トルコの有権者たちは地方選挙の投票所へ向かった

４月１日　日曜日、トルコの地方選挙の投票が始まりました。全国８１県の有権者数は６１００万人になります。

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投票は、東部３２県では、現地時間午前７時に始まり、午後４時まで行われ、他の県では、午前８時から午後５時まで行われました。

登録された有権者数は６１４４万人になり、その中の１０３万人が初めて投票する若者たちです。全国に２０６，０００個の投票箱が設置されました。３４の政党が候補者を立てています。

選挙は８１県、９７３区、２９０町の市区町長の他、５０，０００ 人のムフタル（小地区の長）も選ばれます。また、有権者たちは県会議員と市会議員を選ぶ権利も持っています。

大都市下の３０市では、有権者たちは、市長、区長、市議会議員とムフタルを選ぶことができます。また、大都市以外のエリアでは、県会議員、区長、市会議員を選べます。農村地帯では県会議員とムフタルを選べます。

治安部隊がこの４日間でＩＳＩＬ容疑者５１人を逮捕した

トルコ治安部隊は、この４日間、アンカラ、イスタンブルを含む２１都市で手入れを行い、テロリスト組織ＩＳＩＬ容疑者５１人を捕えたと、アリ・イエルリカヤ内相が発表しました。

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３月３１日のソシアルメディアＸで、イエルリカヤ内相は、１０人の容疑者はアンカラ警察によって、他の３人はイスタンブルで、「ボズドーアン―１８」と名づけられた手入れで拘束されたと言いました。

この手入れで、テロリスト・グループと関係のある大量の記録とデジタル資料が押収されたと、イエルリカヤ内相は語り、ＩＳＩＬに対する作戦は断固として続けていくと付言しました。

この手入れは、ＩＳＩＬが１３０人の命を奪ったモスクワの攻撃に犯行声明を出した後、行われました。この事件に関して、トルコのソースは、モスクワで残虐なテロ攻撃を行ったＩＳＩＬのガンマン４人のうちの２人は、事件前の短期間、イスタンブルにいたと語りました。

２０１７年、３９人が死亡したイスタンブルのナイトクラブのテロ攻撃を含めて、近年、トルコは、ＩＳＩＬ関連の一連の攻撃を受けてきました。

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「黒海で新しい掘削作業が始まった」エネルギー相

３月３１日　トルコの掘削船が黒海で、新しい油井を掘りはじめたと、アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相が発表し、数週間以内に新たな埋蔵資源が発見されるだろうと、楽観的意見を述べました。

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「昨夜（３月２７日）、ギョクテペと名づけられた新しい 油井の掘削が始まりました。私たちはこの油井で、数週間以内に新たな埋蔵資源を発見するでしょう」と、バイラクタル・エネルギー相は、３月２８日、西部ウシャク県のイベントで語りました。

掘削船「ファティフ」はサカリヤ・ガス田の北西で、新たに探査活動を始めていると、エネルギー相は言いました。彼は、トルコが２０１６年以来、領海内の天然ガスの探索を行っていることを強調し、世界最新鋭の深海掘削船団について誇らかに語り、また、２０２０年に黒海で３２００億立方メートルの天然ガスが発見され、わが国最大の発見となった話もしました。

「現在、私たちはサカリヤ・ガス田で、毎日、３７０万立方メートルのガスを生産していますが、これはまだ序の口です。うまくゆけば、このエリアでのガスの生産は、１日４０００万立方メートルに跳ね上がるでしょう」

「現在の天然ガス生産は１４０万世帯分に相当しますが、そうなれば、ほぼ１５００万世帯分をまかなえるでしょう。すなわち、６０００万人分相当の天然ガスが生産できるようになるということです」と、エネルギー相は語りました。

南東部国境で、記録的な量のヘロインが押収された

治安当局はトルコ=イラク国境のハブル税関ゲートで、８５０キログラムのヘロインを押収しました。これは国境で一度に押収された量としては最大だと、貿易省は発表しました。

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３月２８日の貿易省の声明によると、国境警備隊はハブル・ゲートでの検問中に«怪しい»トラックを見つけました。警備隊はトラックを捜査し、積み荷に隠されたヘロイン８５０キロを発見しました。押収された麻薬は約１３億リラ（４０１０万ドル）に相当すると、声明は言っています。事件の調査が始まり、貿易省は国境の活動による麻薬密売人の取締まりを継続する決定を表明しました。

同日のべつの声明によると、貿易省はイスタンブル、イズミル、ヴァン、アルトゥヴィンで、この２週間に、１億４０００万リラ相当のドラッグと密輸品が押収されたと、発表しました。

税関執行チームの分析の結果、約８５キロのヘロインがイスタンブルのペンディング港で押収され、また、イスタンブル空港では、大麻やコカインなどの麻薬約３６キロが没収されました。

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ガザの戦争で、イスラエルとの貿易量減少

３月３０日　トルコ=イスラエル間の貿易量は、１０月７日から３月３０日までで３３％減少したと、オメル・ボラト貿易相が言いました。

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「トルコがイスラエルに武器を輸出するなどありえない」ボラト貿易相

「公的機関も、国有企業も、イスラエルと商取引はしていません」とボラト貿易相は民放２４TYのインタビューに答えました。貿易相によると、イスラエルへの輸出は３０％落ち込み、イスラエルからの輸入は前年同期に比して４３％減少しました。

ボラト貿易相は、トルコがイスラエルに武器を売っているというソシアルメディアの噂について語り、これを否定しました。「このような噂は、地方選挙を前に、政府に不信感を抱かせようとするテロ集団のフェイク記事から出たものだと、貿易相は言いました。

今週初め、情報局は、トルコが火薬や武器や弾薬をイスラエルに輸出しているという主張は事実ではないと発表しました。「つねにパレスチナ人の側に立っているトルコが、パレスチナ人を傷つける行動をとるなど、ありえないことです」と同局は声明で言いました。

「トルコは軍需品の貿易、軍事訓練を含めて、イスラエルといかなる活動も行っていません」と声明は付言しています。

アメリカ連邦議会の代表団がアンカラで会談を行った

アメリカ下院の代表団が、３月２９日、ヤシャル・ギュレル国防相やトルコの議員団とともに、アンカラで会談を行ったと、トルコ当局が発表しました。

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アメリカ代表団は、防衛政策、軍事作戦、防衛産業の輸出、その他、防衛関係の事項に関して管轄権を持つ下院軍事委員会の４人のメンバーで構成されていました。

アメリカ代表団はアンカラで、ギュレル国防相に迎えられました。両国間で討議する問題には対テロ作戦も入っています。トルコはアメリカに、北シリアのＹＰＧへの支援を止めるよう、粘り強く要請しています。、また、防衛産業の分野で両国間の対話を増やす必要を訴えています。

トルコとアメリカの関係は、トルコがスエーデンのＮＡＴＯ加盟を承認し、アメリカがＮＡＴＯの同盟国であるトルコに、Ｆ１６ジェット戦闘機４０機を売ることを確認して以来、新しい時代に入りました。

最近の両国外相の会談では、両国は経済、貿易、投資、エネルギー等における関係をさらに前進させることで合意しました。トルコ当局によると、ギュレル国防相は両国の軍対軍の関係についても話し合うと思われます。

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ソシアルメディアでのペット販売が議論を呼んでいる

３月２９日　トルコではペットショップで、犬や猫をショーケースに入れて販売することは、動物保護法によって禁じられていますが、インターネットでの販売の増加が議論を呼んでいます。

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現在、通常の販売はソシアルメディアで、写真やビデオの広告によって行われています。動物の価格はオンライン上では設定されず、欠か鵜や動物の血統などの情報は電話で提供されます。

トルコの動物の権利活動家たちは、オンラインのペット販売に動物の健康履歴やケアに関する情報がないのを非難しています。活動家たちは、オンライン販売機関は、売り手に動物の健康履歴やワクチン接種状況などの情報の提出を要請していないと言っています。活動家たちはさらに、「オンライン販売は動物の出生地をたどるのを難しくし、不法なペット売買を助長する可能性がある」と言っています。

とるこは、犬や猫をショーケースに入れて販売するのを禁じるなど、ペット売買を取り締まる対策を講じていますが、活動家たちは、動物がオンラインで売買されるのを阻止する必要があるとしています。

イスタンブルが２０２７年の「欧州競技会」の会場になる

イスタンブルが２０２７年の欧州競技会を主催することになり、巨大都市イスタンブルは２０３６年のオリンピックに向けて、国際的スポーツ・イベントを主催できることを示すチャンスを得ました。

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ヨーロッパ・オリンピック委員会の執行委員会が、３月２７日、満場一致でイスタンブルを開催国に選んだと発表しましたが、この決定はまだ、６月の会合で加盟国メンバーに承認される必要があります。

エクレム・イマムオール・イスタンブル知事は、市当局はこのために、緻密な対策を講じて、トルコに競技会の開催をもたらしたと言いました。「みな力を合わせて、２０２７年欧州競技会を史上最高のものにできると確信しています。この特別なイベントに、イスタンブルは大きな価値を加えるでしょう。２０２７年のイスタンブル欧州競技会は、関係者全員にとって大きな成功物語になるでしょう」と市長は語りました。

欧州競技会は２０１５年に初めて開催され、多くのスポーツのヨーロッパ選手権とオリンピック予選の役割を果たしてきました。

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トルコの学生の留学先はアメリカよりヨーロッパが人気になってきた

３月２８日　トルコの学生たちにとって、以前はアメリカ留学が圧倒的に人気でしたが、最近は経費も手ごろなドイツ留学希望者が増えてきています。

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最近、イスタンブルで、３０か国、２００の教育施設が参加して、「ＩＥＦＴ国際教育・キャリア・フェア」が開催されました。フェアには１５，０００人が訪れましたが、学生たちの選択には大きな変化が見られ、ヨーロッパ、とくにドイツが、アメリカより人気になっていました。

ＩＥＦＴフェアのディレクター、セリメ・トクオールさんは、この傾向を強調して語りました。「英国とアメリカとカナダはつねに希望者がいますが、近年はヨーロッパ諸国が人気になってきました。これはヨーロッパのほうが授業料が手頃で、また、ヨーロッパの大学は世界的にランクが高いためでしょう。とくにドイツは、戦略的な位置と、授業料無料の公立大学があるために、関心が高まっています」

ヨーロッパ諸国留学を希望する学生の希望が多い分野は、工学、ビジネス、コンピュータ科学、医学です。このフェアには、中国、日本、韓国などのアジア諸国からの参加者も見られ、ヨーロッパの上質な教育と奨学金のチャンスに関心が高まっていることがうかがえました。

　　　カッパドキアで修復が始まった

トルコの代表的な観光地カッパドキアで、自然の不思議をさらに何千年も守っていくために、４つの「妖精の煙突」の修復作業が始まりました。

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修復と保護活動は、ネヴシェヒル県ユネスコ世界遺産の「カッパドキア地帯局」の管理下で行われています。緊急に保護が必要なものとして、まず最初に、早急な処置が必要と思われる４つの「妖精の煙突」の修復から始まりました。専門家の委員会は、次の段階では、さらに９つの「煙突」の修復を決めています。

「カッパドキア地帯局」のビロル・インジェジキョズ局長は、科学的な方法を使って、これらの地形を安全に守る包括的なプロジェクト計画を語り、このプロジェクトは重要な文化遺産を守るためだけでなく、生命や資産のリスクを守るものでもあると付言しました。

「私たちは、この地域のユニークな資産価値を次なる世代に移譲し、その生命を延長させ、生命と資産の危険を阻止するために、科学的方法によって決められた保護対策を行います」と彼は言いました。

修復過程には、綿密な記録作業や、新しい岩山の認定、煙突内のスペースの分離のような構造上の問題への対処などがあります。インジェジキョズ氏は、「煙突」の寿命を確保するためには、綿密な科学的処置が必要だと強調しました。この作業によって、「妖精の煙突」の寿命は何千年も延びるだろうと、彼は言いました。

修復が完了したら、国内外のツーリストたちは安全な環境で、若返った「煙突」を探検できるだろうと、インジェジキョズ氏は言いました。「カッパドキア地帯局はこの地域の文化・自然遺産を保護し、次の世代へ移譲することを託されています」

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テロリストはイスタンブルからモスクワに行った

３月２７日　モスクワで残虐なテロ攻撃を行ったＩＳＩＬのガンマン４人の中の２人は、モスクワに行く前、短期間、イスタンブルにいたと、トルコの治安ソースが発表しました。

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治安ソースによると、ＩＳＩＬ－Ｋのメンバーで、タジキスタン人のサイダクラム・ラジャバリゾダとシャムシディン・ファドゥリニは、イスタンブルで２週間ほど過ごした後、モスクワでテロ攻撃を行い、少なくとも１３９人の市民の命を奪いました。

ラジャボリゾダは１月５日にイスタンブルに到着し、ファリドゥニは１月下旬、イスタンブルに来ました。２人はイスタンブルの別のホテルにチェックインしました。ファリドゥリニはイスタンブルの寫眞をソシアルメディアにシェアしています。

ファリドゥリニは他のメンバーとともに逮捕された後、ロシア当局に、ロシアのビザが切れたのでイスタンブルに行ったと供述しました。治安ソースは「２人がロシアで行った過激行動について調査中」だと強調し、彼らがトルコで過ごした期間は、テロを行えるほど長くなかったと付言しました。

この２人は指名手配されていなかったため、トルコからロシアに入ることができました。４人のテロリストは長期間ロシアに滞在し、居住許可を延長するためにトルコへ行っていました。

４人のＩＳＩＬ－Ｋのテロリストは、先週、ロシアの郊外のコンサートホールを襲撃し、残酷に市民を殺害しました。１３９人の人々が殺され、何百人もが負傷しました。

トルコはこの攻撃を非難し、最近、ＩＳＩＬのテロが増えてきているが、テロとの戦いに協力を惜しまないと発言しました。最近のイスタンブルの教会の攻撃も、イランの爆弾攻撃も、彼らが犯行声明をしています。

２か月で２５０万人の外国人ツーリストがイスタンブルを訪れた

１月２月、トルコの財政と商業の中心イスタンブルを訪れた外国人ツーリストは、昨年同期に比して８．１％増えました。

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２月だけで、１３０万人の外国人がイスタンブルを訪れました。これは前年に比して、１９．１％の増だと、文化観光相は声明で言いました。

先月は２３０万人の外国人がトルコを訪れていますが、その中の５６％がイスタンブルを訪れています。２月に訪れた外国人のトップはロシア人でした。観光相のデータによると、１３９，０００人のロシア人がイスタンブルを訪れました。先月は２０３，０００人のロシア人がトルコを訪れています。

２位はドイツ人で、９５，４６５人がイスタンブルを訪れました。２月、トルコを訪れたドイツ人ツーリストは、１８８，０００人でした。先月は、７５，０００人のイラン人が、イスタンブルで休暇を過ごしました。４位は英国人で、５６，４００人、５位はフランス人で４８，０００人でした。

先月、４３ ,４００人のサウジアラビア人と、４１，４７１人のアメリカ人がイスタンブルを訪れました。２月、空路でトルコを訪れたツーリストは昨年同月より１９．１７％増え、１３０万人に達したと観光省は言っています。

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「６４％の高齢者が幸福と感じている」統計局

３月２５日　トルコ統計局（ＴＵＩＫ)の発表によると、トルコの６５歳以上の人の６４．１％が幸福と感じてるということです。男女別にみると、男性は６４．９％、女性は６３，５％が幸福と感じています。

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統計局と家族・社会サービス省は、トルコの高齢者政策を検討するため調査を行いました。２０２３年５月１０日に行われたこの調査の目的は、具体的なデータを集め、現在の情報を収集し、高齢者福祉の指標を確立することにあります。

この調査によると、６５歳以上の人の７８．７％が、高血圧、糖尿病、心臓病、ガン、腎不全、脳卒中、肝炎、喘息のような慢性疾患を抱えていました。

そのうちの３２．３％が、慢性疾患のために日常生活が大きく制限され、５５．２％は中程度の制限があり、１２．５％が制限なしに暮らしているということです。慢性疾患が最も多いのは黒海地方で、８３．０％、最も少ないのはマルマラ地方で、７４．９％でした。

また、高齢者の７１% が、自分の過去に満足していると答えました。男女別では、男性の７４．５％、女性の６８．３％が自分の過去に満足していると言いました。

幸福とはなにかという設問では、健康と答えた人は高齢者の８２．０％、次が愛で、１２％、成功３％、お金１．２％でした。住居に関しては、６５歳以上の人が１人以上いる家庭の８１．８％は持ち家で、１０．４％は借家、７．７％は公営住宅住まいか、持ち家ではないが家賃は払っていないというケースでした。

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使用期限なしの昔ながらの石鹸が２５か国に輸出されている

３月２４日　ガジアンテプ県ニジプ地区で、１５０年昔からの自然な製法で作られている、使用期限なしの伝統的な石鹸が、世界の２５か国に輸出されています。１５０年来の伝統的な製法で作られているニジプ産の石鹸は、昔ながらの煮沸法で製造されます。

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植物油と、苛性ソーダとして知られる水酸化ナトリウムの混合物が、大きなボイラーで煮沸され、作業員が露天にひろげ、固まったら、石鹸の形にカットされます。その後、石鹸はドーム状に積み上げられ、６か月間、乾燥させます。できあがった石鹸はトルコ全国８１県に送られ、多くの外国にも輸出されます。

ニジプ商工会議所のメフメト・オズユルト会頭は、ニジプの石鹸は２０１３年に、産地表示認可を得て、生産量は年々増加していると言いました。「私たちは毎年、５０，０００トン生産しています。ニジプの石鹸生産は、何百年も昔、この地方でオリーブが豊富に獲れたため、屑オリーブを使って始まりました。ニジプでは、石鹸生産は１００年昔から重要な産業でした。石鹸生産は今日も昔のように、最も自然な形でつづいています」

「努力の結果、ニジプの石鹸はトルコ国境を越えました。石鹸はこの地区から、中東、ヨーロッパ、アメリカなどの２５か国に輸出されています」と、オズユルとさんは付言しました。

オズユルトさんによると、近年、消費者の知識も増し、石鹸生産も増えてきているということです。「この地域で、私たちは年間、５０，０００トン生産もできます。ニジプの石鹸は完全な手づくりで、オリーブ油とその派生物から作られています」

石鹸製造業ののレミト・シャヒンさんは、ニジプの石鹸はなにも添加物が含まれていないと強調しました。

トルコを訪れる外国人ツーリストが２３％増加した

文化観光省のデータによると、この金曜日、２３０万人の外国人ツーリストがトルコを訪れました。これは昨年同月に比べると２２．６％の増加になります。

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２０２４年１月、トルコは２００万人の外国人ツーリストを迎えましたが、２．１％の増加です。１月～２月にトルコを訪れた外国人ツーリストは、昨年に比して１２％増え、４３４万人に達しました。

観光省のデータによると、２０２４年１月～２月で、最も多かった外国人ツーリストはイラン人でした。１月～２月に、約４３８，０００人のイラン人がトルコを訪れましたが、これは２０２３年同期に比して９４％の増になります。ロシア人ツーリスト数は１４．６％減少し、４３３，６５４人になりました。ブルガリアからのツーリストは８．６％増えて、３４５，３０１人になりました。

リストの３位はドイツ人です。２０２４年１月～２月、トルコは３３０，７７１人のドイツ人を迎えましたが、これは１４．８％の増です。４位はジョージア人ツーリストで、２０７，３０６人でした。

外国人ツーリストの一番人気の目的地はやはりイスタンブルです。１月～２月、イスタンブルは２５０万人の外国寺を迎えました。これはトルコを訪れた全外国人の５７％になります。

地中海岸のアンタリヤは全外国人ツーリストの９．２％が訪れています。２０２４年１月～２月、４００，０００人の外国人ツーリストが、アンタリヤで休暇を過ごしました。北西部エディルネ県を訪れる人は１２％、約５０７，０００人でしたが、ブルガリアからエディルネに来る人のほとんどは買物が目的です。

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春の到来を告げるフラミンゴが塩湖に集まってきた

３月２３日　春の使者フラミンゴが、アクサライ、コンヤ、アンカラの中部諸県で巣作りするため、塩湖に集まってきました。

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ピンクの鳥フラミンゴの到来は暖かいシーズを期待させます。トルコで二番目に大きい「塩湖」は、春から夏の何か月か、巣作りに来る何千羽のフラミンゴを迎えます。秋になってくると、フラミンゴたちはもっと温かい国へ移動してゆきます。

「自然と生態学の鳥瞰図協会」のファフリ・トゥンチ会長は、フラミンゴたちはこの地方に迅速に適応したと言いました。「トルコは基準を下まわる寒い冬でした。飛来してきたフラミンゴは、あっというまにこの地方に適応しました。今年は多分、巣作りの時期が早まるでしょう」

トゥンチ会長はフラミンゴを継続的に観察していると語りました。「私たちがフラミンゴをチェックしに行ったら、彼らは交尾プールに入っていました。交尾期は始まりました。ここで交尾を終えて、４月になると、彼らは４月ごろ、巣作り期間に入ります。その後、湖中のフラミンゴはすべて雄のフラミンゴになります。彼らは５月になって、ヒヨコたちが自力で飛べるようになるまで育てます。私たちはそこを託児所と呼んでいます」

トゥンチ会長は今年は、塩湖周辺のフラミンゴの数が大きく増えていると語り、６月には、繁殖の成功率や若鳥の数の査定など、空中調査を行うつもりだと語りました。

多くの人々が「ネヴルス」の祝祭に集まった

トルコ全国、とくに南東部と東部で、多くの人々が、春の到来を喜ぶ伝統的な祝祭「ネヴルス」を祝いました。

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「ネヴルス」はクルド、イラン、ユーラシアの伝統的な祝祭です。３月２１日を春の訪れの日として祝う、色彩豊かな祭典です。エミネ・エルドアン大統領夫人は、「ネヴルス」にメッセージを送りました。「新しい日に希望を、自然に生命を与える春が、善と美と愛で地球を包むことを願います。私たちが友情と兄弟愛の屋根の下で、多くの春を迎えるよう望みます」

愛国者運動党のデヴレット・バフチェリ党首も、「ネヴルス」を記念して、ソシアルメディアにメッセージを発表しました。「ネヴルスは統一と団結の心が、春とともに高まるときです。ネヴルスはトルコ国民が何世代も継承してきた春と平和と兄弟愛の松明です」

南東部ディヤルバクルでは、「ネヴルス」の祝祭には、「親クルド・国民の平等と民主主義党（ＤＥＭ）」の主導で、２・５トンの薪が燃やされます。祝祭中は７５００人の警官が配備され、１３６，０００平米のエリアに、１０キロメートルの障壁が設けられます。

「ネヴルス」はユネスコの「無形文化遺産」リストに正式に登録され、国連総会も３月２１日を「国際ネヴルス・デー」と宣言しています。

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トルコ外相が原子力サミットに出席

３月２１日　ハカン・フィダン外相は、３月２１日、ブリュッセルで開かれる「国際原子力機関（ＩＡＥＡ）」主催の原子力サミットに出席します。サミットには世界のリーダーたちが、化石燃料の使用を減らし、エネルギーの安全性を高め、経済発展を促す課題に取り組む上での原子力の役割について討論するでしょう。

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中央がトルコのハカン・フィダン外相

外交ソースによると、フィダン外相は、従来の原子力発電所と、先進的モジュール式原子炉を開発するためのトルコの努力について報告するでしょう。

ベルギーのアレクサンダー・ドゥ＝クロー首相とＩＡＥＡのラファエル・マリアノ・グロッシ局長が共催するこのサミットは、原子力の問題を中心にした最高レベルの会議になるでしょう。参加者たちは４つのパネルに分かれて、原子力の役割について討論するでしょう。

フィダン外相は、国家・政府の首脳らが出席するセッションで、スピーチするでしょう。外交ソースによると、サミットは、トルコに、エネルギーの安全性に関する見解とその政策を発表するチャンスを提供するでしょう。

フィダン外相はまた、原子力の安全性を基本的な柱として、従来の原子力発電所と、小型のモジュール式原子炉によって原子力を開発するトルコの努力に関して、サミットで報告するだろうと、外交ソースは言っています。また、フィダン外相は、地中海岸のメルシン県アククユに建設中の最初の原子力発電所についても報告するでしょう。

トルコの高齢者人口は２０２５年、９５０万を超すだろう

国連の人口基金が設定した基準によると、トルコは２０２３年現在、超高齢人口の国に分類されます。来年は、６５歳以上の人口は９５０万人を超えるだろうと専門家は言っています。

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全人口における高齢者率は、２０２３年は１０．２％にアップし、トルコ史上初めて二けたを超えました。２０１６年には高齢者は６６０万人でしたが、２０２３年には８７０万人を超えています。高齢者人口が総人口の１０％を超えたトルコは、国連の基準によると、「超高齢国」に分類されはじめました。

人口増加率がスローダウンし、高齢化が急速に進み、トルコの総人口に対する高齢者人口の割合は、２０３０年には１２．９％、２０４０年には１６．３％、２０６０年には２２．６％になると予想されます。

専門家によると、２０２３年末までに、トルコの人口は８５００万人を超えますが、トルコは世界と並行して高齢化をつづけると予想され、新しい高齢化社会政策が必要になってくるでしょう。専門家らはまた、６５歳以上の人の数は、２０２５年には９７０万人になると予想され、この数はその後も増加していくだろうと言っています。

トルコ統計局のデータによると、６５歳以上の就業者の率は、２０２３年、７％から１０％に増えました。独り暮らしの高齢者数は１６０万人を超えました。

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