トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ハタイで出土したヒッタイトのユニークな彫刻。かわい~い!

2012年07月30日 | 文化
7月30日 エルトゥルル・ギュナイ文化観光相がハタイ県レイハンル地区で新に発掘された彫刻をご披露しました。

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「世界にこんなユニークな出土品があるでしょうか」とギュナイ大臣はご機嫌です。
ハタイのテル・タユナット遺跡の発掘は、トロント大学のハリソン・ティモシー考古学博士の下に行なわれています。

「この遺跡の発掘は2004年からつづいていますが、このような価値ある彫刻を発見した発掘チームに感謝します」とエルトゥルル文化相。
「これまでにも多くの出土品がありましたが、この彫刻は独特です。高さ1.5メートル、重さ1.5トン。彫刻の男はヒゲをはやし、髪も長く、武器を持っているように見えます。これが出土した土地には、戦士の社会があったとも考えられます」

「この彫刻がキリスト生誕以前のものであることに注目したい。これはトルコの初期ヒッタイト時代に光を当てるものです。この掘り出し物はローマでもギリシアでもないのです」


  ラマザン中のヘルシーな食事法

夜明けから日暮れまで断食したら、晩ご飯はゴチソウをたらふく食べたくなります。でも、いきなりのドカ食いはからだによくないと専門家が警告しています。

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「トルコ・ダイエット組織」のガジアンテップ代表ウフク・ケプケプさんは、「断食明けはチーズ、蜂蜜、バター、オリーブのような軽い朝食的なものかスープをとり、15分おいてから、ふつうに食事してください。食べすぎを防げます」と言っています。
「メーン料理は、肉入りの野菜料理とサラダとブルグルのピラフくらい。ピラフを食べるのならパンは少し、または食べないように」

おなかぺコペコのところに、ごちそうをドカ食いしたら、体にいいわけありませんね。


  トルコの女子バスケットボール・チーム、チェコに勝利 

初戦でアンゴラに勝ったトルコ女子バスケットボール・チームは、今日、グループAの予選で61:57でチェコを下しました。チェコは2010年の世界選手権で銀メダルの強豪です。
エミネ・トゥーバ・パラゾール選手とバハル・ジャーラル選手がそれぞれ11点入れて勝利に貢献しました。

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勝利を喜ぶトルコ女子バスケットボールの選手たち
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ラマザンの断食時間の長さが論争に

2012年07月29日 | 国内
7月29日 イスラム圏では目下、ラマザン(断食月)中です。暑い盛りの断食はらくではありません。
宗教家の中には、「トルコ人は必要以上に長い断食をしている」と主張する人たちがいます。「夜明けとはいつか」が論争になっているのです。

 Hurriyet

イスラム団体「シュレイマニエ・ヴァクフ」は、宗教庁の誤った指導によって、トルコのイスラム教徒たちは他国より70分長く断食をしていると主張しています。宗教庁の断食時間の算出はまちがっているというのです。
宗教庁は昨日、この主張は受け入れられないという声明を出しました。

昨年から宗教庁に協力している天文学者チームのリーダー、サジト・オズデミル博士は「天文学的には、太陽が地平線から18度の位置にあるときを夜明けとしています。しかし、宗教集団は19度の位置を夜明けとしている。トルコ以外のイスラム国は、夜明けの時間をきちんと研究して決めているわけではないのです」と言っています。

しかし、「シュレイマニエ・ヴァクフ」のアブデュルアジズ・バユンドゥル教授は「宗教庁はトルコのムスリムをミスリードしている」と告発しています。 

・・・たかが70分でも、おなかをすかせて、断食明けを待つ人には大きいですね。


  エルドアン首相、ロンドンでオリンピック選手を激励

エルドアン首相とエミネ夫人は昨日、トルコ対アンゴラのバスケットボール戦を観戦。トルコは72:50で勝利しました。

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試合後、首相夫妻は選手のロッカールームを訪れ、選手たちにおめでとうを言いました。
夫妻がロッカールームを出た後、近づいてきたトルコ人記者に首相が応じようとしたところ、オリンピック会場の治安要員が首相を制止し、VIP席を離れないようにと言ったそうです。
「きみ、失礼じゃないか」と首相は治安要員に文句を言ったとか。

 Hurriyet

・・・サッカーの名フォワードだったエルドアン首相、スポーツには熱くなりやすいのでしょう。


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オリンピック、トルコ女子の活躍を期待しましょう

2012年07月29日 | 国内
7月28日 昨日の頁のチャーミングな女性アスリートは、「100mハードルのネヴィム・ヤヌット(Nevim Yanit)選手じゃないでしょうか」と、イスタンブール在住のマコトさんがメールをくださいました。ありがとうございます。


ヤヌット選手は1986年メルシン生まれ。マコトさんが添付してくださったインタビュー記事を見ると、モデルなみのスタイル、快活で、お茶目なところもある魅力的な女性のようです。応援しましょう!

  2020年オリンピックはイスタンブールが最有力候補かも

エルドアン首相はロンドン・オリンピックに出発するまえ、アンカラのエセンボア空港で、「私は選手たちを信じています。選手たちいままでにない数のメダルを持って帰ってくるでしょう」と語りました。

 Sabah
ロンドンへ向かうエルドアン首相とエミネ夫人


エルドアン首相はロンドンで国際オリンピック委員会のジャック・ロッジ会長と会見する予定だそうです。
「現在、イスタンブール、東京、マドリードが2020年オリンピックの候補ですが、わが国は2013年まで強力な宣伝活動を行ないます。
イスタンブールは地理的ロケーション、気候状況、インフラ、人々のやる気、活力、施設すべてで、オリンピックを開催するにじゅうぶんです。
2013年の“地中海競技”も、トルコのメルシンで開催されることが決まりました」

エルドアン首相はバッキンガム宮殿で行なわれるエリザベス2世の晩餐会にも出席する予定です。


  トルコ女子バスケットボールがアンゴラに勝利

トルコの女子バスケットボール・チームが初のオリンピック戦で、72:50でアンゴラに勝利しました。
トルコは52年のオリンピック史で今回初めて、チーム・スポーツ、バスケットボールとバレーボールの選手を送りました。

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トルコはロンドンでいくつメダルが取れるでしょうか

2012年07月28日 | 国内
7月27日 ロンドン・オリンピックでは、トルコもかなりのメダルが取れそうだと期待されています。
今度のオリンピックには、トルコはこれまでで最多の114人のアスリートを送りこみました。そのうち66人は女子です。

 Hurriyet

女子数が男子数をうわまわるのは今回が初めてです。
1948年のロンドン・オリンピックでは、トルコは金メダル5個、銀メダル4個、銅メダル1個をレスリングで獲得、3段飛びでも銅をゲットしました。ロンドンはトルコにとって縁起のよい開催地のようです。

今度のオリンピックでは、女子バレーボールとバスケットボールが注目されます。女子バスケットの参加は、トルコ初です。
トラックとフィールドには過去最多の33人のアスリートが参加。トルコのお家芸レスリングと重量挙げには、それぞれ13人、9人のアスリートが送られました。

トルコはバレーボール、バドミントン、体操、女子4×400mリレーにも参加しています。

・・・写真のチャーミングなアスリートはだれでしょう? キャプションがないのですが、ご存知の方、教えてください。
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チェルケス人という人たちをご存知でしょうか

2012年07月26日 | 文化
7月26日 トルコ国民はさまざまな民族の集合体といえますが、チェルケス人は550万人くらいいるといわれます。
チェルケス人はもともとコーカサス北部にいましたが、帝政ロシア時代に迫害を受け、ロシア革命の頃、アナトリアに流入し、トルコ国籍を得た人々です。

 Hurriyet
チェルケス人には美男美女が多いと言われる。


チェルケス人の中にも、トルコ人として溶け込んでしまっている人も、チェルケスの言語や文化を守りたいという人もいます。

高等教育評議会(YOK)と教育省は、このほど、チェルケス人の要望に応じ、エルジェス大学、サカリヤ大学、デュズジェ大学がチェルケス語教育を始めることを許可しました。
これは2011年、マルディン・アルトゥル大学がクルド語教育を始めたのにつづくものです。
しかし、許可は下りても、チェルケス語の教師の数が足りず、今年は始められないというのが実情です。
チェルケス協会のネジップ・カドオール会長は、「政府は許可を出すだけではじゅうぶんではない。チェルケス語の教師をみつけることから始めるべきだと言っています。


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トルコ・シリア国境のゲートをすべて封鎖

2012年07月26日 | 国際
7月25日 シリアのバシャル・アル・アサド大統領と反政府勢力との“戦い”はも16ヶ月つづいています。
トルコの税関・貿易省は、シリア国境周辺の治安の悪化に対応して、国境の全ゲートを閉鎖すると発表しました。

 Hurriyet

ゲートが閉鎖されれば、トルコ=シリア間の車の往来は不可能になりますが、トルコに逃げ込んでくるシリア難民たちは密輸ルートを通ってトルコに入国してきます。

先月、トルコの偵察機がシリアに撃墜されて以来、国境沿いの地域の緊張は高まっています。
シリア政府と手を切っているトルコは、国境の軍を増強し、対空ミサイルを配備し、シリアがトルコ国境に近づくと迎撃のため緊急発進しています。
これまで危険を犯してシリア=トルコ間を往来していたトラックは、国境に近づくだけで危険にさらされることになりそうです。

エルドアン首相は、今週、シリア反政府勢力の勝利は近いと語り、「トルコはシリアの敵対行為には断固たる対応をする」と警告を発しました。
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ストリート・フード・ランキングでイスタンブールは世界7位

2012年07月25日 | 国内
7月24日 トラベル・エディターが決める「ストリート・フード都市ベスト10」というウエブサイトで、イスタンブールは世界第7位にランクされました。
確かにイスタンブールは道端でいろんなものが立ち食いできますね。
エディターたちがとくに注目したのはゴマパン「シミット」と店頭で焼いている「ドネルケバブ」でした。

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市民にも観光客にも人気のエミニョニュの「サバ・サンド」の船


イスタンブールのストリート・フードは、見た目も愉快なドネル」ケバブから、ボートで売られる魚サンドまで、バラエティに富んでいると編集者たちは評価。
ゴマをまぶしたリング状のパン「シミット」の焼きたては、確かにクリスピーでおいしいし、安い。
ムール貝にご飯を詰めたミディエ・ドルマスもおいしいけれど、暑い夏場はいたみやすいからか、あまり見かけません。

ちなみにストリート・フード都市世界一はタイの首都バンコクですって。


   これはチー・キョフテ屋さん

これはこのあいだ、私がイスタンブール・スルタナメットのイエレバタン通りで見かけたチー・キョフテ屋さんの屋台。
チー・キョフテって、ほんとは生肉を力いっぱいこねこねして、ホットでスパイシイに味つけしますが、これはブルグル(クスクス)をベースに、ホットでスパイシイに味つけたものです。
ためしに、ひとつたのんでみました。

小麦粉の皮に、チー・キョフテとお野菜をたっぷりのせ、レモンを絞って、くるくると巻いて渡してくれました。まさに立ち食いフード。
「あんまりホットにしないでね。ネギは入れないで、青菜をたくさん入れて」と言ったら、その通りしてくれましたよ。
おいしい? まあまあです。お値段は? 忘れたけど、お安いです。
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2020年イスタンブール・オリンピックのロゴが発表された

2012年07月22日 | 国内
7月22日 エルドアン首相はアスリートたちを招いた晩餐会の席上で、2020年イスタンブール・オリンピックのためのロゴを発表しました。

 Hurriyet
エルドアン首相はドルマバフチェ宮殿の晩餐会にアスリートたちを招待しました


決定したロゴはウエブ上で公募された作品の中なら選ばれました。ロゴは伝統的なオスマンのチューリップに想を得たものです。
これが決定したロゴです。いかがでしょうか


2020年オリンピックのハサン・アラット委員長は委員会のウエブサイトで「このロゴは、アジアとヨーロッパを結ぶオリンピック開催の夢の実現に役立つでしょう」といっています。

先月、国際オリンピック委員会(IOC)はイスタンブール、東京、マドリードを2020年オリンピックとパラリンピックの候補地に選びました。
主催国は2013年9月、ブエノスアイレスで発表されます。


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ラマザンの夜のお楽しみはオスマン時代からの伝統

2012年07月22日 | 文化
7月21日 ラマザン月が始まりましたね。イスタンブールの大モスクの尖塔には、神を讃えることばを書いたライトが飾られ、広場の夜店には人々が集まって楽しい時を過ごしていることでしょう。

断食というと、辛い苦しいと考えがちですが、ラマザンの夜はお楽しみのとき。晩ご飯にはゴチソウを食べ、家族、友人集まって楽しいときを過ごすのが伝統です。

 Hurriyet
   トルコ伝統の影絵芝居「カラギョズ」。オスマン人の人気の娯楽のひとつでした。


オスマン人たちも、いまと同様、日の出から日没まで飲食を断ち、夜はゴチソウを食べて楽しく過ごし、夜明けに軽く朝食をとっていました。
ラマザンはまた家族、親戚、友人の絆を深めるときでもあり、訪ねたり訪ねられたりが多くなります。
オスマン時代、スルタンを初め富裕層や権力者は、周囲の人々に豪華なゴチソウや贈物をしましたが、その伝統はいまにつづいています。

17世紀のオスマンの旅行記作家エヴリヤ・チェレビは、友人たちを集め、金角湾の北側の水辺で断食開けの食事を楽しみ、詩を読み、語り合って、ラマザンの夜を過ごしたと語っています。
チェレビはまた、芝居や物語リ、舞踏、影絵芝居などをたのしんだとも書いています。
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ラマザン中、アラブ人ツーリストがどっとイスタンブールへ

2012年07月21日 | 国内
7月20日 6月から7月にかけて3週間、主としてイスタンブールにおりましたが、今年のアラブ人ツーリストの多さに驚きました。女性が真っ黒の衣服ですから、ひと目でアラブ人とわかります。真夏の暑さに、全身を黒い布で蔽い、目だけ出しているのですから、よくまあ、我慢できるものだと呆れます。

 Cumhuriyet

ラマザン中にはもっとアラブ人が押し寄せるだろうと、当局は予測しています。
イスタンブール文化観光局の数字によると、2011年のラマザン中、トルコを訪れたアラブ人ツーリストは、前年に比較して20%ふえていますが、今年はさらにふえるだろうということです。

2010年のラマザン中にイスタンブールを訪れたアラブ人ツーリストは5万人、昨年のラマザンには6万2000人がやってきました。

2012年の上半期、イスタンブールを訪れたアラブ人ツーリストは昨年の同期に比べて71.2%ふえています。黒衣の女性が目立つはずですね。

しかし、イスタンブールを訪れるツーリストはやはり欧米人が圧倒的に多く、ドイツ、ロシア、アメリカ、フランス、イギリスが主力です。
2011年上半期、イスタンブールを訪れたツーリストは34万6000人以上でしたが、今年は59万3000人に達しました。


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