ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ねむの木のこどもたちとまり子美術展

2007年06月27日 | 一寸そこまで
             イワタバコ
       皇居東御苑の滝の淵で咲いていました
             左は滝の流れ

昨日は私にとってとても贅沢な一日でした。念願の「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」を見に東京に日帰りで行ってきました。主人も誘ったのですが「東京に行くなら相撲を見たい」と言うので9月場所に行こうと言う事になり、この度は私一人で行ってきました。

立花始発に乗り、これも新大阪発の始発を利用したので、東京には9時に着きました。1月の「富士山を眺める旅」の時は車窓からの眺めは土色でしたが、昨日は田植えも終わり緑の絨毯が広がっていました。何時もは指定席を取るのですが、この度は始発でもあり、空いているだろうと指定席は取りませんでした。検札が来るまでは寝てはいけないと待っていたのですが来ないんです。考えてみれば何処に座っても良いのですし、切符がなければ改札を通れないのですから当たり前なんですけど習慣って恐ろしいものですね。

東京駅からは東京メトロの日比谷線で六本木で降りれば直ぐと、頭に叩き込んできたのですが、日比谷線がありません、駅員さんに訊ねて「丸の内線で次の銀座で乗り変えて日比谷線に乗る」と教えてもらいました。東京から六本木まで通しで買って160円、近いんだな~と感じました。六本木について「森ビルはどちらの方向ですか?」「森タワーですね?」何しろモグラのように地下に居るものですから方向がわかりません。3人ぐらいの人に聞いて、若い人たちにこやかに親切に教えてくださいました。

10時開館の10前にカウンターに着きました。時間が早いので暫く此処で待ってくださいと言われますので「お手洗いは?」「右手の奥直ぐ其処です」行けども行けども道なりに曲がってもありません。諦めて引き返そうかと思ったときにやっと見つけました。関東人の直ぐ其処は、田舎の人の直ぐ其処と一緒でだいぶ距離があります。もう一度他の場所でも「直ぐ道路中央にあります」これもぐるぐる回って解らず、もう一度他の人に聞いたぐらいです。

オフイス側への出入り口は厳重なガードです。駅の改札の切符タッチ機の胸位迄の高さのある機械の間をカードを通してオフイスに入っていました。胸にはネームカードをぶら下げていました。一社、株主総会のようで、何かあったときの為でしょうか、必要以上と思われる人数の社員が整列していました。

美術展は盛会でした。思っていた以上の人出でした。無料と言う事もあったのでしょうが、東京は人も多いからでしょう。若い人が多かったのも想定外でした。

どの絵も素晴らしかったですが、それ以上に、まり子さんの一人ずつの紹介文が素晴らしかった。子供たちと正面からぶつかっている、そして愛情を一杯注いでいる、子供たちもそれをしっかりと受け止めている事が、ひしひしと感じられました。たとえ障害を持って生まれても、愛情一杯貰って居る、ここの子は本当に幸せだろうな~と感じました。

どの子の絵にも何処か共通したところがあるのは、先輩の絵を見て、書き始めているからでしょうね。淡いタッチの子と、原色を使ったはっきりした絵と、大胆な絵と、はんこを押したような連続模様が気の遠くなるほど細かく書き込まれた絵と、それらが組み合わさって、それぞれの個性が出ていると思いました。もう一つ、おかあさん(まり子さん)を描いたのが多いのと、絵の中の何処かに描いた本人とおかあさん(まりこさん)が描かれている事です。

何万点とあるそうですから、選ぶのも大変だったでしょう。
                          続く・・・

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