トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブルが交通渋滞のひどい都市で世界15位になった

2018年12月12日 | 国際
12月13日 交通分析会社INRIXの新しいレポートで、イスタンブルが世界で最も交通渋滞のひどい都市の15位にランクされました。

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イスタンブルはまた、ヨーロッパの諸都市の中で、交通事情の悪い都市の4位にランクされました。INRIXの「世界交通事情一覧表」によると、2017年、イスタンブルの平均的通勤者は、1年に59時間を交通渋滞に費やしました。

リスト上の諸都市は、平均的通勤者が1日の最も混む時間の渋滞で費やす時間によってランクづけされています。INRIXは5大陸38か国の1360の都市の渋滞を調査し、ドライバーがさまざまな時間帯に、渋滞で費やす時間のパーセンテージを計算しています。

レポートによると、最も交通渋滞のひどい都市の世界のトップ10は、アメリカの諸都市が占めています。その中のトップはロサンジェルスです。ヨーロッパの首都で最も渋滞がひどいのはモスクワで、ピーク時の渋滞は、2017年、91時間でした。ヨーロッパでモスクワに次ぐのが、ロンドンの74時間、パリの69次官でした。


アメリカがカショギ氏殺害に関してサウジにさらに圧力

アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が、12月12日、「サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害の捜査はまだ続いている。アメリカは彼の死に責任ある人々を捉える」と言いました。ニッキ・ハレイ・アメリカ国連大使はモハムメド・ビン・サルマン皇子を指摘しました。

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ニッキ・ハレイ・アメリカ国連大使(左)とマイク・ポンペオ国務長官


ポンペオ国務長官がフォックスニュースに語ったこのコメントは、この事件に対するトランプ大統領のスタンスを代弁しています。CIAもモハムメド王子がカショギ氏殺害を命じたことを確信をもって査定しました。

ワシントン・ポストのコラムニストでアメリカに住んでいたカショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館で殺害され、サウジアラビアは政治的危機に陥り、サウジと欧米同盟国との関係は引き裂かれました。

ポンペオ国務長官は、カショギ氏殺害を“悲劇的な事件”“アメリカが容認できるものではない”と語り、アメリカは責任あるとされる17人のサウジ人に制裁を課すと言いました。


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「トルコに民主主義を説ける者はいない」エルドアン大統領

2018年12月11日 | 国際
12月12日 トルコは民主主義と人権について問題のある国ではないと、12月10日、エルドアン大統領が言いました。

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「わが国に民主主義、人権、自由について説教できる者はいない」と、エルドアン大統領は言い、全国的な“イエロー・ベスト”プロテストに対するフランス政府の態度に言及しました。大統領がこの発言をしたのは、国連が「世界人権宣言」を採用した70周年記念の日でした。

「ゲジ・パーク・プロテスト中に、わが国の人権問題について、さんざん批判した連中が、いまパリで起こっていることにはツンボでオシになっている。ゲジ・プロテスト中には、世界中が騒いだ。だが、いまはだれも騒がない。正直ではないんだ」とエルドアン大統領は言いました。「植民地主義者たちは、“アフリカの植えている人々”に対しても黙りこんでいる。

トルコは公正発展党(AKP)の時代になって、人権問題により着目するようになったと、大統領は言いました。「AKPの時代になって、トルコは民主主義への重要なステップを踏み出した」

「ことあるごとに民主主義に対して、トルコを批判してきた連中自身が、いま、試練にあっている。いま、トルコに民主主義を講釈できる者はだれもいない」と大統領は言いました。


トルコはカショギ氏事件調査について国連と話し合っている

著名なサウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害調査に関して、トルコは国連と話し合っていると、12月11日、メヴリュト・チャヴシュオール外相が言いました。

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先週、国連人権高等弁務官のミシェル・バチェレ氏が、カショギ氏殺害に責任あるのはだれかを究明するために、国際的調査が必要だと発言しました。カショギ氏は10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で殺害されました。

「われわれはこの件について、国連と話し合いをつづけている」と、チャヴシュオール外相はアンカラの記者会見で言いました。「われわれはこの殺人事件に責任ある人々を見つけるために、サウジが協力することを期待している」


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カショギ氏の最後のことばは「息ができない」だった

2018年12月11日 | 国際
12月11日 12月9日のCNNの報道によると、イスタンブルのサウジ領事館で殺害されたワシントン・ポストのコラムニストの最後のことばは「息ができない」だったそうです。

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10月2日、名を秘すある情報源は、翻訳された殺害報告のコピーを読んでいると、CNNは報じました。サウジアラビア当局は、カショギ氏の姿が消えてから、さまざまな作り話をしたあげく、口論から始まって偶発的に彼が死んだという話で決着させていますが、サウジの説明は矛盾だらけです。

情報源によると、カショギ氏は、彼を殺すために領事館で待っていた一団の人々と乱闘し、絞殺されたのです。「息ができない」と、カショギ氏は最後に言ったそうです。


カショギ氏殺害容疑者のトルコへの引き渡しをサウジが拒否

トルコはジャマル・カショギ氏殺害の容疑者引き渡しをサウジに要請していましたが、サウジは拒否しました。

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「世界はカショギ氏のケースが国際法の下に裁かれよう要求するべきだ」と、トルコ大統領府の広報部長が、12月10日、ロイターに語りました。イスタンブルのサウジ領事館での殺害事件を究明するうえで、サウジの検察はほとんど証拠を持っていないのだから、「この事件は、亡くなったサウジのジャーナリストのためにも、国際法の下に裁かれるのが、国際社会にとっても最善だろう」と、ファフレッティン・アルトゥン広報部長は言いました。

「トルコ政府の容疑者引き渡し要請に、サウジのアデル・アルジュベイル外相から否定的な回答があり、非常に失望した」と、アルトゥン広報部長は言いました。「わが国はわが国の市民を引き渡さない」とジュベイル外相は、12月9日、第39回湾岸協力委員会(GCC)の記者会見で言いました。


「今年、25万人以上の不法移民がトルコで捕まった」内相

トルコの治安部隊は、今年、これまでに25万1794人の不法移民を捉えていると、12月10日、スレイマン・ソイル内相が語りました。

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モロッコで開かれた「移民のグローバル・コンパクトに関する政府間会議」で、トルコのソイル内相がスピーチし、不法移民の逮捕は「昨年に比して56%増加している」と言いました。「トルコは今年、5万3860人の人々を国外追放し、5522人の“人間密輸業者”を逮捕した」

トルコは、シリア内戦が始まって以来、ヨーロッパへ行こうとする難民の主要なルートになってしまいました。2017年、トルコで捕まった不法移民の大半はパキスタン人で、アフガン人とシリア人がそれに続いています。

ソイル内相はまた、トルコは360万人以上のシリア人を“一時的保護”の身分で受け入れ、毎年、91万6074人に教育を与えていると言いました。

トルコは、シリアで内戦が始まってから、難民を助け、庇護するために、国家資産を320億ドルも費やしています。


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移民たちがギリシャ警察に虐待されたと語った

2018年12月09日 | 国際
12月10日 ギリシャ当局によってトルコに“押し返された”移民たちが、ギリシャで受けた虐待の詳細を語っています。窮状を逃れ、ヨーロッパへ行こうとする移民の流れはまだ終わっていません。

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先週、ギリシャ国境に近いトルコのエディルネ県のアクチャダム村とアダサルハンル村で、4人の不法移民の遺体が見つかるという悲劇がありました。ギリシャは移民たちを“押し返している”と非難の声も上がっています。4人の移民の死因は凍死と思われます。

不法移民たちは、ギリシャ警察は難民をなぐり、トルコに送り返したと言っています。“人間運び屋”たちは不法移民たちを国境近くのトルコの村まで運び、野原に降ろします。移民たちは夜を待ち、小舟でエヴロス川(メリチ川)を渡ってギリシャに入ります。このルートを使ってヨーロッパへもぐり込もうとする不法移民たちは、シリア、アフガニスタン、パキスタン、イラクの人々です。

トルコからギリシャの島への不法移民の流入を食い止めるために、2016年、トルコとEUは移民協定を結んでいますが、そのバックボーンになっているのがギリシャとトルコの再入国協定です。この協定は、シリア人難民1人がギリシャの島からトルコに返されるごとに、トルコ在住のシリア難民1人がEU圏内に移住するというものです。

しかし、最近、ギリシャ警察は強制的に移民をトルコへ送り返しています。トルコ・エディルネ県のアダサルハンル村は、対岸のギリシャから送り返されてくる移民たちの集合場所になってしまいました。移民の凍死体が見つかったときの気温は氷点下でした。

骨まで冷えきり、疲労困憊した移民の群れが、村のセンターで日向ぼっこしています。彼らは最初、ためらっていましたが、やがて話しはじめました。「私たちはこれを食べていた」と、1人の移民が、林でとったクランベリーの実を見せました。

彼らはヨーロッパに行こうと、4か月前、イラクのスライマニヤからトルコに入りました。彼らをエディルネまで運んだ“運び屋”に2000ドル払ったと、彼らは言いました。彼らの話によると、ギリシャ警察は彼らを捉え、1日、ギリシャに拘留した後、トルコに追い返したそうです。「彼らは食物をくれず、私たちはぼこぼこになぐられた」と移民たちは言いました。4人の移民が先週、凍死したと知らされると、彼らは「イラクにいても生きられない」と答えました。その後、彼らは村からイスタンブルへ送られました。

アダサルハンルの村人たちは、国外追放される移民たちのために、衣類を集めています。村人たちは移民らを村の結婚式ホールに連れて行き、濡れた服を乾いた服に着替えさせました。「この村が国境に近いので、彼らはここに集まってくるのです。彼らを助けてやりたい。もっと衣類が必要です」と村長のイブラヒム・ダルクランさんは言いました。

「私たちは彼らにギリシャへ行くなと言っています。でも、彼らは聞く耳を持ちません」と、村人たちは言いました。


フリギア渓谷の歴史を不法発掘者たちが破壊している

キュタイヒヤ県、アフィヨンカラヒサル県、エスキシェヒル県の県境に位置するフリギア渓谷が、盗掘者たちによって著しく破壊されています。

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この地域の岩窟墓地や教会や城をターゲットにする盗掘者たちは、何千年も昔の、岩を切って造られたアヤジニ教会の壁をダイナマイトで破壊しました。壁が崩壊して,教会の入口がふさがれました。教会の内壁には、ラクガキやカギ十字が描かれています。

「私たちの調査によれば、盗掘者たちは壁の軟らかい部分に穴を掘り、その穴にダイナマイトを仕掛けたようです。彼らが使った道具も見つかりました。爆発は多くの建造物にダメージを与えました。もちろん、私たちは責任を感じていますが、残念ながら、野放し状態の地域もあるのです」と、アフィヨン・コジャテペ大学考古学部のウミト・エミラフ・クル副学部長が、ヒュリエト紙に語りました。

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アフィヨンカラヒサル博物館のメヴリュト・ウユメズ館長は、不法発掘と戦うために、国と協力していると言いました。「憲兵隊やその他の組織が不法発掘を阻止するために大変な努力をしています。私たちは夜間にドローンを飛ばしたりしています」

イフサニエ区のシャバン・チャブク区長は,「フリギア渓谷は“第2のカッパドキア”と言われています。ここには重要な王の墓や教会がたくさんあります。盗掘者たちはこの宝をねらって来るのです。私たちは必要な対策はすべてとっていますが、歴史的遺産が破壊されているのは事実です」

アヤザニ村はフリギア時代以来、居住地として知られています。ここにはローマ時代やビザンティン時代の教会や岩窟住居もあります。村にはまた、貯水池のあるアヴダレズ城のほか、ライオンの円柱のある墓室や、岩を掘った教会もあります。


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カショギ氏殺害の“密使”が特定された

2018年12月07日 | 国際
 
12月7日 トルコ当局は、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害の、もう1人のキーパースンの身元を特定しました。彼は残忍な殺害の計画にあたって、イスタンブルとサウジアラビア間の“密使”として動いていたと、ヒュリエト紙のコラムニスト、アブドゥルカディル・セルヴィ氏が、12月6日、発表しました。

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ムザイニは、15人の暗殺団が着く前日の10月1日、リヤドからイスタンブルに戻っていた。カショギ氏殺害の数時間後の午後9時35分、彼はイスタンブルを去った。


セルヴィ氏によれば、アフメド・アブドゥラ・アルムザイニは、カショギ氏が殺されたイスタンブルのサウジ領事館で、“情報部長”として働いていました。セルヴィ氏は「彼はカショギ氏殺害のネットワークの中心にいた人物だ」と書いています。

カショギ氏は結婚のための書類を受け取るために、最初、9月28日に領事館を訪れました。カショギ氏は領事館員に感じのよい応対を受けましたが、書類は10月2日に受け取りに来るようにと言われました。カショギ氏が最初に領事館を訪れたときから、殺人計画はムザイニによって進行しはじめました。

ムザイニは9月29日にリヤドに帰り、サウジ情報局のアフメド・アルアシリ副局長と会い、アシリがカショギ氏殺しのチームをつくったと、セルヴィ氏は書いています。

イスタンブルの主任検察官オフィスは、12月5日、アシリと、モハムメド・ビン・サルマン皇太子と近い補佐官サウド・アルカフタニの逮捕状を申請しました。


ギリシャがトルコへ“押し返した”移民が、また遺体で発見された

ギリシャ国境近くで、トルコの村人たちが、また男の遺体を発見しました。(12月5日と11月14日の頁参照)

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数人の不法移民がギリシャ国境警備隊に叩かれ、零下の気温の中、半裸でトルコ領内に追い返されてきた。


ギリシャが不法移民をトルコに“押し返す”事件がつづいています。身元不明の外国人移民の遺体は、トルコ北西部エディルネ県メリチ地区のアダサルハンル村に近い田んぼで見つかったと、デミルオレンニュースが12月5日、報じました。

最初に発見された犠牲者は、マイナス6度の気温のため、低体温症で死んだと思われます。「遺体の服は濡れて凍っていた」と、村長のイブラヒム・ダルクランさんは語りました。「ギリシャは移民を強制的にトルコに送り返しています。私たちはよくアフガン人の移民を見ますが、ときどき彼らはギリシャ当局に捕まって叩かれ、裸にされ、濡れた姿でやってきます。そんな移民を見て、私たちは胸を痛めています」とダルクラン村長は言いました。犠牲者の遺体は検視に送られました。


米俳優・監督のショーン・ペンがカショギ事件を記録映画にする

アメリカの俳優で映画監督のショーン・ペンが、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害に関するドキュメンタリーを撮るためにイスタンブルに来ています。

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記録映画を撮りにイスタンブルに現われたショ-ン・ペン(左端)


2017年からアメリカに住んでいたカショギ氏は、10月2日、結婚のための書類を得るために領事館を訪れ、殺害されました。59歳のジャーナリストの遺体はいまだに発見されていません。

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殺人現場のサウジ領事館や領事公邸周辺を見て歩くショーン・ペン


2度オスカーショウを獲得しているショーン・ペンは、2003年「ミスティック・リバー」でアカデミー主演男優賞を得た名優です。ペンはカショギ氏が殺された領事館や領事公邸周辺に姿を見せ、カショギ氏のフィアンセのハティジェ・ジェンギスさんにも会いたいと言っています。

カショギ氏はサウジの事実上の支配者ムハムメド・ビン・サルマン皇太子を批判したため、皇太子が彼の殺害を命じたと推測されています。サウジ当局はこれを否定していますが、12月4日、アメリカの2人の上院議員が、CIAの説明を受けた後、殺害を命令したのは皇太子と指摘しました(12月6日の頁参照)。


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「サウジ王子はカショギ氏殺害に連座している」米上院議員

2018年12月05日 | 国際
12月6日 アメリカの共和党の2人の上院議員が、12月4日、CIA長官の説明によって、サウジの皇太子がジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害を指令したという確信を得たと言いました。

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「皇太子が殺害を命令したことはまちがいない」ボブ・コーカー米上院議員


トランプ大統領の共和党党員の新たな爆弾発言は、モハムメド・ビン・サルマン王子とジャーナリスト殺害事件との関係を軽視しているホワイトハウスのスタンスに逆行しています。「皇太子が殺人を指示したことに、私としてはまったく疑問を持っていません」と、海外関係委員会議長のボブ・コーカー議員は、CIAのジーナ・ハスペル長官が上院議員の小グループにCIAの結論を説明をした後、記者団に語りました。

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「皇太子はカショギ氏殺害の最高レベルの共謀者」リンゼイ・グラハム議員


「もしMBS(サルマン王子)が陪審員の前に出たら、彼は30分もかからずに有罪宣告を受けるだろう」とコーカー議員は言いました。彼の仲間の共和党のリンゼイ・グラハム上院議員も、1時間の密室説明会に出席しましたが、その後は無言でした。

「皇太子は“クレージー”で“猪突猛進型”だ。彼はカショギ氏殺害の最高レベルの共謀者だ」と、グラハム議員は、アメリカの同盟国サウジを震えあがらせる批判を口にしました。

CIAが、10月2日のジャーナリスト殺害はサウジ皇太子が命令したと結論づけた後、トランプ大統領は、アメリカとサウジの結束とオイル市場の安定は、スキャンダルをひっくり返すほど重要だと警告しました。


2人のトルコ人がドイツの最高市民賞を受賞

ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイアー大統領が、12月4日、2人のトルコ人移民に、ボランタリー・ワークと“記憶の文化”へのサービスに対して、ドイツ勲功賞を贈りました。

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ブラク・ユルマズさん(31)は、人種差別とユダヤ人差別に対する戦いのために努力し、ナチ体制の犯罪に関する意識を移民間に喚起した功績で受賞しました。ギュライヌル・カナアト・ウズンさん(52)は、移民女性たちの総括と権限強化のために何十年も働きを評価され、また彼女が取り組んでいるベルリン移民史に関するプロジェクトが認められて、今度の受賞となりました。

シュタインマイアー大統領は受賞式で、歴史から学ぶことの大切さを力説し、人種差別とユダヤ人差別に対する社会的イニシアティブを賞賛しました。「われわれは大きな決意をもってユダヤ人差別と闘わなければならないことを、過去から学びました。ユダヤ主義に対する悪意は今日も残っています」と大統領は言いました。

「人々は、宗教、文化、背景、社会的地位、性的嗜好、出自と関係なく、すべてのマイノリティに対する差別が禁じられて初めて、このレッスンを理解するでしょう」


記憶喪失になった男性が家事をする夫に変身した

 2014年に道路で転んで頭を打ったメテさんは記憶喪失になり、自分の過去をすべて想い出せなくなりました。でも、彼の妻は、事件後、彼が料理や掃除をするようになったと喜んでいます。

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製薬会社の外交員だったセルダル・メテさん(38)は、コジャエリ県デリンジェ地区で転んで入院しました。歩道のわきで頭を打ったメテさんは、自分の家族も、住所も、仕事もすべて想い出せなくなったのです。

「私は5年間、自分の妻を認識できませんでした。彼女は私を揺すり、“どうして私がわからないの?”と言いましたが、医者たちは脳震盪を起こしているのかもしれないと彼女に警告しました。私は2か月半、入院しました」と、メテさんは語りました。「私は34年間を2秒で失いました。電話やコンピュータの使い方をおぼえて、新しい生活を始めました」

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彼の妻のヌルシャフ・メテさんは、デミルオレン・ニュースに「私は家族の記録のアルバムを彼に見せて、2人が結婚していることを納得させました」と言いました。「彼は卵を割ろうとして、殻まで鍋に入れてしまうような人でした。でも、事件後、彼はラムの角切りを鉄板で調理するような男に変わりました。私、嬉しくて・・・。“あなたは料理や掃除や皿洗いをよくやっていたのよ”と、私はいつも彼に言っています。家事なんかする人じゃなかったんですけど。でも、いま彼は家事はなんでもしています」


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トルコ在住シリア難民が温室で野菜を収穫

2018年12月04日 | 国際
12月5日「 国連食糧・農業機構」(FAO)が始めたプロジェクトの一環として、トルコ南部オスマニエに暮らすシリア難民たちが、難民キャンプの隣りに設けられた温室で野菜を育てはじめました。キャンプには1500人の難民が暮らしています。

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FAOの試験プロジェクトでは、まず150人の難民を訓練生として選び、温室野菜の生産を教えます。野菜生産の訓練は9月下旬から始まり、訓練生たちは新しい農作業に必要な技能を習得しつつあります。収穫した野菜は難民の栄養と食品衛生の改善のために、キャンプ内で無料で配布されます。

8000平米の温室内に、6人のトレーナーが働き、チュクロヴァ大学のユルドゥス・ダシュガン教授とナフィ・バイトルン教授が監督しています。2人の教授は、ナス、トマト、トウガラシ、キュウリの栽培を指導しています。

9月下旬には苗が植えられましたが、現在までに約2.2トンのキュウリ、180キロのナス、540キロのトウガラシが収穫され、配給されました。トマトも赤くなってきて、収穫もまもないでしょう。訓練を終えた難民たちには「トルコ雇用局」が証書を与え、彼らの雇用の機会を後援します。


移民3人がギリシャ=トルコ国境近くで凍死体で発見された

不法移民と思われる3人の遺体が、トルコ北西部エディルネ県の国境の村で見つかったと、アナドル通信が、12月4日、報じました。

 Hurriyet
トルコ=ギリシャ国境のエヴロス川(メリチ川)


アフガン人と思われる1人の遺体はセレム村で、他の2人の遺体はアクチャダム村とアダサルハンル村で発見されました。3人は凍死したと思われます。遺体は検死のため、イスタンブルの法医学研究所に送られました。また、トルコ当局は、ジャマルヴディン・マランギという名の、29歳のアフガン人男性を捉えました。

彼はエディルネで記者たちに、ギリシャ警察が彼を小舟に乗せ、ギリシャ=トルコ国境のエヴロス川(メリチ川)を渡って、トルコに送り返されたと語りました。このエリアは、ヨーロッパにもぐり込もうとする移民たちの主要な越境ポイントになっています。

マランギは遺体で発見された1人を知っていると言い、彼らはギリシャに入った後、民家の扉をたたいて、助けを求めたと言いました。「だれかが警察を呼んだに違いありません。ギリシャの警官が来て私たちを捉えました。警官は私たちを警察署に連れて行きましたが、その後、川へ連れて行き、私たちを2艘の小舟に乗せて、トルコへ送り返しました」死体で見つかった3人とマランギのほかにも不法移民がいたかどうかは明らかではありません。

ギリシャ当局によると、今年は今までに、トルコからの不法入国が1万2000件以上記録されているということです。ヨーロッパへ渡ろうとする移民の数は、100万人の2015年をピークに減ってはいますが、昨年の5500人にくらべたら、今年はかなり増加しています。


イスタンブルのOICハラル・エクスポに4万人が訪れた

 今年のOIC(イスラム協力機構)のハラル・エクスポには、80か国から4万人が訪れました。エクスポはトルコ大統領府の援助で組織され、イスタンブルで11月29日から12月2日まで開催されました。

 Sabah

5000人の代表がエクスポに参加し、イスラムのガイドラインに従って、広範な製品とサービスが展示されたと、世界ハラル・サミット委員会のユヌス・エテ会長が言いました。

ハラル製品とサービスの世界的な会合のひとつであるこのイベントには、財務、観光、化粧品、薬品、化学製品、機械、テキスタイルなど多くの分野の350社が26か国から参加しました。「展示会には、国外から、イスラム観光と保守的ファッションの参加がありました」と、エテ会長は言いました。「トルコに出資する会社も出てくるかもしれません」

このイベントでは、ハラル料理がとくに注目されました。「第1回イスラム国シェフ・カップ」が行なわれ、諸外国のシェフたちがヘルシーさや見た目などの観点から、「ベスト伝統料理賞」をめざして競いました。

約1000人のシェフがエクスポに参加したと、エテ氏は言いました。「私たちはトルコ各地の料理が紹介される展示場を設け、4日間で7地方の料理を紹介しました」


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トルコの赤新月社がガザへ薬品8.5トンを送った

2018年12月04日 | 国際
12月4日 トルコでは「クズライ」として知られているトルコの赤新月社が、12月2日、ガザ地区へ8.5トンの薬品を提供しました。

ガザ地区の孤児院を訪ねたトルコ赤新月社の職員たち。中央がパレスチナ自治政府の旗です。


クズライのケレム・クヌク会長は、薬品42パレットを、ベイト・ハヌーン国境検問所を通って、ヨルダン川西岸のナブルスから、封鎖されているガザ地区へ運んだと、アナドル通信に語りました。トルコ赤新月社によると、薬品はガザの保健省によって、封鎖されている地区の病院へ運ばれました。

クズライの職員たちは、ガザのアルアマル孤児院を訪ね、孤児たちに食物や衣服を贈ったと、クヌク会長は言いました。その後、クズライの職員たちは、トルコ・クズライが援助しているパレスチナ赤新月社の「災害・兵站センター」の建設作業を視察しました。5月には、トルコの赤新月社はパレスチナの赤新月社に、10万ドル分の薬品を贈っています。

ガザ地区は10年間、イスラエルの封鎖の下で苦しみつづけています。封鎖は領内の経済を破壊し、200万の住民から食物、燃料、薬品など、多くの基本的必需品を奪っています。


「トルコはヴェネズエラとの関係強化を決めた」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、12月3日、ラテンアメリカのヴェネズエラの歴史的訪問を果たし、トルコはヴェネズエラとの関係をさらに強化することを決めたと言いました。

 Hurriyet
ヴェネズエラのマドゥーロ大統領(右)とトルコのエルドアン大統領


「わが国は両国の関係をさらに強化する決定をした」とエルドアン大統領はヴェネズエラの首都カラカスで、同国のニコラス・マドゥーロ大統領との共同記者会見で言いました。

大統領として初めてヴェネズエラを訪れたエルドアン大統領は、トルコとヴェネズエラの双務的貿易は前年の6倍に跳ね上がり、今年の第1~第3四半期には、4分の3の10億ドルを超えたと語りました。


古代都市ペルゲの遺構9件が、まだスポンサーを探している

古代都市ペルゲの円柱や遺構を修復するためのスポンサーがまだ見つかっていません。南浴場、ローマ門、泉などを含む9件の遺構の修復には、およそ88万リラが必要です。

 Hurriyet


アンタリヤの文化的・歴史的価値を強調するために、2018年、“ペルゲの年”が宣言されました。“古代都市ペルゲに円柱を建てよう”というキャンペーンは、ペルゲで現在行われている考古学的発掘とと修復を加速するのが目的です。

キャンペーンの一環として、アンタリヤ県文化観光部は、ペルゲのキャンペーンを支援するスポンサーを求めてきました。これまでにペルゲで多くの文化遺物が見つかり、アンタリヤ博物館に展示されています。ペルゲの文化遺物保存のためのスポンサーを見つけるために、文化遺物の写真や修復後に設置される場所などを含むリストが制作されはじめました。

浴場、門、泉などの遺物ひとつひとつに、スポンサーのための金額が付され、発表されました。スポンサーの名は銘板に記されると、当局は言っています。


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サウジ王子とカショギ氏殺害者の密接な関係をCIAが傍受

2018年12月02日 | 国際
12月1日 ウオール・ストリート・ジャーナルが報じた、CIAの機密の査定によると、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の死の前後数時間に、サウジの皇太子モハムメド・ビン・サルマンは、彼の最も親密なアドヴァイザー、サウド・アルカターニに、少なくとも11回メッセージを送っています。カターニはカショギ氏を殺害したチームの監督役だった男です。

 Hurriyet

12月1日のWSJ紙によると、サウジの王子は、2017年8月、親しい仲間に「カショギ氏をサウジアラビアに帰らせることができなかったら、われわれはおそらくサウジの外で、彼をおびきよせる手配をするだろう」と言ったそうです。王子のこの発言は、カショギ氏に対するサウジの作戦の始まりを予告するように思えます。このことばは、王子の作戦への関与を示す第一の証拠と考えられます。

WSJ紙はCIAの査定の抜粋を見たと言っています。CIAの査定は、電子傍受と他の秘密の情報に言及しています。CIAの記録によると、カターニは殺害を準備するために、王室のメディア・センターを使ったそうです。

「実行者チームがモハムメド王子の許可なしに作戦を実行することは、まずありそうもないことだと、われわれは査定する」とCIAは言っています。「カターニは、2015年、ある機密の作戦を行ったときも、王子の許可を要請していた」


エルドアン大統領とトランプ大統領がYPGのマンビジ撤退を話し合った

エルドアン大統領と、アメリカのトランプ大統領が、アルゼンチンで開催されたG20サミットで、顔を合わせての会談で、シリアのマンビジ県からYPG戦闘員を撤退させると規定してる協定について話し合いました。

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「アメリカとわが国の関係は戦略的パートナーシップに基づいている。戦略的パートナー同士として、われわれは北部シリアのイドリブについて話し合う機会を持ったが、いま、主要な議題はマンビジである。われわれはどうすればYPGなどのテロ組織をマンビジから一掃できるか話し合い、PYD/YPGに関するわが国の見解をくり返し話した」と、エルドアン大統領は、12月1日、ブエノスアイレスでの記者会見で語りました。

アメリカ人牧師の釈放後、緊張していた米土関係は修復されつつありますが、G20サミットでは、エルドアン大統領とトランプ大統領は50分間の、顔を合わせての会談を行いました。トルコとアメリカは6月初旬、YPG戦闘員をマンビジからユーフラテス川の東に撤退させるロードマップに合意していますが、アメリカはその実践を遅らせています。

トルコはアメリカがイスラム国(ISIL)との戦いを口実に、YPGと協力してきたことを批判してきました。トルコはPYD/YPGをPKKのシリア支部と考え、従ってテロリスト組織と見ています。


「カショギ氏殺害は世界の問題だ」トルコ

サウジの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害事件を、トルコは世界の問題として訴え、サウジアラビアのトップに、この事件に関する完全な捜査をくり返し要請し、サウジの王室イメージを傷つけようという意図はないと強調しました。

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「われわれは経過をフォローしている。しかし、前にも言ったように、これはトルコだけの問題ではなく、世界の問題であり、とりわけメディアにとってはきわめて重要な問題だ」と、エルドアン大統領は、12月1日夜、G20サミット終了後の記者会見で言いました。

G20サミットでも、カショギ氏殺害事件は世界のリーダーたちの議題になりました。G20には問題のサウジの王子も出席しましたが、これは彼にとって、カショギ氏が殺害されて以来、初めての国外の集会への出席でした。

トルコの司法・行政組織が提供した証拠と情報によれば、カショギ氏は、サウジから送られた15人のチームによって殺害され切断されました。CIAは、この犯罪は皇太子の直接的指示によって行なわれたと主張していますが、サウジ当局はこれを否定しています。

トルコの唯一の目標は、国際法に従って、事件の犯人と、この犯罪を指示した人々を見つけることにあると、エルドアン大統領は言い、サウジ当局はトルコの捜査の結果によって、殺人を認めたことを強調しました。

「われわれはこの事件を政治的問題とは見ていない。われわれにとっては、ひとつの血なまぐさい殺人事件である。わが国の司法と行政組織は事件の調査に当たって、サウジ当局の助力を求めているが、サウジは協力的ではない」と、エルドアン大統領は語りました。


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ギリシャとトルコが不法移民との戦いで協力

2018年12月01日 | 国際
12月1日 ギリシャとトルコが不法移民との戦いでコンタクトしたと、11月29日、ギリシャのディミトリス・ヴィトサス移民相が言いました。

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「不法移民対策にはトルコとの協力が必要」とギリシャのヴィトサス移民相


ヴィトサス移民相はアテネで内外の記者団に、不法移民を阻止するために、トルコのスレイマン・ソイル内相と話し合っていると語りました。「トルコはエディルネ県メリチでパトロールをしている。わが国もわが国側で努力してきた」と、移民相は付言しました。

ヴィトサス移民相はトルコ内相との会談について、「われわれはいくつかの問題を解決し、双務的関係を復活させた」と語り、双務的結束の重要性を強調し、「両国の情報の共有が関係復活に貢献する」と言いました。

シリアで内戦が始まって以来、トルコはヨーロッパへ行こうとする難民の主要なルートになってしまいました。今年の1月から10月の間に、ギリシャに渡ろうとする6万人の不法移民が、北西部エディルネ県で捕まっています。


エルドアン大統領がG20で首脳らと密室会談を行った

エルドアン大統領が、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われているG20で、首脳らと会談しました。

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エルドアン大統領は中国の習金平主席(右)とも会談しました


エルドアン大統領とオランダのマルク・ルッテ首相の会談は、11月30日、ほぼ1時間つづきました。大統領はまた、中国の習近平主席と30分、チリのセバスチャン・ピネーラ大統領と35分の会談をしました。会談はプレスには閉ざされました。

エルドアン大統領はまた、コロン劇場で行われた文化イベントにも、世界のリーダーたちとともに出席しました。首脳らは、その後、劇場のゴールデン・ルームでディナーをとりました。エルドアン大統領には、メヴリュト・チャヴシュオール外相、イブラヒム・カルン大統領報道官、ベラト・アルバイラク財務相、ファフレッティン・アルトゥン大統領広報部長、ルフサル・ペクジャン貿易相が同行しました。

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右から4人目がエルドアン大統領、白いスカーフがエミネ夫人


アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、世界のリーダー19人とEUの代表ら賓客たちを歓迎しました。2日間のサミットには1万5000人の人々が出席すると期待され、少なくとも3000人のジャーナリストがサミットを取材しています。

サミットの最初のセッションでは、人間の価値、世界経済、仕事の未来、女性力の増強などが論議されされます。第2セッションでは、持続可能な開発と気象の変化が論じられ、第3セッションでは、開発、エネルギー、持続的食糧の未来が論じられます。共同宣言はサミットが終わる土曜に発表されるでしょう。


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