トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

アンタリヤでマチスの絵が押収された

2018年11月05日 | 文化
11月5日 20世紀のフランスの有名な画家アンリ・マチスの作と思われる絵画が、アンタリヤ県で押収されたと、11月3日、検察が発表しました。

Hurriyet

警察はアンタリヤ県アランヤ地区で、絵画を押収し、2人が拘束されました。デミルオレン・ニュースによれば、この絵は1200万ドルの価値があるということです。

あるイラン人が、容疑者らに銃で脅されて絵を奪われたと告訴しました。イラン人は祖母からこの絵を譲られたと主張しています。絵画と添えられている証明書が本物かどうか、専門家たちがこれから検証します。2人の容疑者は法廷に送られ、他の2人は逃走したそうです。


サウジはカショギ氏殺害9日後、“掃除人”をイスタンブルに送った

ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害から9日後、科学者と毒物学者を含むサウジのチームが、証拠を消すためにイスタンブルに送られたと、11月5日、トルコのサバー紙が報じました。

 Hurriyet

ワシントン・ポストのコラムニストで、サウジアラビアの事実上の支配者であるモハムマド・ビン・サルマン皇太子を批判していたカショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で殺されました。

サバー紙によると、11人からなるサウジのチームが、10月11日、イスタンブルに到着したが、その中には化学者のアブドゥルアジズ・アルジャノビと毒物の専門家カレド・ヤフヤ・ザフラニもいたそうです。「このチームは殺人を調査するためではなく、証拠を消すために来た」と同紙は報じています。サバー紙が“掃除人”と書いている2人の専門家は、1週間、毎日、サウジ領事館を訪れ、10月17日、トルコを去りました。サウジは、領事館内の捜索をしたいというトルコの要請を、10月17日まで拒否してきましたが、その後、捜索を許可しました。


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カイセリで750万年昔のウシ科の動物の化石発見

2018年09月20日 | 文化
9月22日 中央アナトリアのカイセリ県で、750万年昔のものと推測されるウシ科の動物の化石が見つかりました。

Hurriyet

ウシ科はバッファロウや羊やヤギが属する生物学上の科目です。1人の羊飼いがチェヴリルの近くで化石を見つけて、市に知らせ、考古学的発掘が始まりました。

カイセリのムスタファ・チェリキ市長は、ガジ大学考古学部のオクシャン・バシオール教授と、ハジ・ベクタシュ・ヴェリ大学美術学部のジェスル・ペフリヴァン学部長とともに、記者会見を開いて、新しい発見を発表しました。羊飼いの知らせを受けた市が、科学者たちにこの地域の発掘を促したのです。

「科学者たちは、この化石はおそらく古代の象のものだと言いました」とチェリキ市長は言いました。バシオール教授は「アナトリアは地理的位置のため、とりわけ化石の豊かな地方です」と言いました。「カイセリは化石の中心地かもしれません」

ペフリヴァン教授は「化石は750万年昔のものと推測されます。研究者たちが調査をつづけています。まだ、着手したばかりです。この動物がなにか、まだ正確には言えないと、私は思っています」と言いました。


トルコとロシアがイドリブの非武装地帯に関して合意した

トルコ国防相が、トルコは、シリア・イドリブ県内の非武装地帯の境界線について、ロシアと合意に達したと発表しました。

 Hurriyet
イドリブを空から視察するトルコのフルシ・アカル国防相


「9月19日~21日、国防省でロシア代表との会談が行われた。ソチ協定の実施が会談の主たる内容だった。会談では、イドリブの地理的位置を考慮して境界線が定められた」と国防相は9月21日、声明を出して言いました。

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、9月21日の合意を確認し、イドリブに関するロシアとトルコの決定はまだ中途の段階だと言いました。「イドリブに関するロシアとトルコの協定は、もともとテロリストの脅威を根絶するのが目的だった。非武装地帯がつくられただけでは、まだ中途の段階だ」と、ラヴロフ外相はサラエボ訪問中に言い、イドリブのアルヌスラの戦闘員らは10月中旬までにイドリブを去り、重兵器も撤去されるはずだと強調しました。

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、いまこそ完全な休戦状態を維持し、政治的解決に集中すべきときだと言っています。外相はシリア問題を進展させるために、ニューヨークでロシアとイランの外相と会談するそうです。


エルドアン大統領が在土アメリカ企業代表らと会談した

エルドアン大統領が、9月19日、在アンカラ・アメリカ企業の代表たちを招きました。

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「トルコとアメリカの戦略的協力は、浮き沈みはあっても、投資と貿易によってさらに強くなるでしょう」とエルドアン大統領は言い、会議の重要性を強調しました。

「皆さんも知っての通り、トルコは中東の不安定、紛争、困難な状況の中で、役割を果たしてきました。現在、われわれが直面している問題は、われわれにとって決して克服できないものではありません。わが国の未来は明るいでしょう」

大統領府で行われた非公開の会議は2時間半つづきました。ムスタファ・ヴァランク産業技術相、ルフサル・ペクジャン貿易相、公正発展党のリュトゥフィ・エルヴァン副議長も会議に出席しました。


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古代都市ニサでモザイクの床が出土

2018年09月20日 | 文化
9月21日 古代都市ニサの発掘で、4世紀のものと思われるモザイクの床が出土しました。

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ヘレニズム時代に建設された、アイドゥン県の古代都市ニサは、ローマ時代とビザンティン時代には多くの人々が住み、古代貿易のルートのひとつでした。これまでに発掘によって、集合建物、アゴラ(集会場・市場)、フォーラム(公会広場)、市場、バシリカ(聖堂)、トンネル、橋などが出土しています。

発掘作業は1990年来、アンカラ大学が行ない、1998年からヤシャル教育文化財団が支援しています。発掘隊長のアンカラ大学考古学部ハカン・オズタネル准教授は、今年の発掘は西側が中心になると言いました。

「モザイクは4世紀のものです。モザイクの床があった建物には、長さ25メートル、幅5メートルの、大きな広間がありました。モザイクは南側の浴室と西側のローマ式ヴィラの間にあったと、私たちは考えています。来年も発掘をつづけます」と、オズタネル准教授は言いました。「ニサは“アンデレスのニサ”とも呼ばれ、とくにローマ時代は、教育・文化の分野で発展していました」

「建物のひとつは体育館で、少年たちが教育を受けていました。図書館は、エフェスの遺跡のセルシウスの図書館に次いで、アナトリアで最もよく保存された図書館のひとつです。この建物のほか、アゴラ、劇場、市場、バシリカなどが、この都市の進んだ文化を示しています」と准教授は言いました。


シリアに近いシャンルウルファ県で区長が襲われた

シリアと国境を接するシャンルウルファ県の区長が、銃や棍棒、石、弓などで武装した集団の攻撃を受けました。

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アクチャカレ区のアブデュルハキム・アイハン区長(公正発展党)は、9月19日、随員とともに町の中心を訪れました。午前11時、区長らが町の中心を去ろうとしたとき、何台かの車が道路をふさぎました。地元メディアによると、身元不明の男たちが車から降り、アイハン区長の装甲車を射撃したり、殴打したりしました。

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区長のボディガードらが攻撃者を追い払い、アイハン区長は無傷でしたが、区長の公用車はひどく破損しました。攻撃後、区長はアクチャカレ警察署で証言しました。事件の調査は始まっています。2015年にも、アイハン区長は同様の攻撃を受けています。


「トルコはロシアとの関係を強化するよう努める」環境相

トルコの環境・都市化相が、9月19日、トルコはまもなくロシアとの関係を強化するための努力を始めると言いました。

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フォーラムでテープ・カットするクルム環境相(左端)


「トルコとロシアは、エネルギー、建設、ツーリズムその他あらゆる分野で、相互扶助的関係にある」と、ムラト・クルム環境相は、モスクワで開かれた「第12回国際不動産投資フォーラム」で、ロシアのウラジミル・ヤクシェフ建設・住宅・公益事業相との共同記者会見で言いました。

クルム環境相はまた、「トルコ政府はトルコ旅行と市民権手続きを容易にできるようにした。昨年は470万人のロシア人がトルコを訪れ、今年は600万人に達するだろうと期待されている」と言いました。記者会見後、クルム環境相は他の参加者とともに、フォーラム・オープンのテープ・カットをしました。フォーラムは21日までつづきます。


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トロイ遺跡で“最後のトロイア人”の骨が見つかった

2018年09月12日 | 文化
9月12日 チャナッカレ県の古代都市トロイの遺跡で行われている発掘で、東ローマ時代の“最後のトロイア人”の骨が発見され、5000年のトロイの歴史に光が当てられました。

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発掘隊長である、チャナッカレ・オンエキズ・マルト大学のリュステム・アスラン教授は「最初に、ダルダノス・ライダーとして知られるテラコッタが見つかった。赤く彩色され、指紋もついていた」と言いました。ダルダノス・ライダーは人骨の上にあったそうです。

古代都市トロイには、毎年、世界中から多くの人々が訪れていますが、今年も、アスラン教授を隊長とする40人のチームが発掘をつづけています。“最後のトロイア人”の骨は、東ローマ時代、墓地として使われていたフィールドで発見されました。

調査によって、このテラコッタは、2300年昔のものとわかりました。


トルコ、ロシア、イランがシリアの憲法委員会リストに合意した

トルコとロシアとイランが、シリアの体制側と反体制側が提案した、憲法委員会を結成するためのリストに“原則的に合意”しました。

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保障国3国の代表が、9月10日11日、ジュネーブで、スタファン・デ・ミストゥラ国連シリア担当特使と会談しました。「会談では、憲法委員会とその実践規約について話し合われた。この規約はシリア危機の政治的解決を見つけるための重要なステップとなる」と、トルコのチャヴシュオール外相は9月11日、声明で言いました。

シリア体制側と反体制側が提案したリストは原則的に合意され、また、民間組織グループの構成についても協議されました。保障国3国間の会議はつづくと、外務省は付言しました。会議には,トルコはセダト・オナル副外相が出席しました。デ・ミストゥラ国連特使は、エジプト、フランス、ドイツ、ヨルダン、サウジアラビア、イギリス、アメリカのメンバーとも話し合うでしょう。


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観光省がイスタンブルの諸問題解決の実行プランを用意

2018年08月08日 | 文化
8月9日 文化観光省が、イスタンブルの諸問題を解決し、歴史的特質と遺産を守り保存するための実行プランを用意しました。

 Hurriyet

実行プランは、包括的な地震対策の適用、“イスタンブル保護法”というべき法の制定、文化・美術評議会の設立が考えられています。このプランはまた、高層ビルの建設を制限することも目的としています。

イスタンブルには危険な地震の断層線が走っています。専門家たちは市内の歴史的建造物が、予想される地震の危険に曝されていると,くり返し警告しています。文化観光省が関係する176の歴的建造物については、すでに、地震によるダメージを減少させるための工事が始まっています。アヤソフィア、トプカプ宮殿、イスタンブル考古学博物館を含む歴史的建造物は、もう何年も、地震に対する補強工事が行なわれていません。

小・中学校では、生徒たちにイスタンブルに関する知識を与えるための“イスタンブル・クラス”が設けられるでしょう。文化・美術評議会も設立され、学者やアーティストが参加します。また、東ローマとオスマンの文明を専門とする博物館が設立されます。


「裁判は200日以内に終わらせることにする」ギュル法相

法務省は、長い裁判によって起こる問題を減らすために、200日を法的手続き期間の限界とすると、アブデュルハミト・ギュル法相は言い、緊急事態令中に免職になった判事・検事に替えて、1300人の新しい判事と検事を任命すると付言しました。

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「法務省は判事・検事の査定を行い、裁判の平均期間を200日以内とすることにした。1件の裁判が200日か100日を超えないことを目標にする」と、ギュル法相は、8月6日、イスタンブルの総会で発表しました。法務省は約600件ある裁判を終わらせるタイムリミットを設けたと、ギュル法相は言いました。法相は1月1日から新たに始まる裁判について、法務省はその期間を検討し、タイムリミットを通知すると言いました。

ギュル法相はまた、判事と検事の現在の人数を17000人と発表し、FETOとの戦いのために、2016年7月クーデター以後、4000人の判事と検事が免職になったと言いました。「われわれ々は1300人の判事と検事を任命した。彼らは1年間の訓練の後、その職に任命される」


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ギョベクリテペがUNESCOの世界遺産に登録された

2018年07月02日 | 文化
7月3日 世界最古の神殿と認定されている、トルコ南部の遺跡ギョベクリテペが、ユネスコの世界遺産に登録されたと、7月1日、外務省が発表しました。

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外務省はウエブサイトにシェアした声明文で、この決定は、バーレーンのマナマで行なわれている第42回ユネスコ世界遺産委員会会議で行なわれたと、言っています。ギョベクリテペは2011年以来、ユネスコ世界遺産の候補になっていました。外務省によると、ギョベクリテペはメソポタミア上域に位置し、11,000年昔の、世界最古の巨石建造物とされています。

トルコは現在、18件の世界遺産を誇っています。「文化観光省、トルコ・ユネスコ国家委員会、外務省の努力の結果、トルコのユネスコ世界遺産の数は18件に達した」と声明は言っています。立候補のための準備として、遺跡を守るために4000平米のスチールの屋根が設けられました。修復作業のため、公開を一時的に中止しました。

・・・ギョベクリテペが世界遺産になるのは当然です。遅すぎたくらいです。


サウジ、アゼルバイジャンがトルコ主催の軍事訓練に参加

 トルコ主催の「アナトリア・フェニックス2018」軍事訓練が、アゼルバイジャン、サウジアラビア、トルコ・キプロスも参加して始まりました。

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トルコ参謀本部によると、トルコ軍主催の「アナトリア・フェニックス」軍事訓練は、2009年以来、中央アナトリア・コンヤ県の第3ジェット基地司令部で行なわれてきました。訓練では作戦中の救助処置のテストが行われました。訓練は7月6日まで行われます。


FETOの主要な容疑者ギュヴェンが刑務所内で死亡した

元アンカラ警察の情報部長だったゼキ・ギュヴェンは、FETOに関与していた容疑で逮捕されていましたが、7月1日、刑務所内で死亡しました。

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アンカラ主任検事室の情報によると、ギュヴェンはシンジャンF型刑務所内で心臓発作でなくなりました。ギュヴェンは警察隊内に組織されていたFETOのネットワークの上級メンバーの1人だったと見られています。彼は“テロ組織を操っていた”容疑で収監されていました。

ギュヴェンはFETO容疑で解雇される前は、西部ボル県警察の副署長として勤務していました。彼は、彼の妻で元判事のセヴダ・ギュヴェンとともに、西部エスキシェヒル県のショッピングモールで逮捕されました。セヴダ・ギュヴェンもギュレン・ネットワークに関与していたとして当局に追われていました。

ゼキ・ギュヴェンは、アンカラ第14高等犯罪裁判所で裁判中の171人の容疑者の1人です。


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バレーボール女子世界選手権でトルコが決勝進出

2018年06月30日 | 文化
7月1日 トルコの女子バレーボールのナショナル・チームが、6月30日、FIVAバレーボール女子世界選手権の中国・南京で行われた準決勝で、ブラジルを3-0で下しました。

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トルコの女子バレーボールのナショナル・チームが決勝に進んだのは初めてです。チーム“スルタンズ”は7月1日、アメリカ=中国戦の敗者と戦います。アメリカ=中国戦は6月30日、午後2時(トルコ時間)に行われます。トルコのナショナル・チームはヨーロッパ唯一の代表として残っています。


トルコ南部で外国人学生らがFETO関連で拘束された

 南部メルシン県で、16人の外国人学生がフェトフラー・テロリスト組織(FETO)関連で検挙されたと、6月30日、アナドル通信が報じました。16人の中、10人はソマリア人、3人はジブチ人、2人はギニア人、1人はシリア人でした。

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検挙された容疑者の1人は、メルシン県内のFETOに関与する学生たちの連絡係だったそうです。警察は県内の10か所のアジトを手入れして、メルシン大学の学生だった容疑者たちを拘束しました。警察はさらに7人の容疑者たちを探しています。トルコ政府は2016年の未遂クーデターはFETOが企てたものと見ています。

これとは別件で、現役の兵士を含む29人の容疑者が、FETO関連で全国で逮捕されたと、アナドル通信が、6月30日、報じました。


トルコはギュレン送還のための新しい証拠をアメリカに送った

ペンシルヴァニアに住むギュレニスト運動の指導者フェトフラー・ギュレンの送還を要求する証拠を強化するために、トルコは新しいファイルをアメリカに送ったと、6月30日、アナドル通信が報じました。2016年の未遂クーデターはギュレン運動が企てたと考えられています。

 Hurriyet
アブデュルハミト・ギュル法相


不特定の情報源によると、新しい証拠には、ギュレンとハカン・チチェキの電話の会話が入っているそうです。チチェキはギュレニストのリーダーたちと軍の将校たちの間の仲介者だったとして告発されているビジネスマンです。

新しい書類にはまた、ペンシルヴァニアにいるギュレンの補佐役とケマル・バトマズのEメールの通信文も入っています。バトマズはギュレニストの“民間のイマーム”だったとして告発されています。トルコ当局によると、2つの証拠は、ギュレンがクーデターの前と最中に、組織のメンバーに個人的に指示を出していたことを示すものです。

トルコ法務省による度重なる正式な要請にもかかわらず、アメリカ当局がギュレンを送還しないことに、トルコ当局は批判しつづけています。トルコ当局がフェトフラー・テロリスト組織(FETO)と呼んでいるギュレンのネットワークと、その指導者のギュレンは、2016年のテロを企てたと考えられています。

ギュレンのネットワークはトルコの組織、とくに軍と警察と司法に浸透し、国家転覆のキャンペーンを長期にわたって密かに行なってきたとして、トルコ政府に告発されています。


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地中海はプラスティックの海になると、WWFが警告

2018年06月09日 | 文化
6月10日 地中海は“プラスティックの海”になると、6月8日、WWF(世界自然保護基金)が報告書を発表し、世界でも最悪に汚染された水域を浄化する対策を呼びかけました。

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地中海では5ミリ以下の小さなプラスティック片が発見され、それが食物連鎖で次第に人間の健康を脅かすだろうと、WWFは警告しています。極小プラスティックの濃度は、地中海は世界の他の水域の4倍になっていると、「地中海をプラスティック汚染から救う」と題した報告書は言っています。

プラスティックが私たちの日常生活で欠かせないものになり、ヨーロッパではリサイクルされているプラスティックは、捨てられるプラスティックの3分の1に過ぎないことが、問題なのです。地中海に浮いていたり、ビーチに転がっているプラスティックの95%は、トルコとスペインから来たもので、次いでイタリア、エジプト、フランスから来たものだと、報告書は言っています。

この問題に取り組むには、プラスティックの投棄を減らし、海の浄化に助力する国際的合意が必要だと、WWFは言っています。地中海周辺諸国は、リサイクル活動と、プラスティックの袋やボトルの使い捨て禁止、2025年までに洗剤や化粧品内の極小プラスティックの段階的使用廃止などに努めていかなければなりません。

プラスティック産業そのものも、再生できる原料を使い、リサイクルできて、堆肥になる製品の開発に努めるべきです。


「トルコ軍はまもなくカンディルに入るだろう」ソイル内相

トルコ軍は対テロ作戦の一環として、北イラク内30キロまで配備されたと、6月8日、ビナリ・ユルドゥルム首相が言いました。

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「わが軍は北イラク内30キロまで配備された。次のステップはカンディル、マフムル、シンジャルだ。わが国はシリアとイラクの領土保全権は尊重している」と、ユルドゥルム首相はNTVテレビのライブ・インタビューで語りました。

北イラクのクルド労働者党(PKK)を目標にしたトルコ軍の空爆は、PKKが武力作戦を開始した2015年7月以来、定期的に行なわれています。カンディル作戦でイランやイラクの協力はあるかという質問に答えてユルドゥルム首相は、「わが国は対テロ作戦の構想を変えた。テロはもはや、国家的な最重要問題ではなくなったが、ユーフラテスの東のシリアとイラクでは、まだ問題はつづいている。PKKはあらゆる人々を傷つけている」と、語りました。

シュレイマン・ソイル内相も、カンディル山を“近い目標”と言っています。「カンディル山はPKKが世界と連絡を取っている場所だ」と、内相は6月9日、CNNトルコのインタビューで言いました。「わが軍はいつでもカンディルを落とせる。わが軍はまもなくカンディルに入るだろう」


トルコはシリア国境に764キロの防壁を築いた

トルコ当局によると、政府はシリアとの国境に、764キロのコンクリートの防壁の建設を終えました。国営の住宅開発会社TOKIが764キロの壁を建設しました。

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トルコ政府は2015年に、国境の安全を強化し、密輸と不法越境を防ぐ対策として、シリア国境に826キロの壁を築くプロジェクトを始めました。

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トルコは、2011年以来、内戦がつづいているシリアと、911キロの国境を共有しています。防壁は国境を接しているシャンルウルファ、ガジアンテプ、キリス、ハタイ、マルディン、シュルナク各県を守っています。

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イラン国境の144キロの防壁建設はほぼ終わったと、当局は言っています。


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1700年昔の多神教時代の墓地がイスタンブルで出土

2018年05月31日 | 文化
6月1日 トルコとイタリアの考古学者が、イスタンブルのファティフ区で、多神教時代の墓地を掘り出しました。

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1700年昔のものと思われる墓地が、ファティフ区のゼイレキにあるシェイフ・シュレイマン・モスクの修理中に見つかったと、ハベルテュルク紙が、5月30日、報じました。モスクの1階で見つかった墓はローマ帝国時代後期のものと思われます。

「建物の地下は2階建てで、下の階には、アルコソリウムと呼ばれる埋葬室が8つありました」と、考古学者のムラト・サヴ氏がハベルテュルク紙に語りました。アルコソリウムは古代ローマのカタコンベ(地下墓地)に存在した墓の形式のひとつです。

「アルコソリウムは多神教時代の埋葬形式ですが、それがイスタンブルで発見されたことに大きな意味があります。この埋葬室のひとつで、私たちは誓約の際に血を注ぐのに使われた祭壇の一部を発見しました。埋葬室はビザンティン時代に荒らされています」と、サヴ氏は言いました。彼はまた、ビザンティン時代のアンフォラが、建物の屋根の修復に使われていたと言いました。

1700年昔、墓所として建てられたシェイフ・シュレイマン・モスクの建物は、1453年のメフメト2世のイスタンブル征服後まもなく、シェイフ・シュレイマン・エフェンディによって、イスラムの修道院に変えられました。

1756年の大火の後、建物はオスマン・スルタン・ムラト3世の治世に、修復が行われ、金曜礼拝に使われるミンベル(説教壇)が設置されました。19世紀にも修復が行われましたが、最後の修復は2013年~2016年に行われました。異なる時代の、さまざまな特徴を持つこのモスクは、“ゼイレキ世界遺産サイト”のひとつになっています。

・・・「アムフォラ」は古代ギリシャ・ローマの、両取っ手つきの壺。


「クルドのトランプでなくクルドのオバマと呼んで」デミルタシュ氏

親クルド政党・人民民主党(HDP)の大統領候補セラハッティン・デミルタシュ氏が、最近のインタビューで、クルドのトランプでなく、クルドのオバマと呼ばれたいと言ったそうです。

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アラブ首長国連邦ベースの英語誌「ザ・ナショナル」が、エディルネの刑務所にいるデミルタシュ氏のインタビューを掲載しました。デミルタシュ氏は「クルドのトランプよりクルドのオバマと呼ばれたい」と冗談を言ったと「ザ・ナショナル」は書いています。同誌の書面のインタビューに、デミルタシュ氏はトルコを“半開きの刑務所”と言いました。

デミルタシュ氏の釈放要請が5月21日と24日に拒否されたため、彼は長期逮捕に対して憲法裁判所に訴えたと、29日、ドーアンニュースが報じました。デミルタシュ氏は多くのケースの、さまざまな容疑で、1年半、獄中にあり、有罪判決が出れば、142年の禁固刑が待っています。

デミルタシュ氏は今月初め、HDPによって大統領候補に指名され、獄中から大統領選に立候補しています。元・人権弁護士だったデミルタシュ氏は、トルコの最も知られた政治家の1人で、2015年の選挙では、クルド人票をうわまわる多くの票を獲得しました。

検察は彼および拘束されている多くのHDP党員に、非合法組織クルド労働者党(PKK)と結束しているという容疑をかけています。HDPは国会で2番目に大きな野党です。同党のもう1人の元・共同党首フィゲン・ユクセクダー氏も、“テロリストの宣伝をした”“テロ組織のメンバーだった”という容疑で逮捕されています。


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音楽学の学者たちがナイチンゲールの声を音楽に編曲

2018年05月01日 | 文化
5月2日 イスタンブル大学・国立音楽学校音楽学部がナイチンゲールの声を記録し、音楽に編曲するプロジェクトを始めました。

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セイト・ヨレ准教授は、4月27日、彼らのチームは、「自然の鳥のハーモニー」と名づけたプロジェクトの一環として、トルコのある地域で聞かれるナイチンゲールの声を研究してきたと、アナドル通信に語りました。

チームはすでに、クズルマク・デルタ湿地と、トルコ最大の鳥の保護地区であるサムスン県の「バード・サンクチュアリ」で研究を開始しています。イスタンブルを初め、西部のブルサ県やコジャエリ県、クルクラーリ県の小さな町イーネアダなど、ナイチンゲールの声が聴かれる場所は数多くあります。

「私たちは子育て期のナイチンゲールの声を記録したいのです。子育て期のナイチンゲールは、しばしば、音楽にしやすい声で鳴きます。私たちはトルコで初めて、ナイチンゲールの声の音楽的意味を引き出し、記録することになるでしょう」とヨレ准教授。プロジェクトは、イスタンブル大の音楽学部の卒業生で、生物学者でもあるメフヴェシュ・メルトジャンさの協力を得て行われています。


約15万人のシリア人がトルコから帰国した

350万人のトルコに住むシリア人の中の約15万人が、この1年半で、トルコからシリアに帰ったと、災害・緊急管理局(AFAD)のメフメト・ギュルリュオール局長が言いました。

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3,4年ぶりにトルコから祖国に帰るシリア人たち


「“オリーブの枝作戦”後、シリア北部のアゼズ地区とアフリン地区が安全になりました。保健サービスと教育サービスがもっと充実したら、もっと多くのシリア人が帰国するでしょう」とギュルリュオール局長。「シリア人は強い国家意識を持っています。安全になれば、すぐにでも帰りたいと言っています」

イスタンブルのエセンユルト区は、帰国したい難民のために、シリアと国境を接するキリス県行きのバスを提供しています。エセンユルト区には14万人のシリア人が住んでいます。エセンユルトのアリ・ムラト・アラテペ区長は、いままでに100家族のシリア人が、エセンユルトからシリアに帰って行ったと言いました。「私たちは彼らを迎え入れましたが、彼らの帰国の手伝いもしたいと思っています」

「彼らが帰国したら、シリアに“小さなエセンユルト”ができるかもしれません。トルコの治安部隊が平和をもたらした場所で、彼らは平穏に暮らせるでしょう」とアラテペ区長。

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帰国するシリア人の1人は、「私たちは3年前、アレッポ―から来ました。家族の半分は、先にアゼズに帰りました。私たちはアゼズで新しい生活を始めます」と語りました。「私はエセンユルトを懐かしく思い出すでしょう。アレッポ―は正常にもどってきていると聞いています。旧友たちに会うのが楽しみです」

シリア人はいま、イスタンブルの総人口の3.6%を占めていると推測されます。イスタンブルに次いでシリア人が多いのは、シャンルウルファで、46万8000人のシリア人がいます。シリアと国境を接するハタイ県には45万7000人、南部ガジアンテプ県には45万9000人のシリア人がいます。


トルコ各地でメーデーが祝われた

5月1日、イスタンブルやアンカラを初め、トルコ各地で、メーデーとして知られる国際労働者の日が記念されました。

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イスタンブルでは、労働組合と、最大野党・共和人民党(CHP)を初めとする政党が、マルテペ地区で大々的なデモを行いました。今年のメーデーのメーン会場は、ヨーロッパ側のタクシム広場ではなく、アジア側のマルテペ海岸でした。マルテペ、ベイオール、シシリ、ベシクタシュ地区のデモ会場の出入り口は、厳戒態勢が敷かれました。

イスタンブルでは、2万6174人の警官が配置されました。公共交通はデモの影響を受け、いくつかの道路は封鎖され、アンカラとイスタンブルの地下鉄駅は閉鎖されました。アンカラのメーン・イベントはアナドル広場で行なわれましたが、4500人の警官とヘリコプターが警備に当たりました。

アンカラのデモ行進はカズム・カラベキル通りのアタテュルク文化センターから始まり、その後、アナドル広場で集会が開かれました。イスタンブルのベシクタシュやタクシム広場では、メーデーの祝典が始まる前から、警察が厳重警戒態勢を取っていました。ベシクタシュとタクシム広場の集会は禁じられました。

Hurriyet

イスタンブルでは80人以上が拘束
それでも、小グループのデモ隊が「メーデー、万歳」「メーデーにタクシム閉鎖はあり得ない」と叫んで広場に突入しようとしました。イスタンブルでは80人以上が拘束されました。2012年以来、タクシム広場でのメーデーの集会は禁じられています。


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