トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコがシリアのYPGを支援するフランスを非難

2018年03月31日 | 国際
3月31日 フランスがシリアのクルド集団を支持すると明言し、トルコとPYD(民主連合党)間の調停を申し出ましたが、トルコは“テロリストを支持する”フランスを非難しました。

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エルドアン大統領は、フランス政府のしていることは、トルコに対する敵意を示すものだと言いました。「テロ組織のメンバーを最高レベルでもてなすことは、トルコに対する敵意の表現にほかならないと知るべきだ」と、3月30日、エルドアン大統領は言い、フランスのマクロン大統領が、シリアのクルド集団をエリ-ゼ宮に招いたことを非難しました。

「PYDとその武装集団であるYPG(人民防衛隊)の代表らと会談したフランスは、その国内でテロ組織が事件を起こしても文句を言う資格はもはやない」と、エルドアン大統領は付言しました。

「テロリストを扇動し、宮殿でもてなしたフランス政府は、遅かれ早かれ、自分たちの誤りに気づくだろう。彼らはわが国が経験しつづけてきたトラブルを経験することになるかもしれない。シリアとイラクから大勢のテロリストがフランスに逃げてきても、わが国に助けを求めないで欲しい」と、エルドアン大統領は言いました。

Hurriyet

フランスのマクロン大統領は、3月29日、シリアのSDF(シリア民主軍)の代表グループと、パリで会談しました。マクロン大統領はSDFを支持すると明言し、トルコとSDF間の調停を申し出ました。


エルドアン大統領とトラムプ大統領が協力強化のスタンスを確認

トルコ大統領府によると、エルドアン大統領とアメリカのトラムプ大統領が、3月30日、電話で、両国間の問題と中東問題を話し合いました。

 Hurriyet

両首脳は、シリアとイラクの最近の状況とテロ対策について話し合いました。両大統領はまた、同盟国として協力の強化を確認し合いました。イスラエルと国境を接するガザ地区近くで、この日の朝、始まったデモも話題になりました。

封鎖されたガザ地区で多くのパレスチナ人が、歴史的なパレスチナにある彼らの家に帰る権利を求めて、国境に集結しました。このデモはまた、ガザ地区の封鎖を止めるようイスラエルに圧力をかける意味合いもありました。


ハーブがエーゲ海観光に貢献

第9回アラジャトゥ・ハーブ祭が、4月5日から9日まで、イズミル県の海辺のチェシュメ区アラジャトゥ町で開催されます。ハーブ祭には、今年は100万人以上のツーリストが来ると期待されます。

 Hurriyet

チコリ、野生ラディシュ、葉ガラシ、アイヴィ、オニアザミなど、春の雨で育った、この地方の100種以上のハーブは、地元民の重要な収入源のひとつになっています。ヘルシーライフが生活文化として世界中にひろがり、ハーブ祭もあちこちで催されるようになりました。アイワルク、ウルラ、ボドゥルムのようなリゾート地でもハーブ祭が開催され、多くのツーリストを集めていますが、最も盛大なのはアルジャトゥのハーブ祭です。

ハーブ祭中は、地元女性たちが集めたハーブがゲストたちにサーブされ、勉強会や、コンテスト、テイスティングの会なども催されます。エフェスの遺跡やシリンジェ村訪問を含めたハーブ祭パッケージツアーも組まれ、祭中は、チェシュメのホテルは80%ふさがります。

ハーブ祭の主催者であるチェシュメ区のムヒッティン・ダルギチ区長は、祭はエーゲ海地方のハーブと文化を守るために始まったと言いました。区長によれば、このトレンドで地元民は急速にうるおってきたそうです。「ハーブ祭はエーゲ海地方のシーズンの始まりを告げるものです。旅行社も祭を盛りあげてくれます。今年は100万人以上の人々が訪れてくれることを期待しています」と区長は言っています。


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「PKKはシンジャルに居すわっている」ペシュメルガの司令官

2018年03月29日 | 国際
3月30日 北イラクのシンジャルをベースにするペシュメルガの司令官が、「PKK(非合法組織クルド労働者党)は、トルコの撤退要求に応じず、イラクのシンジャルに居すわっている」と言ったと、アナドル通信が報じました。

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「PKKと提携する武装グループが“ハシド・アルシャアビ”と組んで、異なる名でシンジャルに居すわっている」とペシュメルガの司令官カシム・シェショが、3月28日、言いました。大多数がシーア派の戦闘部隊“ハシド・アルシャアビ”は、2016年、イラクの武装部隊と合併されました。シェショはシンジャルにはイラク軍が配備されていると言っています。

「PKKと提携しているグループが、いつシンジャルを去ったのかは明らかではない。1000人以上の武装グループがシンジャルにいる。彼らの多くはヤズディだ」と、シェショは付言しました。

PKKは、イスラム国(IS)がヤズディを攻撃していた2014年、シンジャルに最初の足場をつくりました。

・・・イラク北部の現状は、なかなかわかりづらいと思いますが、トルコとしては、国境を接する北イラクに、物騒なテロリストPKKや、その仲間が居すわって欲しくないということです。ペシュメルガというのはイラク北部のクルド人民兵組織。ヤズディは、ヤズディ教と呼ばれる民族宗教を信じるイラク北部に住むクルド系の人々。近年、ISの迫害を受けて注目されました。


ギョクチェアダ(島)の石切り場建設に島民が抗議

エーゲ海のリゾートの島ギョクチェアダの住民たちが、エネルギー・コンサルタント会社が島に石切り場を建設しようと、環境省に申請したことに腹を立てています。

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エネルギー・コンサルタント会社TEMCEDは、島の観光地カレキョイに、砂岩の切り出し場を建設しようと計画しています。「彼らが石切り場をつくりたいと言っている場所は、観光のセンターであり、保護地区です。許可すべきではありません。でなければ、われわれは司法に訴えます」と、ギョクチェアダのウナル・チェティン市長は言っています。

3月1日、TEMCEDが提出したレポートによると、同社は年間4万トンの石を生産する石切り場を計画しています。石切り場は1日8時間、毎月25日、年間8か月操業すると、同社は言っています。

「石切り場に計画している場所には農地も存在しますが、食糧・農業・畜産省が許可を出せば、採石活動が始まるでしょう。石切り場予定地には牧場もあります。採石活動は、石を切り出し、トラックに積んで運ぶ作業になります。埃による大気汚染も考えられます」と、同社の申請レポートに書かれています。

石切り場の建設による影響は、農地や牧場だけでなく、観光業も危機に曝されます。カレキョイ界隈には、多くのレストラン、カフェ、ホテルがあります。石切り場活動が始まれば、美しい風景も影響を受けるでしょう。

地元団体も共同声明を出して抗議しています。「石切り場建設の許可は、われわれには受け入れられない誤りだ。トラックや、建設用の重機や、運搬車用の道路で、島がダメージを受けるだろう」と、島民側の声明は言っています。


コソヴォの協力でFETO関連容疑者6人が捕まった

トルコの国家情報機構(MIT)が、フェトフラー・ギュレン運動関連の容疑者6人を、コソヴォからトルコへ連行しました。

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6人の容疑者は、3月29日、両国政府の協力の結果、コソヴォの法によって拘束され、トルコ国家情報機構がプリスティナに派遣した特別チームに、空港で引き渡されました。容疑者たちは、その後、特別ジェット機でイスタンブルに送られ、トルコ警察に拘束されました。

彼らはFETOのメンバーであるとして告発され、2016年7月の未遂クーデターに関与した罪に問われます。FETOに関与した大勢の高級軍人や官僚が、未遂クーデター後、トルコから逃げたと考えられています。



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「シンジャルのPKKの存在はトルコを脅かす」米国防長官

2018年03月29日 | 国際
3月29日 非合法組織クルド労働者党(PKK)がイラク北部のシンジャルにいることは、トルコにとって脅威だと、3月27日、アメリカのジェイムズ・マティス国防長官が言いました。

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「トルコと国境を接する北部イラクのシンジャルにPKKがいることは、トルコにとって脅威である」と、マティス国防長官は国防総省で記者団に語り、「PKKはアメリカもテロリスト組織と認定している。アメリカはこのエリアからPKKを撤退させたい」と付言しました。

マティス国防長官は、トルコはNATOの同盟国であり、アメリカはトルコの側に立つと言いました。国防長官はPKKに言及し、「私は、メディアを通してではなく、トルコ当局と直接コミュニケートしたい。これはトルコにとって、非常に微妙な問題なのだから」と言いました。

シンジャルにいるPKKメンバーの1人に取材したというテュルクメネリTVのディレクター、ヤルマン・ハジェルオール氏によると、シンジャルにはおよそ3000人のPKKメンバーがいて、軍事専門家から訓練を受けているということです。

3月25日、PKKテロリストたちがシンジャルから引き揚げた翌日、イラク軍がシンジャルに入りました。エルドアン大統領は「トルコはシンジャルがPKKの根拠地になることを許さない」と強く言っています。

マティス国防長官は、マンビジにいるYPG(クルド人民防衛隊)に対するトルコの軍事作戦の可能性につての質問に応えて、トルコ軍は現時点では、マンビジに対してなにも行動を起こしていないと言い、トルコ政府との対話はつづいていると付言しました。マンビジには約2000人のアメリカ軍がいます。


トゥンジャ川が溢れ、エディルネは大洪水

トルコ北西部で、トゥンジャ川が溢れ、橋や車や、名所旧跡にも被害がおよんでいます。

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トルコの国立水問題局によると、エディルネを流れるトゥンジャ川から溢れる水は、毎秒38立方メートルから、24時間で308立方メートルになりましたが、その後、301立方にやや減少しました。溢れた水が、トゥンジャ川とメリチ川にかかる歴史的な橋を渡ろうとしていた車両を立ち往生させました。

2本の川は、エディルネと国境を接するブルガリアにも流入しました。


コンヤでギュレン運動関連の容疑者70人逮捕

中央アナトリア・コンヤ県の検察官が、3月29日、70人に対して、在米説教師フェトフラー・ギュレン運動関連容疑で逮捕状を出しました。

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コンヤの主任検事局の声明によると、逮捕状は38県で、現役軍人やイマーム(イスラムの説教師)70人に対して出され、軍部内で“細胞つくり”に関与したFETO組織内の上位メンバーもいるということです。ギュレン運動は2016年7月の未遂クーデターを計画したと目されています。クーデターでは250人が死亡し、2200人が負傷しています。


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「トルコ抜きのEU拡大は重大なミスだ」エルドアン大統領

2018年03月28日 | 国際
3月28日 エルドアン大統領は、3月26日、「EU拡大政策からトルコを除外するのは、ヨーロッパにとって重大なミステークだ」と、ブルガリアのヴァルナで行われたトルコ=EUサミットでの共同記者会見で言いました。

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左からEUのボリソフ議長、欧州理事会のトゥスク議長、トルコの
エルドアン大統領、欧州委員会のユンケル委員長


「わが国の対テロ作戦は、わが国とシリアの安全保障のみならず、ヨーロッパの安全保障にも貢献している」と大統領は言いました。「わが国はいま、テロとの戦いという微妙な問題で、ヨーロッパの強力な支持を期待している.。不公正な批判は要らない」

「私は、今日、皆さんとともに、EUとトルコ間の信頼回復への第一歩を踏む出したい。トルコとヨーロッパの関係の困難な時期は終わったと思いたい」とエルドアン大統領は言いました。

トルコ国民のシェンゲン圏内のビザなし渡航に関して、エルドアン大統領は、「トルコ政府は金曜に、EU委員会に必要な書類を提出した」と言いました。「われわれはEU側に、この仕事はできるだけ早く終わらせて欲しいと言った」

大統領はまた、トルコ政府はEUとの関税同盟を改新する手続きが始まることを期待していると言いました。

協力を深める
エルドアン大統領はさらに、キプロス問題についても語りました。「キプロス問題の進展はおいて、国際法に従えば、キプロス島周辺の天然資源に関する問題にはトルコ・キプロスも関与する同等の権利がある」

大統領はまた、EU諸国に、バルカンの安定と繁栄のための協力を要請しました。「シリア、イラク、パレスチナ、エルサレム、イエメン、ロヒンギャ、アフリカのような国際問題に関して、協力を深めていこうではないか」と、エルドアン大統領は言いました。


カラビュユクでユニークな建物の図書館が話題に

北部カラビュユク県の図書館のユニークな建物が人々の関心を集めています。この図書館、なんと本棚の形をしているのです。

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この建物の発想はアメリカのカンサス・シティの公共図書館がモデルだそうです。図書館はトルコの博愛主義者キャミル・ギュレチ氏の支援で、カラビュユク大学に建てられ、6万冊の本と、600万部のデジタル刊行物が収蔵されています。

キャミル・ギュレチ図書館は最先端技術を装備しています」大学の考証学部のオズジャン・ビュユクゲンチ部長は言いました。「学生たちはセルフ・チェック・システムが装備されたキオスクで、本を借りたり返したりできます」

図書館間システムによって、学生たちは、トルコ全国の図書館の本をオーダーできるそうです。「探している本が、うちの図書館になく、全国192の図書館のどれかにある場合は、オーダーすれば、3日以内に本が届きます」

10か月前にオープンしてから、45万人の人がこの図書館を利用していると、ビュユクゲンチ館長は言いました。図書館は週末を含めて24時間オープンしているそうです。

トルコはいま、全国図書館週間です。1964年以来、毎年、3月の最後の週が図書週間とされ、イベントが行われています。図書館週間の目的は、子供たちに読書の習慣をつけさせ、図書館の改善のための意識を喚起することにあります。


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トルコとEUのタフなサミットがブルガリアで始まった

2018年03月27日 | 国際
3月27日 トルコとヨーロッパは、26日、ブルガリアのリゾート地ヴァルナでの最高レベルのサミットで会談し、カタツムリの歩みのEU加盟交渉に関する複雑な問題や、東地中海とシリアでの政策について討論しています。

 Hurriyet
左から欧州委員会のユンケル委員長、欧州理事会のトゥスク議長、EUのボリソフ現議長


エルドアン大統領は、メヴリュト・チャヴシュオール外相やオメル・チェリキEU相ら大勢の代表団を率い、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長と欧州理事会のドナルド・トゥスク議長と話し合っています。サミットの主催者は、現在のEU議長国ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相です。

今回のサミットは、エルドアン大統領がブリュッセルで、ユンケル委員長やトゥスク議長に会ってから、ほぼ10か月後になります。ブリュッセルの会談は、緊張した関係を修復し、多くの重要な問題で相互の協力を強化する、新たな関係の1頁を開きました。トルコとEUはその時以来、眠っていた対話チャンネルを復活させ、さまざまな機会に会談を行ってきましたが、核心的な問題に関する本当の進展はまだ見られません。

トルコがサミットで提起する3つの最重要問題は、中止されている加盟交渉の復活と、トルコ国民のビザなし渡航の認可、そして、トルコがシリア難民を受け入れる代わりに2016年にEUが約束した関税同盟の昇格です。


トルコ軍がアフリンで地雷除去作戦を実行中

3月18日、トルコ軍と自由シリア軍(FSA)は「オリーブの枝作戦」によって、シリアのアフリンを制覇しました。いま、トルコ軍はアフリンで地雷や爆発物の排除作業をしています。

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アナドル通信によると、3月25日、警察の特別作戦チームと「ブルー・ベレー」として知られるコマンド隊は、アフリンのアレムダル村を捜索中、2軒の家と1台の車の中で、即製パイプ爆弾27個、TM-57対戦車用地雷5個、60ミリ迫撃砲12基、120ミリ迫撃砲1基、プラスチック爆弾12個、アンモニウム硝酸塩200キロ、対人地雷1個、メタル爆発装置10基、MB62対戦車地雷用導火線など、多くの爆発物を発見しました。

治安部隊はまた、アフリンでYPG戦闘員が爆発物製造工場として使っていた納屋を見つけました。治安部隊はTM-57対戦車地雷やパイプ爆弾などの爆発物を安全に爆発させました。


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「トルコ軍はアフリンの遺跡を空爆していない」トルコ外務省

2018年03月26日 | 国際
3月26日 トルコ政府は、24日、「トルコの戦闘機がシリア・アフリン近くのブラド遺跡を空爆した」というレバノンのメディアの報道を否定しました。

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ブラド遺跡の聖ジュリアン教会の遺構


レバノンのメディアは、23日、トルコ軍が空爆によって、アフリン近くのブラド遺跡の聖エリアン(ジュリアン)教会とブラド修道院を破壊したと報じました。トルコ外務省のハミド・アクソイ報道官は声明書を出し、この報道はまttく事実に反すると言ったと、アナドル通信が報じました。

「ブラド遺跡の聖ジュリアン教会とブラド修道院を目標にした空爆は、トルコ軍はこれまで行なっていない」と声明文は言っています。「聖ジュリアン教会が2013年に武装集団によって破壊されていたことは、容易に証明できる」とアクソイ報道官は言っています。

「“オリーブの枝作戦”が始まったから、この地域の文化的建物も、歴史的美術品も、遺跡も、いっさい破壊されていない」と報道官は言い、トルコ政府は、このような報道が誤りであることを証明するための必要な対策をとったと、付言しました。


トルコ軍がアフリンで地下の病院を発見

トルコ軍がシリア・アフリンの町の治安対策を実施中、50メートルのトンネルの奥にある地下病院を発見したと、3月25日、アナドル通信が報じました。

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トルコ治安部隊はアフリン市内を捜索中、外部から病院へつづくトンネルを発見しました。病院には多くの医療品が隠されていました。X線の機械とアメリカ製の緊急治療用品を置いたコーナーもありました。トルコ軍によると、作戦中、戦闘員たちがここで治療を受けていたことを示す点滴装置や血のついた軍服もありました。

トルコ軍はシリア・アフリンからYPG(クルド人民防衛隊)を一掃するための「オリーブの枝作戦」を始めました。3月18日、トルコ軍と自由シリア軍はアフリンを完全に支配したと宣言しました。トルコはYPGをクルド労働者党(PKK)のシリアの分派と見ています。


トルコ女性がロレアル・ユネスコ女性科学者新人賞を受賞

トルコの女性科学者ドゥイグ・サアさんが、2018年の「ロレアル・ユネスコ女性科学者国際新人賞」を受賞しました。

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3月22日、パリのユネスコ本部で行われた授賞式で、37歳の女性科学者サアさんは、“ガンと戦う免疫細胞を引き出す”研究で受賞したと、UNESCOは言いました。

「私たちはいま、知識によって、ガンをやっつけることはできません。しかし、私は、明日には、すべてを変えられるものを発見できると思っています。明日にはそれを発見し、開けられなかった扉を完全に開けることができます。私の夢はガンのない世界です。私はそれを、いつか実現できると信じています」と、サアさんは授賞式で言いました。

「私たちは体内にとても強力な軍隊を持っていて、私たちの兵隊が武器を持てば、ガンと戦うことができます。私たちは免疫療法によって、免疫細胞、すなわち、わが軍の兵士に武器を与えます。私は個人的に、ガンとともに生きてきました」と、サアさんは付言しました。彼女は父親をリンパ腫で、祖母と伯母を卵巣ガンでなくしています。

この賞は優れた女性科学者と有望な若い研究者双方に与えられています。


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「私はプーチンとトラムプにシリアから引かないと言った」

2018年03月25日 | 国際
3月25日 エルドアン大統領は、アメリカのトラムプ大統領とロシアのプーチン大統領に「トルコはシリアから撤退しない」と言い、アフリンの作戦は、マンビジを含む他の地域へ拡大するだろうと宣言しました。

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「昨夜、私はトラムプ大統領と、この問題について話した。2日前にはプーチン大統領と同じことを話した。私は2人に、“わが国はシリアから撤退しない。わが国は抑圧され苦しんでいる人々の側に立っている”と言った」と、エルドアン大統領は、3月23日、イスタンブルで行われた公正発展党(AKP)の会合でスピーチしました。

エルドアン大統領とトラムプ大統領は22日、両国間の緊張関係、とくにアメリカがイスラム国との戦いで、YPG(クルド人民防衛隊)と組んでいることについて、電話で話し合いました。トルコはYPGをクルド労働者党(PKK)の分派であり、従ってテロリスト組織であると考えています。トルコ軍は、1月2日、YPGをアフリンから排除するために、自由シリア軍(FSA)とともに「オリーブの枝作戦」を始めました。

エルドアン大統領は「作戦はアフリンで終わらない。次はイドリブとマンビジだ」と言っています。シリア北西部の町マンビジにはアメリカ軍が駐屯し、まだYPGの支配下にあります。トルコはアメリカに、YPGをマンビジからユーフラテスの東に移動させるよう勧告しつづけてきました。アメリカ軍がマンビジにいても、トルコはYPGの拠点を攻撃することに躊躇しないと、大統領は言っています。


トルコの2017年の失業率は10.9%だった

2017年、トルコの失業率は前年と変わらず、10.9%だったと、3月23日、トルコ統計局(TUIK)が発表しました。

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統計局によると、昨年の15歳以上の失業者数は、345万人で、前年に比して12万4000人増えました。失業率は、男性が0.2%減少して9.4%になり、女性は0.4%増加して14.1%になりました。非農業者失業率も、前年と同じで13%でした。15歳から24歳の若者の失業率は1.2%増え、20.8%になり、15歳から64歳では変化なく、11.1%です。

就業者数は、2017年、100万人増えて、2820万人に達し、就業率は前年に比して0.8%増え、47.1%になりました。就業者の19.4%が農業分野で働き、19.1%が製造業、7.4%が建設、54.1%がサービス業で働いていました。

労働参加率は、前年に比して0.8%増えて52.8%になり、3160万人が労働力になっています。労働参加率は、男性では0.5%増加して、72.5%になり、女性は1.1%増えて33.6%になりました。昨年失業率が最も低かったのは5月6月で、10.2%でした。過去5年間で最も失業率が高かったのは、2017年の1月で13%、最も低かったのは2013年の6月の8.1%でした。


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「シリア市民がアフリンに帰りはじめた」参謀総長

2018年03月24日 | 国際
3月24日 トルコ軍参謀総長フルシ・アカル将軍が、3月22日、シリア・アフリンのYPG(クルド人民防衛隊)が排除された地域に、シリア市民が帰りはじめたと言いました。

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兵士たちを激励する参謀総長アカル将軍(左端)


「オリーブの枝作戦」を推進中のトルコは、3月18日、アフリンを制覇したと宣言しました。参謀本部の声明によると、アカル将軍は、作戦の主たる目的は、テロリストの迫害と抑圧に曝されていた市民たちを安全に帰らせることにあると言い、YPGに言及しました。アカル将軍は、ハタイ県とキリス県の南部国境の司令センターと本部を訪れて、この発言をしました。

トルコ陸軍司令官ヤシャ・ギュレル将軍、空軍司令官ハサン・キュチュクアクユズ将軍、海軍司令官アドナン・オズバル提督、第2軍司令官メティン・テメル中将も、アカル将軍に同行しました。トルコ軍は市民に医療サービスその他の支援を提供するために、公共施設と協力していると、アカル将軍は言いました。

将軍はまた、アフリンで負傷した157人の兵士が、病院で治療を受けた後、自発的に戦場にもどってきたと言いました。「この作戦は、国際法と、国連の安全保障理事会の決定、国連憲章による自己防衛の権利、シリアの領土権の尊重等をベースにしたトルコの権利の枠内で行われている」と、アカル将軍は言いました。「トルコ国境周辺の安全保障を確立し、シリア人をテロリストの圧力と残虐性から守ることが、作戦の目的だ」


「米軍はマンビジから撤退しない」アメリカ政府

シリア北部マンビジからYPG(クルド人民防衛隊)を一掃するとトルコが宣言しているにもかかわらず、「アメリカはマンビジを去る意思はない」と、3月22日、アメリカ国務省のヘザー・ノーアート報道官が言いました。

「アメリカはマンビジから撤退する気はない」ノーアート報道官


「アメリカ軍はマンビジにいる。わが軍はマンビジに居つづけると、トルコ政府にはっきり言った」とと、記者会見でマンビジに関するスタンスを尋ねられたノーアート報道官が言いました。彼女はまた、「トルコとの話合いは終わっていない。アメリカは会話をつづける意思はある」と言い、両国間の問題を解決するために結成された、トルコ=アメリカの3つの実行委員会に言及しました。


トルコのシェフがギネス世界記録のバクラヴァをつくった

トルコのシェフのグループが、3月22日、500キロ以上の巨大バクラヴァで世界記録を樹立しました。

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巨大バクラヴァは、アンカラで行われた「美食サミット」に出品され、大勢のビジターたちが分け合って食べました。14人のシェフを束ねる、菓子チェーン「マド」のコック長メフメト・カンブルさんは、「このバクラヴァは518キロあります。前の記録の2倍以上です。つくるのに6か月かかりました」と言いました。

ビデオでこのイベントを見たギネス世界記録の公式認定員がこの偉業を認めました。バクラヴァはピスタキオやクルミをトッピングし、蜂蜜をかけた焼き菓子です。バクラヴァのオリジンはトルコとギリシャが本家争いしています。


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「テロの脅威がなくなるまでシリアを去らない」エ大統領

2018年03月22日 | 国際
3月23日 トルコはテロの脅威がなくなるまで、シリアの軍事作戦を止めないと、エルドアン大統領は言い、アメリカの国務省報道官の「オリーブの枝作戦」に対する最近のコメントを批判しました。

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「トルコはテロの脅威が消えるまで作戦を止めない。まず、モンビジだ」と、エルドアン大統領は3月21日、アンカラでのイベントで言いました。「トルコは、シリアのPYD(クルド民主連合党)とYPG(クルド人民防衛隊)の脅威から国境を守るために作戦を行っている。トルコはPYDとYPGを、クルド労働者党(PKK)の分派と見ている」と、エルドアン大統領は言い、トルコ軍はシリアでの作戦を続行すると強調しました。

アメリカ国務省のヘザー・ノーアート報道官が、最近、アメリカはアフリンの状況を懸念しているとコメントしたのを受けて、エルドアン大統領補この発言をしました。エルドアン大統領はアメリカのトラムプ大統領に、“アメリカのトルコに対する政策の混乱をなくすよう”要請しました。「トラムプ大統領が、このような一線を超えた声明が出るのを防ぐスタンスをとるよう期待する」

「アメリカはマンビジから撤退しないと言うが、彼らがマンビジにいる権利はない」と、エルドアン大統領は言いました。「彼らは12000キロの彼方から来たが、そもそもこの領土はアメリカのものか? 彼らはYPGを連れてきた・・・」と大統領は言いました。「われわれは公正な施政を望む。わが国はいかなる場所も占領しようとはしていない。わが国はテロリストを排除し、安定を確立するために戦っている」


歌手・女優のオルジャイが大統領を侮辱したとして10か月の禁固

歌手で女優のズハル・オルジャイさんがエルドアン大統領を侮辱したとして、第46平和犯罪裁判所によって起訴され、10か月の禁固判決を受けたと、3月22日、Hurriyet 紙が報じました。

 Hurriyet

オルジャイさんは前年のコンサートでエルドアン大統領を侮辱したとして、検察は彼女に4年の禁固を求刑しました。イスタンブルの検事局の起訴状によると、オルジャイさんは2016年8月5日、イスタンブル・カドキョイで行われたコンサートで、エルドアン大統領を侮辱するジェスチュアをしたと、ある人物が警察に通報したそうです。

捜査が始まり、コンサートのビデオを専門家が調査したと、2017年12月12日、アナドル通信が報じました。オルジャイさんは、ある歌の歌詞を変えて歌い、手のジェスチュアも添えて、エルドアン大統領を批判したとして告発されました。

ビデオによると、変えられた歌詞は「レジェプ・タイイプ・エルドーアン、それは空っぽ、すべてウソ。ある日、命は終わる。“私は夢を見た”と、あなたは言うだろう」というもの。オルジャイさんは証言で、「大統領の名前が歌の歌詞と韻(いん)を踏んでいたから、歌詞を変えてみた。他に意図があったわけではないし、侮辱するつもりもなかった」と言いました。

オルジャイさんはまた、手のジェスチュアは、前列にいた聴衆の1人に対してやったものだと言いました。検事局は“大統領を侮辱した”容疑で、オルジャイさんの刑期を1年2か月から4年8か月に延ばすよう要請しました。


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「マンビジ問題は米国と理解はなったが合意はまだ」外相

2018年03月21日 | 国際
3月22日 トルコとアメリカは、北シリア・マンビジに関して、“理解には達したが合意には達していない”と、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、3月21日、言いました。

 Hurriyet

チャヴシュオール外相は記者会見で、政府は、YPG(クルド人民防衛隊)が撤退した後、だれがマンビジを守るかに関して、アメリカとの合意を求めています。トルコはYPGを、クルド労働者党(PKK)とリンクしているテロリスト組織と見ています。

チャヴシュオール外相はまた、現在アメリカ軍がYPGとともに駐屯しているマンビジの今後は、YPGに支配されているすべての地域のモデルになるだろうと言いました。


トルコは春の祝祭“ネヴルス”を祝った

3月21日、トルコ全国で多くの人々が、春の祝祭ネヴルスを祝いました。公式のネヴルスの祝典はイスタンブルで行われ、参列者の中には、イスタンブルのヴァシプ・シャヒン知事、イスタンブルのメヴリュト・ウイサル市長、イスタンブル文化観光局のジョシュクン・ユルマズ局長もいました。

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篝火(かがりび)の点火や、火を飛び越えるネヴルス伝統の行事は、ファティフ区のトプカプ文化公園の式典で行われました。シャヒン知事は、記者の質問に応えて、ネヴルスがトルコに幸福と平和をもたらすことを望むと言いました。「ネヴルスは私たちがともにあり、ともに喜ぶ日です。私たち国民の結束と団結は強固です」

ウイサル市長も同様の祝辞を述べ、「春の到来とともに、同胞愛、平和、愛、結束、団結が、トルコにやってきます。ネヴルス、おめでとう」と言いました。イスタンブル・バクルキョイのハルク・パザル公園でも、人民民主党(HDP)主催のネヴルスのイベントが催されました。厳戒態勢の中、多くの人々が、警察が設けた検問所を通って会場に集まりました。

不適切と思われる軸の書かれた旗やポスターの会場持ち込みは禁じられました。その他、トルコ中の多くの町で、同様のイベントが催され、人々は春の喜びを告げる祭を祝いました。

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“ネヴルス”はペルシャ語で“新しい日”を意味します。アゼルバイジャンから、イラン、カザフスタンまで、ユーラシアの多くの人々にとって、ネヴルスは新しい年の始まりを告げる日です。また、ネヴルスはクルド人の重要な祭の日とも考えられています。

南東部ディヤルバクルでは、バーラル地区の公園で、クルド系政党HDPの主催で、ネヴルスの祭が行われました。約7000人の警官が配備された厳戒態勢の下、何千人もの人々が公園に集まりました。

エルドアン大統領はネヴルスを祝うメッセージを発表し、ネヴルスは新たな始まりと希望、同胞愛と団結の祭だと言いました。


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