ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

二条城の桜と上村淳之展

2013年04月16日 | 一寸そこまで

            「二条城の桜」 木姿が 私好みで良い     (13-4-15)






4月15日(月) 13日の土曜日に、先日間違った、京都高島屋の「上村淳之展」
にいくつもりだったのに、あの地震騒ぎです。一日おいて、月曜日にいきまし
た。

計画した時点では「二条城の桜」は7分咲きでしたが、前日には「満開」にか
わっておりました。JRで行き京都バスを乗り継いで二条城にいきました。外
人さんと修学旅行生が目に付きました。

私は二条城は初めてだと思っていましたが、廊下が「鴬張り」キュキュと鳴る
ので、思い出しました。戦前小さかった私は、ここに来たことがあるのです、
ほかの事は何も覚えていないのですが、「鴬張り=啼く廊下」と言うのは覚え
ていて、でもそれが何処だったかを覚えていなかったのです。

この音を出す廊下は、曲者の所在を知るためのものだと教えられてのも、思
い出しました。

それから、襖絵が「金色」「飾りや襖の取って」も全て「金」です。「昔の日本は
よっぽど金がとれたん? 何処もかしこも金だらけ、趣味悪いな~」と言いま
した。

丁度そこに修学旅行の中学生を案内してきたタクシーの運転手さんが、話す
のが聞こえました。「昔は電球がなかったから、行灯と言うものに芯に油をし
みこませて、火をつけていた。でも倒れると火事になる。だから出来るだけ、
数少ない行灯で明るくしたい。そこで襖を金張りにした。火の光が金に照りか
えりで、部屋が明るくなると言う考えから、襖は金を使っている」

な~るほど、趣味が悪いのではなくて、実用的な理由があったのだ、と私も勉
強させていただきました。















庭にでました。お目当ての「桜」です。一寸時期を逸した感もありましたが、
まだまだ八重咲きは綺麗でした。それと桜の下草として生えている「タンポポ
の黄色」が薄いピンク色の桜に良く合っていました。

櫓跡の石段の下から、数十段あるのを見て、「どうしよう?」と考えていまし
た。その気配を察したのか、下りてきた外人の女性が「ナイス ビュー」とニ
ッコリと語りかけて来ました。「そういわれれば登らんわけにはいかんな~」
と主人。オイコラオイコラと上りましたよ。

    






気が付くと1時を廻っています。お腹も空いています。次の目的地に移動しま
した。四条河原町の高島屋、7階の食堂街へ、もう2時ですから、「サンドイッチ
とコーヒ」で軽く済ませることにしました。



見たかった「上村淳之展」よかったです。絵の中の鳥たちが話すと言う口調で、
絵の説明が添えてありました。こんなことは初めてですから、新鮮で、親切だ
な~と感心しました。

「ならの「松伯美術館」の存在は知っていましたが、京都にも「京都花鳥館」
(淳之とマイセン陶器)と言うパンフレットを見つけて、行きたいところが又
増えました。

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