屋久島の「縄文杉」は周知の事実ですが、それより大きな杉があると
地元では「伝説」として語り次がれているというのです。しりません
でした。それを確かめようと、行動を起こしたテレビのようでした。
人の入った地域では見つかりませんでしたが、人類未踏の山の中に、
それはあったのです。
これは特殊レーダーとクローンではじきだされました。初めは大きな
木は無数にあり、「高さ」「広葉樹」「針葉樹」を除き、「川の上」「崖の
上」等杉は生えない場所を除いても12000本あったそうです。
航空写真とレーダーをつき合わせて、巨木らしいのは300本ありま
した。地道にひとつひとつ調べても、「縄文杉」より大きな杉はありま
せんでしたので、場所を未踏地に変えて見つけたそうです。
「これは大きい!」期待をこめて「幹」を測るが、「縄文杉」に及ばない。
見つけた、このたび「天空杉」と名づけた杉も太さはかないませんが、
毎年太くなるし、「天空杉」のほうが若いから、太るのではないでし
ょうか?
唯、「天空杉」の生きている場所は、公表しないそうです。人類未踏
の困難な場所にありますし、難しい場所柄、人身事故の起こる可能
性を避けるためだそうです。
屋久杉はどうしてこんなに長生きなのか? それは屋久島自体が岩
地で、杉の根は岩を包み込むようにして生えています。岩地故に雨が
降ると水は吸い込まれることなく」岩地を流れます、小さな流れが集ま
って、滝となり、凄い勢いで流れます。全てを流れと共に持っていく水
ですが、岩の上に立つ屋久杉の幼木は流されなくてすみます。
私は杉や苔の生えている屋久島の山を歩いた経験を持ちます。故に
テレビに映る光景が、実感として感じられたと思います。
縄文杉 高さ=25.3m 直径=5m 幹周り=16.4m
天空杉 =45m =4m? =12.43m
杉の寿命は50年といわれており、1000年以上のものを「屋久杉」
というそうです。
もう一度屋久島に行きたいと思っていましたが、テレビを見てますま
す行きたくなりました。でも歩いた「屋久杉ランド」の80分コースなん
て無理でしょうね。「くぐりすぎ」「双子杉」見ましたね。
「紀元杉」はちょっと離れていますので、自動車で行きました。初め、
地元にいる主人の従弟に案内されたときは柵はありませんでしたが、
二度目にいったときは柵があり遊歩道もついて、側に行き触ることは
できなくなっていました。
保全のためとはいえ、こんなに囲まれてしまうと、魅力半減ですね。
息子の写真を見ると「縄文杉」も、囲まれていますね。