3月30日 ギリシア・キプロスの銀行前で正体不明の男がトルコ国旗を掲げ、これに怒った群集が男を袋叩きにし、国旗に火を放った事件は3月28日のこの頁でお知らせしました。男はフランスのパスポートを持っていたそうです。
Hurriyet
エゲメン・バーウシュEU相
エゲメン・バーウシュEU相はギリシア・キプロス当局に、トルコ国旗を冒涜した事件について、明瞭な説明を要求しました。
EU相はまた、この事件は新たに選出されたニコス・アナスタシアデス大統領に対して過激派がしかけた一種のキャンペーンかもしれないと言いました。
アナスタシアデス大統領はキプロス問題を穏便に解決しようという姿勢で知られています。
「われわれはギリシア・キプロス当局に、国旗を燃やした人々をはっきり処分することを期待しています」と、バーウシュEU相は、この事件についての記者団の質問に応えて語りました。
「トルコ・キプロスはこれまでギリシア・キプロスが必要なときに、電気や水を提供して来たのです。ギリシア・キプロスの人々はトルコ国旗の名誉を守らなければなりません」
EU相はまた、この事件は新たに選出されたニコス・アナスタシアデス大統領に対して過激派がしかけた一種のキャンペーンかもしれないと言いました。
アナスタシアデス大統領はキプロス問題を穏便に解決しようという姿勢で知られています。
「われわれはギリシア・キプロス当局に、国旗を燃やした人々をはっきり処分することを期待しています」と、バーウシュEU相は、この事件についての記者団の質問に応えて語りました。
「トルコ・キプロスはこれまでギリシア・キプロスが必要なときに、電気や水を提供して来たのです。ギリシア・キプロスの人々はトルコ国旗の名誉を守らなければなりません」
大歌手イブラヒム・タトゥルセスの襲撃者に禁固36年の判決
トルコ民謡の超有名歌手イブラヒム・タトゥルセスが2011年3月、テレビ・スタジオを出たところをライフルで襲撃され,頭部に重傷を負った事件は、ご記憶の方も多いでしょう。
Hurriyet
2011年、イスタンブールで狙撃されたイブラヒム・タトゥルセス(61)は、左半身が麻痺し、ドイツの病院で2か月、治療しました。
イスタンブール裁判所はこのほど、民謡歌手イブラヒム・タトゥルセスを襲撃して起訴された12人の1人アブドゥラ・ウチマクに、禁固36年6ヶ月の判決を下しました。
ウチマクは殺人未遂、傷害、脅迫、犯罪組織運営などで有罪となりました。
タトゥルセスは長い間、療養をつづけていましたが、昨年春、ステージに復帰しました。
・・・当初は命さえ危ぶまれていたのですから、ステージ復帰まで回復して、よかったですね。
ウチマクは殺人未遂、傷害、脅迫、犯罪組織運営などで有罪となりました。
タトゥルセスは長い間、療養をつづけていましたが、昨年春、ステージに復帰しました。
・・・当初は命さえ危ぶまれていたのですから、ステージ復帰まで回復して、よかったですね。
伝統手工芸のバスケットがカッパドキアのお土産用に復活
カッパドキア地方で何百年も昔からつくられてきた小枝細工のバスケットは、近年、プラスティックの籠に押されて、つくる人がいなくなりましたが、地域行政がこの伝統工芸を復活させるプロジェクトを始めました。
Hurriyet
日本でいう“柳細工”みたいですね。インテリア小物としてオシャレかも
アクサライ県ギュルアーチの行政官ハルン・ユジェルさんによると、小枝細工はこの地方で何百年も昔からつづいてきたもので、独特の技法は母親から子供へと伝えられてきたそうです。
昔はこの地方で豆類を保存するのに使われたそうで、自然素材の容器は豆を腐敗から守っていました。
行政主導のプロジェクトによるコースで、バスケット製作技術を学んだ女性たちは、自分たちで協会を作り、観光客の多いウフララ渓谷やマナストゥル渓谷で販売も始めました。
小さいバスケットはペンや文具入れに、大きいのは洗濯物入れにとユジェルさんは言っています。
昔はこの地方で豆類を保存するのに使われたそうで、自然素材の容器は豆を腐敗から守っていました。
行政主導のプロジェクトによるコースで、バスケット製作技術を学んだ女性たちは、自分たちで協会を作り、観光客の多いウフララ渓谷やマナストゥル渓谷で販売も始めました。
小さいバスケットはペンや文具入れに、大きいのは洗濯物入れにとユジェルさんは言っています。
「ときどきダイアリー」ヘ