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トルコの花の絨毯がブリュッセルの大宮殿に展示された

2014年08月17日 | 文化
8月18日 60万輪のベゴニアの花でつくられた、トルコ・ウシャク製の巨大なカーペットが、トルコ人のベルギー移民50周年を記念して、ブリュッセルの中心の大宮殿に展示されました。

Hurriyet

1800平米のカーペットは長さ75メートル、幅25メートル、4日間、120人のボランティアによって展示されます。
8月15日から17日まで、大宮殿からでも、市庁舎のバルコニーからでも見ることができます。


「トルコのシリア難民支援に他国も協力するべきだ」トルコの救援当局

8月15日、トルコの難民支援当局が「120万人のシリア難民、とくにキャンプの外で暮らしている難民たちへの支援を世界が分担するべきときだ」と語りました。
エルドアン首相(まもなく大統領)のオープンドア政策によって、ここ3年間、膨大な数のシリア難民が内戦を逃れてトルコに入国しています。

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ボスフォラスで水泳を楽しむシリア人少年たち。8月8日、イスタンブルのカバタシュで


トルコの災害・緊急管理局(AFAD)によると、いま、28万5000人のシリア人が東南部の難民キャンプで暮らしていますが、91万2000人はキャンプの外のトルコ全土に散らばっています。彼らと地元民との軋轢も起こってきています。

AFADのフアト・オクタイ局長はイスタンブルで記者団に、トルコのこの困難に国際社会も助力すべきだと訴えました。「国際社会は自分たちがなすべきことを知らなければならない。国際社会はトルコの重荷を分担すべきだ」

「トルコはシリア難民のために35億ドルを費やしてきたが、国際支援は2400万ドルしか受けていない。トルコ国内に新しいキャンプを建設し運営するという支援もできるはずだ」とオクタイ局長は言いました。「街をうろついているシリアの若者たちのために、学校を建ててもよい。難民の4分の1は学齢にある」

「いま、トルコにとって重要な政策は、イラク国内の難民を助けることにある。トルコはいま、テロを逃れたヤジディヤテュルクメンたちのために、イラク領内に3つのキャンプを建設している」とオクタイ局長は言いました。


マルマラ大地震から15年。被災地で記念式典

1999年、トルコ北西部マルマラ地方を襲った大地震は、死者1万7000人以上、トルコ近代史上、最悪の被害を出しましたが、被災地では15周年を記念する式典が催されました。大地震が起こった午前3時2分に、海に花が投げられ、地震記念碑には花輪が捧げられました。

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1999年、マグニチュード7.4の地震は死者17、480人を出す結果に。


被災地が人口密度の高い工業地帯だったために被害も大きく、死者1万7480人。45秒間の地震で、28万5000戸の建物が倒壊し、60万人が家を失い、社会的・経済的復旧に何年もかかりました。

フィクリ・ウシュク科学・産業・技術相、ブルサ県のミュニル・カラルオール知事、公正発展党(AKP)コジャエリ選出のイリヤス・シェケル議員、ギョルチュク町のメフメト・エリベシュ町長、国立地震観測センター所長ドーアン・カラファト博士らが式典に出席しました。

「若い人たちは地震の被害を忘れてしまっている。地震の危険に関する若者の教育が必要だ」とカラファト博士は言っています。


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