ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

カルガモ農法

2007年07月26日 | テレビから
           宝塚(デュランタ)
       れいこさんの花が咲き始めました。
      れいこさんが倒れて、間もなく2年です
   眠り続ける貴女はどんな夢を見ているのでしょうか

「夏の朝曇り」だったら、その日は暑いよ。朝日が昇って、でも何となく日は差さなくて曇っている。静まりかえった庭、ソヨとも動かない葉々。其処に遠慮がちのせみの声。そんな庭を眺めている時「夏だな~、今日も暑いよ」と、夏日を予感する。

四国の無農薬でみかんを作っている会があります。其処からみかんを取るようになってから、もう何年になるでしょうか。初めは細々と始まったようです。NHKのテレビで知った時「昔ながらの甘酸っぱいみかん」と言う事で申し込みました。ただ無農薬ですから、大きさが一定ではありませんし、見場も良くありません。味が濃いものですから、気をつけて重なりを変えないと黴てしまいます。だから少量ずつ、数回に分けて頼みます。それも予約制で前もって日にち、量等を申し込んでおかなければなりません。欲しいと時に欲しいだけと言うわけには行かない不便さがあります。

ジュースも取っていたのですが、飲む人が無くなって止めました。孫達は今の甘いだけのジュースのほうが好きのようでした。

通信も初めは手書きをプリントしたものでしたが、印刷になり今はカラーです。それだけ会員も、作る人も増えたのでしょう。

そして今度は「無農薬米」の販売です。新米を一度買った事があります。我家では「お米」は割りと良いお米をお米屋さんに持ってきてもらっています。その値段もスーパーで買うものより高いのですが、それより「無農薬米」は運賃を入れれば1.5培位します。

先日のお便りでは「カルガモを使った無農薬米」の案内が来ました。勿論、高値ですが、四国は暖かい土地柄、8月の末には届くというので、一番小さな5キロを申し込んでみようかな、と思っていました。

タイミングよく、NHKのプロフェッショナルと言う番組の「カルガモ農法」の達人のお話を聞きました。

その方が始めての人ではなく、前にもう1人の方が居られて、教えを請われ、後にこの方が色々研究されて世界でも「カルガモ農法」の第一人者として認められているそうです。

失敗があったから今があるので、一番辛かったのは、経過を話す仲間がいなく、ただ1人だった事だそうです。今では外国からの引き合いも多いそうです。

カルガモは思ったより小さいんです。孵化器の中で孵化させます。浅い水に入れて泳ぐ練習もさせます。そうして水田に放しても、初めはカラスの食用になってしまったり、他の小動物に襲われたりと失敗を重ね、今は電流を流した線で周りを囲むようにしています。

カルガモが雑草や、水中の虫を食べて、糞をします、その糞が肥料になるんです。草を食べる時、稲を痛めないかと思うのですが、出来るだけ大丈夫に育った時、カルガモを放すそうです。稲を突く時もあるが突かれた稲はそれが刺激になって大きく成長するという。

田植えの手間を省く直播を考えて試行錯誤しているそうです。そこで繁茂するのが稗です、稗は苗より成長が早い為、養分を先取りしてしまう天敵です。所がカルガモは雑草を食べてくれるのですが、稗だけは絶対食べないそうで、生まれて間もない頃から与えてみても絶対食べなかったそうです。

御用が済んだカルガモは食肉として出荷するそうです。最後まで人間の役に立ってもらったカルガモ君,、哀れと言うべきか、有難とうと言うべきか。

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2 コメント

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Unknown (いっさ)
2007-07-27 10:05:27
デュランタ・宝塚、この花のつもりで買った鉢植えが薄い花色のデュランタでした。簪のようできれいですね。お米ですが、車で40分ほど離れた農家の人が毎週お米と野菜売りにきてくれます。雨の日も風の日も休まず30年です。時には魚沼産コシヒカリ、カルガモ農法のお米でご飯を炊いて出しますが、味の違いのわかる家族がいないのであまりこだわらないで今日まできてしまいました。
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Unknown (ちっち)
2007-07-27 22:17:16
いっささん
「宝塚」はどんどん大きくないます。あまり大きくなると扱い難いので、花後に切り詰めますが、今も1.5mぐらいあります。「麺類」の大好き旦那様は「米」には感心無しですね。
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