トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「乳ガン注意月間」でガラタ塔がピンクに

2013年10月31日 | 国内
10月31日 イスタンブールのランドマークとも言うべきガラタ塔が、10月30日、「乳ガンに注意する月間」のイベントのひとつとして、ピンクに照明されました。
このイベントを組織した「MEMEDER協会」は、「早期発見が生命を救う」と書いたピンクの腕輪を配っています。

 Hurriyet

この20年間、10月は「乳ガン注意月間」とされてきました。
トルコの乳ガンの問題は、発見が遅れて死に到る率が高いことです。
「私たちは皆さんが早期発見されることを願っています」と、「MEMEDER協会」のヴァヒット・オズメン代表は言っています。

このイベントのスポンサーは「ジェネラル・エレクトリック」。ピンクの照明は3日間つづきます。
ソシアル・メディアで“Galata Pembe Oluyor”(ガラタはピンクになる)というタグつきのメッセージを発信すれば、メッセージ1本ごとに、イベントのスポンサーGEがMEMEDER協会に1リラ寄付するそうです。

・・・乳ガン体験者として私もひとこと。乳ガンの発見が遅れて転移し、なくなる方は大勢います。でも、早期発見し手術すれば完治します。私も温存手術後18年、元気に生きています。


マルマライ・トンネル、初日からトラブル

29日は開通式、30日から一般乗客が詰めかけたマルマライ海底トンネル、停電で一時停止状態になったそうですが・・・。
トルコ国鉄(TCDO)は一時停止は乗客が緊急ボタンを押したのが原因だと主張しています。

 Hurriyet
写真は乗客が撮ったもの


「列車が止まったのは、乗客が緊急ボタンを押したためです」とTCDOは声明を出しました。
「昨日、操業はじめたとき、マルマライは異常な混雑でした。市民の方も不必要な乗車はやめていただきたい」
終点についても降りないで乗っている人もいたとTCDOは言っています。

エルドアン首相も、新しいトンネル・システムをためしてみようと、緊急ボタンを押して、車内からツイッターしている人を非難しました。
マルマライが停車すると、人々は電車を降り、次の駅まで歩いて、写真を撮ってソシアル・メディアで流したり。

ビナル・ユルドゥルム運輸相は、マルマライの停電は市内の主要な電気システム全般の問題が原因だったと主張しました。
マルマライの停電はないという話だったが、と尋ねられたユルドゥルム運輸省は、電気は市の送電網とつながっているのだから、マルマライはどうしようもないと言い、「ソシアル・メディアはゴシップ・メディアになった」と言いました。

 Hurriyet

停電中、乗客が撮った写真がレポーターに渡りました。
また、ヨーロッパ側のイエニカプからシルケジへ行こうとして、アジア側のウスキュダルへ連れて行かれてしまった人もいました。ボスフォラスをフェリーで渡って、シルケジへ戻らなければならなかった人もいたそうです。

TCDOは「予想外の混雑」のため、シルケジ駅に止まれなかったと説明しています。
午後になって、鉄道の職員は記者とカメラマンを駅から締め出しました。

政府とイスタンブール市はマルマライを信頼していますが、工事を急ぎすぎて、安全性がおろそかになっているのではないかとか、そもそもマルマラ海は地震地帯なのに、そこに海底トンネルを造るのがよくないという根本的な批判もあります。

・・・私は日本の技術を信じることいしています。危険というのなら原発のほうがよほど危険でしょう。


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安倍首相も出席してマルマライ海底トンネル開通式

2013年10月30日 | 国内
10月30日 イスタンブールのアジア側とヨーロッパ側を結ぶマルマライ海底鉄道トンネルは、政府の多くの大プロジェクトの最初の実現として、29日、ついに開通しました!

トルコ共和国建国90周年に合わせた開通式には、トルコのアブドゥラ・ギュル大統領、レジェップ・タイイップ・エルドアン首相、日本の安倍晋三首相、ルーマニアのヴィクトル・ポンタ首相、ソマリアのハサン・シェイク・マフムド大統領ほか多くの外国要人も出席しました。

 Hurriyet

式典でギュル大統領は政府のビジョンと信念によってマルマライは実現されたと言いました。
「大きなプロジェクトが実現されました。次はさらに大きなプロジェクトに着手します」

エルドアン首相は、これは巨大プロジェクトの第一歩に過ぎないと言いました。首相はスピーチの冒頭で、“民衆に奉仕する”ことに重きを置く政府の政策を、1453年イスタンブールを征服したスルタン・メフメットの政策になぞらえました。

「誕生というものはすべて苦痛を伴います。われわれは耐えました。そしていま、われわれはこの幸せを味わっています。神に感謝しましょう」と首相は言いました。

全長約76キロ、4分間で両大陸を結ぶこの鉄道システムは、1日100万人を輸送できます。今日の開通はそのごく1部分に過ぎません。この路線を6万キロの近郊線がサポートします。

Hurriyet
中央にギュル大統領。エルドアン首相と安倍首相の顔も見えます。


首相はまた、公正発展党(AKP)がこの11年間で果たした業績を誇らしく語りました。
「わが党は、6100キロだったわが国の道路を、11年間で17000キロ延長しました。投資も増やしました。
わが党が政権をとったとき26しかなかった空港は、いま50を超えています」

交通プロジェクトはAKP政府だけが行なったものではないと首相は言いました。
「わが党は同胞愛、統一、団結、公正、平等、民主主義によって、わが国をより強固に構築しました」

マルマライは両大陸を結ぶだけではなく、100年来の夢の実現でもあると、エルドアン首相は言いました。
トンネルのアイディアは1860年、オスマンのスルタン・アブデュルメジトが最初に思いつきました。しかし、当時はそれを実現する技術がありませんでした。

「153年来の夢を実現するこのプロジェクトを、幸運にもわが政府が実現しました」
とギュル大統領は言いました。


東京ーイスタンブールーロンドンのビジョン
エルドアン首相の前に、日本の安倍首相が、東京を出てイスタンブールを通りロンドンへ行く高速列車の夢を語り、聴衆とエルドアン首相から賞賛を受けました。
「東京ー北京ーロンドンーウシュクダルですね。マルマライは北京、東京、ロンドンの兄弟たちすべてのプロジェクトです」とエルドアン首相は安倍首相に応えて言いました。

安倍首相はまた、トルコと日本の暖かい関係を強調し、友好的なメッセージをくり返しました。
「トルコの皆さんは歴史と伝統を大切に守って前進してきました。アジアの東から来た者たちとして、アジアの西にいる皆さんが抱える問題をよくわかっています」

式典にはジェミル・チチェキ国会議長、イスタンブールのカディル・トプバシュ市長とヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事、ビナル・ユルドゥルム運輸相も参列しました。


 「安倍首相の訪土は両国の強い結束を示した」日本の内閣審議官

日本の安倍首相が海底トンネル開通式のための訪土は、両国リーダーの強い結束を示すものとなったと、谷口智彦内閣審議官が28日、トルコの記者団に語りました。
「この訪問はトルコと日本の結束だけでなく、日本の安倍首相とトルコのエルドアン首相の関係を示すものだ」

 Hurriyet

2020年のオリンピック開催が東京に決まったとき、日本の首相は「トルコの首相の祝福にいたく感動した」「安倍首相は開通式出席の約束を果たさなければならないと決意した」と谷口審議官は言いました。

トルコと日本はそれぞれ「中東と極東を安定させている国」であり、安倍首相はスピーチの中で「トルコと日本をアジアという鳥の2枚の翼」にたとえたと、谷口審議官は言いました。

・・・安倍首相のスピーチは谷口審議官が書いているそうです。


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女性議員がスカーフ被って国会へ

2013年10月28日 | 国内
10月29日 現政権・公正発展党(AKP)の2人の女性議員が、スカーフを着用して登院すると、それぞれ声明を出しました。
どんな結果になるかは、野党、とくに最大野党・共和人民党(CHP)の反応にかかっています。

 Hurriyet
スカーフ着用で登院すると思われるギュライ・サマンジュ議員


カフラマンマラシュ選出のAKP議員セヴデ・バヤジト・カチャルさんと、同じくAKPのコンヤ選出議員ギュライ・サマンジュさんは、週末、べつべつに声明を出して、まもなく議会にスカーフ着用で登院すると発表しました。
カチャル議員は10月26日、「サバー」紙に、「10月31日、スカーフ着用で登院する」と正確な日にちを告げました。

カチャル議員も、サマンジュ議員も、最近、メッカ巡礼を果たしたそうです。

最近発表された「民主化パッケージ」の一環として、政府が女性公務員のスカーフ着用禁止令を廃止してから、議員がスカーフ着用で国会に登院するのを認める政府の規制に議論が起こっています。


「マルマライはトルコと日本の友情の象徴」と安倍首相

安倍晋三首相は、日本が大きくかかわって築かれたマルマライ・トンネルは両国の友情の新たなシンボルになるだろうと語りました。
「このプロジェクトは日本のハイテクとトルコの経験豊かな労働力のおかげで完成した」と安倍首相はHurriyet 紙の紙上インタビューで言っています。

 Hurriyet
この写真は安倍首相の前回のトルコ訪問のとき。「日本・トルコ・ビジネス委員会」のアンカラの会合で、エルドアン首相と。


「来年はトルコと日本の外交関係90周年になります。このプロジェクトが両国の友情のシンボルになることを願います」

開通式を前に、安倍首相は、イスタンブールのアジア側とヨーロッパ側が結ばれるプロジェクトはまた、両大陸を結ぶ意味も深いと言いました。
日本人はマルマライ・トンネルのほとんどすべての段階で大きな役割を果たしました。このプロジェクト終了後、財源の実質的な分は93億トルコリラ(45億ドル)になる予想ですが、これは日本の国際協力銀行(JBIC)が供出しています。
欧州投資銀行(EIB)もこのプロジェクトへのファンドを分担していますが、大部分はJBICが出しています。

安倍首相は、日本はこのプロジェクトの実現のために、JBICとトルコが財政協定に調印した1999年以来、14億5000万ドル以上を費やしたと言いました。

日本がトルコの巨大プロジェクトにかかわるのは、これが初めてではありません。イスタンブールのファティフ・スルタン・メフメット橋と建設中の高速道路、イズミル湾を通る橋も日本が大きくかかわっています。

安倍首相はまた、日本の企業はトルコ政府が近い将来、開発を考えているプロジェクトに参入したいと思っていると語りました。

最後に安倍首相は、2020年のオリンピック開催で東京が勝利したことにも触れ、発表があって最初に私をハグしてくれたのはエルドアン首相だったと言いました。


「わが政府は無神論者の権利だって守る」エルドアン首相

 エルドアン首相が「わが政府は無神論者の権利だって守る。宗教や民族による差別はない」と誓いました。
「われわれはあらゆる民族集団に対して同等の距離を保っています。わが政府は皆さんに同じレベルで奉仕します」と、10月27日、エルドアン首相は,東部ヴァン県でのAKPの大集会の開会式で演説しました。

 Hurriyet

「私たちは宗教的ナショナリズムは望んでいません。換言すれば、ムスリムの法、キリスト教徒の法、ユダヤ人の法、そして無神論者の法といえども守ります」と言い、公正発展党(AKP)はそれを目標に動きはじめたと力説しました。

宗教や民族がどうあれ、この国のすべての人々に奉仕するのが政府の義務だと、首相は言いました。
「東部も西部も差別はありません。私たちは神に助けられ、バランスを保ってゆきます」

首相は、2007年から限定的に礼拝ができるようになったヴァン県アクダマルのアルメニア教会にも触れ、わが国のすべての集団がそれぞれの宗教上の務めを行なえるようにすることが政府の義務だと言いました。
「全国の皆さんの礼拝の機会を守ることが国家の義務です。私はそれを、イスラムの、人道的、良心的、法的義務として行ないます」


ロシア機がトルコ空域に接近。トルコ機が妨害

トルコのジェット機が黒海上空でロシアの軍用機の進路妨害したと、10月28日、トルコ軍参謀本部が発表しました。

トルコのトラキア地方クルクラレリ県海岸の沖合いの国際空域で、トルコ軍機はロシア機の“空域侵犯”を阻止するために進路妨害したと、参謀本部が声明を出しました。

 Hurriyet

最初の事件があって4日後、またべつのロシア機をトルコ軍が黒海上空で進路妨害しました。
トルコのF-16ジェット機4機が発進し、ブルガリア国境からグルジア国境までの黒海沿いでロシア機を監視したと、声明は言っています。

「アクヒサルを午後12時14分に離陸したジェット機は、バルトゥンまでロシア機の航路を監視し、午後13時10分、メルジフォンを離陸した他の2機に任務を引き渡した後、基地に帰った。トルコ機はロシア機がホパとアルトゥヴィンの沖合いのトルコ空域を去るまで監視した」

監視飛行は3時間つづきました。ロシア機がなぜトルコ空域に接近したのかはまだ明らかではありません。


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「マルマライ海底トンネルは堅牢にして安全」と運輸相

2013年10月27日 | 国内
10月28日 トルコ共和国建国記念日の10月29日に開通式を予定しているイスタンブールの大マルマライ・トンネルは、将来の地震に対してイスタンブールで“最も安全な建造物”になったと、10月23日、ビナル・ユルドゥルム運輸相が記者団に語りました。

 Hurriyet
写真は建造工事中のマルマライ・トンネル。10月29日、開通式の予定。


ユルドゥルム運輸相はエルドアン首相とともにコソヴォから帰国する飛行機内で記者団に語り、「カンディリ地震観測所」と「ボアジチ大学地震研究所」のレポートにも言及しました。

運輸相はマルマライ・トンネルの安全性に対する懸念に応えて、「トンネルは地震の断層線と平行にマルマラ海中を走っており、それがリスクを減少させている」と言いました。

「マグニチュード9~10という地震があれば、トンネル内で水漏れが起こるかもしれないが、“災害シナリオ”としてその準備はできている」と、ユルドゥルム運輸相。
「トンネル内に漏れてくる水を防ぐために、トンネルの両サイドの2つの扉が自動的に閉まる」

運輸相はまた、「10月29日のオープンで使われる部分の電気・機械(E&M)系統はすべて準備整っている」と言いました。
列車はイスタンブールのヨーロッパ側カズルチェシュメを発ち、13.5キロを走って、アジア側のアイルルクチェシュメ駅で地下から出て、ソーウトゥルチェシュメに着きます。

まもなく高速列車2線がマルマライ・ルートと合流し、市内に63キロの交通網ができあがります。

このプロジェクトの最大の障害は、イエニカプで発見された4万点の出土品でした。これら出土品は運輸省および他の省庁の助力で移動されましたが、予算の問題もあって収納場所は論議中です。

・・・アベさん、ずる~い! 真っ先に乗りに行っちゃってえ。 私だって乗りたいのに~


フェティエに遊牧民博物館がオープンした

フェティエで1人の観光マネジャーが、南トルコ社会の重要な一部だった遊牧民生活に光を当て、2500点の品々を展示した、トルコ初の遊牧民博物館を造りました。
博物館は入場無料、エンヴェル・ヤルチンさんは、「この博物館は皆さんにこの地方の遊牧民について知っていただくのが目的」と言っています

 Hurriyet

「過去を忘れてはいけないと思います。私は遊牧民生活がこの博物館で生きつづけることを望んでいます」とヤルチンさん。
やるチンさんはフェティエのカルグ村で、自分が経営するレストランの庭にコレクションを展示していましたが、アンカラでアタテュルクの霊廟と独立戦争博物館を見たとき、博物館を造る決心をしたそうです。

近代化の波で、遊牧生活は必然的に衰退してきていますが、いまもアンタリヤ周辺とタルスス山脈の東端で見られます。
ヤルチンさんは昔の農具類をムーラ、イズミル、アンタリヤ、ウスパルタ、ブルドゥル、キュタヒヤなどトルコ各地から集めました。ヤルチンさんは展示品の収集の15年かけたそうです。

見学者の半分はフェティエを訪れる外国人です。見学者は増えているそうですが、ヤルチンさんは見学者が10万人に達するのを目標にしています。
 
・・・遊牧民、もうほとんどいないというけど、まだ少しいるんですね。昔は車で山越えすると、遊牧民のテントを見ましたけど。
  

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「シリア難民の受け入れでトルコを支援すべきだ」フランス大統領

2013年10月26日 | 国際
10月27日 フランスのフランソワ・オランド大統領がEU諸国に、シリア難民が逃げ込んでいる近隣諸国への支援を強化するよう促しました。
「難民がキャンプを出てヨーロッパに大流入してくるのを防ぐために支援するべきだ」とオランド大統領は10月25日、ブリュッセルでの難民に関するサミットの後で語りました。

 Hurriyet

「難民を受け入れつづけているトルコ、ヨルダン、レバノンにもっと支援を提供する必要がある」とオランド大統領は言いました。
「われわれは早急に準備し行動しなければならない」と、オランド大統領はリベラシオン紙に語り、シリア難民がヨーロッパに大流入する可能性を指摘しました。

「イタリアのラムペドゥサ島の沖合で地中海に沈んだ2隻のボートのような悲劇をくり返さないために」とオランド大統領は語り、これはリビアの状況より先にすべき問題だと言いました。

2011年3月、シリアで内戦が始まってから、200万以上の難民がシリアを逃げ出しています。トルコは50万の難民を受け入れ、その多くはキャンプとシェルターにいます。
トルコ外務省によると、4万5000人のシリア人生徒が学校に入学し、5000人の赤ちゃんがトルコ国内で生まれています。

国連によると、難民として暮らしている200万人のシリア人の他に、425万人の人々が荒廃した国内で故郷を追われています。
家を失った人の数は、シリアの戦前の人口2080万人の3分の1になります。


バルトロメウ総主教がアタテュルクの改革のために祈った

ギリシア正教のバルトロメウ総主教が10月24日、テッサロニキの「アタテュルクの家博物館」を訪れ、近代トルコの創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの改革の継続を祈ったと語りました。

 Hurriyet
バルトrメウ総主教と随行した聖職者たちはテッサロニキで「アタテュルクの家博物館」を訪れた


「私たちはテッサロニキで共和国創設者の修復された家を訪れて幸せです。私たちは偉大なる神に、アタテュルクの改革の継続と、彼が言った“家庭に平和、地上に平和”を祈ります」と、バルトロメウ大主教は「アタテュルクの家博物館」の訪問者ノートに書きました。

バルトロメウ総主教と随行した10人の聖職者は、13か月の修復の後オープンされた博物館を訪れました。
博物館訪問前、総主教は、テッサロニキのトルコ総領事館を訪ね、トゥールル・ビルテキン総領事に会いました。

「私は外国へ行くと必ずトルコ大使館とギリシア大使館を訪れますが、総領事は訪れません。しかし、あなたは例外として、お訪ねしました」と、バルトロメウ総主教は会見中、ビルテキン総領事に話しました。

ビルテキン総領事は、総主教には2000年にロンドンで会って以来だと言い、総主教の訪問を“名誉に思う”と話しました。「訪ねてくださる方に好意を抱くのは当然のことです」


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96歳の元トルコ大統領、クーデターの罪で終身刑

2013年10月25日 | 国内
10月26日 1980年9月12日のクーデター裁判を担当している検事が、生存する2人の当時の指導者エヴレン将軍とシャヒンカヤ将軍に終身禁固刑の判決を下しました。

 Sabah
軍事政権時代のリーダーたち


コジャマン検事は25日、ケナン・エヴレン将軍とタフシン・シャヒンカヤ将軍に、1980年9月12日、政府を転覆させるクーデターを起こし、軍事政権を指導したとして終身刑を要請しました。

トルコ第7代大統領でもあったケナン・エヴレン将軍とシャヒンカヤ将軍は、2人とも健康状態のため入院中なので、ビデオを通じて審問に応じました。

流血のクーデターといわれるこの事件の裁判は2012年4月に始まり、エヴレン将軍とシャヒンカヤ将軍は憲法を変更または廃棄し、国会の使命を覆えそうと試みたとされています。

・・・エヴレン将軍は大統領辞任後はエーゲ海岸で絵を描いて暮らしていたとか。96歳のご老体をいまさら裁かなくても、自分のしたこと、考えたことは本人がいちばんよく知っています。ご老人を裁くのは検事でなくアッラーにおまかせしたほうがよいと思いますが・・・。  


   エーゲ海岸に大理石の腕輪の交易センターがあった

中央アナトリアのエスキシェヒル県イニョニュ地区のカンルタシュ古墳で、6000年昔の大理石のブレスレットが出土し、ここが昔、ブレスレットの交易センターだったことがわかりました。

 Hurriyet

「われわれは地下10~15メートルに埋っていた建造物を掘り出しました。この建物に使われた資材は伝統的なアナトリア建築を示しています」とアナドル大学考古学部のアリ・ウミット・テュルクジャン準教授は言っています。

「われわれは初期銅器時代の大理石のブレスレット30個以上と、それをつくった道具を発見しました。カンルタシュは大理石のブレスレット交易のセンターだっと思われます」

・・・大理石の腕輪って結構、重いし、邪魔だと思いますが、古代人はオシャレのために重たいのがまんしていたんでしょうか。


   「大学はもっと外国の学者・学生を受け入れよう」ギュル大統領

トルコの大学は外国の学生や学者のために、もっとドアを開くべきだ」とギュル大統領が、自身の名のついたアブドゥラ・ギュル大学でスピーチし、外国との学術的交流を促しました。
「私は“高等教育委員会(YOK)”に、躊躇することなく、もっと外国の学者や学生を受け入れるよう言いました」とギュル大統領は言いました。

 Hurriyet

10月25日、大統領は故郷カイセリのアブドゥラ・ギュル大学でスピーチし、「私は、各大学が独自に外国の留学生を入学させられるように、外国人学生の定員制を廃止することを考えています」と言いました。

トルコの高等教育制度では、各大学と学部が入学させられる外国人学生の数はYOKによって定められています。しかも、外国人学生受け入れの認可は、トルコ政府が行なうことになっています。

トルコの大学はもっと自信を持って、国際レベルで競合して欲しいと大統領は言い、また、外国の学術サークルでなにが起こっているかも密接にフォローする必要があると力説しました。

根本的改革の必要
大統領はまた、大学の学術的水準を上げるために、高等教育の“緊急かつ総合的”改革を求めました。

「トルコはさまざまな分野で改革を行なっているが、教育、とくに大学の根本的な改革を急がねばなりません」
目標は世界のどこででも働ける卒業生を送り出すことだと、彼は強調しました。

「学生たちは私に“大統領は私たちになにを望んでいるか”尋ねました。だから、私はみなさんが、カイセリでも、トルコのどこでも、世界のどこでも働ける人間になることを望んでいると答えました」


   「ときどきダイアリー」ヘ

















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































、25日、ビデオを通じて審問に応じました。

流血のクーデターと言われるこの事件の裁判は、2012年4月4日に始まり、エヴレン将軍とシャヒンカヤ将軍は憲法を変更または破棄し、国会の使命を覆したとされています。

   ・・・エヴレン将軍は大統領辞任後はエーゲ海岸で絵を描いて暮らしていたとか。自分のしたこと、考えたことは本人がいちばんよく知っています。いまさら97歳のご老体を裁くのはいかがなものか、と私は思いますね。ご老人の裁きは検事でなくアッラーにおまかせを。


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聖トリアーダ教会周辺の修復で、ギリシャ人社会内部に亀裂

2013年10月24日 | 国内
10月25日 聖トリアーダ・ギリシア教会周辺の修復プロジェクトで、イスタンブールのギリシア人コミュニティ内部に亀裂が生じたようです。
133年の歴史を持つ聖トリアーダ・ギリシア教会は、イスタンブールの中心タクシム広場にありながら、周囲を小さな軽食店にかこまれています。

 Hurriyet
ドネルやハンバーグの小さな店に囲まれた聖トリアーダ教会


エルドアン首相が「この歴史的建物はそれにふさわしい眺めを取りもどすべきだ」と発言したため、“周辺のクリーンアップ”が国家的議題になりました。
「バルクル・ギリシア財団」はエルドアン首相の訪問前に、いくつかの問題を合意しておくために、10月3日、軽食店の店主たちと会議を持ちました。

しかし、「聖トリアーダ財団」は「バルクル・ギリシア財団」がこの問題を扱うことに反対で、バルクル財団はギリシア人コミュニティを代表する法的資格はないと主張しています。

「率直に言えば、われわれのコミュニティにとって非常に重要な問題が、第三者と、われわれと法的に対立している食堂の店主たちによって討論されるのは非常に心外です」と、「聖トリアーダ財団」の代表ヨルゴ・パパリヤス氏は言いました。

「法に反して教会のエリアを使っている食堂の店主たちが会議に呼ばれているのに、われわれは呼ばれていません」

彼らはプロジェクトをオープンしていますが、教会のエリアの“クリーンアップ”はただちに行なわれるべきです。小さな店舗が教会の基礎にダメージを与えているのです」とパパリヤス氏は言っています。

・・・確かに、あの軽食店は教会の美観を損ねていますが、あのお店がぜんぶなくなっちゃったら、ちょっと寂しいですね。


遺跡に指定されたエーゲ海の村は不満いっぱい

イズミル県チェシュメ地区のイルドゥル村は考古学上の遺跡に指定されたため、村人たちは自分の家に釘1本打てなくなってしまいました。
長い間、当局とトラブルをくり返してきた村人たちは、新婚カップルが新しい家を建てることもできないと不満いっぱいです。

 Hurriyet

イルドゥル村は古代ローマのエリュトゥライに位置し、1985年、「文化・自然遺産保護委員会」によって考古学的遺跡に指定されました。
それ以来、100人ほどの住民は新しく建築することも、小さな修繕をすることも禁じられて不満を抱えています。

村人の1人、ムハッレム・メテさんは「私たちは家を建てることができません。厳罰になりますからね」と言いました。
メテさんは長い努力の結果、家の修繕の許可を得ました。「許可を得て修繕したのに、私は訴えられ、多額の罰金を払わされました。執行猶予つき禁固2年の判決を受けたのですよ。5年以内に有罪になったら、私は禁固2年です」

「ウチの屋根が水漏れしたら、どうすればいいのですか。考古学的遺跡になって、私たちはみな困りきっています。息子2人はイズミル市内に引っ越して行きました。
私たちは没収された畑の代わりの土地をもらえると聞いていたのですが、進展はありません」

60歳の村人アスム・アルパジュさんも、農業で暮らしていましたが、農地は没収されてしまったと言いました。「私たちはどうして暮らしてゆけばよいのか。自分の畑が売られてしまうことが心配なのです」

漁師のヴェダト・トゥムチンさんは「村人の半分は漁業で暮らしています。港が狭いので、新しい港を使いたいのですが、遺跡だということで許可されません。
狭い港の中で船の場所取りでケンカが起こっています。嵐が来ても、船を港に入れられないのです」と言っています。


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政治的緊張で若いユダヤ人がトルコを去ってゆく

2013年10月24日 | 国際
10月24日 現在トルコに住むユダヤ人は1万5000人。トルコとイスラエルの関係悪化でプレッシャーを感じ、若いユダヤ人たちが国外へ移住しはじめているそうです。
トルコ政府のイスラエルに対する厳しい声明が引き金となって、トルコの若いユダヤ人がアメリカやヨーロッパに移住しはじめたと、イスラエルの「トルコ・ユダヤ人協会」のネシム・ギュヴェニシュ副議長が言いました。

 Hurriyet
写真はイスタンブールの歴史的なネヴェ・シャロム・シナゴーグ


「トルコとイスラエルのネガティブな関係はマーヴィ・マルマラ事件前からのことで、エルドアン首相とイスラエルのシモン・ペレス大統領との、例のダヴォスでの1分間のケンカで、さらに悪化しました」と、ギュヴェニシュ副議長は言っています。

ギュヴェニシュ氏自身も、1981年、イスラエルに移住した8万人のトルコ・ユダヤ人の1人です。彼が移住した第1の理由は、1970年代後期のトルコの政治的緊張の中で、2人の子供に不安を感じたためだそうです。

「子供たちが大学で左翼その他のグループからプレッシャーを受け、大学に行きたくないと言うので、イスラエルの大学に行かせ、その後、私たちも移住することになりました。最初の2年間は、ことばの点でも苦労しましたが、後悔はしませんでした」

ギュヴェニシュ氏はまた、ユダヤ人に対するトルコの現在の指導者たちの意見に不安を感じると言っています。
かつてイスラエルとトルコは良好な関係にありましたが、いまイスラエルのビジネスマンたちはトルコへの新たな投資には躊躇しているそうです。


トルコの長期失業率は減少している

OECD(経済協力開発機構)加盟諸国の長期(12か月以上)失業率は、2007年に比して2倍になっていますが、トルコは失業率が減少している10か国のひとつです。

 Sabah

OECD諸国の長期失業率は、最初の経済危機が始まった2007年第4・四半期以来、30.8%まで上昇しています。この傾向に流されず、失業率を減らした国は10か国ですが、トルコはそのひとつです。

トルコは長期失業者率を2007年の第4・四半期に比して7.3%減らし、その結果、長期失業率は28.1%から22.6%まで減少しました。トルコ同様、10%以下ながら減少させた国はベルギー、オランダ、ポーランドです。ドイツとチェコは長期失業率を10%以上、減少させました。

OECDの平均失業率は歴史的な上昇を示し、35.3%に達しています。OECD加盟34か国で、12か月以上職がなかった人は1700万人。この数字は2007年の860万人の2倍です。失業率最悪はスロヴァキアで70.7%。ギリシアも最悪クラスで66・5%。アイルランドが59%、ポルトガル、スペインとつづきます。


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道路建設反対のプロテスターが道の真ん中に駐車

2013年10月23日 | 国内
10月23日 アンカラの中東工科大学(ODTU)のキャンパスを通る道路建設プロジェクトのため、多くの樹木を伐採する市の計画に反対の声が上がり、環境保護活動家たちのプロテストがつづいています。ゲジ・プロテストのアンカラ版といったところですね。

 Hurriyet

22日、1人の女性プロテスターが、大学のキャンパスの森林伐採に抗議して、市内の道路の真ん中に自分の車をとめてしまいました。車の前後の窓には「森林伐採反対」のバナーが張られていました。

「車をどかしなさい」と警告されても、彼女が駐車しつづけたため、牽引トラックが現場に来て、彼女を乗せたまま車を動かしました。

・・・あまり賢いプロテストとは思えませんけど・・・


   「政府はモスクを取り壊しても道路を造る」とエルドアン首相

イスタンブールではボスフォラスの第3大橋建設のために、市の北部の緑が失われるという批判があり、環境保護活動家たちがプロテストしています。
エルドアン首相は第3大橋建設の決定を再度、明言し、プロテスターたちの運動を非難しました。

 Hurriyet

第3大橋の建設は市の北部の森林と、そこに生息する動植物に悪影響を与えるという批判に応えて、エルドアン首相は「政府は個人のためでなく、一般大衆のために奉仕しているのです」と応えました。

「道路のために、すべてが犠牲になるかもしれません。道路は文明なのですから。しかし、非文明人は道路の価値を知りません。われわれの価値観では、道路はいかなる障害も認めません。道路の前にモスクがあったら、われわれはモスクだって取り壊し、他の場所に建てます」

エルドアン首相は中東工科大学のキャンパスを通る道路の問題にも言及しました。「だからといって、われわれはやめません。昔は山賊が道路をふさいだが、いまは現代の山賊が道路を封鎖しようとする」

エルドアン・バイラクタル環境・都市計画相は、「大学の道路工事計画にはショッピングモール建設計画が含まれていると言う者がいるが、ショッピングモールは建てません。
道路の敷設は確定しています。この道路は1000年も、2000年も人々の役にたつでしょう」と言いました。


ヴァン大地震から2年。悲しみはいまも

600人の人々が死んだヴァンの東南部の大地震から2年たちました。愛する者たちを失った人々は2周年の夜、共同墓地を訪れました。
エルジシュ地区とその周辺の村々が最も多くの死傷者を出しました。

 Hurriyet

2011年10月23日、マグニチュード7.2の地震が25秒間この地方を襲いました。604人が死亡し、4000人が負傷しました。
震源地はヴァン市の中心からわずか17キロでした。

ダーオニュ村の自宅で、妻と3人の子供を失ったムラト・ユリュックさんは、昨日、家族の墓参りをし、アナドルニュースに「悲しみはまだ癒えていません。生き残った5歳の娘エスマが、いまは私の生きるよすがです」と語りました。

「エスマは私に、早く新しい家を建てようと言いつづけていました。娘は新しい家に越したら母親やきょうだいたちが帰ってくると思っていたんです。新しい家に越しても彼らが帰ってこないと知ったときの娘の悲しみようといったら・・・」

2011年11月9日にはマグニチュード5.6の余震があり、ダーオニュ村では12人の子供を含む15人が死にました。
9日の余震ではドーアンニュースの2人の記者と日本人の宮崎さんを含む24人が、ヴァンのバイラムホテルでなくなりました。

被災者には家を建てるために2億4550万リラ、地震で壊れた家畜小屋のために2950万リラが支払われました。
市内ではいまも破壊した建物の取り壊しがつづいています。

10月23日の地震で壊れ、54人が死んだエルジスのセヴギ・アパートのオーナー、サリフ・オルメズは起訴され、まだ裁判がつづいています。
ヴァンの中心のサファ・アパートのオーナー、ネジル・バシュも裁判中です。


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29日、いよいよ海底トンネル開通ですよ~

2013年10月22日 | 国内
10月22日 イスタンブールのカディル・トプバシュ市長がマルマライ・トンネル・プロジェクトに大きな期待を表明しました。
市のすべての財源をメトロへの投資に注ぎ込んだと、市長は言いました。大トンネル・プロジェクト「マルマライ」の開通、いまやカウントダウンの段階です。

 Hurriyet

10月21日、1400万の人口を抱えるトルコ最大の都市の市長は、ヴォダフォンの「イスタンブール・マラソン」の開会後、「市の交通機関の軸となるメトロがいま始動する」と語りました。

トプバシュ市長は、2014年3月の地方選挙で、現政権・公正発展党(AKP)のイスタンブールの候補者として3期目の指名を受けることは確実視されています。
イスタンブールはメトロへの投資によって、いまとはまったく異なる都市になるだろうと、市長は明言しました。

「2019年までにメトロの収容力を110万人に拡大する計画です。イスタンブール市はメトロのために、財布の紐をゆるめました」と市長は言いました。

市長はまた、10月29日の大鉄道トンネルの開通をまえに、マルマライへの大きな期待を語りました。
「私たちは現代に生きる者として、歴史を見てきました。私たちは東と西の交通の軸をつくりましたが、この軸が、1時間に15万人が渡る橋の問題も緩和してくれると、私は信じています」

トプバシュ市長はさらに、犠牲祭の休暇中のバス・ターミナルの混雑に触れ、「イスタンブールには現在2つのターミナルがありますが、2つでは足りません。市は新しいターミナルをつくる計画に着手しています」と語りました。

・・・海底を通ってヨーロッパからアジアへ! 早く乗ってみた~い。海底通勤なんてサラリーマンもふつうになるのかしら。すご~い、イスタンブール!


「1月から兵役期間が短くなる」と副首相

男子市民の兵役期間を15か月から12か月に短縮する法令が内閣で承認され、2014年1月1日から実施されると、21日、ビュレント・アルンチ副首相が発表しました。
この新規制によって、12か月の兵役を終えた少なくとも7万人の兵士が、新年に義務から解放されるでしょう。

 Hurriyet
「来年から兵役を短くします」とアルンチ副首相


軍部は新規制の適用は2014年3月1日からだろうと思っていましたが、アルンチ副首相は「政治上の決定は、その決定に責任を負う政府の法律や法令によって実施される」と答えました。

副首相は軍と政治家の関係は「正常に復している」と言い、政府はつねに「軍事上の要件に直接責任のある参謀本部の要求に配慮している」と付言しました。
「かつて、大臣たちは参謀本部の言うことをなんでも認めてきた」とアルンチ副首相は言い、いまの政府は以前と異なり、「軍に依存することなく決定を行っている」と締めくくりました。


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