9月2日 8月30日の「勝利の日」に、帽子の下にスカーフを着用した婦人警官が、イスタンブル・タクシムに登場しました(昨日の記事参照)。
Hurriyet
アンカラの「勝利の日」の式典で、エルドアン大統領を警備する警官チームの中にも、1人のスカーフ着用婦人警官がいました。8月27日の官報で発表された新しい規則によると、トルコの婦人警官はユニフォームの一部としてスカーフを着用することが認められました。
トルコの判事が亡命を求めて、移民船でギリシャへ逃亡
トルコ人の判事が移民船で不法に、ギリシャのキオス島に逃亡し、亡命を求めたと、アナドル通信が報じました。
Hurriyet
50歳のトルコ人判事が、午前6時、キオス島のアギア・エレニ海岸に、6人のシリア移民とともに上陸したと、キオスの沿岸警備隊は言っています。判事は政治亡命を希望しています。上陸後、判事は不法入国容疑でで、検察に送られました。ギリシャのメディアは、トルコ人判事は亡命手続きのため、アテネに送られたと報じています。
今週初め、フェトフラリスト・テロ組織(FETO)のメンバー容疑の7人が、ギリシャに不法入国後、亡命を求めているそうです。
今週初め、フェトフラリスト・テロ組織(FETO)のメンバー容疑の7人が、ギリシャに不法入国後、亡命を求めているそうです。
ガジアンテプの結婚式テロの死者が56人になった
ガジアンテプ・シャヒンベイ地区の結婚式場を襲ったISのテロから2週間たち、死者は56人になりました。テロの56番目の犠牲者は、6歳の男の子アザト・アイドゥンアルプ君でした。
Hurriyet
ガジアンテプの主任検察官によると、アイドゥンアルプ君はテロで負傷し、病院に運ばれましたが、重傷のため亡くなったそうです。アイドゥンアルプ君の葬儀は検死後、地元で行われました。葬儀に出席していた父親のセルヴェト・アイドゥンアルプさんも、テロで片脚を負傷していました。
このテロの犠牲者の多くは子供でした。自爆犯もまた、12歳から14歳と思われる子供でした。
このテロの犠牲者の多くは子供でした。自爆犯もまた、12歳から14歳と思われる子供でした。
今年の「勝利の日」の式典は軍事パレードなし
8月30日の「勝利の日」の式典は、7月15日の未遂クーデターのため、今年は恒例の軍事パレードなしで行われました。
Hurriyet
「トルコはいま、異常な時期にある。われわれはみな、クーデターを体験した。国民の間には恐怖感があり、そのトラウマが消えていないいま、軍事パレードをする必要はないと、私は考える」と、フィクリ・ウシュク防衛相は言いました。
今年の式典は、アンカラのムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」への花輪の献呈で始まりました。アタテュルクはトルコ共和国の建設者であり、政治的指導者であり、軍事司令官でもありました。
エルドアン大統領、ユルドゥルム首相、イスマイル・カフラマン国会議長、参謀総長フルシ・アカル将軍も、霊廟に参拝しました。最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首や、愛国者運動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首も式典に出席しました。7月15日のクーデターで亡くなった人の親族も式典に参加し、第94回「勝利の日」を記念しました。
今年の式典は、アンカラのムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」への花輪の献呈で始まりました。アタテュルクはトルコ共和国の建設者であり、政治的指導者であり、軍事司令官でもありました。
エルドアン大統領、ユルドゥルム首相、イスマイル・カフラマン国会議長、参謀総長フルシ・アカル将軍も、霊廟に参拝しました。最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首や、愛国者運動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首も式典に出席しました。7月15日のクーデターで亡くなった人の親族も式典に参加し、第94回「勝利の日」を記念しました。
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