今冬最低の冷え込み、5時、朝起きて室温を見ると5度でした。庭の水は凍っ
ていました。「えらい日に当たってしまったな~」と思いました。
今日は「ニューイヤーコンサート」のお疲れ様・お食事会です。その前に大阪・
池田にある「インスタントラーメン発明記念館」に行く為に9時10分阪急・池
田に集合です。8時前には家を出なければなりません。毎朝5時過ぎには起
きていますから、時間的な心配はありませんが、寒がりの私にとっては最悪の
コンディションです。
私はJRで大阪に出て、阪急に乗り換え池田に行きました。駅から10分ぐら
いでしょうか、立派な会館に着きました。発明王・安藤百福さんの像が、チキ
ンラーメンを持ってお出迎えです。
館に入りますと、番号札が渡されます。その数字が今日の私の全てです。
髪を纏めるバンダナは貰って帰れます
綺麗にセットされていますから 自分の番号のものを身につけます
番号順に2人1組になって行動します。
左のボールに粉を入れ、真ん中をくぼませて、油を入れ、粉が黄色くなるまで、
手早く手を左右に動かしながらなじませます。次に味付けの為の調味料を加え、
再び手早く満遍なく生地に液をなじませます。
一つにまとめて、麺棒で、体重を掛けて数回延ばします。大人の体重なら、申
し分なく延ばせますが、これが小学生ですと一寸無理だと思います。そのため
にスタッフが10人程います。私達の反対側には小学生が体験しています。
いよいよ右の機械に掛けて延ばします。機械を通した後、半分に折って、その
輪になったほうを機械に差し込み、延ばすと言う事を10回繰り返します。出
来るだけ早くまわすこと、止めてはいけないと言われました。これが中々の重
労働で、腕はだるいは肩は凝るはフーフー言いました。
次にその生地を方向を変えて4回通すとざらざらだった生地がツルンとした。
スタッフが生地の通る厚みを広げたと思う。それでなければ同じ機械でこうな
るはずが無いもの。
その生地をビニールの袋に入れて、ねかせます。その時間を利用して、滋賀
工場の、チキンラーメン製造工程のビデオを見ました。今まで手作業でフーフ
ー言いながらした作業を、そしてこれからする作業も、梱包するまでを機械が
全て行います。その現場に人影はありません。
発明当時は女性従業員がしていたようですが、今は人では無用です。
ここだけではありません、これから益々何事も人手は不要になり、機械やロボ
ットがすることになるのでしょう。あまり人口の減少を嘆かないでもいいので
はないかと思いました。人口が減っても狭い土地にゆっくり生きればいいので
はないですか、他国だって人口は数百万で、でも国として成り立っているので
す。減れば減ったでなり行くものなんではないですか、これ以上減ると、一寸
不自由と言うころには、自然の摂理で人口が増加するんのではないかと思って
います。又脱線しました、ゴメン!
寝かしておいた生地を再び機械に通し長~く、帯のように延ばし、それをラー
メンの幅にきっていきます。一人は機械を廻し、後の人が出てきた面を20cm
ぐらいにカットしていきます。1個100グラムになるように計ります。それ
をほぐして型に入れます。「今月はバレンタインの月なので、ハート型にしま
す、ラッキーですね!」とスタッフ。それが油で揚げられるのを、ガラス越し
に見学。
↑ ハートが4っつで四葉のクローバに見えません? ラッキーって感じです
↓ 左の空白に 絵をかきます 世界で唯一つのデザインのラーメンの出来上がりです
この絵は幼稚園児が書いたものではありませんよ。何十年ぶりかに私が書い
た絵です。孫達の書いているのを見ていると、絵って簡単に掛けると思ってい
ましたが、中々如何して描けません。お仲間いわく「○○さん(私)に似てるね」
ですって…。 これ自画像か?
面白い、楽しい体験が終わり、今度は宝塚に移動して、お食事でした。こちら
でも抽選で席を決めましたから、日ごろあまりお話しない方とお話できて、楽
しかったです。
私は皆さんと別れてJRで大阪に出て「パン」を買って帰りました。一日中冷
たい日でしたが、心の中はほっこりでした。
いつも計画を立ててくださる、ごとうさんに感謝です。