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2015年、憲法が改正され、大統領制が変えられるかも

2014年08月18日 | 国内
8月19日 ビュレント・アルンチ副首相は土曜、2015年の選挙後、大統領制が変えられるかもしれないと発表ししました。アルンチ副首相は、北イラクのRudaw TV に、「われわれは大統領のありかたはもっと柔軟性があってよいと考えているから、大統領制の検討もあるだろう」と語りました。

 Sabah

アルンチ副首相はまた、「国会で憲法改正にじゅうぶんな議席を得れば、2015年の選挙後、新しい憲法が導入されるかもしれない」と言いました。

副首相はまた、「現大統領アブドゥラ・ギュル氏が任期を終えた後、首相になることはあり得ない。なぜなら、ギュル氏は国会議員になる必要があるが、2015年の選挙前にはなれないからだ」と言いました。


中央アナトリアで盗掘者がローマ時代のモザイクを破壊した

中央アナトリアのカラマン県サルヴェリレル地区で、宝探しの盗掘者たちがカタピラー式の発掘機を使って、地下のローマ時代のモザイクを破壊してしまいました。この悪事は、夏休みで帰郷していた1教師の通報で明らかになりました。

 Hurriyet

最近、盗掘を始めた容疑者たちは、150平米のエリアを掘り、地下1メートルで、このモザイクの建造物と壁にぶつかったようです。彼らはさらに地下4メートルまで掘ったため、モザイクは相当な損傷を受けました。

休暇中の教師ユジェル・オズユルトさんと親族は盗掘現場を見て驚き、カラマン博物館に通報しました。すぐに博物館のアブドゥルバリ・ユルドゥス館長とカラマンオール・メフメトベイ大学考古学部のエルジャン・アシュクン准教授が、村に調査に駆けつけました。

ユルドゥス館長は、建物は3世紀か4世紀のローマ時代のもので、盗掘されたエリアは建物の入口部分で、中心部はもっと地下にあるだろうと言いました。モザイクは建物の庭園か中庭のもので、建物は宗教施設か、当時のしかるべき人物の家と思われます。

このモザイクはカラマン地方ではこれまで見られなかったユニークなものです。発掘を行えば、観光地にもなるだろうと、ユルドゥス館長は言っています。

・・・盗掘者がモザイクを破壊したことは大罪ですが、この遺跡を発見したのは盗掘者だったわけですね。それにしても、掘れば遺跡のアナトリアですね。


マルマラ海でフェリーが暴風にあって、17人負傷

8月17日、ブルサのムダンヤ港とイスタンブルを結ぶフェリーが暴風に会い、10数人の乗客が病院に運ばれました。暴風警報が出ていたにもかかわらず、午後18時45分、ムダンヤを出たシーバスが、マルマラ海の南岸沖合で、激しい風と強い波に会いました。

 Hurriyet

強い波が窓を割ってガラスが散乱し、フェリーはムダンヤに引き返しました。17人が近くの病院に運ばれました。8人は割れたガラスでケガをし、その他は濡れた床で滑って転んだりした人でした。目撃者によると、揺れが収まっても、嘔吐したり、めまいを起こしている人がいました。

乗客たちは悪天候に逆らって船を出した船長を批判しました。「船は満杯でした。ムダンヤを出てすぐ、揺れが始まりました。この暴風に、船長がなぜ船を出したかわからない」と乗客の1人ユルマズ・イエシルウルマクさん。
イスタンブルのボスタンジュ、イエニカプ、カバタシュとムダンヤ、アヴシャ、エルデク、アルムトゥル、テキルダーを結ぶシーバスやフェリーは18日朝、欠航になりました。

・・・イスタンブルからブルサに行くシーバスには、私も何度か乗っています。みんな怖かったでしょうね。フェリー会社も人命第一でお願いします。


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