トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

防衛産業の特許が50倍に増加

2023年07月31日 | 国内
8月1日 トルコの防衛産業の特許申請が20年間で50倍に増えました。

 Hurriyet

国内技術者たちの発明品は、航空機の落雷を防ぐ伝導性ファブリックから、洞窟やトンネルに入れる無人車両までに及んでいます。防衛産業は、近年、国内資源によって開発され、トルコの最も需要な輸出の切り札のひとつになりましたが、オリジナルの発明の特許申請も増えています。

防衛産業は、昨年、44億ドルを輸出し、2023年は60億ドルを目標にしていますが、今年の上半期6か月で23億ドルに達しています。

防衛産業の国内特許申請数は、2002年は7件でしたが、2022年には50倍に増加し、359件になりました。2022年、ASELSANの特許申請数139件、TAIは68件で、トップ10社に入りました。

武器と弾薬生産の分野では、2000年は国内特許と実用新案の2件の特許申請がありましたが、2020年には125件、2021年には181件、2022年には176件と増加しました。

先月、実用新案の認可を受けたTAIの伝導性ファブリックは、航空機の落雷の可能性を解決するのに役立っています。また、先月、ASELSANが特許を受けたストラップレスの弾薬は、車両内から、望む量だけ装填できるそうです。


ギリシアがトルコとの国境に35キロのフェンスを建てはじめた

ギリシア当局は、不法移民を防ぐためにトルコ国境に140キロのフェンスを築くプロジェクトの第1段階として、メリチ川沿いに、長さ35キロの鋼鉄のフェンスの建設作業を始めました。

 Hurriyet

いま、下請け会社が樹木の伐採や整地、建設機器を運ぶための道造りなどの作業を始めています。3月、ギリシア政府とテルナ社とイントラカト社との間で、契約が締結されました。35キロのフェンスの建設費は9920万ユーロ(1億⒐00万ドル)を要するでしょう。この費用はEUがこのプロジェクトへの出資を拒否したため、ギリシア政府がカバーします。

長さ35キロ、高さ5メートルの鋼鉄のフェンスは、トルコ国境に近いディディモティコ町とスーフリ町の間に建てられます。建設は1年以内に終わると予想されます。さらに、この周辺に、弾道弾に耐える鋼鉄の個室を備えた、7本の監視塔が建てられます。フェンスには、最先端の光ファイバー検出器、トルコ領土内15キロまで監視できるカメラ、太陽光発電の無人航空機などが装備されるでしょう。


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地震被災地の学生たちが入試で好成績を収めた

2023年07月30日 | 国内
7月31日 2月の大地震で家族や親族、家を失った被災地の多くの学生たちが、精神的ショックにもかかわらず、高校と大学の入試で好成績を修め、トルコ最高の学校への入学が許可されました。
 Hurriyet

カフラマンマラシュを中心とする巨大地震による11県の被災地では、500万の子供たちが被害を受けました。いまも傷の治療を受けている子供も、テントやコンテナの教室で、高校や大学の受験勉強をした子供たちもいます。

被災地の学校の多くは地震で破壊され、危険を防ぐために取り壊されたり、閉鎖されて、多くの学生たちが何か月も授業を受けられず、また、家族や家を失ったトラウマにも苦しんできました。ところが、さまざまな困難にもかかわらず、多くの被災地の学生たちが入試で好成績を収めたのです。

被災学生の1人、ユスフ・ユルドゥス君はイスケンデルンで被災し、6人の家族や親族といっしょに、ひとつのテントで暮らしていましたが、入試で全国18位のすばらしい成績をゲットしました。ユルドゥス君はメディアに、第1志望はガジ大学で薬学を学ぶことだと語り、目標達成のために1日7時間勉強したと言いました。

もう一人の被災学生アフメト・イーイト・ポラト君は、地震で周囲の人々の苦労を見て動揺したそうですが、自分の夢を追求し、高校受験で500点満点を獲得しました。


今年、11万Ⅰ000人のツーリストがウチヒサル城を訪れた

今年の上半期、約11万1000人の人々がウチヒサル城を訪れたと、ウチヒサル地区が発表しました。ウチヒサル城は、カッパドキアの頂上に位置する、世界最高の自然の高層ビルです。

 Hurriyet

ウチヒサル地区の情報によると、今年の1月~6月、約11万1000人の国内外のツーリストがウチヒサル城を訪れたそうです。あるツーリストは、この城の最も素晴らしい特徴は、現代とは異なる古代の技術で造られていることだと、メディアに語りました。城の内部の温度はつねに、外部の耐えがたい暑さより低くなっています。

「カッパドキアには前にも来ていますが、建築家の視点からもう1度、見たかったのです。カッパドキアの建築技術は独特です。私たちはコンクリートの中でうんざりしています。なので、このような独特の建築技術を見ると嬉しくなります」と、シュメイエ・サジャックさんは言い、この城がなぜ現代のコンクリートの建造物の単調さに代わるものとして求められているかを語りました。

中央アナトリア・ネヴシェヒル県の中心から5キロに位置するウチヒサル城は、カッパドキアのいたるところで見られる妖精の煙突の中で、最も大きく、最も素晴らしいものとして知られています。

城の頂上は、内外のツーリストたちにとって、「鳩の谷」やアヴァノス、オルタヒサル城などカッパドキアの最も人気のある史跡を、パノラマのように見ることができる唯一の場所です。


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MITが北イラクでPKK/KCKの幹部を“無力化”した  

2023年07月29日 | 国内
7月30日 国家情報機関(MIT)の情報によると、オスマン(コードネーム=ザグロス・チェクダル)はシリアで若者たちを強制的にPKKに徴収していました。

 Hurriyet

オスマンは銃を突きつけて脅して、若者たちをテロ組織に徴集し、治安部隊を攻撃させていました。MITの現地要員はこの地方でのオスマンの活動を綿密に調査し、PKK/KCK内での彼の重要な役割を示す証拠をつかみました。彼はシンジャル町の隊長という重要な地位にあることが判明しました。

オスマンは、当初は組織の若者の活動に従事していましたが、その後、2015年には北イラクで武力訓練を受けました。2018年、彼は、6か月の厳しい訓練プログラムに参加しました。

トルコ軍と当局は、テロリストの降伏、殺害、捕獲に「無力化」という言葉を使っています。トルコ、アメリカ、EUがテロリスト組織としているPKKは、35年間のトルコに対するテロ作戦で、女性、子供、嬰児を含む40,000人を殺害しています。


先月、130万人の外国居住者が、陸路トルコに入国した

貿易省のデータによると、北西国境からトルコに入国する外国居住者の数が、先月、130万人に達し、その車両数は323,600台になりました。

 Hurriyet

ヨーロッパ諸国に住む多くのトルコ人たちが、夏の休暇に、親族に会うために祖国へ向け旅立ったのです。「トラキア地方税関・外国貿易局」のデータによると、先月、130万人の外国居住者が、ブルガリアとの国境のカプクレ・ゲート、ハムザベイウリ・ゲート、デレキョイ・ゲートと、ギリシアとの国境のウプサラ・ゲートとパザルクレ・ゲートを通って、トルコ入国しました。

去年の同期に比べると、陸路で入国する外国居住者の増加は明らかで、120万の外国居住者が77,439台の車で、これらのゲートを通過してトルコに入国しました。

外国居住者たちは4週間から6週間、トルコに滞在し、故郷の親族を訪ね、休暇を楽しんだ後、居住する国へ帰ってゆきます。陸路を利用する理由のひとつは航空運賃の高騰です。「車なら、4人家族の交通費が半分で済みます」と、イギリスから来て、カプクレ国境ゲートから入国したムスタファ・ボズダ―さんは言いました。

フランスから来たメフメト・カタルジュさんも同様に、高価な航空運賃に不満を述べました。1人分の航空運賃で、陸路なら4人家族の運賃がまかなえると言いました。「飛行機なら1人700~750ユーロかかりますが、車なら500ユーロで済みます」


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森林やビーチからゴミの山を除去

2023年07月28日 | 国内
7月29日 暑さに参った人々が、森林やビーチなど涼しいところへ逃げ込んでいますが、週末、「ベルグラードの森」から約18トンのゴミが運び出されたと、イスタンブル市は報告しています。アンタリヤ県では、ボランティアのグループが「コンヤアルトゥ・ビーチ」のゴミを片づけました。

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林を訪れた人々が置いていった破けたサッカーボールや、食べ残した食品、ピクニック・チェア、水のプラスチックボトル、ボール箱などの大量のゴミが、ゴミ収集人たちを困惑させています。

市の情報によると、ベルグラードの森で集められたゴミの量は、7月21日は5トン、7月22日は6トン、7月23日は7トンに達しています。近くに住む人々は不愉快な状況に苛だち、「森は悪臭が漂い、嘆かわしい眺めになっている」と言っています。

「トルコ環境教育財団」「エコロジー研究協会」とアンタリヤ市の協力で始まったプロジェクトでは、トルコ人と外国人の学生がコンヤアルトゥ海岸でゴミ拾いをしました。

地中海の海洋生態系を脅かす汚染の増大に注意を喚起するのを目的とするプロジェクト「プラスチックのない海岸、プラスチックのない海」の一環として、30人のボランティアの学生たちが、2日間、基本的な環境の知識とエコロジーについて教育を受けました。また、オーストラリアからの15人の交換留学生たちもゴミ拾い活動に参加しました。


観光の島の一部が入札で売りに出された

トルコで最も自然が美しいとされる観光地のひとつ、ボズジャアダの一部が、相続人家族の意見の不一致で売りに出されます。

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チャナッカレ県の裁判所は、7月7日、ボズジャアダの100万平米のエリアの不動産33戸を入札で売ると発表しました。周囲の島や岩を含む上記のエリアは、8月24日、売り出されるでしょう。入札は完全にオンラインで行われ、2023年8月31日に終了します。

不動産の広さは333平米から244,167平米まで。サッカー場34の広さがあります。不動産業者によると、最も手頃な不動産で210,000リラと予想され、最も高価な不動産は5000万リラと推定されます。このような大規模な売却は、ボズジャアダの歴史上、初めてのことです。完全にオンラインで行われるという売却についても、島民は不安に捉われています。

この入札と販売の過程で、ボズジャアダで、リゾートや観光施設、住宅などを含む新しいプロジェクトが実施されることはまちがいないと、島民tたちは言っています。住民たちの最大の願いは、これらプロジェクトが、島の精神に沿ったものになることです。

   
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「マルマライ」は10年間で10億人の乗客を運んだ

2023年07月27日 | 国内
7月28日 アブドゥルカディル・ウラルオール運輸・インフラ相が、この10年間で10億人の乗客が「マルマライ」を利用したと言いました。「マルマライ」はボスフォラス海峡を通ってヨーロッパとアジアを結んでいる海底鉄道トンネルです。

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「マルマライは、64か国からなるヨーロッパ大陸の人口7億4500万人以上の乗客を運びました。これは投資と運営の成果です」と、ウラルオール運輸相は7月25日、声明で言いました。

運輸相は、マルマライはトルコのみならず、世界においても最も重要な鉄道プロジェクトのひとつだと言いました。「2023年の目標は、このラインで203,000人の乗客を運ぶことです」

「マルマライは鉄道で使われている最も深いチューブ・トンネルであり、深さは60.46メートルになります。マルマライは当初は5駅でしたが、いまは長さも76.6キロメートルに達し、43駅で市民が利用しています」とウラルオール運輸相は言いました。「マルマライは1日287便運航し、877,072人の乗客を運ぶことができます」

マルマライは現在、440の車両を有し、10両連結が34便、5両連結が20便運行しています。ロンドンから北京まで続いているマルマライは、乗客を運ぶだけでなく、貨物輸送でも大きな役割を果たしていると運輸相は強調しました。

高速列車はマルマライを通ってハルカリに到着し、国内・国際の貨物列車も、夜間、マルマリスを通過しています。マルマライは2013年に開通しました。いまや客車だけでなく、貨物列車も、マルマライ経由の鉄のシルクロードによって、中国からヨーロッパへと走っています。


サウジの王女がトルコの地震被災地を訪れた

サウジアラビアの王女で、国連親善大使のラミア・ビント・アジド・アルサウドさんが、トルコ・ガジアンテプ県の地震の被災地、ヌルダーウ地区を訪れました。

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地震被災地訪問のためにトルコに来たアルサウド王女は、まずガジアンテプの知事オフィスを訪ねました。アルサウド王女は知事室の芳名帳に署名した後、ガジアンテプのケマル・チェバル知事とファトゥマ・シャヒン市長と会談しました。

会談 中、王女はシャヒン市長をサウジアラビアに招き、シャヒン市長も満足の意を表明しました。会談後、王女はコンテナ村やテント村に暮らす地震被災者たちに会いました。アルサウド王女はまた、社会事業センターを訪れ、この地方の女性たちが作った手刺繍の作品を鑑賞し、被災者の子供たちと遊びました。

王女は「この地方を訪れたことを名誉に思います。トルコと国連の協力はつづくでしょう」と語りました。「私は感動して、いま感想は語れません。私は、今日、皆さんが地震の前の生活に戻ろうと懸命になっている姿を見ました。この見聞によって、私の世界のために働くモチベーションは高まりました」

「私を歓迎し、家の中まで見せてくださった皆さんにお礼を言います」と王女は付言しました。アルサウド王女は、次は被災地イスラヒエを訪れます。


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チャット・ダム湖の浮島が固定された

2023年07月27日 | 国内
7月27日 3000年昔にできた、アドゥヤマン県のチャット・ダム湖の浮島群が、気象変動によって湖岸に打ち寄せられはじめたため、重しによって固定されました。

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ダム湖の水位が下がったため、湖の浮島群が動きはじめ、嵐になると、岸にしばしば衝突し、危険になってきました。昨年、アドゥヤマン県知事室の主導で、浮島の破壊を防ぐ研究が始まりました。浮島は県の観光資源として重要な収入源になっています。

実現可能な対策が研究され、湖底に設置された重しと島を接着することによって、30個の島のうちの数個を固定することができました。その他の島も動かないよう結束されました。

県の環境・都市化・気象変動局の専門家の1人、イブラヒム・テュルクオールさんは、2月初旬の大地震ではアドゥヤマンも被災地になったが、湖と浮島は無事だったと言いました。「正常な生活に戻って、観光客たちがまた、浮島を見に来るようになりました」

チャット・ダム湖には30個の浮島がありますが、浮島が形成されたのは3000年昔と思われます。島は水面下3~5メートルあり、島の面積は100~500平米あります。


トルコ外相が中国外相と会談

7月26日、ハカン・フィダン外相が、中国の新任の王毅外相と会談し、両国の関係と、世界と地域の現状について話し合いました。

Hurriyet
アンカラを訪れた中国の王毅外相(左)とトルコのフィダン外相


王毅外相は最近、秦剛氏にかわって、外相に指名されました。王毅外相は、2013年から2022年まで中国外相を務めたベテラン外交官ですが、再就任後、初めてアンカラを訪れました。王毅外相はまた、中国共産党中央委員会政治局委員であり、党中央外事工作委員会弁公室主任でもあります。

王毅外相はフィダン外相との会談後、エルドアン大統領に公邸に招待されました。トルコと中国は、とくに経済と貿易分野で交流してきました。2人はまた世界の現状、とくにロシアのウクライナ侵攻の現状について話し合いました。

中国は、世界的食糧危機を避けるために、穀物協定を延長するようロシアに要求する国際的呼びかけに参加しています。トルコは協定の延長のために、ロシアとコンタクトを取っています。


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アンタリヤを襲った火災鎮圧に消防隊は奮闘した

2023年07月25日 | 国内
7月26日 激しい熱波の中、トルコ各地で山火事が起こっていますが、最近、ツーリストに人気のアンタリヤのケメル地区でも火災が起こり、消防隊が鎮圧に努めました。

 Hurriyet

世界各地と同様、トルコも最近は記録破りの熱波と高温に見舞われ、消防隊は多くの森林火災と戦いつづけています。消防隊はほとんど毎日、厳戒態勢で、次々に起こる火災と戦っていますが、7月24日午後9時8分、アンタリヤのケメル地区でも山火事が起こりました。

メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相は、消火活動について、火災は日が暮れてから始まったので、空からの消火は不可能だったと言いました。「火災は夜間に100ヘクタールにひろがり、朝までに120ヘクタールに達しました」

「火災エリアは国立公園の中なので近づけませんでした。森の中の道も限られています。消防隊は夜間がんばって、森の道に近づきました」とエルソイ文化観光相は言いました。

1050人の要員、200台以上の車両、10機の航空機と22機のヘリコプターが現場に集められたと、文化観光相は語り、7月25日は風が強くなかったtので、消防隊はその日のうちに火災を鎮められたと言いました。

エルソイ文化省はまた、「火災はいままでに住宅街まではひろがっていませんが、ケメル国立病院は用心のため、避難しました。通院のクリニックは診療をつづけています」と語りました。


「2022年トルコへの移民が減少した」統計局

トルコ統計局(TUIK)の報告によると、外国からトルコへ移民する人々の数は、2022年、前年に比して33.2%減少し、総計494,052人になりました。

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トルコに移民した人々の統計を細かく見ると、移民の52.9%は男性で、47.1%が女性でした。これら外国から来た人々のうちの94,409人はトルコ市民で、399,643人は外国籍でした。

一方、トルコから外国へ移民した人々の数は、2022年は前年に比して62.3%と著しく増加し、総計466,914人に達しました。統計によると、彼らの55.7%が男性で、44.3%が女性でした。これら移民の中の139,531人はトルコ市民で、327,383人は外国籍でした。

2022年にトルコに移民した人々の年齢層を分析すると、移民の最多数は25歳~29歳グループで、ぜんたいの12.2%になりました。次が20歳~24歳グループで11.7%、30歳~34歳グループが11.3%でした。

2022年に移民先にトルコを選んだ外国籍者は、ロシア連邦の市民が最も多く、ぜんたいの25%でした。次がウクライナで8.1%、イラン6.5%、アフガニスタン5.4%、イラクが4.8%でした。


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ローザンヌ条約100周年

2023年07月25日 | 国内
7月25日 トルコは7月24日、ローザンヌ条約100周年を迎え、近代国家として正式に認められた画期的な条約が締結された日を祝しました。

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1923年7月24日に締結されたこの条約は、第一次世界大戦を終結させる協定として歓迎されました。また、この条約は、英国、フランス、イタリア、ギリシアの占領軍に対する独立戦争後のトルコ共和国の基礎を確立する、極めて重要な役割を演じました。

こ条約締結という歴史的出来事を記念して、いくつかの非政府組織や自治体は一連のイベントを開催しました。首都アンカラでは、チャンカヤ地区がさまざまな協会と協力して、大祝賀プログラムを用意し、心に響くコーラスのコンサートで盛り上げました。世界的に有名な作曲家で指揮者のギュレル・アイカル氏が、条約100周年に捧げる賛歌を作曲しました。

イスタンブルでも、100周年を記念する多くのイベントや集会が行われました。イスタンブルの沖合の島、ヘイベリアダの博物館では、ローザンヌ条約の重要性に関する討論会が行われました。また、シシリ地区では、条約100周年を記念して、「平和の世紀」と題した展覧会とパネルディスカッションが開催されました。

ローザンヌ条約はトルコの歴史に消えることのない痕跡を残し、国境を正確に規定し、新しく形成された共和国に、非ムスリムのマイノリティが共存する条件を明確にしました。


学者たちがエフェスの遺跡をヴァーチャル世界で再現した

古代都市エフェスがビルギ大学の教授によってヴァーチャル世界で再現され、3人の学生たちがツアガイドとしてヴァーチャル世界に登場しています。

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ビルギ大学電気・電子工学科のアフメト・デンケル教授は、古代都市エフェスをヴァーチャル世界で再現することを思いつきました。デンケル教授はアルテミスの神殿が展示されている世界の博物館を見てまわり、情報を集め、まず、神殿を三次元のオンラインで再現しました。

教授の学生たち、セレン・フェム・ギョンギュルデュさん、エジェム・シザン・ウラシさん、デニス・ナズ・デミルタシュさんもこのプロジェクトに参加しました。3人の学生たちはツアガイドとして、ヴァーチャルの古代都市に登場しています。

ケルスス図書館、アルカディア通り、競技場、港、アゴラ、セラピスの神殿、ハドリアヌスの神殿、アンドロクロス記念碑など、この古代都市の最も重要な建造物を、教授と学生たちはヴァーチャルに創造しました。

ヴァーチャル・リアリティの眼鏡をかけてアクセスできるヴァーチャルのエフェスの遺跡では、ユーザーは通りを歩き、建物の内部に入ることができます。

ヘレニズム時代とローマ時代の最も輝かしい時代に存在した都市エフェスは、263年にゴート族に破壊されました。その後、都市は放置され、廃墟と化しました。世界七不思議のひとつとされるアルテミス神殿の破片は、持ち去られ、世界中の博物館にあります。


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ロシアがトルコからのトマト輸入量を増やした

2023年07月24日 | 経済
7月24日 ロシアがトルコからのトマト輸入量を150,000トン増加したと、国内メディアが報じました。

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ロシア農業省の指令によって、年間輸入量が350,000トンから500,000トンに増加されました。ロシアはトルコにとって大きな市場です。トルコの生産者はこの決定を歓迎し、トマトの生産量は国内需要を満たし、ロシア市場に送るのにじゅぶんなだけあると言っています。

トルコは年間、1300万トンのトマトを生産しています。1月から6月の間に、トルコは3億2500万キロのトマトを諸外国に出荷し、3億2600万ドルの輸出収入を得ています。

ロシアはトルコの果実・野菜輸出業者にとって、重要な市場です。「トルコ輸出会議」(TIM)のデータによると、トルコのロシアへの果実と野菜の輸出は、2023年の上半期、昨年の1月から6月に比して97%増え、4億9800万ドルになっていました。

ロシアへのトマトの輸出は、2021年は6800万でしたが、昨年は3300万ドルに減少したと、「エーゲ海生鮮果実・野菜輸出業者協会」のハイレッティン・ウチャク会長がデュンヤ紙に語りました。「私たちはロシアへのトマトの輸出は復活すると思っています。ロシアはまたトマト生産者にとって最大の輸出市場になるでしょう」


気象危機がオリーブの生産に打撃を与えている

気象危機と異常な天候が、トルコの主要なオリーブ生産地のひとつ、西部マニサ県アクヒサルに打撃を与え、今年のオリーブ生産は昨年に比して87%減少するだろうと思われます。地元ではこれを「オリーブ災害」と言っています。

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トルコが必要とするオリーブの70%を供給しているアクヒサルは、今年の4月、気温がマイナス6度まで下がり、4月に大雨が降るという気候変動のため、オリーブの収穫が大きく減少しました。

オリーブ農家はいま、オリーブの実はわずかで、葉ばかり茂っている状況に直面し、債務と畑の維持費に頭を悩ませています。「オリーブ災害」はマニサ県に限らず、近隣のイズミル県、バルケシル県にもひろがっていると、農夫たちはミリエット紙に語りました。

「アクヒサル農業会議所」のアフメト・アクブーア所長は、今年は、オリーブ油の値段が1リットル250リラになるかもしれないと警告し、「この地方でこんなひどい状況になったのは初めてです。需要をカバーするのにじゅうぶんなオリーブ油は、倉庫にも保管されていません」と付言しました。

アクブーア氏は、通常、3か月つづくオリーブの収穫期は、今年はおそらく1週間で終わるだろうと指摘し、昨年のこの地方の収穫量は400,000トンだったが、今年は50,000トンだろうと言っています。


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トルコはロシアが穀物協定交渉のテーブルに戻るよう努力中

2023年07月24日 | 国際
7月23日 トルコは世界的食糧危機を防ぐ「穀物回廊」を維持するために懸命に努力していると、トルコのハカン・フィダン外相は強調し、ロシアが話し合いに参加するよう訴えました。

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「われわれトルコは、ロシアは話し合いに参加すべきだと率直に考える。他の解決策は安全性に欠ける強制的な解決策になるだろう」と、フィダン外相は、7月21日、ヴェネズエラのイヴァン・ギル外相との共同記者会見で語り、双方が合意できる解決策を見つけることが重要だと力説しました。

世界市場に3300万トンの穀物の輸出を促進した穀物協定は、7月17日、ロシアが協定から撤退したため、暗礁に乗り上げています。「国連とトルコは協定を復活させようと努めている。ウクライナ側も解決策を模索している」とフィダン外相は言いました。

フィダン外相は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長とロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相との会談で、ロシアが穀物協定を撤退した理由と、調停のためにできる対策を話し合いました。

「われわれはロシアが話し合いのテーブルに就き、その要請が応じられ、両サイドがウインウインで収まるよう努力している。この危機ができるだけ早く解決されることを願っています」とフィダン外相は明言しました。


火災消火に助力したトルコに、ギリシアが感謝

ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相が、トルコの助力に、ギリシアとして感謝の意を表明しました。

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猛暑がひろがって、息苦しいような気温に包まれているギリシアは、ほぼ1週間燃えつづける山火事を鎮めようと奮闘中です。

トルコの消火航空機2機とヘリコプター1機が、7月22日、アテネに到着し、森林火災の消火活動に助力しました。9人の消防隊員を乗せた消火航空機とヘリコプターは、アテネのエレフテリオス・ヴェニゼロス空港に到着しました。

「消火航空機2機とヘリコプターを送り、森林火災の消火に助力してくれたトルコに感謝申し上げる。ありがとう、トルコ」とミツォタキス首相は、7月21日、ソシアルメディアに投稿しました。ギリシアの外相もトルコの助力に感謝し、「消火に助力し、厳しい山火事と戦うギリシアを助けてくれて、ありがとう」と言っています。

7月23日の予報は、強風が消防士の活動を妨げ、ロードス島では燃え上がる炎を鎮圧できないだろうと予想されます。ロードス島はギリシアの最も人気のある観光地のひとつで、とくにイギリス人、ドイツ人、フランス人が多く訪れますが、彼らの多くは、いま、火の来ない方向へ急いで移動中です。


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