ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

日本の唱歌

2007年10月26日 | 今日この頃
          (見~つけた 07-10-25)
            名前は解らない
        背の高い木で 枝先に揺れていた

ヨーロッパ旅行などがあり、1ヶ月ぶりの唱歌の学校である。生憎な事に、出かける頃に雨が強くなり雷まで加勢した。雨が降れば出かけなくとも、家でじ~としていられるご身分なのに、何でわざわざ出かけるの?休もうよ!とギリギリまで迷った末にやっぱり出かけた。迷っていた為に歩く時間はなくなり「さくら夙川駅」まで乗る事にした。

皆さん雨にも関わらず出席。1ヶ月間も思いっきり声を出していないので、気持ちが良かった。早速「07年忘年会」のチラシを頂く。泊まっても、日帰りでも良しの何時ものプラン。私達グループは日帰りにしようと決める。

楽しみにしていた公演のお話。あの毎年お正月にテレビで放映されるニューイヤーコンサートの会場ですよ。ウイーン国立歌劇場です。80人ほどの参加だったそうです。羨ましい!

客席数1600人に1500人の入りで大成功だったそうです。素人の歌にお金が取れるわけはないので勿論無料です。いわば趣味の会にお客様が1500人も集まってくださったと言うわけです。

宣伝やチケットはどのようにして? 小さなチラシを作って其れをスーパーとか人の集まるところに置いて置くんですって。其れを持って当日会場に行けば無料で入れると言うわけです。

催しが「日本の歌」という事で珍しいと言うこともあるでしょう。日本でも「国立劇場」で無料の催しがあるとします。「国立劇場」ですから、普段いい催しをする為にチケットは高いからと二の足を踏んでいる人でも、一度は「国立劇場」の中に入ってみたいと思えば、無料のチャンスは逃しませんよね。其れと同じで、彼の地の人でも、「国立歌劇場」に入りたいけど・・・と言う人にとっては絶好のチャンスではないですか?。そういう方々が足を運んでくださったのだと思うんですよ。そんな一寸意地悪な事を考えながらお話を聞いていました。行けなかった私の僻みでしょうか?

先生たちは楽団との打ち合わせとか、色んな連絡の為に1週間前に現地入りされたそうです。「唱歌」と言う言葉を説明するのに「日本の子供はこの歌を皆歌えます。唱歌とはそんな歌です」と説明したそうです。すると「その可愛い子供たちは何時来るのですか?」と聞かれて「50歳以上(多数は70歳前後)ですとは言い難かった」ってのりこ先生は笑っておられました。

のりこ先生はソロもなさったわけです。普通、のりこ先生は下手(向かって左)から出られるのですが、「国立歌劇場」は上手からの登場で一寸勝手が違ったそうです。其れは楽屋が上手側にあったからだそうです。

楽屋と言えば、世界的に有名な人の楽屋はホテルの一室のようで、各部屋に練習が出来るようにピアノがあったそうです。

のりこ先生は舞台であがる人間ではないと思っておられたそうですが、この度は「マリア・カラスも此処で歌ったんだ、その舞台に立っているんだ」と思うと上がったそうです。

最後の海外公演も無事終わりました。今度は新春の「シンフォニーホール」で大阪フィルオーケストラをバックに歌う会が1月にあります。「ドナウ」は好評で毎回歌います。オーケストラと一緒に歌うなんてことはめったにありませんから、初めの内は喜んで参加していました。近頃は休みがちです。でももう一度ぐらいは出てみたいな~と思っています。来年ぐらいは出ようかな~、年々声も出なくなるしね~・・・ 目下、考慮中。
                           (540回)
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