トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「ワクチンは28日間おいて2回接種する」保健相

2020年12月31日 | 国内
1月1日 「中国から届いたコロナ・ワクチンは、28日おいて2回接種します」とファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

12月30日、中国のシノヴァック社のワクチン300万回分の最初の便が、首都アンカラに到着しました。「感染拡大の勢いが弱まっていることを考えると、28日間離して、2回接種するのが適当と思われる」とコジャ保健相は、12月30日、保健省科学委員会の会議の後、ツイッターで発表しました。

中国からの荷の内容の分析が始まり、ランダムに選んだサンプルが、わが国の薬品と医療機器を扱う公立の研究所に送られたと、コジャ保健相は言いました。「研究所でのテストをパスすれば、ワクチンは緊急使用として認可されます」

医療職員と介護ホーム職員が、最初にワクチンの接種を受けると、コジャ保健相は付言しました。「ワクチン接種は家族保健センターと公立私立の大学病院で行われます」


厳しいパンデミックの年が過ぎ、トルコ人は2021年に希望する

辛いパンデミックの年が過ぎ、トルコの人々は、4日間のロックダウンなど、厳しいコロナ対策の下に新年を迎えましたが、未来への希望は持っています。

 Hurriyet

「イプリス」の調査によると、トルコ人の約3分の2は、パンデミックの年2020年の終わりを幸せに思い、2021年の社会をポジティブに期待しています。しかし、レポートによると、23%の人は、2021年がよりよい年になると思っていません。

ニューイヤー・イヴ(大晦日の夜)の祝いを計画している人は、ぜんたいの3分の1でした。大部分の人々は、ウイルス感染拡大阻止のための規制に従って、大晦日は家で祝うと言いました。レポートによると、市民の3分の2は大晦日にとくにプランはなく、2人に1人はテレビを見て夜を過ごすと答えました。

ソシアルメディアには新年のご馳走がしばしば投稿されますが、家で特別のご馳走を用意すると言った人は、11~13%でした。約20%の人は、大晦日の夜はスナック(軽食)を食べると言っています。換言すると、大部分の人々は大晦日の夜もふだんと変わらない夜を過ごすようです。

レポートによると、87%の人は、4日間の外出禁止をパンデミックとの戦いとして支持しています。わずかに9%の人は、規制は良くないと考えていますが、一般市民はパンデミックに打ち勝つために、厳しい対策に賛成しています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年、学校はデジタルの成績表を配布する

2020年12月31日 | 国内
12月31日 教育省は、今学期、学校は対面で成績表を渡さず、生徒にデジタルの成績表を配布する選択もありにすることを検討中です。

 Hurriyet

「われわれは、対面で成績表を渡すために、教師や生徒の動きを多くしたくはありません。デジタルの成績表もありにしたい」と、ジヤ・セルチュク教育相は、12月30日、言いました。「対コロナ・ワクチン接種によって、学校の再開はぐっと容易になるでしょう」

「コロナ・ワクチンは対面教育への道を開いてくれるでしょう」と、セルチュク教育相は言いました。「高齢者や医療のプロのワクチン接種が終われば、教師も希望すれば、ワクチン接種を受けられるようになるでしょう」

「学校の再開なしに、社会の正常化はあり得ない。正常化のためには、まず学校を正常にすることが必要です」と、教育相は力説しました。セルチュク教育相は、パンデミック中に学校を再開した国々について話し、トルコは国の構造や社会習慣から考えて、遠距離教育を再開しなければならなかったと言いました。

トルコの遠距離教育は、最初は10万人しかできませんでしたが、いまは300万人を超える生徒が遠隔教育を受けていると、教育相は言いました。トルコは9月21日、一部学校を再開しましたが、また、11月20日から2021年1月4日まで、遠隔教育を再開しました。

遠隔教育は国営放送TRTの教育情報ネットワーク(EBA)チャンネルとライブ・コースを通じて、つづけられるでしょう。教師はみなEBAを通じて、ライブ授業を行うことができます。


トルコは2021年をロックダウンで迎える

トルコはコロナ対策の一環として、今夜9時から1月4日午前5時まで、4日間のロックダウンで新年を迎えることになりました。

 Hurriyet

政府は12月、コロナ感染者と死者が増えてきたため、週末のロックダウンと夜の外出禁止を再導入しました。街でのパーティもなく、娯楽施設も閉鎖された新年は、トルコで初めてのことです。

スーパーマーケット、食料品店、パン屋、肉屋、ドライフルーツ店は、4日間の外出禁止中も営業し、レストランはデリバリーのみの営業になります。人々は基本的な食品を近くに買いに行くことは許可されていますが、外出禁止違反には罰金が科せられます。製造と供給、保健、農業など、いくつかの分野で働く人は、外出禁止から除外されます。

パンデミックのために、リゾート地ボドゥルムで新年の休暇を過ごそうとする人が多く、人口17万人の町が、新年の休暇で47万人にふくれあがっています。警察ソースによると、この24時間に3698台の車がボドゥルムに向かって走っていったそうです。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国のコロナ・ワクチンの最初の便がトルコに届いた

2020年12月30日 | 国内
12月30日 中国のシノヴァク・バイオテック社にオーダーしたコロナ・ワクチン300万回分を積んだ飛行機が、12月30日早朝、アンカラに到着しました。

 Hurriyet

ワクチンの容器17個を積んで北京を発ったトルコ航空777機は、午前5時44分、アンカラのエセンボーア空港に着陸しました。ファフレッティン・コジャ保健相はワクチンの到着を発表し、14日間のテスト後、ワクチン接種が始まると語りました。「テストが終わったらただちに、公共保健総局の調整の下に、ワクチン接種プログラムが始まります」と、保健相は付言しました。

コジャ保健相はまえに、「トルコはシノヴァック社のワクチン5000万回分を受け取る。最初の2000万回分は、12月と2021年1月に送付される」と言いました。保健相はまた、ドイツ・ベースの製薬会社バイオNテックが開発したワクチン3000万回分を購入すると発表しました。

ワクチン接種はいまのところ、義務化されていませんが、政府はコロナ・ワクチンの必要性を一般に納得させ、集団接種を可能にしたいと考えています。政府は集団ワクチン接種を医療従事者と、65歳以上の持病のある人から始める計画です。

第2段階では、軍職員、警官、教師、学術スタッフ、司法職員、食品と運輸産業で働く人々のような、不可欠な分野で働く人と、ハイリスクの環境で働く人々に接種が行われます。次の段階では、50歳から64歳までの人々と、50歳以下で持病のある人々が接種を受けます。残りの18歳から49歳の人々は、ワクチン接種の最後の段階になります。

「ワクチン接種予約ののリストは、まもなく用意されます」と保健省科学委員会のレヴェント・アクン教授はヒュリエト紙に語りました。ワクチンは病院と、地元保健委員会に指定された場所に保管されると、アクン教授は言いました。「ワクチンを保管する主要な倉庫は、アンカラにあります。庫内には、ワクチンをマイナス70度に保てる冷蔵庫があります」

中国のワクチンは、普通の冷蔵庫内で、2~8度で保管できると、保健省の社会科学委員会のムスタファ・ネジュミ・イルハン教授は言いました。「皆さんはワクチン接種を2回受けることになるでしょう」

トルコには、確認されたコロナ感染者が217万人以上登録されており、感染拡大による死者は総計2万人を超えています。


新年の外出禁止令は外国人ツーリストにも及ぶ

「政府は大晦日の祝祭でコロナ・ウイルスが拡散するのを阻止するために、新年4日間の外出禁止中、一部の通りと広場を閉鎖する。禁止令は外国人ツーリストにも及ぶ」と、12月30日、当局が発表しました。

 Hurriyet

内務省が地方行政に送った回状によると、イスタンブルのイスティクラル通りやスルタナメット広場、アンカラのクズライ広場、イズミルのギュンドーアン広場など、有名な観光地は、12月31日午後9時から、1月1日午前10時まで閉鎖されます。週末の外出禁止は、1日早く大晦日の夜にも科されます。

新年の外出禁止は、12月31日木曜午後9時に始まり、1月4日月曜午前5時に終わります。トルコはコロナ・ウイルスの拡散を阻止するための対策のひとつとして、12月5日から、週日夜の外出禁止と週末の完全外出禁止を行ってきました。


   「ときどきダイアリー」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年は「PTTスタイル」で、お家で祝おう

2020年12月29日 | 国内
12月29日 トルコの家族たちはいま、「PTTスタイル」という方法で、お家のテレビの前で新年を迎えようとしています。

 Hurriyet

コロナ・パンデミックのため、政府は大晦日に集まって、お祭り騒ぎをすることを禁じたため、多くの家族たちは買物に出かけ、ナッツやクッキーや、新年に必要な物をバッグいっぱい買い、近親者たちと大晦日の夜を過ごすことになりました。

PTTはトルコの国立郵便電信局の略称ですが、新年のPTTは「ピジャマ(パジャマ)、テルリク(スリッパー)、テレビジョン」の略称で、大晦日の夜は、家でパジャマにスリッパーで、テレビの前に寝転んで過ごそうという意味です。

4人家族が新年を祝う食卓には、スープ、ライス、サラダ、メーン料理、デザートと、その後のナッツやフルーツのために、少なくとも200リラ(27ドル)はかかります。コロナ対策として、ホテルやレストランのイベントが規制されたため、家で新年を迎えることにした人々は買物に走りました。
ヒマワリの種、塩味のピーナッツ、炒ったヒヨコ豆1キロのために、人びとは約40リラ(5.5ドル)を費やします。ピスタキオ、カシュウナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを加えると、値段は90リラ(12ドル)になるかもしれません。

また、食後のフルーツとして、マルメロ、リンゴ、ナシ、ミカン、オレンジなどを買えば、最低で15リラ(2ドル)になります。パイナップルや、イチゴ、バナナを加えたら、値段はもっと高くなるでしょう。


トルコは明日、中国ワクチンの最初の便を受け取る

中国のコロナ・ワクチンの最初の便、300万回分のワクチンが、12月30日、トルコ航空の北京=イスタンブル便でトルコに届くでしょう。

 Hurriyet

トルコ航空によると、ワクチンはまずイスタンブル空港に届けられ、その後、首都アンカラに送られます。ワクチンの容器17個を積んだボーイング777型の航空機が12月30日午前6時10分、イスタンブル空港に着陸するでしょう。

ワクチンは12月28日にトルコに届くはずでしたが、北京税関のコロナ感染のために、1日か2日、送付が遅れると、コジャ保健相は週末に言いました。トルコは中国ワクチン5000万回分の購入に調印しています。コジャ保健相は以前、最初の2000万回分のワクチンは、12月中か2021年1月には送付されると言いました。

先週、保健相はまた、ファイザーとコロナ・ワクチンを共同開発しているバイオNテック社との契約を発表しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコはアタテュルクのアンカラ到着記念日を祝った

2020年12月28日 | 国内
12月28日 27日、近代トルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクの101回記念日を祝う式典が、アンカラで行われました。

 Hurriyet

記念イベントは、アタテュルクの霊廟アヌトゥカビルで始まり、市の上級職員たちが出席しました。ヴァシップ・シャヒン・アンカラ知事、マンスル・ヤワシュ・アンカラ市長、市の職員からなる代表団が、アスランル・ヨルを通って、アタテュルクの霊廟へ行進しました。

シャヒン知事は墓前に花輪を置き、1分間の黙祷を捧げ、つづいてトルコ国歌斉唱が行われました。その後、知事はアヌトゥカビルの記念帳に記帳しました。今年の式典参加者はコロナのため、人数制限されました。

また、この日を記念して、アンカラの中心広場に建てられた記念碑が開幕されました。ヤワシュ市長は開会のスピーチで、男性、女性、若者、子供たち、記念碑に刻まれた独立戦争を信奉するアンカラ市民たちが、ここに参集したと語りました。

ヤワシュ市長はまた、トルコ国歌の作詞者メフメト・アキフ・エルソイの没後84周年を、愛と敬意と感謝をもって記念すると語りました。スピーチの後、シャヒン知事、ヤワシュ市長、その他の参加者たちがリボンをカットし、記念碑をオープンしました。

アタテュルクのアンカラ到着は、独立戦争中の画期的な出来事として記念されています。独立戦争は1919年5月19日に始まり、1922年9月9日、大勝利に終わりました。1923年10月29日、共和国宣言が行われました。


トルコへの中国ワクチンの送付が1~2日延期される

ファフレッティン・コジャ保健相が、中国のコロナ・ワクチンのトルコへの送付が1~2日延期されると言い、北京税関でのコロナ感染について話しました。

 Hurriyet

トルコは中国のシノヴァック社から5000万回分のワクチンを購入する契約に調印しています。最初の300万回分の送付は、12月28日ということになっています。「ウイルス事件の結果、税関の作業が一時的に停止されたため、ワクチンの送付は1~2日、遅れるだろう」と、コジャ保健相は、27日、ツイッターで説明しました。

保健相は先週、コロナ・ワクチンをファイザー社と共同で開発したバイオNテック社との契約について発表しました。この契約の下に、バイオNテック/ファイザーのワクチン550,000回分が、今年末か遅くとも2021年初めまでに、トルコに送られるだろうと、コジャ保健相は言いました。

「450万回分のワクチンが、2021年3月末までに、トルコに送られてくるだろう。トルコは契約の一環として、3000万回分のワクチンを入手できるだろう」と、保健相は言っています。保健相はまた、トルコはコロナ・ワクチン接種を義務化はしないと,くり返しました。

「わが国は、ワクチン接種の用意はできています。保健省は、科学者たちとともに、コロナに対するワクチン接種の必要性を、人びとに納得させるべく努めています」と保健相はツイートしています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコを援助できて、とても嬉しい」バイオNテック社設立者

2020年12月27日 | 
12月28日 ドイツの製薬会社バイオNテック社(ビオンテック社)の、トルコ・オリジンの設立者が、コロナ・ワクチンの送付契約後の12月26日、「トルコを助けられて非常に嬉しい」と語りました。

 Hurriyet

「トルコは私たちの母国です。私たちはトルコの人々を助けられて、とても幸せです」と、ウーウル・シャーピン博士はアナドル通信の独占インタビューで言いました。12月25日、トルコ当局はバイオNテック社との契約を発表しました。

「私たちも、わが社がトルコに進出することを望んでいます」と、博士は言い、トルコの科学技術調査委員会に言及しました。「私たちはトルコに投資したいと思っています。わが社は初めてトルコに製品を送ることになりました。私たちはトルコで研究したいのです。私たちはいくつかの大学の教授たちと研究を始めました。ワクチンの研究のほかに、私たちはトルコでガンの研究をしたいと思っています」とシャヒン博士は言いました。

契約によると、同社はトルコに、まず550,000回分のコロナ・ワクチンを、今年末か、遅くとも2021年初頭までに送ることになっています。「わが社は2021年末までに、3000万回分のワクチンをトルコに送る計画です。わが社は3月末までに、450万回分のワクチンを送ります」と博士は言いました。

「わが社は来年のために、ファイザー社とともに、10億回分以上のワクチンを生産したい。私たちはワクチンを80か国以上に送らなければなりません」と彼は言いました。シャヒン博士はまた、中国のシノヴァク社の「コロナヴァク」に言及し、中国もワクチンの試験と医療テストを長く行っていると言いました。

重要なことはトルコがじゅうぶんなワクチンを持つことだと、彼は言い、「私がこれまでに見たワクチンはすべて機能し、役に立つ」と付言しました。

ワクチンの副作用
副作用の可能性について、シャヒン博士は「バイオNテック社のワクチンは、これまでに150万人に使われている」と言いました。「頭痛、腕の痛み、軽い疲労感、ときには発熱などの副作用がありますが、これらは1日か2日で消えています」

まれに、アレルギー反応があるかもしれないと、シャヒン博士は言いました。アレルギー反応はワクチン接種後、30分以内に現われるから、その間、患者は医療職員に付き添われているべきだと、博士は強調しました。「アレルギーが最大の副作用でしょう」と彼は言い、この副作用は5万人中、1人に見られると付言しました。

「私たちは人々の70%にワクチン接種をしなければなりません。これが達成できたら、私たちは、次の冬の前に、通常の生活に戻ることができます」とシャヒン博士は言いました。


トルコの輸出は目標を上まわった

トルコの年間輸出額は、12月25日、1660億ドルに達し、2020年の目標を超えたと、ルフサル・ペクジャン貿易相が、12月26日、言いました。

 Hurriyet

9月に発表された新しい経済計画では、トルコの輸出目標は、2020年は1659億ドル、2021年は1840億ドル、2022年は1980億ドル、2023年は2140億ドルでした。2019年のトルコの輸出は1715億ドル、2018年は1679億ドルでした。

2020年はコロナ・パンデミックのために苦境にある国々もありますが、トルコはすばらしい輸出パフォーマンスを見せました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳優たちがウイルスへの注意喚起のためにパーフォマンス

2020年12月26日 | 国内
12月27日 東部トルコ・エラズー県で、舞台俳優たちが、25日、新型コロナ・ウイルスへの注意を喚起するためにパーフォマンスを行いました。

 Hurriyet

アルミラ劇場研究所の俳優たちが、コロナ感染拡大に人々の注意をひくために、「ウイルスはわれわれの中にいる」をスローガンに、街を行進しました。コロナ・ウイルスの衣装を着た俳優たちは、広場や目抜き通りを歩き、マスクを着用し、ソシアルディスタンスを守り、衛生に注意するよう、人びとの注意を促しました。

俳優たちはまた、ウイルスがどのように感染するかを、ミニ・コンサートで演じて見せました。劇場の学芸員マフムート・ユルドゥルムさんは、アナドル通信に、「私たち仲間は、パーフォマンス・アートによって、コロナとの戦いに貢献したいのです」と語りました。「このパーフォマンスを通じて、ウイルスが私たちの近くにいるかもしれないことを人々に伝えたい」と、ユルドゥルムさんは言い、地元の人々も肯定的な反応を見せていると付言しました。

パーフォマンスを見ていた地元民のシラン・オズゲンさんは、「私たちはどこでコロナに出会うかもしれません。だから、規制や規則には従うべきです。劇場の俳優さんや女優さんたちが、ウイルスの注意に努めていることに感動しました」と言いました。


2021年はトルコの改革の年にする


エルドアン大統領が12月26日、2021年はわが国の民主的・経済的改革の年になるだろうと布告しました。

 Hurriyet

「約束したように、私は、2021年は民主的・経済的改革の年にしたいと思っています」と、エルドアン大統領は、イスタンブルからビデオで、アンカラのあるオープニングで語りました。「できるだけ早く、国民と国会にそのための用意を示します」

また、トルコは、あらゆる国家と話しあい、合意し、共闘する用意があると、大統領は力説しました。「トルコはアメリカ、ヨーロッパ、中国、ロシアその他の諸国とも、解決できない問題はなにも抱えていません」


トルコ国防相がリビヤ訪問

フルシ・アカル国防相が12月26日、リビヤを訪問しました。

 Hurriyet

参謀長ヤシャル・ギュレル将軍ほか司令官たちも同行しました。アカル国防相は、リビヤのカリド・アルミシリ国家最高評議会議長、サラフッディン・アルナムロウシ国防相、ファティ・バシャガ内相と会談しました。

2019年11月、トルコとリビヤは安全保障協力と海上境界線に関する協定に調印しています。トルコは、ウリファ・ハフタル将軍の攻撃に対して、国連が認めるリビヤ政府を支援しています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年1月~11月、トルコを訪れた外国人ツーリストは1200万人

2020年12月26日 | 観光
12月26日 2020年の1月~11月、1203万人の外国人ツーリストがトルコを訪れたと、12月25日、文化観光相が言いました。

 Hurriyet

この数字は、前年1月~11月の4,290万人に比して、71.95%の減少です。コロナ・パンデミックとその対策のための、予想通りの数値です。2019年12月、中国に現れた新型コロナ・ウイルスは、7つの大陸にひろがり、多くの人々を感染させ、死に追いやりました。

ステイホームや人間的接触禁止など、ウイルス拡大を阻止するための対策が、経済、とりわけ観光と旅行の分野に厳しい打撃を与えています。歴史的古都イスタンブルは、トルコ最高の観光地ですが、11月末までの外国人観光客は約460万人、前年のほぼ38.2%です。

地中海岸のリゾート、アンタリヤを訪れた外国人ツーリストは320万人で、イスタンブルに次いで2位。3位は、ギリシャとブルガリアと国境を接するエディルネで、168万人の外国人ツーリストが訪れました。

国別では、1位はロシア人ツーリストで、約200万人で、16.94%。ブルガリア人9.18%、ドイツ人8.9%、ウクライナ人8.02%、イギリス人6.68%。11月、トルコは833,991人の外国人ツーリストを迎えましたが、昨年11月の220万人には遠く及びません。


トルコはバイオNテック社とコロナ・ワクチン購入契約を行った

トルコの保健相が「トルコはドイツの会社バイオNテック社と、12月25日、契約をした。まず55万回分のコロナ・ワクチンが、年末か、遅くとも2021年初頭までに、わが国に送られる」と言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相によると、この契約の下に、450万回分のワクチンが、2021年3月末までに、トルコに送られます。トルコはこの契約によって、3000万回分までのワクチンを入手できることになったと、保健省は付言しました。契約手続きの遅れは、同社が、生産問題に責任を取ることを望まなかったためだと、保健 相は言いました。

ワクチン接種は承諾書を基本にして行われると、保健相は付言しました。保健相はまた、トルコ国民を代表して、トルコ系ドイツ人の科学者で、バイオNテック社のCEOで設立者のウーウル・シャヒン博士に感謝すると語りました。

トルコはこれまでに、コロナウイルスの感染拡大で、210万人の患者と19,371人の死者を出しています。明るい面を挙げれば、197万人の人々がウイルスから回復しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコは95%有効な中国のワクチンを使う」保健相

2020年12月25日 | 国際
12月25日 中国のシノヴァク社が開発したコロナ・ワクチンの第3段階の試験の結果は、91.25%有効であることを示したと、ファフレッテイン・コジャ保健相は言い、トルコは集団接種に使用することにしたと付言しました。

 Hurriyet

保健相によると、300万回分のワクチンの最初の便が、12月28日、トルコに届くそうです。トルコ政府は総量5000万回分のワクチンを購入する契約に調印しました。「われわれはワクチンは有効であり、トルコ人にとって安全だと信じている」とコジャ保健相は言いました。

「約900万人の人々が、第1段階のワクチン接種を受けるでしょう。1日に150万から200万の人々が、注射を受けられます」と、保健相は12月24日、保健省科学委員会の会議後の記者会見で語りました。

最優先の3グループの人々が、医療のプロとともに、1月か2月か3月、遅くとも4月には、ワクチン接種を受けられるだろうと、コジャ保健相は言い、自分も接種を受ける最初のグループの1人になると付言しました。委員会のメンバーの1人セルハト・ウナル教授は、試験中、大きな副作用は見られなかったと言っています。「ワクチンによる通常の副作用は、発熱、軽い痛み、疲労感などです」


ロンドンのトルコ人運転手が222日のコロナとの戦いに勝利

ロンドンに住むトルコ・キプロス人のタクシー運転手がコロナを打ち負かし、無事に帰宅しました。彼は英国で最も長くコロナと戦い、回復した患者になりました。

 Hurriyet

アリ・サカルオールさんは(56)はロンドンの病院で222日を過ごし、家族は3回も「もうご臨終です」と言われました。彼は心筋梗塞、脳卒中、肺虚脱のほか、肝臓と腎臓も悪く、敗血症もありました。しかし、9人の孫を持つ彼は、元気に帰宅し、道に並んだ隣人たちに拍手で迎えられました。

糖尿病のためにリスクの高ったサカルオールさんは、3月末に高熱と、味覚と嗅覚を失う症状を感じました。救急隊を呼びましたが、自宅隔離するよう言われました。4日後、彼は心臓発作を起こし、近くの病院に運ばれ、3か月間、昏睡状態にありいました。医師たちは彼の娘に、「もう生きられるとは思えない」と告げました。

家族は彼に別れを告げるチャンスを与えられましたが、家族たちは人工呼吸器を外すことを認めませんでした。サカルオールさんは5月末、呼吸を助けるために、気管切開を受け、7月1日、昏睡から覚めました。

病院で186日、介護ホームで36日を過ごした後、彼は理学療法を始め、次第に歩いたり話したりできるようになりました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ状況は大都市で改善へ

2020年12月25日 | 国内
12月24日 トルコの大都市でのコロナ状況は改善してきて、政府が導入した一連の対策の成果で、患者数も、集中治療室で治療を受けている人の数も減ってきたと、専門家たちは言っています。

 Hurriyet

コロナ対策の一環として、トルコは全国81県で、週日夜の外出禁止と週末のロックダウンを実行しました。レストランやカフェはデリバリーとテイクアウトのみの営業が許可されました。

「感染者数の減少には満足しています。規制と対策が成果として、新たな感染者数が減っています」と、ファフレッティン・コジャ保健相は、12月23日、ツイッターに書きました。「コロナ病棟の感染者数は、この1か月で40%くらい減少しました」と、イスタンブルのジェラフパシャ医大のゼカイ・クトゥルバイ医師長は言い、集中治療室の患者数も1か月で50%まで減ったと付言しました。

クトゥルバイ医師長はまた、コロナの外来患者数も40~50%減少したと語りました。多くの病院は感染拡大の第2波が始まったとき、恐慌を来たしました。集中治療室も満杯になりました。しかし、大都市では、状況は大きく改善されたと、集中治療学会のオクタイ・デミルクラン教授は言いました。「救急隊のストレッチャーの上で待っている患者は、もういません。私たちは大都市での状況の改善を評価しています」

デミルクラン教授はまた、人びとが状況が改善されたと聞いて、注意がおろそかになることを懸念していると言いました。「とりあえずのリスクは新年の祝賀が近づいていることです。人々が新年を祝って、グループで集まれば、1月末か2月には、私たちはまた、問題を抱えることになります」と教授は説明しました。

クトゥルバイ医師長は、感染の多くは家庭内感染か職場感染であることを強調しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする