トルコのトピックス

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「アメリカはエルドアン氏との協力に期待している」ホワイトハウス

2014年08月11日 | 国際
8月12日 アメリカは新大統領エルドアン氏との5年の任期中の協力関係に期待していると、8月10日、ホワイトハウスは言いました。
「バラク・オバマ大統領は、新しい役割を担ったエルドアン氏と、彼を継ぐ次の首相との協力関係に期待している」と、ホワイトハウスの国家安全保障会議のケイトリン・ヘイデン報道官が、アナドルニュースの質問に応えて語りました。

 Hurriyet

エルドアン氏は8月10日、投票数の51.96%を確保して投票者過半数の支持を得ました。正確な数字が出るまえに、最高選挙委員会(YSK)は8月10日夜、エルドアン氏の勝利は確実であり、8月24日の選挙の必要はなくなったことを確認しました。


ビザンティン時代の教会の下に、ローマ時代の浴場があった

 北部シノップ県にあるビザンティン時代の教会の下に埋もれていた浴場が、いま発掘されつつあります。発掘隊長であるミマル・シナン大学のギュルギュン・キョルオール教授は、もっと掘ってゆくつもりだと言っています。

 Hurriyet

バラトラル教会の考古学的発掘は2010年から始まりました。「私たちは40人のチームです。周辺の土地を収用して、発掘サイトをもっと広げる計画です」と彼女は言っています。
「浴場の上に、ビザンティン時代の教会が建っているため、私たちは周囲の共同墓地を掘っていました。墓地から出た物は人類学者が調査しています」

「やっと教会の下の浴場に到達しましたが、作業はまだ6週間は続きます。教会は4世紀から6世紀、重要な役割を果たしていました。私たちは昨年、遺物の入った石の箱を発見しましたが、もっと貴重な品々が出土することを期待しています」

・・・ローマ時代の浴場の上に、初期ビザンティンの教会が建っていたなんて、ほんとにアナトリアはすごいですね。


ガザの負傷者が治療のためトルコに到着した

トルコ保健省は子供1人を含むガザの負傷者4人を、治療のためトルコに運んだと、当局が発表しました。土曜夜、イスラエルのテルアビブのベン・グリオン空港向けアンカラを飛び立った救援機は、月曜朝、トルコに到着しました。

Hurriyet

アフメト・ダウトオール外相とメフメト・ムエッジン保健相が、アンカラのエセンボーア空港に着いた負傷者たちを出迎えました。

7月7日以来、ガザでは1939人がイスラエルの攻撃で殺され、1万人以上が負傷しています。イスラエルは3日間休戦で攻撃を止めましたが、休戦期間が過ぎると、ガザの他の場所への攻撃を再開しています。


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トルコ国民は第12代大統領にエルドアンを選んだ

2014年08月11日 | 国内
8月11日 選挙結果で~す。


  
52.0%      9.7%     38.3%


私の予想がぴったり当たりました。私の予想は「エルドアンがぎりぎり50%を超す。デミルタシュは10%弱。その余りがイフサンオール」でしたから、ぴったり当たりですね。開票前に予想発表しておけばよかったわ。

 Hurriyet
 
アンカラのAKP事務所前で、エルドアン首相の寫眞を掲げて喜ぶサポーターたち


8月10日の大統領選で、エルドアン首相が51.8%の票を獲得、ぎりぎり50%を超えて、第12代大統領の座を得ました。
エルドアン首相は昨夜、アンカラで大群衆を前にスピーチし、「今日は歴史的な日だった」と言いました。「民主主義のトロフィーと国民の意志によるこの歴史的な日に、私は皆さんに心からの祝辞を贈ります。今日、トルコは勝った」

「今日、私たちはひとつの時代を終え、新しい時代に踏み出します」とエルドアン首相。
大統領は5年間の任期で、さらにもう1期務める権利があります。ギュル現大統領の任期は8月28日に終わります。

公正発展党(AKP)のスポークスマン、ヒュセイン・チェリキ氏は有権者に謝意を述べました。「トルコはいま、困難な状況にある国々に囲まれています。そんなときこそ、国民は一致団結しなければなりません」


国旗引き下ろし事件の容疑者が逮捕された

国旗引き下ろし事件の容疑者オメル・Mが10日、ディヤルバクル県の町リジェで、早朝の手入れで逮捕されました。

 Hurriyet
 
当初、未成年の仕業と言われていましたが、34歳のいいオトナでした。


この男は6月7日、軍との衝突で死んだ2人の男を悼む抗議デモの最中に、ディヤルバクルの軍基地内に掲げられいたトルコ国旗を引き下ろしました。警察は2か月間、容疑者を追っていました。

 Hurriyet
 
ましらの如くマストを昇って、国旗を引き下ろした男


国旗引き下ろし事件で、マネッコが次々に現れました。7月16日、アンタリヤの警察署近くに掲げられていたトルコ国旗を引き下ろそうとした男が警官に撃たれました。
6月下旬にも、イスタンブルのガジオスマンパシャで、トルコ国旗を引き下ろそうとした男が、警官に脚を撃たれ、逮捕されました。この男は先月、獄中で首つり自殺しました。


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