トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「離婚した夫婦の子供の養育権は母親に」ギリシャ裁判所

2018年02月27日 | 国際
2月28日 トルコ人とギリシャ人の夫婦が、離婚後、2歳半の子供の養育権をめぐって争っていましたが、ギリシャの裁判所が、赤ちゃんは母親と一緒にいたほうがよいという判決を下しました。

Hurriyet

ギリシャ人の父親ヨルゴ・ツァキリディスさんは、赤ちゃんを何度もトルコのイズミルからギリシャのテッサロニキに連れて去りました。トルコ裁判所は、最初、子供の養育権を父親に与える判決を下しましたが、その後、母親のディレキ・ギュネシュさんが告訴し、裁判所は判決をくつがえしました。

ツァキリディスさんはテッサロニキの裁判所に養育権を申請しましたが、裁判所は、幼い子供は母親とともにいるべきという判決を下しました。「精神的安定のために、赤ちゃんは母親といっしょにいたほうがよい」ということです。専門家は、赤ちゃんは少なくとも3歳までは母親といっしょにいるべきだと主張しました。「赤ちゃんは母親のケアをつねに必要としています」

父親は1日に1度、電話かスカイプで子供とコミュニケーションをとることを許されました。ディレキ・ギュネシュさんの弁護士メフメト・エミン・ケレシュさんは、2人は、それが子供の幸福のために最善だと納得して、この判決を歓迎したと言っています。


ペットの飼い主にマイクロチップ挿入が義務づけられる

2月26日の官報によると、新しい法律によって、全国のペットの飼い主は、犬、猫、イタチを登録し、ペットの身元を証明するマイクロチップを挿入することが要求されるそうです。

 Hurriyet

食物・農業・畜産省の発表によると、飼い主はペットの誕生、死亡、飼い主の変更などを役所に報告するよう要求されます。新しい規則によると、犬の飼い主は2021年1月1日から1年以内に、申告書を提出しなければなりません。猫とイタチの登録は、2022年1月から始まります。

登録だけでなく、犬、猫、イタチにはマイクロチップの挿入が要求されます。チップは獣医または獣医の監督下にある技術者によって挿入されます。また、ペットのパスポートには、医療やワクチン接種の記録が書き込まれます。野良犬や野良猫を飼う場合も、ペットの身分証明書を得なければなりません。

ペットを登録しない場合、状況の変化を通告しなかった場合、ペットを捨てた場合は、処罰されます。イギリスは、2016年4月、犬の飼い主にマイクロチップの挿入を義務づけました。


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“クルドの鷹”600人がアフリン作戦に参加

2018年02月26日 | 国際
2月27日 自由シリア軍(FSA)に属する“クルドの鷹隊”が、トルコの「オリーブの枝作戦」に参加すると、2月25日、同隊の司令官が言いました。

 Hurriyet
 
アザズから来たクルド人400人とアラブ人200人からなる同隊のハムザ分隊は“レッド・ベレー”と呼ばれています。同隊の戦闘員が、26日、アフリンに配備されると、アブドゥラ・クルリ司令官が言いました。「われわれはアフリンの人々をPKK(クルド労働者党)の抑圧から解放する、インシャアッラー」

ハムザ分隊の“ブラック・ベレー”も、この地域の作戦に関与しています。トルコ参謀本部は、「オリーブの枝作戦」は、1月20日、トルコ国境沿いに安全と平穏を樹立する目的で始めたと言っています。


「わが国は同盟国を裏切ったことはない」エルドアン大統領

 エルドアン大統領が、2月25日、アメリカはトルコを裏切り、YPG(クルド人民防衛隊)が支配している集団シリア民主軍(SDE)を支援していると、アメリカを非難し、トルコは同盟国を裏切ったことはないと言いました。

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エルドアン大統領はガジアンテプで行われた公正発展党(AKP)の県大会でスピーチし、アメリカ軍がシリアでYPGと共闘していることに触れ、「アメリカは11000キロの彼方からやって来て、YPGにサラリーを払っている。アメリカはわが国の同盟国であるなら、NATOが要請していることをしてくれ。同盟国でないなら、そう言ってくれ。わが国は同盟国を裏切ったことはない。わが国を裏切った国に、わが国は敬意を払わない」と語りました。

エルドアン大統領はまた、アメリカがフェトフラー・テロリスト組織(FETO)を支援していることも非難しました。FETOは2016年の未遂クーデターの主謀者と考えられて射ます。


トルコがアフガニスンのギュレン関連学校12校を接収

トルコの国立教育基金「マアリフ財団」が、アフガニスタンのフェトフラー・テロリスト組織(FETO)関連の学校12校と教育センター3校を接収しました。

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イスメト・ユルマズ教育相とアフガニスタンのモハムマド・イブラヒム・シンワリ教育相が、首都カブールの情報センターで行われた移譲式に出席したと、アナドル通信が報じました。ユルマズ教育相は、移譲式で、授業料を値下げし、学校から入る金はアフガンの教育システムに使うと言いました。

「わが国は、とくに教育分野で、アフガニスタンに協力したい。アフガン人の喜びも苦しみも、われわれの喜びであり苦しみである。わが国この友情は何者も壊すことはできない」と、ユルマズ教育相は言い、トルコはどこの国よりアフガニスタンの安定を願っていると付言しました。


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「作戦が終れば、難民35万人がアフリンに帰る」首相

2018年02月26日 | 国際
2月26日 作戦が終れば、トルコに住むシリア難民の中の35万人がアフリンに帰ると、2月25日、ユルドゥルム首相が言いました。

 Hurriyet

「オリーブの枝作戦」はトルコが自国の領土を守るためだけでなく、地域の不安定な状態の解消にも大きく貢献していると、ユルドゥルム首相が北西部コジャエリ県で語りました。YPG(クルド人民防衛隊)の戦闘員がアフリンからいなくなったら、シリア人難民たちは故国へ帰ることができると、ユルドゥルム首相は保証しました。

トルコが受け入れている難民の中に、アフリン出身者は35万人います。「昨年行われた“ユーフラテスの盾作戦”によって、2000平方キロの地域から、イスラム国(IS),PYD(シリア・クルド民主連合党)、YPG,PKK(クルど労働者党)のテロリスト組織が一掃された。故国を去らざるを得なかったシリア人たちが、いま、故郷に帰れるようになった。今日までに、14万人がこの地域に帰っている」と、ユルドゥルム首相は言いました。


「性的犯罪者に減刑はない」家族・社会政策相

政府が目下準備中の児童・女性に対する性的虐待と暴力のケースでは、善行などによる減刑は適用されないことにしたいと、ファトゥマ・ベテュル・サヤン・カヤ家族・社会政策相が言いました。

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「私は母親として、減刑はなしにしたい」とサヤン・カヤ家族相は、25日、CNNトルコのインタビューで語りました。「私たちは減刑をなくすために、いま法の修正を研究中です」

「イギリスでは12歳以下の子供を虐待した者は、重い刑を科されます。9歳以下としている国もあります。わが国も同様な法律を検討しています」と家族相は言いました。トルコの刑法の規定では、容疑者の過去、社会的関係、容疑者の将来への処罰の影響、犯罪後と裁判中の容疑者の態度などを考慮して、刑を軽減する権限が裁判官に与えられています。

性的犯罪者に対する死刑は議案になっていないと、サヤン・カヤ家族相は言い、子供の性的虐待に対する法規には、ホルモン治療も含まれるだろうと言いました。「私たちが検討しているのは去勢ではなく、カストレーション(精巣の機能を抑制するための薬物の使用)です。つまり、テストロン・ホルモン(男性ホルモンの一種)の抑制です」

2月10日、アダナ県で4歳の子供が性的虐待を受ける事件があり、にわかに児童虐待への議論が湧き起こっていますが、家族相の発言はこれを受けたものでした。現政権・公正発展党(AKP)も世論に応えて、この問題を議会の議題にし、閣僚も性的犯罪者に対するより厳しい刑罰を規定する法の改正を求めています。6人の閣僚からなる委員会もつくられ、性的犯罪者に対するより厳しい処刑が求められています。



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トルコ軍がYPGの車列を攻撃、市民1人を保護した

2018年02月25日 | 国際
2月25日 トルコ軍によると、アフリン周辺には、テロリストの車だけでなく、市民の車も走っています。「作戦のターゲットはYPG/PKKとイスラム国(IS)の車列である。トルコ軍は常に、子供たちを傷つけないよう、細心の注意を払っている」と、トルコ参謀本部が声明で言いました。

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参謀本部はまた、アフリンの南東15キロで、30台から40台のテロリストの車列を攻撃したが、市民の車には砲火が及ばないよう注意が払われたと言いました。ソシアルメディアに投稿された、トルコ軍がテロリストを攻撃している映像では、攻撃後、黒煙が上がっていました。

トルコ軍はアフリンで1931人を“無効にした”
トルコ軍は投降または死傷させたことを“無効にした”ということばで表しています。

作戦開始後、兵士32人が戦死し、183人が負傷した
2月17日と23日には、トルコ全土でPKK/KCKに対する対テロ作戦が行なわれ、28人が“無効にされました”。また、歩兵ライフル20丁、軽火器825、弾薬、手榴弾16個、対人地雷が、全国の対テロ作戦で押収されました。テロリストが使っていた武器置き場4か所、シェルター、洞窟、倉庫も破壊されたと、声明は言っています。

声明によると、先週の作戦で、兵士3人が戦死し、2人が負傷しました。また、全国で6864人の無登録移民が逮捕されました。

トルコは1月20日、YPGをアフリンから排除するために、「オリーブの枝作戦」を始めました。


児童虐待には厳罰の法案が議会に

児童虐待に関する法案が、10日以内に国会に提出されると、レジェプ・アクダー副首相が、2月24日、言いました。

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「児童虐待には厳罰を」とアクダー副首相


「法務省、家族・社会政策省など数省が、この法案の準備にかかっている。10日以内に、われわれは、必要な法的修正を含む法案を議会に提出する。刑罰は重くなる。化学的割礼も処罰される」とアクダー副首相は、東部エルズルムで記者団に言いました。

エルドアン大統領も、金曜、「最近、増加が見られる児童虐待は社会を崩壊させる」と警告しました。「無辜の子供たちを、あらゆる脅しや危険から守り、子供たちの生存を保証し、活力を与えることは、われわれの責任である」


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「若い労働者の4割は社会保障がない」という調査結果

2018年02月23日 | 国内
2月24日 最近の調査によると、15歳から24歳の若い労働者の10人に4人、全労働者では、18%が社会保障が適用されていないということです。

 Hurriyet

この調査は、革新商業組合連合DISK-AKの要請で、イプソス調査会社が、15歳以上の2000人の労働者を対象に行ったものです。15歳から19歳の若い労働者の43%、20歳から24歳の労働者のほぼ34%が、社会保障を適用されていません。調査によると、全労働者の18%は保険に加盟しておらず、女性の場合は21%が無保険です。

また、労働者の17%は、月収1000トルコリラ(約2万8276円)以下ですが、これは国が定めている最低賃金1603リラ以下になります。調査はまた、男性と女性の大きな賃金差も明らかにしています。男性労働者の平均月給は1973リラですが、女性の平均は1812リラです。

全労働者の54%は、収入の範囲で暮らすのが大変だと言い、社会保障のない労働者も同様のことを言っています。労働組合のメンバーの場合は、収入の範囲で暮らすのが大変と言った人は19%に過ぎませんでした。

労働組合員は驚くほど少ない
しかし、労働者の87%が労働組合員ではなく、60%以上が組合員になりたくないと言いました。労働者中の労働組合員率は、西部では18.2%ですが、南東部ではわずか1.9%です。

労働者の30%以上が時間外労働をしています。労働時間はOECD(経済協力機構)の平均よりずっと長く、調査対象者の8%が、毎日、残業をしていると言いました。


「トルコ・キプロスにも天然資源掘削権がある」トルコ・キプロス首相

北キプロス・トルコ共和国(TRNC)のトゥファン・エルヒュルマン首相が、金曜、ギリシャ・キプロスの一方的な天然ガス掘削を不当とし、「トルコ・キプロス国民の意志を無視して、キプロス島周辺の天然ガスの掘削を行うのは公正ではない」と言いました。(2月22日の頁参照)

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「島周辺の天然資源は南北双方のものだ」トルコ・キプロスのエルヒュルマン首相


エルヒュルマン首相は、トルコ・キプロスにも、この地域の天然資源について発言し管理する権利があると力説しました。イタリアの掘削船が地中海でガス探査を行おうとしたことに関して、トルコ・キプロスとギリシャ・キプロスの間で論争が起こっている中で、首相のこの発言がありました。イタリアの掘削船は問題の水域に着く前に、トルコ海軍によってブロックされました。

エルヒュルマン首相は、キプロスの両サイドで、この問題に関して委員会をつくるのが正しいアプローチだと言っています。「わが国は、当然、この問題の処理をトルコとともにつづける」と首相は言い、クドレット・オゼルサイ外相がこの問題処理を担当すると言いました。

イタリアのエネルギー会社ENIの掘削船は、2月24日、地中海を去って行ったと、ギリシャ・キプロス当局が言いました。ギリシャ・キプロスのニコス・クリストドウリデス報道官はRIKラジオに、掘削船はギリシャ・キプロスの港リマソルに帰ったと言いました。

トルコ・キプロス当局は、地中海の天然ガスに関して、ギリシャ側の一方的な探査活動は許さないと言っています。


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ヘレニズム時代の冠をイスタンブル警察が押収した

2018年02月22日 | 国内
2月23日 警察が密売人の手入れを行い、イスタンブルのホテルで、2200年昔の黄金の冠と銀のボールを押収し、容疑者らを逮捕しました。

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警察の密輸・組織犯罪部は、容疑者たちが歴史的美術品を売ろうとしているという情報を得て、作戦を開始しました。覆面警官がまず、美術品の購入に関心があるふうを装って、容疑者に接触し、アンティーク商人に化けて彼らに会いました。

容疑者たちは銀のボールと黄金の冠を100万ドルで売ろうとし、最終的に50万リラにしました。警察チームはファティフのあるホテルを商談の場として用意し、4人の容疑者を捕えました。ヘレニズム時代の黄金の冠と、割れた銀のボール、黄金の指輪が押収されました。美術品は調査のため、文化遺産・博物館総局に送られました。


「シリア体制側とYPGがアフリンで談合したというが・・・」副首相

ベキル・ボズダー副首相が、2月22日、シリア体制側とYPG(クルド人民防衛隊)がアフリンについて談合したが、話はまとまっていないようだと、言いました。

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シリア体制派とYPGが談合したという情報について語るボズダー副首相


「シリア体制側とYPGの間で汚い話合いが行われたという情報があったが、彼らが手を結んだという情報はない。体制側が正規軍をアフリンに入れたことは確認されていない」と、ボズダー副首相はアンカラでアナドル通信に語りました。

シリア・アラブ・ニュース通信(SANA)が、2月19日、親体制派の“民兵軍”がアフリンに入るだろうと報じましたが、ボズダー副首相の発言はこれを受けたものでした。アフリンではトルコ軍がYPGの戦闘員を排除するための作戦を行っています。トルコ政府はYPGをクルド労働者党(PKK)とリンクしているテロリスト集団と見ています。

シリア・アラブ・ニュースはYPGとシリア体制側との取引の可能性について報じましたが、トルコのエルドアン大統領は、2月20日、アフリンに入ろうとした車列を退却させたと発表しました。

トルコ大統領府のイブラヒム・カルン報道官は、2月20日、シリア体制派とYPGが手を結んだというのは政治的宣伝だと言いました。「体制側がYPGと手を結んだというのは、明らかに政治的宣伝だ。しかし、汚い、秘密の交渉が行われていないとは言い切れない」とカルン報道官は自分の公式ツイッターに書いています。

トルコ軍の作戦によって、70以上の戦略的地域を奪われたYPGは、シリア体制派と交渉を始めたと言われます。「もしYPGに化けた体制派軍がアフリンに入ってきたら、彼らもわが軍のターゲットになる。テロリスト組織とともに、トルコ軍にはむかう者はだれであれ、われわれのターゲットだ」とボズダー副首相は言いました。


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トルコの人口は2040年までに1億を超えるだろう

2018年02月21日 | 国内
2月22日 現在の人口統計学的傾向がつづけば、トルコの人口は2040年までに1億を超えるだろうと思われます。

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2017年の住民登録システムの調査の結果をベースにして考えると、2023年には人口は8690万に達し、2040年には1億30万人になると、トルコ統計局が、2月21日、発表しました。2017年末、トルコの人口は、前年より1.24%増え、8080万人になったと、2月1日、統計局は言いました。

トルコの人口は2069年まで増えつづけ、同年には最高の1億770万に達するだろうと予想されます。この年から人口は減少しはじめ、2080年には1億710万人になると思われます。

2023年には、68県で人口増加が見られ、13県では人口が減少すると、統計局は言っています。最も人口の多い5県の順位は変わらないでしょう。最も人口の多い県はイスタンブルで、2023年には1630万人になります。次が首都アンカラで、610万人、イズミルが460万人、ブルサが320万人、アンタリヤは270万人になるでしょう。

トルコの出生率は増加し、人口は高齢化がつづくでしょう。年齢構成の重要な指針である平均年齢は、2018年には32歳、2040年には38.5歳、2060年には42.3歳、2080年には45歳になるでしょう。

65歳以上の高齢者の割合は、2018年には8.7%、2040年には16.3%、2060年には22.6%、2080年には25.6%になるでしょう。


ギリシャ・キプロスがガス探査の妨害を止めるようトルコに要求

ギリシャ・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領が、2月21日、トルコに、キプロス島沖合で行っている天然7ガス探査の妨害を止めるよう勧告し、キプロス島が統合されたら、ガスの掘削はギリシャ・キプロスとトルコ・キプロスの双方に利益をもたらすだろうと言いました。

 Huriyet
ギリシャ・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領


「トルコとトルコ・キプロスの言い分は根拠がなく不当である。ギリシャ・キプロス共和国はエネルギー計画を進めてゆく」とアナスタシアデス大統領は声明で言いました。「ギリシャ・キプロスが排他的経済水域で統治権を侵害しているというのなら、トルコとトルコ・キプロスは、私の呼びかけに応えて、ただちに交渉のテーブルにもどって欲しい」

アナスタシアデス大統領は、「キプロス島の未開発のエネルギー資源は同国のものであり、島が統合されたら、トルコ・キプロスと共有されるだろう」と言いました。「われわれの目的は、すべてのキプロス島民に最善の利益をもたらすために、キプロスの炭化水素を完全に調査することにある」

ギリシャ・キプロスは、トルコの軍艦が、イタリアの掘削船のガス探査作業を妨害していると言っています。トルコのエルドアン大統領は、外国のエネルギー会社が東地中海で海域を超えないよう警告しています。

キプロス統合の平和交渉は、国連の仲介で延々と行われていますが、昨年の交渉決裂以来、またも中ぶらりん状態になってしまいました。海中資源の掘削問題での軋轢は、統合をますます遠くするでしょう。

・・・ギリシャ・キプロスが、キプロス島沖の海中資源の探査を、勝手にイタリアの会社に依頼して掘削船を導入したため、トルコは掘削船のそばに軍艦を停めてブロックしています。キプロス島沖の天然資源はトルコ・キプロスにも所有権があるはずです。


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親体制派軍がアフリンに来ても、トルコは作戦をつづける

2018年02月20日 | 国際
2月21日 もし親シリア体制派軍が、人民防衛隊(YPG)を助けるために、北シリアのアフリンに入ってきても、トルコは作戦を止めないと、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、2月19日、言いました。

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「もしシリア軍がYPGすなわちクルド労働者党(PKK)を追い払うためにアフリンに入ってくるのなら、なんの問題もない。しかし、シリア軍がYPGを守るためにアフリンに来たら、トルコ軍は作戦をつづける」と、チャヴシュオール外相はヨルダンの記者会見で言いました。

シリアの国営テレビ局アルイクバリヤTVは、2月19日、「親シリア政府軍がまもなくアフリンに入る。作戦は数時間後に始まるだろう」と報道しました。シリアのクルド軍とダマスカス政府が、シリア軍がアフリンに入ることで合意に達したと、シリアのクルド民主連合党(PYD)が発表したのを受けて、この報道がありました。

1月20日、トルコ軍は、自由シリア軍とともに、PYDの武装部門であるYPGをアフリンから一掃するために、「オリーブの枝作戦」を始めました。トルコ軍によると、作戦開始以来、1641人の戦闘員が死傷または投降しています。


児童虐待に政府は厳罰を科すことに

児童を虐待した者に厳罰を科す新規制がまもなく実施されると、政府が発表しました。エルドアン大統領はアンカラで行われた公正発展党(AKP)の議員会合で、「6人の大臣がこの問題を検討している。まもなくこの問題に関する提案がなされるだろう」と言いました。

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地方にはまだ残るという“子供花嫁”の習慣。いまは児童虐待という犯罪ですが。


「児童虐待罪抑止のために厳罰が科される。政府はただちにこの問題に取り組む。この犯罪を犯した者には減刑もない。児童虐待が社会に与える痛手は殺人と変わらない」とエルドアン大統領は言いました。児童虐待問題は、2月19日の閣僚会議でも、長時間議論されました。

アブデュルハミト・ギュル法相は、2月20日、「児童虐待の増加に対する法的対策を検討している。児童への性犯罪者に対する化学的去勢の導入も、政府は考えている」と言いました。「法務省は裁判所の決定に従って、刑執行期間中の2日間、性衝動を薬品で減少・抑制する罰則を制定したいと思う」

2月19日、閣僚閣議後、ベギル・ボズダー副首相は、児童保護のための委員会が、6人の閣僚が関与して設立されると言いました。「委員会の目的は、児童保護に関する現在の規則をすべて再検討し、政府は法的・行政的になにをなすべきか報告書を作成することにあります」


傷ついたリスを19歳の若者が救った

南東部バトマン県で、ワナにかかって大けがをしたリスが、19歳の青年の努力で救われました。

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リュズカル・アルカン君は森で重傷を負ったリスを見つけ、近くの獣医に連れて行きました。しかし、獣医は「田舎の獣医の限られた設備では治療できない」と言いました。「森でリスを見つけました。リスは動くこともできませんでした。なんとかしてやりたいと思いました。持ち合わせのわずかのお金を使って、バトマンの中心部の獣医に連れて行きました。獣医は、厳しい容態だから、専門医に見せるべきだと言いました。ぼくはできることを考えました」とアルカン君。

アルカン君はイスタンブルの動物愛好家タイフン・デミルさんに連絡してみました。彼はリスも飼っています。アルカン君は、アルフと名づけた、傷ついたリスを連れて、バスでイスタンブルへ行きました。

「リスはネズミの仲間と考えられているので、リスを見ると、すぐ殺す人たちがいます。でも、リスは人間と調和して生きていける動物です」と、デミルさんは言いました。リス君は専門医の手術を受けた後、デミルさんに引き取られました。


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イスタンブルで対IS大作戦。22名拘束

2018年02月19日 | 国内
2月20日 14人の外国籍者を含む22人が、2月17日、イスタンブルで行われた対イスラム国(ISIL)作戦で、警察に捕まりました。

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警察は2月16日夜、イスタンブルの3区の11か所で手入れを行ったと、ドーアンニュースが報じました。IS関連のデジタル資料や書類も、この作戦で押収されました。

黒海地方のカラビュックでも、3人の外国籍者が、ISメンバー容疑で逮捕されたと、16日、アナドル通信が報じました。ISの重要なリーダーの1人、イスマイル・アルワン・サルマン・アルイタウイがトルコからイラクに引き渡されました。彼は2014年以後、シリアやイラクで、テロ・キャンペーンの一翼を担っていた容疑で裁かれます。彼はトルコ北西部サカリヤ県で逮捕されたと、アジャンス・フランス・プレスが報じました。

また、中央アナトリアのカイセリ県の裁判所は、16日、イラク国籍の2人をISメンバー容疑で逮捕しました。


クケルランディア・フェスティバルがトルコ北西部で行われた

通常、ブルガリアのヤムボル市で行われるクケルランディア(仮面)フェスティバルが、今年はトルコ北西部のエディルネ県で行われました。

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フェスティバルでは、人々は仮面をかぶり、幽霊や悪霊を追い払うために伝統の儀式を行います。

・・・すごい仮面ですね。原始宗教でしょうか。ブルガリアでは有名な祭りで、観光資源にもなってるようです。


「大都市の低所得地区でシリア難民への怒り高まる」という報告書

大都市の低所得者が住む地区で、シリア難民に対する怒りが高まっていると、「国際危機グループ」(ICG)が報告書で警告しています。

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ICGは、難民の流入に緊張が高まっている地域として、イスタンブルのスルタンガジ地区を挙げています。「保健や教育のような公共サービスが、難民の流入によって溢れかえっている。地元民は、病院の長い行列や、満員の教室、急騰する家賃、すし詰めのバス、山盛りになったゴミ箱などに苦情を言っている。シリア人の流入で生活の質が悪くなったという思いが、地元民の怒りになっている」と、ICGは報告書で警告しています。

スルタンガジには、保守的なスンニー派ムスリム、左翼的なアレヴィ教徒、超国粋主義者、クルド語を話す集団のほか、約8000人のアフガニスタン、パキスタン、アゼルバイジャンからの移民が住んでいます。住民たちはICGの調査員に、「ここにはトルコ市民も、非市民もいる。ここは多くの異なる人々の吹き溜まり“犠牲者の町”だ」と訴えました。

低所得者層の町に高まるプレッシャー
ICGが先月出した報告書によると、2017年後半には、地元民社会と難民の間の騒動が、2016年同期に比して3倍に増え、2017年には、24人のシリア人を含む少なくとも35人が、そうした事件で死んでいるそうです。

「反難民の騒動は、イスタンブル、アンカラ、イズミルなど大都市が最も多い。大都市では地元民社会がシリア人を文化的に異なる人々と見ていて、自分たちの低賃金の職を奪われると感じている」と報告書は言っています。ICG調査員の推定によると、トルコには300万から400万の登録されたシリア国籍者のほかに、約40万の非登録シリア国籍者が住んでいるということです。


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「トルコは欧州に属する・・・」欧州評議会事務総長

2018年02月18日 | 国際
2月18日 「トルコはヨーロッパに属する。もしトルコがヨーロッパから追い出されたら、ヨーロッパは現在以上に多くの問題を抱えることになる」と、欧州評議会のトーリビョルン・ヤクラント事務総長が、2月16日、Hurriyet紙に言いました。

 Hurriyet
ヤクラント欧州評議会事務総長(左)とトルコのチェリッキEU担当相


「トルコを追い出したいヨーロッパ人に言いたい。もしそうなったら、ヨーロッパはいま以上に多くの問題を抱えることになるだろう。われわれは互いに依存し合っている。われわれはみなが依存し合っている大きな構図の一部であることを認識すべきだ」と事務総長は言いました。

2月15日、ヤクラント事務総長は、エルドアン大統領、チャヴシュオール外相、ギュル法相を含むトルコのリーダー9人と、アンカラで行われた会合の後、トルコEU加盟交渉は両サイドにとって非常に重要だと、Hurriyet 紙に語りました。

「ヨーロッパはトルコを必要としている。ヨーロッパ諸国には多くのトルコ人やイスラム教徒が住んでいるのだから。トルコは、いま分断されている社会を和解させる大きな力になれる」と事務総長は言いました。また、「極北から南はコーカサスまでの法的スペースとして統合されたヨーロッパになることは、トルコにとってもよいことだと、トルコも理解すべきだ。この法的スペースの一部であるトルコは重荷ではない。それどころか、トルコがこの広い法的スペースの一部であることは、トルコとのビジネスを望む人々には確かな信頼感になる」と、ヤクラント事務総長は言いました。

しかし、事務総長はまた「トルコは欧州人権条約に多くの違反を犯している。それがEU加盟への道をより困難にしている」とも言いました。「ヨーロッパ諸国はまず、欧州人権条約に合致しなければ、EUに加盟することはできない」

ヤクラント事務総長は、2月15日の会合中、報道の自由の問題も提起しました。「これは主要な問題のひとつでである。未遂クーデター以前は、トルコに報道の自由は存在した。われわれは、いま多くのジャーナリストが投獄されいることを知っている。欧州裁判所はジャーナリストらのケースを、まず第一に考えていることを、ぜひ知って欲しい」

シリア・アフリンでトルコが行っている「オリーブの枝作戦」について尋ねられた事務総長は、「欧州評議会はそうした問題には関与しない。それは国際的な組織の問題だ。われわれはあるゆる種類のテロを強く非難する。しかし、軍事的紛争には関与しない」と答えました。


「アフリン作戦は勝利が近い」エルドアン大統領

エルドアン大統領が、2月17日、トルコが行っている対YPG(クルド人民防衛隊)作戦は“勝利”に近づいていると言いました。

 Hurriyet

大統領は中部アフィヨン県の公正発展党(AKP)の県大会の前に、群衆にスピーチしました。「われわれはつねに辛抱強く、彼らに語りかけてきた。そのため、わが国内にいる連中(PKK)は活動をやめない。過去40年間、わが国は国内のテロリストに悩まされてきた。国内の連中(PKK)がシリアのテロリストYPGと共闘している・・・だが、われわれは勝利に近づいている」

トルコ軍はアフリン作戦で、すでに300キロ平方に進撃していると、大統領は言いました。大統領はまた、現在トルコにいる300万のシリア難民を本国に送還することが作戦の目的だと、くり返し言いました。「そのために、われわれは戦っている。われわれはシリアの土地など、ねらっていない」

1月20日、トルコはアフリンからYPGを一掃するために、「オリーブの枝作戦」を始めました。トルコ参謀本部によると、作戦の目的は、トルコの国境沿いに安全と平穏を確立し、シリア人を抑圧と残虐性から守ることにあります。


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