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ダヴトオール氏がAKPの新党首に選ばれた

2014年08月28日 | 国内
8月28日 水曜、次期トルコ首相アフメト・ダヴトオール氏が、トルコの政権与党・公正発展党(AKP)の新党首に選ばれました。ダヴトオール新党首は木曜の首相任命に先だって、彼のヴィジョンを語り、トルコは新しい憲法を必要としていると言いました。

Hurriyet

エルドアン次期大統領からAKP党首の座を譲られらダヴトオール氏は、スピーチで、2人は協力してその任を果たすと言いました。新党首はまた、EU加盟はトルコの戦略的ターゲットであり、決意をもって追及してゆくと言い、また、わが国の外交政策は全方位外交をつづけるとも言いました。

「AKPは国民そのものです。私たちは国民として、わが大統領に感謝しています。大統領はこの党を、たった1年半で政権につけたのです。私たちは固く結束しています。
アレヴィー派も、スンニー派も、この国の所有者です。非ムスリムの兄弟たちも、まったく同じです。思いやりと慈悲の心は私たちの文化です。表現と思想と企業の自由は、AKP政府によって守られています」とダヴトオール新党首は語りました。


新しい大統領機に野党が国会質問

4億3600万リラのエアバスがエルドアン次期大統領のために、国費を使って購入されたという報道に関して、最大野党CHPが国会で質問しました。
CHPのセズギン・タンルクル副議長は、今週、大統領に就任するエルドアン氏が大統領任期中に使用するために、エアバスA330-243CJが購入されたという報道に関して、メフメト・シムシェク財務相に質問しました。

 Hurriyet
 
ANA,ATA,GAP,DAPの4機の飛行機が、大統領、首相、閣僚用に使われている。


「エルドアン氏が任期中、その飛行機を使用するというのは事実ですか? 報道が事実なら、飛行機を買うために首相の自由裁量金が使われたのですか?」とタンルクル副議長は尋ね、その総額を報告するよう求めました。

現在のATAジェット機という名は、トルコの初代大統領でトルコ共和国建設者のムスタファ・ケマル・アタテュルクの名に因んだものですが、この名も変えられるのかと、タンルクル副議長は質問しました。
彼はまた、エアバスはアンカラの格納庫に入らないから、新しい格納庫を造らなければならなかったという話に言及し、格納庫建造のための入札はどのように行われたのか、だれが落札したのかも尋ねました。


東南部で農夫たちが長い停電に抗議して道路を封鎖した

東南部のマルディン県で、農夫の一団が高速道路にバリケードを造って、長い停電に抗議しました。8月28日、農夫たちは、マルディンとクズルテペ市を結ぶ高速道路の配電所に集まり、道路に石ころやタイヤなどを置いて道路を封鎖しました。

 Hurriyet

憲兵隊が介入し、催涙ガスを使って集団を散らしたため、彼らの怒りに火がつきました。長い停電に対する農夫たちの抗議は3日間つづきました。この地方の170の村で停電がつづき、日常生活に不便をきたしているそうです。

「水不足で家畜はみな死にました。われわれは問題の解決を求めて3日間、ここにいますが、国からもらったのは催涙ガスだけです。これはテロですよ」と農夫。クルド系の政党・国民民主党(HDP)のギュルセル・ユルドゥルム議員が農夫たちの話を聞きに来ました。


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