ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

鶴見公園「咲くやこの花館」

2009年03月11日 | 一寸そこまで
  




       ラン展をしておりました  私が形が珍しいと思ったランです 
               (大阪・咲くやこの花館 09-3-11)



日の出が早くなり、日の入りが目に見えて遅くなりました。お彼岸が近づいたのですね。今日は息子の家に行く前に、1駅乗り越して「咲くやこの花館」に行きました。うろ覚えの鶴見緑地公園です。

「花の万博」(1990年・平成2年)が行われた時は花いっぱいだった駅前も、今は形だけそのままで花はありません。「花博」が終わってから一度来たことがあるきりです。外園も風車があってその周りにチューリップがいっぱい咲いていましたから、行ったのはキット春だったのでしょう。チュウリップはまだ早いにしても日本庭園とかに行ってみたいと思っていましたが、「咲くやこの花館」だけで時間がいっぱいになりました。

館の入り口に、4月1日からは大阪市内の人以外は65歳以上でも有料になると書かれたちいさな看板がひっそりと立っておりました。私は外部の人間ですから、500円を払いましたよ。500円を払っても見ごたえはありました。

「花博」の時アチコチに小さなステージがあって、そこで色んな踊りなどが催されていました。当時、私は太極拳を習っていましたので、太極拳の舞台をお見せする為に、何度か此処に来ました。舞台のあとは自由に見物しても良かったのですが、そのときは「青いケシ」は大変な人気で「咲くやこの花館」は長蛇の列でした。

だから、「花博」が終わってから「青いケシ」を見に来たことがあります。そのときの美しさが忘れられなくて、もう一度見たいと切望しておりました。今日は残念なことに「青いケシ」は咲き切っておりました。常時見れるように栽培を心掛けていると聞いていましたが、よっぽど運が悪かったのでしょう。

館の中はお花がいっぱい、パチパチ写しておりますと約束の時間が迫っても半分も見ていません。私は外苑に出て、孫に遅れる旨電話しました。

そして、この近所から2人「唱歌の学校に通っている方があるのだわ」と何気なく考えておりました。電話を終えて館内に入ったとき、私に近づいてくる人があるのです。「どうして此処まで?」と私に声が掛かりました。マスクをしておられたので何方かわからず、私はきっと怪訝な顔をしていたと思います。

何と!何と!今私が思い描いていたご本人が目の前に立っておられるのです。こんな事ありますか? もし何秒か電話が長くとも短くともご対面は無かったのです。「まぁまぁ…」と話しが弾みます。ご主人がお待ちのようでしたので、早々にお別れしましたが、思いがけない所で思いがけない人にお会いすると言うことは、本当に心がほっこりとするものですね。良くぞ、声をかけてくださいました。

丁度「ラン展」もしていましたので、珍しい品種も見て、約2時間おりました。その代わり外園は見る事が出来ませんでした。今度は春の盛りに一日かけて見に来たいな~と思いました。

館の外に出たのは良いのですが、西も東もわかりません。さて、息子の家がどの方向にあるかがわからなくなりました。丁度、ウォーキングをしておられるご夫妻を見つけて「鶴見警察」の方向を訊ねました。丁度そちらに行かれるというので、一緒に歩かせていただきました。鶴見警察の前までご一緒してくださいましたので、其処からは迷わずに行くことが出来ました。

思いがけない人にお会いしたり、ご親切に道案内していただいたり、なんとも嬉しい一日でした。
                               (997回)

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