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モンテカルロ・フェストでトルコの人気歌手タルカンに聴衆が湧いた

2014年08月24日 | 文化
8月25日 トルコ最大のポップ・ミュージック・スターの1人タルカンが、2014年モンテカルロ・サマー・スポーティング・フェスティバルで、ヨーロッパ、ロシア、中東、アゼルバイジャンのファンを湧かせました。タルカンのショウは先週金曜、「サーレ・デ・エトワール」の伝統的ステージの閉幕パフォーマンスになりました。

 Sabah

タルカンはほぼ2時間ステージに立ち、20曲をトルコ語と英語で歌いました。コンサートの初めに、タルカンは、トルコの有名なシンガソングライター、セゼン・アクスの“Firuze”を歌い、その後、“Unutmamal”“Simark”“Acimayacak”など彼のヒット曲を歌いました。

このフェスティバルに出席したトルコのセレブの中には、ネスリハン&ヤルチン・サバンジュ、イディル・フラット、レヴナ・デミルオレン、ジュリデ・アテシュ各氏の名がありました。駐フランス・トルコ大使ハック・アキル夫妻も、タルカンの力強いパフォーマンスを楽しみました。
7月7日から始まったこのフェスティバルで、タルカンは会場を満杯にした唯一のアーティストだったそうです。

フェスティバルにはエルトン・ジョン、フリオ・イグレシアス、ニール・ヤング、ジプシイ・キングスら多くの世界的スターが出演し、“東と西”の文化フュージョンとなりました。


イスタンブル警察が薬物手入れで13人を拘束

 イスタンブル警察が金曜夜、ドラッグの手入れを開始、13人を拘束し、“ボンザイ”として知られる、安価で習慣性のあるマリファナを押収しました。薬物班と機動隊の警官700人以上が、イスタンブル・ユスキュダルの住宅、インタネットカフェ、コーヒー店の手入れを行いました。ヘリコプターも出動しての手入れです。

 Sabah

政府当局は最近、悪名高いボンザイとの戦いに力を入れてきました。ボンザイ使用で、過去4か月で20人が死んでいます。

最近、安価で、手に入れやすいボンザイが、若者たちの間にひろがっています。この薬物の作用は恐ろしく、失語症や心臓発作、しばしば突然死に到ります。


「トルコは“都市難民”政策に失敗した」と専門家

「トルコ政府も、国際機関も、シリアからトルコへ大量に流入している“都市難民”問題に対処する用意ができていない」と、前国連難民高等弁務官事務所の役員で、避難・移民調査センターの副議長メティン。チョラバトゥル氏がHurriyet 紙に語りました。「トルコ政府は都市難民の増加に対処する政策を持っていない」

 Hurriyet
 
8月8日、エルドアン首相の選挙ポスターの前にすわるシリア難民の少年


「わが国も、国際機関も、この問題と戦う戦略を持っていません。みながキャンプのシリア難民問題にかかわっているうちに、あっというまに“都市難民”問題が浮上してきたのです」とチョラバトゥル氏は言っています。「政府は都市難民の大量流入問題を担当する機関を明確にすべきです」

「国際社会の支援を望むなら、トルコはもっと国際的人道支援の機関と協力し、また、外国メディアのキャンプ取材も規制しないことです。トルコのシリア人に対するオープンドア政策は正しいことです。しかし、トルコは、難民を社会に受け入れるために必要な政策を実施していません。UNHCRも、その役割である公的監視を行っていません」


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