トルコのトピックス

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EUとの契約で、難民の最初の一団がギリシャからトルコへ返送

2016年03月31日 | 国際
3月31日 3月合意に達したEU=トルコの契約によって、4月1日、移民の最初の一団がギリシャからトルコへ送り返されることになりましたが、難民の再入国手続きに関して未解決の問題もあり、契約の履行は遅れるかもしれません。

 Hurriyet

ギリシャとEU間では、難民何人を返送するか明確に決められていませんが、「ギリシャ・トルコ間では、4月4日に500人が返送される約束はできている」と、欧州委員会ソースが3月31日、AFPに語りました。この返送では、亡命を要請していないシリア人、アフガン人、パキスタン人が対象になるだろうと、当局は言い、これが、EU=トルコの契約によって行われる最初の返還だと確認しました。

現在、難民と移民が滞在しているエーゲ海の5島の中のどの島から返送が始まるのか、また、返送は海路か空路かも、当局はまだ特定していません。トルコは今月、財政的支援と、トルコ人のビザなし旅行と、EU加盟交渉を加速することと交換に、ギリシャに不法に上陸した移民・難民のすべてをトルコに返送することに合意しました。

最初の移民の一団の返送は、トルコからギリシャへ不法に渡った難民の数が多すぎるため、
遅れるかもしれません。冬の厳しい気象が終わり、海が凪いできた3月20日から30日までに、総計4197人の難民がトルコ経由でギリシアの島々へ不法に上陸しました。3月19日には、またべつの難民926人がギリシアに上陸して、その数は5000人になりました。

難民が集中するレスボス島やキオス島は難民が溢れ、レスボス島から難民2500人、キオス島から1500人がトルコへ送還されています
。ギリシア政府ソースは、難民の返還はおそらく、キオス島かレスボス島から始まるだろうと言っています。しかし、いつ、どこから、何人返送されるかは、まだ明確でないようです。


警察がアル・ヌスラ関連の容疑者16名を拘束

 3月30日、南東部アドゥヤマン県でジャブハト・アルヌスラと関係があると思われる16人が拘束されました。

 Hurriyet

対テロ警察隊が、30日早朝、憲兵隊とともに、20戸の住居を同時手入れしました。警察隊はアルヌスラに応募したと思われる16人を捕らえました。4人は現在逃走中。容疑者たちは病院で健康チェックを受けた後、取り調べのため警察署に送られました。

ジャブハト・アルヌスラは主としてシリアで活動しています。トルコは2014年以来、テロ組織と指定しています。トルコは最近、アルヌスラやイスラム国(IS)関連の戦闘員に対する対策を強化しています。これら組織のメンバーたちは、トルコ全土の都市にアジトをつくっています。


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治安の懸念でトルコを訪れる外国人ツーリスト減少

2016年03月30日 | 観光
3月30日 観光相が29日に発表したデータによると、トルコを訪れる外国人の数は、2月、この10年間で最多の10%まで減少しました。治安上の懸念が拡大し、トルコ経済の主要な収入源である観光収入に打撃を与えています。

 Hurriyet

トルコでは今年、爆発テロが続発しました。その中の2件は、トルコ最大の都市であり、観光の中心であるイスタンブルで、イスラム国(IS)が起こしたものです。1月には、イスタンブルの歴史的中心で自爆テロがあり、12人のドイツ人ツーリストが殺されました。今月は、イスタンブルで最もにぎやかなショッピング通りで自爆テロがあり、3人のイスラエル人と1人のイラン人がなくなりました。

イスラエルは今週、トルコを訪れている自国民に、できるだけ早くトルコを去るよう警告を出しました。観光省のデータによると、観光収入は2月、10.32%減少しました。これだけ減少したのは、2006年10月以来、初めてです。トルコの観光収入の大きな源だったロシアとの産業も冷え込んでいます。ロシア人ツーリストは今月は半分以下に減りました。ロシアとトルコの関係は、昨年、トルコがロシア機を撃墜して以来、悪化しています。

トルコに到着する外国人の数は、今年の1月2月、240万人になり、8.5%減少しました。日本人の到着数は、1月2月、58.5%減少、韓国は44%減少しました。トルコを訪れるヨーロッパ人ツーリストは、1月2月、7.7%減少しました。

トルコは5月から10月のピーク時に、全観光収入の70%を稼いできましたが、今年は観光シーズンを前にして、よい徴候は見られません。ドイツの旅行グループTUIは、トルコへの夏の休暇のブッキングは40%落ちたと言い、トルコにとっての第3の市場であるイギリスも見通しは不確かです。

有名な「トーマス・クック」も、「トルコの顧客の多くはスペインやアメリカやキューバを選んでいる。トルコに行く人はわずか」と言っています。エコノミストたちは、今年のトルコの観光収入はほぼ80億ドルになり、4分の1に減少するだろうと予想しています。


著名なジャーナリストの裁判をEU外交官が傍聴した

トルコの著名なジャーナリスト2人の、話題の裁判の第1回審問を、EU外交官たちが傍聴しました。EU報道官は外交官の傍聴を擁護し、このような監視はEU外交官の通常の仕事のうちだと主張しました。

 Hurriyet

「EU外交官は定期的に世界の裁判、とくにEU加盟候補国の裁判に、オブザーバーとして出席しています。従って、今回の傍聴も、最高の民主的水準を約束した国トルコでは、通常の仕事の一部です」と、29日、Maja Kocijancic EU対外安全保障政策報道官が声明で言いました。「EUは過去に、ジャーナリストが裁判前に長く拘留されたケースに懸念を表明しています」

ドイツ、イギリス、フランス、オランダ、カナダ、イタリア、ポーランドなどのEU外交官が、ジュムフリエット紙のジャン・デュンダル編集長とエルデム・ギュル・アンカラ支局長の裁判を傍聴し、ツイッターに法廷の外の映像とジャーナリストを支持するメッセージをシェアしました。

外交官たちの支持の表明は、トルコの大統領や外相を含む高級官僚に、憤りをもって批判されました。「EUは、加盟候補国であり戦略的パートナーであるトルコの立場を考慮し、司法の改革、表現の自由、メディアの現状を密接にフォローする。表現と報道の自由、批判的意見を発表できること、知らせる自由は、民主的な論争には本質的な要素である。自由で、多様な、独立したメディアは、情報や思想の自由な流通を容易にし、透明性と責任を確かにすることによって、民主的社会の基本のひとつになっている」とEU報道官は言っています。


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国境にトンネルを掘ってトルコに潜入したIS容疑者逮捕

2016年03月29日 | 国内
3月29日 3人のイラク人を含む9人のイスラム国(IS)メンバーが逮捕されました。ジハーディストの潜入や武器の搬入を防ぐために、トルコ政府が国境に建てた、高さ3メートルのコンクリートの塀の下に、彼らはトンネルを掘ってトルコ領内に潜入しました。

 Hurriyet

イラク人3人とシリア人1人のIS容疑者4人は、3月27日、南東部カフラマンマラシュ県のパザルジュク憲兵隊コマンドに拘束されました。彼らは塀の下にトンネルを掘って潜入しましたが、この塀はシリア国境沿いに、キリスの東からカルカムシュまで70キロつづいています。

容疑者たちは、パザルジュク・ナルル地区のアクス橋の入口で、バス内を捜索した憲兵隊に捕まりました。4人の容疑者はパザルジュクの裁判所に連行され、3人のイラク人は“テロ組織メンバー”として逮捕され、シリア人容疑者は未決で釈放されました。

また、車爆発テロの準備をしていた6人のIS容疑者が、南東部ガジアンテップで逮捕されました。報道によると、容疑者の1人は、2015年のアンカラのテロで逃亡中の容疑者たちと関係しているということです。昨10月10日のアンカラ駅近くのテロでは、平和活動家ら102人が死亡しました。

ガジアンテップの対テロ警察は、特別訓練を受けたIS戦闘員がトルコ領内で車爆発テロを準備しているという情報を得て、作戦を開始しました。4人のIS戦闘員が逮捕されました。その1人は2015年10月10日のアンカラの自爆テロに関与した容疑者たちと関係していると言われます。


エルドアン大統領が米多国籍企業25社トップに会うため訪米

エルドアン大統領が5日間アメリカを訪問し、「フォーチュンの100社のリストに入っている多国籍企業25社の経営者たちと会談し、トルコへの投資を促すでしょう。大統領はまた、「大西洋貿易・投資パートナーシップ」へのトルコの参加支持を要請すると思われます。

 Hurriyet

エルドアン大統領のアメリか企業歴訪は3月29日から始まります。大統領訪米の主たる目的は、ワシントンDCの「核安全保障サミット」に出席するためですが、アメリカのトップ25社の経営者に会うことも重要な目的です。

訪問する企業の名は治安上、発表されませんが、防衛、科学技術、財政、食料、化学、航空の企業と思われます。情報源によると、主要な議題は、トルコの投資環境とTTIPへ加盟の可能性でしょう。トルコのムスタファ・エルタシュ経済相は、大統領の訪米の準備として、先週、トルコで活動しているアメリカ諸企業の経営者たちと、イスタンブルで会いました。

「外国経済関係委員会」(DEIK)のジハド・ヴァルダン会長は、「アメリカの会談は、トルコ・アメリカ・ビジネス協議会(TAIK)とトルコ投資支援・促進局(ISPAT)の協力で組織された」と言いました。

この歴訪では、300人のガラ・ディナーが催されます。エルドアン大統領はディナー中、トルコへの投資に関するプレゼンテーションをすると思われます。プレゼンテーションはDEIKとISPATが行うでしょう。


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ドーアン・ニュースが2つの写真賞を受賞

2016年03月29日 | 文化
3月28日 昨年9月、トルコのボドゥルムの沖合で溺死した3歳のアイラン・クルディちゃんの写真が、トルコ・フォトジャーナリスト協会の「2016年報道写真コンテスト」で、「今年の報道写真賞」を受賞しました。撮影者はドーアン・ニュース記者ニリュフェル・デミルさん。

 Hurriyet

2015年9月2日になくなったクルディちゃんの、胸が痛む写真は、国内外に難民危機を伝える引き金となりました。とくにシリアからの難民の窮状に、ヨーロッパが行動を起こさないことに、多くの人々が怒りの声を上げました。

デミルさんはインタビューで、砂の上に横たわる子供の遺体に遭遇したとき、呆然としたと言い、自分にはジャーナリストとしての責務を果たす以外選択はないと考え、写真を撮ったと付け加えました。

DHAのフォトジャーナリスト、ウーウル・ジャンさんも、このコンテストの政治部門で受賞しました。ジャンさんは、エルドアン大統領が黒海岸の町リゼを訪れたとき、1羽のヤマウズラが大統領の頭に着陸した瞬間をみごとに映像にしました。

このコンテストには、2015年の事件を撮った4155点の写真が集まりました。コンテストは今年で31回になります。


イスラエル政府が在トルコ市民に危険回避のため帰国を勧告

 19日の自爆テロで3人のイスラエル市民がなくなりましたが、イスラエル政府は今後のジハーディストのテロの可能性を考慮し、在住市民にトルコを去るよう勧告しました。

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イスティクラル通りの聖アントニウス教会も、イースターには武装警官が警備に当たった。


「現在の旅行警告を、基本的な脅威から高度な脅威にグレードアップすることにした。トルコ旅行を避けるよう一般に勧告し、また現在トルコ在住の人は、できるだけ早く出国するよう勧告する」と、イスラエル政府が声明書を出しました。声明文はトルコのツーリストを標的にしているイスラム国の脅威を強調し、今後もテロが行われる可能性が大きいと言っています。

トルコとイスラエルの外交関係は緊張状態がつづいていますが、何千何万のイスラエル人が、毎年、トルコを訪れています。3月19日の、イスタンブルの中心イスティクラル通りで、1人の男が自爆したテロでは、3人のイスラエル人とイラン人1人が命を落とし、39人が負傷しました。


キリストのフレスコ画で観光客を呼ぼうと地元ムーラ県は期待

イエス・キリストと多くの聖者たちを描いたフレスコ画と、その周辺の岩墓でツーリストを呼ぼうと、南西部ムーラ県ヤターアン地区で、ジェオパーク・プロジェクトが進行中です。

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1500年昔の隠れキリシタンが描いたと考えられるフレスコ画を保護し、プロジェクトに役立てようという計画です。フレスコ画はムーラ県のハイウエイから1キロ、チネ・アドナン・メンドレデ・ダムの岸にあります。タルジャン・オーウズ副市長は、フレスコ画を公開すれば、訪問者も増えるだろうと言っています。

「初期キリスト教徒の祈りの場で発見されたフレスコ画には、イエス・キリストと聖者たち、子供たちの磔刑が描かれています。岩に描かれた絵は1500年昔のものです。人々はこの場所で、ひそかに祈っていました」と、オーウズ副市長。「ムーラ市とヤターアン区が共同でプロジェクトを行っていますが、近く完成するでしょう」


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厳戒態勢の中、トルコ全土でイースターが祝われた

2016年03月27日 | 国内
3月27日 3月27日、トルコのカトリック、アルメニア、プロテスタントのコミュニティが、宗教的マイノリティへのテロに対する警察の厳戒態勢の中で、トルコ全土でイースターを祝いました。

 Hurriyet

トルコ語で「パスカルヤ」というイースターは、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教徒の聖日です。イスタンブル、メルシン、ハタイ、イズミルのようなキリスト教徒の多い都市では、信者たちは教会のミサに列席したり、伝統的な活動を行ってイースターを祝いました。イスラム国(IS)やヒズボラなどのイスラミスト集団が、ユダヤ教徒やアレヴィーのようなキリスト教徒以外のグループを標的にするかもしれないという警告も出されました。

イスタンブルのイスティクラル通りの「パドゥアの聖アントニウス・カトリック教会」でも、3月27日、イースターの祝賀が行われましたが、教会の前には2人の武装警官が立ち、べつの警官が参列者の持ち物チェックをする厳戒態勢でした。

イズミル県セルチュク地区の「処女マリアの家」でも、イースターの説教が行われましたが、この教会のソコロウスキー司祭は「トルコの現状は承知しています」と言いました。「ですから、私は、人々がイースターに来るかどうか疑問に思っていたのですが、大勢の人々が参列してくれました。処女マリアの家はキリスト教徒だけでなく、ムスリムにとっても重要な場所です。イースターとこの家のおかげで、神が私たちに大きな祝福を与えてくださったのだと思います」

ソロコウスキー司祭はまた、治安部隊がこの家をとてもよく警備してくれたので、参列者たちはわが家にいるように安心して参列できたとも言いました。


トルコ=EUの契約で、エーゲ海の“人間運び屋”が影をひそめた

 エーゲ海岸の村人たちは、人間運び屋たちが深夜やってきて、シリア人やイラク人やアフガン人を車に詰め込み、細い道を走って近くの入江に向かうのを見聞きしてきました。

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「EUと合意する前は、何百人もの難民がここから海を渡っていった」と、50歳の漁師ハサン・バルジュさんは、カフェでカードをしながら言いました。「でも、いまはいなくなった」
エーゲ海岸の小村バデムリ村からギリシャのレスボス島までは10キロ、水平線に島影が見えます。しかし、いま、多くの移民や難民たちは、危険を冒して海を渡っても、すぐに送り返されることになって、ヨーロッパでの新生活の夢は消え去りました。

レスボス島に近いキュチュククユから、キオス島に近いチェシュメまで、海岸沿いの住民たちは、近頃は移民たちを見かけなくなったと言っています。ギリシアの島に不法に上陸する移民はすべて送還するというトルコ=EUの契約が有効になる3月20日前は、イズミルのバスマネ地区は“小シリア”といわれるほどシリア人でいっぱいでした。

移民たちは人間運び屋に、ギリシャへ渡るアレンジ料として、1人1200ドルずつ支払っていました。あるカフェのオーナーは、移民たちと運び屋たちが店内で値段交渉をしていたが、店内はいま、空っぽになったと言いました。

ダマスカスから来た難民アッサム君(18)は、両親は死んだと言い、イズミルに半年暮らしたが、ドイツに行きたかったと言いました。「いま、ぼくは実際、どうしたらいいのかわからない」と言って、シリア人の仲間とカフェにすわっていました。「イズミルでは食べるための金も得られない。ぼくたちは屈辱に耐えている」

彼の友人のイドリブから来たワダ君(20)は、内戦がつづいていても、シリアに帰ろうと思うと言いました。「砲撃と瓦礫と爆発の祖国でも、トルコで死ぬよりましだ」ダマスカスでITのスペシャリストだったという若者は、人間運び屋の手伝いをし、船に乗る人から50~100ドル取り、去年は1万~1万5000ドル稼いだと言いました。


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ISのメンバーの英国市民がアンカラで拘束された

2016年03月25日 | 国内
3月26日 アンカラ警察がイスラム国(IS)のメンバーであるイギリス市民1人を拘束しました。

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警察がM.A.と確認した容疑者は、3月25日、アンカラのアルトゥンダー地区のホテルで捕らえられました。

3月19日、イスタンブルの中心イスティクラル通りで自爆テロがあり、4人のツーリストが死亡、30人以上の地元民とツーリストが負傷しました。
2月17日にはPKKの分派グループがアンカラの中心部で行った自爆テロで、29人が死亡しました。
1月12日、ISがイスタンブルの観光の中心スルタナメット広場で行った自爆テロで、ドイツ人ツーリスト11人が殺されました。
2015年10月には、ISがアンカラで自爆テロを行い、平和行進中の人々100人以上を殺しました。
2015年7月20日には、南東部スルチ地区の文化センターで、IS戦闘員が33人の若い市民活動家を殺しました。


イスタンブル裁判所が「ジュムフリエット」編集長らの非公開審問を決めた

3月25日、イスタンブル裁判所は、「ジュムフリエット」のジャン・デュンダル編集長とエルデム・ギュル・アンカラ支局長の、論議を呼んでいるケースで、全裁判を非公開で行うことを決めました。

 Hurriyet
手を握り合っているデュンダル氏(左)とギュル氏


イスタンブル第14重犯罪裁判所で行われた、最初の審問の、最初の会議は終わりました。審問の判決はまだ発表されていません。裁判所はエルドアン大統領と国家情報局(MIT)を原告にするという要請も受諾しました。

最大野党・共和人民党(CHP)と人民民主党(HDP)の議員たち、ジャーナリストたち、商業団体の代表たちが、イスタンブルのチャーラヤン裁判所に入るデュンダル氏とギュル氏に同行しました。

「私たちは今日、ジャーナリズムを守るためにここへ来ました。私たちはここに集まり、まえと同じことを言いました。私たちは情報にアクセスする国民の権利を守ります。私たちは国民の権利を守って逮捕されました。その後、私たちは憲法裁判所の判決に従って、裁判前に釈放されました」と、デュンダル氏は裁判所の前で話しました。ギュル氏もジャーナリズムを守りつづけると誓いました。

「ジャーナリズムは犯罪ではありません。今日、私たちはジャーナリズムを防衛しなければなりません。私たちがしたことは、まさにジャーナリズムであると、憲法裁判所の判決は言いました。私たちは憲法裁判所の法を守るために、ここにいます。私たちは罪を犯してはいません」とギュル氏は語りました。


トルコ警察がイースターのテロ攻撃を警戒

トルコ警察はイースターの週末に、キリスト教徒やユダヤ教徒に対するテロ攻撃の可能性を警戒していると、26日、アナドルニュースが報じました。

 Hurriyet
イスタンブルのイスティクラル通りを警備する機動隊


警察は、3月27日のイースターにテロに警戒するよう、全国の教会やシナゴーグに警告を出しました。イスタンブルの中心街で、イスラエル人3人、イラン人1人を殺したイスラム国(ISIL)のテロ攻撃後、この警告が出されました。

この8か月、トルコで起こった6件の爆発テロの中の4件はISの犯行とされています。他の2件はクルド労働者党(PKK)の分派が犯行声明を出しています。ISのメンバーが教会やシナゴーグ、大使館、領事館を物色しているかもしれないと、警察は警告しています。

エルドアン大統領は3月26日、例年通り、キリスト教徒の祝日イースターに、お祝いのメッセージを送っています。「宗教や言語や民族に差別されることなく、自分の文化を自由に追求できることが、いまも昔も、基本的人権である」と大統領は言っています。


3月27日からサマータイムが始まる

トルコのサマータイムは3月27日から始まります。トルコ中の時計は午前3時に、1時間進められます。

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サマータイムは10月30日まで実施され、10月30日午前3時に、時計は1時間もどされます。サマータイム実施の主たる目的は、労働時間を日照時間に移動することによって、日光とエネルギーを節約することにあります。公務員の労働時間もサマータイムになります。

サマータイムは、とくに夕方のエネルギー需要を減少します。トルコのサマータイムの始まりと終わりは、ヨーロッパのサマータイムに合わせています。しかし、昨年は11月1日に選挙が行われたため、トルコのサマータイムはヨーロッパより2週間おそく、11月8日に終わりました。


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トルコ戦闘機が北イラクのPKK基地を爆撃

2016年03月25日 | 国際
3月25日 トルコの戦闘機が非合法組織クルド労働者党(PKK)の北イラクの基地を標的にした作戦を行ったと、参謀本部が発表しました。
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F-16とF-4の2020ジェット戦闘機計12機が、3月23日午後9時から9時半の間に、北イラクのハクルク、ハフタニン、アヴァシン、バシヤンのキャンプの、弾薬倉庫やシェルターを含む標的11か所を爆撃したと、参謀本部が発表しました。

トルコのジェット機は23日の朝も、トルコ領内と北イラクのPKKのキャンプを爆撃しました。


ISの化学攻撃を受けたテュルクメンをトルコが治療

今月初めのISの化学攻撃で火傷その他の障害を受けたイラクのテュルクメン14人が、3月24日、トルコの首都アンカラで治療を受けました。

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トルコ公立病院のムハムメド・バイラム博士は、2人の子供を含む15人の負傷者と、彼らに付き添ってきた7人が、北イラクのアルビルからアンカラに逃げてきたと言いました。「彼らには治療が必要と考え病院へ連れて行きました」

彼らは治療のために、ネムネ病院とギュルハネ陸軍病院に連れられました。彼らはほとんどの住民がテュルクメンの町タゼフルマトゥでISの攻撃を受け、3人は死亡、2人の女性は流産したと、現地から来た医療要員ハサン・アリさんは言いました。

1人のテュルクメンの女性は「負傷者は顔や手やからだに、ひどい火傷を負っている」と言いました。タゼフルマトゥで教員をしていたというイラク人は、ISは毎日攻撃してきたと話しました。活動家たちによると、2週間前の塩素ガス攻撃後、町の300人の住民の中の少なくとも30人は、ひどい火傷と呼吸困難で苦しんでいるそうです。


テロとロシアの制裁でトルコの観光と経済苦闘

イスタンブルの自爆テロと、ロシアとのケンカ、ロシアの中流階級の不景気 ー これらすべての要因が、トルコ観光産業の苦境を招き、それがトルコ経済にも拡大しています。

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イスタンブルの商店主たちにとっても、自爆テロ以来、開闢以来の憂鬱な状況になっています。「まるで商売になりません」と、外国人旅行者に人気の観光スポット、ガラタ塔近くの衣料店の店員が言いました。

「みんな神経質のなっているんです」と、イスタンブルの最もにぎやかな商店街で3人のイスラエル人とイラン人1人が殺されたテロ攻撃から数時間後、べつの店員が言いました。「前から悪くなっていた商売が、これ以上悪くなるなんて、もう考えられない」

1月、ブルーモスクのそばで、自爆犯がドイツ人ツーリスト12人を殺しました。ドイツはトルコを訪れるツーリストが最も多い国でした。エコノミストたちは、観光収入は、今年は4分の1まで減少し、8億ドルになるだろうと予想しています。

ドイツ人など裕福なツーリストが休暇の旅行先を他の場所に変えることが懸念され、また、トルコ観光の第2の市場だったロシアも、自国の経済危機と、11月のトルコによるロシア機撃墜以来の両国間の緊張のために、ツーリストは来なくなっています。観光省のデータでは、昨年トルコを訪れた全ツーリスト数は、わずか1.6%の減少でした。

しかし、通常なら全観光収入の70%を稼ぐ5月から10月のピーク期を前にして、よい徴候は見られません。残念ながら、トルコで多くの金を使う裕福な国のツーリストは、治安上の問題に最も敏感なのです。

「治安上の懸念は高収入のツーリスト・グループに最も大きい影響を与えています。彼らは旅行プランを容易に変更します」と、エコノミストのメフメト・ベシムオール氏は言っています。


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テロ攻撃後、潘基文・国連事務総長がイスタンブル市長と会談

2016年03月24日 | 国際
3月24日 ISのテロ攻撃はイスタンブルとブリュッセルを相次いで揺るがしましたが、24日、国連の潘基文事務総長がイスタンブルのカディル・トプバシュ市長を訪れました。

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イスタンブルを訪れた潘基文事務総長(左)とトプバシュ市長


会談は自ずから地球的テロ攻撃とシリア移民問題が主要な話題になりましたが、2人は、トプバシュ市長が現在会長を務める都市・自治体連合(UCLG)の共同プロジェクトも討論しました。

「テロは人間性を標的にしています。パリやアンカラやイスタンブルや、最近のブリュッセルのテロ攻撃は、人間性に対する脅威を示しています。トルコは、名目や目的はなんであれ、あらゆるテロに反対であることを、あらゆる場で声を大にして訴えています」と、トプバシュ市長は言いました。「トルコは、シリアから来た何百万人の人々を受け入れることによって、人間性は死んでいないことを世界に示しています」

2人はこの会談で、テロ攻撃に対する国連の新しい安全保障戦略について討論し、また、5月にイスタンブルで開催される国連の「人道主義サミット」の準備も検討しました。


「ブリュッセルの自爆犯はトルコから2度追放されていた」トルコ当局

「エルドアン大統領は、ブリュッセルの自爆犯の1人はトルコから1度追放されていると言ったが、彼は昨年、2度追放されていて、トルコ当局はヨーロッパ諸国に、彼を戦闘員だろうと疑っていると警告していた」と、3月24日、2人の政府関係者が語りました。

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「イブラヒム・エルバクラウイの7月の最初の追放は、彼は戦闘員らしいという警察の嫌疑が根拠でしたが、彼はトルコ国内で犯罪を犯していませんでした」と、政府関係者は言い、彼を退去させたのは“行政上の追放”と同じだと説明しました。

エルドアン大統領は、3月23日、「イブラヒム・エルバクラウイは、2015年7月14日にトルコから追放されたが、ベルギーは彼が戦闘員だという警告を無視した」と言いました。バクラウイは、ベルギーが3月22日のテロの実行犯と名指した兄弟の1人です。兄弟は2人とも攻撃で死んだと思われます。

もう1人の政府関係者は、ロイターに、「バクラウイは2015年8月11日に、2度目のトルコ入国をし、2週間後の8月25日、2度目の追放を受けている」と語っています。


「ヘプシブラダ」の「オンライン・バザール」が買物客に人気上昇

トルコのオンライン小売り業のリーダー「Hepsiburada.com」の新商売「オンライン・バザール」が、2016年初めの開業以来、ユーザーたちの関心を集めています。Hepsiburada.com の取締役社長ハンザデ・ドーアン・ボイネルさんによると、2000店以上の店が登録を申し込んだそうです。

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「Hepsiburada(なんでもある)」の社長ドーアン・ボイネルさん


「私たちは2015年から準備を始め、2016年に全面的に営業を開始しました。現在2000店が登録していますが、この数は確実に増加しています」と、ドーアン・ボイネル社長は言いました。「オンライン・バザール」では、商店は登録し、Hepsiburada.com の組織を利用すれば、どんな商品でも売ることができます。

また、買い手は、Hepsiburada.com の保証の下に、広範な製品を比較して買うことができます。トルコの銀行規制・管理局{BDDK}と新しい配送会社の認可を得て、消費者へのよりよいサービスのために、新しい支払システムが確立されたと、ドーアン・ボイネルさんは言いました。

「スピードは電子ビジネスにはとても重要です。商品は要求された日にちと時間に届くことが必要です。なので、わが社は、古いシステムの既成の配送会社に任せず、わが社自身が投資することにしました」と彼女は言いました。「販売と配送手続きを円滑にするために、オンライン・バザールに登録したすべての商店に代わって、支払いも配送も新システムが行います」

このビジネスのために、3500万ドルのセンターが北西部のゲブゼ地区に設立されました。「15万種以上のさまざまな製品120万アイテムが、センターに用意されています」とボイネルさんは言いました。


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なにを考えているんだ、このバカ男

2016年03月23日 | 国内
3月23日 多くの無辜の市民が死傷したベルギーのテロのニュースに、世界中の人々が胸を痛めているときに、飛び込んできた呆れたニュース。「IS参加志願の日本人の男がトルコで捕まった」

 Hurriyet
おまえ、ISに入って、自爆しろと言われたら自爆するのか?


3月22日、シリアのイスラム国(IS)に参加しようとしていた日本人の男が、南東部ガジアンテプ県のニジプ地区で捕まりました。M.M.と認定された男を憲兵隊が捕らえ、車の中を調べました。

Sabah
まあ、情けない姿だこと。こんなヘナヘナした男、ISも要りませんて。


容疑者は取り調べに、国境を超えてISに参加するつもりだったと供述し、電話であるシリア人と知り合い、ジハーディスト・グループに参加しようと思ったと言ったそうです。
男は裁判所の手続きが終わったら、国外追放されるでしょう。

・・・ホームグローンでもないのに、なんとまあ、物好きな・・・ではすまされない問題です。わかってんのか、バカ男。


「シリア国境でISの自爆犯が捕まった」トルコ軍が発表

 22日、自爆者を含む10人のイスラム国(ISIL)戦闘員が、シリア国境で捕まったと、トルコ軍が発表しました。

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不法にトルコに潜入しようとしていたIS戦闘員10人が、シリアと接するガジアンテプ県で捕まりました。自爆犯は爆発装置を身につけていました。


イスタンブルの総領事たちがテロ反対のデモ行進

駐イスタンブルの19か国の総領事と、イスタンブル市の3人の区長が、3月22日、イスティクラル通りでテロ反対のデモ行進をしました。イスティクラル通りは3月19日の自爆テロで、5人が死亡、30人余が負傷した場所です。

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19か国の総領事は、ベイオール区のミスバフ・デミルジャン区長、ファティフ区のムスタファ・デミル区長、エセンレル区のテフィク・ギョクス区長とともに、ガラタサライ広場を歩いた後、事件現場に向かい、犠牲者のためにカーネーションを捧げました。

19か国の総領事は自発的にこのデモを希望し、22日に実現しました、「これは“テロはNO”と世界中に訴える運動です。テロは容赦なく人間性を脅かします」デミルジャン区長は言い、ベルギーとの連帯を表明しました。

アンリ・マルク・ジョゼ・ヴァンティゲム駐トルコ・ベルギー総領事は、ブリュッセルのテロに対するトルコの支持に感謝し、テロを非難しました。「トルコ国民の支持と連帯のメッセージに感謝します。異なる国籍の人々がここで命を落としました。この通りが非常に国際的であるため、彼らはここを標的にしたのです。だから、私たちは団結して戦わなければなりません」

チャールス・フレデリク・ハンター駐イスタンブル・アメリカ総領事はテ、ロと戦う国々の団結を促し、トルコとベルギー両国に哀悼の意を表しました。 シャイ・シャバティ・コヘン駐イスタンブル・イスラエル総領事は、19日に3人の市民を失いましたが、こんな事件はこれで終わりになるよう望むと言いました。

「私はこの場でトルコ当局に感謝します。イスラエルの死亡者と負傷者双方に、トルコはあらゆる便宜を計ってくれました。私たちが花を捧げる場所に、2度とこんなことが起こらないよう祈ります」とコヘン領事は言いました。

3月19日の爆弾テロの現場で、総領事たちと区長たちは声明文を発表した後、近くのベルギー領事官を訪れました。ベルギー領事館はテロ攻撃後、閉鎖され、警官がビルの前で警備に当たっていました。


トルコでは労働者中の女性はたった30%

トルコ統計局(TUIK)が発表した年間収入と生活状況調査によると、トルコの労働者中の女性はたった30%でした。

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2014年のTUIKのデータによると、働く女性の53.9%は日給か時間給で雇われ、29.2%は賃金なしで家族と働いていました。女性の10%は自営で働き、6%は不定期に雇われていました。女性の雇用主は1.1%に過ぎませんでした。

働く女性は月平均1654リラ(およそ513リラ)稼いでいました。最高賃金はサービス部門で、平均1723リラ。農業分野の賃金が最も安く、1297リラでした。産業分野の女性は平均1404リラ。

このデータはまた、教育水準が報酬に直接的な影響を与えていることを示しました。高等教育を受けていない女性は月平均1000リラ以下、大学卒は月に2419リラ稼いでいました。


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ハッカーがイスタンブルの公共バスのモニターに侵入

2016年03月22日 | 国内
3月22日 21日朝、ハッカーがイスタンブルの公共交通機関のモニターに侵入し、通常のルート情報の代わりに、“Ekbar was here”というメッセージを流しました。

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市の主要な交通システムである「イスタンブル市電・地下鉄社」(IETT)が運営するバスや電車のモニターに出たメッセージを見て、イスタンブルの乗客たちはびっくり。

また、午前7時20分、IETTのウエブサイトが見られなくなって、ユーザーたちはびっくり。午前9時にはまた、見られるようになったそうです。IETTはイスタンブルの1400万の住民が利用しています。


トルコ国境で5人のIS戦闘員が捕まった

3月20日、国境を超えてトルコに潜入しようとしていた、外国籍のイスラム国(ISIL)戦闘員5人が捕まったと、治安ソースが言いました。

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トルコ・シリア国境は900キロもあるのです


南部ハタイ県ギョレンタシュ国境の治安部隊がパトロール中、3人のIS戦闘員を発見、拘束しました。彼らはシリアからトルコに不法に侵入しようとしていました。また、南東部ガジアンテプ県エルミシュ国境でも、トルコ・シリア国境を不法に越えようとしていた2人のIS戦闘員を、警備隊が拘束しました。戦闘員の1人は女でした。

容疑者たちは憲兵隊に引き渡されました。IS戦闘員を捕らえるための国境の警戒態勢は強化されています。捕らえられた戦闘員たちは、トルコ国内の、人の多い場所でテロ攻撃を実行しようとしていました。


ブリュッセルのテロでトルコ市民1人が負傷した

22日のブリュッセル空港のテロの負傷者の中に、トルコ市民が1人いました。

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ブリュッセル空港で働いているトルコ人職員が、仲間が負傷して、ルーヴェン病院にいると言いました。ブリュッセル空港とマールベク地下鉄駅のテロで、少なくとも34人が泣か鵜なりました。


エルドアン大統領令嬢がエンジニアと婚約した

エルドアン大統領令嬢シュメイエ・エルドアンさんが、3月20日、イスタンブルのボスフォラス海峡沿いのタラブヤ・フベル館での家族会で、セルチュク・バイラクタル氏と婚約しました。

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婚約式は厳重な警戒の下に行われ、メディアは近寄れませんでした。ゲストはチェックを受け、午後2時から3時の間に数台の車がタラブヤ・フベル館に入りました。バイラクタル氏は防衛産業のエンジニアで、彼の会社は無人機を生産しています。

2人の婚約式は3月12日に予定されていましたが、バイラクタル氏の父オズデミル・バイラクタル氏が心臓病で入院したため、延期されていました。メディアは今月初めに、シュメイエ・エルドアンさんとセルチュク・バイラクタル氏が結婚を決めたことを報じていました。

シュメイエさんはアメリカのインディアナ大学で社会学と政治学を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を所得しています。セルチュク・バイラクタル氏が、父親のオズデミル・バイラクタル氏と彼の2人の兄弟とともに経営する会社「バイカル」は、トルコ軍や諸外国のために無人機を開発しています。

セルチュク・バイラクタル氏は2002年、イスタンブル工科大学を卒業し、ペンシルヴァニア大学とマサチューセッツ科学技術研究所で修士号を取っています。また、ジョージア科学技術研究所からPhD を受けています。


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