トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「ロシアのパイロットの遺体はロシアに引き渡された」ダウトオール首相

2015年11月29日 | 国際
12月1日 ダウトオール首相は、EU=トルコ・サミットに出発する前、アンカラ空港での記者会見で、ロシア人パイロットの遺体はトルコからロシアに引き渡されたと語りました。

 Hurriyet

24日、トルコのジェット機に撃墜されたパイロットの遺体は、ロシアに引き渡されるまえに、正教の伝統に従って整えられたと、首相は言いました。「領空侵犯して死亡したパイロットの遺体は、昨夜、シリア国境でわれわれに引き渡されました。まもなく、ロシアの職員が、トルコ軍の職員とともに、遺体を引き取りにハタイにつくでしょう」

駐トルコ・ロシア大使は、RIAノヴォスティ・ニュースに、オレグ・ペスコワ中佐の遺体は、ロシア大使館員とともに、29日、ハタイからアンカラ空港に空輸され、そこで大使と対面するだろうと言いました。遺体がロシアに帰る日時はまだわからないと、大使館のイゴル・ミチャコワ報道官は言いました。

24日午前9時20分、ハタイのヤイラダー近くで、ロシア機が、たび重なる警告にもかかわらずトルコ領空を侵犯したため、2機のトルコのジェット機がロシア機を撃墜しました。


エルチ氏は死の直前まで平和を呼びかけていた

南東部ディヤルバクル県の弁護士会会長のエルチ氏は、28日、平和会議でスピーチし、紛争の終結を呼びかけていて、銃撃を受け死亡しました。2人の警官も現場近くで殺されました。

 Hurriyet
11月28日、集会でスピーチするディヤルバクル弁護士会会長エルチ氏(中央)。この直後に、同氏は暗殺されました。


「私たちは、人類の歴史豊かなこの土地に、銃も、紛争も、作戦も、望んでいません。多くの文明を持ったこの土地から、戦争も、銃も、作戦もなくしたいのです」と、人権活動家で、有名な弁護士でもあるエルチ氏は、11月28日、ディヤルバクルのスル地区の記者会見で、語りました。

エルチ氏は、活動家たちとともに、トルコ東部と南東部に平和をと呼びかけているとき、1発の銃弾を頸に受けてなくなりました。エルチ氏が記者会見をしていた場所の近くで、非合法組織クルド労働者党(PKK)の戦闘員が,任務についていた治安部隊に発砲し、その直後、エルチ氏は銃弾で倒れました。警官1人も死亡、もう1人が負傷し、その後、病院で亡くなりました。


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トルコ当局がロシアへの不急の旅行は延期するよう勧告

2015年11月28日 | 国際
11月30日 トルコ市民やビジネスマンたちがロシアで窮状に立たされたため、トルコ当局はトルコ国民に、不急の用事でロシアに旅行しないよう警告しました。

 Hurriyet

24日に起こったトルコによるロシア機撃墜事件で、トルコ=ロシア間の“喧嘩”は、ここまでエスカレートしてきました。28日、トルコ外務省は、トルコ人は状況が決着するまで、ロシアへの不急な旅行は延期するよう文書で勧告しました。


「トルコはロシア機撃墜を悲しんでいる」とエルドアン大統領

エルドアン大統領はロシアのプーチン大統領に、パリで行われる地球温暖化サミットで面談し、ロシア戦闘機撃墜後の両国間の危機を解決したいと言い、また、トルコはこの事件を遺憾に思っているとも言いました。

 Hurriyet

「われわれはほんとうに悲しく思っている。われわれはこのようなことが起こらないよう願っているが、事件は不幸にして起こった。私は2度と起こらないよう願っている」と、28日、エルドアン大統領は訪問先のバルケシルで、声明を出しました。

「われわれがロシアに言いたいのは、この問題を話し合い、決着をつけようということです。両国の関係が傷つけば喜ぶ者がいる。私は、月曜、パリで行われる地球気象変動サミットがわれわれの関係を修復するチャンスになると思う」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領は前にもパリでの大統領会談を提案しましたが、ロシア政府は、トルコはロシア機を撃墜したことを謝罪しないからと、会談を拒否しました。トルコは遺憾の意を表明しましたが、ロシアがトルコの領空を侵犯したのだから、謝るべきはロシアだとして、謝罪は拒否しました。

トルコはことばを和らげることで、緊張を和らげようと努めましたが、ロシアのトルコに対する強い反発が事態をより面倒にし、和解を難しくしています。


メルゲン料理学校出のシェフが世界で活躍

 ボルは“コックの産地”として知られていますが、そのボルのメルゲン地区にある職業高校、アバント・イゼット・バイサル大学(AIBU)付属メルゲン料理学校では、未来のシェフたちに、オスマン料理と世界の料理を教えています。

 Hurriyet

ニハル・ドーアン準教授は、この学校は1997年にオープンし、食品分野の学術的、指導的スタッフを養成してきたと言っています。「いま、在校生は201人です。開校以来、500人のシェフを養成し、彼らはいま、世界中で、トルコ料理と世界の料理のシェフとして活躍しています」
学校の目的は、トルコの食の文化と、オスマン宮廷料理の伝統と遺産を世界に紹介するプロのシェフを育成することにあると、ドーアン準教授は言いました。

 Hurriyet

毎年、入学志願者はいっぱい
学校の卒業生は世界各地で働いているそうです。「高級ホテルで、重要な地位についています。卒業生はシンガポールからドイツ、アメリカから極東まで、各地にいます」と準教授。「学生たちはオスマン料理と世界料理両方のアペタイザーから、料理の習慣、文化、コミュニケーション、ガストロノミーのアートまで学びます」

2年間のプログラム中、1年目の終わりに、60日間のインターンがあり、学生たちは大きなホテルなどで実務訓練も受けます。

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就職率100%
卒業生はみな就職でき、インターン中に職を得る学生までいるそうです。「現時点では、学生の主力は男性ですが、わが校は女性のシェフを支援しています。女性の学生数は増えています」とドーアン准教授は言っています。


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ディヤルバクル弁護士会会長と警官2人、銃撃され死亡

2015年11月28日 | 国内
11月29日 南東部ディヤルバクルの弁護士会会長で、人権活動家のタヒル・エルチ氏が、記者会見後、銃撃され死亡し、警官2人もこの銃撃で死亡しました。

 Hurriyet

エフカン・アラ内相は、攻撃者たちは記者会見後、車から治安部隊を銃撃し、警官1人を殺したと言いました。重傷を負った警官は病院で死亡、その場にいたエルチ氏は銃撃戦で死亡したと、アラ内相は言いました。事件を明らかにするために、4人の調査官が任命されました。

当初、エルチ氏は、遠くから1発の銃弾で首の後ろを撃たれ死亡したと報じられました。彼の遺体が運ばれた病院の前に群衆が集まりました。エルチ氏は29日、ディヤルバクルで眠りにつきました。もう1人の犠牲者の警官アフメト・チトファスランさんは、カフラマンマラシュで眠りにつくでしょう。銃撃があったディヤルバクルの町スルに、夜間外出禁止令が出ました。

Hurriyet


「この事件は、正義のトルコが断固としてテロと戦っていることを示した。われわれは最後まで戦いをつづける」とエルドアン大統領は言いました。ディヤルバクルの弁護士会は、これは暗殺だとツイートしました。エルチ氏と仲間の弁護士たちは、以前の衝突について記者会見しているところでした。弁護士たちは、銃声が聞こえたとき、歴史的な“4本脚のミナレット”の前に立っていました。

ドーアンニュースによると、1人のひげ面の男がエルチ氏を撃ったと言う目撃者がいるそうです。エルチ氏が標的だったかどうかは、まだわかりません。アナドルニュースは、この攻撃は非合法組織クルド労働者党(PKK)の仕業だと報じています。アナドルニュースのアジズ・アスラン記者も負傷しました。

イスタンブルの中心イスティクラル通りに、プロテスターが集まりましたが、警官に散らされました。アンタリヤやイズミルでも、プロテストが起こっています。


「来年からトルコ人のビザなし制度を廃止する」ロシア外相

 ロシアの戦闘機を撃墜したトルコに対する報復として、1月1日から、トルコ人のビザなし制度を廃止すると、ロシアが言っています。

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ロシア政府はNATOのメンバーであるトルコに対して、軍事的報復はしないが、観光、農業、投資などトルコ経済の全分野を標的に、広範な報復策をとると誓約しました。「この決定によって、トルコとのビザなし制度も停止する」と、セルゲイ・ラヴロフ外相は、モスクワで、シリアのワリド・ムアレム外相との会談後、記者団に語りました。

プーチン大統領は市民に、トルコに旅行しないよう警告しています。トルコのビーチは休暇を楽しむロシア人に大人気です。外相はまた、26日、トルコにいるロシア人は、“テロリストの脅威がある”から、早く帰国するよう促しました。ラヴロフ外相は27日、ビザなし制度の廃止決定は報復処置ではないと言いました。「トルコの脅威はきわめて現実的だ。“戦闘員たち”がトルコを通過して各地へ向かっている」と言いました。

11月26日現在、9900人のロシア人がトルコにいます。「2015年12月26日までには、ロシア人ツーリストは1人もいなくなるでしょう」と、旅行社は言っています。

メドヴェージェフ首相は11月26日、2日間でトルコ企業との共同事業を抑制する計画を立てるよう、大臣たちに指示しました。ロシアはまた、食料輸入でも安全基準違反を厳しくチェックすると言っています。


120トンの爆発材料をシリア国境の町で押収

トルコ警察は11月27日、南東部ガジアンテプ県で、即席爆発装置をつくるのに使われる爆発材料、アンモニウム硝酸塩120トンを押収しました。また、イスタンブルでは、4人のイスラム国(ISIL)メンバー容疑者を拘束しました。

 Hurriyet

警察はキュスゲット工業地帯の鉄と鋼鉄の倉庫を手入れし、120トンのアンモニウム硝酸塩を発見したと、アナドルニュースが報じました。警察は爆発材料を食物・農業・畜産省に送りました。

同日、イスタンブルでは、早朝の手入れで、ISILと関係ある4人の容疑者を拘束しました。治安ソースによると、イスタンブル警察隊は、特別作戦チームとともに、イスタンブル・バージラル地区で同時手入れを行いました。この作戦は、シリアやイラクに行く外国人やトルコ人の手引きをしている5人の容疑者を捉えるために行われました。

警察は携帯電話5個、小型コンピュータ1個、タブレット・コンピュータ2個、ハードディスク18個を押収しました。9月にも、シリア=トルコ国境近くで、大量の爆発物の材料が応酬されています。


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「トルコが謝罪しないからエルドアンとは会わない」とプーチン

2015年11月27日 | 国際
11月28日 トルコ政府がロシア機撃墜に関して、謝罪しようとしないから、プーチン大統領はエルドアン大統領との会談を拒否していると、27日、ロシアのユーリ・ウシャコフ補佐官が言いました。

 Hurriyet

なぜプーチン大統領はエルドアン大統領との会談を拒否しているのかという記者団の質問に、「トルコはロシア機撃墜に関して、謝罪する気がないようだ」と、ウシャコフ補佐官は言いました。「11月30日のパリの気候協議会でプーチン大統領と会談したいというトルコ政府から要請があり、プーチン大統領にそのを伝えた」

「プーチン大統領は、パリで、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相に会い、シリア危機と、イスラエル・パレスチナ紛争について討論するだろう。また、シリアとウクライナ問題について、ドイツのメルケル首相と会談するだろう」と、ウシャコフ補佐官は言っています。


エルドアン大統領がロシアに「危険な火遊びはやめろ」と警告

エルドアン大統領が、24日のロシア機撃墜後のロシアとトルコの危機に関して、「危険な火遊びはやめろ」と、ロシアに警告しました。

 Hurriyet

「プーチン大統領は、テロに関してダブル・スタンダードを持っている人々が火遊びをしていると、言っていますが、私はまったく同意できません」と、エルドアン大統領は27日、北部バイブルト県で発言しました。

「38万人を殺したシリアのアルアサド体制を支援することこそ、危険な火遊びではないか。イスラム国との戦いを口実に、国際的に合法とされている反体制派を攻撃するのは、危険な火遊びだろう。全世界がトルコの正当性を認めている今度の事件を口実に、フェアに出席するためにロシアを訪れたわが国民に嫌がらせをするのは、危険な火遊びではないか。わが国はロシアに、危険な火遊びをやめるよう、心から勧告する」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領はまた、ロシアと共通の基盤を見つけ、これ以上の両国の緊張の高まりを避けるために、来たるべきパリの気候変動サミットで、プーチン大統領と会談したいという意向を表明しました。「われわれは撃墜されたジェット機について議論したくない。これはもう終わりにしよう」と大統領は言い、良好な関係を維持することは両国の利益にもつながると言いました。「トルコは、ロシアのパイロットへ発した音声記録を発表し、嘘ではないことを証明しました」

エルドアン大統領はまた、26日のプーチン大統領とフランスのオランド大統領の共同記者会見に触れ、プーチン大統領のコメントは“受け入れられない”と言いました。エルドアン大統領は、トルコがISILから石油を買っていたというプーチン大統領の主張を否定し、ISとロシアとシリア体制派間の石油取引については、アメリカが記録していると言いました。


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救助されたロシアのパイロットは警告を受けなかったと主張

2015年11月25日 | 国際
11月27日 シリア国境でトルコに撃墜されたジェット戦闘機のロシア人パイロットの1人は、25日、事前に警告を受けていなかったと主張しています。

 Hurriyet

「無電でも、視覚的にも、警告はなかった。連絡はまったくなかった」と、ナビゲーターのコンスタンティン・ムラクティンは言っています。彼は特殊部隊に救助された後、シリア領内のロシアの基地で、ロシア人ジャーナリストに、「トルコ領空には“1秒たりとも”入らなかった」と繰り返しました。

「私は、私たちがどこにいるか、地図と地上を見て、完全にわかっていました」とムラクティンは言っています。「私たちは高度6000メートルを飛んでいました。天気は晴朗でした」
ムラクティンはロシア軍とシリア軍の特殊部隊に救出されましたが、救出作戦の詳細は語りませんでした。

「私は元気です。医者から早く解放されたい。いますぐ軍務に戻れます。空軍基地に戻れるよう司令官にたのみます。私は司令官に借りを返さなければなりません」と彼は言いました。
アメリカ空軍は、トルコのパイロットはロシアのジェット機に10回警告したが、返事は得られなかったと言っています。死亡したパイロットは、その勇みな知るべきだと気に最高の勲章が授与されるだろうと、プーチン大統領は言っています。


「ロシアはわが国の友人で隣人」トルコ首相

トルコにはロシアと緊張を高まらせたいという意図はないと、11月25日、トルコのダウトオール首相は、ロシア機撃墜後、エルドアン大統領が言ったことばをくり返しました。

 Hurriyet

「ロシアはわが国の友人であり隣人です。両国のコミュニケーションのチャンネルは開いています。しかし、友好国に関しても、わが国の安全保障は国際法を基本にするべきです」と、首相は国会でAKP議員たちに言いました。

トルコは国境の安全を維持するためには、あらゆる必要な対策をとることを、みな知るべき
だと、首相は言いました。「緊張を高まらせないように、両国が注意すべきです。24日のロシア機撃墜は、トルコが望んでしたことではありません」と首相は言いました。「トルコは政治的、経済的、文化的に、ロシアと強く結びついています」

[「2機のロシア戦闘機は11月24日、トルコの領空を侵犯し、1機は領空を去ったが、もう1機が領空を侵犯しつづけたため、トルコのF-16機によって撃墜されました。ロシア機はトルコ領内に墜落したため、トルコ市民が何人か負傷しました」と、首相は言いました。

「わが国はロシアも、その他の国も、標的にしていません。しかし、わが国の領土の安全に関しては、躊躇しません」と首相は言いました。また、首相は、ビュルブジャク地方にいるテュルクメンの集団に触れ、シリア政府軍は、ロシア機に支援されて、無辜の人々を標的にしているといいました。


カッパドキアの新たな地下都市が歴史を書き替える

 中央アナトリア・ネヴシェヒルのハサン・ユンヴェル市長によると、トルコの観光地として人気のカッパドキアで近年、発見された地下都市が、この土地の歴史を書き替えるだろうということです。この地下都市は避難所としての一時的な住居でなく、人々が永住していたという点で注目に価します。

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発掘中に見つかったものはヒッタイト時代までさかのぼります。「長いトンネルや、人々が集まって暮らした居住スペースなどが見つかっています。アマ油をつくった場所、礼拝所、多くの居住スペースを、トンネルが結んでいます」とユンヴェル市長。

新しい地下都市は、トルコ住宅開発局(TOKI)の都市改革プロジェクト中に発見されました。ネヴシェヒル城塞周辺の1500戸ほどの建物が取り壊され、新しい建物を建てるために土を除去しているときに見つかりました。

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「この地下都市は一時的な住居でなく、人々が永住していたという点で、ほんとうの地下都市と言えます。私たちは世界史にかかわる重要な情報を得たと確信しています」と市長は言っています。発掘は考古学者セミフ・イスタンブルオール氏が指導し、文化観光省の管理下で行われています。

「地下都市の歴史はヒッタイト時代以前までさかのぼるでしょう。発掘が完了すれば、確かなことがわかります」と、イスタンブルオール氏は言っています。海泡石でできたタバコのパイプも見つかったそうです。「地下都市は人類の歴史にかかわる重要な情報を与えてくれるでしょう」

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カッパドキアで新たな地下都市が発見されたニュースが流れると、世界中から多くの研究者がこの地を訪れました。


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ロシアの戦艦がダーダネルズ海峡を通過して地中海へ

2015年11月24日 | 国際
11月26日  トルコのF-16機が、領空侵犯したロシアのジェット戦闘機を撃墜して何分か後に、ロシアの戦艦がダーダネルズ海峡を通過して地中海へ向かいました。

 Hurriyet

24日9時24分、シリア国境近くで、トルコ領空を侵犯したロシアのSU-24機をトルコ軍が撃墜した直後、“ヤマル”という名のロシアの戦艦がダーダネルズ海峡に入り、午前10時、トルコ北東部の沖合を通過しました。戦艦ヤマルは午後1時、36マイルの海峡を通過して、地中海へ向かいました。


EUのタスク議長がロシア機撃墜について“頭を冷やせ”と勧告

EUのドナルド・タスク議長が、11月24日、トルコがシリア国境でロシアの戦闘機を撃墜した後、みな“冷静に”と呼びかけました。

 Hurriyet
ドナルド・タスク欧州理事会議長


「ロシア機撃墜という危険なことが起こったいま、みな頭を冷やし、冷静でいなければならない」と、タスク議長がツイートしました。タスク議長は11月29日、ブリュッセルで、EU=トルコのサミットを主宰します。サミットではヨーロッパへの難民流入をくいとめるための対処が焦点になると思われます。

また、EUの外交政策責任者フェデリカ・モゲリーニ氏は、トルコもメンバーになっているNATOの軍事同盟のイェンス・ストルテンベルグ議長と、ロシア機撃墜について話し合ったと言いました。“トルコとロシアの間の緊張は避ける必要がある”とモゲリーニ氏はツイートしています。

欧州委員会は今後の展開を緊密にフォローし、なりゆきを正確に見きわめていくと言っています。NATOのメンバーであるトルコは、ロシアのSU-24ジェット機が領空侵犯をしたから撃墜したと言っています。ロシアのプーチン大統領は、トルコを“裏切り”だと告発しています。

13日のパリのテロ攻撃後、ロシアを対ISILの有志連合に引き込もうとしていたフランスのオランド大統領にとっては、ロシア機の撃墜は、厄介なときにやってくれたと言いたいところです。

トルコは1987年に初めてEU加盟を申請しましたが、基本的自由の問題やキプロス問題が障害になって、加盟は遅々として進みません。EUはまた、12月には、ウクライナ紛争の関与でロシアに課している制裁を持続するか否かを決めることになっています。


ロシア機撃墜で、ロシア外相がトルコ訪問をキャンセル

ロシアの戦闘機がトルコに撃墜されたため、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、25日に予定されていたトルコ訪問をキャンセルし、ロシア人にトルコ旅行計画を中止するよう呼びかけました。

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トルコ訪問をキャンセルしたロシアのラヴロフ外相


「われわれの推定によれば、トルコ国内のテロの危険度はエジプト以上」とラヴロフ外相はテレビで話しました。「ですから、国民の皆さんには、観光でも、他の理由でも、トルコへの旅行はお勧めしません」と外相はスピーチしました。

領空侵犯したロシア機がトルコに撃墜された後、トルコ外務省は、駐アンカラ・ロシア大使を召還しました。一方、駐モスクワ・トルコ防衛担当官がロシアの防衛省に召喚されました。アンドレイ・カルロフ駐アンカラ・ロシア大使はイスタンブルにいたため、トルコ外務省はロシアの代理大使を召還しましたが、彼は会談中、ロシア機撃墜について、不満を述べました。

ラヴロフ外相は25日、アンカラを訪れ、シリアや、ISILとの戦い、キプロス問題などについて討論することになっていました。

・・・トルコはロシアに弔意を表明し、プーチンもトルコと戦う気はないと言っているから、まあ、大丈夫でしょうね。


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シリア国境近くで、トルコ軍がロシアのジェット機を領空侵犯したとして撃墜

2015年11月23日 | 国際
11月25日 24日、シリア国境近くで、ロシア製SU-24ジェット機が、トルコ領空を侵犯したとして、トルコのF-16機が撃墜したと、大統領府が発表しました。トルコは規則に従い、警告した後、撃墜したそうです。

 Hurriyet

当初、ジェット機はロシア機と報じられましたが、大統領府は後で、ジェット機の国籍はわからないと訂正しました。トルコ空軍は、領空侵犯した“国籍不明”のジェット機に、5分間に10回警告したと、トルコ空軍は言っています。

テュルクメンの情報によると、撃墜されたジェット機は、シリア国境に近いラタキアのヤマディ村の、現在、テュルクメンが住んでいるテントに衝突しました。2人のパイロットはパラシュートで着陸したと、目撃者は言っています。地元情報によると、パイロットの1人は殺され、もう1人はテュルクメン軍に捕らえられたそうです。

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現在、ロシアのヘリが、パイロットとジェット機の残骸を探していると、ドーアンニュースが報じています。ダウトオール首相は参謀長フルシ・アカル将軍とフェリドゥン・シニルリオール外相と、この事件について話し合っていると、首相オフィスは言っています。「トルコはシリア国境の今後について、NATOと国連に助言を求めるでしょう」


シリア人幼児の遺体がまたもボドゥルムの海辺で見つかった


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9月にボドゥルムの海辺で、シリアの幼児アイラン・クリディちゃんの遺体が発見され、世界の人々に衝撃を与えましたが、またしてもボドゥルムの海辺です。セナという名のこの幼女は、チャタラダ島の近くの岩の間に挟まれているのを釣人たちに見つけられました。釣り人の知らせで、沿岸警備隊が駆けつけ、セナちゃんの遺体をトゥルグトレイス港に運びました。

救助された移民の1人ミルヴァン・ハッサンさんは、ボドゥルム国立病院の死体公示所で、幼女をセナちゃんと確認しました。「この子の母親が、ボートに乗っている間、ずっとセナと呼んでいましたから」と、ハッサンさんは言いました。セナちゃんは、9月にボドゥルムの浜辺に打ち上げられていたアイランちゃんと同じように、ジーンズと赤いトップを着ていました。

11月18日、ボドゥルムのトゥルグトレイスの沖合で、シリア移民が乗ったゴムボートが転覆し、5人が救助され、15人がゆく不明になり、救助作業中に8人の遺体が引き上げられました。残り6人の遺体の捜索はつづいています。


トルコ警察、3県の同時手入れで、ISIL容疑者11人拘束

トルコ警察は、11月23日、3県で同時手入れを行い、イスラム国(ISIL)メンバー容疑で11人を拘束しました。

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8人の容疑者が東部ビンギョル県で捕まり、2人が北西バルケシルで、1人が南東部ディヤルバクルで捕まりました。同時手入れはディヤルバクル検察官オフィスの指示による捜査の一環として行われました。ビンギョルとバルケシルで捕まった10人はディヤルバクルに送られました。


「デミルタシュ共同党首が暗殺を免れた」とHDP

「11月22日、セラハッティン・デミルタシュ共同党首の車が、明らかに暗殺と思われる銃撃を受け、銃弾が車に当たったが、共同党首に怪我はなかった」と、クルド系政党・人民民主党(HDP)の幹部が言いました。しかし、警察は、デミルタシュ氏の車の傷は銃撃によるものではないと言っています。

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人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、11月1日の総選挙で最初の結果が発表された後、記者会見しました。


デミルタシュ氏と警備チームの車がディヤルバクル市内を走行中、デミルタシュ氏の防弾車のレア・ウインドウに銃弾が当たったと,同党の広報担当者は言いました。デミルタシュ氏はフラト・ニュースに「車を降りたとき、弾痕に気づいた。事件の調査のため、車は警察が持って行った」と言いました。

「死は神が命じるものです」と、デミルタシュ氏は事件後、ツイッターで言いました。しかし、市警は、レア・ウインドウの傷を分析した結果、銃撃の証拠はなかったと言っています。「分析で銃撃の跡は検出されませんでした。傷は固いものが当たった結果できたと判定されました」と警察は発表し、「彼と彼の車に対する攻撃はなかった」と言いました。

しかし、HDPのもう1人の共同党首フィゲン・ユクセクダー氏は11月23日の記者会見で、攻撃は“あきらかに暗殺の試み”だと主張しました。


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トルコ人はテレビからオンラインに移りつつある

2015年11月23日 | 国内
11月24日 最近の調査によると、トルコではニュースや教育や情報を得るのにオンラインを利用する人がかつてないほど増え、テレビはインタネットに土俵を譲りつつあるようです。

 Hurriyet

トルコ統計局(TUIK)の8月のデータによると、16歳から74歳のトルコ人のインターネットの使用率は、昨年の54%から56%に増加しています。TUIKの2015年初めの調査によると、ユーザーのほとんどは、毎日か、少なくとも週に1度はインタネットを使っているそうです。

インタネット新聞「タークタイム」の編集長で、「トルコ全インタネット・メディア協会」(TIMED)の委員でもあるエルシン・トクギョズさんは、従来のメディアはインタネットに押され、テレビは将来、ノスタルジアで見られるようになるだろうと言いました。「テレビとともに生まれた世代が死ねば、従来のメディアも死ぬでしょう」

インタネットはテレビよりユーザーに友好的で、なにを、いつ見るかを、見る人に選ばせてくれると、トクギョズさんは言いました。「テレビは受動的ですが、インタネットは自分の望むように、能動的に使うことができます」

テレビからオンラインへの移行は急速でした。1996年、国連は11月21日を「テレビの日」と宣言し、これはツールとしてのテレビではなく、テレビが象徴する哲学を記念する日だと説明しました。ヨーロッパの放送局の集団は、テレビの社会的影響を力説し、何百万人の人々とともに体験を共有できるテレビは、最も人気があり、信頼できるプラットフォームだと言いました。

トルコでも外国でも、年配の人々はテレビを多く見る傾向がありますが、若い世代は次第に、テレビより多様な選択ができるオンラインというプラットフォームに移っています。


トルコ東部でシリア難民も隕石探しに参加

11月22日の頁に、ビンギョル県に隕石が降り、村人が拾って売ったところ、財務省がその金に税金をかけるとか、かけないとかいう話を書きましたが、トルコに住むシリア難民たちがその噂を聞いて、隕石探しにビンギョル県にやって来ました。

 Hurriyet

ビンギョルの東5キロのサルチチェキ村に、9月初め、天から石ころが降り注ぎました。研究者や学者が隕石を集めているという噂を聞いた村人たちは、夜を日についで隕石を拾い集めました。研究者や収集家が1グラム20ドルから60ドルで買っていると報道されると、何百人もの地元民や外国人が村に集まってきました。

ディヤルバクルやシャンルウルファ、キリスなどに住むシリア人の40家族も、天から降ってきた石を見つけようと、1週間前、村にやって来ました。シリア人たちは持参のテントに住み、“神さまからの贈物”の隕石を見つけようと夢を膨らませています。

シリアのラッカから来たアッバス・モサ・ヘモさんは、11月22日、アナドルニュースに、隕石を探しに家族と一緒に来たと話しました。みんなで努力したが、隕石2個を見つけただけだそうです。シリアのアレッポーから来て、いまはディヤルバクルに住んでいるシリア人シャバン・ヘモさんは、3日探したが、1個も見つからないと言いました。

「隕石は高く売れるから探しに行くといいと言われました。もし見つかったら、シリアに帰れたとき、その金で家を建てるつもりです」とシャバン・ヘモさん。シリアのコバネから逃げてきたムスリム・セフェルさんは、「友人3人と来ました。隕石1個を見つけ、300ドル払うと言われましたが、イスタンブルではもっと高く売れると聞いたので、断りました」と言っています。彼も家を買うのが夢だそうです。

先週、メフメト・シムシェク財務相がツイッターで、サルチチェキ村で売られた隕石に税金をかけるべきか否かを、一般の人々に尋ねました。2万8000人以上がそれに答えましたが、ほとんどは課税すべきではないという意見でした。

・・・隕石騒動、なんだか愉快な話ですね。人生に夢を持つのはよいことでしょう。


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トルコ航空機が“爆発予告”を受けてカナダに不時着

2015年11月22日 | 国際
11月23日 11月22日、ニューヨークからイスタンブルに向かっていたトルコ航空機が、爆発予告の脅迫を受けたため、カナダに不時着したと、警察発表がありました。王室カナダ騎馬警察(RCMP)が、256人の乗員と乗客を乗せたトルコ航空機は、無事、ハリファックス・スタンフィールド国際空港に着陸しました。RCMPは脅迫の発信源を調査し、“犯人”を特定したと、ツイッターで言いました。当局は爆発脅迫の詳細は発表していません。

 Hurriyet

トルコ航空機がニューヨークのジョン・F・ケネディ空港を飛び立った後、土曜の22時50分(GMT2時50分)、当局は爆発予告を受けました。同機は1時(GMT5時)直前に、ハリファックスに着陸しました。RCMPはツイッターで、乗客の乗替えは“スムースに”行われていると言いました。

荷物は警察犬を使って調査すると、RCMPは言っています。11月13日のパリのテロ事件後、テロ攻撃に厳戒態勢がとられているさなかに起こった爆発脅迫事件でした。


ドーアン・ホールディング社長が「今年のビジネスウーマン賞」

11月21日、ドーアン・ホールディングのベギュムハン・ドーアン・ファラリヤル社長が、ボスフォラスビジネス世界賞の「今年のビジネスウーマン賞」を受賞しました。

 Hurriyet
ステキなファッション、ステキな着こなし、モデルさんみたいね


「あなたの夢の根源は、あなたが父や母や教師や隣人であることではなく、あなたがあなたであることであるべきです。自分の中に種を見つけ、それをまき、育ててください」と、彼女は授賞式で言いました。

「この賞を受けて、私は嬉しく名誉に思っています。私は1995年に大学に入りました。私は今夜、ここへ来る道すがら、20年前の自分のことを考えていました。2つのことが心に浮かびました。ひとつは人間にとって、自身を見つけ、知ることがいかに重要かということ。だれにとっても、自身を知らずに生きることは非常に難しい。第2は、自分の話をよく聞き、導いてくれるよき指導者を探し見つけることです」

ユルドゥス・ホールディングのムラト・ユルケル社長が、ボスフォラス大学技術クラブの「今年のビジネスマン」に選ばれました。この式で14の賞が贈られました。


トルコのジェット機が北イラクとトルコ南東部のPKKの拠点を空爆

 トルコ空軍のジェット機が、北イラクとトルコ南東部の非合法組織クルド労働者党(PKK)の標的を空爆したと、トルコ空軍が11月21日、発表しました。

 Hurriyet

空軍の声明文によると、PKKの拠点23か所 ー 北イラクのザップ、アバシンバイサン、ハクルク、カンディラレアカを、11月20日夜、トルコのジェット機が空爆したそうです。空爆は午後11時から午前2時まで行われました。


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パリのテロ攻撃の下見をしたIS容疑者がアンタリヤで逮捕された

2015年11月20日 | 国際
11月22日 トルコ警察はアンタリヤで、モロッコ系ベルギー人アフメト・ダフマニ(26)を拘束しました。彼は132人を殺害したパリのテロ攻撃の標的となった場所の下見をしたと思われます。

 Hurriyet
アンタリヤで拘束され、警官に連行されるISIL容疑者アフメト・ダフマニ


彼と関係があると思われる2人の男も、21日、拘束されました。ダフマニはアンタリヤの地中海岸の高級ホテルで拘束されました。他の2人はシリア市民のアフメト・タヒル(29)とマハムメド・ヴェルド(23)で、ハイウエイの近くで拘束されました。彼らはダフマニが無事に帰れるよう助力するために、シリアのISから送られ、彼に会おうとしていました。彼らは偽造パスポートを持っていました。

対テロ警察は、ダフマニがアンタリヤに空路で着いたのを知り、マナヴガト地区のホテルに向かった彼を追跡し捕らえました。


「ムスリムはテロに対して団結を」とエルドアン大統領

 エルドアン大統領が、最近のパリ攻撃後、過激派と戦うために、ムスリムのリーダーたちに団結を求め、でなければ、ジハーディストたちはさらに残虐なテロを行うだろうと警告しました。

 Hurriyet

「パリのテロ攻撃後、わが国はテロとの戦いと難民危機の十字路に立たされています」と、エルドアン大統領は、昨日、「大西洋評議会エネルギー・経済サミット」で語り、129人を殺害したパリのテロにも触れました。

「私はテロリストを強く非難します。テロリストたちは私と同じ宗教を信じています。私はムスリム諸国の全リーダーたちに団結するよう要請すると同時に、すべての宗教のリーダーたちに、この問題に関して団結するよう求めます」と大統領は言いました。

エルドアン大統領は“ムスリムすべてがテロリスト”という考えを非難し、「悪人がムスリムであることも、キリスト教徒やユダヤ教徒であることも、あり得る」と言いました。大統領はまた、シリアのバシャル・アルアサド大統領はISILを支持し、彼らの石油を買っていると告発しました。

「イスラムのテロ組織のすべてが、いまアサド体制に直接間接に奉仕しています。ISILはアルアサドに支援されています。アサドはダエシュ(ISIL)から石油を買い、金を払っています。これを見過ごしてはなりません」と大統領は言いました。

シリアで内紛が始まって以来、トルコは1国で難民危機と戦ってきました。「わが国は過去5年間、シリアとイラクからの難民およそ250万人を経済的社会的に負担してきました」と大統領は力説しました。


「パリのテロ容疑者の1人はイズミルに滞在していた」という報道

パリのテロ攻撃の容疑者の1人は、警察がイズミルでイスラム国(ISIL)を標的にした手入れを行っているとき、イズミルのシリア移民が溢れるバスマネ地区に滞在していたと、いくつかのメディアが報じています。

 Hurriyet
お手頃値段のホテルが立ち並ぶイズミルのバスマネのホテル通り


シリア人のアフマド・アルモハムマドは、9月下旬、移民の群れに混ざってイズミルに入り、10月2日にバスマネのホテルにチェックインしたそうです。彼のパスポートはパリ攻撃の犯人の1人のポケットにありました。アルモハムマドはホテル・スルタンに泊まり、10月4日、チェックアウトしました。彼の名はその後、ギリシアのレロス島に記録されていました。

しかし、イズミルのムスタファ・トプラク知事は、県庁にはアルムハムマドがバスマネに滞在した記録はないと言っています。県庁はテロリストと同じ名前の人物を見つけたが、同名異人だと判断したということです。

警察の手入れで、バスマネの27のホテルで、外国籍者286人とトルコ市民80人が300人の警察官のチェックを受けました。期限切れの滞在許可証を持った外国人2人と、パスポートや身分証明書のない外国人41人が、イズミル移民管理局に送られ、追放されました。

11月18日、ギリシアのアレクシス・ツィプラス首相がトルコを訪れ、トルコのダウトオール首相と、ヨーロッパへの移民の流入をくいとめるための努力をステップアップすることで合意しました。


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