トルコのトピックス

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エ大統領がクルチダルオール氏にHDPとの取引の詳細を明かせと要請

2023年05月27日 | 国内
5月28日 エルドアン大統領が、5月26日、「国民連合」の候補ケマル・クルチダルオール氏に、いまは「緑の左党」( YSP)として知られている「人民民主党」(HDP)との協定の詳細を明らかにするよう促しました。

 Hurriyet

「PKKとつながるYSPの議員が、クルチダルオール氏は彼らとの協定に署名したと発表しました。われわれはHDPのメンバーの声明から協定の内容を知りました」と、エルドアン大統領は「ハベル」のライブ放送で語りました。この協定には、2016年以来収監されているHDPのセラハッティン・デミルタシュ共同議長の釈放も含まれていると、大統領は言いました。

デミルタシュ議長は主要なケースのほか、多くの裁判に直面しています。テロに関して有罪判決が出たら、彼は142年の禁固刑が宣告されるかもしれません。収監されているPKKの指導者アブドゥラ・オジャランの釈放も、HDPの目標のひとつです。

「クルチダルオール氏は、セロ(デミルタシュ)を刑務所から出したかったら、私に投票しろと言っています。彼の有権者への契約は、司法の決定に逆らうものであり、法の原則に違反しています」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領はまた、クルチダルオール氏は選挙の第2ラウンドで、いろいろ約束をばらまいて、票を稼ごうとしていると批判しました。


ターキッシュハウスの攻撃者が特定された

ニューヨークのターキッシュハウスの攻撃の実行者は、メキシコ国境から不法にアメリカに入国したトルコ市民であると、当局が認定しました。

 Hurriyet

駐米トルコ代表部と総領事館が入っているターキッシュハウスのビルの多くの窓が、5月22日、金てこを持った攻撃者によって割られました。トルコ当局はニューヨーク警察と、攻撃の実行者に関する情報をシェアしています。

昨年、トルコを出たトルコ市民レジェップ・アクブユクは、まだ逃走中だと警察は言っています。報道によると、彼はホームレスで、精神的に問題があるそうです。アメリカ警察が発表した防犯カメラによる容疑者の寫眞では、彼はニューヨークの地下鉄の駅にいました。

ニューヨーク駐在のレイハン・オズギュル・トルコ領事は、写真を見たトルコ市民からの電話で、容疑者の身元がわかったと言いました。トルコ北部ギレスン県出身のアクブユクは、トルコでも傷害、脅迫、ドラグ所持などの犯罪記録があると、オズギュル領事は言っています。

領事館が提供した情報に従って、ニューヨーク警察は捜査を加速し、容疑者がいたホームレスのシェルターを手入れしましたが、彼はまだ捕まっていません。彼はニューヨーク・ロングアイランドの給油所で、しばらく働いていたと言われます。


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「昨年、5200人が交通事故で死亡した」公式データ

2023年05月27日 | 国内
5月27日 2022年、トルコの交通網上で、197,000件の交通事故が起こり、総計5229人の人々が命を落としたと、トルコ統計局が発表しました。

 Hurriyet

5月25日に発表された統計局のデータは、昨年、ほぼ179,250件の交通事故によって、5,229人が死亡し、288,500人が負傷したことを示しています。

トルコの自動車事故数は、2021年に比較して2022年は、4.9%増加していますが、死亡者数は2.5%減少しています。死傷者の出た交通事故は、県別に分析すると、1000台の自動車に対する事故数はビンギョル県が最も多く、イスタンブルが最少でした。

2022年にトルコの道路網城で起こった事故で死亡した人のうち、44.9%はドライバーであり、同乗者は31.8%、23.3%が歩行者でした。

また、交通事故の66.9%が日中に起こり、曜日では金曜が最も多く、15.2%でした。交通事故が基も少なかったのは日曜でした。2022年で事故が最も多かった月は8月で、10%、最も事故が少なかったのは2月でした。


25歳の女性が最年少の国会議員になった

公正発展党(AKP)の25歳の代表ゼフラヌル・アイデミルさんが、5月14日の選挙で、トルコ国会の最年少議員になりました。

 Hurriyet

5月25日、夫のファルク・アイデミルさんとともに登院したゼフラヌル・アイデミルさんは、正式の国会議員に就任しました。ゼフラヌル・アイデミルさんは花束を贈られ、身分証明書を受け取り、指紋を採取されて、議員として登録されました。

彼女の夫は、若い妻のスーツに、誇らしげに議員バッジを留めました。「私は国会で若者たちの声を代表し、若い人々の夢を実現させるためにたゆまず働き、若い人々と交わした約束を実行します」とゼフラヌル・アイデミルさんは言い、その抱負を語りました。「私は最年少議員としての責任をじゅうぶん心得ています。わくわく感でいっぱいです」

国会の開会セッションで、ゼフラヌルさんは大統領府協議会の書記を務めます。今度の選挙で、30歳以下の国会議員は5人になりました。そのうちの4人は公正発展党で、1人は緑の左党(YSP)です。


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決勝戦のための海外の票がトルコに届いた

2023年05月27日 | 国際
5月26日 海外に住むトルコ市民が大統領選の決勝のために投じた票が、首都アンカラに届きました。国内での投票は5月28日です。

 Hurriyet

世界73か国の151のトルコ代表部、167の投票所に設置された投票箱に投じられた票は、厳重に警備され、外交特別便でトルコに空輸されました。海外票はすべてアンカラの展示貿易センターに安全に保管されます。

5月28日、国内の投票が終わった後、海外の票は国内票と同時に開票されます。190万人以上の海外在住者が、5月26日の朝までに投票しました。この数は締め切りまでに200万を超えると思われます。

海外での投票は、税関では5月28日までできますが、すでに第1ラウンドの票数を超えています。第1ラウンドでは183万以上の市民が、海外のトルコ代表部と税関で投票し、投票率は52.6%でした。

海外の票は大統領選の票の50%に及び、結果を左右し、決定する可能性もあります。エルドアン大統領も、野党のリーダー、ケマル・クルチュダルオール氏も、海外のトルコ人たちに、第2ラウンドに投票するよう呼びかけています。

エルドアン大統領は「投票することによって、皆さんの民主的権利を履行してください」と、先週、ツイートしました。クルチュダルオール氏も同様、第2ラウンドでの海外在住者の投票は「愛国者としての義務」だと言っています。


毒クラゲがマルマラ海に増殖

夏に向かって気温が上がってきたため、他の水中生物と違って温水でも繁殖できる、毒のあるコンパスクラゲがその数を増し、マルマラ海を完全な生息地にしていると、メレキ・イシニビリル・オクヤル教授が警告しています。

 Hurriyet

イスタンブル大学の水中科学部の学部長オクヤル博士は、毒のあるコンパスクラゲを研究しています。コンパスクラゲは大西洋の温暖な地方に住んでいますが、2000年代にエルデク湾に入ってきて、2008年から2009年に。信じられないほど増殖しました。

専門家たちは、この種は海流か船によってマルマラ海に運ばれたとと推測していると、オクヤル教授は言いました。「すべてのクラゲ同様、この種も苛性カプセルを持っています。苛性カプセルは敵から身を守り、また餌食を捕まえるための非常に小さな組織です。人間がこのカプセルに触れると、ひりひりする痛みと痒さを感じます」とオクヤル教授は警告しています。

アレルギーを持っている人には毒の影響はより強いと、オクヤル教授は強調し、「目や鼻や口の周辺など敏感な部分に接触しないよう気をつけてください。真水は毒を活発にしますから、患部を真水で洗うことは避け、海水で洗ってからアンモニアか酢を塗って、最寄りの健康センターに行ってください」と付言しています。


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「勝利党」が決勝戦でクルチダルオール候補支持を発表した

2023年05月25日 | 国内
5月25日 「勝利党」のウミト・オズダー議長が、5月24日、同党は大統領選の決勝で共和人民党(CHP)のリーダーで、「国民同盟」の候補のケマル・クルチュダルオール氏を支援すると発表しました。

 Hurriyet
勝利党のオズダー議長(右)と共和人民党のクルチュダルオール議長


「5月28日の選挙では、1300万人の難民を彼らの国に送り返す政治家を支援しよう」と、オズダー議長は彼の支持者たちに語りました。

オズダー氏とクルチュダルオール氏は会談し、7つの基本原則からなる議定書に署名した後、共同記者会見を行いました。オズダー氏は、トルコにとって最も重要な問題は、1300万人の「難民と逃亡者たち」を彼らの国へ送り返すことだと言いました。

「すべての党の議長たちは、トルコの将来に責任がある。良い雰囲気で選挙が終わったら、われわれはまた会いたいと思う」とクルチュダルオール氏は言いました。

議定書は、「亡命希望者たちを遅くとも1年以内に彼らの国へ送り返すこと」と「憲法のトルコ市民の定義を維持すること」を条件にしています。「テロリズムは交渉ではなく、戦いになる。トルコ国家をターゲットにした政治的・法的取りきめは許されない」

共和人民党と勝利党はまた、「国家は透明で、市民に開かれているべきである」として合意しました。


地震で身元がわからなかった子供1836人が家族に引き渡された

2月9日の地震後、保護されていた身元の分からなかった子供たち1914人のうち、1800人以上が家族に引き渡されたと、家族・社会サービス省が発表しました。

 Hurriyet

2月初旬に起こった2度の地震で、身元が分からなかった子供に関して、同省が最近発表したところによると、瓦礫の下から救出された子供は1914人いましたが、家族が申請し、身元が確認された子供1836人は家族に引き渡されました。

同省の発表によると、現在病院で治療中の子供の状況は同省の監視下にあり、治療を終えた56人の子供は施設でケアを受けています。児童施設には、まだ身元のわからない子供が2人いると、同省は付言しました。また、残念ながら、12人の子供が病院で治療中に亡くなりました。

地震被災地で救出され、身元が分からない子供の情報は、髪の色、目の色、新生児斑などの特徴や写真も含めて、記録されました。子供を探す家族は書類に記入して、情報にアクセスした結果、子供を見つけることができました。


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ニューヨークのターキッシュハウスが攻撃された

2023年05月23日 | 国際
5月23日 国連のトルコ代表部と総領事館が入っているニューヨークのターキッシュハウスのビルが、5月22日、攻撃を受けました。鉄の棒を持った何者かが、ビルの多くの窓をたたき割りました。

 Hurriyet

ニューヨーク警察によると、マンハッタンのイーストサイドにあるこのビルが攻撃されたのは、午前3時15分頃だそうです。アメリカに住むトルコ市民は、5月20日から、大統領選の決勝戦の投票のため、このビルを訪れています。

まだ逮捕者はいません。アメリカの警察はターキッシュハウスのビルの入り口を封鎖しました。ニューヨーク警察のサービス・コミュニティ・コーディネーター、エルハン・ユルドゥルム氏は、攻撃は複数の襲撃者によって行われた可能性があると語りました。

ビルは1日24時間、防犯カメラで監視されていると、ユルドゥルム氏は強調しました。


オーアン氏は大統領選決勝でエルドアン大統領を支援する

シナン・オーアン氏が5月22日、大統領選の決勝でエルドアン大統領を支援すると発表しました。

 Hurriyet

4党からなる「ATA同盟」の大統領候補だったオーアン氏は、大統領選の第1ラウンドで5.2%の票を獲得しましたが、ATA同盟は解散し、決勝戦では現職エルドアン大統領とケマル・クルチダルオール氏が大統領の座を争うことになりました。

「ATA同盟は正式の解散されました。各党はそれぞれの立場をとるでしょう」と、ATA同盟の1党「公正党」のヴェジデト・オズ議長が、5月21日、テレビ・インタビューで語りました。「シナン・オーアン氏も彼の望むようにするでしょう」

トルコは5月28日、大統領決勝戦で、現職のエルドアン大統領か、「国民同盟」の共同候補ケマル・クルチダルオール氏を、トルコの第13代大統領に選びます。

第1ラウンドで250万票を得たオーアン氏は、第2ラウンドの結果に重要な役割を果たすと思われます。「公正党」のヴェジデト・オズ氏は、彼の党は第2ラウンドではクルチュダルオール氏を支持すると発表しました。オズ氏とクルチュダルオール氏は5月22日、会談し、総合的な政治状況について話し合いました。

また、ATA同盟で最も影響力のある人物である「勝利党」のウミト・オズダー氏は、5月23日、記者会見で見解を話すでしょう。オズダー氏は先週、クルチュダルオール氏と話し合い、22日には公正発展党の副議長ヌマン・トゥルムシュ氏とも会談しています。


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海外在住トルコ人が決勝選に投票のために長蛇の列

2023年05月21日 | 国際
5月22日 海外に住むほぼ50万人のトルコ市民が、大統領選の決勝戦に投票するため、海外代表部(大使館や領事館)の前に長蛇の列をつくりました。

 Hurriyet

選挙の第1ラウンドでは、海外代表部前で何時間も待たなければならないところもありました。最高選挙委員会(YSK)の公正発展党(AKP)代表レジェプ・オゼル氏によれば、第2ラウンドの投票者数は第1ラウンドの投票者数を超えると思われます。

海外で投票が始まった5月20日の夕刻までに、約47万1000人の海外在住者が海外代表部や税関で投票したと、最高選挙委員会が発表しました。トルコ市民は5月24日までは指定された投票所で、5月28日までは税関で、予約なしで投票できます。

在住トルコ人が最も多いドイツでは、投票者数も最も多く、150万人の有権者がいると、最高選挙委員会は言っています。ドイツに住むトルコ人は26ヵ所の投票所で投票できます。次いでトルコ人が多いのはフランスとオランダで、フランスには397,086人、オランダには286,753人の有権者がいます。

海外トルコ人の票が大統領選投票数の半分を占め、選挙結果を左右し、結果を決することになるかもしれません。第1ラウンドでは、180万人以上の海外在住トルコ人が投票しましたが、これは52.6%の投票率です。


「11月までに地震被災者に新しい家を用意する」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、政府は10月か11月までに、地震被災者に第1回分の新しい家を引き渡すと発表し、5月28日の選挙で勝ったら、私たちのまず最初の仕事は地震被災県の再建になるだろうと強調しました。

 Hurriye

エルドアン大統領は、週末から、2月6日の大地震で被害の大きかった南部11県のうちの4県、アドゥヤマン、カフラマンマラシ、ハタイ、ガジアンテプの諸県を訪れました。愛国者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ議長と新福祉党(YRP)のファティフ・エルバカン議長も、大統領に同行しました。

「私たちは恒久的な住居の建設を目標に定めました。私たちは650,000戸の新しい家を建て、被災した都市を復活させます。そのうちの319,000戸は1年以内に建てます」とエルドアン大統領はカフラマンマラシで行われた演説会で言いました。

「私たちはフルスピードで仕事をします。10月か11月までに恒久的な家を引き渡す計画です」と大統領は付言しました。

大統領はまた、5月14日の大統領選の第1ラウンドでは、72%の票をゲットしたと語り、80%まで増えるよう望んでいると言いました。「人民同盟は国会の議席の過半数322議席を持っています。ライバルを250万票リードしています」とエルドアン大統領は言いました。

「私は、5月28日には、カフラマンマラシの方々が圧倒的に私たちに投票し、最高の投票数を記録してくれると信じています。カフラマンマラシをともに復活させましょう」と大統領は言いました。


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「私の最優先課題は地震の痕跡を消すことです」エルドアン大統領

2023年05月20日 | 国内
5月21日 「私の最優先課題はできるだけ早く地震の痕跡を消し、都市を復活させることです」とエルドアン大統領は5月20日、地震被災地アドゥヤマン県を訪れて語りました。

 Hurriyet

「皆さんご存じのように、私は地震の2,3日後にアドゥヤマンに来て、わが市民たちを抱擁しました。私たちはまた、聖月ラマザンに、この都市を訪れました。選挙運動中も、私たちはつねに、アドゥヤマンを含む被災地に目を向けてきました。

閣僚たち、議員たち、私たちが任命した市長や地方行政官たちはつねに懸命に努めています。彼らは全都市の問題に取り組み、その要請に応えようと働いています」

大統領はまた、地震の犠牲者のために、国はあらゆる対策をとり、資財を注いできたと強調しました。「最初の2,3日は不十分なところもありましたが、ありがたいことに、迅速に不足を補い、アドゥヤマンの傷を癒し、都市の修復に着手できました。

亡くなった方々の命を取り戻すことはできませんが、私たちは他のあらゆる損失を取り戻す決意です。世紀の大災害と言われる2月6日の地震で、アドゥヤマンその他の地で命を落とされたすべての方々のために、私はここで、神の恵みを願います」と大統領は語りました。


PKK/KCKのメンバーがギリシア国境で捕まった

PKK/KCKのメンバーがギリシアに不法に入国しようとして捕まったと、トルコ国防省が5月19日、発表しました。

 Hurriyet

「わが国の治安のために、英雄的、自己犠牲的任務を遂行しているわが『 国境のワシ』 は、不法にギリシアに入ろうとした人物を捕らえました。調査の結果、捕まった人物は、テロ組織PKK/KCKのメンバーと判明しました」と国防省はツイートしました。「国境のワシ」は、トルコ国境を守る軍団に与えられた名前です。

一方、警察は、5月18日、南東部ガジアンテプで数件の家宅捜査を行い、武装PKKと思われる容疑者を拘束しました。容疑者の中の2人は、検事の審問後、法廷に送られ、1人は「武装テロリスト組織のメンバーである」として逮捕されました。もう1人は未決で釈放されました。

今週初め、国防省は、PKKメンバーを含む12人が、シリアからトルコに入国しようとして、国境警備隊に捕まったと発表しました。トルコ、アメリカ、EUにテロリスト組織と認定されているPKKは、この35年間に、女性、子供、嬰児を含む少なくとも4万人を殺害しています。


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クルチダルオール氏は決勝戦でオーアン氏の支援を得ようとしている

2023年05月20日 | 国内
5月20日 「国民同盟」の共同候補ケマル・クルチダルオール氏は、勝利党のウミト・オズダー議長と会い、大統領選の決勝戦のために、シナン・オーアン大統領候補の支援について話し合いました。

 Hurriyet
ケマル・クルチダルオール氏(左)とウミト・オズダー氏


オズダー氏は「アタ同盟」のリーダーであり、アタ同盟の大統領候補シナン・オーアン氏は5月14日の第1ラウンドの投票で5.2%の票を得ています。クルチダルオール氏は5月28日の第2ラウンドで、現職のエルドアン大統領と対戦します。

「私はオズダー氏に、共同政策記録と、憲法改正に関する国民同盟のリーダーたちの見解について通告しました。トルコは民主主義と団結を必要としています。トルコはこの問題を克服しなければなりません」と、クルチダルオール氏は、勝利党本部で行われた、オズダー氏との共同記者会見で言いました。

オズダー氏はクルチダルオール氏の来訪に感謝し、「われわれはいくつかの質問をし、彼らは詳細に答えました。その範囲内で、われわれは関連団体とオーアン氏とともに考慮し、近いうちに発表します」と言いました。

第1ラウンドで、オーアン氏は280万票を得ています。エルドアン大統領とクルチダルオール氏の差は260万票で、現大統領がリードしていますから、オーアン氏がクルチダルオール氏を支援することは、クルチダルオール氏にとってきわめて重大と思われます。


投票箱がイスタンブル空港にふたたび設置された

海外在住の有権者が大統領選の第2ラウンド投票を行うために、投票箱がイスタンブル空港と税関ゲートにふたたび設置されました。

 Hurriyet

46の国境ゲートに4600以上の投票所が設けられました。海外在住者の税関での投票は、5月20日に始まり、国内で決勝戦が始まる5月28日に終わります。

非公式の結果では、18000人のトルコ市民がイスタンブル空港で投票し、国民同盟の候補ケマル・クルチダルオール氏が半数以上得票しリードするとか。

最高選挙委員会(YSK)の以前のスケジュールでは、海外在住者は5月20日から24日までに投票するということでしたが、ワシントンのトルコ大使館は、トルコ人は5月20日と21日に投票ると発表しました。

共和人民党(CHP)の副議長、ムハッレム・エルケック氏とビュレント・テズジャン氏は、YSKに投票期間の延期を求めました。その後、選挙委員会は投票期間をもとのスケジュールに戻すと発表しました。

5月14日には180万以上の在外トルコ市民が、海外のトルコ代表部や税関で投票しました。投票率は52.6%でした。


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エルドアン大統領が海外のトルコ人に決勝戦の投票を呼びかけた

2023年05月19日 | 国内
5月19日 エルドアン大統領が海外に住むトルコ人に、大統領選の第2ラウンドに投票するよう、くり返し呼びかけました。海外在住のトルコ人340万人は、5月20日から 4間投票できます。

 Hurriyet

「海外では明日(5月20日)から投票が始まります。皆さんが住んでいる国で、民主主義の権利を履行してください。皆さんがもう1度、自分の意志を強く示すことを期待しています」とエルドアン大統領は5月19日、ツイッターで言いました。

トルコは約340万の海外有権者のために、73か国の大使館・領事館と国境ゲートに投票所を設置しました。投票の第1ラウンドでは、約180万人の在外トルコ人が投票しました。

外国での2度目の投票は5月24日に終わりますが、在外有権者は5月28日の午後5時まで国境ゲートで投票できます。エルドアン大統領は海外在住のトルコ市民に対し、第1ラウンドで投票したことに感謝し、大多数は彼を支持してくれたと強調しました。

「皆さんはトルコの民主主義の力を強くしました。皆さんは誇りある存在になりました。皆さんの名はすでに、わが国の歴史に金文字で書かれています」と大統領は言いました。

エルドアン大統領は5月17日、あるイベントで、大統領選では記録的な得票数で、国民同盟の候補ケマル・クルチダルオール氏をくだすと信じていると語りました。


国民はアタテュルクを記念し、「青年とスポーツの日」を祝った

「トルコ独立戦争」の記念日の5月19日、トルコ全国で、アタテュルクを記念し、「青年とスポーツの日」を祝う式典が行われました。

 HUrriyet

近代トルコの建国者ムスアファ・ケマル・アタテュルクは、1919年5月19日、イスタンブルから黒海岸のサムスンに到着し、新共和国建設のための4年間の戦争を始めました。

この記念日を祝うために、19日、人々は朝から、アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」に集まりました。ムハッレム・カサプオール青年とスポーツ相は、大勢の若者たちとともに、霊廟に花輪を捧げました。カサプオール大臣と若者たちは1分間の黙祷を捧げた後、国歌を歌いました。

「親愛なるアタテュルク閣下、占領されていた祖国を守るために、貴方がサムスンに上陸したことは、わが国とわが国民にとってターニングポイントになりました。私たちはあらゆる分野で若者たちを啓発してゆきます。若者たちによって、明日のトルコはより明るくなるでしょう」と「青年とスポーツ相」は言いました。

この式典のために、全国81県と、トルコ・キプロス、アゼルバイジャンの若者の代表たちがアンカラを訪れました。若者たちは「青年とスポーツ省」や、国会、大統領官邸なども訪れました。


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野党リーダーが決勝投票のための戦略を討議

2023年05月18日 | 国内
5月17日 「国民同盟」の6党が集まって、大統領選の第2ラウンドのための戦略を討議しました。6党はケマル・クルチュダルオール氏を共同候補としています。

 Hurriyet

クルチュダルオール氏は、5月17日、IYI(善良)党のメラル・アクシェネル議長、民主党のギュルテキン・ウイサル議長、進歩党(DEVA)のアリ・ババジャン議長、未来党のアフメト・ダウトオール議長、福祉党のテメル・カラモラオール議長を党本部に招きました。

野党共同候補のクルチュダルオール氏は45%の票を獲得しましたが、エルドアン大統領に約250万票の差をつけられています。クルチュダルオール氏は5月28日に行われる選挙で得票を増やさなければなりません。

クルチュダルオール氏は5月17日に発表したビデオ・メッセージで、1000万人の難民を送り返す必要があると強調し、また第1ラウンドで200万票を得たシナン・オーアン氏と協力する用意があると示唆しました。

「1000万余の不法移民を許容する者に、わが国を任せておくわけには行かない。わが国の国境はわれわれの名誉だ」と、クルチダルオール氏は言い、「難民の数は3000万になり、わが国の治安を脅かしている」と力説しました。

クルチュダルオール氏ははまた、社会における女性の地位を弱めるようなことは絶対しないと強調しました。


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