トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ポルトガルのケバブ屋のトルコ人店主が暴徒と戦い、ヒーローに

2016年04月30日 | 
5月1日 ポルトガルの首都リスボンで、ケバブ・レストランのトルコ人オーナーが、店を襲った暴徒の群れと、肉切り包丁を握って戦い、店を守って、ネット上でヒーローになりました。

 Hurriyet
悪者を退治するカルタルおじさん、カッコいいですね。


ポルトガルのメディアの報道によると、4月25日、50人の若者の集団が、ドン・ルイス通りにある、ムスタファ・カルタルさんのレストラン「パラシオ・ド・ケバブ」(ケバブの宮殿)を,銃を発砲しながら襲撃しました。

「ケバブをよこせ、金をよこせ」と若者たちはカルタルさんに言いました。暴徒の襲撃はビデオにも記録され、肉切り包丁で自衛するカルタルさんの姿もネット上に流れました。4年前にポルトガルに来たカルタルさんは、1か月後には早くも店を開き、商売をつづけてみせると心に誓っていました。

暴徒の襲撃の映像を見たソシアルメディアのユーザーたちは襲撃に反発し、カルタルさんを慰めるメッセージを送り、Facebook の頁で、みなでこのレストランに5つ星を送りました。「イスタンブルにいる家族がこの映像を見ないように願っています」とカルタルさんは言っています。


「ビザなし旅行を認めないならEUとの協定もご破算だ」ダウトオール首相

「3月中旬にトルコ=EU間で合意されたトルコ市民のビザなし旅行を認めないなら、EUとの移民協定もご破算にする」と、ダウトオール首相は言いました。

 Hurriyet

「EUがトルコ市民のビザなし旅行を認めないなら、わが国も移民の再入国に関するEUとの協定をご破算にする。この2件はリンクしてるのだ」とダウトオール首相は、28日、ドーハで言いました。

「わが国は試験にパスした。今度は欧州議会がトルコ市民のビザ自由化について必要なステップをとる番だ。私は欧州議会大統領のマーティン・シュルツ氏に会ったとき、このプロセスの発言には、みな慎重であるべきだと言った」と、ダウトオール首相は言いました。

欧州委員会は5月4日、勧告報告を発表すると思われます。そこで、EUがトルコ市民のビザなし旅行を認めるか否かが決まります。

「4月4日以降、エーゲ海で難民が死んだというニュースはだれも聞いていないはずです。これ以上、死者を出さないことが、トルコの主たる目的です」と、ダウトオール首相は言いました。「2015年11月、トルコとEUが会談を持ったときには、毎日6800人もの人々が、トルコからギリシャへ危険な船旅に出ていたのですが、いまこの数は80~90人に減りました」と、ダウトオール首相は言いました。

「わが国が移民の再入国協定に合意したとき、この重荷を共有するようEUにたのんだのは、まったく当然なことではありませんか」


エルドアン大統領の令嬢がエンジニアの婚約者との結婚の日取りを決めた

エルドアン大統領の令嬢シュメイエ・エルドアンさんが、無人機を生産している防衛産業のエンジニア、セルチュク・バイラクタル氏との結婚の日取りを5月14日に決めました。

 Hurriyet

カップルは3月20日、イスタンブルのボスフォラス沿いのタラブヤ地区のフベル宮殿で、地味めの婚約会を開きました。2人は5月14日、イスタンブルのキュチュクチェクメジェ地区のヤフヤ・ケマル・ベイヤトル文化センターで結婚式を挙げます。2人は3月12日に婚約式を予定していましたが、バイラクタル氏の父親オズデミル・バイラクタル氏が心臓発作で緊急入院したため、婚約式を1週間、延期しました。

婚約式は1週間後、厳重警戒態勢の下に、フベル宮殿で行われました。報道関係者は会場に近づくことも許可されず、ゲストはリストをチェックしてから入場しました。

シュメイエさんはアメリカ・インディアナ大学で社会学と政治学を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を所得しました。セルチュク・バイラクダル氏と、オズデミル・バイラクタル氏、彼の2人の兄弟が経営する会社「バイカル」は、国内外向けに、無人機を開発しています。

セルチュク・バイラクタル氏は2002年、イスタンブル工科大学を卒業。ペンシルバニア大学とマサチューセッツ技術研究所で修士号を取得、また、ジョージア技術研究所で博士号を取得しています。


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またもISのロケット弾が2発、キリス県にヒット

2016年04月29日 | 国際
4月30日 29日、イスラム国(IS)が支配している北シリアのバブ地方から発射された2発のロケット弾が、国境のキリス県にヒットしました。

 Hurriyet

2発のカチューシャ・ロケット弾は、午前6時頃、オンジュプナル・キリス自動車道近くの野原で爆発し、穴を開けました。負傷者はありません。爆発後、治安チームと医療チームが現場に駆けつけました。治安チームは野原を調査し、このエリアの治安対策がとられました。

ここ何か月か、キリス県は北シリアのISからの相次ぐ砲撃を受けています。最近は、2発のカチューシャ弾が、キリスの知事室カラ100メートルのモスクに命中し、2人が死亡しました。1月18日以来、キリスではロケット弾で18人が殺されています。


警察はブルサの自爆犯の身元確認に努めている

情報源によると、警察は、28日、13人を負傷させた自爆犯はスザン・B.という女と確認したそうです。警察は、南東部マルディン県に住む容疑者の家族からDNAサンプルを採取し、女の身元確認に努めています。

 Hurriyet

自爆女がタクシーを降りたときの姿が防犯カメラに映っていました。


警察は、自爆者が身につけていた2つの証拠品 ー シャンルウルファからブルサまでのバス・チケットと、エミネ・クズルとスルタン・ユルドゥルムという名の2枚の身分証明書 からスザン・B.を割り出しました。バス・チケットはスルタンの名で購入されていました。

女は4月23日、シャンルウルファから来て、同日の午後6時頃、ブルサのバス・ターミナルに到着したことが、チケットからわかりました。警察は、バス・ターミナルの防犯カメラに撮られていた自爆犯のビデオ映像を見つけました。映像照合ソフトウエアが防犯カメラの映像と合致するスザン・B.を見つけ出しました。スザン・B.はマルディンで公式に住民登録されていたため、女の家族のDNAサンプルが採取されました。

また、ブルサ、イスタンブル、アフィヨン、シャンルウルファの各県で同時手入れが行われ、エミネ・クズルとスルタン・ユルドゥスを含む15人の容疑者が拘束されました。自爆犯の友人K.O.という容疑者も拘束され、女3人は自爆テロとの関係を判定するため、審問を受けています。自爆者のブルサ滞在中についての報道によると、女はブルサ市内ニリュフリュ地区ギョリュクレの短期賃貸アパートに滞在していました。

風聞によると、警察は、4月28日午後2時、容疑者が借りていたアパートを手入れし、テロ攻撃に関する書類を押収したといわれます。7か月前から、4人ほどの人が、学生を装い、この家を借りていたという報道もあります。

自爆女はブルサで4日過ごし、市内をよく見て計画を立て、自爆する28日はウル・ジャーミイまでタクシーを使い、モスクの近くで自爆しました。すざん・B.はクルド労働者党(PKK)の戦闘員で国境を超えてシリアに入り、シリアのクルド人民防衛隊(YPG)に加わって、コバネで戦っていたという報道もあります。

トルコはYPGをPKKの分派のテロ組織と見ています。自爆犯の身元に関する情報は未だ確認されていません。女の背後のテロ組織に関する公式発表はまだありません。



「元気に人生を生きよ」と古代モザイクは語る

 南部ハタイ県のイペリク・パザル地区で、先週、ケーブル鉄道建設中に発見された古代のモザイクには、「元気で人生を生きよ」というメッセージが書かれていました。いま、歴史家イルベル・オルタイルさんが現地を訪れています。

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「このモザイクは非常に重要な、珍しい美術品です。ここにモザイクを展示する博物館を建てるべきです。古代アンティオキアだったアンタリヤには、このようなモザイクがたくさんあるはずです」と、オルタイルさんは、現場で報道関係者に語りました。「発掘をつづければ、まだまだ新しいモザイクが見つかるでしょう」

ここには、ローマ時代の元老院の家族や金持ちが住んでいたが、彼らはその存在を誇示するために、モザイクが必要だったと、オルタイルさんは言いました。古代ローマの貴族たちはモザイクの床でその存在を示していたから、ここアンタキアでも、彼らはそうしたのでしょう。

着手された「モザイク道路プロジェクト」によって、今後も新しいモザイクが発見されることが期待されます。ハタイ市のリュトフィ・サワシュ市長は、モザイク発見場所に博物館を建てると言っています。

「モザイク道路プロジェクトは3か月前に始まりました。ハタイはモザイクが豊富な都市のひとつです。ハタイ市はモザイクをすべて博物館に収め、観光地として宣伝します。専門家とも相談し博物館を建設しています」と、サワシュ市長は言いました。「イタリアでも、これに似たモザイクは出ていますが、これにくらべたら、アマチュアの作品です」

2017年3月までには、考古学パークも建設し、このプロジェクトを完結させると、市長は言っています。

骸骨のモザイク
ハタイ考古学博物館の考古学者デメト・カラさんによると、ローマのエリート層の社交生活には、入浴と食事が不可欠だったそうです。モザイクの最初の場面では、奴隷が入浴のための火を燃しています。

真ん中の場面では、1人の若者が日時計に向かって走り、後ろに坊主頭の執事が従っています。日時計は午後9時から10時の間を指しています。ローマ時代、入浴時間は通常、午後9時で、10時が夕食の時間でした。この場面の男は夕食時間に遅れて、急いでいるのでしょう。


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最後の場面は、パンとワインと盃を手にした骸骨で、「元気に人生を生きよ」という文字があります。


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ブルサの自爆テロ関連で、容疑者15人拘束

2016年04月29日 | 国内
4月29日 マルマラ地方ブルサ県で起こった自爆テロ関連で、28日、トルコの4県で15人の容疑者が拘束されました。

 Hurriyet

4月27日午後5時25分頃、ブルサの中心にあるウル・ジャーミイ(モスク)近くで、女の自爆テロによって13人が負傷しました。

「自爆犯の身元調査は現在進行中です。女が関係していたテロ・グループはほぼわかっていますが、確かになるまでは発表しません」と、エフカン・アラ内相は、28日、ブルサで記者団に語りました。「今後、まだ拘束される者が出るでしょう。トルコはテロおよびテロリスト組織と真剣に戦いつづけます」

警察はブルサ、イスタンブル、南東部シャンルウルファ、西部アフィヨンカラヒサルの4県で、15人の容疑者を拘束しました。当局はいま、自爆者の指紋とDNAテストで、女の身元調査を行っています。自爆犯は24日、“スルタン”という偽名でバスチケットを買い、シャンルウルファからバスでブルサに着き、拘束された容疑者とともに滞在していたと、アナドル・ニュースが報じています。

女は警官を見てパニックを起こし、爆弾を爆発させたと思われると、当局はアナドルニュースに語りました。エルドアン大統領は訪問先のザグレブでアラ内相からニュースを聞き、トルコの平和を脅かすテロと戦う決意の重要性を力説し、負傷者の早い回復を願うと語りました。

ダウトオール首相もテロに対して声明を出しました。「治安当局が自爆犯の身元割り出しに努めています。私はアラ内相とブルサの知事とも話し合いました。自爆犯の身元は判明するでしょう。女の背後の力とネットワークが判明するまで努力をつづけます」と言い、トルコの人々のテロに対する毅然とした態度を賞賛しました。

クルド系政党・人民民主党(HDP)も、党のツイッターで、ブルサのテロを非難しました。トルコはここ数か月、イスラム国(IS)とクルド労働者党(PKK)の双方による一連の自爆テロに見舞われつづています。

・・・あの穏やかに美しい古都ブルサで自爆テロ、悲しいことです。


トルコを訪れる外国人ツーリストが自爆テロ続発で激減

トルコを訪れる外国人の数が、治安上の懸念とロシア人ツーリストの劇的な減少のために、3月、昨年同月に比して、ほぼ13%減少し、165万人になりました。

 Hurriyet

4月28日、観光省が発表したデータによると、ロシアのツーリストの数は、3月、昨年同月に比して、59%減少しました。トルコを訪れる外国人の数は、今年の1月~3月、昨年同期に比して10.3%減少して、400万人になりました。

ロシアの経済問題と、トルコとロシアの外交危機のために、トルコを訪れるロシア人ツーリストは、3月、58.95%減り、23,947人になりました。ロシアからのツーリストは今年1月~3月、2015年同期に比して56%減少しました。

「ロシアとの危機と、エスカレートする治安上の不安が、観光分野にネガティブな影響を与えている。しかし、トル観光にとって重要なのは、これからの夏のシーズン。4月以降どうなるかだ」と、オヤク投資会社のチーフ・エコノミスト、メフメト・ベシムオール氏は、ロイターに語っています。

トルコの度重なる自爆テロによって増大する治安上の懸念が、西洋諸国からのツーリストの来訪にネガティブな影響を与えています。ドイツからのツーリストも、3月、前年同月に比して17%減少しました。日本人ツーリストは48%の減少。イラクのツーリストは80%減少しました。

ダウトオール首相は、22日、観光会社に2億5500万リラの助成を発表しました。政府はまた、窮地にある観光分野に雇用支援対策も発表しています。


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米大使館がトルコ在住市民に“確度の高い”テロの脅威を警告

2016年04月27日 | 国内
4月28日 4月26日、アメリカ大使館はトルコ在住アメリカ市民に、トルコの観光地で起こり得るテロリストの脅威について警告しました。

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トルコは今年、すでに4件の自爆テロに見舞われ、先月もイスタンブルでテロがありました。爆発テロの2件はイスラム国(IS)の仕業であり、他の2件はクルド労働者党(PKK)が犯行声明を出しています。

「アメリカ政府は、テロリスト・グループがトルコ全土の人気のある観光地を攻撃するチャンスを探しているという確かな兆候を得ている」と、アンカラのアメリカ大使館はEメールでアメリカ市民に伝えています。

「テロリスト組織がトルコの外国人ツーリストを標的にしていることは明らか」と、アメリカ大使館は緊急メッセージで言っています。先月起こったイスタンブル・イスティクラル通りでのISによる自爆テロでは、3人のイスラエル人と1人のイラン人が死亡しましたが、イスラエル人の中の2人はアメリカと二重国籍でした。1月にはイスタンブルの歴史的中心で、12人のドイツ人ツーリストが自爆テロで殺されました。


古都ブルサで自爆テロ。13人負傷

4月27日、マルマラ地方のブルサで、女の自爆テロ犯が自爆し、13人が負傷しました。

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自爆は、午後5時25分頃、ブルサの中心にあるモスク「ウル・ジャーミイ」の近くで起こりました。「最初の検証では7人が負傷し、近くの保健施設に運ばれた」と、ブルサの知事室が発表しました。治安部隊の検証はつづいています。消防チームと医療チームが現場に駆けつけました。周囲の商店は爆発でダメージを受けています。メフメト・ムエッジンオール保健相は、このテロ攻撃で13人が負傷したが、重傷者はいないと言いました。

トルコではここ数か月、イスラム国(IS)とクルド労働者党(PKK)が組織する連続的な自爆テロに見舞われています。2015年12月10日、¥午前10時4分、2人の自爆犯がアンカラ駅前で自爆しました。そこには平和集会のために集まっていた何千人の人々がいました。

11月1日には、トルコ史上最大のテロ攻撃がありました。1月12日には、ISがイスタンブルの歴史的広場で自爆し、3月19日には、イスタンブルのイスティクラル通りで自爆テロがありました。


CHPが国会議長の世俗主義に関する発言に憤慨。辞職を要求

イスマイル・カフラマン国会議長の世俗主義廃止を提案した最近の発言が一般の憤激を呼び、共和人民党(CHP)は彼の辞職を要求しています(昨日のこの頁参照)。

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「われわれはもう1度言う。国会議長は辞職すべきだ。世俗主義はトルコに欠かすことのできない要素であることに同意する人は、われわれの呼びかけに応じて欲しい」と、CHPの広報官でもあるセリン・サイエク・ボケ副議長が、27日、同党の中央上級委員会の会合で記者団に語りました。

「カフラマン議長の発言は思いつきではなく、意識的な発言です。この発言は、自由、平等、共存の文化に関するAKPの見解と、2002年に権力の座について以来のAKPの政策を反映している」と、ボケ副議長は主張しました。

ボケ副議長は、この発言がトルコの国会議長の発言であることを強調し、AKPがほんとうに彼の発言を支持しないと言うなら、野党とともに彼の辞職を要求するべきだと言っています。

「アタテュルク思想協会」(ADD)や、「現代社会を支持する協会」(CYDD)、「共和女性協会」(CKD)など民間の組織のプロテスターたちも、カフラマン議長に反対し、世俗主義は民主主義の前提であり、女性の権利の唯一の保証だと力説しています。


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シリアからのロケット弾を恐れ、キリスの住民が町を去りはじめた

2016年04月27日 | 国内
4月27日 北部シリアを拠点にするイスラム国(IS)が発射するロケット弾で、1月以来、17人がなくなったため、キリス県の住民のほぼ30%が近隣の県に移住しました。

 Hurriyet
ISのロケット弾で、人影もまばらになったキリスの街


シリアから発射されたカチューシャ弾は45発に達し、キリスの学校は閉鎖され、90%の学生は学校を休んでいます。いつもにぎやかだった街路も、市場も、1月18日から始まったロケット弾攻撃のため、人影がなくなりました。

シリアの紛争が始まって以来、国境のキリス県には、およそ13万人のシリア人も住みついています。住民は家にこもり、商店もほとんど閉まっています。「外を歩くのはすごく危険です。必要な物を買ったら、すぐ家に帰ります」と、市場で買い物をしていた地元民の1人が言いました。

県は600人の教師たちに職場にもどるよう求めていますが、キリスの教員組合長オスマン・ボイベイさんは、学校は学期末まで休みにし、当局はキリスにもっと目を向け、治安対策を再調査して欲しいと要請しています。


エルドアン大統領が国会議長の発言を受けて、世俗主義を弁護

25日、イスマイル・カフラマン国会議長が、新憲法は世俗主義との関係を絶つべきだと発言し、野党CHPはもちろん、与党AKPの中からも批判の声が起こり、騒ぎになりましたが、4月27日、エルドアン大統領も、わが国はすべての宗教にも思想にも等距離をとるべきだと言いました。

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「それは議長個人の意見だから・・・」とエルドアン大統領


ザグレブを公式訪問中のエルドアン大統領は、テレビのコメントで、カフラマン議長は新憲法に関する討議の中で、「彼の意見を述べたに過ぎない」と言いました。大統領は、「わが国では、世俗主義はすべての宗教集団と等距離にある思想だ」と強調し、この問題に関する議論は国会の討議事項を混乱させるだけだと言いました。

 Hurriyet
 
「ムスリムの国に世俗主義は要らない」と国会議長。アタテュルもびっくりですね。


25日、カフラマン議長は、「世俗主義の原理はトルコの憲法から“除去すべきだ”」と提案し、憤激を呼びました。「ムスリムの国で、なぜわれわれは宗教から後退した状況にいなければならないのか? わが国はムスリムの国なのだから、われわれは宗教的憲法を持つべきだ」と、議長は言いました。

黒海岸のサムスンに5つ星の「キャット・タウン]誕生

黒海岸サムスン県の10000平米の敷地に造られた“キャット・タウン”は、市内の野良猫たちのホームです。飼い主のいないネコたちのためにつくられた「ネコの町」は、アニマル・ケア・センター内にあり、ネコたちはここで暮らし、食べ、遊んでいます。

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ネコの町は2年がかりで造られ、昨年、オープンしました。ネコの町には、木製のシェルターと、木の橋やブランコのような遊具が設置されています。施設に連れられてきた野良猫は、去勢され、なれるまでべつの場所に置かれ、その後、他のネコの仲間入りをします。

サムスン市の獣医部長ヌルハン・イシュレルさんによると、アニマル・ケア・センターは2013年にオープンしたそうです。

「私たちは昨年、ネコの町のコンセプトを考えました。私たちは猫が自然に生きるための環境をつくりたかったのです。いま、ここには、去勢され、マイクロチップをつけられたネコが60匹います。ネコたちは朝、食事をし、昼間は施設内をうろつき、夜はシェルターに帰ってきます。このネコの町は、500匹は収容できます」とイシュレルさんは言っています。


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エルドアン大統領が1915年アルメニア人殺害に関し声明を発表

2016年04月27日 | 国内
4月26日 エルドアン大統領が、1915年のアルメニア人殺害記念日に、この時期に亡くなったオスマン帝国のアルメニア人の子供たち、孫たちに弔意を表明しました。

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「私は、悲しみとその記憶を共有するのに最も意味のある土地トルコで、この式典が行われることを歓迎します」と、エルドアン大統領は声明で言いました。この声明は、第1次世界大戦初期に東部アナトリアで殺されたアルメニア人を記念する式典で、トルコのアルメニア教会のアラム・アテシャン総主教によって読みあげられました。

「私たちは、憎悪と敵意ある言辞を弄して歴史を政治に持ち込み、隣り合う2国を不仲にしようとする人々に対し、友好と平和のために努めることを決して諦めません。両国は共通の歴史と類似した伝統で結ばれています。この精神を持って、私はふたたび、なくなったオスマン帝国のアルメニア人を記念し、その子供と孫たちに哀悼の意を表します」と、エルドアン大統領はつづけ、戦いの“悲劇的状況”を記念して、集まった人々に敬意を表しました。

「忘れられないのはトルコ人とアルメニア人の1000年におよぶ文化の共有と共棲です」と、エルドアン大統領は言いました。「私は“民族や宗教とかかわりなく”、命を落とした、すべてのオスマンの市民に敬意を払います」

トルコは1915年の事件を“大量虐殺”と呼ぶことを拒否し、殺害は第1次世界大戦下で起こった不幸な事件と理解すべきだと主張しています。


トルコ南東部のPKKの攻撃で兵士2人死亡

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4月25日、南部マルディン県ヌサイビン地区で、非合法組織クルド労働者党(PKK)の攻撃で、2人の兵士が死亡しました。他に、2人の兵士が、PKK戦闘員が爆発させた手づくり手榴弾で負傷しました。


インドの大富豪がアンタリヤで3日間の超ハデ婚

インドの最も富裕なビジネスマンの1人、アジャイ・グプタ氏の令息カマル・グプタ氏が、自分の結婚式のために、トルコのリゾート地アンタリヤのマルダン宮殿ホテルを、4月23日から26日までの3日間、貸切リにしました。

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インドの伝統的な結婚式は3日3晩つづきます。花嫁はやはり、インドの有名なビジネスマンの姪です。結婚のために、アイロンかけ職人、仕立て屋、タトゥー・アーティスト、特別執事が雇われます。結婚指輪は式場で、パラシュートで降ってきます。結婚式の総費用は1000万ユーロを超えるそうです。

南アフリカ、アメリカ、イギリス、ドバイから、600人のゲストが結婚式に招待され、86人の執事チームがVIPのゲストたちにサービスします。ホテルの4か所の備品が運び出され、装飾会社15社が10日かけて装飾しなおします。照明システムはロンドンから来た40人のチームが設置します。

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ヨーロッパ最大のホテルのプールは蔽われ、結婚式のステージになります。4月25日夜には、100人のボリウッド歌手やアクロバット芸人やタンサーがステージで演じます。150人のコックが伝統的な料理を用意し、装飾のための花が71個のコンテナでロンドンから運ばれました。50人の写真家チームが準備プロセスを記録しています。

・・・そんなお金あったら、難民や被災地に送ってあげたら、と言いたくなりますね。グプタ・ファミリーはインドと南アフリカのビジネス一族。「ボリウッド」はインド・ムンバイの映画産業の俗称です。

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メルケル首相とEU要人が移民危機討議のためガジアンテプ到着

2016年04月26日 | 国際
4月25日 4月23日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とEUの要人たちが、移民危機とEU=トルコ間の契約を討議するため、1日旅行でトルコの国境の町ガジアンテプを訪れました。

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メルケル首相を迎えるダウトオール首相。23日、ガジアンテプ空港で。


トルコのダウトオール首相はガジアンテプ空港で、ヤルチン・アクドーアン副首相、エフカン・アラ内相、ガジアンテプ県のアリ・イエルリカヤ知事、ガジアンテプ市のファトマ・シャヒン市長その他の要人らとともに、メルケル首相を迎えました。伝統衣装を着たシリアの子供たちも、空港で一行を出迎えました。

メルケル首相と、欧州理事会のドナルド・タスク会長、欧州委員会のフランス・ティメルマン副会長らは、その後、約5000人のシリア難民が暮らすニジプ地区のテント・シティに住むシリア難民たちを訪れました。

あるトルコの上級官僚はロイターに、訪問の主要な焦点は、約束されている30億ユーロをどう使うかを含め、EUとの関係と、移民契約の実施に絞られるだろうと語っています。

ガジアンテプ県内では、治安対策が強化され、私服の警官たちが県内をパトロールしていました。


キリスで2度目のロケット弾爆発。1人死亡、10人負傷

4月24日、シリアと国境を接するキリス県で2度目の爆発が起こり、1人が死亡、10人が負傷したと、ヤルチン・アクドーアン副首相が発表しました。

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シリアから発射された2発のカチューシャ弾が、キリス県の知事室から100メートルのモスクに命中しました。爆発の噴煙が上がり、パニックを起こして逃げ惑う人々が、ライブで放映されました。アクドーアン副首相はこの爆発のとき、キリスの知事室にいました。

アクドーアン副首相は、トルコ軍は越境砲撃で応酬したと記者団に語りました。副首相はまた、1月18日以来、キリス県では45発のロケット弾で、16人が死亡しているとも言いました。


中央アナトリアでIS容疑者6人拘束

中央アナトリア・コンヤ県で、ISのメンバーと思われる6人が、23日朝の手入れで拘束されました。

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警察はいくつかの住居を手入れして、シリア出身のISメンバー6人を拘束しました。コンヤの知事オフィスは、ISメンバーたちは、コンヤを訪れる政治家をターゲットにしたテロ攻撃を考えていたと言っています。ダウトオール首相は4月22日、同市の“聖誕週間”のイベントに行くつもりだったそうです。


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エルドアン大統領もタイム誌 の「最も影響力のある100人」に

2016年04月25日 | 
4月24日 トルコのエルドアン大統領が、タイム誌恒例の「最も影響力のある100人」の中の指導者のカテゴリーに入りました。

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エルドアン大統領の紹介は「ユーラシア・グループ」のイアン・ブレマー氏が書いています。彼はトルコの大統領について、「国民に権限を与え、同時に国家を権威主義に向かわせることによって、トルコを変えた“注目すべき指導者”」と書いています。

「彼はよかれあしかれ、国家の政治的・経済的生命に関与したことがなかった多くの国民に、権限を与えることによって、国を変えた」とブレマーは言い、「彼の権力に対する渇望がトルコの言論の自由を危うくし、トルコを権威主義に向かわせた」と付け加えています。

ブレマー氏はまた、「エルドアン大統領は2016年、国内外で失敗するだろう。彼は中東に不可欠なパートナーとしてステップアップすることはないだろう。また、彼は権力を拡大するために、大統領制を導入し、国内でも失敗するだろう」と言っています。

エルドアンのトルコ大統領としての立場は、シリアの内戦と難民危機の中で、地理的に世界で最も重要な位置にあるとアナリストたちは見ています。エルドアン大統領はまた、ドイツのアンゲラ・メルケル首相や、アメリカの大統領候補で前国務長官のヒラリー・クリントン氏らとともに、政治家とテクノクラートにも挙げられています。

しかし、ロシアのウラジミル・プーチン大統領も、アメリカのドナルド・トラムプ大統領候補も、北朝鮮の“あの方”もリストに入っているのですから、タイム誌はポジティヴにも、ネガティヴにもインパクトのあった人物を選んでいるのですね。

・・・「ユーラシア・グループ」は世界最大の政治リスク専門のコンサルティング会社で、ブレマー氏はその設立者です。


トルコは建国記念日と子どもの日を祝った

4月23日、トルコは大国民会議96周年とともに、建国記念日と子どもの日を祝いました。ダウトオール首相、イスマイル・カフラマン国会議長、共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首、愛国者運動党(MHP)のダヴレト・バフチェリ党首ら政治家たちが、トルコ共和国の創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟に詣でました。

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子どもの日、アタテュルクの霊廟前に並んだ子供たち。真ん中へんにダウトオール首相の顔が見えます。


「われわれの目標はわが国民の独立と国家の主権を維持することにある」カフラマン議長は霊廟の記録帳に書きました。「ムスタファ・ケマル戦士の指揮の下に行われた、わが国の独立のための戦いは、トルコ国会の開会と、わが国の解放、共和国宣言でゴールに達した」と、ダウトオール首相は声明で言いました。

首相はその後、例年どおり、閣僚らが居並ぶ首相官邸、チャンカヤ宮殿に、子供たちのグループを迎え入れました。エルドアン大統領も大統領宮殿に子供たちを迎えました。「この国の最も重要な祝日は君たちに託された」と、大統領は子供たちに言いました。

4月23日の祝祭は、アタテュルクにならって子供たちが中心となり、国家の未来である子供たちに捧げられました。独立戦争中の1920年、アンカラで最初の大国民会議が開かれ、独立した、世俗的、近代的トルコ共和国の基礎が築かれました。


テロを宣伝したとして告発された研究者4人釈放

イスタンブル裁判所は4月22日、4人の研究者が“テロの宣伝”をしたとして起訴された裁判の初審問で、4人を釈放しました。法廷では1000人以上の仲間が、PKKに対する治安作戦を止めるよう政府に求める請願書も読みあげられました。

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4人の研究者の逮捕に抗議する研究者や学生たち


研究者エスラ・ムンガン氏、ムザッフェル・カヤ氏、クヴァンチ・エルソイ氏の3人は、3月10日、イスタンブルの「教育・科学労働者連合」の第6オフィスで記者会見をしているとき拘束された後、逮捕されました。彼らは「私たちはこんな犯罪とかかわっていない」と題した宣言文を読みあげました。

もう1人の研究者メラル・ジャムジュ氏は、4月1日、海外からトルコに帰国し、自分の名で出されていた逮捕状に関して警察に訴えて逮捕されました。ジャムジュ氏は取り調べで、政府の政策は、表現の自由と、彼女の市民として研究者としての義務を遂行する自由に抵触していると批判しました。

裁判で検事は訴訟の取り下げを求め、「この裁判の主題は、トルコ、トルコ国家、トルコ政府憲法に関するトルコ刑事裁判所(TCK)の301条に触れるかもしれないが、それには法務省の許可が必要だ」と言いました。

検事は裁判所に“権利違反”を阻止するために、容疑者たちを釈放するよう求め、法務省の返答は遅れるかもしれないと説明しました。裁判所は検事の要請を認めました。2014年8月、首相だったエルドアンが大統領になって以来、ほぼ2000人の人々が大統領を侮辱したとして起訴されていると、3月に法務省が言いました。


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保健省が子供たちに30万台の自転車を配布

2016年04月24日 | 国内
4月23日 子供たちに規則的な運動を促すために、今年、30万台の自転車を子供とティーンエイジャーに配布すると、4月21日、保健省が発表しました。自転車の配布は、各都市に自転車道路の建設を促すことにもなるでしょう。

 Hurriyet

「運動不足は未成年にとって、深刻な健康上のリスクになる。自転車は健康的なライフスタイルを助け、環境を守る」と、保健省は声明で言っています。2010年に行われた「トルコの健康と栄養」と題した保健省の研究結果によると、71.9%の人が規則的な運動をしていないということです。

国連は非伝染性疾患が毎日増えているという事実を考慮し、行動を起こしました。肥満と糖尿病の増加傾向をストップさせ、2025年までに、運動不足の人を少なくとも10%まで減らすよう、国連は各国に勧告しました。「運動不足は現代社会の最も重要な一般的健康問題です」と声明は言っています。

4月23日の「建国記念日・子どもの日」から自転車の配布を始めると、保健省は言っています。


2016年、身障者4万人が新たに公職に雇用される

4月23日、少なくとも6万人の障害のある市民が、公務員の職を競ってテストを受けます。
政府は2016年末までに、新たに傷害者4万人の雇用をめざしています。

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身障者の雇用を促進するために2011年から始まった中央雇用試験は、数学や地理など60問からなります。テストは柔軟性があり、問題の数や制限時間は、受験者の障害の程度によって決められます。昨年初めて行われた公務員試験では、5000人以上が採用されました。

セマ・ラマザンオール家族・社会政策相は、公的な職場で働いている障害者の数は、2012年には2万7000人だったのが、2015年には4万人を超えたと言いました。2016年には、政府はさらに4万人の障害者を雇用する計画です。

トルコ統計局(TUIK)によると、身障者は450万人、トルコ国民のほぼ6%になるそうです。家族・社会政策省が2015年に行った調査では、障害者の75%が労働力として社会参加していません。また、2010年の統計局の調査では、障害者の半数が適切な職場で働きたいと思っているそうです。


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イズミット湾の巨大橋の最後の部分が設置された

2016年04月22日 | 国内
4月22日 21日、巨大なイズミット湾橋の最後の部分が、式典とともに設置されました。これは「ゲブゼ=オルハンガジ=イズミル・ハイウエイ・プロジェクト」の最も重要な部分で、このプロジェクトによって、イスタンブルとエーゲ海岸の都市イズミルとの移動時間は劇的に短縮されます。

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エルドアン大統領とダウトオール首相もこの式典に出席し、橋の最後の部分が設置されました。長さ2682メートルのこの橋は、5月末までに開通の準備ができるでしょう。橋が開通すれば、イズミット湾の反対側へ行く時間が圧倒的に短くなります。

イスタンブル=イズミル・ハイウエイ・プロジェクトの一部であるイズミット湾橋は、その長さで世界第4位の巨大橋になります。イスタンブルと隣接するコジャエリ県のゲブゼ地区とイズミル間の現在のルートは540キロで、移動には8時間から10時間かかります。新しい自動車道は、この2都市間の平均移動時間を3時間から4時間短縮し、現在のルートの交通量を30%以上減らすでしょう。

421キロメートルの道路には、高架橋も30か所あります。この自動車道はBOT方式(建設=譲渡=運営方式)の下に、公私の協力でできました。プロジェクトのコストはおよそ63億ドル、8000人の職を生みました。


野党MHPがオスマン朝の末裔たちに給付金を提案

野党・愛国者運動党(MHP)が、オスマン朝の末裔たちに年金その他の財政的利得を提供することを提案し、彼らの中には財政的に困窮している人もいるから、そのケアをしてあげるべきだと言っています。

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MHPのエクメレッディン・イフサンオール議員とムスタファ・カライジュ議員が議会にこの提案を出し、「オスマン朝のメンバーの多くは、共和国の初期にトルコから追放されたが、その後、長きにわたって国家に忠誠であり、いま、財政的困難に直面している」と言いました。

提出された提案は、オスマン朝から収入を得ていない王朝のメンバーたち、あるいは首相府次官の給料以下の収入のメンバーたちは、1万リラの給付金を受けるというものです。また、彼らの医療費や葬儀費もカバーされ、彼らの子供たちに学生がいたら、国営の学寮と奨学金を与えられると提案は言っています。

・・・MHPはトルコ民族主義を掲げ、トルコはトルコ人のものという考えかたの古い政党です。


シリア人IS容疑者がトルコの刑務所で自殺

 4月20日、イスラム国(IS)容疑者が、南東部ハタイ県の刑務所内で首つり自殺しました。

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シリア出身のネディム・ベルシュ(35)が、ハタイ県イスケンデルン刑務所内で、2段ベッドで首を吊っているのが発見されました。事件の捜査が始まりました。ベルシュは先週、警察の対IS容疑者作戦で拘束され、他の2人の容疑者とともに逮捕されました。


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