トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

米次期大統領トラムプ氏の令息がトルコに狩猟旅行

2016年11月30日 | 
12月1日 アメリカの次期大統領ドナルド・トラムプ氏の令息エリック・トラムプさんが、最近、トルコのあるビジネスマンの招待で、トルコ南部のリゾート地アンタリヤを訪れ狩猟を楽しみました。

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トラムプ父子。左が狩猟好きのエリックさん。


32歳のエリックさんは、コクリツ公園の許可を取り、フィニケ地区で鹿狩りを楽しみました。3日間の滞在の後、エリックさんはボディガードらとともに空港に着きましたが、空港にはさらにガードが待機していました。

11月29日午前11時40分、彼は空港のVIPセクションからドイツに向かいましたが、写真は撮らせませんでした。アンカラのアメリカ大使館はエリック・トラムプさんの訪土についてコメントしていません。

・・・かわいいと評判の息子は三男のバロン君、エリックさんは次男です。因みに、トラムプ氏は3男2女のパパ、結婚は3回。


ギリシャに逃げたクーデター容疑の軍人たちの送還始まるか

7月15日のクーデターの翌日、ギリシャに逃げ込んだ8人のトルコ軍パイロットの送還に関する最初の審問が、11月28日、ギリシャの法廷で行われました。

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フェリドゥン・チョバン中尉、シュレイマン・オズカイナクチュ中尉、アブドゥラ・イエティク中尉の3人が、最初にギリシャの控訴裁判官委員会の審問を受けました。3人はクーデターに関与したという容疑を否定し、クーデター当日、彼らは生命の危機にあったため、ギリシャに来たと言いました。委員会は容疑者の証言を聞いた後、軍人たちに対する起訴状を準備する時間を考えて、12月6日までの延期を決めました。

12月2日には、さらに3人の軍人が法廷に立つと思われます。あとの2人は、12月8日か9日に審問を受けるでしょう。

2人の少佐を含む軍人8人は、7月16日、ギリシャのアレクサンドロポリスに飛来し、ギリシャ当局は彼らに対し、不法入国容疑で法的・外交的手続きを始めました。軍人たちは亡命を申請し、トルコはクーデターに関与したとして、彼らの早急な送還をギリシャに求めました。7月下旬、ギリシャの地方裁判所は、8人の軍人に、不法入国容疑で、執行猶予つきの2か月の禁固の判決を下しました。

一方、ギリシャの政治亡命委員会は、7人の軍人の亡命申請を却下し、1人の軍人のみ再審理されることになりました。亡命を拒否された軍人たちは控訴しました。控訴手続きは2017年3月までに終わると思われます。

軍人たちの弁護士の1人、スタヴルラ・トマラさんは、「裁判所の最終決定はどうであれ、彼らは亡名手続きが終わるまで、ギリシャにいるだろう」とHurriyet 紙に語りました。トマラさんはまた、1人の亡命請求は認可されたが、亡命委員会は発表していないのだと思うと言いました。

3人の軍人は、法廷に現れる前に、ギリシャのメディアに会い、イエティク容疑者は「ヨーロッパかアメリカでの新しい生活を夢見ている」と言いました。オズカイナクチュ容疑者は「トルコに送還されたら、われわれを待っているのは刑務所か死だ。トルコに送還さえされなかったら、私はどこででも生きていく」と言いました。


7月15日のクーデターは1週間前に計画されたと、起訴状が明かした

47人の反乱兵に対する起訴状によると、7月15日の夜、エルドアン大統領をさらい、暗殺する陰謀は、クーデターの1週間前、アンカラのあるホテルでの会談で計画されたということです。

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クーデターの主要な容疑者である高位の軍人たちとフェトフラー・ギュレンの信奉者たちは、7月8日、アンカラのあるホテルに集まり、エルドアン大統領に対する陰謀を話し合ったと、検事の起訴状は言っています。陰謀によると、ギュレン派の軍人たちは、そのとき休暇でマルマリスのホテルにいたエルドアン大統領をさらい、アンカラのアクンジュ空軍基地に連れて行く計画でした。

ギョクハン・シャヒン・ソンメザテシュ准将は、ギュレンが認可した計画を指揮するよう命じられていたと、検事は言っています。反乱軍人たちは、戦闘調査班、救助チーム(MAK),特別隊、水中破壊チーム(SAT)から、エルドアン誘拐・暗殺班まで、チームで分担していました。特別隊とSATは“バルバロス”という暗号を使い、MAKの無線連絡には“カルタル”という暗号が使われました。

エルドアン大統領のホテルを襲撃した容疑者たちは、警備員たちに手錠をかけました。しかし、エルドアン大統領は1時間前にホテルを出ていました。反乱軍人たちはヘリコプターからホテルに発砲しました。ギリシャの裁判所は、11月28日、クーデター後、ギリシャに逃げ込んだ8人のトルコ軍パイロットの送還に関して、審問を始めました。


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シリアでトルコ軍兵士2名、連絡を絶つ

2016年11月30日 | 国際
11月30日 「ユーフラテスの盾」作戦でシリアに配備されていたトルコ軍兵士2人と連絡がつかなくなった」と、11月29日、トルコ軍が発表しました。

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軍によると、午後3時頃から、兵士たちとの連絡がつかなくなったということです。行方不明の兵士たちの捜索は始まっています。ユルドゥルム首相にも、アカル参謀総長からこの件が報告されたと、CNNトルコが報じました。

軍の声明の前に、「シリアのアルバブ近くで、イスラム国(IS)の戦闘員が2人の兵士を捕えた」という報告がありました。

8月24日、トルコ軍は、南部国境からイスラム国とシリア・クルド民主連合党(PYD)を一掃するために、シリアで「ユーフラテスの盾」作戦を開始しました。


クーデターで有罪になったビジネスマンが刑務所内で死亡

7月15日のクーデター調査で有罪とされたビジネスマンが、11月29日、イズミルの刑務所内で死亡したと、ドーアンニュースが報じました。

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「ウーウル冷房装置」の共同設立者で経営者の1人だったウナル・タクマクル氏が、メネメンの刑務所内で心臓発作を起こし死亡しました。77歳でした。タクマクルさんはすぐにメネメン国立病院に運ばれ、蘇生しましたが、その後、持病のため、なくなったと、ドーアンニュースが報じました。

アイドゥン県ナジルリ地区の第2高等犯罪裁判所は、7月28日、タクマクルさんと、「ウーウル冷房装置」の他の経営者メフメト・タクマクルさんとアリ・タクマクルさんを、未遂クーデター調査の一環として逮捕しました。タクマクルさんは12月1日、ナジルリに埋葬されるでしょう。

・・・大勢逮捕されているのですから、なくなる方も出るでしょうね。ご冥福をお祈りいたします。


カッパドキアに古代の動物の化石が展示される

中央アナトリア・クルシェヒル県カマン地区で発見された象、サイ、レイヨウ(羚羊)、豚、ハイエナ、霊長類など脊椎動物の化石が、カッパドキアにオープンされる新しい博物館に展示されるでしょう。

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地表調査グループのリーダー、アヒ・エヴラン大学(AEU)人類学部のアフメト・ジェム・エルクマン准教授が、「2011年、ヒルファンル・ダム湖岸のクルトゥル村で、地表調査を行っているとき、脊椎動物の化石を発見した」と言いました。政府と大学はこの作業を支援すると決め、組織的な発掘調査が始まりました。

グループは、ロダル丘陵で、キリン、サイ、霊長類、ハイエナ、馬、象、齧歯動物(ネズミ、リス、ビーバーなど)の骨を発見したと准教授は言いました。「化石は700万年から1100万年昔の中新世期のものです」

化石は一般に公開された後、ネヴシェヒル文化観光局と話合い、カッパドキア地方にオープンされる予定の新しい博物館に展示されることになるだろうということです。


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カストロの死で、CHP党首がキューバ大使館を弔問

2016年11月29日 | 国際
11月29日 最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、アンカラのキューバ大使館を訪問し、25日、90歳で亡くなったフィデル・カストロ大統領に賛辞を贈りました。

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「フィデル・カストロは歴史を書いたリーダーであり、祖国の自由と独立のために戦った」と、クルチュダルオール党首は、大使館の弔問帳に書き記しました。「彼はケマル・アタテュルクをインスピレーションの源としていた。歴史は彼を忘れないだろう。われわれは敬意をもって別れを告げる」


「トルコはアサドの支配が終るまでシリアに介入する」エルドアン大統領

「トルコ軍はシリアのバシャル・アルアサド大統領の支配を終わらせるために作戦を開始した」と、11月29日、エルドアン大統領が言いました。

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「私の推察では、およそ100万人の人々がシリアで死んでいる。死者は子供も、男女も含めて、いまも増えつづけている。国連はどこにいるのか? なにをしているのか? 国連はイラクにいない。わが国も忍耐してきたが、これ以上、耐えられず、自由シリア軍(FSA)とともにシリアに入らなければならなくなった」と、エルドアン大統領は言いました。

「わが軍はなぜシリアに入ったか? われわれはシリアの土地などねらっていない。問題は土地をそのほんとうの所有者に与えることだ。わが軍は正義の確立のために、シリアに入っている。暴君アルアサドの支配を終わらせるためにシリアにいる」

8月24日、トルコ軍はFSA軍とともに、シリアで「ユーフラテスの盾」作戦を開始しました。


検察が元ディヤルバクル共同市長に禁固230年の求刑

ディヤルバクルの主任検察官が、ディヤルバクルの共同市長を免職になったギュルタン・クシャナクに、“武装テロリスト・グループの設立者で幹部であり”また“テロリスト組織の宣伝をした”として禁固230年を求刑しました。

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親クルド政党DHPの元議員で、元ディヤルバクル共同市長クシャナク


21頁の起訴状は、クシャナクが41か所で“テロの宣伝を行い”また“非合法な集会に出席し、解散の命令に従わず行進した”として告発しています。ディヤルバクルの裁判所は、30日、ディヤルバクルの共同市長クシャナクとフラト・アンルを拘留し、逮捕しました。

アンルは“国家の統治下にある土地を分離しようと”して告発されました。政府は民主的に選ばれた市長2人を逮捕した後、11月1日、代理人を指名しました。クシャナクは市長に選ばれるまえは、親クルド政党・人民民主党(DHP)の国会議員でした。


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イスラエルの野火消火にトルコが協力。イスラエル大統領が感謝した

2016年11月28日 | 国際
11月28日 24日、イスラエルで野火が強風にあおられて森や繁みにひろがり、2010年の最悪の野火以来の大火事になりました。トルコはイスラエルに消火用飛行機を送る援助を申し出て、イスラエルはそれを受け入れました。

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これはトルコとイスラエルの最近の仲直り後、初のトルコの援助になり、イスラエルの大統領はエルドアン大統領に感謝を伝えました。

2010年5月、トルコがガザへ人道支援の物資を載せた船を送りましたが、イスラエルの海兵隊がこの船を襲撃し、船に乗っていた人道支援活動家10人を殺害し、この事件以来、両国の関係は冷え切っていました。しかし、その後、イスラエルは人道支援の船を襲撃したことを謝罪し、被害者の遺族と負傷者のために、2000万ドルを支払いました。

・・・今度の消火支援で、イスラエルとの仲直りはホンモノになるでしょう。


野菜生産者たちが野菜の輸出増加を要求して、野菜の“葬式”デモ

11月28日、アンタリヤ県の野菜とフルーツの生産者たちが、トマト輸出の障害を除くよう要求するプロテストを行い、トマトの“葬式”を挙げました。

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野菜生産者グループは、アンタリヤ市の卸売市場の広場に集まり、横断幕を掲げ、スローガンを叫びました。野菜の“葬式”では、トマトが詰まった棺の傍らで、前アクス区長イサ・ユルドゥルムさんがイマーム(説教師)の衣装を着て、祈りのことばを唱えました。野菜生産者たちは野菜の輸出不振を解決しようとしない政治家たちを批判しました。

「生鮮野菜・フルーツ卸売業者協会」など多くの生産者協会のプロテスターたちが、このデモに参加しました。アンタリヤの農業会議所のナジフ・アルプ会頭は、もはや耐えがたい状況だと言いました。

「ロシアとのジェット機危機以来、この状況に陥ったままです」と、アルプ会頭は言っています。「要するに、農業経費は高いが、野菜の値は安いということです。これでは、われわれ農業者はやっていけない。われわれが国と政治家に要求するのは、いますぐロシアの市場をオープンさせて欲しいということです」

・・・ロシアとは仲なおりして、ツーリストも来るようになったのに・・・野菜市場はまだ以前のようにオープンしていないんですね。トルコがもうちょっと近かったら、リュックを背負って、安くておいしいトマトを買いに行きたいですね。


クーデターでイスタンブルの空港を占拠しようとした軍人らが法廷へ

7月15日の未遂クーデターで、イスタンブルのサビナ・ギョクチェン空港を占拠しようとしたとして告発された62人の軍人に、終身刑3回を含む起訴状が裁判所に送られました。

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起訴状には62人の容疑者が含まれ、そのうちの28人は高位の軍人です。彼らは憲法による秩序と、トルコの国会と政府を排除しようとした容疑および“武装組織のメンバーであった”容疑で告訴されています。検事は28人以外の容疑者には、15年の刑を要求しています。

未遂クーデターの夜11時頃、戦車1台と兵士たちが、サビナ・ギョクチェン空港を占拠するために空港に来ましたが、空港占拠は阻まれました。事件後、調査が始まり、現在、28人の軍人が逮捕されています。


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「EUはトルコ加盟交渉を凍結させるべきではない」ドイツ

2016年11月27日 | 国際
11月27日 EUはトルコの加盟交渉を凍結させるべきではないと、ドイツ外務省が、11月25日、欧州議会メンバーたちの投票後に言いました。

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「われわれは交渉をつづけることが重要です」と、サウサン・チェブリ外務省報道官が、政府の定例記者会見で語りました。「凍結はトルコとEUの亀裂を深めるだけで、トルコのためにも、ヨーロッパのためにもなりません。EUとトルコの移民協定は、双方のためになったはずです。協定が守られ、それが双方のためになることを、われわれは願っています」と彼女は言いました。

「われわれは、EU=トルコ協定は、双方にとって成功と見ています。この協定の継続はすべての国にとってよいことです」と、アンゲラ・ユルケル首相の報道官ウルリケ・デムメル氏が言いました。「EUはこの協定のもとに公約を守ります。脅しはだれにとっても役に立ちません」


「ISがシリア反体制派に化学ガス攻撃を行った」とトルコ軍が発表

トルコが支援している「自由シリア軍」(FSA)の戦闘員が、イスラム国(IS)による化学ガス攻撃を受けたと、11月27日、トルコ軍が発表しました。

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アナドル通信によると、「ISからロケット弾が撃ち込まれた後、22人の反体制派戦闘員が目とからだを化学ガスに曝された」と、トルコ軍参謀総長が声明で発表しました。化学ガス攻撃を受けたのは、北シリアのアルライの東のカリリヤ村です。

化学ガスにやられた戦闘員たちは、トルコの緊急管理局(AFAD)のチームが、前線からトルコ国境の町キリスに運びました。AFADの作業員は自衛のために、特殊な化学スーツで全身を蔽い、ガスマスクをつけて働きました。戦闘員たちはキリスの病院に運ばれ、現在、治療を受けています。


75%のトルコ市民が、トルコはEUから離れつつあると考えている

約75%のトルコ市民が、トルコはEUから離れつつあると考え、その中の44%が加盟交渉の凍結をポジティブな進展と考えています。

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ANDY-ARの行った調査によると、回答者の75.3%が、トルコはEUから離れつつあると考え、19.9%は、そうは考えていないということです。

最大野党・共和人民党(CHP)支持の回答者の88%は、トルコはEUから離れつつあると答えましたが、愛国者運動党(MHP)支持の回答者で、離れつつあると答えた人は79.6%、親クルドの人民民主党(HDP)支持の回答者では78.7%、現政権・公正発展党支持の回答者では70.3%でした。

25歳~34歳のグループの回答者の場合は77.8%、55歳以上のグループでは76.3%が、トルコはEUから離れつつあると答えました。回答者の47.4%は、トルコのEU加盟交渉の中止をネガティブな進展と捉えていますが、44.3%は中止を歓迎しています。

AKP支持者の58.6%、MHP支持者の54.2%が、加盟交渉の停止に関してポジティブですが、CHP支持者の75.5%、HDP支持者の81.9%は交渉中止をネガティブな進展と考えています。


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アダナ県庁で、車による爆発テロ。2人死亡、33人負傷。

2016年11月24日 | 国内
11月26日 南部アダナ県の県庁の駐車場で、爆発テロがあり、2人が死亡、33人が負傷しました。アダナのマフムート・デミルタシュ知事は、県庁の入口近くで、爆弾を積んだ車が爆発したと言いました。

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「爆発の容疑者は女と思われる」と知事は言い、車のナンバープレートも確認できたと付言しました。数台の救急車と警察隊が爆発現場に駆けつけました。国会への報告によると、死傷者のほか、多くの車と県庁の建物がダメージを受けたとということです。ヌマン・クルトゥルムシュ副首相は、ツイッターで、このテロ攻撃を非難し、“トルコは決してテロに降伏しない”と誓いました。

オメル・チェリキEU担当相は、“トルコ政府は人道の名において、最後までテロと戦う”と誓いました。チェリキEU相はまた、この攻撃は知事を直接、標的にしたものだと言いました。最大野党・共和人民党(CHP)は声明を出し、同党のケマル・クルチュダルオール議長がデミルタシュ知事に電話し、テロ攻撃を非難しました。

アメリカ大使館も、この攻撃を非難しました。「われわれはアダナの非道な攻撃を強く非難する。亡くなった方々を悼み、負傷した方々の早い回復を祈り、トルコとともにテロに立ち向かう」と、アメリカたいしかんhツイートしています。


トルコ軍へのシリア政府軍の攻撃に、首相は“報復”を誓った

「シリア政府軍は北シリアでトルコ軍兵士3人を殺害したが、トルコは必ずこれに報復する」と、ビナリ・ユルドゥルム首相は言い、テロリストの地域を一掃するトルコ軍の決意は、政府側の攻撃で変わることはないと誓いました。

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「トルコがイスラム国(IS)と戦うことが気に入らない連中がいることははっきりしている。しかし、今回の政府軍の攻撃に対しては、トルコ軍は報復する」と、ユルドゥルム首相は、11月24日、記者団に語りました。首相はまた、今回の攻撃はシリア政府軍によるものだというフルシ・アカル参謀総長の判断を再確認しました。

「どこから攻撃を受けようが、トルコとトルコ軍の決意を弱めることはない。“ユーフラテスの盾”作戦は、シリアの安定とトルコの生命財産を守るためのものだ」と、首相は言いました。同日朝、首相はアカル将軍とフィクリ・ウシュク防衛相から、今回のシリア体制側の攻撃について説明を受けました。


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PKK関与で逮捕された小説家ら、釈放ならず

2016年11月23日 | 国内
11月24日 イスタンブル裁判所は11月23日、逮捕されている小説家アシュル・エルドアンさんと言語学者ネジミエ・アルパイさんに対して、ひとつの容疑に関しては釈放命令を出しましたが、もうひとつの容疑では、2人の逮捕は合憲とする判決を下しました。2人は親クルドの日刊紙「オズギュル・ギュンデム」の調査の一環として、テロ容疑で逮捕されていました。

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いまも逮捕されているエルドアンさん(右)とアプライさん


「イスタンブル第23高等犯罪裁判所」は、11月11日、国家統合を破壊させようとしたという告訴に関しては、エルドアンさんとアプライさんに証拠不十分で釈放命令を出しましたが、2人がテロ組織のメンバーだったという告訴には逮捕継続を命じました。裁判所はまた、同紙の編集者イナン・クズルカヤ氏と編集長ザナ・カヤ氏の逮捕継続の判決を下しました。このケースの裁判は12月29日に行われます。

32頁の起訴状は、エルドアンさんとアプライさんを含む9人の容疑者に、終身刑を最高とする禁固刑を命じています。武装テロ集団のメンバーであり、国家の統合を破壊し、テロの宣伝をしたとして告訴された容疑者たちの刑期は、6年半から17年半までです。

裁判所は、PKKの宣伝をしたとしてオズギュル・ギュンデム紙に発行停止を命じた後、8月19日、同紙の顧問委員会のメンバーだったエルドアンさんを、テロ組織に参加しているとして逮捕しました。アルパイさんは31日、テロ組織のメンバーとして逮捕されました。

オズギュル・ギュンデム紙はPKKの宣伝をし、PKKのメディアとして機能していたため、8月16日、発行停止になりました。
 

ロシアとの友好関係復活後、50万のロシア人がトルコを訪れた

ジェット機危機が終わり、トルコとロシアの友好関係が復活して、ロシアがトルコ行きチャーター便を解禁した後、約50万のロシア人ツーリストがアンタリヤを訪れたと、ドーアンニュースが報じました。

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ロシア人はトルコのリゾート地アンタリヤが大好き


この3か月間で、総計43万2000人のロシア人が、トルコ南部のリゾート地アンタリヤを訪れました。今年の初めから8月までは、ジェット機危機のせいで、ロシア人ツーリストはたったの2万人でした。アンタリヤを訪れたロシア人の数を、1月から8月と、9月から11月を比較すると、ほぼ96%増加しています。エルドアン大統領がロシアのプーチン大統領に、ロシア機撃墜について遺憾の意を表明してから、両国関係の正常化が始まりました。

エルドアン大統領は8月9日、セントペテルスブルグを訪れ、友好関係復活後初めて、プーチン大統領と面談しました。これは7月15日のクーデター後、エルドアン大統領の初の外国訪問でもありました。ロシア人ツーリストを失うことは、トルコ観光産業にとって大きな打撃です。それでなくても、トルコはIS(イスラム国)やPKK(クルド労働者党)のテロで観光分野に打撃を受けているのです。

チャーター便解禁後の9月2日、ロシアからの初のチャーター便がツーリストを乗せてアンタリヤに到着しました。その後2000便以上のチャーター便がトルコに来ています。

2015年11月24日、シリア国境沿いのトルコ領空に入ったロシア戦闘機を、トルコは、警告後、撃墜し、その後、ロシアはトルコに対し、チャーター便禁止など、多くの制裁を課してきました。


「トルコ加盟交渉凍結に関する投票はトルコには価値がない」大統領

「トルコのEU加盟交渉の凍結に関する欧州議会の投票は、トルコにとっては価値がない」と、11月23日、エルドアン大統領が言い、“テロリスト組織に味方する”ヨーロッパ批判をくり返しました。「明日、欧州議会は、トルコのEU加盟交渉について投票を行うだろう。事前に言っておくが、この投票は結果がどうあれ、トルコにとって価値はない」

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「わが国は多くのEU諸国以上に、ヨーロッパの価値観に留意してきたことを、何回となく示しているが、ヨーロッパ諸国から具体的な支持を示されたことはなかった。約束は守られなかった」と、エルドアン大統領は言いました。「欧州議会の投票は、議会がテロ組織を守り、味方していることを示すものだ」

欧州議会のメーン・グループは、クーデター後のエルドアン大統領の行動に対して、トルコとの加盟交渉を凍結するために、今週、投票を行うと言っています。投票は11月24日、ストラスブールで行われます。

「欧州議会は、トルコとの交渉を打ち切る法的権限は持っていないが、投票は交渉終結の勧告的決議という結果になるだろう。しかし、これには法的拘束力はない」と、アンカラの外交情報源はHurriyet 紙に語りました。


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キプロス平和交渉は結論に達せず

2016年11月22日 | 国際
11月23日 「2人は全力で努力したが、交渉の最後の段階になる領土の話し合いで、収束に達することはできなかった」と、国連報道官がキプロス交渉に関して声明を出しました。

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トルコ・キプロスのアクンジュ大統領(左)とギリシャ・キプロスのアナスタシアデス大統領


トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領とギリシャ・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領が、スイスのモンペルランで2度目の交渉に集中しましたが、話し合いは結論に達しませんでした。

1974年、キプロス島のギリシャ系右翼がギリシャ政府の支援を受けて、島をギリシャに統合しようというクーデターを起こし、これに反発したトルコが、1960年の保証条約に基づいて軍を送り、キプロス島はそれ以来、南北に分断されています。

「南北キプロスは島を統合することに決め、いまその途上にある。国連事務総長の特別顧問エスペン・バース・エイド氏は、この状況を事務総長(潘基文氏)に伝えるだろう」と、国連の声明文は言っています。

ジュネーブ湖近くのホテルで行われた集中交渉の第1ラウンドは、11月7日から11日まで行われましたが、この交渉では“大きな前進”があったと、国連の声明は言っています。アナスタシアデス大統領の要請で始まった集中交渉の第2ラウンドは、11月20日、21日に行われました。

40年におよぶ紛争を解決するための最近の話し合いは、アクンジュ氏がトルコ・キプロスの新しいリーダーに選出された2015年5月から始まっています。


クーデターの犠牲者の親族は兵役を免除されるという新法令

11月20日に出された新しい法令によると、緊急事態布告の一環として、7月15日のクーデターの犠牲者の息子と兄弟は、本人が希望すれば、兵役を免除されることになったと、アナドル通信が報じました。

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この法令によれば、クーデターの犠牲者の息子や兄弟は、現在、兵役に服していれば、兵役を退くことができるようになります。陸軍司令部の1259人、海軍司令部の391人、空軍司令部の338人が、この法令によって解除されます。

クーデター中に、総計248人が犠牲になりました。クーデターは在米説教師フェトフラー・ギュレンの信奉者たちが企画したと、ひろく信じられています。


逮捕されたジュムフリエトの記者が早急の起訴と逮捕なし裁判を要求

逮捕されている「ジュムフリエト」紙の編集長ムラト・サブンジュ氏と同紙コラムニストのカドリ・ギュルセル氏が、早急の起訴と逮捕なし裁判を要求したと、最大野党・共和人民党(CHP)の議員が言いました。

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ジュムフリエト紙編集長のムラト・サブンジュ氏(左)とコラムニストのカドリ・ギュルセル氏


「2人はすぐに起訴され、逮捕されずに裁判されることを望んでいます。彼らが共通して言っているのは、“自分たちは法的根拠なしに逮捕された。逮捕なしの裁判を要求する”ということです。2人はこれまで、いかなる不法組織にも与したことがないのは明らかです」と、CHPのシュレイマン・センジェル・アヤタ議員が、イスタンブルのシリヴリ刑務所を訪問した後、言いました。2人のジャーナリストはこの刑務所にテロ容疑で入れられています。

アヤタ議員はまた、サブンジュ氏とギュルセル氏は元気だが、読書が許可されていないと言いました。「2人はたいへん元気です。彼らは自分たちは正しいと固く信じています。彼らは刑務所に入れられる法的根拠はないと確信しています」

「図書館には1700冊の本がありますが、その多くは緊急事態によって、読むことができません。2人は1冊の本も読めないのです。本を食べて生きているような人から本を取り上げることは、恥ずべき、不正な行為です。これは基本的人権です」とアヤタ議員は言いました。

サブンジュ氏とギュルセル氏は、クルド労働者党(PKK)と在米説教師フェトフラー・ギュレンのネットワークに助力する罪を犯したとして、11月5日、逮捕されました。12日には、ジュフリエトのCEOアクン・アタライ氏が逮捕され、ジュムフリエトの逮捕者は10人になりました。


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18日の銅山事故その後

2016年11月21日 | 国内
11月22日 18日、豪雨のために起こった地滑りで、南東部シールト県シルヴァン地区の銅山で大事故が起こり、作業員6人が遺体で発見され、10人はまだ瓦礫の下に閉じ込められています。

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シルヴァンの裁判所は、会社幹部のメフメト・オーウズを、管理怠慢の疑いで逮捕しました。銅山を所有するパルク電気株式会社の従業員5人も、地滑り事故調査のために拘束されました。地滑りはこの地方を襲った豪雨の後に起こりました。労働安全の専門家2人と、主任エンジニア、下請け会社のオーナーは、審問後、釈放されました。

閉じ込められている10人の救出作業は、「大統領府の災害・緊急管理局」の指導の下に続行中です。閉じ込められた作業員たちは、銅を採掘する機械のオペレーターたちなので、救助作業は採掘機がある場所を中心に行われています。

銅山の現場監督ラマザン・アズボイさんは、閉じ込められた作業員たちの4人でも5人でも救出したいと言い、彼らが見つかるまで作業をつづけると明言しました。


中国がトルコの上海協定加盟を考慮したいと発言

トルコのエルドアン大統領が、上海協定に加盟もあると発言した後、11月21日、「中国はNATO加盟国であるトルコが、ロシアと中国が主導する上海協定に加盟することを考慮したいと考える」と中国外務省が言いました。

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上海協力機構(上海協定)は、2002年、ロシアと中国と中央アジアのカザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンの4か国が、イスラム過激派の脅威と戦い、隣接するアフガニスタンからのドラッグの流入を阻止するために結成しました。

中国外務省の報道官は、「トルコはすでに、このブロックの“対話パートナー”であり、長く緊密に協力してきた。中国はトルコを歓迎する」と言いました。「中国は機構を強化するために、トルコの発言を重く受け止めている」

エルドアン大統領は、「トルコはEU加盟の考えに執着すべきではない。上海協定のようなチャンスもある」と発言しました。

カザフスタン人、キルギスタン人、ウズベキスタン人はトルコ語を話しています。トルコ政府は2013年、上海協定の“対話パートナー”として調印し、トルコ語圏のメンバーとして“同じ運命”を共有していると言いました。


NATO事務総長がトルコの民主主義を認め、法のルールを強調

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、クーデター後のトルコの民主主義を認め、法のルールの重要性に言及しました。

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ストルテンベルグ事務総長はNATO議会の第62回会議で、7月のクーデターに触れ、「民主主義と自由が認められないことが起こったことを、みなが真摯に考えるべきだ」と言いました。「9月、私は、戦車で砲撃され、F16機で空爆された、アンカラの国会議事堂を訪れました。私はその被害を目にし、主要な政党の議員たちにも会いました」

「4政党のメンバーはクーデターの夜、国会に駆けつけ、民主制度を守るために、ともに立ち上がりました。私は今日、彼らの勇気と民主主義への献身に敬意を表したいと思います」と事務総長は言いました。「民主主義と個人の自由と法のルールは、NATOの価値観の核になるものです。皆さん同様、私は個人的にも、それらを重視しています」

ストルテンベルグ事務総長はまた、アメリカの次期大統領ドナルド・トラムプ氏と協力してゆきたいと語り、トラムプ氏は先週の電話で、NATOへのアメリカの“強力な支持”とヨーロッパの安全保障を確約したと言いました。


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イスタンブルの新空港がベルリンでデザイン賞を獲得

2016年11月21日 | 文化
11月21日 イスタンブルに計画されている新空港が、ベルリンの「世界建築フェスティバル」でデザイン賞を受賞しました。

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「インフラー 未来プロジェクト賞」は、建設中の空港の設計者スコット・ブラウンリッグ氏と、オリジナル・デザインを担当したグリムショウ氏、ノーディック氏、ハプティック氏の諸氏に贈られました。「ひとつの建物として設計されたターミナル・ビルとしては、世界最大になるでしょう」と、トルコのアフメト・アルスラン交通相は言っています。

新空港は1日2000便の発着と、250社の航空会社が運ぶ年間1億人以上の乗客に対応できます。建設の第1段階は2018年初めに完成します。

11月17日18日に開催された「世界建築フェスティバル」では、イスタンブルの「ベヤジット国立図書館」も、「新旧 ー 完全な建物」というジャンルで受賞しました。この図書館には100万冊以上の書物が収められています。
 

「EUがすべてではない。トルコは上海5に入るかも」エルドアン大統領

「トルコはEU加盟という考えに執着すべきではない。ロシア主導の上海協力機構のような他のチャンスもある」と、エルドアン大統領が言いました。

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「EUがすべてではない、上海ファイヴだってある」と大統領


「トルコはまず、EUに関して肩の力を抜くべきで、執着すべきではない」と、エルドアン大統領は、ウズベキスタンから帰国の機内で記者団に語ったと、Hurriyet 紙が報じました。「私を批判する人もいるかもしれないが、私は私の意見を言う。たとえばの話、トルコは上海ファイヴに入ってはいけないか?」

上海ファイヴとして知られる「上海協力機構」(SCO)は、ロシアと中国の主導による治安と経済の協力組織です。2国のほか、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンが加盟しています。エルドアン大統領はすでに、この考えをロシアのプーチン大統領とカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバイエフ大統領に話しています。

「イランも加盟を望んでいるが、プーチン氏は“われわれは状況を見ている”と言った。トルコは上海ファイヴに入れば、もっと自由に行動できるだろう」とエルドアン大統領は言いました。「EUはわが国の加盟交渉を57年間、引っ張っている。どうしてこんなことが起こるのだろうか?」

3月、EUはトルコに、ギリシャに流入する不法移民をトルコが引き受けるかわりに、EU加盟交渉をスピードアップすると約束しています。この契約には、シリア難民のための財政支援やトルコ市民のシェンゲン圏内のビザなし旅行も含まれています。しかし、クーデター後のトルコ政府の取締りをEUが厳しく批判し、EUとトルコ間は負のスパイラルに落ち込み、加盟交渉どころではなくなっています。欧州議会の中からも、トルコの加盟交渉は取りやめすべきと言う声まで上がっています。

・・・トルコのビジネス界は、EUとのケンカは大打撃と言っていますが。


イスタンブルの不法移民追放センターから移民脱走。一部逮捕

11月19日、イスタンブルの不法移民追放センターから123人の外国人が逃亡し、警察は20人を捕らえたと、内務省が発表しました。

 Hurriyet

逃亡者のほとんどはアフガン人とパキスタン人で、彼らは、午前11時、イスタンブル・クムカプ地区の追放センター内の家具に火をつけて逃げ出しました。消防隊と医療チームが現場に配備され、追放センターにいた人々はすぐに避難しました。3人が病院に運ばれましたが、その後、容態は安定しているそうです。

合計231人の不法移民が追放センターから逃亡を試み、警察が20人を捕らえたと、内務省は言ったいます。残りの逃亡者を捕らえる作業はつづいています。事件の調査が始まりましたが、職員の過失が問われることになりそうです。

・・・今年の3月から、EUとトルコの契約で、トルコからギリシャの島に入国した不法移民は、トルコに送り返されることになったので、トルコの不法移民センターには手続き待ちの不法移民(アフガン人やパキスタン人)が溜まっています。彼らは戦乱を逃れてきたシリア難民とは違います。
それにしても、放火して逃げるなんてタチが悪いですね。トルコ、ほんとに、いろいろ大変です。EUもトルコの苦労をもっと理解すべきです。


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