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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブル空港のテロの犠牲者たちのプロフィル

2016年06月30日 | 国内
6月30日 

 Hurriyet

ユスフ・ハズネダルオールさん
空港作業員。殺害されなかったら、10日後に結婚の予定でした。彼はシャトルバスを待っていて殺害されました。
ギュルシェン・バハドウルさん
彼女は1週間前、ソシアルメディアに「私はこれまでの人生でケンカをしたことがない」と書いていました。
ムスタファ・ブユクルさん
タクシー運転手。51歳。
エルタン・アンさん
通訳として働いていました。既婚、子供1人。彼の妻は妊娠6か月。ツーリスト・グループを空港に送り届けたところでした。
チャーラヤン・チョルさん
27歳。空港のヘルプ・デスクで働いていました。
マフムート・チズメジオールさんとゼイネプ・チズメジオールさん
夫婦でグランド・サービスで働いていました。
ムラト・ギュリュジェさん
ホテルで働いていました。通訳でもあります。既婚。4人の娘さんがいました。
ギョクセル・クルナズさん
38歳。2年前に結婚。彼は警備会社で働いていて、社長を空港に迎えに来たところでした。


情報局は20日前、イスタンブル空港のテロの可能性を警告していた

トルコ情報局は、28日にイスタンブル空港がテロ攻撃を受ける20日前、イスラム国(ISIL)によるイスタンブル攻撃の可能性を警告するメッセージを、政府関連機関に送っていたと、アンカラ在住のジャーナリストが言いました。

 Hurriyet

ドーアンTVの代表者ハンデ・フラトさんは、6月29日のライブ放送で、情報局は、イスタンブルのテロ攻撃の可能性について、6月初めに、国家機関すべてに警告メッセージを送っていたと語りました。メッセージには、ターゲットにされている場所として、イスタンブルのアタテュルク空港も挙げられていたと、彼女は言いました。

イスタンブル県庁によると、28日のISと思われるテロリストの攻撃で、少なくとも41人が死亡し、239人が負傷しました。犠牲者の中の13人は外国人で、サウジアラビア人5人、チュニジア人1人、ウズベク人1人、イラク人2人、ヨルダン人1人、ウクライナ人1人、イラン人1人、東トルキスタン出身の人1人です。


クルクカレの小麦畑でローマ時代のモザイク発見

 2世紀ころのものと思われるローマ時代のモザイクが、中央アナトリアのクルクカレ県デリジェ地区で発見されました。

 Hurriyet

エルマル村に大雨が降った後、48平米のこのモザイクが現れたそうです。「地下になにがあるかわかりません、ここは小麦畑だったのですから。小麦の収穫後、アンカラのチームがここに来て、調査するでしょう。ローマ時代の裕福な人々が自邸の床をこの美術的なモザイクで飾ったのでしょう。モザイクにはギリシャ神話の英雄たちが描かれています」と、クルクカレのメフメト・イルケル知事が、畑で語りました。

アナトリア文明博物館の考古学者ムスタファ・メティン氏は、48平米のエリアでモザイクが見つかったが、そのうちの28平米は破壊されていると言いました。このモザイクはAD2世紀ころのものと思われます。

「発掘されたモザイクの床は、この邸宅の宴会場だったと思います。床の中央にオルフェウスが描かれています。動物たちも描かれていますが、人物像は冥界の神ハーデスかもしれません。私たちはまだモザイクを調査中です。モザイクはアンカラのチームが補強して、アンカラに運ばれます。私たちはこれを博物館に展示するつもりです」と、メティン氏は言いました。



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イスタンブルでキチガイ「イスラム国」がまた大テロ攻撃

2016年06月30日 | トルコ関係
6月29日 皆さますでにご承知のように、キチガイ・テロ集団「イスラム国」(ISIL)の3人が、イスタンブルのアタテュルク空港で冷酷無惨なテロ攻撃を行い、自爆しました。怒りと悲しみで、ことばもありません。いくら空港の警備を厳重にしても、タクシーで乗りつけて、いきなり乱射始めれば、防ぎようもありませんね。「トルコのトピックス」の関連記事をごらんください。

 Hurriyet

トルコの方々には、お見舞いのことばもありませんが、よい日は必ず来ると信じましょう。テロに負けるな、トルコ! イスタンブル!

犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を 


今日もヘルシー晩ご飯


ツナと玉ネギ。前菜1です。


前菜2はワカメとキュウリの酢の物。ヘルシーですね。


コーンを入れたコロコロ・コロッケもつくりました。


ケチャップで、コドモ味でいただきました。


デザートはアイスクリームに、ジュンコさん手づくりのアプリコット・ジャム。おいし~い!


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イスタンブル・アタテュルク空港でテロ攻撃。少なくとも41人死亡

2016年06月29日 | 国内
6月29日 28日夜、イスラム国(ISIL)と思われるテロリストが、イスタンブル・アタテュルク空港を攻撃し、少なくとも41人が死亡、239人が負傷したと、29日、イスタンブル県庁が発表しました。

 Hurriyet

犠牲者の中の10人は外国籍者、3人は二重国籍者でした。負傷者の中の109人は帰宅し、他の130人はまだ治療を受けています。「攻撃はダエシュ(ISIL)によると思われる証拠があります」と、ビナリ・ユルドゥルム首相は29日早朝、攻撃現場で記者団に語りました。「3人の自爆者は自動ライフルで乗客を撃った後、自爆しました」

テロ攻撃は空港の国際ターミナルの到着ロビーで起こりました。ベギル・ボズダー法相は事件後、テロリストたちはAK-47ライフルで射撃した後、自爆したと言いました。ヴァシプ・シャヒン・イスタンブル知事は、3人のテロリストは、警察に発砲された後、空港ターミナル入口で自爆したと語りました。

目撃者の1人、ヒュセイン・トムブルさんは、空港の到着ゲートAで待っているとき、爆発が起こったと、アナドルニュースに語りました。トムブルさんは爆発後、ガレージに避難しました。「2度目の爆発はゲートBで起こりました。私の友人4人が命を落としました」

Hurriyet

アタテュルク空港に向かっていた数便のフライトは他の空港へ向かいました。空港は少なくとも5時間、閉鎖されました。まだ大幅な遅れが出ていますが、29日朝、フライトは再開しました。イスタンブル・アジアサイドのサビナ・ギョクチェン空港やエセンレルの長距離バス駅も、安全対策が強化されました。

エルドアン大統領は「強く非難する」という声明を発しました。「世界、とくに西欧諸国が、国会、メディア、NGOとともに、テロ組織に対して断固たるスタンスをとることを、わが国は期待する」と、大統領は言っています。「トルコはテロを終わらせるまで、あらゆるテロ組織に対して、万難を排して戦つづける」与党3党もこの攻撃を非難しています。


トルコ、イスタンブル空港テロの犠牲者を悼んで国葬を宣言

 Hurriyet
ターゲットになったアタテュルク空港も半旗を掲げた


 トルコのユルドゥルム首相は、6月28日、アタテュルク空港のテロ攻撃でなくなった人々を悼んで、国葬を宣言しました。

29日、トルコ全土に、また外国大使館・領事館にも半旗が掲げられました。


トルコとロシア、関係復活とテロとの戦いで合意

トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が、6月29日の電話による直接交渉で、両国の国交復活に合意し、また、ともにテロと戦う決意を表明しました。

 Hurriyet

2015年11月24日、ロシアの戦闘機がトルコに撃墜されてから初めて、2人の大統領は両国の緊張関係を終わらせるために電話で話し合いました。45分におよんだリーダー同士の会談後、29日、エルドアン大統領のオフィスは声明を出し、「わが国の大統領とロシアのプーチン大統領は、ロシアとトルコの関係正常化の重要性を力説した」と発表しました。

2人の大統領は、両国関係を復活させるために必要なステップのほかに、中東の政治的、経済的、人道主義的危機における協力の重要性を指摘したと、声明は言っています。2人のリーダーは、相互関係を復活し、ともにテロと戦うための決意を表明し、直接会って会談することで合意しました。

声明によると、プーチン大統領はまた、28日のイスタンブル・アタテュルク空港のテロ攻撃を非難し、トルコ国民に弔意を送りました。ロシア政府の声明によれば、プーチン大統領はトルコとの貿易を復活させるための交渉を始めるよう命じました。プーチン大統領はまた、ロシア人ツーリストのトルコ訪問に対する規制を解くだろうと、声明は言っています。


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緑の中をバスで走って・・・

2016年06月28日 | 
6月28日 年に1度の乳がん検診と子宮がん検診のために、多摩センター近くのクリニックに行きました。


クリニックのある鶴巻2丁目。緑がいっぱい、気持ちいいですね。


クリニックの受付に、こんんかわいい縫いぐるみ。クリニックは体調悪くて来る人もいますから、かわいいモノ、楽しいモノ飾るのはよいことだと思います。


今日もお豆サラダ


トルコでもピラーキというお豆サラダをよく食べますが、お豆サラダにはまっています。今日はキドニー・ビーンズとコーンとオリーブと玉ネギといり卵。オリーブ油きかせてます。旅行で上がった血圧が、お豆サラダと、お酢入りジュースと、生玉ネギのおかげか、みるみる平常値に下がりましたよ。


親子煮です。若鶏と玉ネギと卵。飲み残しのワインを入れてます。


今日のトルコ話は海底鉄道「マルマライ」

2014年にイスタンブルのヨーロッパ側とアジア側を結ぶ海底鉄道「マルマライ」ができてから、市内交通はぐ~んとらくになりました。車専用の橋は渋滞、フェリーは待ち時間入れたら30分かかるところを、マルマライなら4分足らず、ウソみた~いです。


オリエント急行で知られるシルケジ駅に、こんなきれいなマルマライの駅ができました。



海底まで行く深~いエスカレーター。大江戸線も負けています。Marmaray のray は「レール」の意味。マルマラ海との合成語ですね。

シルケジ駅です。電停スルタナメットやギュルハネからなら、ジャーロール口が近いです。


アジア側ユスキュダル駅入口。イスケレ(船着き場)やバス乗り場とも近くて便利。


ユスキュダルのイスケレです。マルマライができても、フェリーはもちろん健在。ボスフォラスはやはり、カモメさんといっしょに船で渡るのがベストかなと思います。


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イスタンブルでコーシャ料理を食べに行きました

2016年06月27日 | 食べる
6月27日 今日もイスタンブルのお話です。滞在中のある日、在住のマコトさんにコーシャ料理のランチに誘われました。コーシャとはユダヤ教の掟に従った料理です。「シナゴーグの中にあるレストランなので、シナゴーグに入るためにパスポートが必要です」とマコトさんに言われ、物好き2人、パスポート持参で、ランチを食べに、新市街オスマンベイに行きました。


一見、シナゴーグには見えない建物。パスポートを提示して、2Fのレストランへ。イスタンブルのシナゴーグはテロがあってから、信者以外入場禁止が原則です。


2Fに上がれば、フツーのレストランです。これがコーシャ料理。食べてみても、フツーにお肉料理やポテトですけど。飛行機でユダヤ人のグループといっしょになりましたが、彼ら、機内食を食べず、ボックス入りの特別食を食べていました。ユダヤ教の戒律って、よくわかりませんね。


コーシャのデザートです。「日本人も来てくださいね」とレストランの人は言ってましたが、パスポート番号告げて予約してランチ食べにに行く人なんていませんよ・・・でも、まあ、おもしろい経験でした。


食後はオスマンベイやニシャンタシュお散歩


きれいな街並み。高級ブランド店などがあります。


2007年1月19日、アルメニア系ジャーナリスト、フラント・ディンク(Hrant Dink)氏が暗殺された場所。ディンク氏はアルメニア人虐殺を告発しながら、トルコ人とアルメニア人の和解を訴えていました。


「アゴス」紙の編集長だったディンク氏は、この扉を出たところで凶弾に倒れました。


あら、マークス&スペンサーもあるわ。


チョコレートのゴディヴァのカフェで,ひと休み。Godiva は1926年創業のベルギーのチョコの老舗として知られていますが、2007年にトルコのチョコ・メーカー「ユルケル」(Ulker)が8億5000万ドルで買収しちゃってるんですよ。


店内もきれい。くつろいで、お茶できます。


これがマコトさん。道路にとめてあったクルマのそばでポーズ。


ショッピングモール“City”。


びっくりネコちゃんパーク


昔の英雄たちの胸像が並んだ公園ですが、いつのまにか「ネコちゃん公園」になってしまったそうです。


ネコ好きさんが餌をあげるので、捨てネコちゃんたちもシアワセ。


トルコ共和国建国の父アタテュルクはネコ好きだったでしょうか。


ネコちゃん、ここにいればおなかいっぱい食べられます。


今日の晩ご飯


ヘルシーお豆サラダ。レッド・キドニー・ビーンズとコーン、ニンジン、玉ネギ、レタス、香草。お豆好きなので、健康のために、またしようと思います。おいしかったし・・・。


コアジのフライです。


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6年間のトルコ=イスラエル危機は終わった

2016年06月27日 | 国内
6月26日 ガザの支援にに向かっていたトルコの船がイスラエル軍に襲撃されたことが原因で、トルコとイスラエルは6年間、緊張関係にありましたが、両国首相の合意発表によって和解が成立するようです。

 Hurriyet

正常化合意は6月28日、テルアビブとアンカラの両国外務省で、“それぞれ同時に”調印されるだろうと、ある外務官僚が語りました。トルコのフェドゥン・シニルリオール外務次官がトルコを代表し、イスラエルのドレ・ゴールド外務次官がイスラエルを代表します。

トルコのビナリ・ユルドゥルム首相とイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は、それぞれ同時に記者会見を開き、「両国間の関係正常化が合意に達した。正常化の合意は28日に調印され、確認のために、イスラエルの内閣とトルコの国会へ送られるだろう」と語りました。

その後、両国はできるだけ早く大使の任命を行う・・・2,3週間以内に、この手続きは終了するだろうと、ユルドゥルム首相は言いました。


コンヤでトルコ人とシリア人がケンカ。4人負傷

 中央アナトリアのコンヤ県で、トルコ市民とシリア移民の間で大ゲンカが起こり、4人が負傷しました。

 Hurriyet

ラマザンの断食をしないことに関して、シリア移民グループが他のシリア人グループと口論を始めたことから、事件は起こりました。口論がエスカレートし、メラム地区のシュクランに住むトルコ人たちがこの状況に厳しく反応しました。

「お前ら、毎日ケンカしてるな。ここは静かな場所だったんだよ」午後9時頃、商店主メフメト・ビュユクサマンジュさん(25)とムハムメド・セリム・メルトデミルさん(23)がシリア人たちに言いました。すると、ケンカしていたシリア人たちが、矛先をビュユクサマンジさんとメルトデミルさんに向けてきました。報道によると、ケンカには石や棒やナイフまで持ち出されました。

界隈の他の住民たちもケンカに巻き込まれ、ビュユクサマンジュさんは片手を刺されました。セルとデミルさんと2人のシリア人もケンカで負傷しました。ケンカは防犯カメラに記録されました。負傷者は近くの病院に運ばれました。

ピストルを所持していたシリア人2人が拘束されました。警察は拘束者の数は増えるかもしれないと言っています。


トルコとロシア、関係修復へ。トルコ外相がロシアへ。

エルドアン大統領は、2015年のロシアのジェット機撃墜とロシア人パイロット殺害について、ロシアのプーチン大統領への書簡で“後悔と悲しみ”を表明し、両国の関係修復を望んでいると書いていると、ロシアとトルコの大統領府は言っています。

 Hurriyet

ロシア政府は、6月27日、プーチン大統領がエルドアン大統領から書簡を受け取ったと言いました。書簡は、エルドアン大統領が、トルコとロシアの関係改善のための必要な段階を踏むことに合意したことを確認するものだったそうです。

ロシア政府によると、エルドアン大統領は、「私はもう1度、なくなったパイロットのご家族に、同情と深い弔意を表明します。私はこれを“遺憾に思っています”」と書いています。

「書簡には、ロシアはトルコの友人であり、戦略的パートナーであり、トルコ政府はロシアとの関係を台無しにしたくないと思っていると書かれている」と、ロシア政府は言っています。「エルドアン大統領はまた、トルコはロシアと協力して、中東の危機に対応し、テロと戦う用意があると言っている」

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、地域サミットに出席するため、7月1日、ソチに行き、ロシア外相と会談する予定です。

“遺憾の意”か“謝罪”か
書簡はエルドアン大統領の外交政策顧問のイブラヒム・カルン氏が確認しています。「ロシア政府は、トルコの大統領が“謝罪する”と言ったとしていますが、エルドアン大統領は、その書簡で、ロシア機撃墜に深い悲しみを表明し、パイロットの家族に弔意を述べています。大統領はまた、“遺憾に思う”とも書いています」と、カルン氏は言っています。


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ファーストレディとビジネスウーマンが女子教育支援のための会合

2016年06月27日 | 国内
6月27日 トルコのファーストレディ、エミネ・エルドアンさんと、トルコの有力なビジネスウーマンたちが、イスタンブルでイフタル(ラマザン明けの夕食)の会に集まり、アナトリアの女子就学率を上げるために話し合いました。

 Hurriyet

「小・中学への女子の就学率は2002年、87%でした。この数字は民間組織の支援によって、2015年には95%まで上がりました」と、エミネ・エルドアンさんは、6月24日、ハリーチ会議センターで行われた「ニル教育・支援協会」(NEYAD)主催のイベントでのスピーチで言いました。このイベントには、有名なビジネスウーマンたちやNEYADの代表たちを含む多くの招待客が出席していました。

「デイリー・ヒュリエット」のヴスラト・ドーアン・サバンジュ社長ら、女子教育の促進に貢献した人々が表彰され、額が贈られました。

アイドゥン・ドーアン財団は2005年以来、「お父さん、私を学校に行かせて」(BBOG)というプロジェクトを行ってきました。これは全国の若い女性に対等の教育の機会を与えることを目標にしたプロジェクトです。2005年にドーアン・グループが企画し、2015年にアイドゥン・ドーアン財団が着手したこのプロジェクトは、一般にも最も成功したプロジェクトと見られています。

ドーアン・ホールディングはプロジェクトの一環として、33の学寮と12校の小学校を建設し、また、過去10年間に、1万500人の女子に奨学金を提供しています。また、アイドゥン・ドーアン財団は5つの女子寮を建てています。

エミネ・エルドアンさんはスピーチで、ビジネスウーマンたちの教育プロジェクトへの支援を賞賛し、「今日、わが国の大学研究者の女性の率は40%以上です。これは世界の平均以上です」と言いました。font>


[トルコとイスラエルの国交正常化が合意に達した」イスラエル要人

ロイターによると、6年間緊張関係にあったイスラエルとトルコの国交正常化が合意に達したと、イスラエルのある上級官僚が語りました。6月27日、午後1時に、トルコのビラリ・ユルドゥルム首相がこの交渉について発表すると思われると、民放CNNトルコが報じました。

 Hurriyet

両国代表の交渉が最終段階に入ったと報道される中、6月26日、イスラエルとトルコのチームがローマで会談しました。ベンジャミン・ネタニヤフ首相の特使が率いるイスラエルの代表団と、元駐イスラエル・トルコ大使のフェリドゥン・シニルリオール外務次官が率いるトルコ代表団が、26日、ローマで会ったと、CNNトルコが報じました。

2010年、イスラエルの防衛隊(IDF)が、ガザに向かっていたトルコのマーヴィ・マルマラ号を襲撃して以来、トルコとイスラエルの関係は悪化したままです。マルマラ号はイスラエルの封鎖を突破して、ガザの支援に行こうとしていました。この襲撃で10人のトルコ人活動家が命を落としました。

かつての同盟国同士は、6年間の断絶後、7月、合意の調印をすると期待されていると、CNNトルコは言っています。国交正常化の前に、トルコはイスラエルに3つの条件をみたすよう要請しています。すなわち、マルマラ号に対する襲撃の謝罪、犠牲者の家族に対する補償、ガザの封鎖の解除です。

2013年、アメリカのオバマ大統領の仲介で、ネタニヤフ首相は、当時首相だったエルドアン大統領に電話し、2010年、船上でトルコ人の命を奪った“作戦上の誤り”を謝罪しました。しかし、イスラエルは船を止めさせたことについては、自衛上の正当な行為として謝罪を拒否しました。犠牲者の家族への保証については合意すると思われますが、封鎖解除については、イスラエルは容易に合意はしないでしょう。

エネルギー問題
イスラエルは燃料輸出を望み、トルコはロシアへのガスの依存を減らしたいと思っています。合意には何10億ドルの天然ガス契約も絡んでくるでしょう。


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高校の友人ジュンコさん手づくりのアプリコット・ジャム

2016年06月26日 | 友だち
6月26日 高校の友人ジュンコさんがアプリコット・ジャムを煮たので分けてくださるというので、ハマコさんと3人、新宿の中村屋に集合しました。ジュンコさんはお菓子つくりの先生をしていた方です。まえにもジャムをいただいていますが、お味はプロ並みです。


きれいな色。見るからにおいしそう。保冷剤や袋もちゃんと用意してくださって・・・


中村屋でいつものインドカレーの後、デザートにいただいた「ミニ・マンゴウ杏仁」というの、おいしかったわ。


日曜の新宿は若い人がいっぱい。帰りに新宿駅ビルの「ザクザク」のお店の前を通ったら、今日も行列ができてていました。


3人でちょっと並んで、できたてを1本ずつ買いました。250円。


ザクザクって、こんなのです。中にカスタードクリームが入っています。


今夜の晩ご飯


今日はミートボールとキャベツとキノコのトマト煮込みで、バゲットだったので、最後のバゲット一切れにアプリコット・ジャムをつけて食べ・・・


デザートはヨーグルトとアプリコット・ジャム。オイチ~!


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ローマ法王がトルコの“大虐殺”に関する批判に論駁

2016年06月26日 | 国際
6月26日 100年昔のオスマン軍によるアルメニア人大量殺害に、ローマ法王は“大虐殺”ということばを使いましたが、法王は“十字軍のメンタリティ”を持っているというトルコの批判に、ヴァチカンは反論しました。

 Hurriyet

「法王は十字軍とは関係ありません。法王は戦争を始めたり、城壁を築くより、橋を架けたいと思っておいでです」と、ヴァチカンの報道官フェデリコ・ロムバルディ神父は記者団に語りました。「法王はトルコ国民に反対するようなことは言っていません」

6月24日、法王は、第1次大戦をアルメニア人の大量虐殺と言って非難し、トルコの怒りを買いました。「悲しむべきことに、この悲劇、この大虐殺は、過去100年の一連の悲惨な大災害の始まりとなりました」と、法王は、アルメニアの首都エレヴァンの大統領宮殿で言いました。

トルコのヌレッティン・ジャニクリ副首相は、6月25日、法王がこのことば(大虐殺)を使ったのは“非常に不幸なこと”だと言い、法王庁と法王の行動には十字軍のメンタリティの反映と痕跡が見られると言いました。

トルコ国境近くのアルメニアの修道院訪問から帰ったフランシス法王は、ヴァチカンの式典中に、このことばを使っています。激怒したトルコは駐ヴァチカン大使を10か月間、呼び戻しました。

トルコは、第1次大戦中、アルメニア人が侵攻してきたロシア側に与したために起こった内戦の結果、オスマン帝国に暮らしていた多くのキリスト教徒であるアルメニア人が死んだことを、トルコは認めています。しかし、トルコは、その人数に異議を唱え、また、殺害が組織的であったということは認めていません。トルコはまた、ムスリムである多くのトルコ人も命を落としていると言っています。

6月26日、法王は、3日のアルメニア訪問の最後のメーン・イベントで、ふたたび殺害に言及し、信仰のために苦しみ、命を奪われた人々に敬意を捧げると言いました。


トルコ軍と連合軍が北シリアでIS戦闘員8人を殺害

24日、トルコ軍とアメリカ主導の対ISIL連合軍の軍事作戦で、少なくとも8人のイスラム国(ISIL)の戦闘員が殺害され、ISの31のターゲットが2度の空爆を受けたと、さる情報筋が匿名で語りました。

 Hurriyet

また、この作戦で、ISILが使っていた5棟の建物が破壊されたそうです。ISILは北シリアからトルコを攻撃する準備をしていたと情報筋は言っています。1月中旬以来、ISのロケット弾が、シリア国境に近いトルコ南部の町や都市に撃ちこまれています。これらの攻撃で、トルコに逃げ込んでいたシリア人を含む21人の人々がなくなり、70人以上が負傷しています。

一方、6月24日、トルコの戦闘機は、イラクのハクルク地方とトルコ南東部にいるクルド労働者党(PKK)を空爆しました。6月25日に出されたトルコ参謀本部の発表によると、トルコのジェット戦闘機が19時から19時46分の間、ハクルク地方を空爆し、2つのターゲットを破壊しました。

トルコのカルス、シュルナク、ハッカリの諸県では、11のPKKターゲットが破壊されたと、声明は言っています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロ組織に挙げています。2015年7月、PKKは30年間の軍事作戦を再開しました。

公的数字によると、それ以来、ほぼ600人の軍人、警官、村の警備員を含む治安要員が殺され、トルコと北イラクの作戦では7700人のPKK戦闘員が武器を放棄しています。


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イスタンブルでいちばんヘンなモスク

2016年06月26日 | トルコ関係
6月25日 今日もイスタンブルのお話です。オスマンの美しいモスクと言えば、スルタナメット広場に聳えるスルタン・アフメト・モスク(通称ブルーモスク)もその一つ。


確かに文句なく美しいですね。イスタンブルを訪ねて、このモスクを見ずに帰る人はいません。


イスタンブル在住のとも江さんとアジアサイドのユスキュダルで会ったとき、「変わったモスクがあるから寄ってみない?」と言われて、連れて行ってもらったのがこのモスク。


わあ、びっくり。こんなモスク初めて。宇宙船みたいな感じ、モダンアートとしてはおもしろいけど・・・。とも江さんと中に入ってみました。


これはエディルネカプにあるミフリマー・モスクの内部。ミマル・シナン作の、16世紀の美しいモスクですけど・・・


これがヘンなモスクの内部。メッカの方向を示すミフラブも説教壇もありますが、絨毯はないし、ぜんたいに真っ白で、フツーのモスクとはだいぶ雰囲気違いますね。でも、礼拝に来ている人はいるし。トルコ人はフレキシブルだし、新しいモノ好きだから、すんなり受け入れちゃってるのでしょうか。私としては、こんなモスクがあってもいいんじゃないの、おもしろいじゃない、という感じ。


2階の女性席で、備え付けのスカーフ被って、写真撮りっこしました。とも江さんです。


私もポーズ。ヘンなモスク訪問記念です。


帰りにモスクの看板を見たら、「マルマラ大学神学部モスク」と書いてありました。どういう意図で、こんなモスクがつくられたのか、私、寡聞にして存じません。


今夜の晩ご飯



今夜の前菜。みんなトルコから買ってきたもの。ドライトマトはローズマリーとオリーブ油に漬けました。シュズメ・チーズを大葉で包んで食べるとおいしい!新玉ネギの甘酢には中東の香辛料スマックを。


コーンスープと・・・


キュウリと、ツナ玉ネギのマヨネーズ。オープンサンドです。イスタンブルから帰ったら、血圧が上がっていてびっくり。朝、大匙1杯のお酢をジュースに入れたり、お豆や海草や生玉ネギを食べたりしたら、たちまち平常に下がりました。


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