武庫之荘・ダヴィンチの前 絡まる蔦の紅葉が綺麗! (12-11-3)
いよいよ選挙戦が始まりました。今日は、行きも帰りも、重い本を背中に背負っ
て、図書館まで歩きました。道端の選挙の告知板のポスターが貼られています。
「小選挙区制」に変わったころは、今ほど政治に感心がなかったので、目新し
いものも良いかしらと、のほほんと考えていましたが、今は後悔しています。
「小選挙区」になって、自分の選挙区に、入れたい人がいないと言う結果が再
々だからです。
その上に、自分の選挙区だけではなく「あの人が落ちてよかった!」と喜んだ
のも束の間、「比例」で、ゾンビのように生き返ってきて、悔しい思いをする
のです。
この度は「野田元総理」も「比例」に登録しているそうですね。総理経験者と
しては初めてのことだそうですね。よっぽどの、危機感なんですね。16日が
楽しみでもあり、不安でもあります。
ヒア・カムズ・ザ・サン 有川 浩
初めに編集部の記事と言う、下の分が、初めに出ていたために、なんだか、身
構えて読んだようです。「なんの事?」って…。
読んでみれば、「ヒア・カムズ・ザ・サン」と「ヒア・カムズ・ザ・サン パラレル」に
分かれていて、初めの部の登場人物が一人の違った人の登場によって、その
行動が異なる、と言うことらしい。
ヒロイン・カオルは編集者。両親は20年前に離婚して、カオルは母と日本に、
父はアメリカにいる。そのアメリカにいる父が20年振りに帰国するというお話。
この1部では、真の父は出てこない、仕事上も,HALと証して、脚本を書いてい
るが、世間に顔を出さず、学生時代からの親友を身代わりとして立てると言う
生活を送っている。
幼い頃のカオルはその男を父だと思って、なついていた。成人した今は、知っ
てはいるが、その人が父として、日本に帰国することに異存はない。
しかしアメリカで名を馳せているHALがカオルの父であると知った、勤め先
の出版社が、記事にしようと動き出すが、実際に現れたHALが、アメリカの
作家協会の写真と違っていることから、話がこんがらがってくる。
2部(パラレル)では、実父(晴男)が登場する、失明間じかとなり、目の見える
うちにと20年振りに日本に帰ってくる。しかし、あいも変わらず、口からでまか
せの嘘を語る父親を見て、我慢できなくなり、父と語る事を拒否し、家から出
て行くようにと言う。実際は、日本に帰ってくる費用を作るだけでも精一杯だっ
た父親は泊まる所に困る。それを察した、カオルの結婚相手・真也が、自宅に
招き宿を提供する。真也が中を取り持ち、カオルにあって話すように勧める。
カオルは「今までついてきた、嘘を詫びてくれれば、会う」と言う。真也の携
帯で二人っきりで話し、真実を告げた父親は、日本最後の夜は、カオルの家で、
過ごす。
アメリカに戻る父親(晴男)を見送りに来た真也は、カオルに真実を告げ、詫
びた父親(晴男)を「あなたを尊敬します」「…… この世にカオルをありがとう
ございます」と礼を言う。それを聞いた父は「俺の娘を頼んだからな!」と怒鳴
って、出発ゲートに吸い込まれていった。
1週間が過ぎました ↑ 応援の人 ↓ 楽しんで走る人