トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコで最も人気のある食物はチキン・ドネル・ケバブ

2023年12月31日 | 国際
 
1月1日 トルコの有力なオンライン食品デリバリー・アプリ「イエメキセペティ」が、トルコで最も人気のある食物は、トルコ語で「タウク・ドネル・デュリュム」と呼ばれるチキン・ドネル・ケバブだと発表しました。

Hurriyet

「イエメキセペティ」は、食物と飲物の2023年のトレンドを示す統計を発表しました。チキン・ドネル・ケバブの人気には、ストリート文化と、スピーディになった生活スタイルの影響がうかがえます。

ハンバーガーのような世界的な食品にも人気があることは、トルコの料理が多様化してきていることを示しています。「チー・キョフテ」やトーストのようなスナックも、忙しい日常の中で人気の食品になっています。

2022年に人気1位だったラフマジュン(薄焼きのピザ)は3位に転落し、2022年に2位だったチキン・ドネルが今年は1位になりました。

「イエメキセペティ」で最も多くオーダーされた料理10種は、チキン・ドネル・ケバブ、ハンバーガー、ラフマジュン、ピザ、チー・キョフテ、トースト、アダナ・ケバブ、チキン・タントゥニ、レンティル・スープ(レンズ豆のスープ)、ピタパンでした。

最高額のオーダーは26,098リラと記録されています。高額のオーダーは特別のイベントのためと思われます。2023年、「イエメキセペティ」でオーダーのあった時間は、午前5時から午後8時。夕食を準備する時間の午後6時が、オーダーのピークの時間帯でした。全オーダーの36%がこの時間帯でした。

今年最も注文が多かったサラダはチキン・サラダでした。「チョバン・サラダ」やシーズン・サラダは昔からよく選ばれていますが、最近は、ヘルシー志向のため、ツナ・サラダやシーザー・サラダが人気だそうです。

「イエメキセペティ・マーケット」のコーヒー・メニューでは、2023年の人気は、ラッテの他、アメリカーノや、モカのような強くて甘いコーヒーでした。「イエメキセペティ・マーケット」のオーダーで最も注文が多かったのは、パン類やバナナ、ミネラル・ウオーターのような日常に必要な商品でした。


「トルコとロシアは今年、政治的対話を強化する」プーチン大統領

ロシアとトルコは、来たるべき年、政治的対話を維持し強化すると、ウラジミル・プーチン大統領が、エルドアンへの新年のメッセージで言いました。プーチン大統領は、例年通り、12月30日、世界のリーダーたちに新年の祝辞を送りました。

 Hurriyet

「来年、ロシアとトルコはさまざまな分野で生産的協力を行い、友好的な両国の利益と、ユーラシア大陸の治安と安定のために、政治的対話をより強化するだろう」と、プーチン大統領はエルドアン大統領への新年の祝辞で述べました。

クレムリンの報道サービスによると、プーチン大統領は、ロシアとトルコの協力的関係に大きな進歩があったことを認め、両国の努力によって達成されたエネルギーとインフラのプロジェクトの成功は、地域紛争の解決に大きな役割を果たしていると語っています。

両国はまた、両国の貿易額を1000億ドルまで増やすという意欲的な目標を設け、この目標を達成するためにがんばっています。

ロシア政府はプーチン大統領がメッセージを送った相手のリストを発表しました。ロシアのタス通信は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本のような「敵国」は祝辞リストに入らなかったと報じています。


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大晦日の夜の祝祭のために、トルコは準備に忙しい

2023年12月31日 | 国内
12月30日 トルコ全国の人々が、大晦日の夜をさまざまなイベントで祝うために準備中です。

 Hurriyet

トルコの人気観光地のホテルは、何週間も前から、100%予約で埋まっています。週末、とくに北西部ブルサ県のウルダーのような人気スキー・リゾートは予約集中です。

最近の国内メディアによると、家庭を離れて年の初めを祝うのに最も人気のある観光地はウルダーで、次が南部アンタリヤ県だそうです。

イスタンブル、イズミル、アンカラでは、多くの市民がニューイヤー気分を満喫するために、有名な広場で行われる祝賀イベントに参加すると思われます。

有名なイスタンブル・タクシムのイスティクラル通りを初め、大都市の広場は、何日も前にイルミネーションの装飾が完成しています。イスティクラル通りは、例年通り、内外の人々が大晦日の夜を祝いに集まるだろうと思われます。

内務省は、とくに大晦日は治安対策が強化され、全国の有名広場には治安部隊が配備されると発表しました。さらに、酩酊による事件を防ぐために、農林省は全国のレストランで、年末年始、アルコール検査を行います。

「レストラン観光協会」のラマザン・ビンギョル会長は、最近は人々の大晦日の夜のディナーの好みが変わり、今年は例年に比して、家庭での食事会が増えるだろうと言っています。


歴史的灯台がトルコ初の灯台博物館になる

トルコ・マルマラ地方ヤロヴァ県アルトゥノヴァにあるディルブルヌ灯台が、トルコ初の灯台博物館になりました。

 Hurriyet

オスマン時代の1863年にフランス人が建てた歴史的灯台は、オスマンガジ橋の建設によって使用されなくなりました。灯台は「沿岸の安全と運輸総局」によって修復され、アルトゥノヴァ市によって博物館に変えられました。博物館によって、半世紀にわたって灯台を守ってきたギュンドードゥ家の人々の灯台生活を知ることができます。

「これは灯台守りの生活を伝えるトルコで初の博物館です。私たちはヘルセク・デルタで発掘を行い、この灯台の前で、ローマ時代の灯台の残骸を発見しました。ここは2つの灯台が存在した珍しい場所と言えます」とメティン・オラル市長は言いました。

最後の灯台守りのフェティ・ギュンドードゥさんは、父親のオメル・ギュンドードゥさんが32年間働いた後、1990年代から灯台で働きはじめたと言いました。父親のオメルさんは当時ヘルセク村の村長でした。

「私は生まれたときからこの場所になじんでいます。父親といっしょに、ここに来ていましたから。父は天候の悪い冬は、灯台に泊まっていました。灯台守りは力仕事ではありませんが、なにか問題があると、休暇はなくなります」

灯台の周囲は、以前は森林で、家族は小道を歩いて通いました。「私たちは畑にペッパーやトマトを植え、外部から水を運んでいました」とギュンドードゥさんは昔を語りました。


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北イラクとシリアで、トルコ軍が71の標的を空爆した

2023年12月28日 | 国際
12月28日 トルコ軍は北イラクとシリアで、PKKの71の標的に空爆を行い、59人のテロリストを殺害したと、ヤシャル・ギュレル国防相が発表しました。

 Hurriyet

「わが軍の英雄的兵士たち12人が、12月22日と23日に戦死しました。この報復として、われわれは北イラクとシリアの71の標的に空爆を行いました」とギュレル国防相は、12月27日、オンライン会議で言いました。

「総計59人のテロリストが空爆と戦闘で殺害されました。いつも言っているように、われわれのテロに対する戦いは 最後のテロリストが 死ぬまでつづきます」と国防相は言いました。また、同日、国防相はべつの声明を出し、テロリスト4人を殺害したと発表しました、12月27日の治安ソースの声明によると、国家情報機構(MIT)は北イラクでPKKの幹部1名を殺害しました。

MITはまた、イラクのスライマニヤ市の田園地帯で、女テロリスト、ゼイネップ・エイヴェリ(コードネームはアリエン・アレ)の居場所を発見しました。エイヴェリはイラン=イラク国境で、女性テロリストたちの指揮をとっています。


2000年昔のものと思われる聖書がブルサで押収された

トルコ憲兵隊が、ブルサで、2000年昔のものと思われる聖書を押収しました。聖書は鹿の皮でつくられたパピルスに記されていました。

 Hurriyet

聖書は26頁、アラム語で細かく書かれています。現在、聖書は、イエス・キリストの使徒の一人、バルナバの福音書かどうかを判定するために調査中です。この写本にはイエスの姿も描かれています。

情報によると、ブルサの憲兵隊司令部は、イスタンブルに住んでいるアブドゥラフマンAを怪しいと見て監視していました。彼はこの聖書をブルサの骨董密売人のグループに売る計画でした。専門家が1000万ドルと査定したこの聖書の売買交渉が、ブルサのカフェで行われました。

商談後、マニサとイスタンブルの密売人たちは、憲兵隊に逮捕されました。6人の骨董品密売人が違法取引のかどで逮捕され、3人は法廷に送られ、あとの3人は未決で釈放されました。

伝承によれば、バルナバはイエス・キリストに最も近い使徒の一人で、キリストの母語で写本を書いています。バルナバの福音書はすでに存在していますが、キリストの生涯についての重要な情報が記されているかもしれない聖書の他のバージョンは、時代を経て失われたとされています。


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トルコ国会の外交委員会がスエーデンのNATO加盟を承認

2023年12月27日 | 国際
12月27日 トルコ国会の外交委員会が、スエーデンの NATO加盟を公認しました。

 Hurriyet

スエーデンのNATO加盟は、トルコとハンガリーの反対によって、何か月もゆきづまっていましたが、最近、エルドアン大統領が、アメリカのF-16ジェット戦闘機購入問題と関連づけたため、さらに複雑になりました。

スエーデンとフィンランドは、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後、数十年来の軍事非同盟契約を放棄し、アメリカ主導の防衛組織NATOへの加盟を申請しました。両国の加盟は、トルコとハンガリーを除く全加盟国の承認を得ました。加盟決定には全加盟国の承認がなければなりません。

4月、フィンランドはNATOの31番目の加盟国として承認されました。トルコとハンガリーは、スエーデンの加盟を19か月間、拒否してきました。しかし、火曜、トルコ国会の外交委員会は、スエーデンの加盟を承認しました。承認の議定書がトルコ国会総会に送られ、その後、エルドアン大統領がこれを承認するでしょう。

NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は、トルコ国会委員会の票決を歓迎し、トルコとハンガリーに「できるだけ早く」批准を終えるよう期待していると語りました。


子供たちの28%が「ひきこもり」症候群に陥っている

子供たちの28%が「ひきこもり」症候群に陥っていることが、研究によってわかりました。「ひきこもり」という日本語は「内向する、閉じこもる」という意味ですが、とくにディジタル機器の使用による深刻な社会的ひきこもりが特徴的です。

 Hurriyet

シワス共和国大学は、人工知能とアルゴリズム・システムによるディジタル分析を使って、2300人の子供たちを対象に、ひきこもりの調査を行いました。

同大学のトゥンジャイ・ディリジ教授は、この研究によって「われわれは社会的孤立と自己認識に関して、深刻な問題があることがわかりました。残念ながら、現在、子供たちの28%は、ひきこもり症候群に陥っています。子供たちはいつも室内でビデオゲームをして時を過ごしています。子供たちは外で楽しもうとしません」

ディリジ教授は、この現象が一生つづくかもしれないと懸念し、「そのような子供たちは、友達も、社会的関係も持とうとしません。彼らは効果的、効率的にコミュニケートできず、コミュニケーションを断絶してしまうかもしれません」と言っています。

ディリジ教授はまた、この現象と戦うために、社会的な対策がとられるべきだと言い、親たちを教育し、家族内でのコミュニケーションを強化する時間をつくることによって、ディジタル機器から子供たちを遠ざける訓練をするようすすめています。


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トルコは世界が必要とする月桂樹の葉の90%を生産している

2023年12月25日 | 経済
12月26日 北部サムスン県で、30年前、月桂樹の葉の収穫を始めたハック・カラマンさんは、ビジネスとして成功し、地元の女性たちにも仕事を提供しています。

 Hurriyet

サムスン県の月桂樹の葉の生産は大規模になり、いまでは世界中に輸出されるまでになりました。「5月19日地区・環境に優しい生産者教育・連帯協会」の会長・カラマンさんは、森林で収穫した月桂樹の葉を収入源に変えたのです。

5月19日地区に造られた作業場では、毎日、1トンの月桂樹の葉が乾燥されています。乾燥した月桂樹の葉は、地元の女性作業員たちが、メーカーの求めに応じて包装します。地元では月桂樹の生産を普及するために、生産者には月桂樹の苗木が無料で提供されています。

「この地域には6種の月桂樹があります。月桂樹の葉からオイルの抽出もしています」とカラマンさんは言いました。「月桂樹はオイルを多量に含んでいます。月桂樹の油は主として医療に使われ、コロナ・パンデミック中は、ウイルスを駆除する成分として使われました。ヨーロッパでは月桂樹は注目されています。月桂樹の葉は1年中収穫できるので、1年中、収入があります」

「わが社は1年中、20人の作業員を雇い、1日に1トンの葉を乾燥できます」とカラマンさんは付言しました。


一部地方は大雪で、人々の暮らしが乱れた

激しい雪とみぞれが、トルコの一部地方の人々の暮らしを混乱させました。猛吹雪で、視界が狭まり、アナトリアの東部と東南部では道路が閉鎖されました。

 Hurriyet

トゥンジェリ、ハッカリ、カルス、シワスの諸県では、車が立ち往生し、物資の輸送にも影響しました。南東部のハッカリ県では、34の村へ行く道が不通になりました。断続的な降雪が、夜間、激しくなり、街の中心の積雪は30センチに達し、ハッカリ市のチームも活動を開始しました。市のチームは道路を開通させるために懸命に働き、最悪の事態に備えて24時間体制で待機していました。

積雪が35センチに達したトゥンジェリ県では、96の村が交通不能になりました。トゥンジェリ県では、12月22日に雪が降り始め、高地にまで雪が降りました。

北東部のカルス県では、突然の雪と吹雪のために道路が滑りやすくなり、事故が多発しました。ドライバーたちは視界が悪く、運転に苦労しました。

気象庁の予報によると、今後の天気は、東部マルマラ地方、中央アナトリア北部、東アナトリアの北部と東部、南アナトリアの東部は曇天で、降雨も予想されます。


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北イラクでトルコ兵6人がPKKテロリストの攻撃で死亡した

2023年12月24日 | 国際
12月25日 北イラク国境近くで、PKKテロリストの攻撃で、トルコ兵6名が殺害され、1名が負傷したと、国防省が発表しました。

 Hurriyet

トルコ軍はテロリストらと、その逃走路を空爆し、彼らを死傷せしめて報復しました。PKK テロリストはしばしば国境を越えてトルコ領内に潜入し、テロ攻撃をしかけてきます。

トルコ当局は国家の治安を脅かすテロは容認しないと力説し、イラク当局に、テロリスト集団を殲滅するために必要な対策をとるよう要請しています。治安部隊は北イラクでの対テロ作戦をつづけていくと,トルコ国防省は言っています。

PKKは35年以上に及ぶトルコに対するテロ活動で、女性、子供、嬰児を含む4万人以上の人々を殺害しています。PKKはトルコ、アメリカ、EUによってテロ組織と認定されています。


トルコの空爆が北イラクとシリアのPKK29名をヒット

北イラクとシリアの一連の空爆で、29名のテロリストを撲滅したと、トルコ国防省が発表しました。

 Hurriyet
空軍司令官に感謝のことばを述べるギュレル国防相(中央)


空爆作戦は、PKKのメンバーとその仲間が隠れている洞窟、シェルター、陣地、倉庫などが標的になりました。空爆は、トルコとその治安部隊に対するテロ攻撃を止めさせることが目標だと、国防省は声明で強調し、国連憲章51条に概説された、国家の合法的な自衛権を主張しました。

国防省はまた、PKKの上級メンバーが、破壊された標的内にいたと思われると言いました。空軍センターからの空軍作戦を指示・管理したヤシャル・ギュレル国防相は、この作戦のパイロットとトルコ軍上級司令官に個人的に謝意を表明しました。

最近の北イラクのテロリストPKKによる攻撃で、12人のトルコ兵が殺害されましたが、今回の空爆はその報復として行われました。


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トルコ警察がISIL容疑者300人を捕まえた

2023年12月22日 | 国内
12月23日 アリ・イエルリカヤ内相の発表によると、トルコ治安部隊は全国81県中32県で同時手入れを行い、ISILテロリスト集団と関係あると判定された容疑者300人以上を捕えました。

 HUrriyet

「ヒーローズ34」と名づけられた、警察の情報部隊と対テロ部隊の共同作戦が行われたと、イエルリカヤ内相は、12月22日、ソシアルメディアXに投稿しました。拘束された容疑者たちの大部分は、アンカラ、イスタンブル、イズミルの3大都市で捕まり、イスタンブルだけで86人が捕まったと、内相は言っています。

「わが愛する国の平和と統一と団結のために、テロリストたちには息つく暇も与えない」とイエルリカヤ内相は書いています。「わが治安部隊の超人的努力によって、われわれの戦いは休みなくつづく」

トルコはテロリストISILによって、何回となく攻撃を受けています。その被害は少なくとも自爆テロ10回、爆弾攻撃7回、武力攻撃4回で、300人以上が死亡し、何百人もが負傷しています。

2013年、トルコはISILをテロリストグループと宣言した最初の国のひとつになりました。


トルコは年間2兆2000億リラを浪費している

「トルコ浪費防止協会」の報告によると、トルコは年間、2兆2000億リラ(755億ドル)という膨大な浪費をしており、これは国家所得の15%に匹敵しています。

 Hurriyet

これは170万リラの家を130万戸建てて、わが国の住居危機を解決できる額だと、報告書は言っています。前年のデータをベースにした2023年の「浪費報告書」は、さまざまな分野に言及し、無駄を防ぐ対策を提案し、また、浪費された額によって提供できる代替サービスについて概説しています。

「1戸1,700,000リラに価する家が約1,323,000戸建てられ、住居問題が有効に解決されます。600床ある、1億4000万リラに価する病院が、16,071棟建てられます。1320万リラに価する、16教室ある小学校と中学校が、170,454校建てられ、教育インフラを向上させられます」

トルコは深刻な食糧危機に直面しているトップ11か国に入ると、報告書は強調し、この国の食糧浪費の61%は家庭ゴミであり、26%はサービス部門、13%は小売業に起因すると言っています。


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古代の外科手術用具がゼルゼヴァンで見つかった

2023年12月22日 | 文化
12月22日 南東部ディヤルバクル県チナル地区にある3000年昔のゼルゼヴァン城とその周辺で行われている考古学発掘で、外科手術用具が出土しました。

 Hurriyet

城とその周辺は東ローマ帝国の最後の要塞であり、ユネスコの世界文化遺産の暫定リストに入っています。戦争や軍事訓練で負傷した戦士たちの治療に使われたと思われる外科手術用具は1800年昔のものです。

ディジュレ大学考古学部の講師で、発掘隊長のアイタチ・ジョシュクン准教授は、何千年も昔の遺物が出土していると語り、このエリアには広い手術室があったろうと言っています。

「今年、発掘中に重要な品々が出土しましたが、その中で最も重要な遺物は、新たに発見された外科用具です。ここはローマ時代の要塞でした。約1200人の兵士が常駐していました。兵士とともに行動していた医者がいたこともわかりました。多くの外科手術がここで行われました。戦時にも、訓練中にも負傷者は出たでしょう。広い手術室があったことはまちがいありません。出土したのは12センチの小さな刃物です」

刃物は両刃だと、ジョシュクン準教授は言いました。「刃物は両サイドが使え、片側は突き刺すのに使われ、片側は皮膚を切ったり、はがしたりするヘラとして使われました。刃物はブロンズ製で、両刃とも極めて鋭く、重傷に使われたと思われます。私たちの作業はまだつづきます。私たちの目標は、これら医療器具が使われていた病院を掘り出すことにあります。今後の発掘で、もっと多くの医療器具が見つかるでしょう」


   野生動物密売業者がイスタンブルで拘束された

トルコの「対密売・組織犯罪部」が、イスタンブルのキュチュクチェクメジェ地区で、野生動物の不法密売をみごとに摘発しました。

 Hurriyet

当局は、「絶滅危惧種取引に関する国際協定」に違反して、絶滅危惧種動物の骨や牙の売買を行っていたと思われる容疑者の住居の手入れを行いました。当局は捜索中、400万リラ(137,371ドル)と推定される禁制の野生動物の製品を押収しました。押収された物件は、野生のヤギの角3対、カモシカの角3点、アカシカの角の破片1点、象牙23点、マンモスの牙と象牙の破片16.5キロ、クジラの牙650グラム、バッファローの角14点と破片、クジラの歯7点などでした。

拘束された人物は、骨や牙を市場で売る前に、自分の作業場で加工していました。不法野生動物の密売は世界的に増加していて、パリのシャルル・ド・ゴール空港は、7か月間に、保護されている霊長類の頭蓋392点を含む718点の動物の頭蓋を押収しました。

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エルドアン大統領とエジプト大統領がガザ戦争について電話で会談

2023年12月21日 | 国際
12月21日 エルドアン大統領が、12月20日、電話でエジプトのアブデル・ファッタフ・エルシシ大統領と、ガザと中東の現状への対処について話し合いました。

 Hurriyet
エジプトのエルシシ大統領(左)とトルコのエルドアン大統領


両首脳は、パレスチナ領土へのイスラエルの攻撃と、戦争地域への人道支援物資の配布の実務について話し合ったと、大統領事務所が発表しました。

電話中、エルドアン大統領は、永続的な停戦を確立するためには「イスラム諸国の団結が重要であること」を強調し、ガザ停戦のために協力をつづけてゆきたいと希望を語りました。

エルドアン大統領はまた、会談中、エルシシ大統領に3期目の大統領就任に対して祝辞を述べました。新しい任期も、トルコとエジプトの関係は良好であることを望むと、エルドアン大統領は楽観的な発言をしました。

12月10~12日の投票の結果は、予想通り、69歳のエルシシ氏が、エジプトの憲法に従って、4月から6年間、3期目の大統領に就任することになりました。通貨の下落や家計費の高騰などの経済危機と、隣国ガザのでのイスラエル=ハマス戦争による緊張の高まりにもかかわらず、エルシシ氏は勝利を得ました。

ロシア当局によれば、ロシアのプーチン大統領は12月18日、エルシシ大統領の勝利に祝辞を送ったということです。


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エルドアン大統領がガザの虐殺に対する世界の無作為を批判

2023年12月21日 | 国際
エルドアン大統領が、ガザの紛争に介入しない世界列強を批判し、パレスチナに対するイスラエルの残忍な攻撃を傍観する列強を、恥ずべき態度と非難しました。

 Hurriyet

12月20日、エルドアン大統領は、トルコ大統領府年次文化美術賞授賞式でのスピーチで、イスラエルとパレスチナの武装集団ハマスとの戦いを阻止するために行動する国がないことに愕然とすると語りました。

「政治から文学までのあらゆる分野で、できるのにやりたくない人々や、知っていてやらない人々たちが、奇妙な状況をつくっています」とエルドアン大統領は強調し、虐殺を基本とするイスラエルの残忍な攻撃に対して、列強が無作為であることを「人道上の恥」と呼びました。大統領はまた、年が明けて、抑圧され、傷ついている人々に公正がもたらされることを願うと言いました。

授賞式では、さまざまな分野で貢献した人々が選定されました。神学者スレイマン・ウルダー氏、歴史家アリ・ビリンジ氏、歌手エメル・サユン氏、画家イルハミ・アタライ氏、漫画家ハサン・アイジュン氏、監督サミ・シェケルオール氏、デジタル・アーティスト・レフィク・アナドル氏、建築家シナン・ジェニム氏、作家ナザン・ベキルオール氏らが受賞しました。


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