トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブルが世界の人気旅行先の3位になった

2022年11月30日 | 観光
11月30日 アメリカン・エクスプレスによると、イスタンブルが2023年の人気旅行先のトップ10に入りました。

 Hurriyet

アメリカン・エクスプレスは、来年、最も行きたい旅先10を特集し、2023年の人気旅行先のリストを発表しました。イスタンブルはコペンハーゲンとフロリダ・キイズに次いで、第3位にランクされました。

イスタンブルは今年1月から10月までに、1340万人のツーリストを迎えました。これは2020年同期より92%の増です。2019年の1月から10月にイスタンブルを訪れた外国人旅行者は420万人でした。

2021年には、2020年の500万人を大きく超えた900万人のツーリストが訪れました。今年は10月だけで、外国人ツーリストの数は、2021年同月に比して37.5%増えています。

外国人旅行者数のトップはロシア人で、次がドイツ人とイラン人でした。イスタンブル文化観光局のデータによると、先月、185,000人のロシア人がイスタンブルに到着しましたが、これは全外国人ツーリストのほぼ12%になります。10月、イスタンブルを訪れたドイツ人は116,000人、イラン人は95,000人でした。

先月、イスタンブルを訪れたアメリカのツーリストは4.6%(72,000人)、イギリス人は40%(63,000人)でした。フランス人は55,000人、イスラエル人が40,000人でした。


北欧2国のNATO加盟問題で、トルコと北欧2国が会談した

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相とスエーデンのトビアソ・ビルストロム外相とフィンランドのペッカ・ハアヴィスト外相が、11月29日、ルーマニアの首都ブカレストで行われた連合国会議で会談し、北欧2国のNATO加盟に関するトルコの懸念に応じるための対策について話し合いました。

Hurriyet

チャウシュオール外相は「両国は3国覚書に沿って取られた措置を再検討し、トルコの期待を強調した」とツイートしました。6月、トルコとスエーデンとフィンランドは、トルコへのテロリストの引渡しや情報の共有などの条件を含む協定を締結しています。

スエーデンとフィンランドはトルコの懸念に応えて、それなりの処置をとりましたが、トルコは国会の承認を得るためには、より具体的な行動がとられることが必要だと言っています。

この会談の前に、チャウシュオール外相は、プロセスは前向きに進んではいるが、まだじゅうぶんではないと言いました。「両国はテロリストの引渡しと法的規制に関して、具体的な期待に応えていない」と外相は記者会見で言いました。「とくにスエーデンはトルコの条件にもっと応じる必要がある」

NATOの全加盟国の中で、トルコとハンガリーが両国の加盟申請にゴーサインを出していません。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、先週、国会は来年、フィンランドとスエーデンの加盟を認めるだろうと言いました。


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[トルコは国境沿いの安全対策を強化する」内務省

2022年11月29日 | 国内
11月30日 政府はシリア国境とイラン国境に、防壁や振動・点灯装置を設置して安全対策を強化していると、内務省が国会で報告しました。

 Hurriyet

内務省が制作した報告書によると、安全プロジェクトを実施するために3億リラの資金が割り当てられたということです。「イラン国境とシリア国境に、1077キロメートルの安全のための防壁と、1471キロメートルのパトロール用の道路が建設され、403キロから167%まで延長された」と報告書は付言しています。

「911キロのシリア国境のうちの837キロの部分は、防壁とパトロール道路の建設が終わった。イラン国境の防壁とパトロール道路は、5年間で、93キロから240キロまで延長された」と内務省は言いました。「ハブル川とへジル川沿いの33キロの堤防の、パトロール道路と、安全性の高いパネル・フェンスの建設は、プロジェクトの第一段階の入札が終わった」と報告書は言っています。内務省によると、今年中に作業を始めることをめざしています。

「国境の341本の電気工学タワーの中の300本は、もう稼働している。残りのタワーも2023年中には活動するだろう」と報告書は言っています。


トルコ人がアイフォンを買いにジョージアへ

アイフォンが税金の関係で、トルコに比べてジョージアのほうが安いので、トルコ人たちがアイフォンを買いにジョージアへ旅行しています。

Hurriyet

ジョージア国境近くに住んでいる人だけでなく、トルコ各地から来た人がサルプ国境を越えています。アップルは9月に、新しいアイフォン14、アイフォン14プロ、アイフォン14プロ・マックスのモデルを出しました。これらモデルのトルコでの値段は、30,000リラから57,000リラですが、トルコの消費者がこれらアイフォンをジョージアで買うと、税金還付が受けられます。

そのため、人々は隣国ジョージア・バトゥーミのアップル・ストアへ車を走らせています。税金還付によって、アイフォン1個の値段は、トルコで買うより15,000リラ安くなります。

外国で買ったアイフォンをトルコで使うためには、 買ったアイフォンとIMEI番号を登録しなければなりません。現在、その登録料は2700リラですが、来年は6000リラに上げられるようです。なので、高い料金を払いたくない人々は、今のうちにと、ジョージアへ向かっています。

ジョージアに入国するにはなんの問題もありませんが、税金還付のためには長い行列に並ばなければなりません。


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清潔な空気を求めて、人々は村へ移住

2022年11月28日 | 国内
11月28日 トルコ全国から、人々が清潔な空気を求めて、北西部エディルネ県のオメロバ村に移住しはじめ、村には空き家がなくなりました。オメロバ村はブルガリアと国境を接し、森林にかこまれた村です。

 Hurriyet

バルカンの村として知られるオメロバ村は、標高が高いため、よい空気が保たれています。村に移住してきた人々の大半は退職後の夫婦たちです。

空き家がなくなった
「みんな、新鮮な空気が健康に良いと思って、村へ移住してくるようです。農業や牧畜を始めようと思っている人も多いですね」と、村人たちは言っています。

「コロナ・パンデミックのせいもあって村へ移住してくる人が増えて、村には空き家がなくなりました」と村人の1人ラフミ・ネヒルさんは言いました。「移住してくる人たちは家と土地を買い、農業と牧畜を始めるようです」

「この村に住んでいる人たちはみな健康ですよ。理由はもちろん、新鮮な空気と酸素でしょうね」ともう1人の村人ズルキュフ・シラフソルさんは言いました。


イラン人たちが「伝説の金曜」のセールにヴァンに群がった

何千人ものイラン人が、「伝説の金曜」のセールを目当てに、東部ヴァン県に押し寄せました。伝説の金曜」のセールは11月26日に始まり、週末までつづきました。

 Hurriyet

「ヴァン・ホテル業・観光協会」のユヌス・ユクセル会長によると、「伝説の金曜」のセールにイラン人が殺到したため、ホテル使用率はこれまでの30%から100%に達し、ホテル業者を喜ばせました。

イランのツーリストたちは有名ブランドを安くゲットするためにヴァンに押し寄せました。彼らは、昼はショッピングに熱中し、夜は娯楽施設で楽しみました。「4000人のツーリストがイランの税関ゲートに並びました。3日間のセールで、10,000人以上のイラン人がヴァンを訪れたと思います」

「伝説の金曜」のためにヴァンに来たツーリストの中には「ヴァンという都市とヴァンの人たちが大好き」という人々もいます。「私は毎月来ていますが、今回は“すばらしい金曜”のために来ました。イランではなんでも高いけれど、ここでは衣類が安くて、とてもトクした気分です。夜は夜で楽しい時を過ごしました」と、あるイラン人は言いました。「国境は大変な混雑でしたね」


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イスタンブル知事がテロ攻撃に対する治安維持のための命令を下した

2022年11月26日 | 国内
11月27日 6人が死亡し、数十人が負傷したイスタンブル・イスティクラル通りのテロ攻撃後、アリ・イエルリカヤ知事が、街頭の治安と平穏と秩序を維持し、歩道の交通の流れを促進するための対策に関する「総合命令」を出しました。

 Hurriyet
11月13日、PKK/YPGのテロ攻撃があったイスティクラル通り


知事は、イスティクラル通りの商店経営者、小売業者、専門職の組織、地方行政、治安部隊と協議し、路面電車と歩行者の流れを確保し、維持することを要請すると、命令書で言いました。イスティクラル大通りは長さ1400メートル、トルコで最も人通りの多い大通りです。

従って、道路に椅子やテーブル、看板などを置いたり、道路で展示や移動販売をすることは禁じられます。社会的・文化的・商業的イベントも禁止、集団や個人による街頭での音楽の演奏も禁止されるでしょう。

当局の調査と被拘留者の供述によると、テロの実行犯アフラム・アルバシルは、ビラル・ハッサンという男が運転する海賊タクシーで、この通りを3回も偵察に来ていると、ヒュリエt紙は報じています。彼女はコードネーム・ハジというBKK/YPGのテロリストの命令で行動していたと供述しています。

11月13日、ひと組の夫婦と、母親と子供、父親と子供が、爆発テロによって殺されました。


ユニセフが「廃棄物ゼロ」プロジェクトに支持の署名をした

ユニセフのトルコ代表レジナ・デ・ドミニシスさんが、トルコのファーストレディ、エミネ・エルドアン夫人と会談し、「廃棄物ゼロ・プロジェクト」に関する善意の宣言に賛意を表明して、署名しました。ファーストレディが主導するこのプロジェクトは、再利用できない廃棄物の量を減らすことを目的としています。

 Hurriyet
廃棄物ゼロ・プロジェクトを推進しているトルコのファーストレディ


「私たちはエルドアン夫人の気象変動に対する戦いと、環境に対する彼女の活動に刺激を受けました」と、デ・ドミニシスさんは言い、この問題に対して夫人と共同で活動したいと強調しました。

この善意の宣言には、9月20日、エミネ・エルドアン夫人とアントニオ・グテーレス国連事務総長が署名しています。2021年3月22日「廃棄物ゼロ・プロジェクト」は、国連開発プログラム・グローバル・ゴール賞を受けました。

11月13日、アンカラでの会談で、国連の子供の権利のための団体の長でもあるデ・ドミニシスさんは、エルドアン夫人が主導する教育キャンペーンを指摘しました。エルドアン夫人は「私はユニセフの活動を綿密にフォローしています。共同作業ができたら嬉しい」と言いました。

2017年のプロジェクト開始以来、トルコの廃棄物ゼロ・プロジェクトは、390万トンの温室効果ガスを放出させ、何十億リラの経済の節約につながりました。環境・都市化・気象変動省のデータによると、廃棄物ゼロ政策のおかげで、3億4700万本の樹木が救われ、8700万バレルの石油と6億5000万トンの原材料の節約になりました。


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エルドアン大統領がテロ攻撃に対する「世界の沈黙」を非難

2022年11月26日 | 国際
11月26日 エルドアン大統領が、女性や子供を含む市民を殺害するテロ攻撃に対して、国際社会の反応はじゅうぶんではないと非難し、北シリアからテロリストPKK/YPGを一掃するトルコの決意をくり返し語りました。

 Hurriyet

「最近のテロ攻撃で命を落とした8人の市民のうち、2人は教師、3人は子供でした。もしテロリストたちが世界の他の場所で女性教師や子供たちを虐殺したら、その反応は何日も、何週間も、何か月もつづくでしょう」とエルドアン大統領は、11月25日、イスタンブルで行われた「国際女性への暴力排除の日」のイベントで語りました。

「しかし、テロ攻撃がトルコで起こっても、形式的な非難だけで、政治家からも、市民社会からも、メディアからも、強い反論はありません。 世界のNGOはなにをしているのでしょうか」

トルコはこの2週間、増加するテロ攻撃に悩まされてきました。テロリストPKK/YPGの1人が、イスタンブル市街で爆弾を爆発させ、子供を含む6人を殺しました。その後、YPGは、トルコの国境の町の住宅地帯に対し、北シリアからミサイル攻撃を始め、1人の教師と、5歳の男の子を殺しました。

女性たちを殺し、若い女性たちをだましてPKKに引き入れるテロ組織に対して、トルコは黙ってはいられないと、エルドアン大統領は言いました。


マンゴーがアランヤの農家の新しい収入源に

南部アンタリヤ県アランヤ地区の農業者たちはマンゴー生産を始め、10アール(1000平米)の土地から190,000リラを稼ぎ出しています。

 Hurriyet

トルコのトロピカル・フルーツの生産地として知られるアランヤの農業者たちは、最近、高収益の出るマンゴーに集中しています。アランヤ農林局のメフメト・リュズガル局長は、アランヤは気象条件や土壌から言って、トロピカル・フルーツ生産に適していると言い、最近は38種のトロピカル・フルーツに加えて、マンゴー生産がめだってきたと語りました。

農林局は2014年からマンゴー生産の準備を始めていると、リュズガル局長は指摘し、アランヤではマンゴー生産は740アールで行われていて、毎年、65,000トンのマンゴーが生産されていると言いました。

マンゴーはほとんど国内市場で消費されていますが、ロシアとイランにも少量輸出されていると、リュズガル局長は付言しました。


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「都市改造が地震からデュズジェを守った」市長

2022年11月24日 | 国内
11月24日 1999年の地震後に、デュズジェで進められた都市改造が、11月23日のマグニチュード5.9の地震から、この都市を守ったと、デュズジェのファルク・オズリュ市長が言いました。

 Hurriyet

「1999年の地震後、デュズジェの住居の80%が建て替えられましたが、都市改造をしていなかったら、今回の地震は大きな被害をもたらしたでしょう」と、オズリュ市長はヒュリエト紙に語りました。

1999年11月12日午後6時57分、デュズジェに地震が起こり、被害は大きく、死者は少なくとも845人に及びました。その後,デュズジェ市は耐震規則が厳しく施行され、高層ビルの建築は許可されていないと、市長は付言しました。「建物は1階を含めて、最高4階までで、水平建築をベースにした政策がとられています」

「大きな音と揺れで目を覚ましました。地震だと、すぐにわかりましたが、深刻なトラブルはないだろうと確信していました」とオズリュ市長は言いました。

地震の中心はイスタンブルから200キロの、デュズジェ県のギョルヤカ町でした。イスタンブルもかなり揺れたと、災害緊急管理局(AFAD)は言っています。

地震後、人々が街の中心の広場に集まり、AFADから配られた毛布にくるまっている映像がテレビに流されました。毛布10,000枚、家族用テント480張り、一般用テント20張り等々が支給されました。


トルコとロシアの国防相が 北シリアの現状について話し合った

トルコがテロリストの攻撃に対抗し、新たな陸上越境作戦を開始しようとしているとき、トルコとロシアの国防相が電話で、北シリアの最近の状況について話し合いました。

Hurriyet

フルシ・アカル国防相とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が、11月24日、電話で会談したと,トルコ国防省が声明で発表しました。2人は北シリアとウクライナの現状について話し合ったと声明は言っています。

アカル国防相は、わが国の南部国境で市民をターゲットにするテロ攻撃に対し、トルコは必要な対応をつづけると語り、最近のYPGのミサイル攻撃で、子供1人を含む2人が殺害されたと話しました。国境にテロの回廊がつくられるのを阻止し、テロリスト組織を消滅させることが、トルコの最優先事項だと、アカル国防相はショイグ国防相に語りました。

声明によれば、トルコ国防相はまた、北シリアからテロリストを一掃することを取り決めた、2019年のトルコとロシアの覚書を完全に実施することの重要性を想起させました。その日の朝、アカル国防相はジョフ・フレイク駐トルコ・アメリカ大使を招いています。その会談の内容については、声明は触れていません。



トルコ軍は、11月13日のイスタンブルのテロ攻撃の報復として、11月19日、北イラクとシリアのPKKとYPGをターゲットに 代空軍作戦を開始しました。ロシアとアメリカはシリアに軍を配備して、この地域の状況をエスカレートさせないよう、トルコに抑制を求めています。 
  

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トルコの特殊部隊がワールドカップで任務に就いた

2022年11月23日 | 国際
11月23日 トルコの化学・生物学・放射線学・核兵器の防衛チーム(CBRN)が、ワールドカップで化学と核の脅威に対抗するために任務に就きました。

 Hurriyet

カタールの要請に応じて、カタールの軍隊に助力するために、トルコ、アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、パキスタンが、共同作戦部隊を設立しました。共同作戦部隊は調整センターの指令によって活動します。

防衛チームは、あらゆる種類の化学的、生物学的攻撃や、核による攻撃に対処するために、24時間ベースで任務に就いています。トルコ製の船「ブルガスアダ」号と、爆発物発見・処理チーム、爆弾捜索チーム、対ドローン・チームが、他国と協力してその任務を果たします。

多くの分野の専門家からなる防衛チームは、緊急の場合に備えて、さまざまなシナリオを想定しています。トルコ国会は10月5日、トルコ兵をカタールに派遣することを承認しました。

AKPの議員で,前国防相のフィクリ・ウシュク氏は、カタールには250小隊が派遣されると言いました。国際的試合の安全を維持するために、軍隊のほか、約3000人の機動隊もカタールに送られました。

人口が300万に満たないカタールは、1か月間のFIFAトーナメント中、人員不足に直面しています。


北部トルコでマグニチュード5.9の地震。80人が負傷

11月23日早朝、マグニチュード5.9の地震がトルコ北部を襲い、少なくとも80人が負傷しました。

 Hurriyet

地震はイスタンブルの東170キロで起こり、イスタンブルもかなり揺れました。地震はマグニチュード5.9で、震源地はデュズジェ県のギョルヤカ地区だったと、政府当局は言いました。

「大きな音と揺れで目を覚ましました」と、デュズジェの住人ファトマ・チョラクさんはAFPに語りました。「私たちはパニックになって家から飛び出しました。いま、揺れが収まるのを待っているところです」

少なくとも100回の余震が記録されました。メディアでは家の外で毛布をかぶっている人々の映像が流されました。暖をとるために焚火をしている人もいました。デュズジェ県都サカルヤ県では水曜、学校は休校になりました。

「壊れた納屋など少しありましたが、建物の崩壊は報告されていません。調査はつづいています」と、ソイル内相は言いました。災害緊急局(AFAD)は「デュズジェ地方は停電がありましたが、みなパニックにならないように」と警告しました。

トルコは世界でも最も活発な地震地帯のひとつです。デュズジェでは1999年にもマグニチュード7.4の地震がありました。この地震では、イスタンブルでの1000人を含めて、17000人が死亡しました。専門家は大地震がイスタンブルを襲うかもしれないと警告しています。


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トルコは北シリアの対テロ陸軍作戦をつづける

2022年11月22日 | 国際
11月22日 エルドアン大統領は、北イラクと北シリアのテロリスト集団YPGとPKKに対して地上侵攻をつづけると示唆しました。

 Hurriyet

「この作戦は空軍作戦にとどまらない」とエルドアン大統領は、11月20日、カタールからトルコへの帰途、記者団に語りました。「陸軍をどれだけ投入するかは、国防省と参謀本部と話し合って決定する。われわれはその決定に従って、段階を踏んでいく」

「トルコはこの問題について、関係諸国と外交上の話し合いを行い、それに従って対処していく」と大統領は言いました。トルコは11月、YPGとPKKをターゲットに、越境空軍作戦を開始しました。

「作戦を開始する前に、アメリカとロシアの大統領と話し合ったのか」という質問には、エルドアン大統領は、トルコはイラクとシリアに対する作戦については、アメリカともロシアとも話し合っていないと答え、しかし、両国はトルコの出かたはわかってえいると付言しました。


環境省がメリチ川の泡の調査を始めた

環境・都市化・気候変動省が、メリチ川の一部に見られる泡と汚染に関して調査を始めました。メリチ川はトルコとギリシャの国境の川です。

 Hurriyet

「川の一部に見られると泡を調査するために、環境検査チームを派遣しました」と環境省は声明で言いました。泡の原因を調べるためにとられたサンプルが環境省の研究所に送られたと、同省は言いました。

さらに、この地域の廃水のもとの工場等が調査されました。調査チームは廃水のサンプルをとって分析し、廃水が基準を超えて汚染されていないかどうかを調べました。サンプルの検査結果が基準以上に汚染されていた場合は、廃水のもとの工場や企業に、行政上の法的処置が取られます。


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国家情報機構(MIT)が北イラクでPKKの幹部リーダーを“無力化”させた

2022年11月20日 | 国際
11月21日 国家情報機構(MIT)が、北イラクのガラ地方で行った作戦で、PKKの女性組織の幹部リーダー、ノルシン・アフリンと4人のテロリストを“無力化させ”ました。

 Hurriyet

アフリンが治安部隊に対してテロリストたちを配備するためにガラ地方に来るという情報を得たMITは、作戦によって、アフリンと彼女の護衛4人を“無力化”させました。治安部隊から得た情報によると、アフリンは2000年代初めにテロリスト組織に加わり、トルコで起こった多くのテロ攻撃に参加してきました。大都市でのテロ攻撃を組織する特殊部隊に加わったアフリンは、テロリスト組織のリーダーの1人になりました。

トルコは4月、北イラクのメディナ、ザップ、アヴァシンーバシャン地方のPKKの隠れ家をターゲットに、「クローロック作戦」を開始しました。

トルコ当局は、テロリストを殺傷または捕虜にすることを「無力化させる」ということばで表しています。

トルコ、アメリカ、国連がテロ組織と指定しているPKKは、35年余にわたってテロ攻撃をつづけ、女性、子供、嬰児を含む、少なくとも40,000人を殺害しています。


エルドアン大統領がワールドカップでアッシーシ大統領と対面

エルドアン大統領が、11月20日、カタールのワールドカップア開会式で、長年緊張関係にあったエジプトのアブドルファッターフ・アッシーシ大統領と会い、握手を交わしました。

 Hurriyet
カタールで会ったエジプトのアッシーシ大統領(左)とエルドアン大統領


この短い会見は、アッシーシ大統領が2013年7月3日、エジプトの政権を握って以来、トルコとエジプトの初めてのハイレベルの対面となりました。エルドアン大統領はカタールのワールドカップの開会式に出席し、パレスチナのマフムード・アッバス大統領やヨルダンのアブドゥラ王を含む数人のリーダーと会いました。

2013年、アッシーシ氏が起こした軍事クーデターが、エジプトで初めて民主的に選ばれた大統領モハメド・モルシ氏を倒して以来、エジプトとトルコは犬猿の仲になりました。トルコはクーデターとアッシーシ氏を強く非難しましたが、彼はその後、大統領になりました。エジプトはトルコ大使を追放し,トルコも仕返しに関係を悪化させました。

両国の関係を正常化する努力は、2020年、両国の情報サービスが設けた対話によって始まりました。トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、トルコとエジプトの正常化プロセスは、まだ望ましい進み方をしていないと、何度も言いました。「和解交渉が遅れているのは、わが国の責任ではない。わが国は関係正常化のために、誠実に努力している」

「エジプトは、トルコが、国連が承認しているリビヤ政府と協力していることが、正常化を遅らせている理由だとしているが、トルコとリビヤのエネルギー探索協定は、エジプトの利益にもなるはずだ」と、チャウシュオール外相は言っています。


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ブルガリア警察がイスタンブル爆発テロの容疑者を拘束

2022年11月20日 | 国際
11月20日 ブルガリアの警察が、イスタンブルで6人を殺害した爆発テロに関与した5人を拘束したと、ブルガリアの公訴局が、11月19日、発表しました。

 Hurriyet

拘束された者たちは、11月13日にイスタンブル・イスティクラル通りで爆発を起こした容疑者に助力していたと、ブルガリアの主任検事のスィーカ・ミレヴァ報道官が言いました。彼らは実行犯が逃げるのを背後から助力したとして告発されました。

ブルガリアで捕まった人々の国籍と身元は発表されていません。イスタンブルの対テロ警察は、それとはべつに、爆発実行犯に助力した容疑者8人を拘束しています。

トルコ裁判所は、爆弾を置いたシリア人の女アフラム・アバシルを含む17人の容疑者に未決拘留を命じ、国家統合に反する試みと、殺人と殺人未遂で告発しました。アバシルは取り調べで、PKK/YPGによって「特別諜報員」としての訓練を受けたと告白しました。

「テロ攻撃は北シリアのアイン・アルアラブからの指令によるもの」だと、スレイマン・ソイル内相は言っています。アイン・アルアラブはPKK/YPGがシリアの本部としているところです。

イスタンブルのイスティクラル通りの爆発テロによって、2人の子供を含む6人が殺害され、80人以上が負傷しました。


トルコとウクライナの大統領が戦争と穀物協定について話し合った

エルドアン大統領とゼレンスキー大統領が、11月18日、電話で、ロシア=ウクライナ戦争の現状と穀物協定について話し合いました。

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トルコ広報局の声明によると、エルドアン大統領は、穀物輸出協定の延長にウクライナの前向きの姿勢に対して、ゼレンスキー大統領に謝意を述べました。エルドアン大統領はまた、穀物協定と捕虜交換が実現したことに触れ、この両国の理解を停戦への交渉に進めていけば、あらゆる人々を利することになるだろうと語りました。

エルドアン大統領はまた、ゼレンスキー大統領から、イスタンブル・テロの犠牲者に贈られた弔意に感謝しました。


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