トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコはイスタンブル征服568年を祝った

2021年05月31日 | 国際
5月31日 エルドアン大統領は5月29日、イスタンブル征服568周年を祝うメッセージをツイッターにシェアしました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は「歴史の最も輝かしい勝利のひとつ、イスタンブル征服568周年を祝います」とシェアしました。大統領は預言者ムハムマドも「イスタンブルは必ず征服されるだろう。その司令官は、なんと偉大な司令官だろう。なんと偉大な軍だろう」と言っていると書きました。

「メフメっと征服者と彼の輝かしい軍隊に,愛と敬意を贈ります。彼らはこの独特の都市を文明の遺産に加えました」とエルドアン大統領は言いました。

スルタン・メフメット2世は、ビザンティンが1000年余、東ローマ帝国を支配していた都を征服しました。ビザンティン帝国の中心だった都は,征服によってオスマン帝国の新しい都になりました。


・・・すごいハデなイルミネーションですね。びっくりです。

これまでに2900万回分のワクチンが接種された

トルコで接種されたコロナワクチンの総数は2900万回分を超えました。

 Hurriyet

トルコは1月中旬、接種計画を開始し、医療従事者と高齢者から接種を始めました。それ以来、次第に接種範囲が拡大し、他の年齢層やリスクのある人々もカバーされてきました。先週は、身障者が接種を受け始めました。6月1日からは、50歳以上の人々の接種が始まります。

ファイザー/バイオンテクのワクチン追加分の配送も軌道に乗ってきたため、当局は夏の間に接種運動を強化しようと考えています。4月29日から5月17日までの厳しいロックダウンのおかげで、最近、1日のコロナ感染数が減少してきました。政府はこれに励まされ、秋には感染拡大を抑制することを目標にしています。

保健省のデータによると、ほぼ1660万人の人々が最初のワクチン接種を受け、1240万人が2度目の接種も受けています。コロナは2020年3月中旬にトルコ国内で発見されて以来、520万人が感染しました。現在まで、47000人がパンデミックに命を奪われています。


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パンデミックによる心理的影響の調査結果

2021年05月29日 | 国内
5月30日 トルコ人たちはコロナ・パンデミックと長引くロックダウンのために、鬱状態や死の恐怖など心理的障害に悩まされていると、5月28日、ある調査結果が報告されました。

 Hurriyet

イスタンブル大学は、トルコにおけるパンデミックの心理的影響を調査し、パンデミックのために、トルコ人の「生活の満足感」が大きく減退しているという結果を発表しました。ヴェイセル・ボズクルト氏が率いる研究チームは、18歳から77歳までの、教育を受けた、中流の人々約1万人にインタビューを行いました。

最初の調査は、パンデミックの影響が見えはじめた2020年4月に行われ、1年後の2021年4月に2度目の調査が行われました。この調査によると、死の恐怖を感じるという人は2020年の28%が、2021年には41%まで増え、ウイルスに感染する恐怖は、2020年の41%が、2021年には48%まで増えています。

調査はまた、鬱の症状に悩まされる人々が、1年前に比して増えたことを示しています。2020年4月には、回答者の31%が生活の制御不能を報告しましたが、2021年4月にはこれが44%に増えています。調査参加者の51%が不規則な睡眠を報告し、41%が毎日の職務を果たすのが辛い時があると言いました。

さらに、参加者の65%が、1年前より疲労感に悩まされていました。また、参加者の中で、とくに女性が、家族間とコミュニケーションの悪化を訴えました。明るい面では、家庭が辛い時代の憩いの場になったという報告もあります。回答者の65%が、家族たちが互いに財政的に支え合っていると答えました。

ボズクルト氏はこの調査について、家族間で財政的に助け合っていても、経済状態の悪化は、個人の心理状態と家族関係に否定的な影響をもたらしていると、アナドル通信に語りました。

トルコとアメリカが地域の平和のために協力することで合意した

5月29日、トルコとアメリカのトップ高官が、イスタンブルで、両国の関係と地域の問題について討論しました。

 Hurriyet
左から2人目がカルン報道官、右端の眼鏡の女性がシャーマン国務副長官


ドルマバフチェ・オフィスで開かれた会談では、トルコのイブラヒム・カルン報道官とアメリカのウエンディ・シャーマン国務副長官が、6月14日のNATOサミットの議題について話し合いました。

2人はトルコのエルドアン大統領とアメリカのバイデン大統領が、ブリュッセルのサミットで話し合うだろうと思われる問題について、意見を交換しました。カルン報道官とシャーマン副長官は、トルコとアメリカは、アフガニスタン、リビヤ、ナゴルノカラバフ、ウクライナなどの地域の平和と安定を維持するに協力をつづけることで合意しました。

2人はパレスチナの休戦について満足を表明し合い、両国の解決策の枠内で、恒常的な平和のために、具体的に対処することを力説しました。


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「トルコは秋までにコロナを抑制する」専門家

2021年05月29日 | 国内
5月29日 保健省科学委員会のメンバー、セラプ・シムシェク・ヤウズ教授によれば、トルコに届くことになっている1億2000万回分の mRNAワクチンによって、夏の間にワクチン接種が加速すれば、トルコは10月には、パンデミックを有効に抑制できるかもしれません。

 Hurriyet

mRNAワクチンは1回の接種で感染率を70%減らし、2回接種すれば、入院や死亡は90%まで減らせると、ヤウズ教授は言いましたが、現段階で規制を緩和したら、コロナ感染はまた確実に増え始めると警告もしました。

「コロナは予防できる病気になりましたが、消えることはないでしょう。コロナはインフルエンザのようなものになるでしょう。コロナ・ワクチンを定期的に摂取することが必要になるでしょう。人口の70%が免疫になれば、マスク着用の必要はなくなります」と、彼女は付言しました。

4月29日から5月17日までの全国的なロックダウンで、この2,3週間、コロナ感染数は着実に減少してきました。一時は1日の感染者数が6万人までになりましたが、5月20日以来、1万人以下を低迷しています。

ヤウズ教授はまた、ワクチンに対する一部の人たちの躊躇は、いわれるほど、ひろがっていないと言いました。「ワクチンが到着し始め、接種が進んでくれば、躊躇する気持ちも消え失せるでしょう。キャンペーンや、説明会や、ビデオが、人々に接種を納得させ、ワクチンへの不信感も 払拭されるでしょう」と彼女は言いました。

トルコとギリシャの国防省代表団が会談した

トルコとギリシャの代表間で行われた、信頼構築対策に関する会談の第4ラウンドが、5月27日、終わりました。

 Hurriyet

オンライン会談は5月26日、27日行われたと、トルコ国防省が声明で言いました。両国代表はこの会談で、信頼構築のための対策について話し合いを続けることで合意しました。次の会談は、トルコの首都アンカラで行われる予定だと声明は言っています。

トルコは、東地中海の両国間の緊張の源である炭化水素掘削活動は、国際法による合法的な権利に基づいていると、言いつづけてきました。トルコは、ギリシャ・キプロス政府の東地中海での一方的な掘削活動と競合し、トルコ・キプロスもこの地域の資源に権利を持っていると主張してきました。

1974年のギリシャによるキプロス併合のためのクーデター以後、トルコは保障国として介入してきました。1983年、北キプロス・トルコ共和国(TRNC)が建設されました。

エディルネ県知事室の声明によると、トルコ代表団のリーダーは、トルコ外務省国境部のハカン・オズデミル部長、ギリシャ代表団のリーダーは、ギリシャ外務省航空部のアタナシオス・レオウシス部長でした。5月25日に始まった3日間の話し合いで、双方の代表団は関連事項に関して相互の意見交換を行い、両国関係のさらなる発展と協力への意志を表明しました。


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トルコはワクチン接種を促進する

2021年05月27日 | 国内
5月28日 トルコはワクチン接種をスピードアップするために、6月1日から、50歳以上の人々の接種を行うと、5月26日、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

コロナウイルス科学委員会とのトップレベルのビデオ会合後、コジャ保健相は「トルコは2億7000万回分のコロナワクチンを入手する契約に調印しました。これはトルコ全人口の3倍になります」と言いました。「来週初め、約500万回分のワクチンが、わが国に届きます」

保健相はまた、わが国は近くワクチンの国内生産を始めると付言しました。「トルコは、この夏には、パンデミックの強烈な影響から回復できるでしょう」

トルコは17日間のロックダウン後、5月17日,漸進的正常化プロセスを始めました。しかし、6月1日までは、夜9時から朝の5時までの週日外出禁止と、週末のフルロックダウンは実施されます。

保健省によると、トルコは1月14日に始まった集団接種キャンペーン後、ワクチン2800万回分の接種を行いました。


エルドアン大統領がタクシム広場のモスクの開館式を行った

エルドアン大統領が、5月28日、イスタンブルのタクシム広場の新しいモスクの開館式を主宰し、開館式は10年間のゴールだと言いました。

 Hurriyet

「タクシム・モスクは150年の闘争の後、わがイスタンブルに建てられました」と、大統領は金曜礼拝の後、開館式に集まった群衆に語りました。「私はタクシム・モスクをアヤソフィア・モスクへの敬意と思っています。われわれは、イスタンブル征服568周年の贈物として、アヤソフィア・モスクを礼拝者に開放しました」と、大統領は言いました。

タクシム広場にモスクを建てるアイディアは[93年の戦い]として知られるオスマンとロシアの戦いまでさかのぼると、大統領は言いました。「このアイディアはトルコ独立戦争中も議題になっていました」

「以前の政府はタクシム広場にモスクを建てることを許可しなかったから、市民たちは何十年もこの地で礼拝することができなかった。しかし、いま、タクシム・モスクから響く祈りの声が、帝国主義者や、テロリストの支援者、人類の敵たちを悩ませることになります」と大統領は語りました。

2本のミナレット(尖塔)を持つこのモスクは、4000人の礼拝者を収容できます。モスクには展覧会場や図書館、駐車場、無料食堂もあります。モスクの建設は、何十年も法廷闘争や公開討論の反対にあいながら、エルドアン大統領が支援したプロジェクトによって、2017年2月に始まりました。

5月28日、当局は、1994年、イスタンブル市長になったエルドアン大統領が、いまモスクが立っているその場を指さし、「あそこにモスクを建てる」と言っているビデオをツイッターにシェアしました。


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ワクチンを躊躇する人々が専門家を悩ませている

2021年05月26日 | 国内
5月27日 自分の番が来ても、ワクチン接種を拒否する人がいて、当局は、人々のワクチン接種への躊躇がひろがるのを懸念しています。

 Hurriyet

「パンデミックとの戦いに不可欠とされるワクチンの接種率に失望している」と専門家たちは言っています。当局によると、イスタンブルはワクチン接種を受けない人の率が高いそうです。「われわれは1日に17万人の接種予約を受けられますが、残念ながら予約する人は2万~3万人です」と、イスタンブル県のケマル・メミシュオール保健部長が言いました。

「65歳以上の人のワクチン接種率は82%以上になっていますが、55歳から64歳の人々は、現時点で62%しか接種を受けていません」と保健部長は言いました。「私たちはみなにワクチン接種を推奨し、接種率をもっと上げなければなりません」

1600万人のトルコとどいつの観光と経済のトップが、人々が住むイスタンブルでは、5月26日までに、272万人の人々が1回目の接種を受け、192万人が2度目の接種も受けています。医療専門家たちは、接種率を上げるために、急遽、年齢制限を下げるべきだと勧告しています。

イスタンブル病院のトゥファン・テュケク医学部長も、「この接種率は受けいれられない。人々がワクチン接種を望まない理由をよく調査すべきだ」と言っています。


トルコとドイツの観光と経済のトップが安全な旅行を語り合った

トルコとドイツの観光と経済のトップが、木曜、ベルリンで会い、コロナ・パンデミックの中の安全で信頼できる旅行を推進する方法を話し合いました。

 Hurriyet
左からエルソイ文化観光相、アルトマイヤー経済相、カルン報道官


トルコのヌーリ・エルソイ文化観光相は、ドイツの経済問題・エネルギー省でドイツのペーター・アルトマイヤー経済相と撮った写真をツイッターにシェアしました。エルソイ文化観光相とイブラヒム・カルン大統領府報道官は、アルトマイヤー経済相、トマス・バイレス観光政務官その他高官たちと会談しました。

今月初め、エルドアン大統領とドイツのメルケル首相がビデオ電話で会談しましたが、これがきっかけとなって今回の会談が行われました。エルソイ観光相はベルリンのトルコ大使館で記者団に、ドイツからトルコへの旅行にPCRテストを行うことをドイツ側と話し合ったと言いました。

「この問題は月曜には明確にできると思う」と観光相は言いました。「ヨーロッパで行われていることはトルコでも行われなければならない。それがわが国の見解だ」


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ハマスの指導者がトルコとエジプトの和解を支持すると発言

2021年05月26日 | 国際
5月26日 ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏が、5月24日、パレスチナはトルコとエジプトの和解を支持すると言いました。

 Hurriyet

ハニヤ氏はハベルテュルクのインタビューに応えて、パレスチナは、トルコ、エジプト、イラン、サウジアラビアを中東の重要な国と考えていると言い、トルコとエジプトその他の国々との和解は、イスラム世界と、パレスチナの理想のために、よい影響をもたらすだろうと付言しました。

パレスチナのマフムード・アッバス大統領が5月22日の選挙を延期したことに関して、ハニヤ氏は、「ハマスはできるだけ早く選挙が行われることを望んでいる。選挙はパレスチナの内紛を終わらせるだろう」と言いました。彼はまた、選挙でハマスが勝ったら、共同政府をつくると強調しました。

ハニヤ氏は「ハマスはパレスチナを政治的に支配することを目的としていない。ハマスはなによりもまず、占領されている土地を解放したいと思っている」と言いました。

アラブ首長国連邦、バーレーン、スーダン、モロッコのアラブ4か国は、昨年、アメリカの仲介で、イスラエルとの関係を正常化する契約に調印しました。インタビューはイスラエルがパレスチナを攻撃しているときに行われましたが、金曜、エジプトの仲介で休戦になりました。


   中央アナトリア平野で“シンクホール”が増えている

中央アナトリアのアフィヨンカラヒサル県では、灌漑のために地下水を過剰に使用したため、1年間でシンクホールがぐんと増えました。

 Hurriyet

隣のコンヤ県では、この2,3年、干ばつに見舞われた平野に点々とシンクホールが出現して、農夫たちを心配させています。家を1軒呑み込めそうに大きなシンクホールもあり、次第にひろがり、住宅地にまで近づいてきています。当局も穴を埋める作業をしてきましたが、昨年は330だった穴の数は、今年は2倍の600になりました。

アフィヨンカラヒサル県エミルダー地区では、最近、10個のシンクホールが出現しましたが、そのひとつは深さ300メートル、直径20メートルもあります。これまでに穴のために負傷した人はいませんが、シンクホールによって、畑の大部分が使えなくなったケースもあります。

地元民は畑仕事が危険になることを懸念しています。農夫の1人、エシュレフ・コチさんは、デミルオレン・ニュースの質問に答えて、「最初は小さかった穴が、時がたつにつれ、大きくなります。行政が何とかしてくれないと・・・」と言いました。

Hurriyet

もう1人の農夫ムスタファ・ソイサルさんは「家畜を飼っている草原にシンクホールができて、家畜が穴に落ちるのを心配しています」と言いました。シンクホールは最近の現象ですが、1970年代から無制限に地下水を使用したことが、シンクホール増加の主要な要因と考えられます。

「シンクホール対処研究センター」は最近、シンクホールについて包括的な研究を始めました。
 

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「6月中にファイザー・ワクチン3000万回分を接種する」保健相

2021年05月24日 | 国内
5月25日 トルコは6月中に、3000万人にファイザー・バイオンテク・ワクチンを接種すると、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

トルコは5月末か6月初めに、3000万回分のワクチンを受け取るでしょう。トルコは、2回目の接種用として、すでにファイザー/バイオンテク・ワクチンを受け取っています。今回の分はこれとはべつです。

「われわれは3000万人に3000万回分のワクチンを接種します。このワクチンは最初の接種で、コロナに対し78%まで予防します。これはわれわれにとって大きな利点です」と、コジャ保健相はヒュリエト紙に語りました。保健相によると、20歳以上のすべての人が、6月中に接種が受けられるそうです。

コジャ保健相は5月22日のツイートで、「トルコはシノヴァク社のワクチン1億回分、ファイザー・バイオンテクのワクチン1億2000万回分、スプートニク社のワクチン5000万回分を受け取る契約をした。2億7000万回分 は、わが国の人口の3倍になる」と言っています。「トルコはじゅうぶんなワクチンを確保している」



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トルコは2700万回のワクチン接種を行った

2021年05月23日 | 国内
5月24日 公式発表によると、トルコは、1月14日に集団ワクチン接種キャンペーンを始めてから、2700万回のコロナワクチン接種を行いました。

Hurriyet

保健省のデータによると、5月22日までに、さらに1587万人が1回目の接種を受け、1187万人が2度目の接種を受けました。保健省はまた、この24時間で517万人が感染し、231人が死亡し、全国の死亡者総数は46,071人になりました。

約14,472人の患者がコロナとの戦いに勝利し、回復者総数は500万人になりました。現在までに、5210万人がコロナのテストを受けました。最近の数字では、コロナ重症患者数は1876人です。

ファフレッティン・コジャ保健相は、5月22日、声明で、トルコはシノヴァク社のワクチン1億Ⅰ000万回分、バイオンテク社のワクチン1億2000万回分、スプートニク社のワクチン5000万回分を受け取る契約をしました。コジャ保健相は、2億7000万回分は人口の3倍だと言いました。

トルコは17日間のロックダウンで、感染が大きく減少したため、5月17日から徐々に正常化へのプロセスを始めています。しかし、6月1日まで、午後9時から午前5時までの週日夜の外出禁止は強化され、週末は完全ロックダウンを行われます。

5月21日はチェルケス人追放の悲劇の記念日

19世紀、チェルケス人たちが黒海岸の祖国を追われたのは痛ましい悲劇だったと、5月21日、エルドアン大統領が言いました。

Hurriyet

「われらが兄弟チェルケスの人々が母国から追放されて157周年に、私は深い痛ましさを感じます。その時、命を落とした人々に、アッラーの御恵みを祈ります」と、エルドアン大統領はツイッターに書きました。

チェルケス人はほとんどがムスリムですが、専制君主時代のロシアでは迫害され、民族浄化政策によって追放されました。1864年、黒海の港町ソチの近くで起こったロシア=チェルケス戦争でチェルケス人は敗北し、ロシア帝国は東黒海からカスピ海までひろがるコーカサス地方全土を侵略しました。

クリミアのタタール人と同様に、約150万人のチェルケス人たちは、1864年、コーカサスから、ロシアが支配していた黒海東部へ追放されました。100万人の販うbbは殺されたと思われます。追放されたチェルケス人の多くは、オスマン帝国に吸収され、現在は遠くヨルダンに定住しているチェルケス人もいます。

・・・昔から美男美女が多いと言われるチェルケス人ですが、現在は一般トルコ人に完全に溶け込んで暮らしています。その数も100万とも数百万とも言われ、いまや明確ではありません。ノーベル賞作家オルハン・パムクもチェルケス人だそうです。
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ポーランドがトルコのドローンを購入する

2021年05月23日 | 国際
5月23日 ポーランドがトルコから、無人航空機(UAVs)24機を購入すると、5月22日、ポーランドの国防省が言いました。

 Hurriyet

「ポーランド軍は最新機器バイラクタルTB2(トルコ・バイラクタルTB2ドローン)を装備する。TB2は有効な攻撃力を持ち、トルコ東部の戦いで実力を示している。TB2はアフリカでも使われている」と、ポーランド国防省はツイッターで言ってます。

ポーランドのPAPニュースによると、ポーランドのマリウシュ・ブワシュチャク国防相は、ポーランドはトルコからバイラクタルTB2タイプの無人航空機24機を購入すると発表しました。「これは本物の武器です。東欧の戦争で、その実力が示されています。中東でも使用されています」とブワシュチャク国防相は言っています。

無人航空機販売の契約は、来週、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領がトルコを訪れる際に、調印されると思われます。EUとNATOのメンバーであるポーランドが、初めてトルコから無人機を購入することになりました。TB2は2014年、商品化され、現在、ウクライナ、カタール、アゼルバイジャンなど、数か国で使われています。

トルコは「ユーフラテスの盾作戦」「オリーブの枝作戦」「泉の盾作戦」など、越境対テロ作戦に、この最先端のドローンを有効に使い、シリア国境をテロリストの侵入から守っています。

穴に落ちた子猫ちゃんをスマホのビデオが救った

イスタンブルのアパートの壁の間の、15メートルの穴に落ちた子猫ちゃんが、地元民と消防士たちの努力で救出されました。

 Hurriyet

マルテペ地区のあるアパートの住人たちは、助けを求める子猫の鳴き声を聞いて、消防署に通報しましたが、初日は、猫を穴から救い出すことはできませんでした。住民たちは、翌日は壁の隙間にプラスチックのパイプを張って、猫を登ってこさせようと考えましたが、成果なし。

1人の住民のアイディアで、猫たちがニャアニャア鳴いているビデオをスマホで見せることにしました。猫の声に引き寄せられた子猫ちゃんは、壁の隙間に張られたプラスチック・ロープを伝って穴から這いだしてきました。子猫ちゃんは近隣の住人の1人に飼われることになり、トルコのスイーツ、ライス・プディングを意味する「シュトラチ」と名づけられました。


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ファイザー/バイオンテク・ワクチンさらに6000万回分の契約に調印

2021年05月21日 | 国際
5月22日 トルコはファイザー/バイオンテクのコロナウイルス・ワクチン6000万回分を、追加3000万回分のオプション付きで、購入する契約を終えました。

 Hurriyet

5月20日にバイオンテク社が出した声明によれば、「今回の2度目の供給契約で、トルコは総数1億2000万回分の供給を受けることになる。これはすべて2021年内に届けられる」ということです。2020年12月25日、両社は3000万回分のワクチンをトルコに提供する最初の契約を発表したと、声明は言っています。

「私たちはトルコのワクチン接種に大きな貢献ができることを喜んでいます」と、バイオンテク社のCEOで共同設立者のウーウル・シャヒンさんは言っています。「私たちの目標は、このパンデミックを終わらせることに尽力し、コロナ関連の入院患者を減らし、通常の生活を取り戻すために、世界中の人々に、できるだけ多くのコロナワクチンを届けることにあります」

トルコのファイザー・マネジャー、ジェム・アチュクさんは、この契約はトルコのワクチン接種の努力を力づけるだろうと言いました。「ファイザーはトルコ国民の健康に貢献しています。また、世界的なパンデミックとの戦いにおいて、バイオンテクのような世界的パートナーを持っていることを誇りに思っています」

火曜、トルコのファフレッティン・コジャ保健相は、トルコは2か月以内に、ファイザー・バイオンテクのコロナウイルス・ワクチン9000万回分を確保するだろうと言いました。


金角湾に浮かぶテニスコートが市長の試合でオープンした

イスタンブルの金角湾に、「浮かぶテニスコート」が造られ、エクレム・イマムオール市長とディレキ・イマムオール夫人がオープニング試合に参加しました。

 Hurriyet

イマムオール市長は、「若者とスポーツの日」であるアタテュルク記念日の5月19日、この日を祝うイベントを組織したメンバーたちとともに、テニスの試合に参加し、ツイッターに「海上でテニスの試合ができますよ」と書きました。

「この浮かぶテニスコートは、しばらく金角湾に置かれます」と市長は言い、「だれでも申し込めば、オープンします」と付言しました。市長によると、この「浮かぶ土地」は他のスポーツや、文化活動、コンサートなどにも使えるようにするそうです。

市長はまた、このコートでは、NGOの募金のための試合もできると言っています。「市に電話して、かくかくのNGOの募金のための試合をしたいと言えば、この浮かぶ土地で試合を行うことができます」

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