11月30日 エスキシェヒル県で、7階の窓から落ちた4歳の子供を1人の男が受け止めました。清掃作業員のシュクリュ・デニスさんが、11月28日、ジュムフリエット地区のあるビルのそばを通りかかったとき、道路に1足の靴が落ちてきました。
Hurriyet
ホウキを持った英雄デニスさん
「靴を投げ捨てた人に文句を言おうと上を見上げると、最上階の窓の縁で遊んでいる子供が見えました」とデニスさんはドーアンニュースに語りました。デニスさんはホウキを投げ捨て、いまにも落ちそうな子供を受け止める態勢をとりました。「子供は最後に窓枠を握っていた手を放し、私は落ちてくる子供を受け止めました」
通行人がすぐに救急車を呼び、4歳のエジリン・エセンちゃんは重態で病院に運ばれました。子供の父親のヒュスニュ・エセンさんは、エジリンちゃんの容態は快方に向かい、30日には集中治療室を出られるだろうと言いました。
通行人がすぐに救急車を呼び、4歳のエジリン・エセンちゃんは重態で病院に運ばれました。子供の父親のヒュスニュ・エセンさんは、エジリンちゃんの容態は快方に向かい、30日には集中治療室を出られるだろうと言いました。
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九死に一生を得たエジリンちゃん。よかったねえ!
デニスさんはソシアル・メディアでヒーローになりました。「子供は落ちた後、泣いていたが、意識はありました。私はいま精神的に落ちつきましたが、あのときは数分間、立っていられないほどショックを受けました」とデニスさんは言い、「褒美は“ありがとう”のことばでじゅうぶんですよ」と言っています。
トルコ=シリア国境のクルド駐屯所をISILが自爆攻撃
イスラム国(ISIL)は11月29日、初めて、シリア=トルコ国境のクルド側駐屯所を攻撃したと、トルコ当局が発表しました。クルド戦闘員」とISIL戦闘員の激しい衝突の後、シリアの町コバネとトルコの間にある駐屯所が攻撃を受けました。
Hurriyet
「この地域で衝突が起こったのは初めて。トルコとコバネの間の国境駐屯所に、夜明け、2人のジハーディストが攻撃をかけてきた」と「シリア人権監視所」のラミ・アブデル・ラフマン所長が言いました。自爆攻撃者の1人は爆発物を積んだ車を爆発させ、もう1人は自爆爆発ベルトを爆発させたということです。
シリア第3の町コバネを防衛する人民防衛連合(YPG)のクルド人戦闘員とISILとの衝突は、この攻撃でさらに激化しました。自爆攻撃者がシリア側から来たかトルコ側から来たかについては、情報が錯綜しています。トルコ当局は、2度の爆発は「国境のシリア側で」起こったと明言しています。
ISILの攻撃は力を増していますが、クルド戦闘員はアメリカ主導の空爆とペシュメルガの軍に支援されています。コバネはいま、YPGとISILに真っ二つに分けられています。ジハーディストはなお攻撃をつづけ、トルコ=シリアの国境線を支配しようとしています。
シリア第3の町コバネを防衛する人民防衛連合(YPG)のクルド人戦闘員とISILとの衝突は、この攻撃でさらに激化しました。自爆攻撃者がシリア側から来たかトルコ側から来たかについては、情報が錯綜しています。トルコ当局は、2度の爆発は「国境のシリア側で」起こったと明言しています。
ISILの攻撃は力を増していますが、クルド戦闘員はアメリカ主導の空爆とペシュメルガの軍に支援されています。コバネはいま、YPGとISILに真っ二つに分けられています。ジハーディストはなお攻撃をつづけ、トルコ=シリアの国境線を支配しようとしています。
教皇フランシスコが正教総主教座教会の祈祷式に出席
教皇フランシスコは、11月30日、世界の正教キリスト教徒の精神的指導者バルトロメウ総主教とともに、祈祷式を行い、シリアやイラクの若い難民2~30人と会って、3日間のトルコの旅を終えました。
HUrriyet
教皇フランシスコはギリシャ正教大聖堂「聖ゲオルギオス教会」の祈祷式に出席しました。
夢見るような歌声が聖ゲオルギオス教会にこだまして、正教会の重要な祝日を記念した祈祷式が始まり、バルトロメウ総主教は教皇フランシスコを迎えました。教皇は祈祷式の後で、「カトリック教会が望み、私がローマの司教として願うことはひとつ…正教会との共存です」と教皇は言いました。
「紛争の犠牲者たちの叫びが、カトリックと正教間の和解と共存への道へ、私たちを促します。実際、私たちの間に敵対と意見の相違が存続していたら、私たちはどうして、キリストの平和へのメッセージを示すことができるでしょうか」
教皇と総主教は中東のキリスト教徒への支援を誓い合いました。
「紛争の犠牲者たちの叫びが、カトリックと正教間の和解と共存への道へ、私たちを促します。実際、私たちの間に敵対と意見の相違が存続していたら、私たちはどうして、キリストの平和へのメッセージを示すことができるでしょうか」
教皇と総主教は中東のキリスト教徒への支援を誓い合いました。
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