2月29日 「シリアのイドリブで、シリア政府軍の空爆によって、33人のトルコ兵が死亡した。トルコはもう、ヨーロッパへ渡ろうとするシリア難民を止めないことにした」と、あるトルコ高官が匿名でロイターに語りました。
Hurriyet
トルコ政府は、近くイドリブからの難民が押し寄せることを予想し、警察と沿岸警備隊と国境警備要員に、陸路と海路でヨーロッパをめざすシリア難民たちを止めないように命じたと、高官は語りました。「トルコ政府は、いますぐ、海路陸路でヨーロッパへ渡ろうとするシリア難民を止めないことに決めた」
「ロシアとの契約にもかかわらずトルコ軍が攻撃された」国防相
「ロシアはわが軍が駐留する場所を知っているにもかかわらず、トルコ軍は激烈な攻撃を受けた」と、トルコのフルシ・アカル国防相が、2月28日、言いました。
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ハタイ県でトルコ軍人らと空爆について話すアカル国防相(指さしている人)
「わが軍の駐留地をロシア当局に知らせてあるにもかかわらず、攻撃が行われた」と、アカル国防相は、シリアと国境を接するハタイ県で記者団に語りました。アサド体制側は、イドリブのデスカレーション地帯にいるトルコ軍を攻撃し、トルコ兵33人を殺害し、何十人もの兵士を負傷させました。国防相の上記発言はこの攻撃に対するものです。
ロシアはアサド体制の同盟国であり、アサド体制側と情報を共有しています。トルコ兵は、2018年のロシアとの協定の下に、シリアの市民を守るためにイドリブに駐在しています。ロシアとの協定では、この地域での攻撃的行動は禁じられています。
「最初の一撃を受けた後、警告を発したにもかかわらず、シリア体制側は攻撃をつづけ、救急車までターゲットにした」とアカル国防相は付言しました。「トルコ軍は報復として、イドリブの体制側の200のターゲットを空陸から攻撃し粉砕した」
「トルコ軍はシリア体制側のヘリコプター5機、戦車23台、装甲車10台、榴弾砲23基、弾薬トラック5台、対空システムSA-17とSA-22各1基、弾薬庫3か所、機材庫2か所、司令部1か所、体制軍309隊を破壊した」と、アカル国防相はつづけました。ロシアはイドリブのトルコ軍への空爆への関与を否認しています。
ロシアはアサド体制の同盟国であり、アサド体制側と情報を共有しています。トルコ兵は、2018年のロシアとの協定の下に、シリアの市民を守るためにイドリブに駐在しています。ロシアとの協定では、この地域での攻撃的行動は禁じられています。
「最初の一撃を受けた後、警告を発したにもかかわらず、シリア体制側は攻撃をつづけ、救急車までターゲットにした」とアカル国防相は付言しました。「トルコ軍は報復として、イドリブの体制側の200のターゲットを空陸から攻撃し粉砕した」
「トルコ軍はシリア体制側のヘリコプター5機、戦車23台、装甲車10台、榴弾砲23基、弾薬トラック5台、対空システムSA-17とSA-22各1基、弾薬庫3か所、機材庫2か所、司令部1か所、体制軍309隊を破壊した」と、アカル国防相はつづけました。ロシアはイドリブのトルコ軍への空爆への関与を否認しています。
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