トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコ北西部は6月、記録的暑さだった

2021年06月30日 | 国内
6月30日 トルコ北西部チャナッカレ県は、6月28日、37.2度という、92年ぶりの記録的暑さに達しました。

 Hurriyet

「この10日間、チャナッカレの気温は30度以上になり、住民たちは浜辺へ泳ぎに押し寄せました」と地元住民が語りました。マルマラ海とチャナッカレは粘質物が発生したため、同県の有名なリゾート地アッソスへ泳ぎに行く人もいました。「気温は高いが、アッソスは涼しいから、みんなここへやってきます」と、近くのホテルの従業員、アイスン・クルタシュさんはデミルオレン・ニュースに語りました。

気象学者たちは全国的な暑さを警告しています。気象庁によると、東部と北東部以外は、気温は季節平均を上まわるそうです。


トルコの人口の11%は引退者

トルコに暮らす引退者は900万人以上、全人口の11%になります。

 Hurriyet

トルコは、近代トルコの生みの親ムスタファ・ケマル・アタテュルクが1927年6月30日に引退したことに因んで、6月30日を「引退者の日」にしています。65歳以上の人々の数は、2005年には650万人でしたが、5年間で大きく増え、2020年にはほぼ800万人になり、人口の22.5%になりました。

トルコの引退者の数は、オーストリア、スイス、イスラエル、ヨルダン、リビヤより多いそうです。引退者、未亡人、親の俸給を受け取っている人々は社会保障制度(SGK)によって支払いを受けていますが、そうした人々は全人口の約16%になります。SGKによる受益者1300万人への支払いは、昨年は3500億リラ(413億ドル)になりました。

2004年に見つかった公式文書によると、アタテュルクは1927年から、なくなった1938年まで、年金として毎月50リラを受け取っていました。

トルコの若年層は、2019年、全人口の15.6%でした。統計局は、若年層は、今後の何十年か減りつづけ、2023年には14.8%、2030年には14%、2040年には13.4%、2060年には11.8%、2080年には11.1%になるだろうと言っています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イスタンブルのLGBTの行進で50人が拘束された

2021年06月29日 | 国内
6月29日 トルコ警察は、26日、「プライド・パレード」(LGBTの行進)のために、イスタンブルの中心イスティクラル通りに集まった46人の人々を拘束しました。

 Hurriyet

地元警察本部の発表によると、当局はタクシム広場とイスティクラル通りでのLGBTの行進を禁じています。 LGBTのメンバーたちは他の場所に集まって、虹色の旗を振り、パレードを始めましたが、警察は通りを封鎖しました。その後、治安部隊が介入し、群衆を解散させました。

警察の発表によると、グループは警察の警告を無視し、治安部隊に抵抗したため、警察は46人を拘束しました。デモ参加者といっしょに、プレスのメンバー、ビュレント・クルチ氏も拘束されたと、警察の声明は言っています。クルチ氏は警察署でプレスのメンバーだと宣言し、釈放されましたが、彼は何人かの警察官を告訴したいと言っています。クルチ氏はアジャンス・フランス・プレス(AFP)の写真家です。

トルコで最初の「LGBTプライド・パレード」は2003年に行われましたが、近年はこの行進は禁じられています。


コロナの死者総数は49,576人、1日の感染者数は4,885人

この24時間で、トルコのコロナウイルス感染者は4883人増え、患者は390人増え、52人が死亡し、死者総数は49,576人になったと、6月27日、保健省が発表しました。

 Hurriyet

インフォグラフィックによると、トルコの感染者総数は5,409,027人に達しました。保健省はまた、この24時間で、5,937人の患者が回復したと言いました。また、前日、215,294件のテストが行われ、テストの総件数は60,105,441件に達したと、保健省は言いました。

コロナ患者の肺炎発生率は2.9%、重症患者数は739人だと、保健省は付言しました。

   「ときどきダイアリー」へ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑で森林火災

2021年06月28日 | 国内
6月28日 トルコ地中海岸ムーラ県のマルマリスで、6月27日に起こった森林火災を鎮めるために、消防士たちが戦っています。有名なリゾート地マルマリスは、毎夏起こる森林火災で、濃い緑を失っています。

 Hurriyet

2週間、比較的暑い日がつづいた後、気温がさらに上がったため、海岸沿いのイチメレルのホテルや居住地に近い森林で、大火事が起こりました。大勢の消防士や森林作業員が、6機のヘリコプター、スプリンクラー、ブルドーザー、タンカーなどとともに、風に乗って急速にひろがる炎と戦っています。

ムーラの森林局によると、38歳の森林作業員ギョルケム・ハスデミルさんが、消火活動中、死亡しました。ムーラ県のオルハン・タヴル知事は、風が消火活動を困難にしていると言いました。「チームは風向きの変化に従って活動しています」と知事は言い、周辺地区から多くの援軍が来ていると付言しました。

・・・マルマリスの火災は、27日午後に鎮静されました。

トルコは木曜からコロナ規制をさらに緩和する

トルコは漸進的正常化の一環として、7月1日から、コロナ規制をさらに緩和すると、6月27日発表しました。

 Hurriyet

内務省の回状によると、外出禁止は完全に終わり、都市間移動の規制も木曜に終わります。コロナ対策として活動を停止していた職場や映画館もすべて再開します。カフェやレストランは屋内席も屋外席も、客の人数制限なしに営業されます。宿泊施設の規制と対策も終わりますが、消毒、マスク、ソシアルディスタンスのルールはまだつづきます。

屋外の結婚式は客の人数制限なしに行え、飲食物のサービスもできますが、屋内の結婚式はまだいくつかの制限が残ります。コンサート、フェスティバル、ユース・キャンプのようなイベントは、従前のルールを守れば許可されます。公園、庭園、ピクニック場、キャンプ場は一般にオープンされます。

また、バングラデシュ、ブラジル、南米、インド、ネパール、スリランカからの旅行者と、これらの国に住んでいた人々は、14日間の隔離が義務づけられます。

月曜、エルドアン大統領は、全国的にコロナ感染が下火になってきたので、7月1日から外出禁止令は廃止する予定だと発表しました。6月1日、トルコは17日間の厳しいロックダウンの後、いくつかの対策を緩和しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコは1日に100万回のワクチン接種を行った

2021年06月27日 | 国内
6月27日 人口8400万のトルコの医療従事者たちは、6月25日、全国でほぼ100万回コロナワクチン接種を行いました。

Huuriyet

ファフレッティン・コジャ保健相は、土曜、ツイッターで、総計997,000人が金曜にワクチン接種を受けたと言い、ワクチン接種が遅れてリスクを抱えるより、できるだけ早くワクチン接種を行うよう促しました。

今年1月にワクチン接種キャンペーンが始まってから、全国で4655万人以上のトルコ市民がワクチン接種を受け、1487万人が2度目の接種も受けています。昨年、感染拡大が始まって以来、トルコでは539万人が感染し、死者総数は49,473人になりました。快復した人は526万人。


イスタンブル運河の基礎工事が終わる 

6月26日、イスタンブル運河の基礎工事が終わりました。イスタンブル運河はマルマラ海と黒海を結ぶ巨大プロジェクトで、エルドアン大統領が推進しています。

 Hurriyet

「今日、私たちはトルコ発展の歴史に新たな1頁を開きます」とエルドアン大統領は、イスタンブルの西、サズルデレで行われた橋の起工式で言いました。「私たちはイスタンブル運河を、ボスフォラス海峡とその周辺の市民の生活と財産を守り、イスタンブルの未来を救うプロジェクトと考えています」

150億ドルのこのプロジェクトは、6年以内に終わるだろうと大統領は言いました。「今日の式典は噴水の起工式などではありません。今日、私たちは、世界でも代表的な運河のひとつの基礎工事を終えたのです」と大統領は言いました。エルドアン大統領が首相だった2011年、彼の“夢”として語られたこの巨大プロジェクトが、その10年後に発足し、運河に架かる最初の橋の基礎工事が終わったのです。

イスタンブル運河は、イスタンブルのキュチュクチェクメジェ、アヴジュラル、バシャクシェヒル、アルナヴトキョイ地区の境界線内のヨーロッパ側に造られ、長さは45キロメートル、幅275メートル、深さ20.75メートルになります。

エルドアン大統領のプロジェクト発表後、2011年~2013年、イスタンブル運河のルートを決める研究に多くの大学が関わりました。5つのルートが考えられましたが、地形、実現可能性、コスト、開発計画、水資源への影響などを調査した結果、キュチュクチェクメジェ=サズルデレ・ダム=テルコスの東が、最も適した水路と決定しました。

2013年~2014年、掘削作業で得た地質学的、地質工学的データによってルートが決められ、予備プロジェクトの準備ができました。2014年~2017年、世界の既存の人工水路を調査して、プロジェクトのロードマップが作られ、調査プロジェクトの予備研究が行われました。

2017年~2019年には、イスタンブル運河の基礎研究や環境への影響の査定報告が行われました。多くの大学や施設の研究者や専門家総計204人が、イスタンブル運河建設に助力しました。

イスタンブル運河に必要なマリーナ、コンテナ用港、リクリエーション・エリア、商品管理センターなどの施設も建てられる予定です。このプロジェクトの総額は750億リラ(86億ドル)で、官民協力の下に建設されると期待されています。

エルドアン大統領は、プロジェクトを発表した会合で、このプロジェクトは完全に国内資本でまかなうと言いました。プロジェクトは準備作業に1年半、建設に5年半かけて、7年で完成する計画です。イスタンブル運河には6本の橋が架けられ、運河はイスタンブルを2つの海を持つ都市に変貌させるでしょう。

イスタンブル運河の両側には、25万人が住む2つの都市が造られる計画です。


   「ときどきダイアリ」ヘ

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学入試が始まった

2021年06月26日 | 国内
6月26日 トルコの大学入試が6月26日に始まりました。テストは、数学、歴史、地理、倫理/宗教、哲学、化学、生物学、物理学をカバーする120の質問に、135分で答えます。

 Hurriyet

260万の学生たちは、成績によって、トルコの大学のさまざまな学部に席を得ることになります。コロナ予防対策のため、試験場は清潔に消毒され、受験生はテストの前にマスクを提供され、消毒を受けます。

ほかに、専攻分野の能力と外国語のテストもあります。大学入試プロセスは日曜に終わります。


トルコ東部でマグニチュード5.2の地震

トルコの「災害緊急管理局」(AFAD)によると、6月25日、マグニチュード5.2の地震がトルコ東部のビンギョル県を襲いました。

 Hurriyet

AFADは、地震は現地時間午後9時28分、キーウ地区で起こったと言いました。地震は地表から15.51キロの深部で起こったということです。震源の距離は、最も近かったアシャーウ・セリニエル村の居住地から2.28キロでした。余震は少なくとも11回記録され、最大の余震はマグニチュード2.8だったと、AFADは付言しました。

ビンギョル県のカディル・エキンジ知事はアナドル通信に、地震による損壊や死傷者は報告されていないと語りました。エキンジ知事はまた、憲兵隊とAFADのチームが警備に当たっていると言いました。

その後、AFADは、東部エラズー県のウシュバユル村とジェレビ村の2軒の家が大きな被害を受けたと言いました。AFADは、死傷者はなく、この地方に50張りのテントが送られたと付言しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコの冒険家が新記録をめざして太平洋へ船出

2021年06月25日 | 
6月25日 人力で地球を旅するトルコ人冒険家エルデン・エルチさんが、新記録を打ち立て、同時に、人間の活動による環境 危機に警鐘を鳴らすために、カリフォルニアから中国に向かって船の旅を始めました。

 Hurriyet

エルチさんの計画では、8月末にハワイに到着し、太平洋のハリケーン・シーズンを避けて、2022年1月に、グアムとマリアナ諸島を横断します。2022年3月に香港に到着後、ネパールまで自転車で走り、夏にエベレスト山頂へ上る計画です。2022年秋には、中国の新疆ウイグル自治区、キルギスタン、カザフスタンを旅し、ロシア=ジョージア国境のエルブルース山の山頂をめざします。

その後、アルゼンチンのアコンカグア山にも登る予定です。2023年の春はトルコで過ごし、田舎の小学校で子供たちに彼の冒険と旅の話をします。エルチさんは、この旅は、個人的な目標の達成と、人間の活動による環境危機について人々の注意を喚起するために始めたと語りました。

エルチさんは、15のギネス世界記録を破り、2009年、2012年、2014年、2017年、2018年にギネスブックに記録されています。彼はまた、一人で、人力で、大西洋、太平洋、インド洋を横断し、世界一周旅行を完遂した最初の人物として記録されています。


   「ときどきダイアリー」ヘ



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコは18歳以上にワクチン接種を始めた

2021年06月25日 | 国内
6月24日 トルコはワクチン接種年齢を18歳以上に引き下げることによって、接種範囲をひろげていると、ファフレッティン・コジャ保健相が発表しました。

 Hurriyet

6月23日の保健省科学委員会の会議後、コジャ保健相は、トルコは7月中旬までに、5500万人が、少なくとも1回のワクチン接種を受けることをめざしていると、言いました。18歳以上の人は6月25日から、1回目のワクチン接種の予約ができます。

トルコでは、1月中旬にワクチン接種運動が始まってから、3000万人以上の人々が1回目のワクチン接種を受け、1500万人が2度目の接種を受けています。

トルコは中国のシノヴァク社が開発したワクチンと、ファイザー・バイオンテクのワクチンを使ってきましたが、まもなくロシアのスプートニクVも加わるかもしれません。スプートニク・ワクチン40万回分がすでにトルコに届いていて、いまそのワクチンのテストが行われていると、コジャ保健相は言いました。

今年初め、トルコは、ロシアのワクチン5000万回分の契約に調印しています。「われわれは遅くとも4月までにシノヴァク社のワクチン1億回分を受け取れると思っていましたが、これまでに3400万回分しか送られてきていません。バイオンテク社のワクチンは、いままでに3450万回分が届いています」と保健相は言いました。「来週には、さらにバイオンテク社のワクチン500万回分が届くと期待されます」

輸入ワクチンへの依存を減らすために、トルコは国産ワクチン「テュルコワク」の開発作業を加速しています。6月22日には国産ワクチンの実験の第3段階が始まりました。このワクチンは4万人以上のボランティアに試されるでしょう。専門家は11月までに全プロセスが終わるだろうと言っています。


サロス湾の粘質物が消えつつある

マルマラ海からエーゲ海にひろがり、生態系を脅かす環境上の懸念になっていた粘質物が、サロス湾から消え始めたと、6月23日、プロのダイバー・チームが言いました。

Hurriyet

「少し前、マルマラ海の粘質物がエーゲ海にひろがりはじめた頃は、海底は粘質物に蔽われていました」とプロ・ダイバーのオルグン・ギュンギョルさんはミリエット紙に語りました。「私たちが最近潜ったときは、ごく薄い粘質物の層がサンゴを蔽っていました。大部分の粘質物は海流で消えました」

「粘質物への勝利宣言をするには少し早いですが、魚たちは湾に帰ってくるでしょうから、サロス湾の生態系はもとに戻るでしょう」とダイバーたちは言っています。水中観察の専門家、ムラト・オルクンさんは、「当局が粘質物対策をつづければ、サロス湾はわずかな被害だけで、災難を免れるでしょう」と言いました。

もう1人のダイバー、セルダル・サヴァシャルさんは、イブリジェとエネスの間の海岸線には、粘質物はなくなったと言いました。「2か月前は、釣糸に粘質物が絡みついてきましたが、いまはきれいなままです。漁師たちもまた漁に来ています。これはすばらしいニュースです」


  「ときどきダイアリーへ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ在住の外国人アーティストが「世界難民の日」にコンサート

2021年06月23日 | 国内
6月23日 トルコに住む外国人アーティストたちが、6月20日の「世界難民の日」を記念して、イスタンブルでコンサートを開きました。

 Hurriyet

「国際難民の権利協会」が組織したこのコンサートは、ジェミル・ジャンダシュ・シシリ文化センターで行われました。コンサートの音楽とアートのディレクター、ムラト・ポラトさんは、コンサートは「難民TVYouTube」チャンネルで放映されると言いました。

 『私たちは、社会における難民のイメージをどうしたら肯定的にできるか考えています」とポラトさんは語りました。「アーティストたちはそれぞれ、自分の国のポピュラーソングを歌いました」

アーティストの中には、シリアのマリク・ヌールさん、イランのダニアル・アジダリさん、コンゴのエンゾ・イカフさん、キューバのケイリー・フィデルさん、カナダのサラ・アトキンソンさんたちがいます。アジダリさんは「トルコに6年住んでいますが、トルコのほうが私のアートをよく表現できます」とアナドル通信に語りました。

モルドヴァの歌手レオニーダ・ティムスさんは、トルコは自分の第2の故郷だと言いました。「トルコはほんとうにすばらしい国です。トルコはすべての外国人を受け入れてくれます。トルコは私たちを自分の子供のように扱ってくれます」

国連難民高等弁務官事務所によると、戦争や、暴力、迫害、人権侵害から逃げてくる人々の数は、2020年、4%増えて、8240万人に達しました。トルコは2014年以来、世界で最も多くの難民を受け入れている国です。



   「ときどきダイアリー」へ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコは北キプロスに5万回分のコロナワクチンを送った

2021年06月22日 | 国際
6月22日 トルコは、6月21日、北キプロス・トルコ共和国(TRNC)に、コロナワクチン5万回分を送りました。

 Hurriyet

ワクチンを 積んだ保健省の飛行機が、レフコシャのエルジャン国際空港に向けて飛びたちました。トルコはTRNCに、今回の分を含めて29万回分のワクチンを送っています。
キプロス島は1974年以来、北部分は北キプロス・トルコ共和国に、南部分はギリシャ・キプロスに分断されています。1974年、ギリシャ・キプロスが、島をギリシャに併合することを目的としたクーデターを起こし、その後、島のトルコ人に対する暴力が始まったため、トルコは保障国として介入しました。


外出禁止令は7月1日で終わる

コロナ感染が全国的に減少してきたので、トルコは7月1日から外出禁止を終わらせる予定だと、エルドアン大統領が6月21日、発表しました。

 Hurriyet

アンカラの大統領府で行われた3時間余の閣僚会議での政府の決定によると、トルコは都市間旅行の規制と、市内公共交通の規制を廃止するでしょう。公共施設や組織の就労体制も、7月1日から正常に戻るでしょう。また、音楽活動も深夜12時までできるようになるでしょう。

トルコは月曜から土曜まで、午後10時から午前5時まで外出禁止、日曜はフルロックダウンが行われていました。17日間のロックダウンの後、ウイルス感染数が減少してきたので、トルコは6月1日でウイルスと戦うための対策を緩和しました。

エルドアン大統領は閣僚会議後の記者会見で、接種を受けることが、すべての人々にとっていかに重要かを力説しました。大統領は接種を受けようとしない人々に、ワクチンの必要性について、科学者や医師の話に耳を傾けるべきだと勧告しました。『われわれの目標は、わが国の18歳以上のすべての人に、ワクチン接種を受けてもらうことです」と、大統領は言いました。


  「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルマラ海を粘質物から守るために海中に酸素を注入

2021年06月22日 | 国内
6月21日 トルコは今月初旬から始めたマルマラ海浄化キャンペーンの一環として、マルマラ海を粘質物から守るために酸素処理を行うとムラト・クルム環境相が6月21日、言いました。

 Hurriyet

[6月22日火曜、コジャエリのキョルフェスの4ヵ所とペディク・マリーナから、マルマラ海の水深30メートルに酸素を注入します」と環境相はツイッターで言いました。最新式の酸素注入装置を使って、マルマラ海の深部に油溶性の酸素を増やすのが目的だそうです。

粘質物は、地球温暖化や海水のよどみや汚染が原因で生じた、植物プランクトンと呼ばれる微小な藻が繁殖したものです。粘質物は今年1月に発見され、4月には拡大しました。この種の粘質物は通常1か月か45日で消えるものですが、今回は消えず、深刻な問題になっています。

5月6月、粘質物が急増したため、当局は6月6日、マルマラ海のクリーンアップ計画を発表しました。6月20日には海洋浄化チームが、マルマラ海から4555立方メートルの粘質物を収集しました。


トルコのホテル業者はロシア人ツーリストの到来に期待

トルコ=ロシア間の空の便の完全復活で、トルコのツーリズム業界はいま、リゾート地に100万人のロシア人ツーリストがやってくるのを期待しています。

 Hurriyet

「私たちはロシアからの100万人の予約を受けづけられます」と、地中海岸アンタリヤのベレク・リゾートタウンの豪華ホテル「ジャリスタ」のアリ・クズルダー総支配人は言いました。最近訪れたロシアの代表団も、このホテルを視察しています。

「代表団は私たちがアンタリヤで設備した保健システムを見ていきました。私たちは観光省、保健省、内務省の5日間の検査を受けています。私たちのシステムは細部にわたっていて、10日間でもすべては見せられません」とクズルダー総支配人は言いました。

ロシアは明日からトルコへの空の便を再開します。この決定は、ロシアの専門家チームが安全対策を査定するためにトルコを訪れた後に下されたと、ロシアのタチヤナ・ゴリコワ副首相が、6月18日、モスクワで言いました。
 


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする