ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

第59回大的全国大会(通し矢)

2009年01月18日 | 一寸そこまで


三十三間堂に「楊枝(やなぎ)のお加持(かじ)」を受けるのと「通し矢」を見る目的で行って来ました。昼から雨と言う事で早く行って早く帰ろうと思いました。

まずはご本堂にお参りしました。此処のご本尊様のお顔はとてもいいです。奈良の大仏さんとは比べ物になりませんが、観音様としては大きいほうだと思いますよ。

15分ほど列に並んで「楊枝のお加持」を受けました。本尊のご宝前で7日間お祈りした浄水を、やなぎの小枝で参拝者にそそぎ、無病息災・厄除開運のご利益を授けていただくのです。

浄水をパラリと頭に掛けられるのかと思えば、コツンと言う感じで小枝が頭に触れました。実際に受けてみないとわからないものですね。

通し矢を見に行きました。まず集合場所へ、始は男子の部です。

 何と地味な光景 一寸ガッカリしました 男は白と黒と決まっているのでしょうか  
                 参加数 908名


       足がかりのいい木?の上に登って撮りました
人垣が何重にもなって弓の先しか見えません。「折角来たのに…」と思っていると。木組みが在って、そこに登ってみている人が居ました。「見えますか?」「見えますよ。折角だから見てみますか?」「見たいです」その人は降りてから「私が支えてあげますから」と付き添ってくださいました。一人ならもっと沢山撮りたかったのですが、人様の親切に甘えているのですから、2枚だけとって、一寸見ておりました。心から「有難うございました」とお礼を言いました。

女性は11:20分からですから、1時間ほど時間があります。その間に腹ごしらえをしておこうと思いました。何時もは静かな前庭に屋台が並んでいます。私は「焼き蕎麦」をベンチで食べました。


    女子のこの華やかさ  二十歳の春… 参加者数は 930名
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   上下が黒いのは1cmに満たない隙間にレンズを押し当てて撮ったからです 
               私の執念の一枚です


見学席に行きましたが、勿論見えません。矢が的に向かって飛ぶのは男子の時に見ました。一回に6人一組で矢も時間をおかずに6本、1人2本ですから12本が目の前を飛ぶのです。当たったか当たらないかは、直ぐ表に○Xで現れます。私が見ている間には○は一本だけでした。

せめて弓を絞る音、矢が放たれた音ぐらい聞いて帰ろうと思いました。「キリキリ…、シュッツ」と言う音は聞こえました。でも悔しい。見てみたい。私は又本堂に戻りました、薄暗い回廊を人の波に逆らいながら、どこか見えないか…。見つけました。戸板の隙間を見つけたのです。1センチとありません。でも目を近づけるとはっきりと見えます。見えるという事は写ることでしょう?夢中で撮りました。

薄暗い所に私がうずくまっているものですから、不思議に思った人が近づいてきます「通し矢が見えますよ」「ウワ~ほんとに見える、これで十分やわ。有難う」って10人以上の人が喜んで見ていかれました。人様にお世話になって、又私も人様に喜んでいただいた一日でした。


     振袖の陳列ではありません  弓を番えた形を写しているのです  
左から3番目の人の足を見てください ちゃんと番える時の足幅になっています
          この人が一番上手なのかな? 
    一度でも弓を引いた私だからこんな見方をするのでしょうね


           弓を引くときは袂は襷でこのように束ねます 
          襷はもう少し太いほうがいいのにな~と思いました
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