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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

スペインとトルコの「口笛言語」スピーカーが会談

2025年06月22日 | 文化
6月23日 スペイン・カナリア諸島の「口笛言語」を話す2人が、トルコ黒海地方ギレスン県チャンクチュ地区の辺鄙な村クシュキョイを訪れました。この村では、「鳥の言葉」として知られる「口笛言語」が、いまも村人の間で、山間地方のコミュニケーションに使われています。

 Hurriyet

この会合は文化観光省の後援で行われました。スペインのラ・コメラ島から来たホセ・モリナ・ゴンザレスさんとカルメン・カスティージャ・パディラさんは、チャナクシュ地区のフルカン・アクソイ区長の歓迎を受けました。

標高500メートルの村を訪れた2人は、村人と会い、口笛言語であいさつを交わしました。村人たちはスペインからの訪問者たちに、日常生活での口笛言語の使い方の実例を示しました。

両国の口笛スピーカーは同様の地理的条件を共有していました。口笛言語は谷や丘を越えてコミュニケーションをとるための歴史的必要から生まれたものです。

ギレスン大学の研究者ハイレッティン・カラデニスさんは、今回の対面は、昔から伝統的に口笛言語を使ってきた2つの地方の有意義な交換となったと言いました。

「このプロジェクトは、このユニークな無形遺産への認識の高まりを示すものです。自然によって生まれた言語が、トルコとカナリア諸島に存在することを知って喜ばしい思いです」と、カラデニスさんは言いました。


「イラン=イスラエル戦争は欧州に“危険な移民”の影響を及ぼすかも」大統領

イラン=イスラエルの空爆戦争は、ヨーロッパその他の地域にとって「危険な」移民の大波を起こすかもしれないと、金曜、エルドアン大統領が警告しました。

Hurriyet

1週間前、イスラエルは、イランは核兵器を開発していると言って、大規模な攻撃を開始し、イランははすぐに報復に出ました。

「イスラエルの攻撃で始まった暴力の循環は、移民と核の漏洩によって、ヨーロッパその他の地域に危害を与えるかもしれない」と、エルドアン大統領はドイツのフリードリッヒ・メルツ首相との電話会談で言いました。

エルドアン大統領は、「イランとの核不合意の問題の解決は交渉によるべきだ。暴力は地域の安全保障への脅威となる。トルコは紛争を終わらせるために努力している」と語りました。

トルコの国防相ソースは、木曜、2国の対立は激化しているが、イランからの入国者数は増えていないと言いました。トルコ東部の都市ヴァンに近いカピキョイ・ゲートにいるAFP特派員は、両方から数百人が国境を越えたが、税関職員は、人数は異常ではないと言っていると言いました。


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古代都市部ラウンドスの発掘シーズンが始まった

2025年06月15日 | 文化
6月15日 西部ウシャク県ウルベイ地区に位置する古代都市ブラウンドスの2025年発掘シーズンが正式に始まりました。

 Hurriyet

深い谷に囲まれた高地に位置する古代都市ブラウンドスは、ヘレニズム時代に生まれ、ローマ支配下で繁栄しました。

ブラウンドスは保存状態のよい市壁、神殿、劇場、競技場、円柱のある通りなどで知られ、古代世界の都市計画や建造物の姿を今に伝えています。

今年の発掘の開始前に、ウシャク県のナジ・アクタシュ知事はこの遺跡を視察し、今シーズンに予定されている作業について、県の文化観光部長ヤウズ・チャカル氏から報告を受けました。

アクタシュ知事は発掘開始を記念して、最初の鋤(すき)を入れて、今年の考古学作業の新たな頁を開きました。この遺跡の発掘は2018年に始まりました。

アクタシュ知事はプレスへの声明で、今年の作業は北の神殿、競技場、円柱通りを中心に、20人のチームで行われると言いました。


イラン=イスラエルの緊張が高まる中で、トルコは安全保障会議を開催

トルコ大統領府によると、エルドアン大統領は、土曜、アンカラの大統領官邸で、ハイレベルの安全保障会議を主催し、加速するイスラエル=イラン紛争と、紛争が世界の安全保障に及ぼす影響について語りました。

 Hurriyet

会議は、最近のイスラエルのイランへの攻撃と、イランの報復、起こり得る事故への対策が中心になりました。会議では、イランの核施設と軍事施設に対するイスラエルの先例のない攻撃によって起こった内戦について論議されました。

イランの司令官や市民を含む何十人もの人々を殺害した攻撃は、日曜に予定されていたアメリカ=イランの核会議を中断させました。エルドアン大統領は高まる緊張に懸念を表明したと、大統領府の声明は言っています。

会議では 危機緩和におけるトルコの役割が重視され、外交的解決の重要性が強調されました。エルドアン大統領はまた、イランのマスード・ペゼシキアン大統領、エジプトのアブデル・ファタフ・エルシシ大統領、シリアのアフメド・アルシャラ―大統領、パキスタンのシェフバス・シャリフ首相、ヨルダンの王アブドゥラ二世ら、世界の多くの首脳らに呼びかけ、イスラエルのイランへの攻撃を制御するための協力を促しました。


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「アメリカの関税はトルコには有利になるかも」副大統領

2025年04月07日 | 文化
4月7日 トランプ大統領が発表した関税は、トルコにとっては「比較的有益」と、ジェヴデット・ユルマズ副大統領が言いました。

 Hurriyet

「当初、トルコには10%の関税が発表されました。いまのところ、これはわが国にとっては有益かもしれません」と、副大統領は言いました。

ユルマズ副大統領は、トルコの貿易相がまもなく関税交渉のためにアメリカに行くと言い、トルコは、現在、320億ドルを超えている相互貿易を1000億ドルにすることをめざしていると、付言しました。

「いまはリスクが高まっている過渡期です。われわれは強固であらねばなりません」とユルマズ副大統領は言いました。

関税の引き上げは、アメリカに商品を売っている国を、他の市場に積極的に参入させるでしょう。私たちはそれに気をづける必要があります。一方では、商品価格が下落し、われわれはここでも有利な影響を受けるかもしれません」と副大統領は付言しました。


アゼルバイジャンとのエネルギー協力が新段階に入った

アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー相が、トルコとアゼルバイジャンのエネルギー協力が新しい段階に入ったと発表しました。

 Hurriyet

「われわれはアゼルバイジャンで発電された電力の輸送、とくに再生可能エネルギー源からジョージアとナクチェワーン経由でトルコへの輸送に取り組んでいます」とバイラクタル・エネルギー相はアナドル通信に語りました。

「われわれはまた、再生可能エネルギー源から発電された電力をトルコへ送り、トルコを経てヨーロッパ市場へ送ることをめざしています」とエネルギー相は付言しました。

バイラクタル・エネルギー相はまた、カスピ海の天然ガスをトルコ経由でヨーロッパへ送る「南ガス回廊」は、世界的に重要なプロジェクトだと強調しました。

エネルギー相によると、目標は輸送量を160億立方メートルから310億立方メートルに増すことにあります。「大きな市場であり、天然ガスの重要な中心地であるトルコは、通常通り、その役割を果たしつづける用意があります」と彼は言いました。

4月4日、バイラクタル・エネルギー相は、アゼルバイジャンのバクーで行われた「南ガス回廊」諮問委員会の第11回閣僚会議と、グリーン・エネルギー諮問委員会の閣僚会議に出席しました。

同じ日、トルコ、アゼルバイジャン、ブルガリア、ジョージアが「グリーン電力輸送と貿易プロジェクト」の承認の覚書に署名しました。


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トルコは南極に近宇宙観測基地を設立した

2025年03月05日 | 文化
3月5日 トルコは、第9回南極科学遠征隊の科学調査活動の一環として、南極のホースシュー島に近宇宙観測基地を設立したと、メフメト・ファティフ・カジュル産業技術相が発表しました。

 Hurriyet

「この基地は、私たちの南極科学戦略の最優先事項として、《宇宙観察》という観点で設立されました。私たちはこの基地によって、南極大陸でのトルコの科学研究活動を加速させてゆきます」とカジュル産業相はXで声明しました。

カジュル産業相は、南極大陸は宇宙関連プロジェクトのための、すばらしい研究と実験の環境となると強調し、このプロジェクトによって、南極大陸でのトルコの存在が強化されたと語りました。「私たちは国の宇宙計画の目標に従って、宇宙科学におけるわが国の可能性を拡大してゆきます」

科学者たちは3月12日にはホースシュー島のキャンプでの研究を終了させる予定です。トルコは科学研究のために、2017年以来、12回の極地科学遠征(南極8回、北極4回)を行っています。


アゼルバイジャン大統領がトルコを訪ね、エルドアン大統領と会談

アフレッティン・アルトゥン報道局長によると、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、水曜、トルコの首都アンカラを訪れ、エルドアン大統領と会談します。

 Hurriyet

エルドアン大統領の招待によって、両首脳は大統領官邸で会談すると、火曜、報道局長が発表しました。両首脳は、両国の「同胞関係」をさらに強化する対策のほか、地域と世界の現状について話し合うでしょう。

「訪問に合わせて、ウードゥル=ナヒチェヴァン天然ガス・パイプラインの開通式のために、ライブの接続が行われるでしょう。このパイプラインは、2023年9月25日、エルドアン大統領とアリエフ大統領が共同で着工させました」とアルトゥン報道局長は付言しました。

ウードゥル=ナフチェヴァンは、トルコ東部のウードゥル県とアゼルバイジャンの西部セデレクを結ぶ、85キロの新しいガス・パイプラインで、1年に5億立方メートルのガスを輸送できます。


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古代の製鉄の痕跡がトルコで発見された

2025年02月21日 | 文化
2月21日 日本の考古学者たちが、トルコで製鉄が始まった痕跡を発見したと、日本の公共放送NHKが、2月18日、報じました。

 Hurriyet

トルコ中部で発掘作業をしていた考古学者たちが、4200年昔の青銅器時代の地層から、加熱された鉄鉱石を発見しました。

発見したのは、日本アナトリア考古学研究所の大村幸弘氏が率いるチームです。このチームはもう40年間、カマン・カレホユクの遺跡を研究してきました。

考古学者たちは、電子顕微鏡を使って、遺跡の北側の地層から出土した数センチメートルの金属片を分析しました。金属片の2つは、加熱された鉄鉱石から作られていることがわかりました。もうひとつは、人工的な鉄と判定れました。

製鉄は、約3400年昔、ヒッタイト帝国全土で行われていたと考えられています。しかし、今回の発見は、鉄器時代以前の青銅器時代の人々が、すでに銅を溶解する技術を使って鉄をつくろうとしていたことを示唆しています。

チームはまた、同じ地層から、約10基のカマドの残骸を発見し、製鉄に使われていたものかどうか、これから調査します。大村氏によると、鉄をつくるための努力は、ヒッタイト以前の、ほぼ1000年昔、銅と青銅をつくる技術を使って始まっていたそうです。

チームは、3月9日から、東京国立博物館で、発掘に関する報告会を行います。


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EUの景気後退にもかかわらず、トルコの欧州への輸出は増加

2025年02月15日 | 文化
2月16日 「トルコ輸出協会」(TIM)によると、トルコのヨーロッパへの輸出は、EUの景気後退にもかかわらず、1月、昨年より7.1%増えて、103億ドルに達しました。

 Hurriyet

ウクライナの戦争による緊張と、インフレによる金融引き締め政策で、ヨーロッパは力を失っています。トランプ大統領の世界的な関税の脅しも、ヨーロッパ経済に影響を与えています。

データによると,EUは不景気状況にあるにもかかわらず、トルコの輸出の48%はヨーロッパに送られました。トルコの輸出は、先月、年間ベースで211億ドルになりました。

トルコのヨーロッパへの輸出品目は自動車産業がトップで、1月、26億ドルに達しました。次が化学薬品と化学製品で14億ドル、既製服・衣服が11億ドル、電気機器と電子機器が7億5270万ドル、鉄と非鉄金属が7億6710万ドル、鉄鋼が6億9180万ドルでした。

トルコが最も多く輸出しているドイツは、先月、16億ドルに達し、次いでイギリスが11億ドル、イタリアが9億Ⅰ050万ドル、フランスが7億⒐570万ドル、スペインが7億7400万ドルになりました。

1月、トルコからヨーロッパへ最も多く輸出したのはイスタンブルでした。


ヴァレンタインの週末、トルコは観光で盛り上がった

ヴァレンタイン・デーがトルコ全土で、観光と花の売れ行きを盛り上げています。昨年に比べて予約が大きく増えたと、旅行社は言っています。

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「トルコ旅行社協会」のダヴト・ギュナイドゥン副会長によると、今年は2月14日が金曜になったことが、週末旅行の売れ行きをのばしているようです。

「ヴァレンタイン週の予約は昨年に比べて25~30%のびています。週末を利用して国内外の旅行を計画した人が多かったようです」とギュナイドゥン氏は言いました。

熱気球とロマンティックな雰囲気で知られるカッパドキアのホテルは、ほぼ100%埋まったそうです。東部急行列車の旅も人気で、カルス、エルズルム、マルディンなどを訪れる人が増えています。短期旅行や日帰り旅行にはウルダー、カルテペ、マシュキエなどが人気です。

海外旅行では、パリやローマなど、古典的でロマンティックな都市が人気トップですが、プラハ、バルセロナ、ブダペストのほか、ビザなしで行かれるバルカン・ツアーも増えています。トルコ・キプロスも人気目的地のひとつで、また、ドバイやエジプトなど暖かい地方を選ぶ人もいます。

イスタンブルの生花店も売れ行き好調と言っています。「ヴァレンタインは最も忙しい日のひとつですね。一番人気は赤いバラで、1輪200~250リラ(約5~7ドル)。ミックス・ブーケは500リラから5000リラです」と、イスタンブル生花店協会のスナイ・チャルシュル会長は言いました。


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イスタンブルの歴史的鉄道駅が文化センターに変身する

2024年11月03日 | 文化
11月3日 当局はイスタンブルの歴史的な鉄道駅、シルケジ駅とハイダルパシャ駅を、2026年までに改装を完了し、アートと文化の中心にする作業を進めていると、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相が発表しました。

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アジア側の海辺で威容を誇るハイダルパシャ駅


「ハイダルパシャ駅も、シルケジ駅も、庭園のある文化センターになりますが、鉄道駅としての活動も続けていきます。しかし、両駅にはショッピングモールやホテルは設けません」と、エルソイ文化相は、10月31日の会談で語りました。文化観光相は運輸インフラ相と協定を結び、2つの歴史的駅の修復を引き継ぎました。

エルソイ文化相はハイダルパシャ駅の修復期間について語り、駅舎は修復後も、昔日の栄光を維持しつづけると強調しました。「修復作業後には、展示スペース、パフォーミング・アート・センター、図書館、テーマ博物館、アルケオポート博物館、アート・デザイン・スタジオが設けられるでしょう」

食肉鮮魚用の建物はパフォーミング・アート・センターとなり、最上階は図書館と展示スペースになると、文化相は言いました。貯蔵スペースは展示スペースとテーマ博物館として使われると、文化相は付言し、近い将来、このプロジェクトの詳細を発表できるよう努めると語りました。

エルソイ文化相はまた、シルケジ駅はトルコ国民がヨーロッパへ移住を始めた拠点であるから、この駅には移民に関する博物館も設けることを計画していると言いました。シルケジ駅もまた、ギャラリーやテーマ博物館など、文化と創造のためのスペースになります。「このプロジェクトが完成すれば、イスタンブルのヨーロッパ側のこの地域の歴史を未来の世代に伝えられるでしょう」


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イスタンブルの正教会神学校がまもなく再開しそう

2024年09月29日 | 文化
9月30日 イスタンブルの「皇子たちの島」にある歴史的な正教会の神学校が、まもなく教育活動を再開するだろうと、イスタンブルの「フェネル・ギリシア正教会」のバルトロメウ総主教が、ギリシアのメディアに語りました。

 Hurriyet

アテネ・ニュース局の報道によれば、バルトロメウ総主教はテッサロニキ訪問中、「ハルキ神学校」として知られるヘイベリアダの神学校再開の可能性について語り、早い再開に向けて努力していると強調しました。

「神学校再開のための活動は加速的に進んでいます。トルコのユスフ・テキン教育相が神学校を訪れ、修道院長と話し合いました。その後、修道院長は神学校の代表とともに、話し合いのためアンカラを訪れました」と総主教は語り、5月にテキン教育省が訪れたことに言及しました。教育相は神学校再開に関して、省内で準備が進んでいると語ったそうです。

バルトロメウ総主さらに、総主教座の実質的代表が、来週、アンカラを訪れ、この問題にかかわる技術的な詳細について話し合うと述べました。テキン教育相は、先週のテレビで、神学校の再開は大統領府と外務省の「政治的決定」によると、くり返しました。

この神学校な1844年、キリスト教正教会の聖職者を教育するために設立されましたが、1971年、トルコ憲法裁判所から、この神学校を含む私立高等教育機関を国立大学に併合するよう指示する判決が出されたため、神学校は活動を停止していました。


「イスラエルは公然と人間性を無視した」エルドアン大統領

イスラエルの暴力が加速する中、ヒズボラが、長く指導者の座にあったハサン・ナスララ師を含む多くの司令官の死を確認したのを受けて、エルドアン大統領は、イスラエルは「人間性を無視した」と非難しました。

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「イスラエルの大量虐殺と占領と侵攻政策の新たな標的はレバノンとレバノン国民だ」と、エルドアン大統領は、9月28日、X に投稿しました。大統領はレバノンで子供たちを含む1000人余を殺害したイスラエルの最近の空爆を非難しました。

ヒズボラはまた、最近のポケベルやトランシーバーの攻撃の標的にもされました。この攻撃はイスラエルによるものと思われています。

「イスラエル政府が虐殺のための武器弾薬を、権力から提供されればそれだけ、イスラエルは無頓着になり、人間性と人道的価値観と国際法を無視することになる」とエルドアン大統領は言いました。ガザとレバノンのラマラフ、その他の国まで狂気の政策を拡大しようとするイスラエルの試みは止めなければならない」

エルドアン大統領はまた、世界の人権組織、とくに国連と、その安保理の介入を促しています。「われわれトルコは、この困難な時に、レバノン国民と政府にくみしつづけます」とエルドアン大統領はX に書きました。「私はもう一度、イスラエルのレバノンへの非人間的な攻撃を非難します」


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ビンテペレル遺跡のネックレスがアナトリア文明博物館に展示された

2024年09月27日 | 文化
9月27日 西部マニサ県のビンテペレル遺跡で出土し、アメリカに不法に密輸された2700年昔のネックレスが、法的手続きを経て、トルコに返却され、いま、アンカラの「アナトリア文明博物館」に展示されました。

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「アナトリアから出土した美術品を不法に手に入れても、遅かれ早かれ、トルコの文化観光省の知るところとなり、法的手続きによって、取り戻されることになります」と、メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は言いました。

エルソイ文化観光相は、「アンカラ文化ロード・フェスティバル」の一環として、文化財密輸に反対する「Kacis Yok (出口なし)」展と、アナトリア文明博物館で行われている「地球の夢:アナトリア」展を訪れました。

マニサのビンテペレル遺跡からアメリカに密輸され、ボストン美術館がトルコに返却した黄金のネックレスを前にして、エルソイ文化観光相は、このネックレスは、9月3日、ニューヨークのトルコ総領事館に届けられたと語りました。

「出口なし」展には、アメリカやスイスから返却された美術品が展示されています。「昨年、私たちはユネスコの協力を得て、初めてこの展覧会を行いました。

私たちはわが国の市民たちに意識を持ってもらうことをめざしています。密輸を防ぐ最も有効な手段は、市民の積極的な関与です。宝物泥棒を取り締まるには、買い手を取り締まることが必要です。

これら美術品は、1970年代にアメリカに密輸され、ボストン美術館に展示されていました。美術館職員が、これら美術品はアナトリアの出土品ではないかと疑念を持ち、わが国に問い合わせてきたのです」と、エルソイ文化観光相は語りました。


トルコとアメリカのトップ外交官がニューヨークで会談

トルコのハカン・フィダン外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、ニューヨークで行われた国連総会で会談しました。

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ニューヨークで会談するアメリカのブリンケン国務長官(左)とトルコのフィダン外相


会談の詳細は明らかにされていませんが、フィダン外相は9月27日、X に会談の寫眞をシェアしました。フィダン外相はまた、マルタ、ソマリア、エチオピアの外相 ― イアン・ボルグ氏、アフメド・ムアリム・フィキ氏、タイエ・アツケ・セラシェ氏 ー を、国連ビルの向かいの「ターキッシュ・ハウス」に招待しました。

フィダン外相は、その後、エジプトのバドル・アブデラッティ外相と、オランダのカスパー・フェルドカンプ外相を「ターキッシュ・ハウス」に招きました。

トルコ外相はまた、EUとノルウエイが主催した外相会議で、「イスラム協力機構(OIC)」と「アラブ連合」の仲間たちとも会いました。

「わが国の周辺は、ネタニヤフのせいで炎に包まれています」とフィダン外相は外相たちに言いました。「われわれはイスラエルが2国家解決を受け入れるまで待っていられません」

パレスチナの領土を占領することで、イスラエルに平和と安全がもたらされることは決してないと、フィダン外相は言いました。「2国家解決の実施が、恒久的安全保障を実現します」


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1100年昔のビザンティンのアンフォラがイスタンブルで発見

2024年09月18日 | 文化
9月18日 ダイバー・チームがイスタンブルのトゥスラ地区沖で調査潜水中、1100年昔のビザンティンのアンフォラを発見しました。(アンフォラは古代ギリシア・ローマの両取手つきの壺)。

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4人のダイバー・チームは長さ130メートルのマナストゥル防波堤近くで、アンフォラの頭部を発見しました。9世紀から11世紀のビザンティン時代のアンフォラは、40~50分の潜水後に見つかりました。

アンフォラは何百年も水中にあったにもかかわらず、2つの取手は無傷で、胴体部分は海洋生物に蔽われていました。トゥスラの「海洋・造船所コーディネーター」のギョクハン・カラカシュさんは、アンフォラはオリーブ油かワインが入っていたのだろうと言いました。

アンフォラは、フェニキアか、ギリシアのミコノス島kら来た船に積まれていたと思われます。水中研究者のムスタファ・アイデミル氏は、アンフォラは中世のワインの産地ガノスから送られたものではないかと推測しています。

アンフォラは新しい海洋博物館の最初の展示品となり、トゥスラの豊かな歴史遺産を伝えるものとなるでしょう。


ガザ危機に対して外相らがヨルダンで会議

ガザ戦争に対処するため、「イスラム協力機構(OIC)」と「アラブ連合」の共同企画で、9月18日、ヨルダンのアンマンで、ハイレベル会議が開催され、トルコのフィダン外相も出席しました。

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トルコ、パレスチナ、エジプト、カタール、サウジアラビア、ヨルダン、インドネシア、ナイジェリアの外相からなる代表団は「ガザ・コンタクト・グループ」と名づけられています。

外相たちは、ガザでのイスラエルによる大量虐殺を止めさせるための討論を行いました。停戦交渉と、ガザに人道支援物資を送る手段が、主要な議題になったと、トルコ外務省は声明で言いました。

外相たちはまた、イスラエルによる「西岸」占領の拡大と、エルサレムのアルアカ・モスクの歴史的な像への挑発行為についても話し合いました。

「いま行われているガザの大量虐殺と、パレスチナ人に対する移住者の暴力、イスラエル軍の西岸への攻撃は恐るべきものだ」と、声明は言っています。「国際社会はできるだけ早く、イスラエルの攻撃を止めさせ、緊張を和らげなければならない。彼らの攻撃はわれわれの地域の安定と国際秩序をも脅かすものだ」

コンタクト・グループは先週も、マドリードで会議を行い、フィダン外相はムスリム国やヨーロッパ諸国の外相たち、およびEUのジョセップ・ボレル外務政策上級代表とも会談しています。

この会談では、現在の紛争を2国家解決に推進することが討論の焦点になりました。



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