8月10日 多くのトルコ市民が夏休みをカットあるいは中断して、大統領選挙に投票しに帰ってきたので、各地、とくにイスタンブル近くに大渋滞が起こりました。
Hurriyet
アジア大陸とヨーロッパ大陸を結ぶチャナッカレの船着き場は、投票のためにイスタンブルに帰る人々と車で大混雑。チャナッカレの中心部は大渋滞になり、9日朝には、船着き場に長い車の列ができはじめました。
トルコの中心に位置する町アフィヨンカラヒサルでも、投票のために休暇先から帰ってきた人々が10キロの車の列をつくりました。
外国在住者以外のトルコ市民は、現住所近くの投票所で投票することになっています。
トルコの中心に位置する町アフィヨンカラヒサルでも、投票のために休暇先から帰ってきた人々が10キロの車の列をつくりました。
外国在住者以外のトルコ市民は、現住所近くの投票所で投票することになっています。
大統領選の投票は終わった
8月10日、全国で530万人の人々が投票所へ出かけたはずです。大統領の直接選挙は今回が初めてです。
Hurriyet
候補者は、12年間この国の首相だったレジェプ・タイイプ・エルドアン氏、イスラム協力機構の前代表で、共和人民党(CHP)と愛国運動党(MHP)の共同候補エクメレッディン・イフサンオール氏、人民民主党(HDP)の共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏の3人。50%以上の票を得た候補者がいない場合は、24日、第2回投票が行われます。
10:34 イフサンオール候補がイスタンブルのサリエルのイエニキョイ学校で投票しました。
10:47 デミルタシュ候補がディヤルバクルのシェヒト・ジャンダルマ・ユステーメン・テフィク学校で投票しました。「結果がどうあろうとも、今日が始まりです。民主主義のための戦いは続いています」とデミルタシュ氏。
10:34 イフサンオール候補がイスタンブルのサリエルのイエニキョイ学校で投票しました。
10:47 デミルタシュ候補がディヤルバクルのシェヒト・ジャンダルマ・ユステーメン・テフィク学校で投票しました。「結果がどうあろうとも、今日が始まりです。民主主義のための戦いは続いています」とデミルタシュ氏。
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14:25 アブドゥラ・ギュル大統領が、アンカラのチャンカヤ学校で、大統領としての最後の投票をしました。白いスカーフはハイルニッサ・ギュル夫人。「トルコ政府は明日から本来の日程に戻り、民主主義と法を堅持して歩みをつづけ、経済を強化することが、私の希望であり勧告でもあります」
14:33 エルドアン首相はいつものように家族と一緒に、彼が住むイスタンブル・ウスキュダルのサフェト・チェビ学校に現れました。「この選挙は2023年につなぐ重要なものです。投票率は高いでしょう」と首相。投票の後、首相は金角湾岸の選挙事務所で結果を見るのでしょう。
14:33 エルドアン首相はいつものように家族と一緒に、彼が住むイスタンブル・ウスキュダルのサフェト・チェビ学校に現れました。「この選挙は2023年につなぐ重要なものです。投票率は高いでしょう」と首相。投票の後、首相は金角湾岸の選挙事務所で結果を見るのでしょう。
Hurriyet
15:50 汚職事件で主要な容疑者となったイラン生まれのアゼルバイジャン人のビジネスマン、レザ・ザラブさんがイスタンブル・ベイコズの投票所に、ボディガードとともに現れ、トルコ市民権を行使しました。数か月前に自由の身となったザラブさんは「私は1人の候補者しか頭になかった」と言ってウインクしました。
17:00 投票は終わりました。有名な世論調査の専門家アディル・ギュルさんは、CNNトルコで「結果は私たちも予想がつきません」と言いました。
17:00 投票は終わりました。有名な世論調査の専門家アディル・ギュルさんは、CNNトルコで「結果は私たちも予想がつきません」と言いました。
テロ集団ISIL内部に初めて潜入取材した記者がビデオを発表
イラクとシリアで暴れているテロ集団ISIL改めIS(イスラム国)が、トルコがユーフラテス川の流れを切断し、イスラム国の首都ラッカを含めた北シリアを干上がらせたと非難し、イスタンブルを“解放する”と脅しているそうです。
Hurriyet
「トルコ政府がこの決定を再検討するよう神に祈る・・・」と言っているISILのメンバー
「背信者トルコ政府が、この決定を再検討することを私は神に祈る。彼らがいま、考えなおさなかったら、われわれはイスタンブルを解放して、彼らに考えなおさせる」と、ISILの“報道官”アブー・モサがラッカの Vice News で言っています。
初めてISILの内部に潜入取材したジャーナリスト、メドヤン・ダイリエフ記者が「それは脅しか?」と尋ねると、アブー・モサは「そうだ、これは明白な脅しだ。トルコ政府がトルコのアタテュルク・ダムをオープンしなかったら、われわれはイスタンブルを解放して、ダムを開かせる」と答えています。
ダイリエフ記者はISILの内部に入り込んで3週間を過ごし、ISILに、前例のない接近を果たしています。Vice News のウエブサイトに、8月7日、彼の取材記録の第1部が発表されました。
第1部ではダイリエフ記者は、ISの戦闘員たちがシリア軍の基地を占拠しているラッカの前線に向かっています。第2部では、ダイリエフ記者はベルギーから来たというISILのメンバーの1人に会っています。彼は少年たちの教育を仕事にしているようです。
・・・ヴィデオ見ました。ベルギーから来たという男が子供たちに「イスラム国、大好き」なんて言わせていました。この男、英語も達者です。
このめちゃくちゃなテロリストたちに“人間の盾”として捉われているトルコの領事館員たちが心配ですね。1歳の赤ちゃんもいるんですよ。
初めてISILの内部に潜入取材したジャーナリスト、メドヤン・ダイリエフ記者が「それは脅しか?」と尋ねると、アブー・モサは「そうだ、これは明白な脅しだ。トルコ政府がトルコのアタテュルク・ダムをオープンしなかったら、われわれはイスタンブルを解放して、ダムを開かせる」と答えています。
ダイリエフ記者はISILの内部に入り込んで3週間を過ごし、ISILに、前例のない接近を果たしています。Vice News のウエブサイトに、8月7日、彼の取材記録の第1部が発表されました。
第1部ではダイリエフ記者は、ISの戦闘員たちがシリア軍の基地を占拠しているラッカの前線に向かっています。第2部では、ダイリエフ記者はベルギーから来たというISILのメンバーの1人に会っています。彼は少年たちの教育を仕事にしているようです。
・・・ヴィデオ見ました。ベルギーから来たという男が子供たちに「イスラム国、大好き」なんて言わせていました。この男、英語も達者です。
このめちゃくちゃなテロリストたちに“人間の盾”として捉われているトルコの領事館員たちが心配ですね。1歳の赤ちゃんもいるんですよ。
「ときどきダイアリー」ヘ