8月31日 8月30日、大統領宮殿で開催された「勝利の日」のレセプションで、アブドゥラ・ギュル大統領は「シリアに対して政治的戦略を抜きにした軍事行動は効果がないだろうと思う」と記者団に語りました。

「勝利の日」のレセプションのギュル大統領とハイルニッサ夫人
「シリア問題は政治と外交によって解決される。政治と外交を進め、解決へ扉を開くべきだ」と大統領は言い、「ロシアとイランは互いに提携するべきだ」と付け加えました。
ギュル大統領はまた、民放NTVの取材で、トルコはシリアの状況を傍観はしないと言いました。
「シリアの混沌は長期におよぶ可能性がある。トルコはシリアの状況に目をつぶることはできない。
中東の混沌を終わらせることを最も望んでいるのはわが国であり、収拾がつかなくなっている状況を終わらせることができるのは、わが国だからだ」と語りました。
大統領の発言直後、アメリカは、8月21日、ダマスカス近郊で、426人の子供を含む、少なくとも1429人のシリア市民が化学兵器によって殺害されたという報告書を発表しました。
ギュル大統領はまた、民放NTVの取材で、トルコはシリアの状況を傍観はしないと言いました。
「シリアの混沌は長期におよぶ可能性がある。トルコはシリアの状況に目をつぶることはできない。
中東の混沌を終わらせることを最も望んでいるのはわが国であり、収拾がつかなくなっている状況を終わらせることができるのは、わが国だからだ」と語りました。
大統領の発言直後、アメリカは、8月21日、ダマスカス近郊で、426人の子供を含む、少なくとも1429人のシリア市民が化学兵器によって殺害されたという報告書を発表しました。
ハサンケイフで新石器時代の人骨が見つかった
日本のチームがバトマン県ハサンケイフで行なっている発掘で、11500年前、新石器時代の人骨が見つかりました。
ハサンケイフは毎年世界中から50万人が訪れていますが、ハサンケイフの歴史的エリアの一部は、ウルス・ダム・プロジェクトが始まれば水没することになっています。
ハサンケイフは毎年世界中から50万人が訪れていますが、ハサンケイフの歴史的エリアの一部は、ウルス・ダム・プロジェクトが始まれば水没することになっています。

筑波大学の三宅裕教授によると、今年、彩色された墓と、埋葬された人骨が見つかったということです。
ハサンケイフ発掘チームのリーダー、バトマン大学のアブデュッセラム・ウルチャム講師によると、ハサンケイフの他の場所への移動が入札にかけられているそうです。
「ハサンケイフは他の場所に移すべきです。移動が終わらないうちに、古代都市を水没させるなど問題外です」と、彼は言います。
「私はここで12年間、発掘してきました。国有地はすべて発掘しました。国営水力事業(DSI)が差し押さえたら、われわれは私有地の発掘をつづけます。
移動作業は入札にかけられていて、15件の出土物件の移動はまもなく始まります」
「城の岩は水から守るべきです。水に浸かったら崩壊してしまいます。“ハサンケイフ橋”は水没することになるでしょうが、われわれは橋脚のセルチュク時代のレリーフは移動させます」とウルチャム講師は言っています。
ハサンケイフ発掘チームのリーダー、バトマン大学のアブデュッセラム・ウルチャム講師によると、ハサンケイフの他の場所への移動が入札にかけられているそうです。
「ハサンケイフは他の場所に移すべきです。移動が終わらないうちに、古代都市を水没させるなど問題外です」と、彼は言います。
「私はここで12年間、発掘してきました。国有地はすべて発掘しました。国営水力事業(DSI)が差し押さえたら、われわれは私有地の発掘をつづけます。
移動作業は入札にかけられていて、15件の出土物件の移動はまもなく始まります」
「城の岩は水から守るべきです。水に浸かったら崩壊してしまいます。“ハサンケイフ橋”は水没することになるでしょうが、われわれは橋脚のセルチュク時代のレリーフは移動させます」とウルチャム講師は言っています。

墓の発掘作業は、三宅教授を科学顧問として、12人の専門家、6人の学生、40人の作業員で行なわれています。
「われわれはここで人々は遊牧生活をしていたと考えています。ここには多くの丸い形の家がありました。
また、幅9メートルの、床にオベリスクのある特殊な建造物がありますが、われわれはシイルトの古墳でも同じものを発見しています。
われわれは30の葬室と、その地下に埋葬された人骨を見つけました。オレンジと黒で彩色された人骨もありました」と三宅教授は言っています。
8月15日に始まった発掘では18体の人骨が見つかりましたが、昨年見つかったものを加えると人骨の総数は80体にもなるそうです。
「われわれはここで人々は遊牧生活をしていたと考えています。ここには多くの丸い形の家がありました。
また、幅9メートルの、床にオベリスクのある特殊な建造物がありますが、われわれはシイルトの古墳でも同じものを発見しています。
われわれは30の葬室と、その地下に埋葬された人骨を見つけました。オレンジと黒で彩色された人骨もありました」と三宅教授は言っています。
8月15日に始まった発掘では18体の人骨が見つかりましたが、昨年見つかったものを加えると人骨の総数は80体にもなるそうです。
