トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブール市長が市の不正入札疑惑を否認

2013年12月31日 | 国内
12月30日 イスタンブールのカディル・トプバシュ市長が、市の2つの不正入札疑惑を否認しました。
「私たちはひとりで仕事をしているわけではありません。この根拠のない主張がどうして捜査ファイルに入ったのかは、私たちにはわかりません。私たちは1リラも浪費することなく仕事をしています」と、トプバシュ市長は30日、記者会見で語りました。

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土地の権利書を示して疑惑を否定するトプバシュ市長


報告書によると、市の一等地エティレルにある警察学校の土地を、市が入札にかけずに、ある建設会社にその価値の半額以下で売却したというのです。
もうひとつの疑惑は、イスタンブールのヨーロッパ側の新しい地下鉄路線の入札に関するものです。

その土地は内務省との議定によって市の財産になったもので、国営の不動産会社(TOKI)の査定で4億6000万ドルに評価されたと、トプバシュ市長は言いました。報告書には、この土地のコストは10億ドル近いだろうと書かれています。

トプバシュ市長はまだ入札について決まっていないと言い、土地の権利書をカメラに向けて、土地がまだ売却されていないことを証明しました。
市長はまた、地下鉄路線に関する主張は、市の交通事業を妨害するのが目的だろうとも言いました。
「市は2019年までに400キロを目標にした地下鉄網の敷設を計画していますが、これに対する妨害が行われているのでしょうか」

・・・トプバシュ市長は3月の選挙にも、AKPの候補として立ち、続投をねらっていたのですが。


   靴箱を振って首相に抗議して逮捕されちゃったオバサマ

12月29日、西部のマニサ県で、ヌルハン・ギュルさんはエルドアン首相に向かって靴箱を振って警察に逮捕されました。汚職事件捜査中、靴箱から大金が発見されたというニュースにひっかけて、ちょっとオチャメなプロテストをしただけですが。

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12月18日、警察が国営銀行ハルクバンクのシュレイマン・アスラン総支配人の自宅を収賄容疑で捜査中、靴箱の中に入った現金450万ドルが発見されたのです。

マニサの女性、ヌルハン・ギュルさんは、アクヒサル地区の集会でエルドアン首相が演説中、自宅のバルコニーで靴箱を振っていたそうです。たちまち、警察と首相のボディガードがやってきて、ギュルさんを逮捕しました。コワッ!
彼女は警察に連行され、2時間の尋問の後、釈放されました。

「私はウチのバルコニーにすわって、カラの靴箱を振っていただけ。バナーも使わないし、ことばも発さなかった。でも、1,2分後には警察が来て、“靴箱を振ったのはだれだ”と言うから、私だと言ったら、逮捕されました」と彼女は供述しています。

「私は月690リラの安い年金にも抗議したいわ。政府は詐欺師や泥棒を捕まえるかわりに、政財界のえらい人を捜査するのにお金を使っているから、私の年金、安いのよ」などと、ギュルさんは怒りにまかせて飛躍したことも言っています。

ハルクバンクのアスラン支配人は、12月21日、収賄容疑でイスタンブール裁判所に逮捕されました。また、ビジネスマンのレザ・ザルラブは、組織をつくって、ハルバンク経由でイランへ不法に金を売る偽装工作に加担した罪で告発されました。


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汚職問題で政権与党AKPに亀裂。議員3人が離党

2013年12月30日 | 国内
12月29日 政府を揺るがした汚職問題で政府を批判していた公正発展党(AKP)の議員3人が、27日、離党を発表しました。エルトゥルル・ギュナイ前文化観光相、イズミル選出のエルダル・カルカン議員、アンカラ選出のハルク・オズダルガ議員の3人です。
AKPの中央実行委員会(MYK)が、12月26日、3人は“党と政府を口頭と文書で非難した”として、彼らを懲戒処分にすると決議したためです。

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12月25日の内閣改造では、イドリス・ナイム・シャーヒン前内務相ら4人の大臣が汚職関連で解任されています。

ギュナイ前文化相は今夏のゲジ・プロテスト中も、デモ隊に対する警察の弾圧を批判し、メディアの注目を集めていましたが、彼は27日、記者会見で、AKPと“袂をわかつ”と語りました。

「中央委員会と党首はわれわれを困難な決断に追い込んだ。党が厳しい非難を受けているときに、党はその責任ある人々を黙認し、それを正そうとする人々を懲戒処分にした」とギュナイ前文化相は言いました。
「党は底辺の抑圧された人々と、トップの威圧的なメンタリティの人々の2派に分かれてしまった。われわれは道を選ぶ分岐点に来ている」

カルカン議員も、最終的決定がなされるまえに、AKPを離党することをツイッターで告げ、党に対する反論を語っています。
「私はAKPを離党して、世間もわが国民も愚かではないことを示したい」とカルカン議員は言い、エルドアン首相がAKP内部のいかなる批判も受けつけないことを非難しました。

「政党は、エルドアンのものでも、だれのものでもない。政党は何百万もの人々に支持されている社会的な存在だ」とカルカン議員は言っています。

ビュレント・アルンチ副首相は・・・
「議員は自分の行動が政党を傷つけるかもしれないことに配慮すべきだ。3人の」議員には感謝しているが、彼らがしたことは“まちがっている”」とアルンチ副首相は言いました。
「議員は自分の行動が党を傷つけるかどうか考えなければならない。党を傷つけたら、その責任はとらなければならない」

アルンチ副首相はまた、シュレイマン・デミレル前大統領のことばを引用しました。「政治は列車に似ている。ときどき新しい人々が乗車し、他の人々が下車する。それでも、列車は線路を走りつづける」

・・・エルトゥルル・ギュナイさんて、文化観光相のときから、いい感じの人だと思っていたんですけど。


外相が政治危機脱出のためギュレン運動に対話を要請

汚職がらみの政治危機から脱出するための建設的メッセージを求めて、アフメト・ダウトオール外相が、フェトフラー・ギュレン運動に、対話と戦略的展望を要請しました。
「われわれは心理的障壁を構築するより対話を構築するべきだ」とダウトオール外相は29日、テレビ・インタビューで語りました。

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「この危機を脱出する道はあります。対話をしましょう・・・エルドアン首相がギュレン師をトルコに招いているのもそのためです」
市民社会は政治に影響を及ぼすことができる、しかし、それはオープンな方法でするべきだと外相は言いました。

「国家は国家として行動し、市民社会は市民社会として行動すべきです。私は奉仕運動(ギュレン運動)の友人たちに、国内での責任ある行動を求めています。
ひとつの国家に2つの権威があるようなイメージは、国家だけでなく、会衆と市民社会の構造も傷つけます」
ダウトオール外相は、政府は汚職と贈収賄を厳しく追及する決意だと明言しました。

世界中のトルコ大使館はギュレン運動に奉仕している
以前は政府に対して異議を唱える向きもあったが、いまは世界のトルコ大使館はギュレン運動に奉仕するために開かれていると、ダウトオール外相は語りました。
「最近の政府とギュレン運動との間の政治的危機は、わが国に好感を持たない人々を喜ばせるところまで来ていますが、政府は運動の邪魔立てなどしていません」


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600年の古都ブルサがLED照明でライトアップ

2013年12月27日 | 観光
12月27日 市内に数多くある歴史的建物を照明するために、ブルサ市がLED照明を採用し、いまブルサの夜は新しい幻想の世界を現出しているそうです。
ブルサのシンボル的建物、ウル・モスク、バリベイ・イン、トプハネの物見の塔、エミル・スルタン・モスク、ユルドゥルム・モスク、緑の霊廟がいま、新たな技術で照明されています。

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オスマン帝国誕生の地といわれる古都ブルサは、イスタンブールから1~2泊旅行でもじゅうぶん楽しめます。歴史をしっかり勉強して、古都の夜景を鑑賞し、おいしいイスケンデル・ケバブを食べてくる1~2泊旅行、おすすめです。


   第2回汚職捜査の逮捕者リストには有名ビジネスマンたちが

第1回の汚職捜査より規模が大きいといわれる第2回汚職捜査の41人の容疑者の中には、有名なビジネスマンたちもいるということです。

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政府をゆさぶった第1回捜査につづいて、第2回捜査が大論争とともに公開されました。


リストににはリマク・グループのニハト・オズデミル会長もいます。彼はイスタンブールの第3空港の入札の勝利者です。
サウディのビジネスマン、ヤシン・アルカディ氏は過去に財政テロで告発されたことがあり、BIMの安売り小売業ムスタファ・ラティフ・トプバシュのオーナーです。

このケースを担当しているムアムメル・アクカシュ検事長は、逮捕命令は12月26日、警察に送ったが、まだ実行されていないと言いました。
今回の逮捕容疑は「犯罪組織の結成」「贈収賄と密売」「不正入札」「公文書偽造」「犯罪活動によって得た資産の処分」などだそうです。

リマク社とともに第3空港の入札に勝った建設会社のトップの名も挙がっています。容疑者の中にはメディアに濡れ衣だと訴えている人もいます。

先週からトルコ政府を揺さぶっている汚職事件に関係があったという大臣は4人。12月26日、職を辞したムアムメル・ギュレル前内務相とザフェル・チャーラヤン前経済相の息子たちは、汚職捜査で逮捕された24人のリストに入っています。

第2回捜査での検事の交代は、野党からだけでなく、AKP内部からも抗議が起こっています。
12月27日、3人の公正発展党(AKP)の議員が辞職し、AKPの汚職捜査に対するスタンスを批判しました。

・・・政府の混迷でトルコリラも下がったようです。


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第1次大戦中オスマン軍が描いた壁画がイスラエルで発見

2013年12月27日 | 文化
12月26日 イスラエル北部の港町ハイファのナッツ店で、第1次世界大戦中に描かれた大きな壁画が発見されました。
壁一面を蔽った幅10メートル、高さ3メートルの壁画には、オスマン軍とイギリス軍の戦いが描かれています。

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この絵はナッツ店に買物に来た大学生が見つけました。壁の漆喰がはがれた下に、兵士の細密画を見つけた大学生は、友人の壁画の専門家を呼びました。
専門家は翌日、店へ行って調査し、しっくいの下に大きな絵が隠れていると言いました。

大学生と専門家とハイファ歴史クラブのメンバー、エリ・リランさんは、店のオーナーから壁のしっくいをはがす許可を得ました。
長い緻密な作業の結果、1人のオスマン軍軍人の描いた絵画が姿を現しました。トルコ戦闘機とイギリス機の戦いや、担架で運ばれるトルコ軍の戦死者や負傷者の姿を描いた何十もの細密画が見つかりました。
絵の下のほうには、画家エディプ・ケマルのサインと“ホテル・ザハラ・シリア”という文字もありました。

「私たちは、この時代のヘブライ語の新聞を調べ、エディプ・ケマルがトランスコーカサス・オリジンのオスマンの将校だったことを知りました。
オスマン軍は敗退し、ダマスカスに引き上げましたが、彼は1933年、エルサレムに戻り、その後、ハイファに来ました。

彼はこのナッツ店でボクシング・クラブを経営していたそうです。戦時中、この建物はホテルとして使われていたこともわかりました。
「絵はまだ3分の1はしっくいの下です。絵の全容を明らかにするのは、10,000ドル必要です」とリランさんは言っています。

「作業が終わったら、絵は他の場所に移すべきでしょう。これはトルコ人の絵画なのですから、トルコ人がサポートしてくれることを期待します。
たぶん、トルコの参謀本部で絵の作者エディプ・ケマルのこともわかるでしょう」

イスラエルの北部港湾都市ハイファは、第1次大戦が終わるまで、オスマン軍が海上交通の基地にしていました。戦後も、地元民はこの地域を“トルコ地域”と呼んでいました。その後、トルコ軍の兵舎や建物が取り壊され、いま、トルコ人の足跡は消え失せています。

・・・こういう話、大好き、わくわくします。私、オスマンの足跡を訪ねて、東欧、エーゲ海の島々、ギリシアのトラキア、南キプロス等々を歩きまわった人ですから。


政府の汚職調査を非難してカドキョイでデモ

 25日、イスタンブールのカドキョイに何百人もの人々が集まり、4人の閣僚と官僚を巻き込んでいる汚職調査に関して政府を非難するプロテスト・デモを行いました。
このデモは、今夏、ゲジ公園でデモ隊が警察に撤退させられたときに生まれた「ヨーウルトチュ公園フォーラム」が組織しました。

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プロテスターはカドキョイを行進し、政府に調査をやめるよう要求しました。デモ隊は公正発展党(AKP)の支部に行進するつもりでしたが、警察に阻止されました。
警察がゴム弾を使ったとか、40人が逮捕されたという報告もあります。

内務相、経財相,環境相が贈収賄と汚職調査されて辞職した数時間後に、このプロテスト・デモは始まりました。
先週、ムアムメル・ギュレル前内務相、ザフェル・チャーラヤン前経済相の息子たちを含む24人が、汚職調査で逮捕されました。エルドアン・バイラクタル前環境相の息子は未決で釈放されました。

・・・大物がどんどん逮捕されたり解任されたり、トルコ人にもわかりにくいなりゆきです。近くわかりやすく書きたいと思います。
話違いますが、カドキョイの女の子たち、かっこいいですね。


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シリアで誘拐されたジャーナリストの解放を求めて仲間がデモ

2013年12月24日 | 国内
12月24日 シリアでアルカイーダ関連のグループに誘拐されたトルコ人ジャーナリスト、ビュンヤミン・アイギュンさんの解放を要求して、仲間のジャーナリストたちが各地で同時デモを行いました。
ミリエット紙のフォトジャーナリスト、アイギュンさんはまだ誘拐されたままです。

誘拐されたジャーナリスト、アイギュンさんの釈放を求めて集まったジャーナリストたち。アンカラで。


アイギュンさんの仲間たちは、イスタンブール、アンカラ、イズミル、アンタリヤ、トラブソンの5都市で同時デモを行い、アイギュンさんの釈放を求め、署名を集めました。

アジャンス・フランス・プレスの記者ビュレント・クルチさんは、「シリアにはジャーナリストは行きたがらないが、ビュンヤミンは“最後のストーリーのために”自分から望んで出かけて行ったのです」と語りました。
「ビュンヤミンを取り戻すのは容易ではないだろう。ジャーナリストを交渉に利用するのはやめ、ただちに彼を解放するよう誘拐犯らに要求する」

「国境なき記者団」によると、2011年3月、紛争が始まってから、25人のジャーナリストが命を落としています。また、30人以上のジャーナリストが誘拐または逮捕されています。
過去6か月の誘拐事件の大多数は、シリア北部と東部の反体制派が抑えている地域で起こっています。つまりアルカイーダ関連のグループが活動している地域です。


   ムスリムの若者が反サンタ・キャンペーンだって

ムスリムの若者グループとその同調者たちがクリスマス・イヴに、アンティ・サンタ・キャンペーンを行いました。
「アナトリア青年協会」(AGD)と称するグループのイスタンブール大学支部が、ムスリムの若者がサンタの顔にパンチを食らわせているイラストを描いたバナーを掲げてデモを行い、12月26日にはメディアをよんで、反クリスマスの声明をすると言っています。

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グループは「ムスリムよ、自身にかえれ」というイベントを行うそうで、「クリスマスはキリスト教の行事だ」と言っています。
彼らはまた、“新年”の祝賀まで批判し、クリスマスと新年が“混同され、ひとつになってしまった”と言い、クリスマスと新年は“まちがって”制度化されてしまったものだと主張しています。

グループのリーダー、シリネヴレル・ムフタルさんは「われわれの街ではサンタを歓迎しない」と書いたバナーを掲げていました。
「(トルコの伝説のキャラクター)デデ・コルクトがまた、われわれの家に来るだろう。彼らは楽しみのためにこの世に来るのではない、正義をもたらすために来るたのだと、子供たちに教えるだろう」と彼らは言っています。

・・・イスタンブールの繁華街やショッピングモールのクリスマス・ツリーやデコを見ると、ここはムスリムが圧倒的多数の国じゃなかったの?と、おかしくなりますが、若者がこんなキャンペーンやるなんて嫌ですね。まあ、ごくわずかの極右っぽい人々と思いますけど。世界中の子供に愛されているサンタさんをなぐっちゃいけません。イスタンブールにはキリスト教徒だってたくさん住んでいるのですから。


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ジャーナリストの警察立ち入りを禁じるだって!

2013年12月23日 | 国内
12月23日 ジャーナリストが警察署内に入ることを禁じると、トルコ警察が発表しました。
「報道関係者は2013年12月22日以降、全国で警察署内に立ち入ることを不許可とする」と声明書にあります。

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ヴァタン警察署で記者団の質問に答えるゼケリヤ・オズ・イスタンブール副検事長


「ジャーナリストはプレス発表に招かれる。イスタンブールのヴァタン署とガイレットテペ署の記者室を使用している報道関係者は、キイと入場カードを返却するようお願いする」

この“おふれ”は、広範におよんだ収賄調査の後、おそらく100人以上の警察署長が解任されると思われる警察組織の改造のさなかに出されました。
この捜査の一環として、2人の大臣の息子も逮捕されました。

ジャーナリスト連盟(TGF)はもちろん、この決定を批判しています。
「“贈収賄”や“盗み”のような深刻な弁証で政府にとって議題が山積しているとき、この布告が出たことは意味深長です」と声明を発しています。

「ジャーナリストは大衆が情報を得る権利のために働いています。この布告は公衆の情報を得る権利を妨害するだけでなく、検閲にもつながります。9月12日の時代(1980年の軍事クーデター)にも、ジャーナリストがこんな扱いをうけたことはなかった。
大衆が事実を知るのが最も必要なときに、ジャーナリストを締め出す決定を、われわれは非難し、この決定を再検討することを要請します。この決定はトルコの報道史上の汚点となって残るでしょう」

・・・びっくりですねえ。呆れ返って、モノが言えません。


アダナ考古学博物館の新館が間もなく完成

アダナ考古学博物館はトルコ共和国宣言の直後の1924年に創設された、トルコ最古の博物館のひとつですが、まもなく新館が完成し、新たな美術品が展示されるでしょう。
新アダナ考古学博物館はミリ・メンスジャト工場の跡地に建設中で、考古学博物館だけでなく、都市、工場、民俗学などの博物館部分もあるコンプレクスになります。

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新アダナ考古学博物館は1907年にオープンしたミリ・メンスジャト工場跡につくられる。


博物館には初期チュクルオヴァの作品を含む18,100点の考古学的作品が収められ、その中のおよそ500点が博物館に展示されます。16600点の考古学的作品がじゅうぶんに収まるスペースのある倉庫もできます。

アダナ県のヒュセイン・ジョシュ知事は、この都市の歴史的な豊かさを明らかにし、展示する新博物館のオープンを重要視していると言いました。
「アダナ博物館は美術品の展示にも保管にもじゅうぶんではありませんでした。私たちは以前から新館建設を訴えてきましたが、やっとオメル・チェリク文化観光相の賛同を得ました」とジョシュ知事は語りました。


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新アダナ博物館には、美術品保管のための広い倉庫もある


2段階プロジェクト
「博物館建設のために、2段階プロジェクトをスタートさせました。900平米の考古学・モザイク博物館はまもなく完成します」とジョシュ知事は言いました。
「第2段階では、映画館や読書室のようなエリアのほか、都市、子供たち、農業、工業、民俗学などの博物館部分もつくられるでしょう」

「コンプレクスができたら博物館の面積は3800平米になり、最大の博物館のひとつになるでしょう。新博物館には、700点の考古学的美術品と45のモザイク作品が展示されます。博物館建設の総コストは6000万リラを超えるでしょう」


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汚職調査のさなか、さらに25人の警察署長が免職

2013年12月23日 | 国内
12月22日 汚職事件調査のさなか、警察組織の大規模な粛清はさらにひろがり、12月22日の朝、25人のイスタンブールの警察署長が解任されました。
汚職調査では、2人の大臣の息子や国営ハルク銀行の総支配人を含む24人が正式に逮捕され、それに呼応するかのように、警察機動隊の有力な隊長を含む約70人の警官が、職を奪われたり、他の部署に移動させられました。
収賄容疑者の拘留は先週から始まっています。

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解任されたヒュセイン・チャプックン・イスタンブール警察署長(中央)


12月19日、ヒュセイン・チャプクン・イスタンブール警察署長は、職を追われた多くの警察官の1人になりました。有名人の汚職調査の実行にかかわった人々を含む、チャプクン署長の2人の補佐官と4人の署長補佐も、前日の18日に解任されました。
12月20日には、警視庁の幹部14人が解雇されました。

エルドアン首相は、収賄調査を督励しているとして、「国際的グループ」「闇の同盟」を非難しました。首相は収賄調査の後ろにいる人々の取締まりを続けると言っています。
「国家に似た組織を築こうと思っている人々、国家の組織の中に浸透してきている々・・・われわれはその巣窟に入り、国内のこれら組織を打ちのめすだろう」と、首相は黒海岸のオルドゥ県でのスピーチで語りました。


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エルドアン首相のAKPがギュレン運動と徹底抗戦?

2013年12月20日 | 国内
12月20日 現政権・公正発展党(AKP)は、アメリカ在住のイスラム学者フェトフラー・ギュレル師の運動に従って行動してきたと思われる公務員の粛清を準備しています。また一方では、閣僚と関係のある大きな汚職事件の調査にも着手しました。

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12月19日、ヒュセイン・チャプクン・イスタンブール警察署長が免職に。


“国家の中に国家”をつくろうとしていると、暗にギュレン運動を批判したエルドアン首相は、12月18日、内輪の仲間たちと会合を持ちました。
ギュレンの信奉者たちはトルコの警察と司法に影響力を持っています。会合中、エルドアン首相と仲間たちははっきりとギュレンの名を出すことは控えましたが、“この国に潜入したギャングのような組織を持つ人々”に対して“積極的に戦う”ことを決議しました。

その結果として、公務員、とくに内務省と警察の大粛清が予想されます。政府は最近わかってきた“抜け穴”を考慮して、近く法的な取決めに関する草案を提起するかもしれません。

段階的粛清
エルドアン首相に“国家の中の国家”“ギャング”と言われた人々の粛清は、だんだんに行われるでしょう。
第1段階のターゲットは、内務省と警視庁、県警察署の内部で組織をつくっている人々でしょう。
噂によると、この粛清は、トルコ軍(TSK)とくに憲兵隊司令部に広がるかもしれないということです。

・・・“粛清”なんて恐ろしいことばですけど、ギュレン運動ってほんとに広くはびこっているんですね。

デニズリの古代都市の屋根つきバザールが公開される

 エーゲ海地方デニズリ県のパムッカレとヒエラポリスはすでに有名な観光地になっていますが、古代都市トリポリの屋根つきバザールが公開されたら、さらにツーリストをひきつけることになるでしょう。

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2000年昔に建てられた屋根つきバザール。広さは500平米。


「屋根つきバザールのある古代都市は珍しい。だから、トリポリは歴史家にとって価値があるのです」と、パムッカレ大学考古学部の研究者バハドゥル・ドゥマン氏は言っています。
「トリポリはヒエラポリスとラオディセアとともに、BC2世紀の重要な都市のひとつであり、交易、機織、農業が行なわれていました。また、この遺跡は地震でしばしば損傷を受けています」

デニズリ県のアブデュルカディル・デミル知事は「2013年はデニズリの古代都市の年でした。発掘作業はラオディセアでも始まり、ヒエラポリスの発掘もつづいています。発掘によって、この古代都市の価値が明らかになってくるでしょう」

この市場は地下に埋っていたために損傷を受けなかったのです。2014年には市場は完全に掘り出されるでしょう。
「私たちは3.5~4メートルの地下に、しっかりした建造物を発見したのです。このエリアには他にも建物がありましたが、破壊されています」とドゥマン氏。

「この遺跡にはまだ、公共の建物、民家、屋外バザール、浴場、劇場、非常に大きなスタジアムもあったのです」


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ガジアンテップのバクラヴァが初めてEUで登録された

2013年12月20日 | 国際
12月19日 トルコ・ガジアンテップのバクラヴァが、農産物の呼称と産地を保護する「ヨーロッパ委員会」のリストに、トルコ製品として初めて登録されました。このリストは良質の食品の保護を目的としています。

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ヨーロッパ委員会のプレス・リリースによると、ガジアンテップのバクラヴァは、ギリシアの特殊な品種のトマトと、イギリスの“ヨークシャー・ウエンズリデール”チーズと並んで登録された3つの製品のひとつです。
ガジアンテップのバクラヴァは、EU以外からこのリストに登録された16番目の食品です。

・・・この写真おいしそうですねエ! おいしいバクラヴァは、ほんとにおいしいですよね。


贈収賄容疑で逮捕された7人が法廷に送られた

このところ毎日、新聞紙面に溢れているのは贈収賄事件の調査です。大臣の息子3人、市長1人、有名なビジネスマンたち、高級公務員たちを含む52人が、イスタンブールとアンカラで逮捕されたそうですから、びっくりですね。

 Hurriyet
9人の容疑者が警官とともにチャラヤーン裁判所に送られた。


いまトルコ政府を揺さぶっている贈収賄捜査の一環として、7人の容疑者が法廷に送られ、2人は釈放されました。
釈放された2人の弁護士、ダーウスタン・シンジャルさんによると、12月17日に拘留された7人の容疑者は、まだイスタンブールのチャーラヤン裁判所で検事の審問を受けているが、20日、法廷に送られるだろうということです。

このケースを担当しているジェラル・カラ検事は、反対尋問後、2人の容疑者を釈放したそうです。
12月19日夜、他の9人の容疑者が、健康チェックを受けた後、イスタンブールで釈放されました。

ハルク銀行の総支配人シュレイマン・アスランの妻ギュルバハル・アスランも、18日、証言後、釈放されました。
警察は12月18日、ハルク銀行の支配人宅を詐欺と収賄の疑いで手入れし、現金450万ドルを押収しました。支配人はビジネスマンたちからの収賄で告発され、まだ拘留されています。


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「“集団虐殺”の“否定”は犯罪にはならない」と欧州人権裁判所

2013年12月19日 | 国内
12月18日 トルコのダウトオール外相は12月18日、欧州人権裁判所(ECHR)の判決に拍手喝采しました。
ECHRは「1915年のオスマン・トルコのアルメニア人の大量殺害を“集団虐殺”ではないと否定しても犯罪にはならないという判決を下しました。

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ダウトオール外相、「今頃、言論の自由だなんて、遅いんだよ」と言いたいでしょうね。


「ECHRの判決は、表現の自由を守るための第一歩です。社会の基本である表現の自由は、自由と民主主義と法規制を原則にしています」と外相は、12月18日、声明文で言いました。
「この判決は、歴史の一方的な見方の法的手段による強要に対して、また、法と歴史を政治化することに対して、重要な警告となりました」

2007年、トルコの左派政党・労働者党(IP)のドーウ・ペリンチェキ党首は、スイスで講演し、アルメニア人の集団虐殺は“国際的虚言”と決めつけたため、スイス裁判所から科料に処されました。
しかし、ECHRは、12月18日、集団虐殺の否定に対するスイスの法は、表現の自由の原則に違反すると判決しました。

フランスを初めとするヨーロッパ諸国は、オスマン帝国崩壊のときに起こったアルメニア人殺害を“集団虐殺と呼ぶのを拒否すること”を犯罪にしようとしていました。
「この判決は、“大量虐殺の否定”を犯罪とするというヨーロッパの法に対する回答です」とダウトオール外相は声明文で言っています。
「この判決から、このようなまちがったイニシアティブはもう終わるだろうという希望がわいてきます」

・・・“アルメニア人殺害をジェノサイド(集団虐殺)ではないと言うこと”を犯罪とするなんて、ヨーロッパ人も頭おかしくなったのかと思っていましたが、やっと正常な判断をしたということですね。


  トルコ=メキシコ貿易は100億ドルまで行くだろう

トルコのニハト・エルギュン科学技術相が、今日、「トルコ=メキシコ・ビジネス・フォーラム」で、メキシコとの自由貿易とビザの自由化の重要性を力説しました。
12月17日、自由貿易交渉を始めるための枠組みの協定が調印され、貿易量は短期的に12億ドルから50億ドルに、中期的には100億ドルに達するだろうと、エルギュン科学技術相は言いました。

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トルコのニハト・エルギュン科学技術相(右端)とメキシコのエンリケ・ペナ・ニエト大統領(右から2人目)が「トルコ=メキシ・ビジネス・フォーラム」で語った。


「トルコは世界のすべての国と関係を築こうとしてきましたが、その努力の結果が貿易量になりました」とエルギュン科学技術相は言いました。
「この11年間で、360億ドルから1600億ドルに増えたわが国の輸出は、このポジティブなアプローチの結果です。
世界の経済危機の中で、トルコは新しい市場に参入して、輸出を増やすことができました」

自由貿易とビザの自由化が必要
「昨年、トルコとメキシコはその経済活動で世界の注目を集めました。しかし、両国間の経済活動はまだじゅうぶんではありません。
両国の貿易量は2002年の1億2800万ドルから、今日の2億ドルに増えました。しかし、これでじゅうぶんとは思いません」

エルギュン科学技術相はメキシコとの自由貿易協定とビザの自由化協定締結の重要性を力説しました。
「このような協定がメキシコとEU間にあるのだから、EUと関税同盟を結んでいるトルコも同等の条件を持つべきだと思います」


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