トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

スカーフの婦人警官第1号が登場

2016年08月31日 | 国内
9月2日 8月30日の「勝利の日」に、帽子の下にスカーフを着用した婦人警官が、イスタンブル・タクシムに登場しました(昨日の記事参照)。

 Hurriyet

アンカラの「勝利の日」の式典で、エルドアン大統領を警備する警官チームの中にも、1人のスカーフ着用婦人警官がいました。8月27日の官報で発表された新しい規則によると、トルコの婦人警官はユニフォームの一部としてスカーフを着用することが認められました。


トルコの判事が亡命を求めて、移民船でギリシャへ逃亡

トルコ人の判事が移民船で不法に、ギリシャのキオス島に逃亡し、亡命を求めたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

50歳のトルコ人判事が、午前6時、キオス島のアギア・エレニ海岸に、6人のシリア移民とともに上陸したと、キオスの沿岸警備隊は言っています。判事は政治亡命を希望しています。上陸後、判事は不法入国容疑でで、検察に送られました。ギリシャのメディアは、トルコ人判事は亡命手続きのため、アテネに送られたと報じています。

今週初め、フェトフラリスト・テロ組織(FETO)のメンバー容疑の7人が、ギリシャに不法入国後、亡命を求めているそうです。


ガジアンテプの結婚式テロの死者が56人になった

ガジアンテプ・シャヒンベイ地区の結婚式場を襲ったISのテロから2週間たち、死者は56人になりました。テロの56番目の犠牲者は、6歳の男の子アザト・アイドゥンアルプ君でした。

 Hurriyet

ガジアンテプの主任検察官によると、アイドゥンアルプ君はテロで負傷し、病院に運ばれましたが、重傷のため亡くなったそうです。アイドゥンアルプ君の葬儀は検死後、地元で行われました。葬儀に出席していた父親のセルヴェト・アイドゥンアルプさんも、テロで片脚を負傷していました。

このテロの犠牲者の多くは子供でした。自爆犯もまた、12歳から14歳と思われる子供でした。


今年の「勝利の日」の式典は軍事パレードなし

8月30日の「勝利の日」の式典は、7月15日の未遂クーデターのため、今年は恒例の軍事パレードなしで行われました。

 Hurriyet

「トルコはいま、異常な時期にある。われわれはみな、クーデターを体験した。国民の間には恐怖感があり、そのトラウマが消えていないいま、軍事パレードをする必要はないと、私は考える」と、フィクリ・ウシュク防衛相は言いました。

今年の式典は、アンカラのムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」への花輪の献呈で始まりました。アタテュルクはトルコ共和国の建設者であり、政治的指導者であり、軍事司令官でもありました。

エルドアン大統領、ユルドゥルム首相、イスマイル・カフラマン国会議長、参謀総長フルシ・アカル将軍も、霊廟に参拝しました。最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首や、愛国者運動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首も式典に出席しました。7月15日のクーデターで亡くなった人の親族も式典に参加し、第94回「勝利の日」を記念しました。


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YPGがユーフラテス東岸から退去しなければ、攻撃する」外相

2016年08月30日 | 国際
9月1日 「北シリアのYPG(人民防衛隊)がユーフラテス東岸から退去しなければ、トルコは攻撃する」と、8月29日、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は言いました。「ユーフラテスの盾」作戦の目標は、北シリアのジャラブルスからイスラム国(IS)を一掃することにあったと、外相は言いました。「なぜYPGはトルコを攻撃したのか」

 Hurriyet
共同記者会見中のオランダのクーンデルス外相(左)とトルコのチャヴシュオール外相


「YPGはユーフラテス東岸から、できるだけ早く撤退する必要がある。YPGは撤退を発表し、アメリカも約束したのだから」と、チャヴシュオール外相は、オランダのベルト・クーンデルス外相との共同記者会見で言いました。

自由シリア軍(FSA)の司令官は、マンビジのYPGをターゲットにすると言いました。「マンビジの住民の多数派であるアラブ系シリア人がYPGに強制退去させられたが、彼らを故郷に帰してやらなければならない。アラブ人はわが国の敵ではない」と外相は言いました。

「だが、YPGの目的は違う。彼らは、意見の異なるクルド人も含めて、すべての住民の退去を強制している。彼らがしていることは民族浄化だ」と、チャヴシュオール外相は言いました。

トルコはYPGをPKK(非合法組織クルド労働者党)の分派と見ています。PKKは、クルド人が多く住むトルコ東南部の自治を求めて、30年来、反乱をつづけています。アメリカ政府はPKKをテロリストと認定しながら、ISと戦うために、YPGを利用し支援しています。


女性閣僚やNGOの女性たちがガジアンテプ・テロの被害者を見舞った

ファトゥマ・ベテュル・サヤン・カヤ家族・社会政策相や、Daily Hurriyet のヴスラト・ドーアン・サバンジュ社長らのグループが、1週間前、自爆テロに襲われたガジアンテプを訪れました。

 Hurriyet
テロで負傷した女性(右端)を病院に見舞うサバンジュ社長(中央・白い服)とカヤ家族・社会政策相(奥のスカーフの女性)


グループはテロで負傷した人やその家族を見舞いました。結婚式場を狙ったこのテロでは、多くの子供たちを含む55人がなくなり、93人が負傷しました。40人がいまも治療中です。

ドーアン・サバンジュ社長、弁護士のゲズバン・ハテミさん、女性と民主主義協会(KADEM)のサレ・アイドゥン会長、トルコ・ビジネス女性協会(TIKAD)のニリュフェル・ブルト会長、デニス・ウルケ・アンボーアン教授、Hurriyet 紙のコラムニスト、ファティフ・チェキルゲさん、公正発展党(AKP)の前議員メフメト・エミン・エクメンさんらも、ガジアンテプを訪れました。

一行は、前・家族社会政策相で、現在、ガジアンテプ市長のファトゥマ・シャヒンさんらに迎えられ、最初に、「ユーフラテスの盾」作戦でなくなったエルジャン・チェリキ特務軍曹の家を弔問に訪れました。


ギリシャに逃げたクーデター軍人らが他国にも亡命を求めていた

未遂クーデター後、ギリシャに逃げて亡命を求めていた8人のクーデター参加軍人らは、ギリシャのほか、ヨーロッパ3国にも亡命を求めていました。

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アテネの亡命委員会によると、3人の軍人はトルコ送還を逃れるため、フランス、スペイン、ベルギーにも口頭で亡命を求めていました。3人は亡命申請書を提出すると言っています。彼らの弁護士の1人、スタヴルーラ・トマラ氏によると、3か国への亡命申請は、ダブリン規約第12条に基づいているそうです。この規約によると、3人は以前住んでいた国に亡命を求めることが認められています。トマラ氏によると、3人は以前、ヨーロッパ諸国にオフィスを持っていたそうです。

2人の少佐、4人の大尉、2人の下士官は、未遂クーデターの翌日、軍のヘリで、トルコ国境に近いギリシャのアレクサンドロポリスに逃げ込みました。トルコ政府は、クーデターに関わった容疑で、彼らをただちに送還するよう要請しています。

ギリシャのカティメリーニ紙は、8人の軍人の他、2人の教授とその子供たち、3人のビジネスマンの計7人のトルコ市民が、ギリシャに亡命を求めているそうです。また、アテネのトルコ大使館付き陸軍武官イルハン・ヤシュトゥル参謀大佐と海軍武官ハリス・トゥンチ大佐が、家族とともに行方不明になっています。ギリシャ外務省は8月初旬、彼らの信任状を無効にしました。


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ボスフォラス第3橋に“自撮り狂”が押しかけて交通渋滞

2016年08月29日 | 国内
8月31日 週末、開通したばかりのボスフォラス第3橋の上で“自撮り”しようという人々がどっと押し寄せ、とくに27日午後は“自撮り屋さん”で橋は交通遮断状態になりました。

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先月は、世界で4番目に長い吊り橋「オスマン・ガジ橋」がオープンしましたが、そのときも“自撮り狂”たちが押しかけました。建設に5年かかったこの橋の完成で、イスタンブルとイズミルの交通は劇的に短縮されましたが、交通ルールを無視する“自撮り狂”たちは困ったものです。

ボスフォラスの第3橋は、8車線と鉄道路2車線が通っていますが、鉄道が走る吊り橋としては世界最長です。この橋が完成すれば、1日におよそ13万5000台の車両が通ることになるだろうと、政府は言っていました。橋の正式名は、東部世界を征服した15世紀のオスマン・スルタンに因んで、「ヤウズ・スルタン・セリム橋」と名づけられました。


政府が9日間の犠牲祭公休を宣言した

8月27日、ユルドゥルム首相は、9月12日から始まる犠牲祭を9日間の公休日にすると宣言しました。宣言書によると、全公務員は、犠牲祭の最終日9月16日の金曜は全日公休が認められます。

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犠牲祭は、息子を犠牲として神に捧げようとした預言者アブラハムを記念する日です。今年の犠牲祭は前後の週末を含めて、9日間の公休になります。また、首相が調印した宣言書によると、9月8日と9日の犠牲祭の前に、退職者を含めた公務員に給与が支給されるそうです。

犠牲祭中、多くのトルコ人は故郷に帰り、家族とともに過ごす習慣がありますが、そのため、近頃は全国的に交通事故が多くなっています。今年は、ラマザン(断食月)も9日間の休暇になりました。


エルドアン大統領が、結婚式自爆テロがあったガジアンテプ訪問

1週間前、結婚式場をねらったイスラム国(IS)の自爆テロがあったガジアンテプを、8月28日、エルドアン大統領が訪れました。
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大統領は午後、まずガジアンテプ知事オフィスを訪れ、55人が死亡し、何十人もが負傷した自爆テロについて話を聞きました。大統領はまた、シリア北部の町ジャラブルスで行われている越境作戦「ユーフラテスの盾」(フラート・カルカヌ)についても説明を受けました。その後、大統領はガジアンテプ市庁を訪れ、45分間会談しました。

大統領のガジアンテプ訪問には、フルシ・アカル参謀総長、メフメト・シュムシェク副首相、ファトゥマ・ベテュル・サヤン・カヤ家族・社会政策相、エフカン・アラ内相、特殊部隊司令官ゼカイ・アクサカルル中将、ファトゥマ・シャヒン・ガジアンテプ市長ほか、公正発展党(AKP)の議員らも同行しました。

エルドアン大統領は犠牲者の家族を訪問、自爆テロがあったシャヒンベイ地区の街路を視察、結婚式で負傷した花嫁花婿を見舞いました。

大統領はまた、ガジアンテプに住み、ISから奪還されたジャラブルスに帰りたいシリア人たちに、「必要な支援をする」と誓いました。最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首も、26日、ガジアンテプを訪れ、弔意を表明しています。


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イスタンブル・ボスフォラス海峡の第3橋開通

2016年08月28日 | 国内
8月30日 26日、イスタンブル・ボスフォラス海峡の第3橋が開通しました(8月27日の頁参照)。開通式にはエルドアン大統領、ユルドゥルム首相を初め、アブドゥラ・ギュル前大統領、アフメト・ダヴトオール前首相、イスマイル・カフラマン国会議長を含む要人たちが出席しました。

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また、バーレーンのハマド・ビン・イサ・アルカリファ王、マケドニアのジョルゲ・イヴァノフ大統領、トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領、ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相の他、アゼルバイジャン、パキスタン、ジョージア、セルビアの高級官僚たちも出席したと、アナドル通信が報じました。

エルドアン大統領はこのプロジェクトを賞賛し、[わが国は巨大インフラ・プロジェクトをつづける}と言いました。「ダーダネルス海峡にも同様の橋を架けます。カナル・イスタンブル・プロジェクトのための準備もスピードアップします」と、大統領は開通式で語りました。


「シリアのトルコ軍と反体制派の衝突は容認でいない」とアメリカ

アメリカが支援しているYPGが、トルコ軍をロケット砲で攻撃し、トルコ軍兵士1人死亡、3人負傷しました。とんでもない話ですね(昨日の頁参照)。共通の敵はISでしょ!
29日、アメリカは、北シリアでのトルコ軍と反体制派グループとの衝突は“容認しがたい”と批判し、全武装メンバーは戦闘から撤退し、イスラム国(IS)との戦いに集中するよう要請しました。

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「わが国は、ISがいない場所での戦闘は認めていないことを明らかにしたい」と、対IS連合軍・大統領特使ブレット・マクガーク氏が、公式ツイッターで言いました。「わが国は全戦闘員に撤退を求める・・・アメリカは、共通の脅威であるISに対する団結の促進に努めている」

トルコと、トルコが支援する穏健反体制派軍は、越境作戦5日目の29日、クルド系の軍が支配していた領土を奪取しました。シリアでのトルコの目標は、ISを追い払い、また、PYD(人民連合党)の軍部であるYPG(人民防衛隊)が、トルコ国境沿いの支配を拡大するのを阻止することにあります。PYDは非合法テロ組織クルド労働者党(PKK)と直結していると、トルコ政府は言っています。


PKKがディヤルバクル空港を攻撃。死傷者なし。

28日朝、非合法組織クルド労働者党(PKK)戦闘員が、南東部ディヤルバクルの空港をロケット式手榴弾で攻撃したと、バーラール区長オフィスが発表しました。
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この攻撃で空港の建物が受けた損傷はわずかでした。警察の現場検証後、フライトはすぐに正常に復しました。PKKがターゲットにしたのは空港の警察の検問所でした。犯人逮捕のための捜索が行われています。


モスクで礼拝集会中、吊りランプが落下。11人負傷

8月26日、中央アナトリア・カイセリ県のモスクで、金曜の礼拝集会中、吊りランプが落ち、11人が負傷しました。

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救急車が駆けつけ、負傷者は近くの病院に運ばれたと、アナドル通信が報じました。目撃者によると、モスクのイマーム(イスラムの指導者)が礼拝前のお説教をしているとき、ランプが落ちたそうです。負傷者の多くは頭部にケガをしていました。

・・・私、モスクの吊りランプを見ると、ときどき、落ちたらコワイなあと思っていました。定期点検とか、してくださいね。


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「北シリア作戦では市民の保護に最大の配慮をしている」トルコ軍

2016年08月28日 | 国際
8月29日 トルコ軍は北シリアで「ユーフラテスの盾」という越境作戦を行い、シリア穏健反体制派を支援していますが(8月26日の頁参照)、作戦中、トルコ軍は、市民の保護に必要なあらゆる手段をとっていると声明し、ジャラブルスで市民の被害が出ているという話を否定しました。

 Hurriyet

「トルコ軍は地域の市民の生活に被害を与えないために、あらゆる必要な対策をとり、最大の配慮を払っている」と、25日、トルコ軍が声明文で言いました。「ユーフラテスの盾」作戦は、対IS連合軍支援の一環として、イスラム国(IS)の脅威を一掃するために始められたと、トルコ軍は言っています。

トルコ軍はまた、この作戦は、国連の51条その他、ISとの戦いに関する国連の決定に従って行われていると言っています。


「トルコは200万の新たな移民の流入を防いだ」ブルガリア首相

シリア国境のイスラム国(IS)を一掃するためのトルコの越境作戦「ユーフラテスの盾」は、おそらく200万の移民の流入を阻止しただろうと、8月26日、ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相が、26日、アンカラで、トルコ首相との共同記者会見で言い、EUに移民問題に関するさらなる行動を促しました。

 Hurriyet
トルコの「ユーフラテスの盾」作戦を賞賛するブルガリアのボリソフ首相


「トルコ軍はシリアのジャラブルスで、“ユーフラテスの盾”作戦によって、おそらく200万の新たな移民の流入を阻止した。トルコがすでに300万の難民を受け入れていることを考慮して、ヨーロッパは難民問題を厳しく分析するべきだ。大事なのはトルコがいつまで移民の流入を阻止できるかだ」とブルガリア首相は言いました。

ボリソフ首相は、ブルガリアへの移民流入の圧力を緩和したトルコ政府の努力を賞賛し、トルコとEUとの難民に関する協定はまだ合意されていないが、ブルガリアからトルコに、すでに2万6000人の不法移民が返送されていると言いました。「わが国はトルコ国境だけでなく、ギリシャ国境やマケドニア国境も守らなければならない。EUは国家主義や人民主義より、現実を優先して考えて欲しい」

5月、EU=トルコの協定の実施のための議定書に、真っ先に調印したEU加盟国はブルガリアです。この協定は、「トルコ人のEU圏ビザなし旅行」の件を含めて、いまだに宙ぶらりんです。「ヨーロッパの友人たちは、移民問題に責任をとるときが来ていることを理解して欲しい」と、トルコのユルドゥルム首相は言いました。


エルドアン大統領とプーチン大統領がシリアについて電話会談

8月26日、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が電話で話し合ったと、アナドル通信が報じました。大統領府情報源によると、電話会談は、両国の関係、最近のシリア情勢、テロとの戦いが中心だったということです。

 Hurriyet

エルドアン大統領はプーチン大統領に、トルコ軍とアメリカ主導の連合軍が、シリアのジャラブルスで始めた、国境のイスラム国一掃作戦「ユーフラテスの盾」についても語りました。両大統領はまた、アレッポーへの人道支援を促進することで合意しました。

エルドアン大統領とプーチン大統領は、9月、中国で開かれるG20サミットで会い、話し合うでしょう。
両首脳は8月9日、セントペテルスブルグ出会い、トルコがシリア国境でロシア機を領空侵犯で撃墜して以来、9か月前の良好な関係に戻りました。エルドアン大統領のロシア訪問は、7月15日の未遂クーデター後、初の外国訪問になりました。


シリア北部で、YPGのロケット弾でトルコ兵1人死亡、3人負傷

シリアの町ジャラブルス周辺に巣食っていたイスラム国(IS)を一掃するために、トルコ軍は越境作戦を行っていますが、作戦中のトルコ軍兵士が、アメリカが支援しているYPG(人民防衛隊)が発砲したロケット弾で1人死亡、3人が負傷しました。「ユーフラテスの盾」作戦で、トルコ側に死傷者が出たのは、これが初めてです。

 Sabah

ロケット弾は、ISから解放されたジャラブルスの南7キロで、トルコ軍の2台の戦車に向かって発砲されたそうです。トルコ軍はこの地域からISを追い出すために、穏健反体制派の自由シリア軍(FSA)を支援してきました。

ロケット弾はYPGの戦闘員がたむろする地域から発射されました。トルコ政府は、テロリスト・グループPYDの武装部隊であるYPGが国境で活動していることに、しばしば懸念を表明してきました。トルコは、PYDが北シリアで事実上のクルド国家を設立することを絶対認めない立場をとっています。

PYDは、アメリカの撤退の呼びかけにも応じず、ユーフラテス川の東に移動し、トルコが支援している穏健反体制派(自由シリア軍)とテロリストISとの紛争にまぎれて、攻撃をつづけてきました。テロリスト組織PKKのシリア支部であるYPGは、昨12月以来、ユーフラテスの西側へその支配をひろげてきて、ISとの戦いを口実にその存在を強化しています。

・・・YPGは、トルコにとって許しがたいテロリスト集団PKKのシリア支部です。ISとの戦いに利用するために、アメリカが支援するなんて、とんでもないことなのですが。


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南東部ジズレでPKKのテロ。警官11人死亡、78人負傷

2016年08月27日 | 国内
8月28日 26日朝、南東部シュルナク県ジズレ地区で、非合法組織クルド労働者党(PKK)が、爆弾を積んだトラックを使ったテロを行い、警官11人が死亡、市民を含む78人が負傷しました。

 Hurriyet

テロ攻撃は警察の検問所をターゲットにしていました。検問所は、ジズレ=シュルナク高速道路にある警察機動隊のビルから50メートルの距離にあります。爆発は機動隊のビルに大きな被害を与えました。攻撃後、警察は現場周辺を封鎖し、逃走したPKK戦闘員を捕らえる作戦を開始しました。

レジェプ・アクダー保健相は、このテロで70人以上が負傷し、その中の4人が重態だと発表しました。保健省はまた、12台の救急車と2機のヘリが現場に送られたと発表しました。

・・・ISとPKKが、かわりばんこにテロしてくれますね。


警察がコンヤとアダナでIS関連の容疑者40人を拘束した

8月26日、トルコ対テロ警察が、中央アナトリアのコンヤ県と南部アダナ県で、イスラム国(IS)関連の容疑者40人を拘束したと、警察の情報源がアナドル通信に語りました。

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情報源によると、警察はいくつかの記録も押収したそうです。容疑者の半数はコンヤで、半数はアダナで捕らえられました。8月24日朝、北シリアで、トルコ軍とアメリカ主導の連合軍が、国境沿いの地域からISを追い払うための作戦を開始しましたが、この手入れはその直後に行われました。


婦人警官のスカーフ着用を許可する新ルール

8月27日に発表された新しい規則によって、婦人警官がユニフォームの一部としてスカーフを着用できるようになりました。

 Hurriyet

婦人警官がキャップまたはベレーの下に、ユニフォームと同色で無地のスカーフを着用することを許可するという新しい規則が、官報で公表されました。2013年、エルドアン首相の政府は、公務員のスカーフ着用禁止令を廃止しています。

外国では、スコットランド警察が、最近、女性ムスリムも警官を職業として選択できるように、ヒジャブをユニフォームの一部として着用できることにしました。ロンドン警察は、10年前から、ムスリム女性のヒジャブ着用を許可しています。


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PKKに襲われたCHP党首に、大統領や政治家たちから見舞い電話

2016年08月26日 | 国内
8月27日 25日、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首の車列が、アルトゥヴィンで、非合法組織クルド労働者党(PKK)の襲撃を受けましたが、情報を聞いたエルドアン大統領はすぐに見舞いの電話を入れました(昨日の頁参照)。

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中央で手を挙げているのがクルチュダルオールCHP党首


クルチュダルオール党首はアルダヌチ地区に向かっているとき、PKKの攻撃を受けました。ビナリ・ユルドゥルム首相、イスマイル・カフラマン国会議長、ベキル・ボズダー司法相も、CHPのリーダーに見舞いの電話を入れました。

「トルコの統一と団結と秩序にはむかうテロリストたち、暗殺を扇動した背後の卑劣な者たちが、トルコの統一にダメージを与えることはない。彼らは目標を達成することなく、必ず処罰を受けるだろう」とユルドゥルム首相は言いました。野党・愛国者運動党(MHP)のデヴリュト・バフチェリ党首も、攻撃後、クルチュダルオール党首に見舞いの電話を入れました。

クルド系政党・人民民主党(HDP)は声明を出し、攻撃を非難し、クルチュダルオール党首と党員たちに見舞いのことばを贈りました。「われわれは尊敬すべきCHPのケマル・クルチュダルオール党首の車列が攻撃を受けたと、懸念をもって聞いた。われわれはこの攻撃を強く非難し、クルチュダルオール党首と党員たちの無事を喜んでいる」


トルコ軍とロシア軍のトップがアンカラで会談

8月26日、トルコ軍が、シリア穏健派グループ(自由シリア軍)とともに、北イラク越境作戦を開始した2日後、トルコとロシアの参謀総長がアンカラで会談したと、アナドル通信が報じました。

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トルコ軍のトップ、フルシ・アカル将軍


トルコの参謀総長フルシ・アカル将軍は、ロシアの参謀総長ヴァレリー・ゲラシモフ将軍と会談したと、同通信は報じましたが、内容は明かされませんでした。2人の将軍の会見は、トルコとロシアの関係の正常化の一環として行われました。両国は最近、シリアでの協力を強化することで合意しました。

両国の外交官、軍人、情報部からなる機構が、イスラム国(IS)と、シリアの政治的移行プロセスを調整するために設立されました。ゲラシモフ将軍の訪土は、自由シリア軍が(FSA)がトルコ軍の支援を受けて、ジャラブラスの町をISから奪還した直後でした。この作戦はトルコ=シリア国境からISを一掃するまでつづけられると思われます。

ロシアはこの作戦に反対はしませんでしたが、国境の緊張の高まりに懸念を示しました。


26日、ボスフォラス第3橋の開通式が行われた

8月26日、ボスフォラス海峡第3橋の開通式が、エルドアン大統領およびトップ要人列席の下に行われました。東部世界への遠征で知られるオスマン・スルタンの名を冠したヤウズ・セリム橋は、8車線の道路と2車線の鉄道路が設置されています。

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ボスフォラス第3橋は長さ1.4キロ、幅59メートル、世界で最も幅広い吊り橋になりました。鉄道が走る世界最長の吊り橋でもあるこの橋は、時間とエネルギーをセーヴして、17億5000万ドルで造られました。この橋がオープンすれば、トラックや重装備の車輛には、この橋が使われることになります。

第3橋と北マルマラ高速道路プロジェクトの一部として、116キロの高速道路が造られ、道路には35の陸橋が設けられます。高速道路プロジェクトの第1段階は、民間の30億ドルの投資で完了したと、アナドル通信は報じています。第2、第3段階には、高速道路とリンクする全長275キロの道路の建設が含まれ、完成は2018年になるだろうということです。

30億ドルの第3橋の着工式は2013年5月に行われました。多くの環境団体が、急速な都市化の中で残っているイスタンブル北部の貴重な森林を破壊すると言って、この計画に反対しました。


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「ギュレンはいまだにアメリカでテロ活動を行っている」エルドアン大統領

2016年08月25日 | 国際
8月26日 8月24日、エルドアン大統領は、アメリカのジョー・バイデン副大統領との共同記者会見で、在米のイスラム説教師フェトフラー・ギュレンは、“いまだにアメリカで、フェトフラリスト・テロ組織(FETO)を管理している”と言いました。

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トルコを訪れたアメリカのバイデン副大統領(左)とエルドアン大統領


「わが国の最優先事項は、できるだけ早いギュレンの送還だ」とエルドアン大統領は言い、アメリカとトルコ間の犯罪者引き渡し協定に照らして、ギュレンは逮捕されるべきだと付け加えました。「アメリカとトルコ間の協定は、このような人物の拘束を要求している」

ギュレン引き渡しの要請は、1979年にアメリカが調印したトルコとの条約によって判決されるべきことだと、エルドアン大統領は言いました。「条約によれば、アメリカは60日以内にギュレンを逮捕しなければならない。トルコは、ギュレン引渡し要求に関する書類を、クーデター前に85部アメリカに送り、いまも新たな書類を準備している」

「ギュレンは活動をつづけているが、1979年の条約によって、彼を拘束し、管理下に置くことはできる。私はアメリカが、わが国の当然の期待に応えるために、必要な処置をとると信じている」と、エルドアン大統領は言いました。

この記者会見で、バイデン副大統領は、アメリカでも多くの法律家がギュレン送還に関して調査していると言いました。「わが国はわが国の制度に従わなければならない。そして、じゅうぶんなデータと、貴国が存在すると考えているだけの証拠が存在すれば・・・」

「わが国には、同盟国を攻撃したり、民主主義を転覆しようとするような人物を庇護する理由はない」とバイデン副大統領は言いました。


最大野党CHP党首がPKKの攻撃を逃れた

8月25日、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、黒海岸アルトゥヴィン県シャヴシャト地区で、非合法テロ組織クルド労働者党(PKK)の攻撃を逃れました。PKKは高速道路を走っていたCHP党首の車列を攻撃してきました。護衛の憲兵隊兵士1人が死亡、2人が負傷しました。

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無事、難を逃れたケマル・クルチュダルオールCHP党首(中央奥)


PKKが政党の党首をターゲットにしたのは今回が初めてです。PKKの戦闘員はヤヌクル村の森林の中から、最初、CHP党首の車列を護衛していた憲兵隊の3台の車の先頭の1台に発砲しました。特殊部隊が応戦し、ボディガードとPKKの撃合いが始まりました。クルチュダルオール党首と党委員たちの車はその場を逃れ、党首は車内で無事でした。

ロケット砲を準備していたPKKの戦闘員は、戦闘中、死亡しました。クルチュダルオール党首は軍の装甲車に乗り換え、まず高速道路管理所に避難し、その後、シャヴシャト区長オフィスに送られました。党首はCNNトルコで、自分は元気で、安全な場所にいると語り、兵士たちが無事であるよう祈ると言いました。

「1人の兵士が犠牲となって、神に召された。われわれは政治的意見が違っても、テロに対してはともに戦っている。私は今後も私の予定をこなしていく」と、クルチュダルオール党首は同党のウエブサイトにメッセージを送りました。党首はアルトゥヴィン県での予定行事を中止しませんでした。

「2人の下士官を含む3人の兵士が負傷して病院に運ばれたが、頭に重傷を負った兵士、ファティフ・チャイバシュ君は病院で死亡した」と、エフカン・アラ内相が言いました。内相は、攻撃の犯人はまちがいなくPKKで、彼らはこの地方で活動していると付け加えました。

PKKは2011年5月、中央アナトリア・カスタモヌで、エルドアン首相(当時)の車列を襲撃し、警官1人を殺害、2人を負傷させました。


トルコ軍と連合軍がシリアのIS支配の町ジャラブラスを攻撃、占拠

 24日朝、トルコ軍は「ユーフラテスの盾」と呼ぶ越境作戦を開始し、ロケット砲、榴弾砲、戦車を備えた地上軍と空爆によって、反体制派のシリア自由軍(SFA)を支援し、夜にはISが支配していたシリアの町ジャラブラスを支配しました。

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「ユーフラテスの盾」作戦経過の一部を以下に:-

午前4:00
 24日朝、トルコ軍、シリアの町ジャラブラスにあるISの拠点を、榴弾砲とロケット砲で攻撃開始。
5:55 トルコ特殊部隊がシリア領内に入る。
6:08 トルコ空軍が地上軍が指示した拠点を空爆。
7:48 トルコ軍戦車が国境に到着。
7:50 ISの12か所の拠点に爆撃命中。
9:27 ジャラブラスからISが発射した迫撃砲弾がトルコのカルカムシュの野原に落下。被害なし。
10:30 トルコと連合軍の作戦が始まって24時間後、アメリカのバイデン副大統領がアンカラに到着。
11:07 トルコ軍戦車がシリア領内に入り攻撃開始。ロケット砲撃もつづく。
12:05 「作戦の目的は、わが国の国境からISを一掃することにある」チャヴシュオール外相。
午後1:17 自由シリア軍がトルコ国境から3キロのケウリジェ村を占拠。
1:58 シリア外務省がトルコ軍の越境を主権の侵害と非難したと、シリア国営TVが報じた。

結局、夜7時には、トルコ軍に支援されたシリア自由軍がジャラブラスを占領したと、アナドル通信が報じました。シリア自由軍の戦闘員1名死亡、10人負傷。トルコ軍は死傷者ない。


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クーデター軍による将軍らの誘拐の現場が監視カメラに映っていた

2016年08月23日 | 国内
8月24日 フルシ・アカル参謀総長を含む最高司令官たちが、クーデター軍の兵士たちによって軍本部で拘束される写真が、8月23日、「ハベル7」TVで放映されました。

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トルコ総司令部の監視カメラに、アカル将軍や、副参謀総長ヤシャル・ギュレル将軍、陸軍司令官サリフ・ゼキ・チョラク将軍が拘束される映像が記録されていました。

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アカル将軍とチョラク将軍は、7月28日の上級軍評議会(YAS)の会議後、現職に留まることになり、ギュレル将軍は憲兵隊の長官に昇進しました。
監視カメラは、アカル将軍が建物の外に連れ出され、アクンジュ基地に連行される映像を記録していました。アカル将軍の上級補佐官だったラマザン・ギョゼルが、クーデター軍兵士たちに助力している姿も移っています。

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ギュレル将軍は後ろ手に縛られ、2階の司令官のフロアへ連行されていきます。床で、後ろ手に縛られているのは、陸軍参謀イフサン・ウヤル将軍です。
クーデター軍はまた、イスタンブルで知人の結婚式に出席していたアビディン・ウナル空軍司令官を、他の高級将校らとともに、誘拐しました。

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トルコ軍、シリアのISに侵攻する反体制軍を支援

シリアの反体制派軍は、トルコ国境に接する重要な町ジャラブラスに進攻していますが、トルコ軍の支援を受けて、シリア領内の村々をイスラム国(IS)から奪取しました。

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8月24日朝、トルコ軍は、空爆と、ロケット発射機、榴弾砲、戦車を備えた地上作戦を伴う「ユーフラテスの盾」と呼ぶ越境作戦を始めました。8月20日、ISがトルコ南東部の結婚式場をねらったテロ攻撃を行った後、この作戦が始まりました。結婚式のテロでは54人が殺害され、その後の23日には、北シリアのISが支配する地域から発射された迫撃砲弾が、国境のキリス県カルカムシュ地区に撃ちこまれました。

エルドアン大統領は、この作戦はイスラム国とPYD(民主連合党)のようなテロリスト組織をターゲットにしていると明言しました。「わが国はシリアの領土がISに侵略されるのを防ぎ、シリアがその国民の意志によって統治されるために、このチャンスを使うことにした」と、大統領は24日、アンカラの会合で語りました。


「HDPはPKKと縁を切るべきだ」とユルドゥルム首相

 ビナリ・ユルドゥルム首相が、人民民主党(HDP)に、非合法組織クルド労働者党(PKK)と縁を切るよう呼びかけ、これはトルコ国会内の第3党であるHDPと協力する条件だと言いました。首相は8月20日の会合で、政府は、HDPがPKKを支援していると思っていると語りました。

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クルド系政党・共和人民党(HDP)のデミルタシュ共同党首


「彼らはPKKのテロ行為を非難しない」と首相は言いました。「だが、PKKは選挙で選ばれた国会の政党だ」と、首相はつづけました。「彼らは国会で強力な野党を演じている。われわれが彼らとともに働くためには、彼らはまず“われわれはあの極悪組織に反対する”と言わなければならない。われわれはHDPを非難し、そのしてきたことを許容しないが、もし彼らが極悪組織と縁を切るなら、歓迎するだろう」

政府は国会の他の2党 ー 最大野党・共和人民党(CHP)と愛国者運動党(MHP)とともに、新憲法に取り組んでいます。公正発展党(AKP)とCHP,MHPの代表は、8月20日、「9月中旬の犠牲祭前に、新憲法に関する“あるよいニュース”を国民に届けると言いました。


ホテル、レストラン、カフェのごみリサイクル・キャンペーン始まる

8月22日、メフメト・オズハセキ環境・都市化相が、ホテル、レストラン、カフェから出るガラス、プラスティック、紙、金属ごみのリサイクル・キャンペーンを始めると声明文で発表しました。

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ごみ管理キャンペーンを語るオズハセキ環境相


“ホレジャ”と名づけられたキャンペーンは、イスタンブル、イズミル、ブルサのような大都市で始められます。声明文によると、ホテルやレストランは、最大量の包装ごみ、とくにガラスごみを出しているそうです。「ホテル、レストラン、カフェのガラスごみの収集率は、少なくとも50%は増やせると、環境省は考えている」と声明文は言っています。

「重要なごみ管理戦略のひとつは、ごみのリサイクルです・・・環境省の主導で、トルコのリサイクル活動はいま、年間30億リラを経済にプラスし、6万人の職を生み出しています。わが省の目標は、これを100億リラにし、10万人の職をつくりだすことです」と環境相は言いました。

環境相はまた、主として行政が行っているごみ管理サービスは、かなりのコストがかかっているが、適切な用具を使い、意識キャンペーンを進め、ごみ収集の頻度を増すことで、コストを最少化できると言っています。


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電気のない黒海地方高地の村人は、10日後クーデターを知った

2016年08月22日 | 国内
8月24日 黒海地方ギレスン県ブランジャク地区の、電気のない高地に暮らす村人たちは、7月15日のクーデターについて、10日後、羊飼いから聞いて知りました。

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この高地に暮らす村人たちは、何年も前、配電要請のサインを集め、ギレスンの知事オフィスに申請しました。「黒海地方の大部分の高地には電気が来ています。でも、私たちの高地は電気がありません」と要求運動の先頭に立っているエミネ・アクチャルさんは言いました。

「私たちはラジオも聞けず、テレビも見られず、エザーン(礼拝の時を告げる呼びかけ)も聞こえません。私たちは7月15日に起こったクーデターを羊飼いから聞きました。今年はガス・ランプで問題を解決します」とアクチャルさんは言いました。「高地には電話がないところもあり、高地の住民は観光開発のために電気が欲しいし、世界の状況も知りたがっています」

「私たちは高地に自分たちで電柱を立てました。電気を得て、私たちも科学技術の恩恵を受けたいのです。私たちはクーデタを知らず、10日後に大統領の呼びかけを知りました」クーデターのとき、大統領はFace Time から民放CNNと接続し、市民たちに呼びかけました。

・・・私、以前、黒海岸の、かなり高地のお宅に泊めていただきましたが、ちゃんと電気が来ていて、よくこんなところまで電気が引けてるなあと感心したものですが・・・。


市内から郊外へ、イスタンブルの軍兵舎の移転が始まった

7月15日のクーデター後、政府は、アンカラとイスタンブルの市の中心にある軍基地を郊外に移転することに決めましたが、その一環として、軍の装甲車の移動がイスタンブルで始まったと、国営アナドル通信が報じました。

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イスタンブル・スルタンガジ区にある第3軍第6機甲化武装歩兵旅団司令部の傘下にあるバシュタブヤ軍兵舎の装甲車が、軍のトラックに積まれ、テキルダー県のチョルルとベシクテペの軍兵舎に向かいました。合計6台の軍のトラックが、警察に警備され、バシュタブヤの兵舎を後にし、郊外の基地へ向かいました。装甲車の移動には、警察も警備対策をとりました。

残りの装甲車も、9月11日までに兵舎を市の中心から移動する政府の決定に従って、順次、運ばれます。クーデターの夜、反乱軍はバシュタブヤの兵舎から装甲車を持ち出し、アタテュルク空港と、ヴァタン通りの警察本部に配備しました。イスタンブル治安部のミトハト・アイナジュ前部長は、クーデター中、この兵舎からヴァタン通りに運ばれた戦車の中で逮捕されました。

空になった兵舎をどうするかは、これから討議されます。政府は、クーデターに使われた軍兵舎はすべて閉鎖し、兵舎を郊外に移転することに決めました。クーデターの最初に、イスタンブルの第1軍司令部から持ち出された戦車と装甲車が、ボスフォラスの2つの大橋を通行止めにしましたが、クーデターが失敗すると、橋上の兵士たちは治安部隊に投降しました。

未遂クーデター後の参謀本部の発表によると、24機のジェット戦闘機を含む35機の飛行機、37機のヘリ、74台の戦車、246台の装甲車、3隻の船が、クーデターに使われました。


結婚式テロに使われた爆弾は、まえにISが使った爆弾と同型だった

8月20日、ガジアンテプでISが起こした自爆テロの詳細な調査はつづいていますが、結婚式パーティで使われ、少なくとも54人の命を奪った爆弾の構造は、まえのテロ攻撃でISが使った爆弾と同じタイプのものでした。

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29人の子供たちが殺された攻撃の検死報告によると、ISの戦闘員は爆弾の効果を強化するために、鉄の玉を使い、この玉が当たって多くの死者が出ていました。爆弾の構造は、2015年10月10日のアンカラ鉄道駅のテロや、シャンルウルファのスルチのテロで使われた爆弾と同じでした。

8月21日、エルドアン大統領は、自爆犯は12歳から14歳の子供だったと言いました。近くの監視カメラは、攻撃の直後、2人の人物が現場から逃げ去るのを記録していました。2人は自爆する子供を現場に連れてきて、子供の行動を監視していたのかもしれません。調査中です。

警察はまた、結婚式テロ攻撃の命令を下したのが、ISのトルコ=シリア国境の“責任者”デニス・ビュユクチェレビだったかも調べています。ビュユクチェレビは、5月に警察が行った対ジハーディスト作戦中、自爆したユヌス・ドゥルマズに代わって“責任者”の地位についています。3月に出された起訴状によると、ドゥルマズはスルチとアンカラの爆弾テロの首謀者で、ISのトルコの“emir”(首長)でした。

警察は、ドゥルマズが自爆した作戦で、クルドの結婚式を攻撃するISの計画に関するメモを発見していました。「近日、結婚式がある。許可されたら、われわれは行動を起こす」と、ドゥルマズは書いていました。


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