光相は、タワーのドームが分解した部分が建物に重圧をかけていることを指摘し、「鉄筋コンクリートを使うと、中長期的に建物にダメージを与える原因になります。私たちはプロジェクトの範囲内で、建物の原型に従って木材を使います」と言いました。「過度な重みのために、建物の下に亀裂が生じています」

「うまくゆけば、年末にはすべての作業が終了します」とエルソイ文化観光相は言い、オープニングは3月を予定していると付言しました。


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イズミル=テサロニキ間のフェリーサービスが始まる

2022年09月01日 | 観光
9月2日 トルコのエーゲ海岸のイズミル市とギリシア北部のテサロニキ市間のフェリーサービスが、9月中に始まると、ギリシア・ベースのフェリー会社が発表しました。

 Hurriyet

アテネに本社のある「レヴァンタ・フェリーズ」社が、「スミルナ・ディ・レヴァンテ」と名づけたフェリーを、週1回、2都市間を往復させると発表しました。フェリーサービスが始まる日にちはまだ発表されていませんが、同社は、10月にはギリシアのレスボス島もルートに加えられるだろうと言っています。

全長160メートル、幅23メートルのスミルナ・ディ・レヴァンテ号は、930人の乗客と55台のトラックを運べるそうです。イズミル=テサロニキ間は、天候によるが、12、~13時間かかると、同社は言っています。価格については、まだ決まっていないそうで、「わが社はフェリーサービスの技術的問題を終えたところで、これからコストを計算し、乗船賃を発表します」という同社職員の返事でした。

フェリーサービスが始まれば、両国からパッケージ・ツアーが出るようになるだろうと、ギリシア・メディアは言っています。


「テクノフェスト」にトルコの最新無人戦闘機が展示された

トルコ最大の航空・宇宙・技術フェスティヴァル「テクノフェスト」に、トルコの無人戦闘機「バイラクタル・クズレルマ」が展示され、設計と開発の努力に大きな注目が集まっています。

 Hurriyet

トルコのドローン製造会社「バイラクタル・テクノロジーズ」が開発した「バイラクタル・クズレルマ」の最初の試作品は、サムスンの展覧会に展示されました。

クズレルマは1500キログラムの搭載品(武器、弾薬など)を運ぶことができます。飛行範囲は930キロメートルで、飛行高度は10668メートルまで。5時間飛行でき、最大速度は時速900キロです。

同社の最高技術役員、セルチュク・バイラクタル氏によると、クズレルマの最初のフライトは、2023年に行われると、期待されています。「トルコはこの20年間の努力によって、無人機の技術開発に関して、世界のトップ3に入った」と、バイラクタル氏は語り、トルコ軍は、戦斗のための無人機の技術的合力では世界ナンバーワンだと主張しました。

6日間のイベント中には、国産ヘリコプターや、他の無人機も展示され、エアショウも行われます。諸省、公的機関、大学、企業が「テクノフェスト」に参加し、外国からの見学者も訪れています。

2018年に初めて開催された「テクノフェスト」は、社会のテクノロジーへの関心を高め、技術コンペティションやエアショウその他のイベントによって、技術開発社会に変化したトルコを認識してもらうことが目的です。


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古代都市エフェススがふたたび海とつながる

2022年08月28日 | 観光
8月29日 イズミル県セルチュク地区の古代都市エフェススを、2500年を経て、ふたたび海とつなげる「エフェスス古代運河プロジェクト」の第1段階が終りました。

 Hurriyet

長さ600メートルの運河と、幅100メートル、長さ250メートル、短期宿泊もできるマリーナなど、第1段階の建設は、杭打ち作業の60%を終えました。プロジェクトの第1段階では、古代運河の入口が再整備され、歴史的な雰囲気を持ったマリーナが造られます。

エフェススの古代都市と港は、何千年間も東西の文化が交流した「王の道」の出発点にありました。しかし、2500年の間に、川の流れが運んだ砂礫によって、古代都市は海から9キロ離れた場所に移動し、現在の形になりました。

プロジェクトの職員ビロル・チュナルさんによると、「エフェスス古代運河プロジェクト」の第1段階は、海岸からクシャダス=イズミルのハイウエイ沿いに行われます。歴史的な感じを出すためにマリーナの壁とその周辺を大理石で蔽う工程は、まだつづいています。第2段階では、イズミル=クシャダス・ハイウエイからエフェスス港までのエリアが整備され、歴史的な感じに再構築されます」ということです。

このプロジェクトによって、2500年前のように、人々はふたたび船でエフェススを訪れることができるようになります。目標は、毎年、エフェススを訪れるツーリストが増え、エフェススがトルコの重要な目的地になることです。プロジェクトは2022年末までに終わります。


ウクライナの穀物輸出は100万トンを超えた

ウクライナから世界市場への食糧輸出の総計は、黒海に穀物回廊が設けられて以来、100万トンを超えたと、トルコ国防省が発表し、週末にはウクライナの港から9隻の船が出航したと付言しました。

 Hurriyet

国防省の声明文によれば、「ウクライナから輸出された穀物の総量は、週末までには1,043,286トンに達する。イスタンブル・ベースの合同調整センターによって管理・調整されているこの事業は、計画通り、問題なく運営されている」ということです。

ロシアとウクライナは、世界の食糧危機を回避するために、7月22日、ウクライナからの食物輸出を再開する覚書に署名しました。この活動は8月1日から始まり、ウクライナとロシアの職員が、トルコと国連の職員とともに従事しています。

「ウクライナの港からの穀物輸出は、計画通りつづいている。この事業に関わった船の数は、8月3日までに、103隻になった」と、国防省は言っています。

ロシアとウクライナが署名した協定は120日間有効であり、両国が反対しなければ、延長も可能です。ウクライナは今年末までに、2500万トンの穀物を世界に輸出する計画です。ロシアも、国連による保障の下に、食料と肥料を世界に輸出することを望んでいますが、船積み、銀行、保険会社などに関する問題のために、ロシアの輸出はまだ始まっていません。


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