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トルコが初の衛星センターをオープンする

2014年08月05日 | 国内
8月5日 トルコ初の衛星センターが、今月、アンカラのアクンジュ空軍基地内にオープンし、衛星の製造とテストができるようになります。衛星の製造・テストができる世界12か国の仲間入りをするのです。トルコはいま、コミュニケーション、情報、観測衛星で大躍進を遂げようとしています。

 Sabah

今月オープンする「衛星会議・調整テスト・センター」(UMET)で、トルコの新しい衛星TURKSAT5Aが製造テストされます。
トルコ初の衛星センターは大式典とともにオープンし、ここでTURKSAT5A,5B,5C衛星が、国内資源のみを使用して製造されます。

センターの運営権は「国営トルコ宇宙産業」(TAI)に与えられ、地上観測とコミュニケーション衛星のテストが終わった後、衛星が打ち上げられます。UMETの資金は防衛産業書記局が調達しました。
TURKSAT5A,5B,5CはUMETとTAIが製造し、2015年に打ち上げられる計画です。


「洪水は気象変化のせいだ」とトプバシュ市長

週末の集中豪雨の後、イスタンブル市の中心は洪水状態になりましたが、カディル・トプバシュ市長は市のインフラにはなんの問題もない、洪水は気象変化のせいだと弁明しました。
「ロンドンの地下が水浸しになり、世界の多くの都市が大洪水になっているのですから、これは世界がある“サイン”を示されているということでしょう。“サイン”は地球温暖化と関係あるでしょうね」

 Hurriyet
 
政府はイスタンブル大運河計画を推進していますが、「イスティクラル通りが運河になったんだから、もうイスタンブルに運河をつくる必要なくなったね」なんてジョークを言う人も。


8月2日、イスタンブルの中心のあちこちに小さな人口湖ができ、市の娯楽センター、イスティクラル通りは完全に洪水状態になりました。しかし、トプバシュ市長は、このエリアのインフラに問題があるという苦情を否定し、大通りの下の水路は、必要なことはすべて完全に修復されていると主張しました。

「ベイオールで子供時代を過ごした私ですが、こんなことは見たこともありません」と市長は言いました。「15分間に2.5センチの雨が降ったのです。バケツで水をぶちまけたようなものです」
2009年に豪雨がイスタンブルを襲い、9人が死亡したときも、トプバシュ市長は気象の変化のせいだと言いました。そのとき、市長は“環境に対する神の啓示”だと言い、世界を汚染しているアメリカとヨーロッパを非難しました。

しかし、いま、市北部の森林伐採は、環境保護団体の批判の声も無視して、第3ボスフォラス橋と空港などの大建設プロジェクトの空き地をつくるためにつづいています。


トプバシュ市長は公共交通システムを改善すると約束した
トプバシュ市長はまた、7月27日のバス火災など公共バスの最近の事件に触れ、公共交通システムを改善すると誓いました。「われわれはいま、なにが足りないか討議中です」

8月1日、カバタシュのフェリー・ドックにバスが突っ込み、18人が負傷し、重傷者もいるとか。また、アジア側の事故でも、11人が負傷しています。

・・・トプバシュ市長の「異常気象はアポカリプス(神の啓示)だ」に、私も同感です。


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