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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

日本がトルコのドローンに注目。防衛相がトルコを訪れた

2025年08月22日 | 国際
8月23日 日本の中谷元防衛相一行は、水曜、トルコの無人航空機(UAV)の有力メーカー「バイカル」社を訪れ、トルコのドローン購入と両国の防衛関係の強化に関心を示しました。

 Hurriyet

「日本の中谷元防衛相一行が“オズデミル・バイラクタル国立技術センター”を訪れた。われわれは喜んで大臣らを迎えた」と、バイカル社はトルコのソシアルメディア「NSソシヤル」に投稿しました。

バイカル社のセルチュク・バイラクタル会長とハルク・バイラクタルCEOが、中谷防衛相に同社の事業を説明しました。「トルコ防衛産業」のハルク・ギョルギュン総務部長も同席しました。

トルコ最大の防衛企業のひとつバイカル社は、UAVの輸出で大きな成果を上げ、同社幹部は4年続けて、トルコの高額納税者のトップになっています。

中谷防衛相はまた、8月19日、「トルコ航空宇宙産業(TUSAS)を訪れ、軍事施設を視察し、20日にはイスタンブルで防衛企業の代表らと会談しました。

日本のメディアは、中谷大臣の訪土の主要な目的は、トルコのドローン購入を検討するためだと言っています。日本はアメリカとオーストラリアからの購入も考えていますが、バイカル社の武装ドローンにも大きな関心を示しています。


トルコは南コーカサスと結ぶ鉄道プロジェクトを開始した

8月22日、トルコは南コーカサスと接続する戦略的ルート「ザンゲズル回廊」の重要な一部となる、トルコ東部への鉄道の基礎を敷設しました。

Hurriyet

224キロメートルのカルス=ウードゥル=アラルク=ディルジュ鉄道ラインは、ザンゲズル回廊の最も重要な部分として設計されました。回廊はアゼルバイジャンとナヒチェヴァンの飛び地を結ぶのが目的です。

「このプロジェクトは、ザンゲズル回廊を実現する最も具体的なステップです。これはトルコにとって一歩前進だけでなく、南コーカサスとユーラシアの未来にとっても前進です」と、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相は、ウードゥルで行われた着工式で語りました。

運輸相はまた、「このプロジェクトのために、すでに24億ユーロ(約27億9000万ドル)の海外からの融資が確保されています。このプロジェクトによって、トルコに相当量の外貨が流入するでしょう」と言いました。

「総投資額は約110億リラになると推定されます」と運輸相は付言しました。「このプロジェクトは国際的平和と繁栄のためのロードマップです」

この回廊はトルコ、アゼルバイジャン、アルメニアの経済協力を強化し、地域の安定を促進すると期待されます。


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トルコはエネルギー自給国になれるかも

2025年08月21日 | 経済
8月22日 アルパルスラン・バイラクタル・エネルギ天然資源相が、海外の石油と天然ガスの生産量がじゅうぶんな量に達したと発表しました。

 Hurriyet

バイラクタル・エネルギー相によると、7月、トルコは海外事業で、3億3900万立方メートルの天然ガスと、110万バーレルの石油を産出しました。エネルギー相は、国内資源、とくにガバルとサカリヤのガス田の可能性を強調し、さらに多くの石油とガスの生産をめざすと言いました。

「われわれは国内外で作業を加速します。運がよければ、トルコはエネルギー自給国になるでしょう」とエネルギー相は言いました。「国内外の事業のおかげで、トルコはいま、“エネルギー完全独立トルコ”というビジョンに従って、石油の必要量の15%、天然ガスは必要量の16%を、自国生産でまかなっています」

エネルギー天然資源省によると、国内の石油とガスの生産は快調につづいています。7月、トルコ国内の石油生産量は400万バーレルに、天然ガス生産は2億8800万立方メートルに達しました。

7月の石油とガスの生産量を合わせると、総生産量は石油570万バーレルに相当します。


気候変動と管理ミスで、ベイシェヒル湖の水の減少が憂慮される

トルコ最大の淡水湖、中央アナトリアのベイシェヒル湖の水位が劇的に下がり、岸から300メートルも下がった部分もあります。かつて湖だった場所が草地と湿地帯に変わり、新しい島ができています。

 Hurriyet

「この湖は死にましたなにも言うことはありません」と、ベイシェヒル漁業組合のハサン・クルト会長は,かつては湖底だった場所に立って言いました。

「私たちがいま立っている場所は、以前は湖の深いところでした。いまは岸辺から何百メートルも離れてしまいました。私たちは300メートル後方で魚を獲っていましたが、いまは1500メートルです。いくら歩いても水はありません」

656平方キロあったベイシェヒル湖は、チャルシャムバ川によって、コンヤ平野の灌漑に利用されていただけでなく、400人の漁師の暮らしを支えていました。

いまは漁業も、ボート・ツアーも、ほとんどなくなり、点在する乾いた土地で、家畜たちが草をはんでいます。クルトさんは、湖が湿地と草地に変わったことは、地元社会にとって大打撃だと言いました。

「漁業は終わりました。農業ももうだめですね。湖は、いまは飲料水として使われているだけですが、それも数か月はつづかないでしょう」

専門家と地元民は、この危機は、気候変動と管理不十分な農業灌漑によるものだと言っています。また、湖に水を送る川沿いに造られたダムと貯水池が、川の自然な流れを妨げているためとも言われています。


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日本の閣僚が珍しくトルコを訪れ、防衛協力を求めた

2025年08月20日 | 国際
8月21日 日本の中谷元防衛相がトルコを公式訪問し、トルコ国防相と会談しました。この訪問には、トルコのドローンの調達と防衛協力の拡大のための会談が予定されていました。

 Hurriyet

8月19日、中谷防衛大臣は、アンカラで、トルコのヤシャル・ギュレル国防相と会談しました。日本の防衛相がトルコを公式訪問したのは今回が初めてです。

「今日の進展する世界環境に照らして、われわれは友好国日本との協力を強化するために、とくに防衛産業と軍事関係の分野で、できることはなんでもする用意があることを強調したい」と、この会談後、ギュレル国防相はソシアルメディアに書きました。

報道によると、1時間半に及んだこの会談で、両国の防衛協力をさらに拡大することが合意されました。

日本の防衛相はまた、トルコ訪問の一環として、大手防衛請負企業「トルコ航空宇宙産業」(TUSAS)を視察しました。防衛相はまた、イスタンブルに赴き、軍事企業を訪れ、有名なドローン製造会社「バイカル」を含む防衛企業の代表らと会談しました。

日本のメディアによると、今回のハイレベル訪問の中心的議題は、トルコのドローンの入手の可能性にあるということです。「ジャパン・タイムス」は、日本は無人航空機購入に、2026年度予算から2000億円(約14億ドル)を充当する意向だと報じています。


フィダン外相とルビオ国務長官が電話で話し合った

外交ソースによると、ハカン・フィダン外相は、火曜、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官と電話で話し、トルコは公正かつ恒久的な平和のための取り組みを支援する用意があると話しました。

 Hurriyet
アメリカのルビオ国務長官(右)とトルコのフィダン外相


両外相は、最近のトランプ大統領とプーチン大統領とのアラスカでの会談と、ゼレンスキー大統領とヨーロッパのリーダーらを交えたワシントンの会談の成果について話し合ったと、外交ソースは言っています。

フィダン外相は、トルコはロシアとウクライナの戦争を終わらせるために助力する用意があると、くり返し語りました。

話題はガザの現状に及び、フィダン外相は、即時かつ永続的停戦と、人道支援物資の配布の継続の必要を強調しました。

両外相はまた、最近のシリアの状況について話し合い、シリアの安定と統合と領土保全の重要性を語り合いました。


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トルコ最年少の女性パイロットがタイム誌の「今年の少女」に選ばれた

2025年08月19日 | 
8月20日 単独飛行を完遂したトルコの最年少女性パイロットが、アメリカ・ベースの「タイム」誌の「今年の少女」10人の1人に選ばれ、勇気と創造性と社会へのアクティブな影響力によって表彰されました。

urriyet

ブルサの17歳の高校生デフネ・オズジャンさんは、超軽量航空機のパイロット免許を得るために飛行訓練を始めました。

「タイムに選ばれるとは思ってもいませんでした。とても驚いています」と彼女はメディに言いました。オズジャンさんは空への夢を果たすために、2023年、アマチュア飛行免許プログラムに参加しました。

6時間の飛行と10時間の地上学習を終えた後も、彼女は訓練をつづけ、教官パイロットとともに18時間の飛行を終え、昨年、初の単独飛行を果たしました。

飛行することはオズジャンさんの生活の中心になっていますが、彼女はまた、父親を見習って、機械工学の勉強に取り組むつもりでいます。


「旧ヴァン市」で第1次世界大戦の痕跡が発見された

歴史的なヴァン城の南に位置する「旧ヴァン市」の発掘で、第1次世界大戦の大砲の砲弾や拳銃の薬莢が見つかりました。

 Hurriyet

BC3000年来の歴史あるヴァン城には、ウラルト、スキュティア、メディア、ペルシア、ローマ、ササン朝の文明の痕跡が残っています。旧ヴァン市の面積は450,000平米、セルジュク時代とオスマン時代の遺物も出土しています。

旧ヴァン市は、1069年、セルジュク・スルタン・メリクシャーに征服され、オスマン時代まで、さまざまなトルコ系イスラム国家の支配下にありました。20世紀初め、旧ヴァン市は、アルメニアの反乱と第1次世界大戦の影響で大きく破壊されました。

文化観光省は未来の世代のために建築遺産を保存する目的で、2024年、「未来への遺産」プロジェクトの下に、発掘と修復作業を始めました。

ヴァン・ユズンジュユル大学歴史学部のギュルセン・バシュ・テルジオール教授は、「いろいろな大きさの砲弾10個以上が発見されましたが、これによって兵舎の大きさがわかります」と語りました。

「薬莢の数は800個を超えています。専門家が焦げた文書をひとつひとつ分析しています。これらの記録が読解されれば、オスマン時代後期の、この地方の軍事組織に関して、新しい詳細な情報が得られるでしょう」


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朝鮮戦争で戦死したトルコ兵の遺体が返還された

2025年08月18日 | 国際
8月19日 朝鮮戦争(1950~1953年)で戦死した4人のトルコ兵の遺体が発見され、トルコ当局に返還されたと、駐韓国トルコ大使が発表しました。

 Hurriyet

2011年のアメリカと北朝鮮間の協定で、クヌリ地方で発掘が行われ、多くの人骨と所持品が出土したと、ムラト・タメル大使がアナドル通信に語りました。

北朝鮮のクヌリ地方は、朝鮮戦争中、最も戦闘の激しかった場所のひとつで、多くの戦死者・戦傷者が出ています。

トルコは朝鮮戦争に4旅団、総計21,212人の兵士を送っています。戦争に参加した16か国中で、トルコの死傷者数は3位で、戦死者と行方不明兵は900人に達します。

韓国の釜山(ぶさん)にある国連記念墓地には、戦死した462人のトルコ兵士が埋葬されています。

新たに発見された4人の遺体は、検査のためハワイの調査センターに送られ、遺伝子テストが行われたと、タメル大使は言っています。


古代都市サルディスでリディアの宮殿の遺構が出土した

ユネスコの世界遺産に登録されている古代都市サルディスで、紀元前8世紀の リディアの宮殿の遺構が出土しました。

 Hurriyet

マニサ県サルディス地区に位置する古代都市サルディスは、リディア王国の首都であり、貨幣が初めて、国家保障の下に鋳造された歴史でも知られています。

サルディスの考古学発掘と修復作業は120年前から始まり、現在はウイスコンシン大学のニコラス・ケイヒル教授の指導の下に行われています。

BC1200年からの歴史を有するサルディスは、さまざまな文明による建造物や遺品の宝庫です。サルディスを訪れれば、多神教時代のアルテミスの神殿から、歴史上最大のシナゴーグ、聖ヨハネの福音書に記されている教会、記念碑的なローマ浴場や競技場まで見ることができます。

今年のサルディスの発掘は8メートルの深さに達し、リディア時代の宮殿や、豪華な家屋、テラスの残骸などが出土しています。

「リディア時代の遺構の上に、ペルシア時代、ヘレニズム時代、ローマ時代、ビザンティン時代が層をなしていますから、リディアの発掘はなかなか大変です」と、ケイヒル教授は言いました。


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沿岸警備隊がイズミル沖で不法移民100人を拘束

2025年08月18日 | 国際
8月18日 トルコ当局は、イズミル沖で115人の不法移民を捕らえ、また別件で、移民25人も救助しました。

 Hurriyet

イズミル沿岸警備隊司令部のウエブサイトによると、不法移民らは手続き後、イズミルの移民管理局へ送られました。

ドローンがイズミルのウルラ地区沖で、航行するボートを見つけて、作戦が行われました。警備隊は船上にいた50人の子供を含む115人の不法移民を捕らえました。密航に関わった容疑者2名も拘束されました。

別件で、チェシュメ沖でも、8人の子供を含む25人の不法移民が乗ったゴムボートが、ギリシア側からトルコ領海に押し戻されてきました。沿岸警備隊は情報を得て、25人を救助しました。


トルコとウクライナの外相が和平プロセスについて電話で話し合った

トルコのハカン・フィダン外相が、土曜、ウクライナのアンドリー・シビハ外相と電話で話し合いました。

Hurriyet
ウクライナのシビハ外相(右)とトルコのフィダン外相


トルコの外交ソースによると、両外相は、金曜のアメリカとロシアの大統領のアラスカ・サミットについて話し合いました。

フィダン外相は、恒久的な平和は、ウクライナを含むプロセスによってのみ達成できると言い、8月18日にワシントンDCで行われる、ウクライナのゼレンスキー大統領とアメリカのトランプ大統領の会談の重要性を強調しました。

フィダン外相はまた、平和達成にための外交努力を支持しつづけ、その役割を果たす用意があると付言しました。


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トルコの電気自動車販売数はヨーロッパで4位

2025年08月17日 | 経済
8月17日 EV(電気自動車)の販売台数は、世界的にも、トルコ国内でも、大きく増加していますが、トルコはこの2年間、EVの販売台数でヨーロッパ4位になっています。

 Hurriyet

世界のEVの販売数は、2025年の1月から7月、2024年の同期に比して27%増加し、1070万台に達しています。

トルコでは、同時期、電気自動車の販売数は102,160台に達し、全市場の17.9%を占めるまでになりました。ヨーロッパでは、EVの販売数は30%増え、230万台に達し,北米では100万台に達しています。

「ヒュンダイ自動車トルコ販売社」のムラト・ベルケル販売担当総支配人は、アナドル通信に、トルコのEV販売数は予想を上まわり、昨年より147%増と跳ね上がっていると語っています。

「現在、EVは値上がりで、消費者には抵抗感がありますが、EVは依然、人々を惹きつけていることは変わりません」とベルケル氏は言っています。


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エ大統領はトランプ=プーチン会談前にゼ大統領と話した

2025年08月13日 | 国際
8月14日 アメリカとロシアの首脳がアラスカでウクライナについて重要な会談を行う前の8月12日、エルドアン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話で話し合ったと、トルコ報道局が発表しました。

 Hurriyet

声明によると、電話会談はウクライナ側から始まり、両国の結束と、地域と世界の問題について話し合われました。

エルドアン大統領は、ロシアとウクライナの代表団がイスタンブルですでに3回の会談を行っていることに言及し、今度の会談は恒久平和協定に向けて、有意義な結果を生むことを望むと語りました。

エルドアン大統領はまた、トルコは戦争を終わらせるために首脳レベルのサミットを開催する用意があるとくり返し、このプロセスのための軍事的、政治的、人道的問題に関する作業部会を立ち上げたいと強調しました。

大統領はまた、ウクライナの領土保全と統治権を支持するトルコの姿勢を再確認しました。


サムスンの水没したミナレットの周囲が水上スポーツの中心に

黒海岸サムスン県バフラ地区の「バトゥク・ミナレ」(水没したミナレット)として知られるエリアが、水上スポーツ・ファンが週末に集まってくる場所になりました。

 Hurriyet

1484年から1990年に、国営水力事業局によって、クズルルマク川にデルベント・ダムが建設されて、この地は水没し、ボーアズカヤの約200戸の建物もの水に呑み込まれました。

村のモスクのミナレットは水面に突き出て残り、村落の唯一の名残りとなり、この地域は「水没したミナレット」と呼ばれるようになりました。

今日、バトゥミ・ミナレでは、カヌー・ショウや水上スポーツの競技が行われ、サムスンや周辺の諸県から国内外の人々が訪れています。自然の風景と穏やかな湖面が魅力のこの地は、カヌーやボート漕ぎにはうってつけです。

カヌーのトレーナーでアスリートのヴォルカン・カラマンさんは、この地域の観光の可能性を強調し、この現象を「バフラ地区を発展させる大きなチャンス」と見ています。

「水上スポーツのおかげで、多くのツーリストがこの地を訪れるようになり、地域観光も活性化してきました。訪れる人はカヌー旅行を楽しめるだけでなく、この地域の歴史にも触れることができます」


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WHO 事務総長がトルコの10日の地震に支援の意を表明

2025年08月12日 | 国際
8月13日 世界保健機構(WHO)の事務総長が、8月11日、トルコで前日に起こったマグニチュード6.1の地震の被災者たちに、WHOは救助活動に助力する用意があると明言しました。

 Hurriyet
世界保健機構(WHO)のゲブレイェンス事務総長


「トルコで起こった地震の被災者たちについて配慮している」と、テドロス・アダノム・ゲブレイェンス事務総長は、Xに書いています。「WHOは被災地域とトルコ当局に必要なケアを送る用意がある」と事務総長は付言しています。

トルコの「災害緊急管理局」は、地震は西部トルコバリケシル県のスンドゥルギュ地区を中心に起こったと言っています。震源の深度は11キロ。

81歳の市民が壊れた家の中から救出された後、死亡し、29人の負傷者が救助され、生命の危機にある者はいません。最初の査定では、地震とその後の余震で、16戸の建物が崩壊しました。


1900年昔のローマ浴場にふたたび水が満たされた

南西部ムーラ県の考古学遺跡ストラトニケイアの古代ローマ浴場の修復がみごとに完成しました。オリジナルの水路によって、浴場に水が満たされたのは、1900年来、初めてのことです。

 Hurriyet

ヤタアーアン地区に位置するストラトニケイアは、ヘレニズム時代、ビザンティン時代、メンテシェ・ベイリク時代、オスマン時代、近代共和国時代におよぶ、豊かな歴史ある遺跡です。

しばしば「剣闘士の都」と言われるこの遺跡は、大理石の建造物で知られ、ユネスコの世界遺産の暫定リストに入っています。

ストラトニケイアの発掘は、1977年以来、現在までつづき、多くの時代の歴史に光を当てる美術遺物や建物が発見されています。

この地域の発掘委員会の会長ビラル・ソーウト博士は、「未来への遺産」と題されたプロジェクトの下に行われたローマ浴場の修復は、とりわけ有意義なものだと強調しました。

「発掘と保存作業が終わったら、オリジナルの水路を使って、2000年昔のように浴槽に水を流し込みます」と博士は言いました。「わくわくしています。見学者たちにも楽しんでもらえますね」


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ガリポリの勝利110周年が祝われた

2025年08月11日 | 国内
8月12日 今月10日、ガリポリ作戦で連合軍を下したオスマン軍の勝利の110周年を記念する式典が行われ、国内外から参列者が訪れました。

 Hurriyet

チャナッカレのオメル・トラマン知事、ラシム・ヤルドゥス第2軍団司令官、その他、政党代表や外国代表も参列し、ガリポリ半島の記念碑に献花し、黙祷を捧げました。

政治家たちは記念日を祝うメッセージをソシアルメディアにシェアしました。エルドアン大統領はX に投稿し、勇敢に戦ったアナファルタルの勝利に賛辞を贈りました。

「私たちは、わが英雄たち、殉教者たち、退役軍人たち、とくにトルコ建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクを、敬意と謝意をもって記憶します」と大統領は書きました。

現政権・公正発展党(AKP)の報道係オメル・チェリク氏は、この勝利をわが国民の自由に生きる意志の表出と言いました。最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル議長は、この勝利をわが国民の独立への意志の輝かしいシンボルと語りました。


アンタリヤは今年、1700万の観光客を目標にしている

地中海岸のリゾート地アンタリヤの観光業界は、世界的なインフレや紛争にもめげず、2025年は1700万の観光客を目標にしていると、業界のリーダーたちは言っています。

Hurriyet

「地中海観光ホテル業者連合」のカアン・カシフ・カヴァルオール会長によると、今年8月初旬までに、昨年とほぼ同数の900万のツーリストがアンタリヤを訪れているそうです。

「アンタリヤの地理的条件を考えれば、昨年の1700万人は成功と言えるでしょう」と、カヴァルオール会長は記者団に語りました。

「私たちは、今年初めは1800万人を考えていましたが、イランとイスラエルの緊張の高まりやパレスチナの状況を考えると、1700万がいいところでしょう」

「海外ツーリストで最も多いのは、戦争中でも、相変わらずロシアです。ドイツ人も昨年同様、多く、トップ4市場は基本的に変わっていません。ロシア、ドイツ、イラン、ポーランドは変わりません」


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