トルコのトピックス

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トルコはシリア難民のために4年半で80億ドルの出費をした

2015年10月31日 | 経済
10月31日 トルコはシリアへの“オープンドア政策”に従って、この4年半で、210万人以上のシリア難民のために80億ドルを費やしました。

 Hurriyet
2015年9月17日、トルコ・ギリシア国境へのハイウエイの道路わきで、食物配給の列にに並んでスープを獲得したシリア人少女


トルコはシリア難民支援のために、年間、20億ドル(53億トルコリラ)を費やしていますが、これはトルコ内務省の年間予算を上まわっています。
2011年4月29日、トルコのシリア国境ゲートに、シリア難民の大群が押し寄せ、流入が始まりました。その後の4年間、イスラム国(ISIL)の攻撃はエスカレートし、治安の悪化から多くの難民の流入がつづいています。

トルコ首相府の災害緊急管理局(AFAD)と多くの国際機関のデータによると、シリア内戦勃発以来、1200万人のシリア人が居住地を追われています。その中の800万人はシリア国内の他の場所に移動し、420万人が故国を去りました。420万人のシリア人の半分以上がトルコに集まっています。

トルコはこの4年半で、シリア移民のために80億ドル以上を費やしました。この額は今日のレートで240億リラになります。しかし、国際機関は4億1800万ドル(12億リラ)しか供給していません。

トルコのシリア難民のための年間経費53億リラを、トルコの国家予算と比較すると、その厳しさがわかるでしょう。2016年のトルコ内務省予算は45億リラ、宗教庁(Diyanet)の来年の予算は64億リラです。シリア難民のために使われている額は内務省の予算より多く、宗教庁の予算に近いのです。

“オープンドア政策”に従って、トルコはシリアから逃げてくる難民を送還しませんでした。AFADはシリア危機が始まったときから、支援キャンペーンを行ってきました。2013年、トルコは、トルコに滞在するシリア難民が教育や保健サービスを受けられるように、また、犯罪に関わったときの手掛かりとなるように、バイオメトリックのID制度を始めましたバイオメトリック(生物測定)IDとは、指紋‣声紋・網膜パターン・顔の特徴などから個人を認定する方法です。

AFADの主導で行われているプロジェクトに従って、バイオメトリックIDは205万人のシリア人に与えられ、シリア移民の指紋、ID情報、居住情報は記録されています。これらシリア人には“臨時保護ID”が与えられています。新来者は登録され、トルコを去るときは申請し、記録を更新する必要があります。

81県のシステム・オンライン
25万8472人のシリア人と1万5000人のイラク人が、AFADの25のシェルターに暮らし、あとの19万人のシリア人はトルコの大都市、主としてイスタンブルに住んでいます。最近の調査によると、シリア人はトルコの81県に拡散しています。約25万人のシリア人の子供が学校に通っています。この数字は今年末までに46万人に達するでしょう。

4万3429人のシリア人が、地中海やエーゲ海を渡ってヨーロッパに行こうとして、トルコの治安部隊に救助されました。公的データによると、3161人の移民が、2015年までに、地中海からヨーロッパに行こうとして命を落としています。

ヨーロッパに入ったシリア人は51万2909人
トルコは210万人のシリア移民を受け入れていますが、ヨーロッパ全土にいるシリア人は51万2909人に過ぎません。イスタンブルには40万人以上のシリア人がいます。シリアと国境を接するキリス県には18万人がいます。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、膨大な数のシリア移民を受け入れているトルコ、エジプト、イラク、ヨルダン、レバノンを支援しようとしてきました。UNGHRは2015年、難民のために45億ドルを必要としていますが、25億ドルしか集まっていません。2015年末までに、シリアの全人口の約半分が援助を必要とすることになるだろうと、国連は推測しています。


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アンカラ爆発後、トルコは対IS作戦を展開。作戦中、警官2名死亡

2015年10月28日 | 国内
10月28日 ディヤルバクルでイスラム国(ISIL)が使用していたアジトを手入れ中に、仕掛けられていた爆発物によって2人の警官が犠牲になったと、ディヤルバクル警察が発表しました。

 Hurriyet

10月26日朝、ディヤルバクルでの広範な対テロ作戦の一環として、警察はISILのアジトに押し入りましたが、彼らが仕掛けた爆発物によって、2人の警官が死亡し、5人の治安要員が負傷しました。この作戦でISの戦闘員7人が死亡し、15人が捕らえられました。

ディヤルバクルの他のアジトの手入れでは、カラシニコフ2丁、ピストル8丁、手榴弾、爆発物その他の武器が押収されたと、対テロ部隊は言っています。治安当局はロイターに、当局はアンカラの爆発より大きな爆発を阻止し、爆弾製造に使われる多くの爆発物を押収したと語りました。

「イスラム国のトルコ人部隊の上級リーダーたちが、この作戦で死亡した。からだに爆発物を巻いていた自爆者もいたが、彼は治安部隊を攻撃する前に殺害された」と、当局は言っています。ヌマン・クルトゥルムシュ副首相が、対テロ作戦中に、2人の警官が死亡したと語った翌日、警察署も声明を出して、2人の警官が仕掛けられた爆弾によって死亡したと発表しました。

「残念なことに、警官たちは通常の突入方法に従って、アジトの扉をハンマーで壊して突入したため、周辺に仕掛けられていた爆発物が爆発し、2人の警官が犠牲になりました」と、クルトゥルムシュ副首相は作戦の数時間後に話しました。

10月10日のアンカラの大爆発で102人が犠牲になって以後、トルコはISILに対する大規模な作戦を展開しています。


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ディヤルバクルの大作戦で、警官2人、IS戦闘員7人が死亡

2015年10月26日 | 国内
10月27日 26日、東南部ディヤルバクル県の対テロ大作戦で、警官2人とイスラム国(ISIL)の戦闘員7人が死亡しました。

 Hurriyet

ヌマン・クルトゥルムシュ副首相がイスタンブルで記者団に、南東部の作戦で12人のISIL戦闘員が捕らえられ、警官5人が負傷したと語りました。治安チームは作戦の一環として、ディヤルバクル・カヤプナル地区のフズレヴレルの一軒家を手入れしました。

警察が踏み込むとすぐ、戦闘員たちは家の庭に仕掛けてあった爆発物をリモコンで爆発させました。爆発で特別作戦チームの7人の警官が負傷し、近くの病院に運ばれましたが、重傷を負った2人が亡くなりました。5人の警官はディジュレ大学医学部病院で治療中です。

7人のISIL戦闘員が死亡し、12人が警察に逮捕されました。10月10日のアンカラの爆発後、トルコはISに対する対テロ作戦を展開させています。


東部アドヤマンの喫茶店がISメンバーの募集センターになっていた

イスラム国(ISIL)がトルコで、どのようにして、何百人もの人を殺す戦闘員を募集していたのでしょうか。そのストーリーはトルコ東部の町の、ふつうの喫茶店から始まっていました。

 Hurriyet

ユヌス・エムレ・アラギョズが経営していたアドヤマン県の「イスラム」という名の喫茶店は、過激派イスラミストの溜まり場であり祈りの場になっていました。この喫茶店が地域の若者をISに誘うセンターの役目をしていたのです。アラギョズは10月10日のアンカラ爆発の自爆犯の1人と認定されています。

若者たちはこの喫茶店に通ううち、次第に過激思想の染まっていったようです。多くの家族が、一時期、子供と連絡が取れなくなります。若者たちはシリアのキャンプで訓練を受けて帰ってきます。ISのメンバーの外国人女性と結婚する者もいます。家族たちは子供がテロに巻き込まれるのではないかと心配し、警察に届けます。

ディヤルバクルで人民民主党(HDP)の集会を攻撃した自爆者オルハン・ギョンデルも、喫茶店「イスラム」をしばしば訪れていました。アンカラの自爆犯アラギョズの弟の20歳の大学生シェイフ・アブドゥラフマン・アラギョズは、7月20日のスルチの文化センターのテロの自爆犯と認定されました。このテロでは、シリアのクルドの町コバネの再建に助力するためにシリア行きを計画していた活動家33人が殺害されました。

・・・ISILはキルギスなど中央アジアでも、リクルートを始めているようですね。3000ドルの月給で釣っているとか。


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国外投票終了。東京では掴み合いのケンカが起こった

2015年10月24日 | 国際
10月26日 11月1日の総選挙のための国外投票は終わりました。10月25日、東京のトルコ大使館での投票中に、12人が負傷する乱闘が起こりました。

 Hurriyet
10月25日、トルコ人とクルド人の乱闘後、東京のトルコ大使館前で警備に立つ機動隊


投票の最後の日、世界中のトルコ大使館と領事館前には、長い列ができました。東京のトルコ大使館にも何百人ものトルコ市民が投票のために集まりましたが、大使館前で、トルコ人とクルド系の人々の乱闘が起こり、少なくとも12人が負傷しました。乱闘が始まり、警察が割って入る様子がテレビで放映されました。

TBSは「警官2人も負傷した。乱闘の原因はすぐにはわからない」と報じましたが、時事通信は「乱闘は、クルド人が親クルドの政党の旗を掲げようとしたために始まった」と、1人のトルコ人有権者が言ったと報じました。11月1日の総選挙のための投票は、日本では10月25日朝に始まりました。

「友人と車の中にいたら、突然トルコ人に襲われた」と、破れたシャツを着たクルド人男性が、大使館前でメディアに言いました。日本の外務省によると、現在、約3600人のトルコ国籍者が日本に住んでいるそうです。

トルコ人の国外投票で最も投票率がよかったのはスイスで、46.45%のトルコ人有権者が投票しました。ベルリンにはトルコ人有権者は14万人、ケルンには12万8000人いますが、およそ51万6000人がドイツで投票しました。ドイツにはトルコ人有権者は140万人います。31万5000人のトルコ人がいるパリでは、投票率は40%でした。

国外投票は25日に終わりましたが、税関ゲートでは11月1日まで投票できます。国外に住むトルコ人市民は総計289万5885人。国外在住トルコ市民は、54か国の112のトルコ大使館・領事館と、30のトルコ国境税関ゲイトと国際空港で投票できます。

・・・トルコ人とクルド人の乱闘、テレビで見ました。クルド人と言っても、正しくはクルド系トルコ人ですけれど。トルコ人同士、ケンカするならトルコでやってくださいね。


テロ準備中のISメンバー4人を捕らえようと、警察は警戒態勢

 大規模テロ攻撃のためにシリアからトルコ入りした4人のイスラム国(ISIL)メンバーを捕らえるために、トルコ警察が警戒態勢に入ったと、アナドルニュースが報じました。警察の情報部が、容疑者たちが最近トルコに入った情報を得たそうです。

 Hurriyet

4人の容疑者は、飛行機か船のハイジャック、または集会での爆発のような、大きなテロ攻撃を指示されているということです。容疑者の中の3人は“ドグマジュラル”のメンバーです。ドグマジュラルは南東部アドゥヤマンをベースに、ISILのためにメンバー募集をしていた過激派グループです。

 Hurriyet

10月10日のアンカラ攻撃の自爆犯の1人、ユヌス・エムレ・アラギョズと、彼の弟で、7月20日のスルチ攻撃で33人の学生を殺したアブドゥラフマン・アラギョズも、ドクマジュラルのメンバーでした。
4人の容疑者が使った偽の身分証明書が、メディアに公開されました。1993年、アドゥヤマンに生まれたオメル・デニスD.はエムレ・カヤという名の偽身分証明書を使い、1983年、アダナ生まれのサワシュ・Y.はハムザ・トンバクという名の身分証明書を持っていました。

 Hurriyet

1995年、カザフスタン生まれのワレンティナ・S.はこのテロ・グループ唯一の女性で、ユルドゥス・ボズクルトという名の身分証明書を所持し、アドゥヤマン出身の20歳のムハムメト・ザナ・Aはムラト・オザムプの名を使っていました。

 Hurriyet

当局は一般の人々に、容疑者を見たら気をつけ、当局に知らせるよう呼びかけています。


コンヤの歴史的な城で秘密のトンネル発見

中央アナトリア・コンヤ県セルチュクル地区のタッケル山にあるゲヴァレ城で、秘密のトンネルが発見されました。

 Hurriyet

発掘隊長はネジメッティン・エルバカン大学の美術史のアフメト・チャイジュ教授で、30人のチームで発掘作業が行われています。これまでにも多くの遺物を出土し、目録に記録したのち、博物館に収めているそうです。

 Hurriyet

チャイジュ教授は、発掘は今月末で休止し、来年5月に再開すると言いました。城内には多くの貯水池があり、いままで60を見つけたが、もっと見つかるだろうということです。「貯水池の数は何人くらいの人がこの城にいたかを知る手がかりになります。これらの貯水池から何立方メートルの水が得られたか、また何人の人がその水を利用できたかを調べています。何人の兵士がいたのか、何人がここに住んでいたのかも、知ることができるでしょう」

 Hurriyet


隠されたトンネル
中世の城には、外との連絡をとるための隠されたトンネルが造られていたそうです。「発掘を始めた最初の年に、トンネルの痕跡を発見しました。みんな興奮しました。内部を清掃し、トンネルの100~150メートルはきれいになりました。トンネルは300メートルくらいあると思われます。トンネルは秘密の道で貯水池ともつながっています」とチャイジュ教授は言っています。

「城の外からトンネルを見つけるのは難しいでしょう。トンネルは蔽われ、土地の一部のように見えますが、奥へ進むと、トンネルだとわかります。最古の秘密のトンネルの例はヒッタイト時代です。このトンネルはおよそ4000年昔ものです。出土品からセルジュク人も使っていたと思われますが、私たちはもっと昔から使われていたと確信しています。このトンネルはヒッタイト時代に築かれたものです」


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アラビア語が小学校で第2外国語になる

2015年10月23日 | 国内
10月25日 トルコの小学校では第2外国語として英語、フランス語、ドイツ語が選べますが、2016~2017年学期からアラビア語も選択できるようになると、アナドルニュースが、教育省の話として報じています。

 Hurriyet

教育省は「初等教育週コース・スケジュール」によって、小学2年生から8年生までに、外国語コースを提供してきました。現在の第2外国語の3か国語は内閣が決定しました。外国語のコースのカリキュラムは、トルコ教育委員会の承認を得た後、実施されます。

アラビア語のカリキュラムも、「初等教育週コース・スケジュール」の一部として、小学生に提供される外国語のコンセプト内で準備されました。選択する学生が増えれば、アラビア語は2016~2017年学期から徐々に学校で教えられるようになっていくでしょう。

アラビア語のカリキュラムは、聴く、話す、読む、書くのスキルを中心に用意され、2年生、3年生は、「聴く」と「話す」からアラビア語を始めます。4年生で「書く」が導入され、5年生で4つの基本スキルの学習を始めます。


アンカラ自爆犯の運転手はISのメンバーで、元ヌスラのメンバーだった

アンカラ自爆犯のドライバーの1人は、もとアルヌスラ(al-Nusra)のメンバーで、いまはイスラム国(ISIL)のメンバーと認定されたと、アナドルニュースが、治安当局の話として報じました。

Hurriyet

2人の自爆犯の1人はユヌス・エムレ・アラギョズと判明し、もう1人の未確認自爆犯は、10月9日夜、ハリル・イブラヒム・ドゥルグンの手引きでシリアからトルコに入った外国人と思われます。2人の自爆者は、トルコ南東部ガジアンテプ県の支部に連れられ、そこで自爆ベストを装着し、ドゥルグンが運転する車でアンカラに運ばれました。シャヒンの役目は、自爆者が乗っている車の見張り役でした。

ドゥルグンは自爆者たちをコンヤ大通りの道端に置いて去り、2人の自爆者はそこから2台のタクシーを使って、爆発現場のアンカラ駅へ行こうとしましたが、平和行進のために道路が封鎖されていて、駅へ着くまえにタクシーを下りなければなりませんでした。タクシーから駅に歩くのに、4分15秒かかりました。

駅につくと、彼らは爆発ベストを爆発させました。彼らがアンカラにいたのは45分でした。犯罪現場の捜査で、爆発時には第3の人物はいなかったことがわかりました。事件はたった2人によって行われ、鋼鉄の弾丸が爆発の破壊力を増すために使われていました。

第1の自爆者は4キロのTNT爆発物を身につけており、第1の爆発現場から35メートル離れた場所で自爆した第2の自爆者は、5キロの爆発物を持っていました。2人とも片手に手榴弾を握っていました。

トルコ軍参謀本部は声明文を出し、南部キリス県国境で、シリアからトルコに不法に入ろうとした1199人を捕らえたと発表しました。1人はトルコからシリアへ入ろうとして捕らえられました。拘束された容疑者の2人はISのメンバーでした。

キリス県庁が出した声明文では、19人の外国人を含む25人のISのメンバーが、10月21日の作戦で捕まったそうです。容疑者の3人はトルコに入ろうとして捕らえられ、他の22人はシリアに入ろうとして捕らえられました。シャヒンは逮捕され、ドゥルグンは逃走中です。


AKPは1党政府結成のために選挙運動の焦点を絞ってきた

11月1日の選挙を前にして、1党政府結成を切望する公正発展党(AKP)は、議席数を増やすために、選挙キャンペーンの焦点を40県に絞っています。


「目標は投票率を上げることではなく、議席数を増やすことです」と、党の組織担当のAKP幹部ムスタファ・アタシュ氏は言いました。最近の調査では、AKPの1党政府のチャンスは厳しいと出ているので、党は特定の県に力を注ぐことにしたようです。

AKPは10月22日、最後の選挙戦術会議を開き、10月10日のアンカラ爆発以後の調査結果をすべて討議しました。調査結果は同党にとって厳しいものでした。そのため、AKPは、6月の選挙で敗北したり苦戦した40の県にキャンペーンの力を集中することにしたそうです。

AKPが今度の選挙で1党政府を結成するには、厳しいチャレンジになるだろうと、タネル・ユルドゥス前エネルギー相も認めました。「1党政府がわれわれの目標です。現在の調査では、わが党は近くまで来ているが、まだ到達していない。わが党はいま、ぎりぎりの境目にいる」と、ユルドゥス前エネルギー相は記者団に語り、最後の10日間のキャンペーンが重要だと強調しました。


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南東部ハッカリでPKKの爆弾テロ。国立病院が破壊された

2015年10月22日 | 国内
10月24日 10月21日、南東部ハッカリ県で、非合法組織クルド労働者党(PKK)の戦闘員が爆弾を積んだ車を爆発させ、病院を含む多くの公共建物を破壊しました。

 Hurriyet

PKKの戦闘員はシェムディンリ地区のセルメト通りで、爆弾を積んだ車を爆発させました。この通りには区役所、警察署、国立病院などがあります。多くの家や作業場や車も爆発で破壊されました。

Hurriyet

最大の被害は、3階建ての国立病院です。新生児室、透析室、手術室も破壊されました。攻撃の翌朝撮られた写真が、被害のすさまじさを語っています。

Hurriyet


「アンカラ爆発の裏にISとPKKとシリア情報部がいる」エルドアン首相

10月10日のアンカラ大虐殺は、過激派ジハーディストとクルド戦闘員を含む、互いに敵対する集団の共同作業だったと政府は考えていると、エルドアン大統領はくり返し言いました。

Hurriyet

「アンカラの爆発はまちがいなく寄せ集めテロリストのやったことです。ダエシュ(イスラム国=ISIL)とPKK(クルド労働者党)とMukhabarat(シリア軍の情報部)と北シリアのPYD(民主連合党)が関わっています」と、10月22日、エルドアン大統領は、右派商業連合「公正商業連合」(HAK-IS)の会合で語りました。

エルドアン大統領は、アンカラの爆発はテロリストが共同で行ったことを示していると言い、爆発の裏にいるのはISILとする人々はまちがっていると言いました。殺害された人々の家族たちは、このテロ攻撃の実行を許した政府の怠慢を非難しています。また、野党は、シリアとイラクで戦っているISILとPKKが共闘するわけがないと言っています。

アンカラ自爆犯の1人が、スルチの自爆犯の兄、ユヌス・エムレ・アラギョズと認定された1週間後頃から、エルドアン大統領は、“アンカラ爆発の裏にいるのは寄せ集めテロリスト”という意見に固執しはじめました。

・・・やがて、すべてが明らかになるのでしょうか?


2日間にエーゲ海で難民2人死亡、16人行方不明

難民を乗せてトルコからギリシアに向かった小舟がエーゲ海で転覆する事故が、2日間に2件起こり、難民2人が死亡、16人が行方不明になっています。

 Hurriyet

10月22日、子供1人を含む2人の難民が、バクルケシル県アイワルクの沖合で小舟が転覆して死亡しました。1人は不明、ボートに乗っていた11人は、トルコの沿岸警備隊に救助されました。事故の原因は不明ですが、シリア人たちは激しい雨の中をギリシアのレスボス島に向かっていました。

10月21日にも、難民を乗せた船がアイワルク沖合で転覆し、漁師たちが37人のシリア人を救助しました。移民たちは沿岸警備隊の船に乗せられ、警察に渡されました。難民たちはギリシアの島へ行くために、1人、1100ユーロ払っていたそうです。

また、9月21日には、アイドゥン県のリゾート地クシャダスの沖合で、難民を乗せた船がエーゲ海に沈み、15人は救助されましたが、他の15人は不明です。トルコの沿岸警備隊は不明者を探しつづけています。

移民のための国際機構IOMは、10月20日、この週末にギリシアに到着した移民の数は、夏のピーク時を超したと言いました。10月16日には8900人以上の移民がギリシアに到着し、10月17日には9100人を超えました。10月18日には、9200人がギリシア到着したとIOMは言っています。

IOMによると、2015年10月20日までに、総計50万7000人がギリシアに到着し、少なくとも291人が溺死しているそうです。ギリシアに到着した難民のほとんどは、バルカン諸国を通って、ドイツ、フランス、スカンジナヴィアのEU諸国をめざす危険な旅を始めます。


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新たに5万人のシリア難民がトルコに向かっている

2015年10月21日 | 国際
10月23日 シリアの新たな戦闘によって、新たなシリア難民の流入が始まりそうで、トルコは緊張しています。トルコの治安部隊は、トルコの南国境から5万人のシリア難民が流入してくると考えています。

 Hurriyet

ロシアのジェット機が、イスラム国を攻撃するためとして、アレッポー南部の空爆を始めたため、アレッポーの住民およそ5万人が町を去る準備を始めました。シリア大統領アルアサドの体制派軍もアレッポー近くで地上戦を始めました。地元民は逃げだすと予想されます。

トルコの治安情報筋は、ロシアの空爆がつづけば、アレッポーを去る住民の数は、週末までに、3万5000人になり、これらの人々がトルコに押し寄せるだろうと予想しています。

シリアのテュルクメン委員会のアブドゥラフマン・ムスタファ会長も、5万人がアレッポーを去り、トルコに向かっていると認めました。「大きな移民の動きがアレッポーの南部から始まりました。テュルクメンは市の北部の農村部に住んでいます。政府軍がやってきたら、難民はさらに増えるでしょう。バユルブジャク地域の戦闘が激しくなっています。バユルブジャクのテュルクメンたちは、アサドの軍とロシアの空爆とISILの戦闘員に押しつぶされそうです」と彼はHurriyet 紙に語りました。

・・・私、トルコの南国境からアレッポーにバスで行ったことあります。トルコのハタイからアレッポーはバスならすぐです。写真の親子は、あの道をトルコ国境へ向けて歩いているのでしょう。


アンカラ大虐殺で検察は外国情報機関の関与を調査中

10月10日のアンカラの自爆テロを調査しているアンカラの主任検事局は、テロ攻撃に外国の情報機関が関与していた可能性に注目しています。

 Hurriyet

そのため、検事局は国家情報機構(MIT)に書簡を送り、外国情報機関の関与を調査するよう依頼し、これを考慮してテロ攻撃調査の焦点を絞っています。当局はまた、この攻撃を命令し準備した容疑者を認定したそうです。容疑者はトルコ領内にいると思われます。

不在のまま逮捕状が出ている9人の容疑者の何人かは、すでにシリアに入り、何人かはトルコにいると思われます。検事局はまた、34人を殺害し、100人以上を負傷させた7月20日のスルチの爆発に関する資料の再調査をしようとしています。

検事局はすでに、10月10日のアンカラ大虐殺の2人の自爆犯の1人は、スルチの自爆攻撃犯シェイフ・アブドゥラフマン・アラギョズの兄ユヌス・エムレ・アラギョズと発表しました。アンカラの主任検事局はアドゥヤマンの検事局と接触し情報を交換しています。


ボドゥルム湾の1600年昔のモザイクが盗まれた

トルコの人気リゾートとして知られるボドゥルムの湾で、1600年昔の教会の尼僧のモザイクが盗まれ、湾岸の観光投資計画が噂される中で、環境擁護団体が怒りの声を上げています。

Hurriyet

エーゲ海のボート・クルーズで人気のキセビュキュ湾周辺の歴史的美術品の盗難は、40余の環境権団体や市民組織の批判を呼んでいると、環境擁護団体「ブルー・ルート・イニシアティブ」の代表フィリス・ディズダルさんが言いました。

キセビュキュ湾周辺にはBC200~AD600年、ビザンティン皇帝アナスタシオスが築いた都市があり、貿易港として使われていた歴史的な港や、監視塔、2つの教会、2つの共同浴場、水槽、何百年もたつオイルツリーをいまも見ることができると、ディズダルさんは言っています。

「歴史的文化的美術品がひとつひとつ破壊されていきます。残念ながら、だれもそれを気にとめない。私たちは裁判所に訴えて、建設が始まるのを阻止しようとしています。考古学的に重要な自然地域での盗難はただちに止めさせなければ・・・」とディズダルさん。

ボドゥルム地区のオザイ・カルタル顧問は、「キセビュキュ湾の歴史的美術品は次々に取り壊されています。これはすべて国際的な盗難です」と言っています。「この教会は、クルーズの船長がお客に見せなかったら、見ることができない歴史的美術品なのです。モザイクの尼僧は盗まれてしまいました。1600年間、盗難を免れてきたものが、いまになって・・・」


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黒海の島ギレスン島の宗教生活が明らかに

2015年10月21日 | 国内
10月22日 黒海の島のひとつギレスン等を調査している考古学者たちが、この島が祈祷の島だったことを示す証拠を発見しました。ギレスン島は海岸から1.2キロの沖合に浮かぶ小島です。

 Hurriyet

発掘中に出土した宗教的建物や墓が、この島が宗教の島だったことを語っています。子供たちの墓は、この島に住んでいた聖職者の子供たちの墓と思われます。子供たちの遺骨は首にブロンズのビーズをかけているものが多かったと、発掘の科学顧問ジェラル・バヤル大学美術史学部のカザンフェル・イルタン教授は言いました。

Hurriyet

「遺骨の足もとにブロンズのコインが置かれた墓もありました。子供たちは石で囲まれた墓に、まとめて埋葬されていました。島には修道院があり、島の生活は宗教一色だったと思われます」とイルタン教授は言っています。

 Hurriyet

今年の発掘では、子供たちの墓のほか、礼拝堂と、食物を入れるのに使われたピトスという大きな容器が出てきました。「教会の発掘中には、成人の墓が見つかりましたが、チャペルの周囲の墓の半分は子供たちのものだったことは興味深いですね。子供たちの年齢は6か月から12歳です」とイルタン教授は言っています。「チャペルの周囲、とくにピトスの周辺で、ビザンティンのコインをたくさん見つけました。コインはさびて、変形していました」

Hurriyet
食物を入れた容器“ピトス”


「島では、ビザンティン時代の古典的な埋葬法が行われていました。チャペルの外壁はイスタンブルから運ばれた石で蔽われていました。他の場所でも、7個のピトスが見つかりました。ピトスはもっと出てくると思っています。発掘は来年もつづきます」と、イルサン教授は言いました。

・・・私、ギレスンに行ったとき、船を雇って、この島にも行きましたよ。緑に包まれた無人島で、無数の海鳥が住みついていました。


シリアのアサドのモスクワ訪問後、エルドアン大統領がプーチンに電話

シリアのアルアサド大統領が、モスクワをびっくり訪問した後、10月21日、エルドアン大統領がロシアのプーチン大統領と電話で話しました。アサド大統領の外国訪問は4年前、内戦が始まってから初めてでした。

 Hurriyet

情報筋によると、エルドアン大統領は最近のアレッポーとその周辺に対するシリア軍の空爆について懸念を表明しました。攻撃が新しい難民の流出の引き金になりかねないとエルドアン大統領は言いました。

ロイターによると、エルドアン大統領は“すべてのテロリストと戦うこと”の重要性を力説し、北シリアのクルドPYDの軍部である人民防衛隊(YPG)と非合法組織クルド労働者党(PKK)とのつながりを強調したそうです。


ISIL関連の9人の容疑者逃走中、大量の爆発物押収

 10月10日のアンカラ爆発の捜査をしてきたアンカラの主任検事局が声明文で「アンカラ爆発の関与が考えられるイスラム国(ISIL)のメンバー容疑者9人は逃走中。南東部ガジアンテップで行われた手入れで、何トンもの爆発物が押収された」と発表しました。

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スルチとアンカラの自爆犯アラギョズ兄弟


アンカラの主任検事局は、10月19日の声明文で、アンカラの爆発に使われた車と、爆発物を作るのに使われた2500キロのアンモニウム硝酸塩、10着の自爆用ベスト、ベストを縫うのに使われたミシン、爆発物を作るのに使われた多種の材料、手榴弾、ライフル銃、弾丸、多くの起爆装置が、家や作業場や倉庫の手入れで押収されたと発表しました。

声明文によると、9人の容疑者は、メディアがアンカラ爆発の容疑者の何人かの頭文字を報道すると、逃走したそうです。警察が彼らを追っています。

自爆者の1人の身元は認定された
アンカラの自爆者の1人は、ISILのメンバーのシェイフ・アブドゥラフマン・アラギョズの兄のユヌス・エムレ・アラギョズと認定されたと、声明文は言っています。シェイフ・アブドゥラフマン・アラギョズは、7月20日に33人を殺害したスルチの爆発の自爆犯です。

「もう1人の自爆者も写真映像で確認された。身元を確認する多くのテストが行われている」と声明文は言い、第2の自爆者はテロを行うために南東部から来たとしています。アラギョズの身元はDNAテストで確認されましたが、第2の自爆者のDNAは集められたサンプルと合致しないと、主任検事局は言っています。

20人の容疑者に対する手続きが始まり、その中の11人は拘留されました。11人の中の4人は検事局によって釈放され、4人は逮捕され、3人は仮釈放になりました。


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ジハーディストの父親が息子の逮捕を求めている

2015年10月19日 | 国内
10月21日 北西部コジャエリ県で、息子がイスラム国(ISIL)に参加した父親が、息子がやがて自爆テロに関わることを恐れ、息子を逮捕して欲しいと政府に求めています。

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19歳のセルカン・ウズンの父、ベキル・ウズンさんは、10月10日のアンカラの爆発後、息子がISILのために自爆者になるのではないかと懸念しています。父親ウズンさんは以前、警察にも行ったそうです。彼は共和人民党(CHP)のコジャエリ選出の議員、タフシン・タルハン氏を通じて彼の声を届けようとしました。

ウズンさんによると、息子セルカンは10月1日、仕事を探しに行くと家を出て行ったきり、帰宅していないそうです。父ウズンさんが警察に届けたため、セルカン・ウズンは南東部のキリス県で拘束されましたが、“旅行の自由”という理由で釈放されました。父親によると、釈放後のある日、息子からシリアにいるというメッセージが届いたそうです。

「息子はお祈りをしています。彼は3,4か月で洗脳され、だまされたのです。彼らは私たちの子供たちを、ゲブゼの掘立小屋のような家で洗脳するのです」とウズンさんは言いました。「アンカラの爆発後、私はほんとうに悩んでいます。自爆テロと聞いて、私の息子だと思いました。悲しかった。でも、私の息子ではないとわかりました。私たち家族の心は引き裂かれています。こんな思いをする家族は私たちだけでたくさんです」

CHPのタルハン議員は、「家族たちは子供たちが逮捕されることを望んでいます。逮捕されれば、子供たちを“安全な場所”“国家の保証の下”に置けますから」と言いました。子供たちをISに奪われた家族は何家族いるのかについては、警察は情報を出さなかったと、タルハン議員は言いました。


ISの子供訓練キャンプがイスタンブルで見つかった

10月18日、タジキスタンとウズベキスタン出身の容疑者約50人が、ISILと関係で拘束されましたが、その中の24人が、イスタンブルのペンディク地区とバシャクシェヒル地区のアパートの地下室で訓練を受けた子供たちだったことが明らかになったと、ヴァタン紙が報じました。

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容疑者たちはペンディクとバシャクシェヒルのアパートの地下室で子供たちを訓練し、アパートの地下室を戦闘員の訓練キャンプとして使っていたそうです。イスタンブル警察の対テロ部は、ペンディクとバシャクシェヒルの18戸の家の手入れを行いました。

18日の手入れで拘束された容疑者は、ほとんどウズベク人で、子供たちにISILの基本とイスラム国での暮らし方を教えていたそうです。

8月、アルカイーダの分派の、ウズベキスタンのイスラム運動が、ISILへの忠誠を発表しました。ウズベキスタンの情報源によると、5000人以上のウズベク人が、有給戦闘員として、シリアでISILとともに戦っているそうです。
10月10日のアンカラの爆発後、トルコの対テロ警察は国内のISIL戦闘員に対する作戦に力を入れています。


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メルケル首相は移民危機に関して、EU=トルコのスタンスを変えた

2015年10月19日 | 国際
10月20日 ドイツのメルケル首相はトルコの4つの要求を支持すると約束しました。トルコはEUと移民計画に合意するかわりに、EUに要求を出しています。

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「要求は4つです。ドイツはこれらを支持する用意があります」と、メルケル首相は、10月18日、トルコのダウトオール首相との共同記者会見で言いました。メルケル首相は、ドイツに押し寄せる何千何万の難民でプレッシャーを増している中、トルコを訪問しました。

ダウトオール首相は、トルコは移民危機に関して、ドイツおよびEUと協力する用意があり、“人間輸出”を阻止する対策もとると言いました。また、トルコ政府は4つの要求を考えていると言いました。

首相が開陳した4つの要求とは、加盟交渉のための会合を組織すること、ビザ自由化を実施すること、移民支援のためにEUはトルコに30億ユーロ送ること、トルコ首脳をEUサミットに招待することです。ダウトオール首相は移民問題に関して“公平な分担”を強調し、メルケル首相のこの問題へのアプローチを歓迎すると言いました。首相はまた、EUからトルコへ送還される移民の再入国に合意するかわりに、2016年までに、トルコ国籍者へのビザの自由化の実施を期待しているとも言いました。

「移民危機の中で、わが国はEUとトルコの関係に新しいビジョンを与え、凍結した状況から脱しようとしています」とダウトオール首相は言いました。「まず、17章、23章、24章の交渉の開始を加速することで合意しました」

トルコとドイツは今週始まる作業部会によって、共働をつづけるだろうと、ダウトオール首相は言いました。メルケル首相はまた、トルコのEU加盟については、ドイツは長いこと躊躇していたとくり返し、“トルコの正式加盟は流動的な問題だ”と言いました。「どうすれば私たちは加盟プロセスを、もっと精力的に進められるのでしょうか?」と、彼女は尋ねました。

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メルケル首相はまた、“公平な分担”は作業部会で研究すると言い、トルコ首脳をEUサミットへ招待する件は、EUが査定するだろうと言いました。トルコ訪問に先だって、メルケル首相は、「ヨーロッパへの難民の流入をせき止めるためにトルコの助力は必要だが、トルコはEUのメンバーになるべきではないという私の意見は変わらない」と言っていました。

「私はつねにトルコのEU加盟には反対でした。エルドアン大統領もそれは知っています。私はいまも同じです」と、メルケル首相は、10月7日、ドイツの公共放送ARDのトークショーで言っていました。トルコとEUは先週、移民に関して“草案”合意に達した。合意はブリュッセルに届いてから実施されます。

2人はシリアについても討議し、トルコは彼女に、領空侵犯について説明しました。ドイツはトルコからパトリオット・ミサイルを引き上げましたが、両国はより緊密な軍事協力を進めていくと、メルケル首相は言いました。メルケル首相はエルドアン大統領とも会いました。エルドアン大統領は共同声明で、「両国はテロに対する共同計画を推奨した」と言っています。


アンカラ爆発の容疑者4人逮捕

10月10日のアンカラの爆発に関して、6人の容疑者の中の4人が、10月18日、逮捕されました。

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アンカラの平和犯罪裁判所は、7時間の取り調べの後、18日、4人を逮捕しました。検事局はまた、9人の容疑者は欠席のまま逮捕状を請求しました。アンカラの爆発では、少なくとも102人が亡くなり、何百人もが負傷しました。


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