トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「皇子たちの島」の住民たちが新しいミニバスに抗議

2024年06月18日 | 国内
6月18日 イスタンブルの沖合の「皇子たちの島」の住民たちが、新たに導入された電気ミニバスの廃止を求めて抗議活動を始めました。

 urriye

マルマラ海に浮かぶ4つの島「皇子たちの島」では、長年、自動車は禁止されていましたが、馬車の馬たちが酷使されているという世間の抗議によって、2020年、伝統的な馬車は廃止され、島内の交通機関として、小さな電気自動車が導入されました。

夏期に入って、島を訪れる人たちが急増してきたので、行政が大型の電気ミニバス10台を導入したため、地元住民から反対運動が起こりました。

週末、住民の一団が道路をふさいて、ミニバスの通行を阻止し、数人が拘留されました。イード・アルアドハー(犠牲祭)の初日の16日にも、抗議デモが行われました。

“でっかい”ミニバスは、従来の自動車の3倍も道をふさぎ、幅も高さも大きすぎて、島の自然保護区に相応しくないと、住民たちは主張しています。

住民たちは抗議活動の他、イスタンブル当局にもミニバス廃止を要請しています。抗議に応えて、当局は声明を出し、犠牲祭の休暇中は、島を訪れる人が60,000人に膨れ上がるから、これに対応するためには新たなミニバスの導入はやむを得ないと説明しています。


異常気象が畑や温室の収穫に打撃を与えている

一部地方では豪雨やヒョウが降ったり、干ばつに悩まされる地方があったりという異常気象が作物に被害を与え、農業生産を混乱させています。

 Hurriyet

農業の混乱は食物の価格に響き、とくにブドウやトマト、キュウリ、コショウなどの果実や野菜の価格はすでに高騰してきています。

トルコのブドウの産地として知られるマニサの生産者たちは、「気象の変化がブドウの収穫量と品質に大きく影響している。ブドウ畑は暖冬のため眠っていしまったから、今年の収穫量は少ないだろう」と言っています。

「今年、うちのブドウ畑は寒さと霜にやられました。ヒョウも降りました」とこの地方のワイン製造業のアリ・ウチャルさんは言いました。「普通の気象なら、私たちはブドウ畑1ヘクタールで600~700キロのブドウを収穫していますが、今年は150~200キロしか採れません。猛暑のためにブドウが焼けてしまったのです」

農家のレヴェント・ギュンギョルさんも、今年の収穫は半分に減ったと言っています。「気温が零下に下がらければ、ブドウ畑は休眠できません」と彼は言いました。

クルクラーレリ農業会議所のエクレム・シャイラン会頭は、ミリエット紙に、ほぼ80,000エーカーの作物が被害を受けたと語りました。

「大麦、ヒマワリ、小麦、果樹がやられました。ブドウ畑もダメになった。植えたものすべてがダメになりました。収穫できる作物は残っていません。われわれ農業者の負債は延期してほしい」と彼は言いました。


   「ときどきダイアリー」ヘ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィダン外相が平和会議でウクライナ戦争を終わらせる外交を促した

2024年06月16日 | 国際
6月17日 ハカン・フィダン外相は「ウクライナ平和会議」で、ほぼ100人の出席者にスピーチし、現行のロシア=ウクライナ戦争に大きな懸念を表明しました。

 Hurriyet

スイスのビュルゲンシュトックで行われた会議で、フィダン外相は、死亡者は50万人を超えていると推測されると言い、戦争は残忍な紛争に変わりつつあると強調しました。「いまや消耗戦の様相を呈している」とフィダン外相は言いました。「21世紀において、この悲劇は日々、悪化していくかもしれない」

フィダン外相は、紛争はウクライナの国外までエスカレートし、世界的な分裂を引き起こすかもしと警告しました。外相はまた、大量破壊の危険性を強調し、外交による解決が早急に必要だと主張しました。

「今日、われわれは危険を防ぎ、戦争を終わらせるために集まりました」とフィダン外相は言いました。外相は「ウクライナ平和計画」とロシアの最近の状況に言及し、これらは平和へのプロセスの重要な一歩だと付言しました。

「この会議は橋の手前の最後の出口になるかもしれない」とフィダン外相は言い、ロシアのサミットへの参加の重要性を指摘しました。「外交と交渉による包括的な戦略が次第に必要になってきています」

フィダン外相はまた、トルコの外交活動についても概説し、交渉の成功例として、2022年3月のイスタンブル交渉と[黒海穀物プロジェクト」を挙げました。外相はまた、トルコは平和へのプロセスを促進する用意があると再度言い、』その包括的な性質を強調しました。


トルコ人たちはイード・アルアドハー(犠牲祭)を祝った

トルコ全国の市民がモスクで祈りを捧げ、イード・アルアドハー(犠牲祭)を祝い、指導者たちは平和と安穏を祈るメッセージを発しました。

 Hurriyet

イード・アルアドハーの祝いは全国で祈りとともに始まり、市民たちは早朝からモスクに集いました。イスタンブルでは、エユップ・スルタン・モスクやチャムルジャ・モスクは礼拝者でいっぱいになり、入りきれない人たちは中庭で祈りました。

アヤソフィア・モスクやブルー・モスクはいつもツーリストがいっぱいですが、イード・アルアドハーのアヤソフィアの礼拝には市民がいっぱいで、ツーリストは僅かでした。

首都アンカラでは、多くの人々がハジュ・バイラム・ヴェリ・モスクとコジャテペ・モスクに集まり、礼拝時間の前から行列ができました。

エルドアン大統領は6月16日、ソシアルメディアで犠牲祭の祝辞を送り、「わが国民とイスラム世界に、心からのイード・アルアドハーの祝辞を送ります」と書き込みました。大統領はまた、とくにパレスチナとスーダンに、平和への望みをシェアしました。

最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル議長は、6月17日、マニサでイードの礼拝を行なった後、記者たちに祭の祝辞を述べました。

オゼル議長は事前に全国民にイード・アルアドハーの祝辞を送り、「この祝祭が全イスラム教徒に平和と安穏をもたらすことを願います」というメッセージをシェアしていました。

オゼル氏はまた、パレスチナの国際的承認の必要を強調し、ガザの暴力に反対する世界的行動を促しました。「私は世界がこの非道に対して沈黙を破ることを望んでいます」と彼は付言しました。

愛国者運動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ議長も、6月15日、メッセージをシェアしました。「イード・アルアドハーには、みなで、私たちの内なる世界と、これまでに築いてきた周囲との関係を見なおし、再評価する必要があります」


   「ときどきダイアリー」ヘ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコはウクライナ・サミットで平和を呼びかける

2024年06月16日 | 国際
6月16日 外交筋によると、スイスで開かれる2日間のサミットで、トルコは、ロシア=ウクライナ間の公正かつ恒久的平和に貢献する用意があると、ふたたび宣言するでしょう。

 Hurriyet

ハカン・フィダン外相は、6月15日16日、スイスのベルンで開かれる「ウクライナ平和サミット」に出席します。サミットには約100か国が出席するでしょう。

アメリカはカマラ・ハリス副大統領が出席し、フランスはエマニュエル・マクロン大統領、ドイツはオラフ・ショルツ首相が出席するでしょう。ウクライナのゼレンスキー大統領もサミットに出席するでしょう。ロシアは招かれませんでした。ロシアが欠席のため、中国も出席しないでしょう。

外交筋によると、フィダン外相はサミットでスピーチし、トルコの2つの北の隣国ロシアとウクライナの戦争に関して、6つの重要な点を指摘するでしょう。

フィダン外相が指摘する第1点は、ウクライナの紛争被害が増大し、世界的・地域的規模の被害が拡大していることです。2022年にロシアが始めた戦争は、何千人ものウクライナ市民の命を奪い、多くのインフラを破壊しました。また、430万人のウクライナ人がやむなく国外へ逃げています。

第2点として、フィダン外相は、戦争が拡大し、大量破壊の武器使用がエスカレートするかもしれないと、参加者たちに警告するでしょう。サミットで、トルコ外相は、ウクライナの領土保全、統治権、独立を、揺るぎなく支援するとくり返すでしょう。


トルコ人たちは犠牲祭の準備を終えた

旅行の準備や買物など、トルコ人たちは4日間のイード・アルアドハー(犠牲祭)のための最後の準備を終えました。

 Hurriyet

イード・アルアドハーは、今年は6月16日に始まり、祭りの伝統に従って、いけにえの象徴として家畜(主として羊)が捧げられます。

都会では、いけにえの羊肉や牛肉を販売するために、肉市場を設けるところもあります。祝祭の日には、肉屋が儀礼にのっとって屠殺を行います。行政は祝祭中、逃げ出す羊を捕えるために特別チームをつくります。

イスタンブルの歴史的なバザールは、祝祭に訪れてくるお客をもてなすためのお菓子を購入する人たちでごった返しました。歴史的なエミノニュのバザールの買物客たちは、ロクム(ギュウヒのようなトルコ伝統のお菓子)やお菓子を買い込んでいました。トルコ・コーヒーも欠かせません。

イスラムのイード・アルアドハーは4日間ですが、実際には9日間に延長されているため、多くの人々は旅行計画を立てています。6月14日には多くの人々が旅に出るため、とくに都市間を結ぶ交差点では大交通渋滞が起こっています。

イスタンブルのダヴト・ギュル知事は、犠牲祭の休暇中は、284,328人の警察官を配置したと発表しました。「今年は犠牲祭が学校の夏休みと重なったため、9日間の休暇中の交通の混雑は50%も悪化しています。われわれは最高レベルの警戒体制を敷いています」

また、国外で暮らすトルコ人たちも、イードには休暇をとって帰国しますから、交通混雑はさらにひどくなります。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犠牲祭の休暇に1000万人が旅行する

2024年06月14日 | 国内
6月14日 全国のほぼ1000万人の人々が、9日間のイード・アルアドハー(犠牲祭)の長い休暇を利用して、友人や親せきを訪ねる旅行に出ると予想されます。

 Hurriyet

ムスリムのイード・アルアドハーの休暇は、従来は4日間ですが、近年は9日間に延長され、全国の多くの人々が旅行を計画しています。

1000万人の旅行者のうち、300万人はヴァケーションを計画し、あとの700万人は、休暇には故郷に帰って親しい友人や親族を訪れると、トルコ旅行社協会のフィルス・バールカヤ会長は言いました。

9日間の観光活動は1000億リラ(31億ドル)の経済効果をもたらすと予想されると、バールカヤ会長は言っています。今年の犠牲祭は6月14日で、学年末と重なるため、観光活動は全国的に、さらに盛んになると予想されます。

休暇が近づいて、国内ヴァケーションのための予約は急増し、地中海岸とエーゲ海岸のリゾート地のホテル予約率は、すでに80%を超えていると、バールカヤ氏は言っています。

彼はまた、今年は昨年のイード・アルアドハーの休暇に比較して、文化ツアーの予約が40%も増えていると語りました。「文化ツアーの人気の目的地は南東部マルディンですが、イスタンブルから遠いところに行きたくない人にはサパンジャが人気だと言いました。

海外旅行に興味のある人も多く、ビザなしで行かれる国々が好まれていると、バールカヤ氏は付言しました。


エルドアン大統領がG7サミットに出席し、ガザ危機について訴えた

エルドアン大統領は、イタリアのプーリア地方で開催されたG7サミットに出席し、特別ゲストとして世界の首脳たちに加わり、緊急の国際問題について話し合いました。

エルドアン大統領とイタリアのメローニ首相。G7サミットで。


6月13日に始まった3日間のサミットで、エルドアン大統領はガザ戦争を中心に、外交的・人道的支援活動におけるトルコの役割を強調しました。

エルドアン大統領はG7の首脳たちに、イスラエルのガザでの軍事行動に対して行動を起こすよう促し、恒久的停戦のための要請を繰り返したと思われます。

エルドアン大統領はまた、首脳たちと数件の二国間会談も行いました。今回はエルドアン大統領にとって、15年ぶりのG7サミット出席となりました。

サミットの初日は、アメリカとウクライナ間の10年間の安全保障協定が議題になりました。G7の首脳たちはまた、凍結されたロシアの資産からの利子収益を担保として、ウクライナへ500億ドルの融資を行うことで合意しました。ロシアの凍結資産の大部分はヨーロッパの銀行に保有されています。

エルドアン大統領はG7サミット参加前の6月12~13日、スペインを訪れ、トルコとスペインの第8回政府間サミットで共同議長を務めました。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イスタンブルの新しい路面電車が中心部を結ぶ

2024年06月13日 | 国内
6月13日 イスタンブル市議会は、市内アジア側の3地区を結ぶ新しい路面電車のプロジェクトを承認しました。

 Hurriyet

「アナドル・トラム」と名づけられた新しい路面電車は、ユスキュダルとカドキョイとマルテペの3地区を結びます。6月11日に行われた市議会で、このプロジェクトの議案は過半数の票を得て決議されました。

このプロジェクトの実施には17か月はかかると思われますが、カドキョイからマルテペまでの道路を占拠しているミニバスが廃止され、交通の妨害になっている車の列もなくなって、交通の流れはよくなるでしょう。

「交通運輸委員会」と「公共事業・再建委員会」の共同報告によれば、この路線ルートでは車輛は通行できなくなり、道路は歩行者優先をメーンに整備されると思われます。

新路面電車の路線の長さは21.3キロメートルで、停留所は33か所あり、ユスキュダル広場をスタートとする路線は、カドキョイの船着き場とマルテペへと続きます。

新しい路面電車の路線は、2027年には恐らく198,964人の乗客を運び、2040年には277,302人、2050年には312,356人の乗客を運ぶでしょう。また、新しく設計されたイエニドーアン=ソーウトリュチェシュメ地下鉄路線と連結し、ソーウトリュチェシュメ駅でマルマライとも連結する計画です。


トルコはF-16ジェット戦闘機購入の米国との契約に調印した

トルコは、アメリカからF-16ジェット戦闘機の購入に関する協定に調印し、両国はこの件の詳細について検討をつづけると発表しました。

 Hurriyet

「契約は調印された。詳細に関する作業は、両国代表間で話し合いがつづいている。討議後、明らかになる詳細は、やがて公表されるだろう」と、6月13日、首都アンカラで行われた記者会見で,トルコ防衛省が陳述しました。

トルコは2021年10月、ジェット機購入の要請を提出しました。今年初め、ジョージ・バイデン大統領の政府は、トルコにジェット機を売ることを承認し、NATO加盟2国との関係が摩擦点になっていた長年の交渉に、ようやく終止符が打たれました。

この契約によって、トルコは新しいF-16戦闘機20機を購入し、現在の79機の航空隊をアップグレードすることになります。


   「ときどきダイアリー」ヘ












































































































































































































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィダン外相がBRICSサミットで、ロシア外相と会談した

2024年06月12日 | 国際
6月12日 ハカン・フィダン外相が、6月11日、BRICSグループの会議に出席するため訪れたロシアで、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と会談しました。

 Hurriyet
ロシアのラヴロフ外相(左)とトルコのフィダン外相


トルコの外交情報筋によると、両外相は二国間関係と地域問題、とくに最近のガザの状況を中心に話し合いました。さらに、情報筋によると、フィダン外相とラヴロフ外相は「トルコにとって重要な経済問題」も話し合いました。

また、ロシア当局は、6月11日、フィダン外相はその日、ウラジミル・プーチン大統領とも会談する予定だと言いました。これは、前日、モスクワで行われたフィダン外相と、ロシアのセルゲイ・ショイグ安全保障会議書記との会談に続くものでしょう。

BRICSサミットでは、フィダン外相はセッションでのスピーチで、ガザの人道的状況を中心に話しました。「ガザは完全に破壊されようとしています。イスラエルのパレスチナ領土占領は、侵略、大量排除、民族浄化、戦争犯罪に拡大しています」とフィダン外相は言いました。「われわれは国際秩序がダブル・スタンダードに支配されることは容認できません」

フィダン外相は国際関係における紛争に関して、より強力な協力と外交を提唱し、BRICSとトルコの関わりを強調しました。セッションにはBRICS諸国の他、トルコ、ベラルーシ、キューバ、ヴェネズエラなど15か国も招かれていました。


「タクシム共和国博物館」がオープンした

イスタンブルの「タクシム共和国広場」に「共和国博物館」がオープンしました。

 Hurriyet

広場の象徴的な建物のひとつ「タクシム・マクセミ」(貯水槽)が修復工事を終えて、「イスタンブル大都市圏(IBB)共和国博物館」として、6月8日、オープンしました。

トルコ共和国100周年を記念するこの博物館は、独立から共和国創設までの包括的な内容、コレクション、イベントによって共和国の精神を広場を訪れる人々に伝えるでしょう。

1928年8月8日にオープンした「タクシム共和国広場」は、トルコ最初の近代的広場であり、共和国記念碑によって独立戦争を不滅のものにしています。タクシム広場は、共和国博物館誕生によって、イスタンブルの最も重要な待ち合わせ場所でありつづけるでしょう。

1732~33年、オスマン・スルタン・マフムード1世によって建てられた「タクシム・マクセミ」は、オスマンの重要な遺産として存在してきました。この建物はイスタンブル市内に水を供給するために重要な役割を果たしてきました。

「タクシム・マクセミ」は、近年は「IBBタクシム共和国アート・ギャラリー」になっていましたが、今度、「共和国博物館」に変身しました。博物館は訪れる人々に、独立戦争から共和国創設までの歴史を提供し、共和国の真価と偉業を再現して見せてくれます。


   「ときどきダイアリー」へ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エルドアン大統領が欧州訪問前にアゼルバイジャン大統領と会談した

2024年06月11日 | 国際
6月11日 エルドアン大統領は、3日間のヨーロッパ旅行を前にして、6月10日、首都アンカラに、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領を迎えました。

 Hurriyet

大統領府によると、両首脳は二国間関係を再検討し、両国の協力をさらに深めるための道について話し合いました。また、両国の関心のある地域的・世界的問題についても討論されたと思われます。

この会談後、6月11日、エルドアン大統領は、最大野党・共和人民党(CHP)の本部を訪れ、同党のオズギュル・オゼル議長と会談する予定です。

その後、6月12日、大統領はスペインのペドロ・サンチェス首相の招きで、2日間、スペインを訪れます。マドリードでの会談の重要な議題は、イスラエルのガザ攻撃になるでしょう。国内メディアによると、エルドアン大統領は、スペインが最近、パレスチナを国家として正式に承認したことに謝意を述べると思われます。

両首脳は、ガザの恒久的停戦の確立、ガザへの人道的支援の促進、国際司法裁判所で進行中の大量虐殺裁判への対処などを討議すると予想されます。

スペインの後、6月14日、エルドアン大統領はバリで行われるG -7 サミットに出席するため、イタリアへ向かいます。バリで、大統領は各国首脳と会談しますが、議題はガザの恒久的停戦のための模索とイスラエルの攻撃を止めさせることが中心になるでしょう。


マルマラ湖が干上がって、村人たちは対策を要請

マニサ県の「鳥のパラダイス」として知られたマルマラ湖が完全に干上がり、生態系と経済を混乱させ、村人たちに実質的な被害を与えています。

 Hurriyet

絶滅の危機にあるタテガミペリカンや鵜(ウ)など101種の水鳥20,000羽の生息地だったマルマラ湖は、2021年8月、水がなくなり、荒れ果てました。

湖が干上がったため、漁業を生業としてきた住民たちは、やむなく農業に移行しました。しかし、そのため、土地争いが頻発し、1人が死亡、2人が負傷しました。地元行政は干あがった湖底での農作業を制限しました。

ジェマル・エレフェさんは、湖が干上がったのは人為的だと主張し、水源を遮断した当局を避難しています。「私たちの湖は意図的に干上がったのです。湖が干上がって、気候にも、農業にも、厳しい影響が及んでいます」

湖がなくなったため、気候が変化し、霜が増え、オリーブなどの作物にも影響が出ています。生態系へのダメージは、人々の生活だけでなく、何千もの生物たちも生息できなくなっていると、村人たちは主張しています。

「トルコ自然保護協会」の准教授エロル・ケシジ博士は、マルマラ湖の消滅は気象変動によるものではなく、人間の介入に起因していると言いました。「人口の運河が湖を枯れさせ、ダムが水源を遮断したためです。この湖の存在は人間の行為によって失われました」

「国立水力作業所」は、マニサ県ボズダーウ地区から2500万立方メートルの水を運んで、マルマラ湖を救うプロジェクトを始めました。しかし、ケシジ博士は、すべての水源がこの湖の生態系に適しているわけではないと警告しています。

マルマラ湖で魚を獲って暮らしてきた村人たちの中には、失職と不安に直面している人たちもいます。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコのコルベット艦が日本に着いた

2024年06月10日 | 国際
6月10日 トルコのコルベット艦TCG「クナルアダ号」が、悲運のフリゲート艦「エルトゥールル号」のルートをたどって、極東への大航海の一環として日本に到着しました。エルトゥールル号は1890年、日本からの帰途、嵐にあって沈没しました。

Hurriyet

この航海はまた、トルコと日本の外交関係樹立100年を記念するものでもあります。6月8日、防衛省が日本到着を発表しました。

TCGクナルアダ号は日本の串本に到着する前に、韓国海軍のフリゲート艦「ロクス・カン・ガム・チャン号」とトランジット訓練を行いました。

TCGクナルアダ号は、4月8日、イズミル県のフォチャを出発し、4か月半の大航海中に、20か国24都市を歴訪し、8月19日に帰国する予定です。

この航海は、134年昔、日本を訪れた後、嵐にあって沈没したエルトゥールル号に敬意を示すために行われました。クナルアダ号の旅程は、日本到着前に、ジブチ、ソマリア、マルディヴ、バングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイランド、中国、韓国を訪れ、日本訪問後は、フィリピン、シンガポール、スリランカ、インド、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、パキスタン、ヨルダンに寄港します。

エルトゥールル号の航海は悲劇的に終わり、540人の乗組員が死亡し、生存したのは69人だけでした。この悲劇を目撃した串本町は、亡くなった人々を記念するために記念碑を建て、今日まで追悼式をつづけてきました。
 *コルベット艦とは古代の木造帆装軍艦です。


トルコ第2の宇宙飛行士が準軌道のミッションを終えた

トルコ第2の宇宙飛行士トゥヴァ・ジハンギル・アタセヴェルさんが、6月8日、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船Unity に搭乗し、準軌道研究フライトを成功裏に終え、重要な一里程を達成しました。

 Hurriyet

アタセヴェルさんの快挙は、トルコ初の宇宙飛行士アルペル・ゲゼラヴジュさんの国際宇宙ステーションへのミッションの成功につづく、トルコの宇宙探検分野での成功となりました。ゲゼラヴジュさんは宇宙ステーションでの2週間のミッションで、宇宙で13の実験を行いました。

アタセヴェル飛行士は、現地時間午前8時半に、アメリカ・ニューメキシコの「スペースポート」から「ヴァージン・ギャラクティック」の宇宙船 Unity に搭乗して飛び立ち、1時間10分で旅を終え、90キロメートルの高度に到達しました。

フライト中、アタセヴェル飛行士は7つの科学実験を行いました。このミッションの「ギャラクティック07」の乗組員は、アメリカとイタリアのプライベート宇宙飛行士と、2人のアメリカ人パイロットと、アタセヴェル飛行士でした。

宇宙船は現地時間午前9時40分に安全に着陸し、ミッションを成功裏に終えました。エルドアン大統領はアタセヴェル飛行士も成功を祝い、ソシアルメディアで、われわれは7つの科学実験を行う、わが宇宙飛行士の仕事を感動しながらフォローしていると述べました。


   「ときどきダイアリー」へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコはガザのためにD-8諸国を招集した

2024年06月09日 | 国際
6月9日 トルコのハカン・フィダン外相は、土曜、イスタンブルで開催されたD-8諸国の会議の後、ガザでのイスラエルの弾圧に反対するスピーチを行いました。

 Hurriyet
イスラム諸国の会議で、ガザについてスピーチするフィダン外相


「イスタンブルで、われわれ(D-8諸国)は、ガザでのイスラエルの弾圧を目にして黙していないことを、ともに全世界に宣言しました。われわれは黙ってはいられません」と、ハカン・フィダン外相は会議後に行われた共同記者会見で語りました。

人口が多く、傑出したムスリム国8か国からなるD-8の加盟国は、今週末、トルコの主導で、イスタンブルで行われた臨時会議に出席し、ガザでイスラエルが行っている大量虐殺に対して強力なメッセージを発しました。

ハカン・フィダン外相は、6月8日、パキスタン、エジプト、ナイジェリア、イラン、インドネシア、マレーシア、バングラデシュの仲間たちをイスタンブルに迎えました。

情報ソースによると、D-8諸国が政治的問題のために会議を開いたのは、今回が初めてです。「この会議は、イスラエルの残虐性に反対する共同のスタンスと、イスラエルの大量虐殺に対して黙っていないことを示すもので、D-8諸国にとって非常に重要な会議です」と外交ソースは言っています。

D-8諸国は会議後、強力な声明を出すだろうと、ソースは言っています。「この声明は国際社会へ強く呼びかけることが目的です。声明には、イスラエルのパレスチナ市民に対する犯罪行為を終わらせるための具体的な対策や基本方針も含まれています。


新しい5トルコリラが近く流通する

財務省が、5トルコリラの新しいコインがまもなく流通し始めると発表しました。

 Hurriyet

新コイン誕生は官報に発表され、新通貨の仕様やデザインが詳しく発表されました。公式発表には、トルコ国家造幣局と保安印刷局が、財務省の管理下で、5リラ・コインを鋳造したと記されています。

新しい5リラ・コインは直径28.15ミリメートル、厚さは1.70ミリメートル、重さは8.25グラムです。コインの表面には、中心の円の外側に、八角形のセルジュクの星のモチーフが描かれ、中央に「トルコの世紀」という文字が入っています。

「トルコの世紀」は、共和国建国100周年に発表された政府のヴィジョンを示しています。ロゴの左には数字の「5」があり、その下に“Turk Lirasi ” (トルコリラ)という文字と鋳造年が記されています。

コインの裏面には、ムスタファ・ケマル・アタテュルクのレリーフと、周囲には“Turkiye Cumhuriyeti” (トルコ共和国)の碑文が記されています。このコインは公式発表があってから、流通しはじめます。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イスタンブルが火災防止のため、森林への立入りを禁じた

2024年06月08日 | 国内
6月8日 イスタンブル知事室が森林火災を防ぐ対策として、夏期、森林地帯に立ち入ることを禁じました。

 Hurriyet

夏がやってくると、車輛 や人の往来が増してくると、知事室は声明で発表しました。夏場に多い森林火災を防ぐための対策は、これまでもとられてきましたが、今夏は6月10日から10月15日まで、火災予防にため、特定の地域外の森林地帯に立ち入ることが禁止されました。

ピクニック、スポーツ、ハイキングは、イスタンブル県内の指定されたピクニック場、リクリエーション場、自然公園、果樹園、公園、エコ観光エリアでのみで許可されます。

しかし、森林内でのバーベキュー、キャンプ用焚火台や水ギセルなど、あらゆる火の使用は、特定の場所以外は厳禁となりました。この規制が実施されることになったのは、森林火災の多くが人間の不注意な行動から起こっているためです。

森林立入り禁止令は、夏の間、森林火災を防ぐための恒例の予防対策として、全国の知事室が行っています。この対策の違反者は行政の法的処分を受けます。防火チームはAIを使ったプログラムで戦っています。


トルコ第2の宇宙飛行士が3分間で3つの実験を行った

トルコ第2の宇宙飛行士トゥヴァ・ジハンギル・アタセヴェルさんは、6月8日、宇宙ミッションに旅立ちました。

 Hurriyet

アメリカ・ニューメキシコのスペースポートの施設を飛び立ち、1時間半の準軌道フライト中に、アタセヴェルさんはたった3分間で3つの科学実験を行います。

トルコ初の宇宙飛行士アルペル・ゲゼラヴジュさんは、1月19日から2月9日まで宇宙ミッションを遂行しましたが、アタセヴェルさんは彼につづいて、宇宙探査におけるトルコの存在を示しました。

実験では、宇宙飛行士が極微重力下にあるとき、頭蓋への圧力の増加が人体にどんな悪影響を及ぼすかを調べます。「血液の流れと血圧の変化を調べるために、額に電子機器が取り付けられます。私たちの実験は、トルコの宇宙科学のためだけではなく、世界の宇宙飛行士が、今後、直面するかもしれない問題に重要な情報を提供します」とアタセヴェルさんは付言しました。

このミッションはまた、未來の宇宙の居住地や宇宙ステーションの解決策も模索します。「この準軌道フライトで、私たちは、地球の軌道に建設される居住地や宇宙ステーションや、将来はおそらく月の軌道にも住む人々が、長期間、その環境に滞在できるようにするための最初の予備的実験を行います」とアタセヴェルさんは語りました。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする