トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

元首相の国会議長がイスタンブル市長候補に

2019年01月31日 | 国内
1月31日 ビナリ・ユルドゥルム国会議長が、2月18日、職を辞すと語りました。

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CNNトルコに出演中のユルドゥルム国会議長


ユルドゥルム議長は、1月29日、CNNトルコのブケット・アイドゥン・キャスターの質問に応えて、市長選に正式に立候補するとき、国会議長の職を去ると語りました。ユルドゥルム議長は、公正発展党(AKP)のイスタンブル市長候補に指名されています。

「私としては、2月18日に、国会議長の職を辞します」と、ユルドゥルム議長は言いました。国会議長を辞して市長に立候補する理由を尋ねられたユルドゥルム議長は、「私が候補者になることが必要になったので、私はその義務を引き受けた」と答えました。

「必要だと言われたら、ノーと言う権利はない。イスタンブルに奉仕することは、私にとって名誉なことだ」と、議長は付言しました。首相経験者が市長に立候補するのは初めてのことです。


カフェで朝食中のヤギが猛犬に襲われた

飼い主といっしょに平和に朝食をとっていたヤギが猛犬に襲われ、大けがをしました。30日、イスタンブルのバフチェリエヴレル地区のカフェで、アリ・セヴェルさんがペットのヤギと朝食をとっているとき、事件は起こりました。

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飼い主といっしょに通りかかったドゴ・アルヘンティーノ犬(狩猟犬)が、ヤギに気づき、襲いかかりました。犬は紐をつけられていませんでした。他の客がヤギを救おうと、椅子で犬の頭をたたきました。犬とヤギは店の外に走りだし、他の店に入りました。最後にヤギの飼い主は、ヤギを犬から引き離すことができました。犬の飼い主は、犬の頭を鉄棒でたたいて、おしおきしました。

「プリンセス(犬の名)は私の子供のようなものです。私たちは家でも、仕事中も、いつもいっしょです。カフェで襲われたとき、そばに人がいなかったら、私もヤギも殺されていたかも」とセヴェルさんは記者たちに語りました。

ヤギは3時間の手術で命を取りとめましたが、尻尾は失われました。セヴェルさんは犬の飼い主を訴えると言っています。トルコでは、ドゴ・アルヘンティーノ犬をペットとして飼うのは違法です。


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「トルコとの協力は続けなければならない」南欧首脳ら

2019年01月30日 | 国際
1月30日 南ヨーロッパの首脳らが、29日、「トルコとEUとの協力は重要だ」として合意しました。

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左からポルトガルのアントニオ・コスタ首相、マルタのジョゼフ・ムスカット首相、スペインのジョセップ・ボレル外相、キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領、フランスのマクロン大統領、ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相。29日、キプロス・ニコシアで行われた「南欧EU諸国サミット」で


EUの7か国 ー スペイン、ポルトガル、フランス、マルタ、イタリア、ギリシャ、ギリシャ・キプロス ー の首脳らが、1月29日、「第5回南欧諸国サミット」のために、キプロスの首都ニコシアのギリシャ・キプロス側に集まり、安全保障、エネルギー、移民などに関して意見交換をしました。

「われわれはトルコとEUの関係の重要性を再確認し、オープンな対話をつづけ、共通のチャレンジを行ない、移民、テロ対策、運輸、経済、貿易のような共同の利益に関する実質的な分野で協力していく」と、首脳らはサミット後の共同宣言で言いました。

サミットは、候補国トルコに、EU諸国との関係を正常化するよう求め、“交渉の枠内”で義務を果たすよう要請をくり返しています。


東部トルコの冬はバッファローも温泉に

トルコ東部、山の多いビトリス県では、寒い冬はバッファローも温泉に浸かっています。

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冬になると、ブダクル村の村人たちは、何百頭ものバッファローを追って、雪道を登り、ネムルート休火山近くの温泉に連れてゆきます。バッファローも心得ていて、温泉の蒸気の中で何時間かを過ごします。温泉の温度は40度ほど。時間がくると、若者たちは動物たちを温泉から追い出し、帰途につきます。

冬場、温泉はバッファローたちを清潔に保つのに役立っています。夏は、バッファローたちは、平地の川や池で泳ぎます。バッファローの水浴時間は、世話する若者たちの休憩時間でもあり、彼らも泳ぎを楽しみます。

バッファローに草を食べさせるために野原に連れだしたり、水浴させたりして、世話をするのは、たいてい子供たちです。村では子供たちは中学以上の教育を受けていません。1年の半分は雪に閉ざされた寒村では、子供たちも家族のために働かなければならないからです。

村の主要な収入は、バッファローのチーズとバターとミルクです。温泉はバッファローの傷をなおし、乳房の痛みを緩和し、ミルクの質をよくすると、村人たちは言っています。温泉は村人たちのリューマチや皮膚病の治療にも役だっているそうです。


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トルコ外相が国連調査官とカショギ氏事件に関して会談

2019年01月29日 | 国際
1月29日 トルコのチャヴシュオール外相が、1月28日、イスタンブルで起こったサウジのジャーナリスト、カショギ氏殺害事件について、国連特別調査官アグネス・カラマード氏と話し合いました。

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カショギ氏殺害について会談する国連のカラマード調査官(左から2人目)とトルコのチャヴシュオール外相


カラマード調査官はカショギ氏殺害の国際的調査のため、2月3日までトルコに滞在します。チャヴシュオール外相とカラマード調査官の会談は、外相邸で行われ、数人の専門家も同席しました。調査官と専門家らはイスタンブルのイルファン・フィダン主任検察官とも会談すると思われます。

国連高等弁務官事務所は、先週、声明で、カラマード調査官は、カショギ氏殺害と、殺害に関する個人の責任に対して政府がとる対策を査定すると言っています。調査官は人権的見地にたって、カショギ氏殺害周辺の状況を精査し、評価するだろうと、声明は言っています。

カラマード調査官はバロネス・ヘレナ・ケネディQCと、ポルトガルのコインブラ大学のドゥアルテ・ヌーノ・ヴィエイラ教授を専門家として同伴してきました。ワシントン・ポストの寄稿家ジャマル・カショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で殺害されました。トルコは殺害に関与したサウジ市民を引き渡すよう求めていますが、サウジは応じていません。


トランスジェンダーのセックス・ワーカーが“客”と乱闘

中央アナトリア・カラマン県で、2人のトランスジェンダーのセックス・ワーカーが、2人の“客”の男を殴ったり,刺したりして、警察に拘束されました。

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デミルオレンニュースによると、36歳と33歳の容疑者は、彼らが借りているアパートで、2人の男とセックスして金を受け取る約束をしていました。1月28日早朝、理由は不明ですが、セックス・ワーカーと客の間で口論が始まり、殴り合いのけんかになりました。

25歳の男は腕を刺され、20歳の男はセックス・ワーカーたちにぼこぼこにされました。2人の男は警察を呼び、病院で手当てを受けました。警察は事件の調査を始め、セックス・ワーカー2人は拘束されました。

因みに、トルコでは、正式に登録された売春宿での売春は違法ではありません。当局が、性的伝染病を防ぐ保健法の下に、セックス・ワーカーに身分証明書を与え、彼らに無料のケアその他の社会的サービスを与えています。

反対に、免許なしの売春宿経営や、免許と健康チェックを受けない売春行為は、違法とされ、1年の禁固刑もあります。また、人身売買等の犯罪は重罪になります。


南トルコで古代都市が竜巻の被害に

先週、アンタリヤ県で起こった竜巻のひとつは、古代都市遺跡も襲いました。

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デミルオレンニュースによると、24日の竜巻は、古代遺跡ファセリスの近くで起こりました。竜巻はオリンポス・ベイダーラル国立公園に移動し、約1500本の松と杉の木をなぎ倒しました。

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竜巻は住宅街にもおよび、川が溢れ、車が流されました。運転していたアイラ・アックンさんは救助されましたが、同乗していた彼女の娘カダル・ブセ・アジャルさんは、いまだに行方不明です。


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トルコ軍が北シリアのYPGを攻撃

2019年01月28日 | 国際
1月28日 トルコ軍は、26日、北シリアのYPGを攻撃し、多くの戦闘員を死傷せしめたと、アナドル通信が報じました。トルコの榴弾砲が、アザズ地区とマレ地区のYPGの拠点に撃ち込まれました。

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26日、YPGとの戦闘で、トルコと同盟している「自由シリア軍」(FSA)の1名が死亡、3名が負傷しました。トルコ軍は、この3日間、シリアのタル・リファトのYPGの拠点も攻撃しています。タル・リファトは、トルコ軍と自由シリア軍が支配しているアフリンの西20キロに位置します。昨年のアフリンからYPGを追い出す作戦以来、トルコは自由シリア軍と同盟しています。


トルコもキプロス周辺の資源掘削を開始する

トルコもキプロス周辺の資源の掘削を開始すると、トルコのチャヴシュオール外相が言いました。

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「トルコ・キプロスの権利を確保したいというトルコの提案に、ギリシャ政府は耳を貸さないため、トルコはキプロス周辺の掘削を始めることにする」と、チャヴシュオール外相は、1月25日、トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領との会談後、言いました。

ギリシャ・キプロスが東地中海のガスとオイルを、トルコ・キプロスを無視して一方的に掘削を始めたことが、トルコ=ギリシャ間に摩擦を起こしています。

「わが国の掘削船“ファティフ”は、現在、アランヤで操業しているが、3月に作業が終わったら、この船をキプロスへ送る」とチャヴシュオール外相は言いました。トルコはオイルと天然ガスのどちらを掘削するのかは、外相は言及しませんでした。

トルコ・キプロスは、キプロス島の沖合の資源は両国のものだと主張しています。ギリシャ政府は、将来のガスの利益は、最終的にキプロス人みなが共有することになると言っていますが、チャヴシュオール外相は「そのような言い分には不満だ」と言いました。

キプロス島は、ギリシャによるクーデター後、トルコが介入した1974年以来、分断されています。

ギリシャ・キプロスの掘削作業を行なっているのは、イスラエルの「デレク・ドリリング」とアメリカの「ノーブル・エネルギー」です。イスラエルはすでに、ヨルダンやエジプトと輸出契約を結び、ギリシャとギリシャ・キプロスは天然ガスをヨーロッパに送るパイプラインの建設を計画しているそうです。


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「トルコの作戦後、何百万のシリア人が帰国する」エ大統領

2019年01月27日 | 国内
1月27日 トルコがマンビジとリファアトと、ユーフラテスの東地域をテロリストから解放すれば、トルコに住んでいる何百万人ものシリア人は祖国に帰れるようになると、エルドアン大統領が、1月26日に言いました。

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「われわれはロシア、イラン、アメリカと、とくにシリアの人々と協力して、この地域を災害から守る決意でいる」と、エルドアン大統領は、ガジアンテプ市の公正発展党(AKP)の市長候補発表会で言いました。
 

CHPとIYI党が、いくつかの県で協力することで合意した

最大野党・共和人民党(CHP)とIYI(善良)党が、22都市27県で協力することで合意しました。

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CHPのクルチュダルオール党首(左)とIYI党のアクシェネル党首


両党が結成した“国民同盟”は、12都市16県ではCHPの候補を支援し、10都市11県ではIYI党の候補を支援します。「われわれは論争はしていない。われわれの民主主義と総意というコンセプトを国民の前に提示できて嬉しい」と、CHPのケマル・クルチュダルオール党首は、IYI党のメラル・アクシェネル党首との会談後、語りました。

アクシェネル党首は「地方選挙を前にして、戦いのような気分が全国を蔽っているが、われわれにとって選挙は、ムフタル(村長)と市区長を選ぶことに過ぎない」と言い、偏った言辞を弄する政治家たちを批判しました。両党はすでに、“国民同盟”の下に、多くの県・市で共同候補を立てることで合意しています。


シノップの刑務所博物館に、昨年、30万人が訪れた

シノップ県で1887年から1999年まで刑務所として使われ、2000年に博物館になった「シノップ刑務所博物館」を、昨年、30万人が訪れました。

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1300平米の敷地に建てられた歴史的建物は、刑務所として使われていたときは、「アナトリアのアルカトラス」と呼ばれていましたが、いまは“ダーク・ツーリズム”の人気の観光地になっています。

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シノップ県文化観光局のヒクメト・トスン局長は、アナドル通信に、シノップ刑務所博物館を訪れる人の数は、この2,3年、急増したと言いました。「昨年は30万人が訪れました。今年は40万を超すでしょう。シノップを訪れる観光客はみな刑務所博物館を訪ねます。プロジェクトを計画して、観客数を80万にまで引き上げたいと思っています」

・・・刑務所見物って恐いもの見たさですね。私、サンフランシスコで、「アルカトラス刑務所博物館」見ましたよ。


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国連調査官がカショギ氏殺害調査のためトルコを訪れる

2019年01月26日 | 国際
1月26日 違法処刑に関する国連の担当官が、昨秋のジャマル・カショギ氏殺害の調査のため、来週、トルコを訪れると、11月24日、国連ソースがアナドル通信に語りました。

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違法、即断、恣意的な処刑に関する国連の特別調査官アグネス・カラマード氏が、1月28日から2月2日まで、調査のため、トルコに滞在すると、ソースは言っています。カラマード調査官はサウジのジャーナリスト、カショギ氏殺害の国際的調査を主導するでしょう。カショギ氏は昨10月、イスタンブルのサウジ領事館で殺害されました。

彼女の調査結果は、6月の国連人権理事会で報告されると、ソースは言いました。トルコのチャヴシュオール外相は、1月24日、「トルコはこのケースを明らかにするべく努力している。殺害の犯人が明らかにされることが重要だ」と、くり返し言いました。


トルコ南部の悪天候で、竜巻による死者が出ている

24日、アンタリヤ県で2人が竜巻によって死亡し、25日、県は住民に厳しい天候はまだつづくと警告しました。

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クムルジャ地区とフィニケ地区で、13歳の少女ベリヴァン・カラケチさんと身元不明の市の作業員が、竜巻に巻き込まれてなくなりました。

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20歳の大学生ブセ・アジャルさんは、竜巻によって車が小川に落ち、行方不明になっています。25日、彼女の捜索と救助のための努力はつづいています。

25日夜には、アンタリヤ、デニズリ、ウスパルタで、激しい嵐になり、水上と陸上の竜巻が起こる可能性があります。エーゲ海岸の各県にも、悪天候の警告が出ました。

少なくとも30台の車と、市の建物1棟がダメージを受けています。ケメルやミラスなどの町でも、24日、竜巻の被害を受けました。“水上竜巻”と呼ばれる海上の竜巻は、トルコの海岸地方に住む人には珍しくなくなってきました。トルコはこれまで、アメリカなどにくらべたら、竜巻によって被害が出ることまれでした。


アフガンの婦人警官幹部候補生がトルコで特訓中

168人のアフガニスタンの婦人警官幹部候補生が、トルコ・シワス県の警察教育センターで訓練を受けています。この訓練は、トルコ・アフガニスタン間で調印された、アフガン国家警察の訓練に関する両国間の覚書によるものです。

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2018年11月1日に始まった訓練プログラムの期間は6か月です。アフガンの警官幹部候補生たちは、両国の協力協定の一環として、2011年からシワスで訓練を受けています。これまでに1212人の女性を含む3353人のアフガンの警官が訓練を終えました。

プログラムでは、多くの専門家が、法の執行、アフガニスタン憲法の基本、人権、汚職とテロとの戦い、応急手当て、犯罪現場の調査、証拠集めのような実地教育を、警官候補生たちに与えてきました。

「私たちはアフガンの人々を友人と思っています。彼らはいま、私たちを必要としています。私たちは知識と技術と経験を彼らに伝えることによって、できるだけ早く、アフガンに平和と安定を確立するために働いています」と、トルコ国家警察学校のファティフ・イナル副学長は、アナドル通信に語りました。


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「ギュレンはエジプトに逃げるかもしれない」という報告書

2019年01月24日 | 国内
1月25日 アメリカに住むFETOの指導者フェトフラー・ギュレンは、アメリカから追放されたら、エジプトへ逃げるかもしれないと、トルコ警察学校がまとめた新しい報告書は言っています。

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ギュレンはペンシルヴァニアのこの施設内で暮らしている。


エジプトで長年活動してきたFETOは、エジプトの情報機関と有力な関係にあるそうです。「この観点から、ギュレンはアメリカから追放されたら、エジプトへ避難するかもしれないという説は根拠がなくはない」と、「FETO - ある国際的脅威」という報告書は言っています。「2016年10月19日、イスラム協力機構がFETOをテロリストとして認定するか否か議論したとき、エジプトだけが棄権したのも偶然ではない」

74頁のこの報告書はまた、FETOはアメリカとリンクしているとも言われていると報じています。FETOは140余のチャーター・スクール(アメリカの新しい特別認可の初等・中等学校)を持ち、約6万人が学んできたと報告書は言っています。「FETOは財政活動を通じて、アメリカで年間5億ドルを稼いでいる。ギュレンは1999年以来、アメリカに住み、アメリカを世界的な活動の中心にしている」

トルコ政府は、FETOは主としてトルコの軍と警察と司法に潜入し、長期にわたって国家転覆を企んでいたと告発しています。


アメリカのシリア担当ジェフリー特使がトルコを訪れた

アメリカのシリア担当ジェームズ・ジェフリー特使が、1月24日、シリアに関する話し合いのため、トルコを訪れたと、メヴリュト・チャヴシュオール外相が言いました。

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シリアに関するトルコとアメリカの見解は、米軍のシリア撤退、撤退のプロセスの調整、米軍撤退後のYPGのような問題に関して、一部一致していると、外相は、1月24日、テレビ・インタビューで語りました。

外相は、アメリカとトルコは、アメリカとYPGの結束をどのように“終わらせる”かについて、もっと話し合う必要があると力説しました。外相はまた、トルコとアメリカは、米軍撤退の時期、撤退のプロセス、相互の意見の一致と不一致のポイントなどについて、ノンペーパーで(紙媒体を使わずに)意見交換していることを再確認しました。

アメリカとトルコのマンビジ計画推進のための話し合いは加速していると、外相は言い、「アメリカとトルコは、北シリアの町マンビジのロードマップに関して、両国の意志を示した。マンビジからYPGは撤退するだろう」と付言しました。


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ロシア=トルコ大統領がモスクワで会談

2019年01月23日 | 国際
1月24日 トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が、モスクワで、今年初の会談を行ないました。

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「親愛なる大統領、モスクワで貴君に会えて嬉しい。われわれは定期的に会い、相談と意見交換を続けている。この会談はよい成果をもたらすと思う」と、プーチン大統領はエルドアン大統領への挨拶で言いました。

プーチン大統領は、2018年の10か月のトルコ=ロシアの貿易取引高は、前年1年間の取引高より増えていると言いました。プーチン大統領ははまた、トルコを訪れるロシア人ツーリスト数は、昨年、30%増えて,600万人という記録的数に達したと言い、この増加は、ロシア国民が露土間の関係の質的変化に気づいていることを示していると言いました。

「親愛なる友、大統領。これはほとんど貴君の功績であり、貴君が個人的に成し遂げたことだ。貴君はこのために多くの時間を費やしたのだから」と、プーチン大統領は言いました。

エルドアン大統領は、ツーリズムの発展は両国の国民を親しくさせると力説しました。「われわれの商業上の関係は向上している。わが国は両国間の貿易量を1000億ドルにすることを目標にしている」

プーチン大統領はまた、16人のトルコ市民がなくなった、月曜日のケルチ海峡の船火事に触れ、弔意を表明しました。エルドアン大統領もこの事件でロシア人もなくなっていることに弔意を述べました。事件のとき、タンザニア船籍の2隻の船は、トルコ市民16人を含む31人の乗組員を乗せて航行していました。ケルチ海峡は黒海とアゾブ海を結んでいます。1隻の船がもう1隻の船に、船荷の液体ガスを移しているとき、事件は起こったと、プーチン大統領は言いました。

「わが国の警備隊がすばやく対応したが、全員は救えなかった。犠牲者とその家族にとって、大きな悲劇になった。どうぞわれわれの弔意を受けていただきたい」と、プーチン大統領は言いました。

プーチン大統領はまた、2018年のトルコとロシアの協力を自賛し、両国の貿易高がさらなる成長を示している」と言いました。


「第2のアフガニスタンをつくるな」公正発展党が警告

地中海地方に第2のアフガニスタンをつくる政策は避けるべきだと、トルコの政権政党・公正発展党(AKP)のオメル・チェリキ広報担当が、1月21日、シリア危機に関して発言しました。

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公正発展党のアンカラの本部で行われた記者会見で、チェリキ広報担当は、ある国々はアフガニスタンでテロリスト集団を代役に利用したあげく、いま、彼らをコントロールできなくなっていることに言及しました。彼らがテロリストを支援することを止めなければ、シリアでも同じことが起こるかもしれないと、チェリキ氏は警告しました。

「地中海地方に第2のアフガニスタンをつくる政策は避けるべきだ。世界はアフガンの安定を維持するために、高価な代償を支払っている」とチェリキ氏は言いました。

「しかし、もし貴国が、テロリスト集団YPG/PYD/PKKにトラックに積んだ武器を送りつづければ、もしISILとの戦いを口実に、彼らを合法的集団のように擁護すれば、さらにもし、貴国がこのテロリスト集団について、わが同盟者だと言うなら、貴国は自身の手と金で、世界にもうひとつのアフガニスタンをつくることになるだろう」とチェレキ広報担当は言いました。

トルコはシリアでYPGを支援するアメリカを強く非難しています。トルコはYPGは非合法組織PKKの分派と考えています。PKKはトルコも、アメリカも、EUも、テロリスト組織と認定しています。


アダナのローマ時代の橋が、また落書きされた

南部アダナ県の歴史的なタシュキョプリュ橋が、何者かによって、また落書きされました。

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384年、ローマのハドリアヌス帝によって建てられてから、何百年もの星霜を経てきた橋です。タシュキョプリュとは、トルコ語で“石の橋”の意味です。アダナ当局は地元民の苦情を受けて、高圧水で慎重に落書きを除去しました。「落書きはアダナのイメージを汚す」と1人のアダナ市民は言いました。

セイハン川に架かるタシュキョプリュは、現在も使われている世界最古の橋のひとつです。2006年、高速道路総局がこの橋を修理し、自転車と歩行者に開放しました。橋上での文化的なイベントは許可されますが、車の通行は禁じられています。

橋のアーチは、もとは21ありましたが、セイハン川の再建作業中、7つのアーチが水没し、いま、アーチの数は14になっています。この橋は地中海からアナトリアとペルシャへの古代貿易路を結んでいました。橋の名は時代とともに、サロス橋、ユスティニアヌスの橋、アルワリド橋と変わり、いまはタシュキョプリュと呼ばれています。


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シリア難民の子供たちは「トルコを祖国と思っている」

2019年01月22日 | 国際
1月23日 トルコに住むシリア難民の子供たちは、自分をトルコ人のように思い、記憶にないシリアには帰りたくないと言っています。

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「私はトルコで育ったの。自分はトルコ人のように思っている。トルコは大好き。だれかにきかれたら、私はトルコ人だと言うわ」と、13歳のゼフラ・スーブさんは言いました。彼女は5歳の時にトルコに来ましたが、シリアに帰りたくないと言っています。「私はどこから来たのか知らないけど、戦争の音はおぼえてる」と8歳のメリエム・サフさん。彼女も5歳のとき、トルコに来ました。

現在、165万人のシリア人の子供がトルコで暮らしていますが、教育を受けているのは65万人です。残りの100万人は“失われた世代”と言われています。

「いま、シリアに帰ることは不可能です。子供たちはそれを知っています。私はシリア人の90%がトルコに残るだろうと思います」と、アンカラのハジェト大学の「移民と政治センター」を設立したムラト・エルドアン氏は言いました。

「ぼくはシリアは覚えていない。お母さんは、私たちは帰らないと言っている。ぼくは、いま住んでいるこの街しか知らない」と、ムハムメド・スーブ君(11)は言いました。しかし、“教師にいじめられるから学校に行っていない”そうです。「他の子供たちも、ぼくをいじめる。でも、ぼくもここに住んで、トルコ語を話している。ぼくたちはここで幸せだし、帰りたくない」

アレッポーから来たアフメド・サフ君(10)は、「ぼくも家族も、近所の人たちにばかにされている」と言いました。エルドアン氏は、「トルコ人の子供と難民の子供の間に、悪感情が蓄積している。それがやがて大きな問題になるのを懸念している」と言いました。「子供たちは自分の意志でトルコにいるわけではない。われわれは“失われた世代”を生まないように努める必要があります」

13歳の少女ネスリン・エルアリさんは、「学校をジェット機が爆撃した日が、私の人生最悪の日でした」と言いました。彼女の故郷の町は瓦礫と化し、一家はトルコへ逃れました。「わが家のまえに爆弾が3発落ちたときまで、アレッポーはテキな町でした」とムハムメド・アッバス(16)君は言いました。

「私はトルコ語をじょうずに話せない。シリアに行ったこともない。私のお父さんとお母さんはシリア人だけど、私はトルコ人よ」と、サブリエ・スーブさん(7)。

「2015年以後、大きな変化がありました。シリアは戦場と化しました。2011年以後に移住した人々は新しい生活を築いています。2011年以後、41万人のシリア人の赤ちゃんがトルコで生まれています」と、エルドアン氏は言っています。


「西欧諸国はカショギ氏殺害を隠そうとしている」トルコ外相

メヴリュト・チャヴシュオール外相が、1月22日、西欧諸国の一部は、サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害を隠そうとしていると言いました。

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「世界平和を唱えながら、金のために、この事実を隠そうとする人々がいる」と、外相はイスタンブルの若者の会合で言いました。ワシントンポストの寄稿家ジャマル・カショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館で殺害されました。

チャヴシュオール外相は、トルコはこの事件で賢明に行動したと言い、トルコはこの殺害を明らかにすることの難しさをよく知っていると付言しました。「わが国は国際的調査のための用意ができた。必要なステップを踏む」

トルコは殺害に関わったサウジ市民の引き渡しを求めてきました。シリアに関するトルコの政策ははっきりしていると外相は言い、「トルコは戦いに荒廃したシリアに、平和と安定と政治的解決を願っているだけだ」と付言しました。「わが国は隣国に平和がつづくよう努力をつづけている」


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「ロシアのトマト輸入量は2倍になる」トルコ農業相

2019年01月20日 | 国際
1月22日 ロシアはトルコからのトマトの輸入量を2倍にするだろう」と、トルコの農業・森林相が、1月19日に言いました。

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ベルリンのトルコ大使館で記者会見するパケデミルリ農林相(中央)


ベキル・パケデミルリ農林相は、ドイツの首都ベルリンで行われた第11回ベルリン農業相会議に出席し、会議後、ロシアの農業相と野菜輸出入問題について話し合ったと、ベルリンのトルコ大使館で記者団に語りました。

「わが国の最大の関心は5万トンのトマト輸出を10万トンに増やすことにある」と大臣は言いました。2016年1月、トルコは領空侵犯したロシアのジェット戦闘機を撃墜し、ロシア派、トマト、オレンジ、リンゴ、アプリコット、キャベツ、ブロッコリ、ミカン、ナシ、キュウリ、プラム、イチゴ、玉ネギ、クローブなどのフルーツと野菜、鶏肉の輸入を禁止しました。

しかし、2017年夏、ロシアはトルコに課した貿易制裁を緩和しました。


トルコ・コーヒーについて9つのトピックス

15世紀、トルコ・コーヒーは飲物以上のものでした。コーヒーは友情のシンボルであり、占いの道具であり、おしゃべりの口実でした。トルコには「1杯のコーヒーは40年間を想い出させる」という格言があります。

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1)コーヒーはトルコがオリジンではない。コーヒーは最初、エチオピアのカッファで発見され、15世紀、イエメンからイスタンブルに伝わり、その後、ヨーロッパにひろがりました。文化としてのコーヒーは、ヨーロッパ人はオスマン人から知りました。世界史に記録される最初のコーヒーショップは、イスタンブルのタフタカレ地区にオープンしました。

2)いれかた。トルコ・コーヒーをいれるには、細かく挽いたコーヒー豆、冷水、砂糖、ジェズヴェと呼ばれる特別のコーヒーポットが必要です。ジェズヴェは取っ手のついた小さなポットで、通常、真鍮か銅製です。コーヒーはじゅうぶんに泡だてるために、ゆっくりと熱せられます。独特のいれかたはオスマン時代に完成しました。

3)泡のないコーヒーは歓迎されない。細かい泡の層ができたコーヒーは、口あたりがよいだけでなく、長時間、暖かく保たれる効果があります。

4)コーヒーと水。コーヒーといっしょに出される水には、多くの目的があります。ホストは客が水とコーヒーのどちらを先に飲むかを観察し、水を先に飲んだら、お客様は空腹なのだと判断し、食事を用意します。コーヒーの前後に飲む水は、口をさっぱりさせる効果があります。
オスマン時代には、水は、スルタンに出されるコーヒーに毒が入っているかどうかを知るのに使われました。スルタンの食事はすべて、チェシニジバシュという毒見係が毒見してから供されましたが、トルコ・コーヒーは1人分ずついれるので毒見はできません。スルタンは自分でコーヒーに少量の水を注ぎ、コーヒーが泡立てば毒入りと判断しました。

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5)コーヒー占い。コーヒー・カップの底に残ったコーヒーの粉が占いに使われます。コーヒーを飲み終わったら、ソーサーでカップを蓋し、願いごとをして、カップをひっくり返し、カップの底に残ったコーヒーかすの形で運命を読みます。トルコでは、最近、コーヒーの残りかすの写真を送ると、プロの占い師が占ってくれるというスマホのアプリがあるそうです。

6)花婿が飲む塩辛いコーヒー。昔の習慣では、花婿候補の男が家族といっしょに、結婚申込みに相手の家を訪れたとき、断りたかったら、娘は塩入りのコーヒーを男に出して拒否の意思を伝えました。いまは、そんな習慣も廃れ、結婚式で花婿が祖辛いコーヒーを飲まされるのが新しい習慣になっているそうです。

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7)ロクムとコーヒー。昔の習慣では、ホストが客に、コーヒーといっしょにロクム(トルコのお菓子)を出し、客がロクムを食べれば、「おもてなしに満足しています」というサインになりました。この伝統もいまは廃れ、コーヒーといっしょに、ロクムでなくチョコレートを出したりしています。

8)コーヒーはヘルシー飲料。コーヒーには多くの健康効果があります。コーヒーは血液中のコレステロールのバランスを整え、ガンのリスクを減らし、頭痛を和らげます。

9)トルコ・コーヒーは無形文化遺産。トルコ・コーヒーの伝統的な、独特のいれかたは、2013年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。


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