goo blog サービス終了のお知らせ 

トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ディヤルバクルのリジェでPKK戦闘員が憲兵を拉致

2013年06月30日 | 国内
6月30日 6月28日、ディヤルバクルのリジェで、村人と兵士の衝突が起こった数時間後、憲兵軍曹がPKKの戦闘員に拉致されました。
イエトキン・ベーエン憲兵軍曹は自分の車で、ディヤルバクルからビンギョルへのメーン通りを走行中、リジェのカヤジュク村付近で、PKKの戦闘員に車を止められました。

 Hurriyet
ディヤルバクルのリジェの衝突は憲兵隊の駐屯所の建設問題で起こりました。AKPのスポークスマン、ヒュセイン・チェリキ氏は、これは改築工事であり、新しい憲兵隊駐屯所を建てる計画はないと語りました。


PKK戦闘員と軍曹の間で口論が起こり、PKKが軍曹を脅して拉致したと、ドーアンニュースは報じました。
当局はただちに軍曹の捜索作戦を開始しました。軍曹の車は29日、森林地帯のそばで、焼かれて発見されました。

憲兵隊施設の建設に関して、リジェで衝突が起こった後、現政権・公正発展党(AKP)のスポークスマン、ヒュセイン・チェリキ氏は、クルド平和交渉を“崩壊させる”目的の“陰謀”だと非難しました。

PKK幹部はNuce TV で、「この事件は挑発だ。政府はリフォームをスピードアップせよ」と語りました。

・・・クルド平和交渉が進行中のはずだったのに、また逆もどりみたいで、がっかりですね。PKKのリーダー、オジャランが、もうテロや誘拐はしないよう命令したんじゃないの?


労働者とクルド系政党BDPがリジェの衝突に抗議してイスタンブールでデモ

昨日、東南部ディヤルバクルでデモ参加者が治安部隊に殺された事件に抗議して、クルド系政党BDP(平和民主党)がイスタンブールのイスティクラル通りでデモを行い、トルコの民間企業の労働者もこのデモに参加しました。

 Hurriyet

ディヤルバクルのリジェで、憲兵隊駐屯所建設に反対する村人たちがデモを行い、治安部隊の兵士たちと衝突しました。
デモ隊は「われわれは駐屯所より平和を望む」「抵抗するリジェ、抵抗するゲジ公園」と書いた横断幕を掲げていました。

ゲジ公園抗議に積極的だったBDPのスルル・シュレイヤ・オンデル議員とサバハット・トゥンジェル議員もデモに参加していました。
デモ隊はリジェの衝突で死んだ18歳のメデニ・ユルドゥルム君の写真を掲げていました。死者1人、負傷者は10人でした。

この事件は抗議と恐怖を喚起し、進行中の平和交渉にも影響するかもしれません。
内務省は事件のために4人の調査官を派遣しました。

・・・せっかくおさまってきたPKKのテロや拉致、もうたくさん。オジャラン親分、なんとかして!


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駐土カナダ大使がゲジ抗議に関して微妙なコメント

2013年06月29日 | 国内
6月29日 駐アンカラ・カナダ大使が大使私邸のレセプションで、ゲジ公園抗議に関して、微妙で、ウイットのあるコメントをしました。
6月27日、ジョン・ホルムズ・カナダ大使は、カナダ・デーを祝うレセプションを開催し、外交官として許容される範囲の間接的表現で、ユーモラスにゲジ批判をしました。

 Hurriyet

「カナダは民主主義と多様性の国であります。それが、今年だけでも30万人の人々が移民してきた理由のひとつです」と、ホルムズ大使は民主主義の権利と自由について話しはじめました。
大使はカナダの人々の過去のチャレンジを語りました。

「わが国は天災だけでなく、アイスホッケーがらみの騒乱や暴動など、政治的チャレンジも体験しました」と大使はジョークまじりに話しました。
「われわれは問題を、対話と理解と忍耐と、そして多民族市民社会によって、平和に解決しました。
かくしてわれわれは、基本的な自由と民主主義と人権と法の尊重を強くしました」

ホルムズ大使はまた、6月20日の英国大使館のレセプションに、何人かの大使館員と大使夫人が赤い服を着て出席したと語り、「会場でも何人かの男性が赤いネクタイをしめ、女性が赤いドレス着ていたのを見て嬉しかった。赤はトルコとカナダのナショナル・カラーですからね」と言いました。


  「赤い服の抗議」をご存じですか? 


この写真、見おぼえのある方が多いと思います。ゲジ公園抗議中に、赤いドレスの女性が警官に催涙ガスの直撃を受けている信じがたい映像です。
ロイターのオスマン・オルサル氏が撮影、世界で注目されましたが、この写真から「赤い服プロテスト」が始まったのです。

この写真はソシアル・メディアでもひろがり、トルコの抗議運動のシンボルとなりました。

これが「警官の英雄的行為」ですか、エルドアン首相? アルンチ副首相は謝罪したけど、レジェップ・タイイプ・エルドアン、あなたはまだ謝罪していない!

・・・しかし、「赤い服プロテスト」はよいアイディアですね。「立っている男」抗議は、「どけ!」と言われ、排除されるかもですけど、「赤い服プロテスト」は「私、赤い服、好きなんですも~ん」と言えばいいんだから。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびり屋さんも忙しくなってきました

2013年06月29日 | 
6月28日 出発迫ってきてるのに、まだ調べものとかでデスクワークしながら、用足しに走ったり。クリニックに薬もらいに行ったり・・・いろいろ。


これはミッフィーちゃんの好きな、イスタンブールの小さなお友だちにお土産。

お店で、こ~んなかわいいミッフィーの袋に入れてくれましたよ。


こちらはべつのお嬢ちゃんに、キティちゃんとか。あと、キャンディや小物を入れます。


今日はご飯もデパ地下もの
手づくりご飯もしていられないので、デパ地下へ。「パオパオ」というお店に、長い列ができていました。できたてのシュウマイや肉まんがおいしそうな匂いです。シュウマイならパッと食べられていいかな。
1000円お買物できるチケットがあったので使いました。シュウマイ1000円も食べられないし、しかたないから、肉まんも買いました。

大きめのシュウマイだから、3個だけお皿にのせたけど、あと3個おかわりして食べてしまいました。ハハハ


サラダも用意しました。トルコのチョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)式に、トマト、キュウリ、玉ネギ、ピーマン、お野菜いろいろ刻みました。
これにサイコロに切った白チーズ入れると、エーゲ海サラダとか、ギリシア・サラダとか言います。

こ~んな大きな肉まん、どうしましょ。明日食べようと、とりあえず冷蔵庫に。ほんとはアツアツがおいしいのにね。


   「HPのトップ頁」へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゲジ公園は2、3日うちに再オープンする」ムトゥル知事

2013年06月28日 | 国内
6月28日 全国にひろがった反政府運動の中心になったイスタンブールのゲジ公園は現在、閉鎖され、市が作業を進めていますが、2,3日うちに一般に再オープンされると、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事が言いました。

 Hurriyet

「作業は2,3日で終わります。公園は一般の利用のために再オープンします」とムトゥル知事は、ある授賞式に出席したとき、記者団に語りました。
公園は警察隊の強力な介入でデモ隊を追い出し、彼らのテントを片づけてから閉鎖されていました。

抗議者たちは警察の介入で強い打撃を受けましたが、公園が閉鎖された後も、個人や集団のデモはつづいていました。

・・・イスタンブールに行ったら、世界的に有名になったゲジ公園にお散歩に行きます。きっと物見高いツーリストたちも“新名所”ゲジ公園見物に来ているかも。でも、なくなった方や、怪我した方のことを思うと暗くなってしまうかも。


「PKKの戦闘員はわが国に受け入れたくない」イラク副首相

イラクの中央政府はPKK(クルド労働者党)を領土内に受け入れることには反対だと、昨日、イラクのサレフ・アル・ムトラク副首相が言い、イラク政府のスタンスをくり返し語りました。
イラク副首相はいま、世界政治フォーラムに出席するため、トルコに来ています。

 Hurriyet
トルコ政府とPKKの平和交渉の一環として、5月14日、北イラクのドフク市に到着したPKKの戦闘員たち


トルコはPKKの件で、自国のスタンスを再検討すべきだと、アル・ムトラク副首相は言いました。
「イラクはトルコの独立と主権を尊重している。わが国はこの問題を尊敬と理解で解決したい。わが国はPKKの戦闘員を受け入れることには反対だと、最近も発表した。
貴国はあなた方がテロリストと呼ぶ人々に他国の領土に行けと言う。トルコはこの問題に関するスタンスを再検討しなければならない」

イラク副首相はまた、トルコとイラクの直接的政府間関係の必要を強調しました。
「わが国は北イラクでのトルコ企業の活動に不満があるわけではない。企業活動はどこでやってもらっても結構だ」とアル・ムトラク副首相は言い、トルコ政府とクルド自治政府との結束の改善にも言及しました。

「イラクは大きなビジネス・ミーティングを開き、トルコのビジネスマンを招待して、投資を話し合いたい。イラクの経済は天然資源だけにたよるべきではない」と副首相は言い、イラクへの投資の必要を強調しました。


   「ときどきダイアリー」へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゲジ抗議中、モスク内で飲酒した人はいなかった」ムエッジンが証言

2013年06月27日 | 国内
6月27日 ゲジ抗議中、負傷した抗議者たちを収容したドルマバフチェ・モスクのムエッジン、フアット・ユルドゥルムさんが「モスク内で酒を飲む人などいなかった」と、くり返し証言しました。
ちなみに、ムエッジンとはモスクから礼拝の時を告げるエザーンを流す係りの人です。いまは録音されたエザーンが拡声器で流されていますが、昔はムエッジンがミナレットから肉声で叫んでいました。

 Hurriyet

「私はモスクの中で酒を飲む人も、アルコール飲料の瓶を持った人も見ていません」と、ユルドゥルムさんは、「ユルト」紙のインタビューに答えました。
自分は信仰を持っているから、ウソはつけないと彼は言いました。「私は見なかったことを話すことはできません。モスクの外でも、ビール瓶を持った人など見ていません」

エルドアン首相は過去3週間のスピーチで、「抗議者たちはモスク内でアルコールを飲んだ、靴のままモスクに入った、これらはイスラムでは無礼な行為だ」と力説してきました。
エルドアン首相が、アンカラとイスタンブールの集会で、抗議者たちのこのような行為を公然と非難した後、警察は問題に介入しはじめました。

ユルドゥルムさんは「トルコ国家警察」の「テロ対策部」に調査の一環として、6時間も証言したと言いました。

警察と抗議者たちの衝突が最も激しかった5月31日から6月3日の間、ドルマバフチェ・モスクで負傷した抗議者たちに応急手当を施したと、ユルドゥルムさんは明言しました。


ゲジ抗議者射殺容疑で拘留されていた警官を裁判官が釈放

22日の頁で、ゲジ公園での警察と抗議者の衝突中に、抗議者エテム・サルスリュクさんを故殺したとして警官が拘留され、禁固18年もある得ると書きましたが、ムスタファ・アイドゥン裁判官は、今度、警官を釈放するという決定をしました。
アイドゥン裁判官は「私は良心に従って決定した。人々の反発が私の決定に影響することはない」と宣言したそうです。

 Hurriyet
人権擁護団体、法律家、犠牲者エデム・サルスリュクさんの家族らが警官の釈放に抗議。


「警官の行為は自己防衛の範囲内にあるという強力な証拠があります。私は良心を持っています。この決定には批判が集まっていますが、何百万人に抗議されても、私の決定は揺らぎません」

アイドゥン裁判官はサルスリュクさんが撃たれたビデオをくり返し見たそうです。
「警官の状況は頭を撃ったようには見えません。“自分から故殺”したことを示す証拠がない。犠牲者が頭を撃たれた瞬間、銃身は上を向いていた。この場合、弾丸が“跳飛”した可能性が高い・・・」

・・・ 私は銃のことはよくわかりませんが、弾丸が斜めに飛んでしまうことを“跳飛”というらしいです。なぜ跳飛が起こるのか私はよくわかりません。

最初は裁判官自身も容疑者は逮捕されるだろうと思っていましたが、ビデオを見て、考えが変わったと言いました。
「殺されるかもしれないという状況なら自己防衛です。この場合は罪を問えません。報告では警官は37個の石に当たっています。彼は殺されるかもという恐怖から行動したと考えられます」と裁判官は言っています。

6月25日、検事は容疑者の警官アフメット・Sを、自己防衛の限界を超えてサルスリュクさんを死に至らしめたとしてアンカラの第13犯罪裁判所に送りました。
その後、アイドゥン裁判官が未決のまま、彼を釈放すると決めました。

・・・警官が釈放されても、されなくても、なくなった若者は帰ってきません。悲しいことですね。
 

   「ときどきダイアリー」へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタツムリさんのお命をお救いしました

2013年06月26日 | 
6月26日 雨の中、駅前まで用足しに。ウチの前の坂道の真ん中に、大きなカタツムリさんがいました。
アッ、車が来る! 危うし、カタツムリさん。でも、車の両輪の間になったカタツムリさんは奇跡的にご無事でした。

運の強いコねえと、写真を撮ってから、安全な道の端に移動させてやりました。気をつけなさいよ。


 花の名前っておもしろいけど、いい加減なのが多いみたい

先日アップしたけど、名前はわからなかったこの花、クミコさんとミチコさんが「アガパンサス」と教えてくださいました。ミチコさんはお宅の庭に咲いているんですって。
紫も、黄も、白もあって、ユリ科。和名は「ムラサキクンシラン」。南米原産ですって。ずいぶん遠くから来たのねえ。

でも、白も黄もブルーもあるのに、どうして「紫クンシラン」なの? それと、クンシランはウチのマンションの玄関にも咲くから知ってるけど、アガパンサスとあまり似ていないけど。

 Wikipedia

これがクンシランですけど、ユリ科でなくヒガンバナ科。つまり、クンシランとムラサキクンシランは親戚関係にないようです。


「インパチエンス」と「サンパチエンス」??

この花も先日アップしました。添えてあった種袋に「サンパチエンス」と書いてあったのですが、お花に詳しいクミコさんから「インパチエンス」のまちがいでしょと、ご指摘いただきました。私の見まちがえかと、今日また見たら、種袋に「サンパチエンス」と印刷してありました??

え~っと思って、ネットで見たら、「サンパチエンス」というお花もあるようです。この写真と同じ花の写真も出ていました。??
「インパチエンス」という花ももちろん、ちゃんとあります。Wikipedia にも詳しい説明があります。

 Wikipedia

これがインパチエンス。サンパチエンスとよく似ていますね。葉っぱがちょっと違うかな? もしかしたら、花屋さん業界のヒトが「インパチエンスに似てるから、サンパチエンスにしようか」とか言って、適当につけた名前かもしれません。

ちなみに、インパチエンスはツリフネソウ科。和名アフリカ・ホウセンカ。アフリカ原産で19世紀にヨーロッパに渡ったそうです。そうかあ、ホウセンカの仲間か。

 Wikipedia

これがホウセンカ。ホウセンカなら子供の時から知ってるけど、「ツリフネソウ」って知りません。ツリフネソウの学名はimpatiens textori です。つまりツリフネソウ属=インパチエンスのようですね。
お花の名って、学名以外は、なんだかいい加減な名がまかり通ってる例が多いようです。


ゴーヤ、ニガウリ、ツルレイシ・・・

先日アップした「緑のカーテン」はゴーヤでした。これもクミコさんに教えていただきました。ゴーヤかなあと思ったけど、私は実がならないと、確信持てません。


ゴーヤはニガウリ、ツルレイシ、英語はbitter melon です。ウリ科。いまはスーパーでもごろごろ売ってるゴーヤですが、ひと昔前は、東京では沖縄料理屋さんに行かなければありませんでした。
それにしても、ツルレイシのレイシ(茘伎)はライチのことですよね。中国料理店でデザートに出るライチ。

 Wikipedia

これがライチです。でも、ゴーヤとはぜんぜん似ていないし、ライチはムクロジ科で、ゴーヤはウリ科。親戚関係ではありません。植物のネーミングって、ほんとにいい加減ですね。


  お野菜の前菜2つつくりました

モロッコ・インゲンのオリーブ油煮。トルコ料理です。このあいだ買った「トルコ大使の食卓」という本のレシピを参照しました。


玉ネギとニンニクのみじん切り、2つにきったインゲン、トマトのざく切りを平鍋に入れ、オリーブ油少々、塩コショウ、お砂糖少々で煮るだけですけど、冷たくひやすと、びっくりするほどおいしいです。
平べったいモロッコ・インゲン、近頃はどこでもお安く売っていますね。トマトペーストを使ってもいいのですが、フレッシュ・トマトのほうがおいしいと思います。


トマトの上に、さらし玉ネギとパセリをのせただけ。これも冷たくして、好きなドレッシングで。


あとは唐揚げ。サイドはズッキーニのバター炒め。お野菜たっぷり主義です。


   HPのトップ頁へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコ首相は“ツイッター警察”になった」とMHPリーダー

2013年06月25日 | 国内
6月26日 野党「愛国主義者行動党」(MHP)のデヴレット・バフチェリ党首がゲジ抗議に対するエルドアン首相の反応を批判して、彼は“ツイッター警察”になろうとしていると言いました。

 Hurriyet

世界に拡大したコミュニケーション・テクは文化面だけでなく、警察行為をする方法にもなった」とバフチェリ党首は今日、MHP議会グループの集会で言いました。
「今度の事件で、エルドアンはだれの話も聞かなかった」とバフチェリ党首。

「首相は教師たちを非難し、学生たちを叱った。彼はツイッター警察になろうとしている。これは思い上がりの最終段階だ。トルコは模範的イスラム国であることが嘘だったとわかった。民主主義を受け入れない党はなんの役にも立たない」

MHPのリーダーはまた、「エルドアン首相は人々の差異から人々を挑発し、信者と非信者を対立させようとした」と言いました。
「スカーフを被る人と被らない人、子供を3人以上持つ人と持たない人、酒を飲む人と飲まない人・・・。彼の挑発キャンペーンはまだつづいている」

エルドアン首相はだれもが脅しによって、彼の以前からの民主主義と権利に関する意見を否定すると考えていると、バフチェリ党首は言いました。
「彼はまに合わなくならないうちに、民主主義への道を開くべきだ。
首相にそれができなかったら、トルコはエルドアンに従属しない。彼は去るべきだ」


「エルドアンは“トルコの新しい独裁者”になった」最大野党のリーダー

トルコの最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首は、エルドアン首相は“トルコの新しい独裁者”になったと言いました。

 Hurriyet

「世界には70億の人々がいる。人は誤りを犯すのは当然であり、人は誤りをただす。謝る必要があるときは謝る。これが人間の道徳だ。われわれは誤りを犯したときの謝りかたを知っている」と彼は今日、黒海のCHPのグループ集会のスピーチで言いました。
「彼の名は“独裁者レジェップ・タイイプ・エルドアン”だ」

「ゲジ公園の若い抗議者たちは独裁者を膝まづかせた」とクルチュダルオールは言いました。
「いま、彼はパニックになって、全国的に集会を組織している。彼は叫んでいるが、だれも彼の話を聴いてはいない。彼の集会のテレビ放送は無視してください。エルドアンは嘘つきというしかない。

クルチュダルオールはまた、5月11日のシリア国境ハタイ県のレイハンルで起こった爆発テロに触れ、そのとき、エルドアン首相はセクト的発言をしたと非難しました。
「わが国の市民52人が命を落としましたが、首相は、“わが国の52人のスンニーの市民が命を落とした”と言った」と言いました。

「トルコ共和国の歴史において、死までセクトで差別されたのは初めてだ」とクルチュダルオールは言い、もう1度、エルドアンを“独裁者”と呼びました。「彼は恥という感情を持っているのか」

・・・右派も左派も反エルドアン。どうする、タイイップ?


「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「抗議者たちに“略奪者”ということばを使うな」とイスラム学者ギュレン

2013年06月25日 | 国内
6月25日 トルコ人イスラム学者フェトフッラー・ギュレン師が、エルドアン首相がゲジ公園のデモ中、抗議者たちに“略奪者”ということばを使ったことに対して、公然と批判しました。

 Hurriyet
ギュレン師は1990年代後期から、自ら進んでアメリカに亡命しています。


「実際、あなたが“略奪者”と呼ぶ人々が、ある日、クリーンになって英雄的な行為をするかもしれないではないか」と、ギュレン師は今日、彼のウエブサイトに記録された論説で、はっきりとエルドアン首相とは名指さずに言っています。

抗議活動の初期の頃、エルドアン首相はテレビ・インタビューで、抗議者たちを「3人か5人の略奪者たち(トルコ語ではチャプルジュ=capulcu)」と呼んで侮辱しました。
しかし、抗議者たち自身は、そのことばを逆手にとって、「チャプルジュ」を英語化して「チャプラー」とし、「自らの権利のために戦う人」の意味で使い出しました。

抗議者たちのこの風刺的な反応にもかかわらず、エルドアン首相は彼の党の集会でもこのことばを使いつづけ、このことばは公的秩序を乱す者たちを意味し、自分の使いかたはまちがっていないと宣言しました。

・・・トルコ大好きさんも、トルコ通を自任する方も、まさかギュレンってだれ?とはおっしゃらないでしょうね? 「最も影響力を持つトルコ人」とも「世界で最も有名なイスラミスト」とも言われる方です。
彼の信奉者がトルコにどのくらいいるかは諸説あってわかりません。今度のゲジ公園抗議関連でも、エルドアン首相とギュレン師の関係がいろいろ取りざたされていますね。


エルドアン首相、ゲジ騒乱中の警察の“英雄的行為”を賞賛

 24日に行なわれた警察学校の卒業式は、エルドアン首相が国家警察を激励するチャンスとなりました。
首相は警察のゲジ公園への介入について、警察は“英雄的武勇伝”を演じたと祝福しました。

 Hurriyet

「われわれはトルコの敵である集団や国内外のメディアに警察を踏みつけにさせはしない。私とわが政府は、わが警察に衷心からお礼申し上げる。
わが国を代表して、私は、わが兄弟である警察に、犠牲心と愛国心を持って、何週間も事件に立ち向かったことを感謝したい」と、エルドアン首相は卒業式でスピーチしました。

エルドアン首相はまた、警察は、他の国では決して黙認されない攻撃や挑発を受けながらも、法の範囲内で抗議に立ち向かったと言い、警察の行為を“英雄的武勇伝”と呼びました。

5月3日以来の争乱中に、警察の過剰な力の行使によって、抗議者3人と警官1人が死亡し、5000人の負傷者が出ているにもかかわらず、ゲジ公園騒乱中の抗議者に対する警察の残酷な行為に対する批判に、首相はくり返し反論しました。

・・・首相の警察を英雄的とする発言、ちょっと無神経すぎるのでは? 警察を激励したかったら、めだたないようにするのが犠牲者に対する礼儀なのでは? この写真も見たくない人がたくさんいるでしょうね。


解放されたゲジ公園は政府によるフェースリフト(若返り手術)中

ゲジ公園を占拠していた人たちを警察が追い払った後の6月15日、イスタンブール市当局は公園に花や木を植えはじめました。

 Hurriyet

市はテントや垂れ幕を取り払った後、6月23日、公園で修復作業を続行中でした。公園内の街灯も新しくされました。
市の作業員たちが20万2000本の季節の花と、100本の樹木、5000本のバラを植えたと、市当局は発表しました。

公園にショッピングモールを建てる計画に反対した抗議者たちは19日間、公園を占拠しましたが、最後は機動隊に追い払われました。
6月15日、「トルコ医師協会」は、死者5人、負傷者7478人と発表しました。
負傷者のうち、4人は重傷、10人は警察の催涙弾に当たって、片目を失っています。

6月23日、南部のアダナ県では、何千人もがデモを行い、警察が何度も群集を追い払いました。
12人の抗議者が逮捕され、抗議者2人と警官1人が負傷したそうです。

・・・ゲジ公園の近くの友人は「テントを張られないように、お花植えたのかも」と言っていました。


   「ときどきダイアリー」ヘ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お天気いいので、カルガモ・ファミリー全員集合

2013年06月24日 | 
6月24日 カルガモちゃんちの子供たち、親に負けないほど大きくなって元気元気!浅瀬でぐるぐる廻って、お遊戯です。

移動するときは、みんなきちんと1列に並ぶんですよ。オリコーさんですね~!


スダレに緑のシェード、風流ですね
スダレを下げて、グリーンをはわせて、暑さ対策万全。黄色い花も咲き始めました。近所のお宅です。

通行人の目を楽しませるためかしら、いつも道にお花を咲かせ、お手入れのいいお宅があります。「サンパチェンス」という花の名を書いた種の袋が添えてありました。私は初めて見た花です。

この花は見たことある気がしますが、名前は知りません。淡いブルーがとってもオシャレでハイカラな感じです。


夏の旅行用に日よけキャップを買いました
夏の旅行には帽子は不可欠。イスタンブールは海辺の町、昼間の日差し強いです。大きいツバがついていて、たたんでバッグに入れられるのを探しました。


サクラエビのペペロンチーノつくりました
一昨日、「トラットリア・モッコ」で食べたサクラエビのペペロンチーノがおいしかったので、さっそくマネッコ。
日本では「ペペロンチーノ」と言っていますけど、正しくは「アーリオ・オリオ・ぺぺロンチーノ」。ニンニクとオリーブ油とチリペッパーですね。

生干しのサクラエビ使いました。生のサクラエビがあれば最高だけど。でも、かなりおいしくできましたよ。

ニンニクとタカノツメをオリーブ油で炒めて、パスタのゆで汁と塩コショウのソースで、パスタを合えればペペロンチーノ。近頃はキャベツとか野菜入れたりも、はやっていますね。今度、シラスのペペロンチーノしようと思います。


トルコのズッキーニのお焼き“ミュジュヴェル”に挑戦

トルコの家庭料理。ちょっと手がかかるけど、すごくおいしいです。このあいだ買った「トルコ大使の食卓」というお料理ブックにつくりかたが出ていました。


近頃はどこでも買えるズッキーニ。まえは紀伊国屋とか行かないと買えませんでしたね。ズッキーニの青い皮をそぎ落として、すりおろします。


玉ネギもすりおろろしてプラス。ズッキーニ1本に玉ネギ半個くらい。チーズ、小麦粉、パセリ、塩コショウもマゼマゼ。スプーンですくって油に入れて揚げます。


揚げたてに、すりおろしたニンニク入りのヨーグルトを添えて食べるとフシギな美味です。友だちのお母さんは、もっと小麦粉入れて、コロッケみたいな小判型にまとめて揚げていました。どっちでもいいと思います。


今日も梅の実4個拾ったので・・・


また、梅ジャムになりました。ゆがいてから、お砂糖入れて煮るだけだから超簡単。どこかに梅が落ちていたら、ぜひお試しください。大きな梅なら3つ4つでも、2,3日、ブランチに楽しめます。紅茶に入れてもおいしいです。


   HPのトップ頁へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

例年の超セクシャル・デモがゲジ公園へ行進

2013年06月24日 | 国内
6月24日 超セクシャル・デモは今年で4年目です。デモ隊は日曜、イスタンブールのタクシム広場に通じるイスティクラル通りを行進しましたが、途中でゲジ公園抗議デモに変わりました。
レズ、ゲイ、バイセクシャル、超セクシャル(LGBT)の活動家たちはタクシムへ元気いっぱい、超セクシャルの人々のアイデンティティの認識を求め、トルコ社会のホモや超セクシャル嫌悪を非難して叫びました。

 Hurriyet

「われわれは超セクシャル嫌いの国家を望まない」「黙すな、叫べ、ホモセクシャルは存在する」と彼らは叫びました。

彼らはまた、「超セクシャルは病気ではない」という主張もスローガンにしていました。これはアリエ・カワク元大臣が「ホモセクシャルは“病気”」と言って、物議をかもしたことから来ています。

デモ隊はゲジ公園抗議者への支持も叫びました。最大野党CHP(共和人民党)のセズギン・タンルクル議員とビンナズ・トプラク議員、テレビ女優のフュシュン・デミラルさんも行進に参加しました。

ホモセクシャルや性転換手術はトルコでは違法ではありませんが、やはりホモや超セクシャルの人々はひろく社会的経済的に差別され、しばしば憎まれ口のターゲットにされています。
今度の日曜に行なわれるゲイのイスティクラル通り行進で、恒例の「LGBT週間」は終わります。

・・・こんなことやってるほど、いまのイスタンブールは平和で自由です。ご心配なく。


「平和交渉が完了したら、PKKは合法的政策をとるだろう」BDP議員

平和交渉が遂行され、民主化が達成されたら、非合法集団「クルド労働者党」(PKK)は合法的政策をとりはじめるだろうと、クルド系政党・平和民主党(BDP)のギュルテン・クシャナク共同議長が言いました。

 Hurriyet
クルド系政党・平和民主党(BDP)のクシャナク共同議長


クシャナク共同議長はディヤルバクルで行なわれたBDP青年部のイベントに出席し、BDP県事務所の前で演説する計画でしたが、警察隊は覆面参加者のデモを許可しませんでした。

クシャナク共同議長は党のバスから群集に演説し、「平和交渉のための民主的闘争に、アブドゥラ・オジャランも参加させるべきだ」と訴えました。
「平和交渉がうまく遂行され、民主化と平和が達成されたら、PKKは合法的な政策をとるだろう。新しいプロセスについて語り合うことができたら、民主的な手段で、多くの多様な考えが表明されるだろう」
BDPのグループはデモを終え、衝突もなく散会しました。


「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする